動物

2017年8月23日 (水)

アゲハ

0805_4ageha 2017.8.5
なんというのかな、威厳のある顔だ、と感じます。
もう出たいのだがね、キミ。と言われているような気分にさせられる。
ははぁ、申し訳ありません、どうぞ存分に飛んでください、とかしこまります。
アゲハが私共夫婦の原点。40年以上もつきあってるもんな。

ホシホウジャク

0804_13hosihoujaku 2017.8.4
妻が撮ってきてくれました。ホシホウジャクがいた、と。
ピントが合いませんでしたが「見ました」という証拠写真です。
オオスカシバなどと同じ「チョウ目>スズメガ科」のガです。
翅が透明だし、色がなんとなくハチを思わせますので、「蜂雀(ほうじゃく)」なのでしょうね。
挿すなんてことは全くあり得ません。ご安心を。
ホバリングがまた見事でしてね、花の前に完全静止。オオスカシバは前脚を花にかけますが、ホシホウジャクは空中に浮かんだまま口吻だけを伸ばして蜜を吸います。
見事ねぇ、とほめてやってください。

シオカラトンボ

0804_12siokara1 2017.8.4
翅の付け根が黒くないことが見えると思います。ですからオオシオカラトンボではない。
0804_12siokara2
オオシオカラトンボは顔がまっ黒ですしね。
細いものの先端に止まるのが習性。
シオカラトンボやアキアカネなどが群飛する時に、人差し指を立てていると止まってくれることがありますよ。親指を近づけていって、パッと脚をつまむことができます。これが私の体得している「トンボつまみ」の技。昆虫少年だったよなぁ。

ヒメハラナガツチバチ

0804_9himeharanagatutibati1 2017.8.4
これがこのハチをみる「定形」かな。
キバナコスモスの管状花を抱くようにして蜜を吸う。
0804_9himeharanagatutibati2
花粉媒介者でもあるようです。
もう少しシーズンが進むと、キンケハラナガツチバチも同じような格好でキバナコスモスに抱きつきます。
素手で捕まえようとでもしない限り大丈夫。
園芸家の嫌う「根切り虫」に産卵する寄生バチですので、どうか見逃しておいてください。
土を掘ってコガネムシなどの幼虫を探して卵を産み付けますので、メスの顎は発達していて恐ろし気に見えるかもしれませんが、ほっとけばいいのです。よろしく。

マルカメムシ

0804_2marukamemusi 2017.8.4
カメムシ目>カメムシ亜目>マルカメムシ科>マルカメムシ亜科>マルカメムシ
小さくて丸っこいので、テントウムシのように見えてしまうかもしれません。
マメ科を好むとは言いますが、この写真はモミジバルコウの葉ですから、まあ、何でもいいんです。

0806_2marukamemusi 8.6
今年は結構よく見かけます。集団でいるところは見たことはありません。

0812_9marukamemusi1 8.12
かなり接近できました。
0812_9marukamemusi2
この顔はカメムシの顔ですね。普段ここまで見ることはないと思いますが、顔の特徴も知っておくと、判別しやすいです。
不快昆虫といわれますが、別にぃ、不快でも何でもない、私は放置していますが、増え過ぎるわけでもない。ほどほどに付き合えばよいのです。

フヨウにて

0804_1himeitokamemusi 2017.8.4
花の外側にいます。花弁からぶら下がるような姿勢です。
花弁の内側にいるのかな、と見てしまうと、虫の形がうまく判断できなくなります。
下の方にはあぶれたのがいます。

0805_8huyou2 8.5
ツマグロオオヨコバイの幼虫は、薄い黄色ですけれど、ほぼ半透明といっていいようですね。
ピンクの花弁の外にいて、透過光でみると、非常に見づらい。紛れてしまいます。
0805_8huyou3
透過光による逆光状態ではなく写せました。
下の個体がメスでしょう。翅や頭部の感じや、脚の模様などがよくわかります。
画面上の方の丸い粒々は花粉でしょう。ハチか何かが潜り込んで撒き散らしたものと思います。
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左のメスは交尾中に口の針で花弁から汁を吸っているように見えます。
蚊だって、メスは卵を産むために血を吸う。自分の活動エネルギーは蜜などで十分なのに。
ヒメイトカメムシは植物の汁だけでもいいのかもしれませんが、それにしてもメスは卵に持たせる栄養分をたくさん持たなければならない。大変な仕事ですよね。

アカトンボ

0803_29akatonbo 2017.8.3
全身真っ赤ですから、ナツアカネの成熟オスだろうな、と思います。
アキアカネは腹部のみが赤くなるそうです。
妻が撮ってきてくれた写真ですが、被写体が小さいとピントが合いにくいですよね。
でも特徴が見えましたので多分この判断に間違いはないと思います。

2017年8月22日 (火)

ヒメハラナガツチバチ

0803_26tutibati 2017.8.3
ヒメハラナガツチバチだと思います。よくキバナコスモスの花で見かけるのですが、この時は何だったかの葉の上で休憩中。
よく見ると、翅に乱れがある。左の後翅と前翅がうまく重なっていないような。
これまた鳥にでも襲われて逃げてきたか。
いつもと違う姿にちょっと考え込みました。

トカゲ

0803_25tokage1 2017.8.3
ガレージの辺りでトカゲをよく見かけます。きっと同じ個体と出会っているのでしょう。
0803_25tokage2
珍しくトリミングに耐えて、かなり鮮明な頭部を見られる画像を得ました。ありがとう。
カナヘビですと、この位の画像で頭頂部に第三の眼という丸いくぼみが見えるのですが、トカゲについて、この画像では見えませんね。
ムカシトカゲの第三の眼、などは有名なんですけどね。

アゲハの仲間

0803_22kuroageha_ 2017.8.3
ボケた写真一枚なのですが、この写真が私の記憶のCUEになっているものですから、敢えて掲載します。
この日の昼の散歩時、目の前に黒いチョウが飛んできて、葉の間を抜けて飛び去りました。
その時の一枚が上の写真です。
クロアゲハだ、とその時は思いました。
その後で、外へ出てきた妻と二人で、花や虫の話をしながらうろうろしていましたら、今度は別のチョウが目の前に飛び込んできました。
真っ黒ではない、白っぽさがある、黄色っぽい模様があるような気もした。
わぁ、チョウだ、でかい、と叫びましたら、振り返りざまの妻はキアゲハかしら、と。
いや違う、翅に黒い縁取りがある!と私は叫んで。
おしまい。
写真は撮れなかったのです。
さて、アゲハの仲間で翅に黒い縁取りがあるような種類はあったかな、あれはなんだったろう、とよく見る「昆虫エクスプローラ」というサイトでアゲハチョウ科の写真を見ていったら
ジャコウアゲハ のメス でした!
↓このページの少し下の方にメスの写真があります。私の見たのはこれだと思います。
http://www.insects.jp/kon-tyojyakou.htm

ジャコウアゲハ
オスは黒色、メスは黄灰色のアゲハチョウ。胴体に、黄色~赤色の毛を持つ。
広い地域に分布するが、見られる場所は、幼虫の食草であるウマノスズクサのはえている草原やその周辺に限定される。ほかのアゲハチョウの仲間にくらべると、あまりはばたかずにゆったりと飛ぶ。
幼虫も成虫も体内に食草由来のアルカロイド系毒物質をもち、鳥などに食べられるのを防いでいる。

有名なチョウなのですが、私はこれまで見たことがなかった。(あるいは見かけてもクロアゲハだと思っていたのかもしれません)
人生で初見!有名人に出会った嬉しさですね。
思い出してドキドキしました。

何が有名なのかといいますと。毒蝶なんですよ、そして毒蝶へのベーツ擬態という出来事の。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B3%E3%82%A6%E3%82%A2%E3%82%B2%E3%83%8F

ジャコウアゲハ
・・・
ジャコウアゲハ類が食べるウマノスズクサ類は、毒性のあるアリストロキア酸を含み、ジャコウアゲハは幼虫時代にその葉を食べることによって、体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒をおこし、遂には捕食したものを殆ど吐き出してしまう。一度ジャコウアゲハを捕食して中毒を経験した捕食者は、ジャコウアゲハを捕食しなくなる。

このため、ジャコウアゲハ類に擬態して身を守る昆虫もいくつか存在し、このような擬態をベーツ擬態と呼ぶ。日本で見られる例としては、
    クロアゲハ Papilio protenor
    オナガアゲハ Papilio macilentus
    アゲハモドキ Epicopeia hainesii
がいずれもジャコウアゲハに擬態しているとされている。

毒物を食べるという能力を獲得して新しい生態的地位を獲得し、進化の枝から分岐したのかなと思います。
幼虫時に食べて蓄積した毒を成虫まで持ち越すというのもすごいですね。

ウマノスズクサという植物も実は私は知らない。
https://ww1.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/umanosuzukusa.html

ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)
ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)の花は雌性先熟で、糞や腐肉に似た匂いで小型のハエをおびき寄せ、花筒の奥の球形の部屋へと誘導する。部屋には柱頭があり、ハエは後戻りができずに、そこに閉じ込められる。その後、雄しべが花粉を出すと、部屋から脱出できるようになり、花粉を付けたハエは花から出ていく。

写真もいっぱいあります。この葉っぱ、ヤマノイモに似ているような、どこかにあったらきっと間違うな。でも、きっと、そんなに遠くないところに生えているのでしょうね。

嘱託員時代に、ご一緒させていただいたオサムシの専門家で高校生物の講師をなさっていた先生と話していて。世田谷での話だそうですが。食草を植えるとチョウが必ず来ますね。ウマノスズクサを植えたらジャコウアゲハが来ましたよ、とおっしゃっていました。
東京都内でもジャコウアゲハはいるんだな、とは思いましたが、実物を見ることができて幸運でした。
しばらく興奮が収まらなかった私でした。

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