自然

2022年9月20日 (火)

フェーン現象

気象の話ついでに、フェーン現象について。
テレビのニュースワイドショーというんですか、そういうので、フェーン現象が話題になっていました。
湿った風が山を越えて吹き下ろして乾いた熱風となり、気温が上昇するという現象。
コメンテイターの人がトンデモなことを言っていた。
「山の上を通過するときは太陽に近いから暖められて降りてくるのかな」
ガクッ。もと理科教師としてはもう情けなくって、とほほ。
私、教師歴の最初の2年は中学校で理科を教えていました。第一分野と第二分野、両方とも。
中学理科の第二分野で、フェーン現象について話をしたよなぁ、ちゃんと。
自分で解説する気も起りませんので、参考サイトへリンクします。良い図もありますよ。

↓中学生向けの解説
https://school-turnup.com/p-18349/

〔質問〕
フェーン現象はなぜ起こるのですか?
〔回答〕
気温は「標高が高い場所に行くほど下がる」という性質があります。
その温度変化の仕方には湿度が関係していて、露点をむかえてからは「温度変化の割合が小さく」なります。
しかし、山を越えたあとの空気は乾燥していて、ふつうの割合で温度が上昇していきます。
したがって、山を越える前の気温の変化よりも、越えた後の気温の変化の方が大きくなります。
〔詳細〕
フェーン現象とは、水蒸気を含んだ空気のかたまりが山を越えるとき、
「山の風上側~山頂にかけて雨を降らし、風下側では乾燥して気温が高くなる」現象です。

①風上側から、水蒸気を含んだ空気が山を越えようと上空へ進む
②露点をむかえるまでは、「100m上昇すると1℃ずつ」気温が下がる
③途中で露点をむかえた後は、「100m上昇すると0.5℃ずつ」気温が下がる
④雲をつくり、雨を降らしながら山頂へ向かった空気の湿度は下がることになる
⑤山を越えた風下側では、「100m上昇すると1℃ずつ」気温が上がる

したがって、
〔風上側で下がった温度〕<〔風下側で上がった温度〕
となるので、風下側の気温が高くなってしまうということです。

↓気象庁
https://www.data.jma.go.jp/cpd/j_climate/hokuriku/column01.html
日本の気候 北陸地方の天候 フェーン現象

↓気象庁、子供向け
https://www.jma.go.jp/jma/kids/kids/faq/a3_04.html
フェーン現象って何?

https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%8F%BE%E8%B1%A1-172971
フェーン現象

風が山脈を越える際、風が山腹を上がる時は100mに付き約0.5℃気温が下がり、山頂を越えて吹き下がる時は100mにつき約1℃温度が上がる現象をいう。もともとドイツのフェーン(Foehn、ドイツ語表記では Föhn )地方でおきていた現象から命名されたようで、日本では夏の日本海側におこる熱波が有名である。平地に注ぐ空気が乾き、温度が高くなる為、パラグライダーにとっては思わぬ高度を稼ぐチャンスである。ただ、基本的に強く、山を越えてくる風の為、バンピーなコンディションであり注意が必要。冬の太平洋側でもフェーンは起きているのであるが、もともとがシベリアの寒気団であり、フェーンによる気温の上昇はあまり感じられない。

冬の関東の「からっ風」も一種のフェーン現象です。日本海を渡って水蒸気をたっぷりふくんだ北西風が、日本海側で雪を降らせ、乾燥して関東平野へ吹き下ろす。からっからに乾燥した風が吹きますね。北風小僧の寒太郎ですね。

思い出話:私、NHKラジオの気象現況を聞きながら天気図を描くという趣味があったのです。小学生ころからかな。
登山をする人は、自分で天気図を描いて気象の変化を読み取り、安全な登山をするように、と言われていたと思いますが。
中学教師になって、渋谷の書店で「天気図用紙」を私費で購入し、ラジカセに気象現況を録音し、教室でそれを流しながら生徒に天気図を描かせましたよ。
「前線」というのは性質の異なる空気の塊が接する場所なんだよ。前線を挟んだ空気の押し合いが前線上の低気圧をつくる。
それと天気の関連とか、結構いろいろやったんだけどな。

今時になって、茫然とする私なのでした。

台風など

記事を書いている今は19日の午後です。台風14号の影響で、日がさして影がくっきりと思うと直後に大きな雨音を立てて雨が吹きつけてきたり。かわりやすいったらありゃしない。雨戸を閉めて何か飛んできても被害が少ないようにと、お籠り状態です。で、年寄りの台風の記憶など、少しだけ。

①:洞爺丸台風
 1954年9月の台風です。
私は1948年生まれですので、当時、6歳ですね。小学校に上がる前の年。
当時、一家4人で、八畳間一部屋で生活していました。家主さんの自宅の2階の部屋を借りていた。
家主さんは息子さんを戦争で亡くした高齢女性で、一人暮らし。仏壇に写真を掲げていらしたな。私は孫のようなもので、かわいがっていただきましたっけ。
戦後をまだ引きずっている時代です。水道もなく、井戸水で生活してました。
で、台風が来ました。父親は仕事に出かけていて、家には母と兄と私の3人。
ものすごい風でね。2階の部屋の天井下の壁が3尺四方、吹き抜かれてしまったのでした。
焦った。台風の風が吹き込むと、屋根を持ち上げて屋根が吹き飛ばされると聞かされていまして、わ、屋根が飛んじゃうのか、と、恐怖。
私より5歳年上の兄と母二人で、ベニヤ板を切り、必死になって穴をふさいだ。ま、何とか耐え抜きまして、無事でした。
でも、怖かった。これは忘れられません。
後になって、ラジオのニュースで被害状況を知り、改めて恐怖を覚えたのでしたっけ。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%9E%E7%88%BA%E4%B8%B8%E5%8F%B0%E9%A2%A8
洞爺丸台風

概要
 この台風は九州地方・中国地方を上陸通過し、日本海へ抜けた後に更に発達しながら北上。函館港沖では洞爺丸事故を、フェーン現象により岩内町では3,300戸を焼失させる岩内大火を引き起こすなど、北海道を中心に多数の犠牲者を出した台風である[1]。
 豪雨による水害をほぼ起こさなかった反面、強風による被害を大量にもたらした、いわゆる「風台風」であった。
 ・・・

経過
 台風15号は、9月18日にカロリン諸島付近で熱帯低気圧として発生し、21日には台風となったが、すぐに勢力が衰えた。
 ところが、23日には台風に復活、23日9時には中心気圧992ミリバール(mb、現在のヘクトパスカルに同じ)、24日9時990ミリバール、25日9時には975ミリバールと次第に発達しながら台湾の南東海上で転向、急激に加速しながら北東に進み、9月26日未明に鹿児島県大隅半島に上陸、このときの勢力は中心気圧965ミリバール、最大風速40メートルであった。
 時速75キロから80キロで九州を斜走。上陸後以降に勢力を増し、朝には中国地方から日本海に出てさらに時速110キロという異例の速さに加速しながら北東から北北東に進んだ。風速20m以上の暴風圏は26日段階で九州から北海道まで日本全土に広がった[2]。
 9月26日9時には964ミリバール、15時には960ミリバール、北海道西岸に達した21時には956ミリバールとなっている。その後、北海道からオホーツク海を進み、9月28日9時にカムチャツカ半島付近で温帯低気圧に変わったが、通常の場合、海水温が低下した9月末の日本海で台風が発達することはほとんど考えられないため、実際には、台風が九州に上陸する9月26日3時頃から温帯低気圧に性質を変えていた(いわゆる「爆弾低気圧」と呼ばれる状態になっていた)と見られる。
 北海道に接近した頃に最盛期を迎え、同時に一時的に速度を時速40キロ以下に落としたため、北海道を中心とする北日本では猛烈な暴風による被害が大きかった。すなわち、最大風速は寿都で42.0メートル(最大瞬間風速53.2メートル)、室蘭で37.2メートル(55.0メートル)、留萌で35.2メートル(45.8メートル)に達したほか、各地で30メートル以上となった。

転覆した洞爺丸
 そのため、家屋の全半壊や倒木などの風害が顕著だった。岩内町では火鉢の飛び火が原因による大火(岩内大火)で、3000戸あまりが焼失。森林が受けた風害はすさまじく、支笏湖周辺などでは全山の大木が根こそぎ倒された。
 また、青函連絡船では洞爺丸の遭難により1,139名が犠牲となり、他にも連絡船4隻の沈没・転覆により多数の犠牲者を出す、海難史上まれに見る大事故が発生しているほか(この事故が後の青函トンネル建設の契機ともなった)、9月26日には海難救助にあたっていた海上保安庁のはつなみ型巡視艇「うらなみ」が二次遭難している(乗員は全員救助)[3]。また台風が通過した西日本でも大きな被害が出ている。
  ・・・

台風自体が時速100kmなどという速度で進むなんて、まったく想像の及ばない出来事です。
こわかったな。20歳の時に北海道へ旅しましたが、青函トンネル(昭和63年開業)はまだ当時はありませんで、青函連絡船で渡りましたっけ。これがあの青函連絡船なのか、と感慨深かったな。

・内緒話:新聞を読むような年齢に達する前、ラジオの音声でのみニュースを聞いていた私の大誤解。
「たいふういっか」という言葉を当時の私の語彙の中で「台風一家」だと思っていました。大誤解。台風って家族連れで来るのかな、などと、わけのわからない状態で。
「一過性」という言葉を知ったのはかなり後になってからのことでした。テレビなら字幕があるのでしょうけれど。ラジオのみの時代の餓鬼の誤解でした。
同じような大誤解をご紹介。お名前を忘れましたが、有名な女性詩人だったかな。シャボン玉の歌を聞いて「屋根まで飛んだ」というのを、シャボン玉が「屋根まで飛んだ」のではなく、風にあおられて「屋根が吹っ飛んでしまった」と聞いておられたとのこと。
子どもが耳だけで得る情報はこんな誤解を生むこともあるのです。

②:伊勢湾台風 1959.9
私11歳でしたね。現在の上皇ご夫妻の結婚とパレードで日本中がにぎわい、中継を見ようと白黒テレビでしたがテレビが猛烈に普及したのでした。我が家も御多分に漏れず、テレビなどというものを購入、珍しかったなぁ。(カラーテレビが普及したのは東京オリンピックの時でした。)
その年の9月。伊勢湾台風。気圧が低くて海面上昇、吹き付ける風が湾口から吹きこんで高潮が発生。
テレビ画面に映し出された映像がショック。一面が水没していましたっけ。

・ある意味で似た出来事:チリ地震津波
1960年5月、チリ近海を震源としたマグニチュード9.5という、観測史上最大級の地震。この地震による津波が地球を半周して日本に到達しました。三陸沿岸のリアス式海岸の湾の奥で海面が猛烈な上昇をして、多数の死者が出た。

開いた湾口から狭い湾の奥へ。その意味で、伊勢湾台風と共通するものがありましたっけ。小学校6年生だったかな。驚きましたっけね。

2022年7月 4日 (月)

今年も後半戦に入りました

昨日から今年の後半戦が始まりました
閏年でない1年は365日ですね。

365 = 182 + 1 + 182

月 日数 累計
1 31 31
2 28 59
3 31 90
4 30 120
5 31 151
6 30 181

6/30までの日数の計が181日ですから、7/1でちょうど182日。1年の前半が終わりです。
7/2は1年のど真ん中、中央の日でした。
7/3日からの182日が年の後半というわけです。

今年は異常です、季節の進行が異常です。
気分的にぐったり。
昨日で、猛暑日が連続9日。観測が始まった1875年(明治8年)以降、過去最長だそうです。
マイッタ。タマリマセン。
この後、台風4号がらみの大雨になるかも。めげます。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-93fc.html
2018年7月 2日 (月) 年の臍
「年の臍」は7月2日なのです。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-93fc.html
2014年6月30日 (月) 年の臍

★今朝の朝日新聞「天声人語」(2014年6月30日)を読んでいて「?」。
 へそは体の中心にある。「六月みそかは年の臍(へそ)」とは、6月30日は1年の真ん中で、今年も半分が過ぎたことをいう。・・・

183日目の日が「真ん中」。
183日目は「7月2日」ですね。{閏年は考えていません}
「6月も終わりだ、今年ももう半分過ぎたんだなぁ」というのはわかりますが、「臍」と指定したらやはり「7月2日は年の臍」の方がいい気もする。こういう「原則主義」って理系特有ですか?

2022年5月17日 (火)

折れた飛行機雲・夕焼け

朝、7時40分過ぎです。2階でフト空を見たら飛行機雲。
0411_2hikoukigumo1 2022.4.11
ん?変だ。折れて
飛行機雲自体はさして珍しくはないのですが、折れた飛行機雲なんて、初めて見ました。
電話の室内呼び出しで階下の妻を呼んで二人で鑑賞。
0411_2hikoukigumo2
飛行機は当然まっすぐ飛んで、その後ろにまっすぐな飛行機雲を作った。
ところが、その高度のそのあたりに風というか空気の流れがあった。
で、まっすぐな飛行機雲に横に流された部分を生じた。
こんなことでしょうか。
上空の空気の流れが可視化されたものですが、珍しいものを見ました。

写真が不鮮明ですね。私の使っている IrfanView64 というソフトで、自動調整をかけてみたら
0411_2hikoukigumo0
こんな風になりました。ちょっと極端すぎるんですが、出来事がわかりやすくはなりました。

さて、この日4/11の夕方。妻が2階のあちこち閉めようと上がって、ベランダへ出たら
0411_20yuuyake1
6:25ころ。西の空が夕焼け。で、ベランダをちょっと整理して再度見上げたら
0411_20yuuyake2
たった5分経過しただけでこんなになっていた。
我が家から地平線は見えませんが、地平線近く沈んでいく低い角度の太陽光線はすごい速さで変化していきます。
すごかった、と妻は笑っていました。

昔、高校生・大学生の頃、母の実家の秋田県八森町(現在は八峰町)の海岸で夕陽を見るのが好きでしたっけ、私。
海に沈む瞬間、太陽と自分の間に一本の光の道ができる。うっとりしますよ。太陽と結ばれたんだ、と。
沈んだ直後にうしろを見上げると、白神山地の山のてっぺんだけがまだ赤く照らされている。
美しいったらありゃしない。うっとり見とれて、暗~くなったら家へ戻る。
至福の時間でしたね。

2022年5月16日 (月)

上弦の月

0409_14jougen 2022.4.9
妻は夕方、2階の戸締りに上がって、月が出ていると撮影してきます。
上の写真は18:27となっていました。
上弦の月の写真は何度も撮ってくれていますが、こんなに見事に真半分の写真は珍しい。
4/9 正午の月齢は7.9でしたので、この時刻にはほぼ月齢8とみていいでしょう。
直線的な部分では、太陽高度が非常に低いので、月面の凹凸の影が際立ちます。

背景が暗いと、月や星との明るさのコントラストが強くて、明るい月面や明るい金星などはとんでしまいますね。
カメラのピント合わせを中央重点測光にしておいても、暗いところがあると、シャッター速度が遅くなります。
手振れも起こりやすい。
夜空に向かってフラッシュを発光させてみてください。シャッター速度が速くなって手振れなどが軽減されます。
また、妙なことですが、クリアな夜空よりも、薄曇りになって「月に叢雲」状態で雲の合間から月を撮ると意外とクリアな画像が得られますよ。コントラストが弱まるからでしょう。

2022年5月11日 (水)

二至二分四立について

昨日の最後の記事で、節分の話をしまして、ちょっと書きたくなりました。

地球のように自転軸が公転面に対して垂直ではなく傾いているような惑星では、天文学的に「至点」と「分点」は自動的に決まります。それに対して、地球の北半球人が「夏至・冬至」と「春分・秋分」という名前を付けた。
単に名前です。夏至は夏のてっぺんで一番暑いのか、などとは考えないでください。名前を付けると、名前に引きずられる。注意すべきですね。
夏至は太陽高度が一番高くて、太陽からのエネルギー流入量は北半球では最大になります。実際に熱くなるのは遅れます。
冬至の時エネルギー流入量は北半球で最小になりますが、冷え切るのも遅れます。
大分昔に作成したグラフですが
Kodo_kion_20220509150301
太陽の南中高度と平年気温の山と谷の位置を比較してください。
Nantyukoudo_20220509150301
南中高度の図です。

さて、地球は太陽の周りをまわっていますが、相対的には太陽が地球の周りをまわっているとみても同じことです。
で、太陽の天球上の位置を、春分点を0度として測った角度で示して90度のときが夏至、180度が秋分、270度が冬至です。
90度刻みは粗い。で45度刻みにしたのが四立ですね。

   黄経(度)
春分 0
立夏 45
夏至 90
立秋 135
秋分 180
立冬 225
冬至 270
立春 315

このように現在の天文学では、春分を起点として測ります。
ですから、余分な意味を排除するということでは、夏至は「90度日」とか呼んでもいいのですけどね。
味気ないけど。

暦の世界では、立春を起点にすることが多いですね。
今年の立夏(45度日)は5/5でした。
2/4の立春(315度日)から90度太陽の位置が進んだ日ですね。

ところで、大雑把な話ですが。
地球は365日で360度回ります。逆に天球上の太陽も365日で360度回ります。
ということは「1日約1度」進む、と考えていい。

立春から数えで88日経ちますと、約88度進みますね。
90度進めば立夏なのですから、88日目は「夏が近い」。

2月 :25日
3月 :31日
4月 :30日
   計86日
5/2は数えで88日目だったんですね。
ハイ「夏も近づく八十八夜♪」なのです。
「八」が重なって縁起がいい「八十八」。
天文学的には、太陽が立春から測って90度の日が目前だよ、という歌なのでした。

↓英語で

solstice
►n 〔天〕 《太陽の》 至(し)《太陽が赤道から北または南に最も離れた時;⇒SUMMER SOLSTICE, WINTER SOLSTICE》;〔天〕 至点;[fig] 最高点,極点,転換点.
[OF<L (sol sun, stit- stito to make stand)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

equinox
►n 春[秋]分,昼夜平分時;〔天〕 分点:PRECESSION of the equinoxes/AUTUMNAL EQUINOX, VERNAL EQUINOX.
[OF<L (noct- nox night)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

↓図がわかりやすいかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93
黄道

★二百十日とか二百二十日というのも立春を起点に数えでカウントした日数です。
立春から210日、220日というと9月に入りますか。台風の季節ですね。近年は8月もかなり危ないけど。

★「数え(かぞえ)」という点もちょっと要注意。
数えというと、数え年、満年齢、というシーンで出てくることが多いのですが。
昔は数えの方が当たり前。「満」は起点が「0(ゼロ)」ですからね。感覚的になじみにくいところがある。
「ゼロ歳」って変だ、という感覚が私の親の世代なんかには強くありましたね。
数えだと、起点が「1」ですので、感覚的な自然数に近いですよね。

★善光寺のHPから↓

善光寺前立本尊御開帳。数え7年目ごとに1度(開帳の年を1年目と数えるため、実際には6年間隔の丑年と未年)、秘仏本尊の御身代りである「前立本尊」が開帳される。

2022年:令和4年4月3日 - 6月29日予定 - 当初開催予定だった2021年(令和3年)から新型コロナウイルス感染拡大(コロナ禍)の影響により延期[20]。また、開催期間も5月29日までの予定を混雑緩和のため1ヶ月延長[21]。

テレビのニュースでも見ました。「7年に一回」といっていて、干支が丑と未の年に行われるというので、「?」になったのを覚えています。「数え」なんですね。
諏訪大社の「御柱祭」も「7年に一度」だそうです。
これも「数え」なんですね。

 ●◎◎◎◎◎●
1234567
0123456

古い行事などでは「数え」ですので、ご注意ください。

2022年4月21日 (木)

台風の風

台風1号が日本列島のそばを通過していきました。
テレビの気象情報で台風周囲の風の画像が見られましたが、それは撮影し損ねました。
進路の右側が真っ赤で、猛烈な風であることが表示されていました。

で、私は時々使う地球上の風のサイトへ行きました
↓このサイトです。
https://earth.nullschool.net/jp/#current/wind/surface/level/orthographic=-225.01,34.29,1306

2022_0415taihu 2022.4.15
こういう画像を得ました。
進路の右側が赤く、風が強いことがわかります。

なぜそうなるのか?
↓気象庁のHPから
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/2-1.html
台風に伴う風の特性

 台風は巨大な空気の渦巻きになっており、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹き込んでいます。そのため、進行方向に向かって右の半円では、台風自身の風と台風を移動させる周りの風が同じ方向に吹くため風が強くなります。逆に左の半円では台風自身の風が逆になるので、右の半円に比べると風速がいくぶん小さくなります。
・・・

気象庁の解説ですが、普通に調べると、どこも大体この説明をしています。
台風自体の風と台風を移動させる風の、足し算と引き算。
地上で測定される風速はそれでいいんですけど。(言い方がちょっと微妙ですね)
つまり観測する座標系が地上にある場合はこれでいい。

ですが、台風を移動させる風に乗って台風と一緒に移動しながら台風を見下ろす位置に座標系を移したらどう見えるかな?
台風は円形の渦ですから、おそらく渦の回転速度は周囲でほぼ同じだと思うんですよ。でないと歪んでしまう。

それを地上から観測すると
台風の右側では、台風自体の風と台風の移動速度が足し算になって強くなる。
台風の左側では、引き算になって、風は弱まる。
私が高校の物理で話した時にはこの論理でやりましたね。

出来事は一つなんですから、結局同じことの説明をちょっと視点を変えただけなんですけどね。

↓こんな論文を見つけました。
http://www.fudeyasu.ynu.ac.jp/member/thesis/2016-yamasaki/index.html
修士論文:台風シミュレーションに基づく強風ハザー ド評価 -台風ノモグラムの開発-
横浜国立大学大学院 教育学研究科 修士二年 山崎聖太

図1.1 理想的な台風の風分布:台風は渦状であるため、北半球で は台風の中心に対して反時計回りに回転している。その渦としての風速場に、台風の移動速度の成分が足されるため、台風の移動方向に対して右側の半径で風が 強まり、左側では弱まる。また、台風の風は外側に比べ中心に近い方が強い。しかし、眼にあたる部分は弱風となる。

この図1.1というのがわかりすい。ご覧ください。

★ちょっと話を変えて。
速さvで等速で直進する自動車の屋根の上からピストルを撃ちます。弾丸の速さはVとしましょう。
撃つ人から見たら、前方へ向かって撃っても後方へ向かって撃っても、弾丸は自分から速度Vで飛んでいきます。
ところが、これを地上にいる人が見ると

前方へ向かって撃った時は、弾丸はV+vの速さで飛び
後方へ向かって撃った時は、弾丸はV-vの速さで飛ぶ

のです。

2022年4月18日 (月)

何という気温変化

2022_0414kion 4.14
4/14の気温変化を見てください。

最高気温は 20.2℃ですが、それは00:16に記録したもの。
最低気温は 10.0℃でして、それは23:37に記録されました。

真夜中、日付が変わった直後に20.2℃あって、ほぼ一日中下がっていって日付が変わる直前に10.0℃まで下がった。
寒くて元気が出ませんでした。暖房を使わざるを得なかった。
一日の中で10℃も気温が下がっていくなんて、ちょっとなぁ、お天気さん、ひどすぎない?

2022_0415kion 4.15
最低気温は8.3℃、最高気温は12.1℃です。
寒くて、家にこもりっきりで、冴えないったらありゃしない。
そして、グラフの右端に見えるように16日はまた20.2℃まで上がった。
気温の変化が短い時間の中で大きくて、老体にはこたえます。

普通に穏やかにいってほしいなぁ。

2022年4月14日 (木)

水面の葉の影

0324_12kage 2022.3.24
スイレンの鉢。ふと気づいたら、水面に落ちた葉の影が、鉢の内面に写っていて、黒い影を明るい輪が取り巻いていました。
Shadow_20220411152601 模式図です。
左の太い方を葉だと思ってください。細い線は水面。
葉は少し沈みますが、水の表面張力で支えられます。
水平な水面と葉の境のところは、丸くなりますね。
コップの水面にそっと1円玉を浮かべてみてください。この状況になるはず。
で、その丸い部分がレンズになって、光の縁取りを作っているのだと思いますが・・・。
この水面のレンズの焦点距離は短いはずなので、どういう光の経路を考えたら明るい縁取りになるか、ちょっと説明しきれません。難しいや。
一旦、焦点に収束した光束が広がって、暗いところを照らしているのかな。う~むぅ。

2022年4月 8日 (金)

寒かった

2022_0403_4kion 気温
2枚のグラフを貼り合わせました。ちょっとずれてますが、ご勘弁を。
4/3から4/4にかけて、ほぼず~っと10℃以下。3日に一瞬10℃を超えましたが、それだけ。
寒かった~。
最高気温が10℃というのは、東京では2月初めころの気温です。
ここへきて暖房なしではいられない状況。
それでも日がさせば室内はある程度暖かくなるのですが。
2022_0403_0404uryou 雨量
これは4/4だけですが、4/3も朝6時ころからずっとほぼ一日中、しとしと雨でした。
陽ざしがない。もうダメ。暖房が頼り。
参りましたね。
でもって、4/6など最高気温が21.8℃ですよ。
今度は暑くて、着るものを減らしたり。
これはきつい。老体には堪えます。

04/03 6.6 05:16     10.1 10:21
04/04 6.7 04:21      9.8 13.53
04/05 8.2 01:16    17.9 15:12
04/06 10.6 04:14  21.8 13:26

季節の進行が「順」であってほしいですね。

より以前の記事一覧

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