動物

2009年11月13日 (金)

ホウネンタワラバチの繭!!

2009年11月 2日付で「これはなんだろう?」という記事を書きました。何かの繭だけれど何だかわからない、苦し紛れに「パンダの卵」などといっている、と書いた記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-3be0.html

他の昆虫を調べていて、あっ、コレだ!!と出会ってしまいました。
「福光村昆虫記」です。
http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/abu_1.html
このページの下の方になります。
「タワラバチの空繭(ヒメバチ科)」という写真があります。ごらんください。
1112tawarabati
これと同じですよね。
ルコウソウの方は枯れてしまいましたが、繭は見る限りでは変化していません。

福光村昆虫記によると

■ホウネンタワラチビアメバチ:
 別名をホウネンタワラヒメバチとか、ホウネンタワラバチと言います。
体長8mm前後。本種はフタオビコヤガの幼虫に寄生します。繭(まゆ)は白地に黒い帯紋があります。この繭は形が俵状をしているこや、水田のイネの葉にぶらさがっていることが多いことから、昔から豊年俵(ほうねんたわら)と言われています。

「ホウネンタワラバチには、ホウネンタワラチビアメバチ、ホウネンタワラヒメバチという別名もあり、ぜんぶ同じ種類を指します。」と記述したサイトもありましたので、まぁ、どれでもいいのでしょう。

多分これで間違いないと思います。へんなこと書いて惑わせました。この記事を投稿してから、前の記事を訂正しておきます。
解決してよかった、ヨカッタ、ほっとした。

○○アカズヒラタハバチ

1107akaduhiratahabati本当は90度左へ回転した状態が正しい位置関係です。
垂直な鉄の棒に面に頭を上にしてとまっていました。なるべく縮小を少なくしてお目にかけたくって、横に回しました。

さて、なんというハチなんでしょう?
コケシみたいな頭で、真ん丸な目で、なんとも愛嬌があって可愛いのですが。
ヒラタハバチの仲間で、頭が赤いからアカズ(赤頭)ヒラタハバチでしょうね。

オオアカズヒラタハバチとニホンアカズヒラタハバチが候補だと思うのですが・・・。

検索してみても、これだっ!という写真に出会いませんでした。
困った。
ほとんど同じショットを2枚撮ったところで飛び去ってしまいました。腹の模様とか、もっと特徴がつかみたかったのですが、それもかなわず。

このショットだけで確定出来るようでしたら教えてください。お願いします。

タケノホソクロバ

1106takenohosokuroba1白山神社で見かけました。
たしか去年も白山神社で見かけたのだと思います。
あのときはまだ人も多い時期でしたので、神社の方に知らせようかなぁ、とも思ったのでした。ドクガの幼虫ですよ、と。

でも、今年は、見る影もなく枝を切り払われた境内の木々の下、残った笹を食べて成長したんだろうなぁ、と思うと、虫さんの方への思い入れの方が強くなってしまい、元気で頑張れよ、ちゃんと成虫までなれるように、と思わずず声をかけてしまったのでした。悪いかかしさんになりましたことよ。
1106takenohosokuroba2 すごい毛でしょ。
繭にもこの毛をくっつけて防御するようです。
でもまぁ、チャドクガなんかに比べれば被害はそう出ません。
素手でつかまないでください。それだけです。
たまぁに見かけるだけの虫ですから、殲滅を図るほどのこともありますまい。

クロヒラタアブかな?

1106kurohirataabu白山神社の石垣を眺めていたら、ホバリングしている昆虫がいました。
すれ違いざまのような撮影でしたが、こんな状態で写りました。

クロヒラタアブのような気がするのですが、自信はありません。
植物の方はこれ、ホトケノザでしょうか。
花が咲いているわけでもなし、どうしたのかな。
アブラムシがいるかどうかをチェックしているとか、そういうことでしょうか。
わかりませんでした。

キタヒメヒラタアブ

1105kitahimehirataabu肉眼的には「しがみついている」と見えたので、撮ってみました。

画面で見ると、ナルホド、前2対の脚で体を支えて「あしを擦る」というのをやっていたのでした。

アブはずいぶん寒い季節まで活動します。がんばってるなぁ、と嬉しくなります。
東京は雨模様の日々。こんな日は、どこかでみんな、雨宿り。体温も上がらず、じっとしているのでしょう。さむくなりましたね。

ジョロウグモ

1105jorougumo11月5日。

事態に変化なし。

メスはどうしても腹側しか見せてくれません。
オスは位置をかえるので、今回のように背側が見られる時もあります。

メスの腹部の先端近くの位置にいるのですが、ぼやけていて、見づらいとは思いますが、このくらいが限度。巣が厚みを増したというのか、ピントが合わせにくくて仕方ない。
それにしても、この大きさの差、とてつもないことになってきましたね。
卵に栄養を注ぎ込んでいる、ということですね。

2009年11月12日 (木)

ヒメシロモンドクガの幼虫

1105himesiromondokuga1ふと気付くと、目の前のボウガシの葉に、やたらと派手派手しい幼虫がいました。
こういう派手なのは、「警戒色」で、危ないぞ!近づくな!と叫んでいるわけですから、基本的には要注意です。(本当に危ない警戒色と、その警戒色をまねた無毒の警戒色がありますので、知識が増えてきたら判断がある程度できるようになりますが、とんでもないのがいたりしますので、警戒は怠らないでください。)
しかしまぁ、きれいといえば、とてもきれい。歯ブラシ背負って歩いているようです。頭の2本の毛の束は、遠目にはカタツムリの目みたいな感じもします。
1105himesiromondokuga2
調べてみたら、やはりドクガの仲間の幼虫ですね。
ドクガ科のヒメシロモンドクガの幼虫です。
背中に白い毛束が4つありますね。これが終齢幼虫の印のようです。
両脇にも毛束がありますが、そのうち、前から1/3位のところには左右一対の黒い毛束があります。お尻の先端には筆のような毛束があり、頭のすぐ後ろには2本、角のような毛束があります。なんともはや、毛だらけ。(お洒落です。)
1105himesiromondokuga3
プラスチックケースに入れて、眺めて、どうしようかなぁ、と思っていたら、妻曰く
腹肢のちょんと上げたりしてすごくかわいらしい。と。
どうする?
飼うしかないんじゃない?
というわけで、ボウガシの葉はいっぱいあるし、もうすぐ蛹になるだろうと、飼育してみることにしました。
1105himesiromondokuga4 この「角」みてください。
立派ですねぇ。
少々あきれ気味に、称賛してしまいます。

調べてみましたら、
http://www.jpmoth.org/Lymantriidae/Orgyia_thyellina.html
ここでは「幼虫は毒針毛無きも、強い接触により軽微な発赤を生じ、1時間以内に治癒。1971年環境衛生18-10より」とありました。
また
http://www.afftis.or.jp/konchu/kemushi/dokuga.html
ここでは「一般にドクガ科の幼虫は体色が派手で、背中にハブラシ状や瘤状の毛束があったり、 体の前方に長い毛束が角状に突き出していたり、見るからに恐ろしそうな毛虫であることが大きな特長です。実際にはこれらのうち、 刺すのはチャドクガやドクガなど一部の種類だけなのですが、実はこの仲間の毒性にはまだわからない部分があります。たとえば、 サクラやウメなどでよく見かける写真のヒメシロモンドクガなどは、刺さないと言われている種類ですが、実験用に何世代も飼育したところ、 だんだんアレルギー症状が出て、飼育を断念した研究者がいました。また、針葉樹に多い写真のスギドクガも1~2度刺されたくらいでは何ともありませんが、 実際の毒性の有無は不明です。数多い毛虫のなかでもドクガ科の毛虫だけは、たとえ刺さないとされている種類でもなるべく触れない方が無難かもしれません。 」
とありました。

触らない方が無難ですね。
しかしまぁ、すごいやつとつきあうことになったなぁ。
苦笑しております。

アオクサカメムシ

1105aokusakamemusiこれは11月5日撮影です。
この日まではほぼ同じ場所でこの幼虫を見かけていたのですが、この日以降はどこかへ姿を消しました。

成虫の姿を見たいなぁ、と思っていましたが、どうしているでしょう。
ぜひお目にかかりたい。でも、全身青緑色の保護色になっているでしょうから、見落とすかもしれませんね。

2009年11月11日 (水)

サザンカ

1103sazanka1サザンカの厚い花びらや、一杯のオシベが落ちてしまった後です。

メシベの残りと、子房です。

シンプルになりました。受精のためのシステムは不要になって捨てました。
ここからは「他者」を必要としません。受精した卵に栄養を送り、成熟させるばかりです。
ここからが、植物自身の仕事なんですね。

1103sazanka2
こちらは授粉には邪魔もの。
このつぼみはダメになるかもしれません。でも、そういうつぼみの存在も、計算のうち。この程度で音を上げるサザンカではない。

アブラムシ=アリマキということがよくわかります。
いつもアブラムシの周辺にいます。
このアブラムシたちはアブラバチの寄生を免れた残り。
動植物が複雑に入り組んだ関係性を見せてくれています。

テントウムシ

1031tentou1 コバノセンダングサかな。
アブラムシがついたぞ、あっ、テントウムシだ、というのが最初の私の眼。
ナミテントウでしょう。
この写真でもわかるんですが
1031tentou2
アブラムシを捕食しているところでした。
アブラムシの天国になってしまうでもなく。
テントウがアブラムシを完璧に食いつくしてしまうでもなく。
テントウは必要な量を食べ、アブラムシは少し生き残り。
植物はアブラムシに汁を多少は吸われるけれど、枯れてしまうほどでもなく。
自然って、そういう風にバランスがとれるんです。100%といようなことはしないんです。

ヒトだけでしょ。アブラムシだ!薬剤で殲滅してしまおう! などというのは。
それはとても不自然なことなのです。
適当な「ゆるさ」というものがシステムの維持には必要なのですよ。

カメムシの脱け殻

1031nukegara1玄関前に落ちていました。
一瞬、死骸かと思ったのですが、違います。脱け殻です。
壊さないように拾い上げて手のひらの上で撮影。
翅の脱け後もありますので、おそらく終齢のカメムシの脱皮だったのではないでしょうか。
1031nukegara2
カメムシの種までは私には分かりません。
一番可能性の高いのは、一番ポピュラーなクサギカメムシですが、確定はできません。ブチヒゲカメムシかもしれないし。
白い糸のように見えるのは体表面から体内へ入りこんで行く気管だそうです。体内にあっても、気管の表面は体の表面です。

1031nukegara3
腹側から見たら、長い口吻がありました。

さらによく見ると
1031nukegara4 細い針のような口吻と、それを支え包む鞘と、ちゃんと抜けています。
さらに、針のような口吻もおそらく2本あるようです。それを1本に合わせて筒状にするのでしょう。口吻も鞘も、その由来は「左右一対の顎」ですから、2本セットなんですね。
チョウも脱皮直後に2本にわかれたゼンマイ状の口吻を1本に合わせるんですよ。これは見たことがあります。

いや、面白いものを見せてもらいました。

2009年11月10日 (火)

毛むくじゃら

1031kinkeharanagatutibatiちょっと画像が流れてしまいました、お恥ずかしいものをお目にかけます。

ただひたすらに、このもじゃもじゃ感を味わっていただきたくて。
キンケハラナガツチバチです。セイタカアワダチソウにきていました。
このもじゃもじゃ、「ネコバチ」じゃだめですかねぇ。(個人的感想)

なんだろう?

1030hun白山神社の歩道に面した石垣の上面です。
白い粒々が落ちています。
縦に筋状になっているのは粒々の方のせいではなく、石の上の筋に落ちて集まったせいです。

さて、なんだろう。笹の葉の下です。何かの糞ではないか、という気がしますが。でも白いというのもなぁ。普通、やっぱり黒いよなぁ。
で、この粒々の上方を丹念に探したのですが、虫らしき姿は見えませんでした。
なんだろう?

ヒメナガカメムシ

1030himenagakamemusiちいさなカメムシです。
ヒメナガカメムシ。

撮ろうとしたら、こっちへ歩いてきてしまった。
でもまぁ、せっかく近づいてきたのだからブログに載せてあげよう、と。

ハイハイとかできるようになった赤ちゃんの写真を撮ろうとすると、なんだ?なんだ?と近寄ってきてしまって、うまく撮れないことがありますね。あれを思い出してしまいました。

コアシナガバチとフタモンアシナガバチ

1029koasinagabati慣れというものはいけませんね。こわいですね。
ふと見て、胸のところの模様でフタモンアシナガバチだと勝手に思い込み、顔の色が黄色くないからメスだろう、と思い込んでいました。
さて、オスの写真と並べてアップロードしようとして、念の為写真を比べてみたら、これはチガウ!
1108hutamonasinagabati_m
これはフタモンアシナガバチのオスです。
よ~く比べてください。で、違いを覚えてください。

これの顔は見えませんが、触覚の先端が巻いているので、たぶん間違いないはずです。

念の為にチェックしてみて良かったです。アブナイ、アブナイ。

上の写真のコアシナガバチの雌雄はよくわかりません。

秋も深まって、取り込んだ洗濯物に蜂が紛れ込むことが時々あります。
コアシナガバチやフタモンアシナガバチのメスでしょうね。
お気をつけください。

2009年11月 9日 (月)

アブラムシ(ですよね)

1029aburamusi1翅のあるタイプのアブラムシではないかと思うのですが。
違うかなぁ。
アブラムシの世界も奥深くて、私、全然知らなくて。
1029aburamusi2
腹部の先の方から2本突起が出てますね。
これ、アブラムシの姿だと思うんだけどなぁ。

間違っておりましたらご指摘ください。すぐ改めますから。

ネコハグモ

1028nekohagumo右下の黒い昆虫の方に目が行って、何がいるのかな?と近づいたら、ネコハグモの巣なのでした。
クモの大きさにすると、随分大きな獲物ですね。
この黒い甲虫以外にも、2,3食べ終わった獲物がありますね。

で、この甲虫は何なのか?分からないままです。巣からとって調べるという気にもなれなくてね。ネコハグモさんの「トロフィー」ですもの。

(狩りの獲物の頭部を剥製にして壁に飾ってある、というようなシーンをご存じでしょ。あの、狩の獲物のことをトロフィーといいます。)

ジョロウグモ

1028jorougumo10月28日のジョロウグモ。

大きな獲物を抱えて食べています。

上の方にオスがいます。

オスは何か食べる暇はあるのでしょうか?

ひたすら交尾のチャンスを待っているのでしょう。

1031jorougumo 10月31日。

メスの体の大きさが際立ってきましたね。
オスはまだそばにいて、見るたびに違う位置にいます。

見ている私は、だんだん緊張感が強まっているのですが、どういう風になるのかなぁ。

イチモンジセセリ

1028itimonnjiseseri季節が急速に移り変わっていく中で、見かけることがぐんと減ってしまったイチモンジセセリです。
ゼニアオイの花で吸蜜していました。
口吻を伸ばして蜜を吸っています。
おいしいでしょうね。寒くなって、エネルギーが必要で、すぐに代謝に使える糖を飲む。五臓六腑に沁みわたる、というような感じではないでしょうか、想像するに。
見ている私がなんだかほくほくしてしまいました。
左の複眼に映っているのは、多分触覚の影です。ちょっと面白い模様になりましたね。

実はよく見ていただくと、イチモンジセセリの脚の向こうに、小型のカメムシが写っています。
ピンボケでよくわかりませんが、ヒメナガカメムシではないかな。
カメムシの場合は、花弁から汁を吸っているのでしょうかね。よくわかりませんが。

おいしい蜜がここにあるよ、と花も紫外領域の「色・模様」で昆虫を誘っているのでしょう。
チョウたちの色覚はヒトより豊かな世界です。
「ヒトは進化の最先端で、すべての面で優れている」なんていうのはまるっきりの嘘っぱちです。
花の美、を生きる力の源泉としてちゃんと「見て」いるのは、昆虫たちなのです。

ゲジ

1028geji1浴室でゲジと会いました。

今年の五月にやはり浴室でゲジと出会い、初めて接写して観察し、その昆虫的な姿に「大感動」しました。下がその記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-11d4.html

昆虫顔をしているというのが気に入ってしまって、またたくさん写真を撮ってしまいました。
前回と重複しますがご覧ください。
1028geji2
ね、ムカデやヤスデとは顔つきが違います。
立派な「昆虫顔」でしょ。
親しみが湧いてしまった。

1028geji3 すごい顎ですが、ムカデを扱わなければならない時のような緊張感はありません。
噛まれることもまぁないし。
複眼も個眼が少ないとはいえ、立派なものです。

1028geji4 脚がいっぱいあるのは昆虫とは異なりますが、足のつき方はとても昆虫的だと思います。

1028geji5 体節の表皮が変形していますね。
おそらく昆虫が翅をもつようになる過程で、3つの体節を胸としてまとめ、それぞれの体節の表皮を変形させて翅がつくられたのでしょう。なんだか、そういう進化の歴史を想像させる形だとは思いませんか。

脚がいっぱい、ということで嫌われがちですが、何かガラス瓶にでも入れてじっくり観察してみてください。きっと、見直しますよ。

2009年11月 5日 (木)

ヒメエグリバ

1027himeeguriba1塀にとまっていました。
ヒメエグリバというガだと思います。

どう撮っても、姿がうまくきまらない。
1027himeeguriba2
何枚か撮影したうちで、このガの姿がなんとなくご了解いただけるかなぁ、という2枚を掲げます。
でも、よくわからん。
こういうこともあるんですね。

写真写りが悪くて損してるぞ、キミ。

2009年11月 4日 (水)

チャコちゃん、ゴメン

1027footprint運転していてふと気付きました。

雨の後だったのです。
見事な足跡。
チャコちゃんの足跡です。
どうも、新しい車は居心地が悪いらしい。
マーチのボンネットには平らな部分が広くありましたので、冬場、私が車で帰宅すると、ボンネットに乗ってエンジンの熱で暖をとるのが好きだったのです。
ところが、このごろの車はみんな丸まっちくなってしまって、ピノもご他聞に漏れず、ボンネットが丸い。
チャコちゃんとしてもいろいろ工夫をしているようなんです。で、ボンネットから屋根へ駆け上ったか、逆か、その足跡がフロントガラスに残ってしまったのですね。
1029chakochan
別の日、見るとチャコちゃんは、暖かいエンジンの下に入って暖をとっていました。

そうだねぇ、これしかないだろうねぇ。
四角い車がなくってゴメンネ。申し訳ないけれど、そのやり方であたたまってください、今年からは。

カネタタキ♀

1024kanetataki1庭に出ていた妻が、カネタタキがいたわ、とプラスチックケースに入れて連れてきました。

産卵管があります。翅はありません。ですからメスです。
お腹がふっくら大きくて多分卵をいっぱい持っています。

よく見ると、左後脚と右前脚がありません。
危険を切りぬけてきたのでしょう。
ケース越しですが
1024kanetataki2
堂々たる威厳。
へなへなした虫なんているわけがない。
ひたすらに生きる、堂々といきる、美しい姿だと思うんですよ。
1024kanetataki3
触覚を手繰り寄せて、口で掃除をしていました。
悠然たるものですね。
しばらく写真を撮らせてもらってから、また、元の場所に放してやりました。
きっと、いっぱい産卵するでしょう。
姿を見せてくれてありがとう。

ヒメカメノコテントウ

1024himekamenokotentou1ヒメカメノコテントウがフウセンカズラの茎を歩いていました。
アブラムシを食べますから、探しているのでしょう。

1024himekamenokotentou2 アリも同じ茎の上を歩いていました。
利害の反する2種の昆虫がすれ違って行きました。

別に相手を認識するでもなく、自分のするべきことをするだけです。
人間の目から見ると「敵対関係」のように見えますが、彼らが直接闘うことはないでしょう。
互いにひたすら生きるだけです。

2009年11月 2日 (月)

アオクサカメムシ幼虫

1024aokusakamemusi大体同じ場所で見かけます。あまり遠出はしないでいます。
フウセンカズラの葉の上です。

このあたりでずっと生活して、成虫になってくれるといいな、と毎日見ています。
成虫になると、緑一色になってしまうのですから、ギャップが大きい。できれば写真を撮らせてほしいと願っています。

ツマグロキンバエ

1023tumagurokinbae2線路の柵のてっぺんで、ツマグロキンバエが身づくろい。

脚を擦ったり、口の手入れをしたり。
この瞬間は前脚を擦り合わせています。
複眼の模様を見てください。
この筋模様がツマグロキンバエ独特のものです。
どういう仕組みで複眼に模様が現れるのかはよく分かりません。不思議ですね。
汚いハエではないのでじっくり観察して下さい。

ジョロウグモ

1023jorougumo時々状況報告をすることにします。

10月23日です。

メスの迫力はまったく、すごいですね。

まだチャンスは来ません。

これはなんだろう?(11月13日訂正しました)

1023humeiルコウソウの葉についていた謎の物体。

1cmくらいですかね。
何かの繭ではないか、という気もするのですが、さっぱりわかりません。
苦し紛れの冗談に「パンダの卵」などといっていますが、さて、なんだろう?
ネット上に「繭」の図鑑でもないかと探したのですが、見つけていません。
どなたか、コレみたことあるよ、という方、教えてください。

◆ホウネンタワラバチというハチの繭でした。

詳しくは11月13日付の下の記事をお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-0488.html

かかし。

タカラダニ

1022takaradani1これ、タカラダニじゃないでしょうか?

ふつう、こういう赤いダニは、5月を過ぎて、陽射しがきつくなり、焼けたコンクリートの上をすごい勢いで走り回っているのをみるんですが。
今の時期に見かけるのは珍しい。で、一抹の不安を感じながら、多分、タカラダニだと思います。
1022takaradani2
小さいし、動きが速いので、どうにもちゃんとした写真がとれません。

今回は暑い時に比べて動きがゆっくりでしたので、この程度の写真になりました。

ダニと言うのは分類的に言いますと
節足動物門 > 鋏角亜門 > クモ綱 > ダニ目
ということになります。
クモと近縁です。ですから、体は頭胸部と腹部からなり、脚は4対8本です。

どうも、嫌われ者ですが、実際にヒトの血を吸うなどというのはわずかなものです。
大部分は埃の中などで、ひっそり生活しています。
まぁ、完全駆除なんて無理ですから、減らす努力をした上で、「見えないものは存在しない」などと呟いていればよいのです。

ジョロウグモ

1022jorougumo1メスのジョロウグモの巣にオスが現れました。

画面いっぱいに写っているのがメス。

メスの腹側の網を挟んだ位置にいるのがオス。

まるっきり体の大きさが違います。オスは体長1cmちょっとでしょう。

オスは交尾目的に現れたのですが、まだ時期ではないのかもしれません。
というのは、「クモ学」という本によりますと、メスの最終脱皮の直後に交尾する層です。
このオスはずっとここにいます。おそらく餌と間違えられてしまう危険を冒して、交尾の機会を狙っているのでしょう。
1022jorougumo2
時々、オスは位置を変えています。

この移動による網の振動をメスは捉えていないのでしょうか。

それとも、餌の振動とは異なる「風による振動」のような歩き方ができるのでしょうか。

餌の振動を検知すると、メスはすごい勢いで襲いかかります。

1022jorougumo3 オスが少しメスに近寄りましたね。
でも、メスは気づいていないようです。
無事、交尾に至れますように。

1022jorougumo4 オスのクローズアップを試みました。

メスが張っている網は立体的な奥行きがありますので、マクロレンズを使うのですが、接近できないのです。
で、こんな写真になりました。
姿形はジョロウグモですが、小さい。
こんなに差があるとは、実は知りませんでした。

行く末を見守りたいと思います。

2009年10月30日 (金)

テントウムシ

1022nanahositentou典型的なのを見るとホッとしますね。

これはナナホシテントウですね。
いやぁ、私にもわかる、ウレシイナ。
ついでに
1028namitentou
こっちはナミテントウ。
なじみの顔に出会うと、緊張がほどけます。

これ撮るときっとやばいぞ、とか思うんですよ、小さな甲虫、小さなハエ・アブなんかを見ますとね。でも、つい撮ってしまって、わからな~い、おしえてくださ~いを繰り返してしまうんです。ナッサケネェ。

ハナアブ(かなぁ)

1022maybehanaabuホント情けないブログで申し訳ありません。
トクサにポツンととまっていたので、おや、いい風情だ、と撮ったのですが、種が分からない。
ハナアブの仲間ではないかと思うのですが・・・。平均棍が写っていますから「ハエ目」(←これ私の常套句になってきたな。そこで行き詰るところが情けない。)

教えてください。

ハスモンヨトウ

1022hasumonyotou1ルコウソウにガの幼虫がいたわ、と妻が連れてきました。
記念写真を撮って、元の場所に戻してやって、それからおもむろに検索してみましたところ
ハスモンヨトウの幼虫のようです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hasumon-yotou.html
↑幼虫図鑑です。(成虫の写真も見られます。)

およそ,どんな植物でも食うようである。ギシギシなどの雑草,ダイズ(大豆),サトイモ(里芋),ダイコン(大根),ネギ(葱),ササゲ(大角豆),ハクサイ(白菜),ナス(茄子)などの野菜(特にアブラナ科の野菜)や,花壇の花など。

とありました。というわけで、ルコウソウにいてもいいのでしょう。食い意地が張ってるなぁ。ルコウソウって、ほとんど食害を受けない植物なんですけどね。何でも食うんだなぁ、君は。
1022hasumonyotou2
上の写真ではどっちが頭なのか、よくわかりません。
実は上の写真の左側が頭でした。
で、頭を見せてくれ、と撮ったのがこれ。
ギュッと、脚まで曲げてますね。

1022hasumonyotou3 こっちが腹端。

しっかりルコウソウの茎にしがみついています。
気門も見えています。

もう一回、顔をちゃんと見せなさい、と撮りました
これ
1022hasumonyotou4
なんでこんなに縮こまっているんでしょうね。
緊張しているようです。

ところで、何枚か撮っているうちにこんなアングルを発見!

1022hasumonyotou5
白っぽい斑点が眼のようで、なんだか、なにかの動物のあかちゃんみたいな表情に見えませんか?

擬態というほどではないのでしょうが、顔風な模様なのでした。

アブ(かなぁ)

1022abu_平均棍がありますから「ハエ目」です。
精悍な雰囲気をもっていまして、雰囲気的にはムシヒキアブの仲間かなぁ・・・と。
ヤツデの葉の上です。
わかりません。

2009年10月29日 (木)

ヒメバチ(の仲間じゃないかなぁ)

1021himebati1どうも、頼りないことで申し訳ありません。

また、きれいなハチを見かけました。

寄生性のハチだと思います。
1021himebati2
ヒメバチの仲間ではないか、と漠然と思っています。

これじゃぁ、絞り込んだことにはなりませんけれどね。

どこかで花にもぐりこんだようでもあります。体中についているのは多分花粉でしょう。この粒々感はルコウソウの花粉という気もしますが。
こんな顔をしていました。
1021himebati3
1021himebati4
ね、体中、顔まで、花粉だらけ。

でも、蜜を吸うハチではなさそうですよね。

ホント何にも知らないなぁ。カナシイ。

ハエ

1021hae_情けないことに、全然わかりません。
ちゃんと撮れたのはこの写真だけ。
平均棍が写っていますから「ハエ目」だということだけは分かります。
触覚が特徴的なんですが・・・
おまけに、よく見ると、脚が2対しか見えない!
どうなっちゃったんだろう?
自分でわかんないものだすなよな、と言われそうですが、助けて下さい。
これ、なんというハエですか?

ヒメフンバエ

1019himehunbae肉眼的には赤いハエで、結構きれいなんですけれどね。

幼虫は動物の糞を食べ、成虫は小さな昆虫を捕食するそうです。
そう頻繁には見かけません。今回で2回目かな写真が撮れたのは。

ハエであって昆虫を捕食するというと、どういう口をしているのか興味がありますが、よくわかりません。

アブラムシ

2009年10月20日 (火)付の「アブラムシ」と題した記事で、「ここに写っているものが何なのか、私にはいまだによくわかっていません。」と書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-8d6e.html
↑ここです。

そうしたらコメントを頂きました。

このアブラムシはマミー(ミイラ)という状態で、アブラバチに寄生されて膨れ、変色してるそうです。
幼虫が孵化して出て行った後が丸い穴になってるんですね。

そうなのか、と疑問氷解。寄生バチだったのか。

「アブラバチ」でグーグル検索をかけますと、たくさんヒットするんですねぇ。知らなかった。
中で、尊敬する「アーチャーン」さんのサイトをご紹介します。この方の観察眼はすごいんです。ここで、アブラバチの鮮明な写真、交尾、産卵まで見られます。
http://plaza.rakuten.co.jp/Wolffia/diary/200711120000/
どうぞご覧ください。
1019aburamusi
アブラバチが羽化して出ていってしまった後の写真をもう一回掲載します。
見事に丸くくりぬいて出て行くんですね。すごい。

アブラバチの成虫を見たことはない、のか、見たことはあっても認識していないかですが、おそらく体長1~2mm程度のものでしょう。小さいハチを敬遠しているせいで、見逃がしているのでしょうね。まいった。
1023aburamusi
こちらは寄生を受けずに無事生活している集団です。
いつも蟻が丹念にやってきていますよ。

で、アブラバチの新たな寄生は起こらないかと、気にかけて見ているんですが、見つけることは出来ずにいます。

http://homepage2.nifty.com/datchan/insect/abura_bachi/01abura.html
このサイトは、アブラバチの生活史にも詳しいので、興味のある方はご覧ください。
一部引用しますと(太字は引用者がつけました)

 幼虫は寄主体内で4~5回脱皮して成長する。幼虫が蛹化する際に寄主は死亡する。死亡した寄主の腹部はボール状にふくらみ、体色も黒色、黒褐色、褐色、茶褐色、白色などに変化する。寄主の体はミイラ化するが、この状態をマミー(mummy)と呼ぶ。羽化する際にはマミーの腹部に円形の穴をあけて脱出する
 以上が一般的なアブラバチの成育過程だ。ところで、私が学生時代に扱ったPraon属のものは、蛹化の状況が少し違っていた。蛹化の際、一般的には寄主の体内で蛹になるのだが、Praon属の場合は寄主の体外(マミーと植物体の間)に出て、そこで繭を作って蛹化するのだ。その際、マミーを植物体に固定するために、繭の周囲をテント状につむいでしまう。羽化時にはこのテントの壁面に円形の穴をあけて出てくる。

寄生については、アゲハの寄生ハチ、アオスジアゲハの寄生ハエなどには多少の知識はありましたが、奥深い世界なんですね。知らないことのみ多かりき。でした。

シャクトリムシ

1017yomogiedasyaku0ヨモギエダシャクですよね。
ずいぶん濃い色だな、と思ったら、
すぐ隣のフウセンカズラにも別のがおりまして

1017yomogiedasyaku1 緑色。
フウセンカズラの葉をせっせと食べています。
12:38です。
1017yomogiedasyaku2
1分後、もうこんなに食べてしまいました。
ここから1分も経たないうちに
1017yomogiedasyaku3
もう食べ終わってしまいました。

大きな幼虫の食べる速さはすごいものです。
1017yomogiedasyaku4
食い足りねぇ。
新しい葉っぱを探しに行こうっと。

「歩く消化管」とは言い得て妙。
蛾になるときは、翅、筋肉、神経系まで全部組み換えます。

今は栄養価の低い葉っぱをひたすらに食べ続けることが仕事。
何度見ても不思議ですね。

2009年10月28日 (水)

ツマグロキンバエ

1017tumagurokinbaeセイタカアワダチソウの時期とツマグロキンバエの時期は同期するのでしょうか。今、いっぱいいます。
左の写真では、白い矢印で4か所、ツマグロキンバエのいる場所を指しています。ピントは右下の方に合っているのですけれど。
ハエの「舐める口」を伸ばして、花の蜜を一生懸命に舐めています。

1023tumagurokinbae1 ほらね、ハエの口、でしょ。でも、ニクバエなどと違って花の蜜を舐めるんですね。
翅の先端を見てください、黒っぽく、あるいは褐色になっていますね、ですから「ツマグロ=褄黒」なんですね。そして、複眼に現れている独特の模様、これさえ覚えていれば、判別できます。いわゆる「雑草」の花を観察して下さい。いろんな虫たちの営みが見えます。

現在は、ツマグロキンバエ、ツチバチの仲間、アシナガバチ、ミツバチ、キチョウやセセリチョウ・・・こういうところがセイタカアワダチソウのところで「表立って」目立ちます。私の目が届いていない場所の方が圧倒的に多いのですから、もっともっとたくさんの昆虫たちがセイタカアワダチソウのまわりで活動しているのでしょう。
11月が間近になって、急激に冬の気配が近づいてきました。
読者の方々、そして、虫さんたち、冬へ向かってこの陽ざしをもうしばらく楽しみましょうね。

ムラサキシジミ

1017murasakisijimi1日当たりのよいボウガシの葉の上にムラサキシジミが「飛んできました」。

門の一歩手前の場所。のんびり見まわしながらゆっくり移動していたら、目の前に「飛び込んできた」というのが実感。

わざわざ、「撮って」というリクエストのように思える瞬間です。
結構よくあるんですよね、こういう瞬間が。向こうからわざわざやって来る。会いに来る。挨拶をして立ち去る。
この時も、2,3枚撮ったらまた飛び去ってゆきました。
1017murasakisijimi2
その瞬間です。
脚を畳んで浮き上がる瞬間ですね。
どうしても、こういう場合、口を衝いて出るのは「ありがとう」ですね。
素敵な姿を見せに来てくれて本当にうれしいことです。

ルリタテハ羽化(2)

1027ruritateha153910月27日、3時半過ぎ。
妻と二人で、ルリタテハを放すことにします。

そ~っとケースのふたを持ち上げます。
まるで樹皮ですね。
このまま、じっと見つめていました。
しばらくすると、外気を感じたのか、翅を細かく震わせ始めました。
あぁ、体温を上げているね、と話していると、そのうち、何回かゆっくり翅を開いたり閉じたり。
開いた瞬間の写真を撮りたいな、と構えていたのですが、ある瞬間、パッと翅を開いたと思うと、一直線に飛び去って行きました。
1027ruritateha1539_4
その瞬間にシャッターボタンを押してはいたのですが、写っていませんでした。それが左の写真。

アオスジアゲハよりも直線的といえる飛び方でした。美しいルリ色のイメージを私たちの目に焼き付けて去りました。

なんど立ち会っても、いいものです、チョウの羽化、旅立ち。
なんとなく、心がしっとり、暖かくなって、うれしくなります。
上の写真で、ホトトギスの葉は完全に枯れしおれています。羽化の際にこの葉が茎から落ちては大変なので、葉を取って、ケースの天井にセロテープで固定しました。その様子が見えますね。
羽化の時は本当に無防備で、一番危険な時間です。それだけに劇的な時間でもあります。
無事羽化すると、ほっとしますよ。体の力が抜けます。
1027ruritateha1539_2
飛び立つまでに取った写真のうちからご紹介。
1027ruritateha1539_3
どちらも触覚が比較的ちゃんと見えるところをトリミングしました。
きれいでしょ。
1027ruritateha1539_5
前回のルリタテハの羽化では、透明な床に蛹便が落ちて色があまりくっきりしませんでした。
今回は、葉を天井に固定する作業をしたときに、蛹の真下にティッシュペーパーを置いておきました。
そのティッシュペーパーに染み込んだ蛹便です。
如何でしょう。まるで私たち哺乳類の血とそっくりな色でしょ。
初めて見たときはびっくりしました。どうしちゃったんだろう?大丈夫だったのだろうか?と。
たまたまルリタテハの羽化を見た子が、血を流して飛んで行った、と報告して、それを聞いた大人が信じられなかった、という話もあります。
実際にこんな体液を流し捨てて体を乾かして飛び去るのです。

いやあ。何年ぶりですか。ルリタテハの飼育。ホトトギスはあるのに、来てくれなくて、ずっと待ち続けた結果、今年、2匹の羽化に立ち会えました。
心底うれしかったです。

また来年も来てくださいね。待ってますよ。

ルリタテハ羽化(1)

1027ruritateha94010月27日、午前9時40分ころ。
気づいたらルリタテハが羽化を始めていました。

ケースを動かすことはできませんので、写真はこのアングル限定で数枚。
ケースの底面に蛹便が落ちていませんので、まだ、体液を翅などに圧送して展開している最中と思われます。ここで焦らせて羽化失敗になってはいけないので、すぐに引き下がって放置しました。

1027ruritateha1116 11時16分ころ。
見れば蛹便をしてありましたので、羽化そのものは成功裡に終了のようです。

外見上はほとんど違いはありません。翅の縁の形が少し違うかな、というくらいです。

この時点では全く動きませんし、おそらく体もまだ完全には乾いていないでしょう。
午後には妻も帰宅するので、その時に放してやろうと思います。

2009年10月27日 (火)

ヒメジャノメ

1017himejanome1池に発生してしまった水草の上にチョウが一匹。

もう翅がぼろぼろ。
かろうじて、水草に乗っていますが、限界のようです。
ちょっと辛いシーンになりました。
1017himejanome2
ぐるっと歩き回って戻ってきたら。ぐったりしていました。
水面の水草は可能な限りヤゴを捨ててしまわないように注意しながらすくい取って土に戻します。
このチョウも、一緒に、土に戻ってもらいましょう。
いのちはめぐります。

ヒメハナバチの仲間

1017himehanabati線路の柵の内側で柵から少し離れていますので、腰を預けて乗り出しての一枚。あんまり頑張りすぎると、腰痛を起こします。
で、このワンショットしかないのです。
雰囲気的に、ヒメハナバチの仲間だろう、としか言えません。
セイタカアワダチソウがもう少し近くに咲いてくれると楽なんですが。
冬は腰痛の季節。気をつけなくっちゃね。

ハリカメムシ

1017harikamemusiイノコズチの実から吸汁するハリカメムシ。

鞘が「く」の字になって、中の細い針が見えます。
この針、本当に細いのです。
ヒト用の注射針よりずっと細いです。
おそらく先端には「味覚器」のような感覚器があって、汁のありかを探知しているのでしょう。
あてずっぽう、ということは絶対にないはずです。

アリグモの仲間

1017arigumo普段見かけるアリグモはもっと色が濃い。
今回のはずいぶん明るい色で、目立ったので、パチリ。
ヤツデの葉の上です。
このあたりに、2,3匹いるようです。
ヤツデの葉の上も結構いろいろな虫たちが登場する舞台になっていて面白いものです。ヤツデ自体はもう来年の芽の準備をしています。そういう季節になりました。

トカゲ

1016tokage1ふと、目が合いましたね。
カシャっとシャッター音が響き、次の瞬間
1016tokage2
ダッシュ。
消え去りました。

この付近に、もっと体の大きな、そしてお腹の大きなメスのトカゲがいます。
いることは知っているのですが、写真は撮れません。すごく敏感で見かけると一瞬で消えます。
今回のは、一瞬の「スキ」をついたショットでした。
猫なんかに見つかると簡単につかまってしまいます。無事に生き伸びてください。

ネコハエトリ

1016nekohaetori1ネコハエトリ。
常連になりました。
変なんですよ。カメラを構えてレンズを向けて・・・あれっ?いない。
左手にくすぐったさ。
手に乗っているんですね。
普通、家の中でクモを見つけて、外へ出してやろうと、手に乗せるべく手のひらに追い込んでも、体温を感じるとパッと飛びのいてしまって、なかなか乗ってくれないものなんです。
それが、自分からひょいと人の手に乗って来るなんて。おまえ、ちょっとガードが甘くないかい?
それでも、ひょこひょこ歩いてくるので、一枚写真を撮ってから、ふっと吹いておりてもらいました。
1016nekohaetori2 しぼんだオシロイバナに飛び移ったところ。
このフカフカ感がたまりませんねぇ。
「ネコ」ハエトリ、というのはこのフカフカ感からでしょうか?もちろん色も、でしょうが。
1016nekohaetori3
なんとなく、意気揚々という感じですよね。
いや、楽しいやつです。

1016nekohaetori4 道を挟んで反対側。
そこにもネコハエトリが。
ぼくも、とか、わたしも、とか言われているような気がして仕方ありません。
いつもと同じ写真ではありますが、撮って、といわれると弱いんだよなぁ。
かわいいから許す。

2009年10月26日 (月)

○○ハラナガツチバチ

1016kinkeharanagatutibati1ゼニアオイの花を撮っていましたら、ハチが一緒に花に顔を突っ込んでいました。
写真の上にマウスカーソルを置くと「キンケハラナガツチバチ」というファイル名が見えるかもしれません。
でもなぁ、迫力が少し足りない。
ヒメハラナガツチバチかもしれません。
1016kinkeharanagatutibati2_2
決定的な証拠がなくて・・・
触覚が短いようだなぁ、だとすると、やっぱりヒメハラナガツチバチかな。

「キンケ」だと、もっと毛むくじゃらな姿だったような気もします。
決定できないまま、「花に来たツチバチ」ということにしておきましょう、スミマセン。

フタモンアシナガバチ

1016hutamonasinagabati1フタモンアシナガバチのオスが日向ぼっこをする季節になりました。

結構な数のアシナガバチが飛び回りますので、知らないと怖い感じがします。
手で払い落とそうとしたりすると、興奮するかもしれませんが、オスには針はないので、知らんぷりしていれば、周囲を飛び回ったり、暖かい場所でじっとしていたり、それだけです、大丈夫ですよ。
余裕があれば、この顔を見てください。黄色みがかったこの顔がオスです。メスはまた別の顔つきをしています。
1019hutamonasinagabati
背中の模様はこういう風になっています。

スズメバチ科ですが、迫力はずいぶん違いますね。
もし、巣があっても、むやみに近づかなければ攻撃されることはありません。怖がって妙に周囲で騒ぐ方が危険です。虫を興奮させない付き合い方を身につけてください。

アオクサカメムシ

1016aokusakamemusi1アオクサカメムシの幼虫です。
別に「青臭い」わけではありませんからご安心を。
成虫は見たことがありますが、幼虫は初めて。
面白い模様ですね。
ニラの実が熟したかどうか見に行って見つけました。
1016aokusakamemusi2
黒いのは熟したニラの実。
今、未熟な実の上にいます。

齢の異なる幼虫や成虫をご覧になりたければここがいいです。↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/aokusakamemusi.html

冬までに成虫になれるんでしょうね。急激に気温が低くなりはじめましたから心配なほどです。

アキアカネ

1016akiakane110月16日の昼過ぎ。あたたかい午後。

線路の柵にアキアカネがとまっていました。
ちょいと、「秘密の技」を発揮。
1016akiakane2
捕虫網も使わず、素手で捕まえました。
といっても、マンガ見たいに、トンボの目の前で指を回して、トンボの目を回させて・・・というのではありません。
こういう穏やかな日に日向ぼっこをしているアカトンボは、脅かしさえしなければ、ものすごく近寄ることができます。
で、ちょっっぴりふわっと浮き上がっては、またてっぺんに戻る、ということを繰り返します。これを利用するのです。
とまっている杭のすぐそばにそっと手を近づけて、人さし指と親指をそばに出すんですね。
で、アカトンボが浮き上がっておりてくるときに杭ではなく、どちらかの指にとまらせてしまうんです。
そうしたら、親指と人さし指をそうっと近づけていって、最後、ぱっと、指先を閉じてトンボの脚をつまんでしまうのです。

秘技「トンボつまみ」!?

こうやって捕まえたのが、上の写真です。
さて、もし、トンボを捕まえたらぜひやってみていただきたいことがあります。
1016akiakane3
こうやって、水面に腹部の先端をちょんちょんとつけてやるのです。
卵を産みきっていなければ先端が水に触れるたびに産卵してくれます。

インスタントコーヒーの空き瓶などがいいですね。
産卵後しばらくすると卵は底に粘着します。

シオカラトンボは産卵から1週間くらいで孵化します。1mmあるかないかという小さなヤゴが泳ぐ姿はかわいいですよ~。まるでガラス細工のように透明なんです。
餌といっても用意できるようなものではないので、水槽に適当に水草などをはやしておいて、瓶ごと沈めてやればいいでしょう。大きくなったらメダカでも食べます。

アカトンボの場合は、卵で冬を越して、3月末か4月初め頃、孵化します。
瓶ごと水槽に沈めておけば、やがて泳ぎだしてきます。

上のトンボさんには、演技のお礼を申し上げて、大空へ放してやりました。

秋です。

コガタスズメバチ

1014kogatasuzumebati1コガタスズメバチを見かけてしまいました。10月14日のことです。
しかも門の前に置いたデュランタの葉で。
さすがにちょっとドキッとしました。
でも、警告に現れた、というような風情ではない。
葉につかまっているのがやっとという感じです。
動くと落ちそう。
1014kogatasuzumebati2
もう死にそうな状態でここまで来たようです。で、その本来の巣が家のそばにあるのか?
もしそうなら、ちょっと警戒しなければなりませんね。家族に聞いても、この夏中一回も見かけたことはないという。私も。
保育園の子の散歩も来るし、スズメバチの巣があるのならは放置できません。

10月8日に台風18号が上陸して、日本列島を縦断していきました。
ひょっとすると、台風の強風で巣の付近からここまで飛ばされてきたのかもしれないな、とも思えます。
単独で吹き飛ばされてきてしまって、餌もとれず弱った状態だったのではないでしょうか。
台風のあとというのは、時々予想外の昆虫が飛ばされてくることがあります。そのパターンかもしれません。
1014kogatasuzumebati3
それでも、迫力ある顔つきです。
顎はでかいし。
複眼が独特の形ですよね。単眼もくっきり。

しばらくして見に行ったら、道路に落ちていました。
1014kogatasuzumebati4
まだもぞもぞとですが、歩けます。
さすがに、土の上に移動してあげよう、という気にはなれませんでした。
最後の力で反撃、に出られたら、やっぱり私でも怖いです。
夕方にはいなくなっていました。

キチョウ

1014kityouキチョウだと思います。
翅の表側をうまく見られなかったのですが、モンキチョウではないでしょう。

幼虫の食草は、ネムノキ、ハギ類などです。モンシロチョウとは食草が違います。
シロチョウ科>モンキチョウ亜科>キチョウ
シロチョウ科>シロチョウ亜科   >モンシロチョウ
近縁なのですが、生態系の中でそれぞれの食草「空間」へ散って行ったわけですね。
食べ物が競合する、というのが一番激しく厳しい生存競争なんですよ。
弱肉強食なんていうのは実はそう大したことではないのです。

2009年10月23日 (金)

ルリタテハ蛹

1013ruritateha1前の記事と同じ10月13日。

午後1時には前蛹でした。

部屋で仕事をして、さぁコーヒータイムと居間へ降りたら蛹になっていました。

15:04撮影です。

脱皮直後ですから、まだ透明感があります。

1013ruritateha2
横から見るとこうなっています。

直下には
1013ruritateha3

幼虫時代の皮が落ちていました。
見事に脱ぐものですね。

1013ruritateha4
腹部を拡大してみると、やはりなんだか透けている感じです。
つやつやしていて、丸く膨らんで表面が滑らかですね。

これが翌日の14日になると
1014ruritateha
朝8:06撮影です。

こうなりました。

表面の質感がずいぶん変わって、枯れた感じ。
ごつごつして、つやが消えました。
枯葉風なんでしょうね。

さて、いつ羽化するか。
あとはじっと待つのみです。
幼虫が成長し、蛹になり、羽化してチョウになる。
この過程に寄り添って、じっくりと立ち会えるというのがチョウの飼育の楽しみです。

チョウが好きというとすぐ、コレクションを作るのか、と思われるかもしれませんが、そうではない楽しみがあるのです。標本なんて一つもないんですよ。育てた楽しい思い出が、羽化して飛び立つチョウヲ見送る喜びが、いっぱい胸にしまってありますからね、それで十分。
あの時はこうだったな、あの時はああだったわね、と夫婦で記憶を共有して会話できるなんて、楽しいでしょ。

ルリタテハ前蛹

1013ruritateha_z1先に、ルリタテハの羽化をお知らせしました。
あのルリタテハの幼虫を育てている時に餌としてとってきたホトトギスにたまたまくっついていた幼虫、あれが蛹になろうとしています。

10月13日、午前11:19
ケース越しに、シルエットで撮れました、トゲトゲがきれいでしょ。
体を強く曲げています。
1013ruritateha_z2
なんとかそっとケースから出して、撮影。

こんなに強く体を曲げるんだっけ、とビックリです。

そっとしておくことにしました。
1013ruritateha_z3
昼食後。13:01

体を伸ばしてぶら下がっています。頭だけは持ち上げていますので、Jの字状態です。

ここまでが前蛹の写真。

モンシロチョウ

1013monsirotyou1モンシロチョウはまだ元気があるようです。
被写体としてのモンシロチョウは非常に撮りにくい。

落ち着いてとまっていてくれないのです。
セセリやシジミはじっとしてして、写真に写ってくれるのですが。
この時も、すぐ飛び立ちました。
1013monsirotyou2 その瞬間です。
ランタナの花から飛び上がった瞬間にうまいことフラッシュが発光してくれました。
見れば右の後翅が破れていますね。元気そうには見えても、生きてきたことの証が刻まれているのですね。生きるということは平坦ではないのですね。
元気でな。

コガネムシ科の幼虫

1012nekirimusiプランターをいじっていた妻が、わぁいっぱい、といって見せに来てくれたのがこれ。
コガネムシ科の昆虫の幼虫ですね。

園芸家はきっと、ネキリムシとかいうのではないですか。
ネキリムシというと、ヤガの幼虫の方が有名なのかな。
これは、おそらくアオドウガネとかドウガネブイブイとかハナムグリとか、そういった甲虫の幼虫だと思います。
どうしたか、って?
裏の落ち葉の集積したところへ放しました。
プランターで生きてもらうのはさすがに困るんですが、土の中で生きられるのなら生きてもいいです。成虫になったら会いに来てくれればいい。
この写っている7匹も、そのままプランターの中にいても全員が成虫になれるわけではないのです。ごめんね、でも、生き延びてもいいんだよ。

1012mayu四季成りイチゴについていた繭です。

そっとつまんでみると、表面はふわふわ、中にしこっと硬い蛹の体でしょうか。
何というガなのかな。
この他に、多分同じ種のガの繭と思われるものが二つ見つかりました。
羽化できるかどうか分かりませんが、空いたケースに入れてあります。
多分来年の春でしょう、羽化は。ちゃんと覚えてないといけませんね。折角、羽化したのに気づかづに死なせてしまってはいけませんから。

クマバチ

1012kumabati110月12日。
用事があって車を出そうとしたら道路にクマバチが落ちていました。

元気がよければブンブン音を立てて飛んで、知らない人をびっくりさせるハチですが、路面を歩くだけでした。
ちょっと急いでいたので、そのまま出発してしまいました。
1012kumabati2
用を済ませて帰宅したら、まだ同じあたりにいます。
生きてはいるのですが、全くもう動けません。
手のひらに乗せて、じっくり眺めると、翅はぼろぼろですね。
1012kumabati3
顔を撮らせてもらいました。
尖った口は、実は鞘のように中に口吻を包んだ顎なんですね。
ごついけど、噛みつく顎ではないことが分かりますね。

日の当たる土の上へ置いてやりました。道路の上じゃ寒すぎる。

2009年10月22日 (木)

アオスジアゲハ

1012aosujiageha10月12日。体育の日。晴れて暖かい午後。

アオスジアゲハがふわ~っと飛んではとまります。
アオスジアゲハの直線的な、鋭角的な、あの飛翔ではありません。
ふわぁ。です。
あぁ、もう、限界にきているんだな。ゆっくりあたたまってね、と離れました。
1013aosujiageha
翌13日。
門柱の内側のユキノシタの上に、アオスジアゲハが落ちて死んでいました。
翅の破れ具合からみて、12日に見た上の写真の個体と同一個体であることは間違いないようです。
ひたすら生き抜いたことを、たたえます。
ゆっくりあたたまって、最後の力を使いはたして、ふわっと落ちたのでしょうか。

「いきもの」といえば「もの」のように思ってしまいます。「美しいもの」が永続してほしいと願えば、死は、辛くかなしいものになります。
「いきもの」というのは、本当は「現象」なんです。外界からエネルギーを取り入れて、捨てる、その流れの中に束の間生じる「現象としてのもの」なのです。ろうそくの炎と同じようです。
生命の流れの中に生じる渦のようなものです。渦は数えることもでき、生まれ、動き、成長し、やがて消えます。エネルギーの「流れ」がなければ渦はできません。

私たちも「いきもの」
いきるとはかくのごときものでしょう。

トサカフトメイガ

1011tosakahutomeiga台風18号が上陸して本州を北上したのが10月8日でしたか。
この写真は10月11日。
トサカフトメイガの幼虫がセイタカアワダチソウについていました。
ミスマッチなんです。
トサカフトメイガの幼虫の食草はクルミ。
実は、台風の強風でクルミの実は全部落ちました。で、誰かが拾っていってしまって、何も残っていません。今年はさびしい。また、葉もほとんど全部落ちて、早目に裸の木になってしまいました。
おそらく、この時に、最後に残っていたトサカフトメイガの幼虫も一緒に落っこちたのです。
で、なんとか、どこかに上がろうと頑張ったのですが、ここはセイタカアワダチソウ。
3日くらい後には死んで縮んでしまっていました。
事故死というべきなんでしょうね。100の卵から成虫になれるのは1~2匹というシビアな世界ですが、さすがにちょっとかわいそうになりました。ここまできたのにね。
クルミも大切にしたい身としてはあんまり繁殖されては困る虫なんですが、やはり少しは情が移ります。
さようなら。

ツマグロオオヨコバイ

1011tumaguroooyokobai1何度も登場するツマグロオオヨコバイ。
ふとみれば、水滴。
でも、腹端についているわけでもない。
1011tumaguroooyokobai2
見ぃ~ちゃったぁ。

腹端から出したおしっこが翅にくっついてしまった。
上向いておしっこなんかするなよなぁ。
1021tumaguroooyokobai1
お控えなすって。
なんだか、ちょっと悪漢面ですね。
ちょいワル、といったところかな。
折角ですから、大きくしてご覧に入れます。
1021tumaguroooyokobai2
いろんな表情があるものですねぇ。
昆虫の顔もこうやって眺めていると、とても楽しい。
また、いい被写体になってくれるからなぁ、ツマグロくんは。

オニグモ

1011onigumoちょっと記事の作成が遅れています。
この写真は10月11日のものです。

ミンミンゼミまでとらえて食べていた、あの迫力は姿を消して、網を張り直すこともしなくなっていましたが、姿だけは見かけていました。
2,3日前から姿も見えなくなってしまいました。どうなったかなぁ。
死んでしまったことは確かなんですが、その前にちゃんと生殖行為が行えたのかどうか、それさえできていれば、生きるものが死ぬこと自体は当たり前のことですので気にはしないのですが。
どうか、来シーズンへ向けて命がつながっていますように。

イエユウレイグモ

1010yureigumo2妙なところで幽霊さんと出会いました。

道ばたに座り込んで撮影する時にべたっと座るのはさすがに・・・というとき用に、玄関に昔使ったお風呂椅子が置いてあるのです。
いざとなると、これを持って座り込むわけですね。腰が楽です。
ふと、そのお風呂椅子の内側を見たら、いました。イエユウレイグモ。
脚の長さのすごさ。
結構何度も使っていますので、その度に一緒に道路へ出かけて行っていたのでしょうね。
撮影仲間だったようです。
1010yureigumo1 背中の模様をお見せするとこうです。

この頭胸部の模様を眺めていて、以前、こんな模様の子グモに会ったなぁ、という気がします。
あの時はなんというクモの幼体か分からなかったのですが、こんな模様でした。
可能性ありますね。家の中で出会ったのでしたし。

そろそろ生殖を終えなければならない時期だと思いますが、子孫を残せるのかな?

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ

1010yotubosihyoutannagakamemusiネコジャラシの青い実から汁を吸うようですね。

ネコジャラシとしては実を熟させるために栄養を送り込んでいるわけですから、カメムシの作戦としては優れていますね。

今年初めて顔見知りになったカメムシですが、しばらくまばらになっていました。また最近見かけるようになったので、これがシーズン最後の成長期なのでしょう。卵で冬を越すのでしょうか?よくわかりません。

2009年10月21日 (水)

ウラナミシジミ

1010uranamisijimiウラナミシジミが、翅を閉じたまま内側のきれいな色を見せてくれました。

チョウの翅の動きというと、開閉動作はよく知られていますが、このタイプの、閉じたまますり合わせるような動作もあるのです。
たまにしか見られませんけれどね。面白い動作でしょ。
自分を無にして、眼だけになって、相手に影響を及ぼさないようにゆっくり観察してみてください。いろんな姿をみせてくれますよ。

ツマグロヒョウモン

1010tumagurohyoumonこれはツマグロヒョウモンのメスです。オシロイバナのところで見かけました。

1015tumagurohyoumon_m こちらがツマグロヒョウモンのオスです。
セイタカアワダチソウで見かけました。

こうやって、両方を並べて、翅の表を見られれば雌雄の違いがよくわかりますね。

つま【褄】(端ハシの意。「褄」は国字)
 ①長着の裾の左右両端の部分。源氏物語葵「我がたまを結び留めよしたがひの―」
 ②袷アワセや綿入れなどの表地と裏地とが、裾 スソブキと襟下の最下端との角で1点に集まるところ。[広辞苑第五版]

「褄黒豹紋」でしょうから、メスの方がツマグロにふさわしいのでしょうね。

スミレやパンジーで、結構派手派手しい幼虫を見かけたらこのツマグロヒョウモンの幼虫である可能性が大きいですよ。飼育してみてください。光る蛹が見られます。

2009年10月20日 (火)

ホシホウジャク

1010hosihoujaku1妻が、スズメガを捕まえたから記念写真を撮ってあげて、とケースに入れて連れてきたのがこれ。
ホシホウジャクです。
蓋をあけると飛び出してしまいますので、プラスチック越しの撮影で、少し白っぽいかもしれません。ご容赦を。

地味な模様です。このまま何かにとまっていると見過ごしそうです。
1010hosihoujaku2 真横ショット。
このアングルは、ケースに入ってもらって初めて可能になります。
なんだか、眼に表情があるような、いい顔しています。
1010hosihoujaku3
腹側から見るとこんな風です。
表側より少し色が明るいですね。

実は、羽ばたくと結構目立つんですよ。
妻は、ホトトギスの花でホバリングしているのを見つけて、手元の捕虫網でさっと捕まえたのです。
1010hosihoujaku4
狭いケース内ですが、ちょっぴり飛んで見せてくれました。
ほら、明るい色が出てきたでしょ。
1010hosihoujaku5
フラッシュで停止して見える羽ばたき。
元気元気。

撮影後、すぐに外へ放してやりました。
幼虫はヘクソカズラの葉などを食べるそうです。家の近くにヘクソカズラがありますので、そこで成長しましたかね。
虫さんが遊びに来てくれる庭は楽しいですよ。

アブラムシ:10月29日追記あり

1010aburamusi_2ここに写っているものが何なのか、私にはいまだによくわかっていません。
10月10日撮影。

サザンカの蕾です。
肉眼では丸いものがたくさんあって、ガの卵かな、などと思ったのです。
写真を撮ってモニターで見ると、何だか違う。
何枚か撮って、部屋に戻ってパソコン画面で見ると、こうなんです。
まん丸いのは、アブラムシの「殻」ですね。
背側、腹端に近い方に「丸い穴」が開いていたり、丸い蓋が乗っていたり。
中身は空っぽのようです。
写真上の方に、生きたアブラムシがいるようです。

これは一体どういう状況なのでしょう?

脱皮ではないと思います。こんなきれいな丸い穴をあけて脱皮するなんて考えられない。
アリが後ろにぼんやり映っていますが、アリが穴を開けたとも考えられない。
1011aburamusi
翌11日、また行ってみました。
状況は大差ないですね。

今、私に考えられるのは次のようなこと。

アブラムシは、条件の良い時には単為生殖をします。普通の単為生殖では、大きな体のメスが、腹端の肛門から、小さな幼虫を産み出します。卵胎生です。このシーンは見たことがあります。
ですが、今回出会ったのはそれではない。
大きな体のメスが体内で幼虫を育てたのではないでしょうか。
そうして、自分自身は殻を残して死に、体内の幼虫が、死んだ親の体を一定の部位で破って出てきた。

中身が空になった殻は親の体で、そこから出てきた幼虫がアリの世話を受けながら成長している。
そんな解釈をしています。

アブラムシには全く知識がありません。どうか、ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えてください。

私は一体何を見ているのでしょう?

なお、これを書いている19日現在、状況はほとんど同じです。

10月29日:追記
コメントを頂いて、これはアブラムシにアブラバチが寄生し、羽化した後の「殻」であることが分かりました。

新たに記事を書きましたので、そちらもご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-8d6e-1.html

ここです。

2009年10月19日 (月)

ミノムシ

1009minomusiこれ、夕方5時になると「ゆうやけこやけで・・・」のメロディーを流したり、防災情報を流すためのスピーカーが乗った柱の付け根付近。

やけにしっかり頑丈な足場を作ってくっついたミノムシ。

外見ではよくわからないのですが、移動を放棄した状態であるということは、これ、メスで、この蓑の中に産卵して自分は死んでしまった、というような状態ではないでしょうか。
卵を体外に産み出すにつれて体は縮まり、ほとんど体をなくして卵だけになる、という産卵でしたね。それから、ミノガのメスは一生蓑の中にいて、翅で飛ぶ時期はないのでした。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_mino.htm

そういうことなのかなぁ、と、これを見ながらなんとなく感慨にふけりました。

キンケハラナガツチバチ

1009kinkeharanagatutibati環八沿いの植え込み、花に顔を突っ込んで蜜をさがすキンケハラナガツチバチ。
もともと毛深い体ですので、花粉にまみれています。

花もハチもシーズンの瀬戸際ですね。
毎週立ち寄る白山神社は、「ものすごい手入れ」以後、昆虫の影が薄くなってしまって、さびしくなりました。神社前の植え込みの花に飛来する昆虫くらいしか今のところ見るものがありません。来年、少しは昆虫相が濃くなれるかしら?
昆虫がいなければ、鳥もあまり来る訳もなし。生態系の底辺を支える部分を大事にしないと、てっぺんだけ楽しもうとしても無理なんだけどなぁ。かなしい。

ジョロウグモ

1009jorougumoこちらは、ものすごく立体的で深みのある巣の中央に居るジョロウグモ。

生殖のシーズンはどうなったのか、気になります。

時々獲物がかかって、食べているところを見ますが、交尾とか産卵とか、そういう状況にはまだないようだし。
そろそろのはずなのですが・・・。
迫力ありますね。

ホウズキカメムシ

1009houzukikamemusi1久しぶりにホウズキカメムシを見ました。
虫さんたちのシーズンが終わりに近づいてきて、なんとなく、とにかく出会ったら写真を撮りたくなっています。
気分的にさびしいんだよな。

生殖のシーズンは終わったのでしょうか。そうなるともうあまり食べなくなるしな。
お日さまのぬくもりがうれしい日々というのは、さびしい日々でもあるのです。

エビガラスズメ

10月9日に、どうしよう、と書いたエビガラスズメの幼虫が蛹になりました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-c50b.html
以前失敗したときは、落ち葉が腐葉土になり始めたくらいのところ上に置いてやったのですが、だめだったのです。
でも、やはり、蛹の姿も見たいなぁ、と、今回は湿りっけなしで、ケースの中は空っぽで放置。
1009ebigarasuzume1
蛹になれたのです。
なんだか、すごい姿ですね。
象の鼻みたいなものが出ています。成虫になったときの口吻でしょう。でも、こんなふうに、蛹の時に出しているのは初めて。
翅を体の前に畳んだようになっていますね。まだ透けています。
1009ebigarasuzume2
頭部を拡大するとこうです。
ますます象の鼻という感じが強くなりますね。
眼もあるようです。
苦手な方は拡大しないでください。
1010ebigarasuzume
一日経つと、色が濃くなりました。
蛹として落ち着いたようです。
さて、いつ羽化するか。おそらく冬越しでしょう、ゆっくり待つことにします。
うまく羽化してくれれば、その時また写真を載せますが、もう成虫の姿を見ておきたい方はこちらからどうぞ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ebigarasuzume020921.html

2009年10月16日 (金)

アキアカネ

1009akiakane電車の線路の柵のてっぺんにアキアカネ。

この翅の先端のあたりを見てください。
それと10月9日にアップした「ノシメトンボ」のシルエットの翅とを比べてみてください。↓ここです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-318d.html

いかがですか?模様が違うことがお分かりいただけたと思います。

上の写真を撮った時、私の意識は完全にトンボの方に向いていました。
パソコンで見たら、なんでしょうねぇ、ハバチの仲間ですかね、が一緒に写っているのでした。
気づかなかったなぁ、まったく。

こういう風に並ぶと、アキアカネが巨大で悠然としていて、風格が漂いますね。

アブなどの巧みな飛行術と比べると、トンボの飛行術はやはり、そのスピードと距離ですね。
2~3kmくらいの間隔で「水面」があれば、トンボたちは往来して生活圏を広げていくことができます。
小さくていいんです。池を作ると、思いがけなくトンボがやってきますよ。やってみませんか?

ヒロヘリアオイラガ

1008hiroheriaoiragaヒロヘリアオイラガなんですが・・・10月8日。

クスノキの葉の少し古くなったやつといっしょに落っこちたらしいのですね。
で、ケースの側面を上ろうとしているところです。
口の写真が撮れました。自分の糞を押し上げています。
さて、さすがに触ると痛いということなので、丹念に毎日のように新鮮な葉を補給してやるという気力が湧きませんで、まとめて葉を与えていましたところ、しばらくしたら、行方不明になりました。
1014hiroheriaoiraga1 少しずつ葉を取り除いて、どこに行ったかな?と探して行ったら
いない?
葉の交換の時に間違って外へ出してしまったかなぁ、とよく見たら
いました!
10月14日
蓋の裏で繭をつくっていました。
←これです。
どちらが頭なのかもよくわかりません。
糸をぎっしりと張り巡らせてあります。
肉眼では分からなかったのですが、拡大したら・・・
1014hiroheriaoiraga2
幼虫時代の緑色の肉の棘の先端に黒い針状のものがあったのですが、それが繭の表面にちりばめてあります。
おそらく、この黒い針が皮膚に刺さるとかぶれたりするのではないでしょうか。
幼虫時代の「武器」の再利用ですね。うっかり触る奴は痛い目にあうぞ、っと。
さて、いつ羽化するのかわかりませんが、待つことにしましょう。

ウラナミシジミ

1005uranamisijimi1ウラナミシジミなんですが、フウセンカズラの実にとまっていて、蜜を吸っているわけではないのです。
秋の蝶の日向ぼっこ、ですね。

ところで、ウィキペディアによりますと

後翅の後端には黒い斑点が2つあり、2つの斑点の間には細い尾状突起が突き出ている。この黒い斑点と尾状突起は複眼と触角に似ていて、頭部に似た模様をもつことで敵の目をあざむいていると考えられている。

あざむかれましたか?
1005uranamisijimi2
後ろの方が頭と思った鳥かなんかが攻撃した時に、思いがけなく反対方向へ飛ばれて失敗する、ということがあるのかな?

生存率、子孫を残す率が少しだけ高くなるのかもしれませんね。それが長い年月の積み重ねの中で選択されてきたのでしょう。
進化って不思議です。

ツマグロオオヨコバイ

1005tumaguroooyokobai何の変哲もない写真なのですけれど・・・
なんとなくおかしみを感じてしまって。
きちっと整列しているのではないけれど、3匹がなんとなく並んでいて・・・
ド♪ミ♪ソ♪・・・とか、ハモッているような・・・
そんな気が、ふと、したものですから。

ツマグロキンバエ

1005tumagurokinbae1久しぶりにツマグロキンバエを見かけました。
この複眼の模様が特徴です。
覚えれば一目でわかるようになります。
花の蜜を吸っているわけでもなし、何をしているのかな?と思ったら。
体の手入れをしていました。そういうと、「手をする足をする」だと思うでしょ。
1005tumagurokinbae2
お口のお手入れ、でした。
口吻を前脚できれいにしています。花粉とかがくっつくと嫌なのでしょうか。
蜜の味が分かりにくくなるのかな?
しばらく、こうやって手入れをしていました。

2009年10月15日 (木)

ルリタテハ羽化

1014ruritateha210月14日。
朝、ふとケースを覗いて、そうだ、羽化に備えて蛹のまわりの空間を広くしておかなくっちゃ、とケース内の模様替え。
後から蛹になった方を少し壁際に寄せて、先の蛹の周囲を広くしておきました。
昼、見たら、羽化していました。よかったぁ。
まるで樹皮でしょ。
翅を開くと本当にルリ色できれいなんですよ。
でも、この日はじっとつかまったまま動かないので、外へ放すのはやめました。

10月15日昼ごろ。
ケースの中でゆっくりと翅を閉じたり開いたりしています。十分に体温も上がったのでしょう。
そっと、ケースの蓋をあけると、即座に飛び立っていきました。翅の写真を撮る暇もあらばこそ。
ですから、翅を開いた姿は、別のサイトで見てください。
下のサイトは、幼虫図鑑ですので、ページの初めの方は派手な幼虫の写真ばかりですが、下の方を見ていただくと、きれいな成虫の写真が見られます。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/ruritateha.html

1015ruritatehayouben
さて、これが蛹便。
一日経ってしまったので、鮮烈さが減少していますが、血がこびりついたみたいでしょ。初めて見ると、ちょっと衝撃的です。血を流したのではないかと。
羽化して、体液の圧力を使って翅を展開した後、不要になった体液を捨てます。それが蛹便。
もし、子どもが、蝶が血を流して飛んで行った、と心配したら、こういうわけだと教えてあげてください。
ツマグロヒョウモンもこれ程ではないですが、赤い色の蛹便です。
アゲハやアオスジアゲハの蛹便はほとんど無色です。

2009年10月14日 (水)

ホタルガ

1005hotaruga1玄関を出たら、目の前からホタルガが飛び立ちました。あわててレンズを向けて、とにかくシャッターを切りました。
全く、一歩外へ出たら何が起きるかわかりゃしない。

このシーン、本当は動画でお見せできたら最高なんですけれどね。
翅の白い模様が、羽ばたきによって、点滅する輪のように見えるんです。
1005hotaruga2
画像が流れてしまったために、かえって、そのくるくる回る輪のようなイメージをつかんでいただけるかと、こんなぼやけた写真を掲載します。

このホタルガがとまっているところは10月1日にお目にかけました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-4ea0.html

比べてみてください。美しいガですよ。

小さなハエ

1005hae1小さなハエです。アブじゃないと思いますが。
体長は3mmあるかないかです。

小さいのは同定が難しくてやだな、なんて思ってよくみたら、翅に何だか模様があるみたい。ちょっと好奇心が湧いてきて撮ったんですが、いい写真は全然取れませんでした。お恥ずかしい写真でごめんなさい。
1005hae2
本来、公開できるような写真ではないという気もしますが、翅の模様が見えますので。

シマバエかミバエの仲間ではないかと思うのですが、検索してみても、コレッというのに出会いません。
1005hae3
飛び上がる瞬間の映像を残して去って行きました。
さて、このハエ、同定できませんか?
よろしくお願いします。

ニホンカブラハバチ

1004nihonkaburahabati足元を5,6匹のニホンカブラハバチが飛び回っていました。きっと求愛行動だと思います。
あてずっぽうに、フラッシュを光らせたら、こんな写真が撮れました。
意図してとれる写真ではないですね。
この日の写真をパソコンで見たら、ちゃんとした姿が分かる写真がありませんでした。
で、翌日、もう一回チャレンジ。
1005nihonkaburahabati ちゃんとした姿をお目にかけます。

 幼虫はアブラナ科の植物を食べるそうです。

あわただしい動きをする虫です。見かけたら体をあまり動かさずに、じっくり見てください。

ミツバチ

1004mitubati線路際です。
自分の家の前ですから、シャッターチャンスをじっくり待てます。
道路の植え込みだと何だか人の視線が気になります。座り込むわけにもいかないし。
これは、柵に体を預けて撮った写真。
体中の毛が写りましたので載せます。
あんまり変な格好をして撮影に夢中になると腰痛を起こしますので、ほどほどにしなくっちゃ、ですね。

クサギカメムシ

1004kusagikamemusi1なんだか、久しぶり。
カメムシというとクサギカメムシにいちばんよくお目にかかっていたような気がしますが、このごろは別のカメムシばかり。

なんだか、色が濃いような気がするんですけれど。
こんなでしたっけ。
1004kusagikamemusi2
近寄って撮影したら、複眼の個眼まで写りました。

単眼は二つのようですね。三つ目が見えない。
あるとすれば正中線上のどこかなんですが・・・。

クサギカメムシの卵をもう一度見たいと思いながら、出会えません。
独特の模様があるので、マクロレンズでくっきりとってみたいのですけれど。

2009年10月13日 (火)

ホソヒラタアブ

1004hosohirataabu今年はキタヒメヒラタアブをよく見かけます。今も数が減ってきたような気もしますが、まだ見かけます。
このホソヒラタアブを見かけることが少なかったのですが、出番が回ってきたようで、時々見かけます。あんまり頻繁に、というほどではないですが。

閉じかかったルコウソウの花を覗いています。
まだ蜜などあるでしょうが、この花、深いからなぁ。届かないかもしれない。
もっと浅い花を探さなくてはならないでしょうね。

それにしても、このホソヒラタアブというのはひどく写りのいい虫ですね。なぜかクリアに写る。
平均棍までくっきり写っています。フォトジェニックな昆虫です。

ハリカメムシ

1004harikamemusiふとみると、変。

ハリカメムシが翅を畳み損ねていました。
別にケガとかではなさそうです。
単になんだか引っかかってしまったようでした。こういうこともあるんですねぇ。
(片肌脱いだ遠山の金さん、なんていったら、フルイか)

ルリタテハ蛹化

1003ruritateha1ルリタテハの幼虫が蛹になりました。
10月3日に気づきました。
ご覧のように、ぶら下がり型の蛹です。
翅の形が見えていますね。

少し角度を変えると
1003ruritateha2 二本の角があります。

真ん中より少し上の右に、いくつかの突起が見えますね。
このルリタテハでは単なる突起ですが、ツマグロヒョウモンだと、同じような格好をしているのですが、この突起のところが透明になっていて、光を当てるときれいに光るのです。
どちらもタテハチョウ科ですので、蛹の形は似ています。

1003ruritateha3
もう少し回り込んでみました。

かなりいかめしい姿ですね。

この写真とちょうど反対側に回るとこうなります。

1003ruritateha4
なんだかファスナーを閉めたような独特な模様がありますね。

この時期だと、越冬せずに羽化するのではないでしょうか。

楽しみです。

1003ruritateha5 ところで、蛹の下を見たら、幼虫からの脱皮殻が落ちています。

まるで栗のイガですね。

さて、どうあんるかな、楽しみです。

ルリタテハ

1002ruritateha1夕方薄暗くなってからルリタテハの幼虫のためにホトトギスの葉をとりに行った妻、部屋へ戻って世話をしていたら、突然、わぉ~というか、うわぁ~というか、とんでもなく素っ頓狂な声を出したのでビックリして、どうした?とたずねると、ルリタテハの幼虫がついてきた、ですって。
薄暗いので、適当に、花の蕾の多いところを避けて葉っぱだけのところを切ってきたら、ナント、そこにルリタテハの幼虫がついてきていたのです!!
何たる偶然。二人とも、ホトトギスのあたりでは、もっとルリタテハの幼虫はいないものかなぁと、結構ちゃんと見ていたはずなのですが、いなくって。今年は一匹きてくれただけでもうれしいことだ、と思っていたのです。
そうしたら、まったくの偶然で餌にしようと切ってきた葉に新たな幼虫がついていようとは。
あ~この世に生まれめぐりあう奇跡、ですよね。
きっと、赤い糸で結ばれていたに違いない、このルリタテハの幼虫と私たちは。
まだ黄色い幼虫です、成長して赤い幼虫になります。

1002ruritateha2 こっちが、先輩。
これのための餌を取りに行って、上の幼虫を連れてきてしまったのです。
ファンタジーの世界の住民ではないつもりなのですが、虫さんたちが、向こうから私たちを楽しませにやってきてくれるような、そんな気がします。嬉しいことです。

繰り返しますが、この仰々しくも派手派手しいトゲトゲ虫は毒はありません。触っても大丈夫です。前の記事の、美しいトゲトゲ虫・ヒロヘリアオイラガとは違います。

さあ、このルリタテハもそろそろ蛹になります。ぶら下がり型の蛹になりますよ。お楽しみに

ヒロヘリアオイラガ

1002hiroheriaoiraga例の触っちゃいけないヒロヘリアオイラガの幼虫です。
これは10月2日の状態。

とにかく、きれいなんですよね。淡い黄色と青にオレンジのワンポイント。
ルリタテハの方がとげとげしいくらいなのに。
あまり成長しないな、と思ってみていたら
1006hiroheriaoiraga
10月6日。
大きくなりました。どこがというと表現しにくいのですが。
細長い箱を思い浮かべてください。長さ・幅・高さという3つの要素でこの箱の大きさを表現できます。この用語でいうとヒロヘリアオイラガの幼虫は「高さ」方向に成長したように見えます。

そろそろ蛹になる時期ではないか、とみていますが、さてどうなることか。
注目しています。

2009年10月10日 (土)

雨宿り

1010itimonjiseseri10月10日。昼前。ちょっとスーパーへ買い物に行って駐車場から出てきたら、結構雨が降っていました。
予報とはイメージが違うね、などと話しながら帰ってきたら、門の前に置いたチロリアンランプのところで、妻が何か話しかけています。
どうしたい?ときいたら、セセリが雨宿りしている、と笑っています。
どれどれ、と見れば、なるほど、いい場所を見つけたねぇ、と思わず声をかけたくなります。
ちょうど頭の上に大きな葉がかぶさっていて、濡れずに済んでいます。

イチモンジセセリの顔はとっても愛嬌がある。生活の知恵を発揮するイチモンジセセリ、がんばってね。

雨はしばらくしてやみました。小一時間後に見たら、もういませんでした。

2009年10月 9日 (金)

ルリタテハ

0930ruritatehaルリタテハの幼虫が蛹に向けて大食いをやっています。
終齢幼虫の大食いはすごいです。葉っぱがみるみるなくなっていきます。
糞も大量。
葉だけで体を作ろうというのだから、栄養の効率は悪いのですね。
間もなく蛹になるでしょう。9月30日の写真です。

ホシホウジャク

1001hosihoujaku1ヒメクチナシにスズメガが来ていました。
オオスカシバに似てはいるけれど、小型です。
羽ばたきが速すぎて、翅が透明かどうかさえ分からない。
感じとしては不透明で茶色っぽいと思うんですけれど肉眼で確認はできませんでした。
1001hosihoujaku2
何枚か撮ったなかに、翅の色に関する情報の入ったものがありました。
褐色の翅ですね。
調べてみると、ホシホウジャクというスズメガの仲間でした。
幼虫はヘクソカズラを食草とするそうです。
我が家にもあるなぁ。
ヒメクチナシを食べるわけではなさそうですので、まぁ、一安心。

ナガサキアゲハ

0929nagasakiagehaナガサキアゲハの幼虫が前蛹になりました。
9月29日。
この状態から脱皮すると蛹になります。
頭をぐっとまげ、肢をそろえていますね。けなげな姿です。
糸で体を支えているのも見えます。
9月30日。
0930nagasakiageha1 蛹になっていました。
脱皮の時の脱け殻が引っかかっていますが大事には至らないと思います。

0930nagasakiageha2 二本の太い角があるような形です。
明らかにアゲハとは違いますね。

翅になる部分が見えています。

0930nagasakiageha3 頭の部分、角のような部分の付け根あたりを拡大した画像ですが、「眼」のような丸いものがあります。なんだろう。
幼虫時代の脱け殻の「顎」が写っています。

今、蛹の体内では、大改造が行われています。
「歩く消化管」のような状態でしたが、その時に用意しておいた成虫になった時の器官の「芽」が成長するのです。幼虫時代の不要なものは細胞が自ら死んで栄養となり、成虫の体を作ります。神経系だって作りなおしなんですよ。
なにせ、空を自在に飛ぶようになるのですから。とてつもない大仕事が静かに進行中です。

エビガラスズメ

1002ebigarasuzume1エビガラスズメの終齢幼虫ですが、ばかばかしいほどの大食い。
アサガオの葉をやたらと食べ、やたらと糞をしました。
虫のまわりの黒いのは糞です。
右が頭です。

1002ebigarasuzume2
こういう頭。
(マクワウリみたい、といって通じるかなぁ。プリンスメロンの先祖ですが)
ひたすら食べる、まだ食べる。

もうそろそろ蛹になるはずなのですが、石の下のすき間などでも蛹になれるはずなので、飼育ケースに放置したら失敗した、という経験があるので、もう、外に出したやりましょうか。

ツマグロヒョウモン交尾

1001tumagurohyoumon1ツマグロヒョウモンがカエデの枝で交尾していました。
いつもベルトにつけているコンパクトデジカメでの撮影。少し画像が甘いのはそのせいです。

この状態で、雌雄は私の判断力ではよくわかりません。模様に違いはあるのですが、どっちがどっちと分からない。
1001tumagurohyoumon2
翅を動かしてくれたのでわかりました。
左上がメスです。
当然、右下はオス。
前翅の先端の黒い模様が決め手です。
オスは後翅のヘリが黒くなります。

幼虫の食草はスミレ類。パンジーでも大丈夫。
派手派手しい幼虫ですが毒はありません。飼育すると楽しいですよ。
オマケがあって、蛹が(受動的ですが)光るんです。暗い所で蛹に光を当てると輝くスポットがあって、実にきれいなものです。お試しください。

台風一過 ノシメトンボ

1008taihu1今日の東京は晴れています。
台風一過。

昨日の台風18号、いかがでしたでしょうか。我が家の周辺では、雨は朝のうちでほぼ終わり、強い風は午後に入ってもしばらくの間続いていました。
夕方、雨戸を閉めようと外を見たら、風に流される雲を地平線近くの太陽の光が下から照らして冒頭のような状態でした。
1008taihu2
しばらく、眺めておりました。
雲は水滴、氷粒などから出来ていますので、基本的には光を反射します。
ですから「白い雲」ということになるのですが。
状況によっては光が中で反射を繰り返しているうちに出てこられなくなり、光の出てこない雲も出来るわけです。そうすると、それは「黒雲」。
白とか黒は色ではなく、光を反射する能力の違いなので、相対的なものです。
空を眺めながら、そんなことも思っていました。
1008akiakane
目の前の電線にトンボが飛んできてとまりました。
ごく普通に、アカトンボ(アキアカネ)だと思って写真をとったのですが、さて、ちゃんと見ると、これ、アキアカネではなさそうです。
というのは、逆光なので体色が分からないのですが、翅の先端の色が濃いですね。
アキアカネの翅の先端はこうではないのです。
このパターンは「ノシメトンボ」かもしれません。
顔が少し光ってますね、光を受けているようです。

穏やかな夕方でした。

◆昔話:子どもの頃、テレビはまだなく、ラジオが情報源の時代です。
カンチガイその1
「たいふういっか」ということばをラジオで聞いて私はてっきり「台風一家」だとばかり思っていました。台風というものはきっと家族でやってくるんだろう、などと。
「一過性」という言葉を知ったのはずっと後のことです。

カンチガイその2
台風情報で「○○せん、ふつう」と緊迫した声でのアナウンス。
なんで「普通」なのに大変なのだろう?と不審。「不通」だと気づいたのはかなり後のことでした。

2009年10月 8日 (木)

スカシヒメヘリカメムシ:2

スカシヒメヘリカメムシの産卵を見たのは9月28日でした。
室内に持ち込んで、何も起こらないので、ダメか、介入したのがいけなかったか、と思っておりましたところ
1006sukasihimeherikamemusi1
10月6日。孵化しましたよ~!
赤い卵から赤い幼虫が孵化しました。
卵の殻そのものにはほとんど色はないらしく、孵化後の殻はほとんど無色のようです。
1006sukasihimeherikamemusi2
見つけたときはもう、かなり活発に歩き回っていましたので、鮮明な写真をとることはあきらめて、スナップをとった後、すぐ、この卵を採集した場所へ行って、くっつけてやりました。なんとか生きた植物体にたどり着けたのではないかと思っています。
植物派の方は、カメムシを生かしておくなんて許せない、とお思いかもしれませんが、虫派としては、このいたいけな幼虫を殺すことはできません。立派に育ってほしいものです。

スカシヒメヘリカメムシ:1

0928sukasihimeherikamemusi1カメムシがいました。
よく見るヒメナガカメムシだと思ったのですが、撮影して、モニターで見ると、何だか違う。
これはちゃんと撮って調べなくっちゃ、と思いましたところ・・・
0928sukasihimeherikamemusi2
あらら、産卵中だったのですね。

赤い卵です。
体の幅があって、ヒメナガカメムシの細い体とは違います。

0928sukasihimeherikamemusi3
部屋に戻って、ネットで調べてみたら
スカシヒメヘリカメムシだろうという見当です。

0928sukasihimeherikamemusi4 メスはやがて飛び去ったのですが、この卵、気になりますよね。

で、摘み取って室内へ持ち帰りました。
飼育は無理ですが、孵化の直後の姿くらいみたいと思ったのです。

セスジスズメ

0928sesujisuzume1スズメガがいたわよ、と妻がプラスチックケースに入れて連れてきました。
セスジスズメです。
まだ動けないから簡単にケースに入れられたわ、と言っておりました。
確かに、ケースの中でしきりに翅を細かくふるわせます。
じっとしてくれるのを待って、何枚か記念写真。
0928sesujisuzume2
こんな顔をしています。
セスジスズメの幼虫の食草は「ヤブガラシ、ノブドウ、ブドウ、ホウセンカ、サトイモ、サツマイモなど」とありました。
ヤブガラシもありますし、ホウセンカもありますから、このあたりで成長したのかもしれません。
0928sesujisuzume3
ケースに蓋をしないで表のプランターに放置。
これは昼ごろ。まだいましたので、心配しましたが、午後になって飛び去ったようでした。よかったよかった。

直線的な模様が美しいスマートなガです。ジェット機みたいですね。
いろんな虫さんたちがくるなぁ。うれしいことです。

クモの脱け殻

0928kumoルコウソウの細い葉についていました。ですから、大きさの見当がつくと思います。
小さなクモの幼体の脱け殻です。
クモの場合、食草のようなものはありませんから、脱け殻を見つけた場所から種類を推測することはできません。
小さなクモは風に飛ばされて、落ちた先で成長することも多いのです。成長して、さて、配偶の相手は見つかるのでしょうか?偶然に支配されますね。でも、そうやって少しずつ生息範囲を広げてきたわけです。
このクモはどうなったでしょう?脱け殻を見ているといろいろな想像が頭の中を駆け巡ります。

ヒロヘリアオイラガ

0928hiroheriaoiraga1一度あることは二度ある、のですかね。
珍しいことは続くものですね。

ヒロヘリアオイラガの幼虫に、今度は線路の柵で出会ってしまいました。
先日ご紹介して、現在飼育中の幼虫はもっと若齢なのですね。

トゲトゲの感じがずいぶん違う。
そして、この幼虫ではオレンジ色が加わりました。お洒落です。
0928hiroheriaoiraga2
右が頭ですよね、間違ってないと思うけれど、これだけ見事に棘だらけになられると、分からなくなります。
本気で、ミゴトにまぁ、棘だらけですね。触らないように!
0928hiroheriaoiraga3
頭だと思う方の拡大です。
ずっと下の方に頭を隠していますよ。
でも、黒い眼が二つ、にも見えます。
いろいろな工夫をするものです。

この幼虫は、さようならと、お見送りしました。飼うのは一匹でいいです、さすがの私も。

2009年10月 7日 (水)

シャクトリムシ

0927yomogiedasyaku1ヨモギエダシャクかな、とも思いますが、もうなんだかよくわかりません。

小枝には見えないなぁ。
色が違ってしまったヨ。

0927yomogiedasyaku2 お顔拝見。
見えるようになると、この側単眼、見えるようになります。
(変な言い方ですけどね)

0927yomogiedasyaku3 こちらは、腹部の先端。がっしりと茎を挟んでいます。
この挟み方が、尋常じゃないんです。
うっかり、この虫をつまんで引き離そうとすると、体がちぎれてしまうんです。というように書けるということは、実は経験があるからなのです。
いつだったか、子供時代ではないのですが、ひょいとつまんで引き離そうとしたら、腹部の先端を残して千切れてしまったのです。あれは、めげたというか、悲しかったというか、そんな気はなかったのに、と、しばらく心残りで、辛かったです。
体がちぎれても離れないというのは、とてつもないことですね。

サンゴジュハムシ

0927sangojuhamusi多分サンゴジュハムシでしょう。
サンゴジュがこのあたりにあるという認識はないのですが、あるんでしょうね、きっと。

車にとまっているところを見つけたこともあるし、結構このあたりまで、テリトリーにして、飛び回っているのだと思います。

◆別件ですが、先ほどYOMIURI ONLINEを読んでおりましたら、ノーベル化学賞を受賞した白川英樹さんが、その昔、昆虫少年だった、という話を読んで、嬉しくなりました。
下のページで読むことができます。
http://otona.yomiuri.co.jp/mystyle/mushi/mushi090921.htm
http://otona.yomiuri.co.jp/mystyle/mushi/091005.htm

楽しい記事ですよ。

フタモンアシナガバチ

0927hutamonasinagabati1フタモンアシナガバチが休憩中。
花があるわけではなし、イモムシ探しをしている風でもなし。

私は、アシナガバチまでは即断できるのですが、何アシナガバチかまではちゃんと言えないものですから、一生懸命背中側を撮ろうと回り込みました。

0927hutamonasinagabati2 この模様ならフタモンアシナガバチですね。
よく見ると、翅が大分傷んでいます。
細い翅で、これだけ傷むと、きっと飛びにくいでしょうね。
日差しを浴びて休憩中なのだろうと察しました。
そっと、さようなら。

エビガラスズメの幼虫

0927ebigarasuzume1アサガオの茎のところで発見。
エビガラスズメの幼虫です。

頭は下です。上にぴょんととげのようなものがあるのはスズメガの幼虫たち全員の特徴です。

しばらく飼ってみようとケースに入れたのですが、コロンと落っこちて、幼虫が興奮しました。そうしたら・・・
0927ebigarasuzume2
こうなってしまいました。
頭を巻き込んで隠し、腹端を見せています。
こういう姿をされて思ったのですが。
コレ、ヘビ顔か?
0927ebigarasuzume3
一角蛇とでもいいましょうか・・・

どうなんでしょう?これヘビへの擬態でしょうか?
わからないのですが・・・
ビロードスズメの幼虫は頭部から胸部にかけて、見事なものすごい「蛇顔」です。
私のホームページでその顔が見られます。気をつけてご覧ください。すごいですよ。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_24.htm

でもなぁ、エビガラスズメの幼虫は本当に蛇への擬態だろうか?ご存知の方いませんかぁ。

ツマグロオオヨコバイ

0926tumaguroooyokobai飛んできて顔に当たり、目の前の葉にとまりました。

せっかく私の顔に当たって注意を喚起してから目の前にとまったのですから、写真を撮ってあげないと申し訳ないかな、と撮影。
常連ですから、ありふれたアングルではつまらない。
で、胸の模様が人の顔のように見えるアングルを狙ってみました。
如何でしょう?目と口、みたいに見えませんか?
もっと面白い連想を引き出すアングルはないでしょうかねぇ。イメージできずにいますが。

トサカフトメイガ

0926tosakahutomeiga道路上を虫があるいていました。なんだか見覚えがあるな、とおもったら、トサカフトメイガの幼虫です。
去年はこれが大発生してクルミの木が坊主にされてしまいましたが、今年は大丈夫そうだなぁ、と思っていました。
秋になって下の方の葉が落ちてきたら、実は気の上の方でトサカフトメイガが発生していたようです。目立たなかった訳です。
でも、まあ、クルミの実は結構なっていますから、ある程度の収穫はありそうです。
2年続いてトサカフトメイガに繁殖されてしまった。歓迎していません。

2009年10月 6日 (火)

(多分)クロアゲハ

0926kuroageha玄関を出たら、いきなり目の前を黒い影がよぎりました。
恒例「お昼のお散歩」のしょっぱなです。
頭の上を超えて上の後方行ったのは視野にとらえていましたので、まるっきりのあてずっぽうで、レンズをそっちに向けてシャッターボタンを2、3回押しました。幸いカメラのスイッチはONにしてありましたが、まさか写っているとは思っていませんでした。あまりにも無茶苦茶な撮影だったので。

部屋に戻ってパソコンに画像を移して眺めてみたら、一枚だけ写っていたのです。それがこれ。
背景の屋根などでわかるように、上下はこれであっています。
ということは、チョウの方がものすごい飛び方をしていたのですね。
どういう瞬間なのでしょう?逆さまです。
空中で旋回しているのでしょうか。

撮影者の意思でとにかくシャッターが落ちてくれる、という仕様がこれほどありがたかったことはありません。「顔検出機能」のついたコンパクトデジカメだったら、どこにピントを合わせるか、ということで時間を食って、おそらくシャッターは切れなかったでしょう。

それにしてもまぁ、なんだかすごい瞬間を見せてくれたものです。
家を出る時はいつでもスイッチONです。何に出会うか分かったものではありません。

ハエ

0925hae3クモの糸でぐるぐる巻きにされてしまったハエです。

この季節、ハエはクモにとってかなり食べでのある大きな獲物でしょう。
同じ網の別の場所にもう一匹
0925hae4
こちらは完全にセンチニクバエであることが分かります。
まだ生きています。
おそらくこの後クモの餌になったのではないでしょうか。
翌日行ってみたら、食べたあとは残っていませんでした。
秋もだんだん深まってきて、昆虫たちは命を来年につなぐために必死になっています。
この写真も別に残酷なシーンなどではありません。それぞれの命がそれぞれの生き方をして交差していく、その交差点を観察させてもらっているだけです。感情的にならないでくださいね。

ヒロヘリアオイラガの幼虫

0926hiroheriaoiraga1クスノキの葉にきれいな幼虫が一匹。

なんだぁ?と撮影。
薄い黄色に薄い青、なんだかパステルカラーのきれいな幼虫です。
トゲトゲが多いのですが、まぁ、そう怖がることもないだろうと勝手に決め込んで接近して撮影。(チャドクガのような毛が飛んでくるのはさすがに遠慮しますが、これならいじらない限り大丈夫でしょう。)
0926hiroheriaoiraga2 これは、逆さまですが、顔。

0926hiroheriaoiraga3 きれいでしょう。
先端の黒い棘はちょっと刺さるかもしれませんね。
半透明な黄色い刺は美しいです。
さて、これ、なんというガの幼虫なんだろう?クスノキにいたから「クスサン」か?と初めは単純に考えたのですが。
遠い昔に見た記憶では、緑っぽい色だった気はしますが、あいつは「すごい毛だらけ」だったはず。(昔、栗の木で見ましたね。かご状の繭を作っていましたっけ。)
これ、ちがうなぁ。
調べてみたらヒロヘリアオイラガの幼虫のようです。
0926hiroheriaoiraga4
棘の拡大。美しいのですが、このトゲ、毒があるんですって。
触ってみなくてよかった。
でもきれいだよなぁ。
飼ってみてます。どこまで育てられるかは分かりませんが。刺さらないよう注意してます。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hiroheri-aoiraga.html
ここに写真があります。ヒロヘリアオイラガって漢字で書くと「広縁青毒棘蛾」ですって。
毒があるんですねぇ、やっぱり。

尺取り虫

0925yomogiedasyaku1ヨモギエダシャクだと思います。自信はないけど。

0925yomogiedasyaku2
見事に「Ω」になりました。

長さを測っているようにみえるから「尺取り」ですね。

ところで、シャクトリムシはシャクガの幼虫ですが、学名でいうと

チョウ目 Lepidoptera > シャクガ科 Geometridae のガです。

中学校か高校で、幾何学のことを英語で「geometry」というのだということを習いませんでしたか?geometry は geo+metry です。geoは「土地」で、metryは「測る」です。土地の測量を行う、というところから、図形を扱う数学の分野として幾何学の名前になったのですね。

シャクガの学名をみてください。「Geometridae」ですよ。やはり、「測量虫」ということのようですね。

誰が見ても、シャクトリムシ君は体で測量を行っているように見えるのですね。
(尺取りではなく寸取りのほうがサイズ的にはあってますが、そうなると採寸虫になって、洋服屋さんみたいですね。)

ところで、クワエダシャクというシャクガの幼虫は小枝に擬態していて、うっかり農作業の合い間にお茶でも飲もうと持ってきた土瓶を、枝にかけておこうと引っかけると、土瓶が落っこちて割れる、というので「土瓶割」という名前をもらっているようです。
大げさですが、ユーモラスな名前に、昔の人のゆとりが感じられますね。

写真は下のサイトで見てください。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/200702/1172565442.html

http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Phthonandria_atrilineata_atrilineata.html

ムラサキシジミ

0925murasakisijimi1ムラサキシジミがボウガシの葉の上にいました。
羽ばたいてくれた瞬間にうまいことシャッターが落ちて、こんな写真が撮れました。

ところで、このムラサキシジミが向きを変えてくれたら、こんなことをしていました。
0925murasakisijimi2 葉っぱの表面に口吻を伸ばしています。
0925murasakisijimi3
ほら。
ゼンマイ状の口を伸ばしてその先端部分で葉の表面を「なでる」というか「なめる」というか、しています。
何をしているのでしょう?
葉の表面が濡れているのです。この葉の上の方でツマグロオオヨコバイがボウガシの樹液を吸っていて、吸いながら腹端から水を排泄しているのです。それが落ちて来て葉が濡れている。ツマグロオオヨコバイは樹液から栄養を吸収するのでしょうが、全てを吸収し尽くすことができるわけではありません。また、排泄物も入り込んでくるかもしれません。
そういう液体が葉の表面を濡らしているので、ムラサキシジミはその液体をなめて自分の吸収できるところを吸収しようとしているわけです。
0925murasakisijimi4
口の先端を良く見てください。
毛のようなものが生えています。おそらくは「感覚毛」でしょう。当然、ヒトの味覚に対応する化学感覚ですね。ようするにおいしいかどうかなめているのだと思います。
長いことここでこうやっていましたから、きっとおいしいのです。
おいしい、おいしい、といってなめているのだと思いますよ。

2009年10月 5日 (月)

キンバエ

0925hae1イノコズチにとまるキンバエ。

0925hae2 池に立てた、トンボの羽化用の棒にとまるキンバエ。

去年はカマキリを最後まで飼いましたので、今の季節になるとハエが主たる餌になり、こんなシーンを見かけると、あ、餌だ!と心躍ったのですが・・・。小さなハエより大きくて食べでがありそうだ、などとも。

今年はカマキリを早目に放して成り行きにまかせましたので、ハエを見る目が変化しています。
何となく哀愁が漂うなぁ、季節は移ろいゆく、などと思うのですね、こういうシーンを見て。
気温が下がってきて、ハエも動き出しにくいだろうなぁ、と眺めています。

アゲハたち

0925ageha1前がナガサキアゲハ、後ろがアゲハの幼虫です。
また並んでいました。
異種なんですが、まるで兄弟ですね。
この時、非常にカメラを近づけやすい位置にいましたのでこんな写真を撮りました。
0925ageha2
ナガサキアゲハの目玉模様です。
こういうふうに描かれていました。

輝いて見えるよなあ。
縦長の瞳のように見えますよねぇ。
よくここまで描くものだと、生物の不思議さに感嘆します。

ヤモリ

0923yamori1娘がプラスチックケースに入れて逃がしてやろうとしていましたので、私は記念写真撮ってから逃がしたいといって、撮影。
本当に生まれたばっかりの幼体でしょう。
素手でつかむことは全く平気なのですが(我が家は全員)、ケースに追い込むのは、相手のストレスをおもんぱかってのことです。小さくて柔らかい体ですから、下手に暴れられたりすると強く握ってしまいます。それはマズイ。ストレスを与えずに、そっと逃がしてやるにはこうするのが一番。
ところで、上掲の写真、いい顔でしょ~。我ながらいい表情に撮れたと気に入っています。
嬉しそうというか、楽しそうというか、自信満々、生きることは楽しい、生まれてきたことは素晴らしい、と語っているように思えます。
0923yamori2
これ、眼の上のうろこ。
びっしり詰めると六角形になってしまうんですね、やっぱり。

0923yamori3 こちらは眼。
瞳は縦長。
カメもこういう瞳でしたね。
ただ、「眼の表情」としては、カメよりこのヤモリの方が温かみが漂っています。
アゲハの幼虫たちの擬態は「ヘビ」だと思うのですが、まるでこの縦長の瞳まで真似ているような感じがします。本当に不思議です。

ルリタテハ幼虫

0923ruritateha9月23日の撮影です。
順調に成長しているようです。
下の方の棘にピントが合っています。
すごい棘でしょ。
でも、刺さるというものではないし、毒があるとかいうようなものでもありません。
092527ruritateha 脱皮の前後です。
色が変わりました。
黄色ベースだったのが、赤(オレンジ)になりました。
棘の「幹」の色も変わりましたかね。
なんとも、「にぎやか」でしょ。
色といい、棘といい。初めて見たら絶対警戒しますよね。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/index.html
幼虫図鑑というサイトです。ここによりますと幼虫の食草は

カサブランカの葉の裏にいた。オニユリ(鬼百合),カノコユリ(鹿子百合),サルトリイバラ(猿捕り茨),シオデ,ヤマガシュウ(山何首烏),ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)などのユリ科の植物。

こんな植物で、派手派手しい幼虫を見つけたらルリタテハです。育ててみてください。大丈夫、ダイジョウブ。

2009年10月 3日 (土)

シマハナアブ

0924simahanaabu1シマハナアブだろうと思います。

体全体の特徴なんかはこの写真で十分だと思うのですが、よく見たら、頭が変!?どうなっているのかよくわかりません。

0924simahanaabu2
頭の状態はこちらが普通です。

よく見ますと、最初の写真では、肢を使って複眼の掃除をしているのですね。
そのために頭を強く横にひねっているのだと思います。
カマキリなどはよく複眼や触覚やカマなどを掃除しますが、アブでは「手をする足をする」くらいしか知りませんでした。複眼の表面のゴミを払っているのでしょう。

2009年10月 2日 (金)

スズバチ

0923suzubatiスズバチだと思います。

いろんな草が絡まったところに頭を突っ込んでいます。

花が咲いているわけでもなし、なにかの幼虫でもいるのでしょうか?
何をしているのか正確なところは分かりませんでした。
この見事な体のつくり。
こんな細くなったところを、消化管や背脈管、神経などちゃんとうまくとおっているのですかね。不思議です。特に、体液の循環がうまくいくのかどうか、心配になってしまいます。でも、高度な飛翔能力はあるし、重い肉団子を持って飛べるし、酸素や栄養を十分に供給できることは確かです。芸術的な体ですね。

モンシロチョウ

0923monsirotyou1気温も下がってきたせいか、元気がありません。
ヒラヒラとは飛べず、ふわぁ~っと飛んではとまり、またふわぁ~っと飛んではとまり、を繰り返していました。

今とまっているのはコダカラソウです。
蜜が出るわけでもないのに、とまってじっとしています。
寂しくなりました。

ところで、コダカラソウの、葉の縁に細かいものが並んでいますが、これが新たな芽になって、そこからまた新たな植物体を育てることができます。
ハカラメ(セイロンベンケイソウ)と同じですが、楽しい植物です。

この写真を撮ってから、チョウが無駄に飛ばなくて済むように遠回りをして別の場所へ移動。
0923monsirotyou2 ここでは、蜜を吸っているモンシロチョウに出会いました。
こっちの個体は、さっきのより元気ですが、翅が傷んでいます。

0923monsirotyou3 でも、ひたすらに生きます。
蜜を吸って、飛びます。
もう繁殖は済んだかな?

どうか
いっさいの生命たちがしあわせでありますように

ナガサキアゲハ

0923nagasakiageha1これ今、ミカンの葉っぱを食べているところなんです。
頭を上下に振りながら、左右に開く顎で葉っぱをバリバリ食べます。
こういう終齢幼虫は多少葉っぱが堅くても平気。音を立てて食べます。夜の静かな室内に、音が響くくらいです。
目玉模様ではなくて、本当の眼を見てください。
0923nagasakiageha3 側単眼が見えています。
まだ複眼はありません。

かわいいでしょ。食べる姿、歩く姿など、たまらなくかわいいものです。ミカンやサンショでアゲハを、パセリやニンジンでキアゲハを、パンジーやスミレでツマグロヒョウモンを、育ててみませんか。病みつきになります。

アゲハたち

0923ageha1一つの画面で3匹。
右上の大きいのがナガサキアゲハの幼虫。
その下がアゲハ、左のまだ茶色っぽいのもアゲハの幼虫です。
右の2匹を比べてください。
体の模様の基本的なパターンはよく似ています。
でも、色合いが違います。目玉模様の間の線も似ているけれど違います。
食べるものが競合するというのが「生存競争」の本質です。
ですから、この2種も実は食べ物をめぐって競合関係にあるわけです。
ナガサキアゲハは最近東京のあたりまで北上してきたわけで、新参者。
先行するアゲハやクロアゲハとどういう関係になっていくのか、長い時間の中で見ていかなければならない問題でしょう。
0923ageha2
0923nagasakiageha2 左がアゲハの、右がナガサキアゲハの、目玉模様のあたりを大きくしたものです。

似ているけれど違う、でも似ている、といったあたりを観察して下さい。

ヒメツバメアオシャク

0922himetubameaosyakuどういうわけか続く時は続きます。
ヒメツバメアオシャクです。

食草は
ブナ科コナラ属:ウバメガシ、シラカシ、ブナ科クリ属:クリ
だそうです。
庭にボウガシはありますが、どうも、これらの植物も認識ないなぁ。
きれいなガです。チョウと差があるではなし。愛でてやってください。

ヒメマダラエダシャク

0922himemadaraedasyaku1ヒメマダラエダシャクのようです。
「シャクガ」の幼虫は「シャクトリムシ」。
どんなシャクトリムシだったのでしょうか。
どうも、へんな模様でして、ピントはあっているはずなのに、何となくぼやけて見えるんですね。
0922himemadaraedasyaku2
ね、ほぼピントは合っていますでしょ。
「ぼかし模様」はジャストピントで撮っても「ぼやける」のですねぇ。
幼虫はツルウメモドキなどを食べるという記載がありました。この近辺にあるんでしょうか?どのあたりから飛んできたのでしょうね。

2009年10月 1日 (木)

オオスカシバ

0922himekutinasiオオスカシバの幼虫が、ヒメクチナシの蕾を食べてしまいましたよ。
無粋なやつだなぁ。
葉っぱだけ食べていればいいのに。

今、2,3匹大きな幼虫がいます。そろそろシーズンも終わりなので、蛹になってもいいよ、と妻が許して、成長しております。
もうちょっと大きなクチナシの木なら安心していられるのにねぇ。

コカマキリ

0921kokamakiri1線路の柵でコカマキリに出会いました。

0921kokamakiri2 フラッシュを浴びせたら、振り向いて

ん?なにか用か?

この振り向きざまの表情は、カマキリたちに独特のものですね。
これをやられると、いえいえ、ごめんなさい、特に用というわけではありません、と謝りたくなってしまいます。
コカマキリとはいえ、迫力のある表情がとらえられました。ありがとう。

ホタルガ

0921hotaruga1ボウガシの葉にホタルガがとまっていました。

独特の模様がきれいです。

今回で2、3回目くらいの出会いです。

0921hotaruga2
雌雄を比べて眺めたことがないので、よくわからないのですが、触覚の毛が長いような気がします。そうなら、オスだと思うのですが。
私の経験では確定できません。

0921hotaruga3 ちょっと高めの位置へ飛び移ったので、こんなアングルが一枚。

触覚の青が、ピンボケですけれど、印象的です。

マダラガ科>ホタルガ亜科>ホタルガ  です。

ゴマダラチョウの翅

0921gomadaratyouゴマダラチョウの翅が落ちていました。

翅の表面をお目にかけます。
鱗粉が並んで模様を作っている様子が分かります。

チョウの羽の模様は鱗粉という画素で作り上げられた、デジタルな絵なんですね。

落ち葉の積もった場所へ還してやりました。また、次の命につながりますように。

卵の殻

0920tamagoホトトギスの葉の裏です。
ホトトギスの葉でルリタテハの幼虫を見つけて飼育していますので、もっとほかにはいないのだろうか、と何枚か葉をひっくり返してみたときに発見しました。
結局幼虫は見つかりませんでした。
で、この卵の殻。
孵化した後ですね、上半分がなくなっている。縦に筋がはいっていたように思われます。
さて、何の卵だったのでしょう?ルリタテハの卵って、こんなですか?
孵化して出て行った「ぬし」はだれかなぁ。
ナゾのままです。

ネコハグモ

0920nekohagumoネコハグモに思い切り近づいてみました。
小さなクモなのに、全体にはピントが合いません。
脚を束ねて、頭を覆い隠したような独特の姿です。
体長は3mmあるかなしか。
なかなか頭部、眼などを見ることができません。難しい被写体です。

ナガサキアゲハ

0920nagasakiageha19月20日。
ナガサキアゲハの幼虫が脱皮しました。
これで終齢です。
でも、脱皮したてなのでがりがりです。やせてますね。これから「ふくらんで」きますよ。
0920nagasakiageha2
「頭」に見える部分を拡大。
白く見える部分は、「光っている」のではないのです。
白い模様なのです。本当にそこが光っているように見えるから不思議。

この記事を書いている10月1日現在ではもう蛹になっていますが、少しずつ書き足していきますのでお楽しみに。

ムラサキシジミ

0920murasakisijimi1庭に出たら突然、左手の時計にチョウがやってきてとまりました。
汗のにおいか、プラスチックの何かの成分かに惹かれてやってきたのでしょう。
せっかく来てくれたのだから、右手だけでカメラを構えて、ぱちり。
これはムラサキシジミです。
0920murasakisijimi2
近くの葉に移りましたが、なかなか中のきれいな色を見せてくれません。

0920murasakisijimi3 すきまから覗いちゃえ、と狙ったのですが見えません。

0920murasakisijimi4 しばらくして、やっと翅を開いてくれました。

きれいでしょう。

チョウにこころをほぐされるひとときでした。
また来てね。

2009年9月30日 (水)

アオスジアゲハ

0920aosuji1こちらは、玄関前のランタナに来た、アオスジアゲハです。

この青い輝きがなんともいえず美しいですね。
スマートな翅、敏捷な飛び方、目の前でわざわざ、見てほしい、というような飛び方をされると、ワクワクします。

0920aosuji2 口吻をランタナの小さな花の中へ差し入れて蜜を吸っているのが見えます。

吸蜜中も細かな羽ばたきをとめないので、翅の部分はぶれています。

0920aosuji3 右の翅が少し傷んでいるようですね。
私はコレクターではないので、翅が傷もうとなんだろうと、精一杯生き抜いて欲しい、ということが一番の大事。

美しいチョウを鑑賞し、精一杯に生き抜いていく姿を観照したいのです。

アゲハの幼虫

0920ageha1こんにちは。

アゲハの幼虫です。

本当の頭は葉っぱにくっついています。
一見、顔のように見えているのは、胸の部分です。
0920ageha2
私が「アゲハ」といっているのは、いわゆる「ナミアゲハ」です。
でも、「ナミ」と付けるのはちょっとつまんないので、いつもアゲハといっています。
私が10歳くらいの頃でしたか、オオムラサキが国蝶に選ばれたのですが、記憶ではその時、アゲハも候補だったはずです。そういうチョウですから「ナミ」とつけるのが悔しいのですね。子供心に、アゲハが国蝶になって欲しかったのです。だって、身近にいるんですもの。

モンシロチョウ

0919monsirotyou前の記事のデュランタもこの写真のブッドレアも、去年まではベランダに置いてあったのです。そうしたら、どうも思うように花をつけてくれない。
今年は、下におろしてみました。すると、結構ちゃんと花を咲かせてくれます。
家の前にお散歩に来る保育園児にも花があったら楽しいだろうと、門の前に置いてあります。どうも、ベランダは熱すぎるのかもしれません。昼ごろから夕方までの日射しを受けるベランダですので、土が熱くなっていしまうのかもしれませんね。

ブッドレアはチョウが来る花として知られています。もともと、我が家はチョウがいっぱい訪れてくれる家ですが、やはり、こうやって実際にチョウが来て蜜を吸ってくれると嬉しいですね。
モンシロチョウ、モンキチョウ、イチモンジセセリ、シジミチョウなどが頻繁にきているようです。

ミドリヒョウモン

0919midorihyoumon門の前に置いたデュランタの花にヒョウモンがいました。

ちょっと見、ツマグロヒョウモンのオスだと思って、しっかり写真をしつこく撮らなかったのです。
すぐに飛び去っていきました。
ツマグロヒョウモンなら、もうちょっと翅の縁取りがあるはずだよなぁ、オスでも。
と思って、調べたらミドリヒョウモンでした。
下はタテハチョウ科のページです。ここで、いろいろなヒョウモンチョウを見くらべられますので、興味のある方はどうぞ。
http://gauss0jp.hp.infoseek.co.jp/tateha0.htm

もう少し、ちゃんと写真を撮るべきだったと、反省しております。
既成の概念枠にとらわれていると、新しいものを見逃がしますね。

イトカメムシ

Itokamemusiちょっと悩んでいます。
左がイトカメムシであるのはたぶん間違いない。

問題は、右。
脚にまだら模様があるので、ヒメイトカメムシかなぁ、という気もするのですが、ひょっとすると、イトカメムシの幼虫かもしれません。
翅がまだ芽の状態で完成していないのですね。ですから、おそらく最後の脱皮である次の脱皮で、どう変化するのか分からないのです。
イトカメムシの幼虫、という方が正しいのかな、という気も強くしています。

ヒガシオビヤスデ

0918yasude1白山神社の石段です。
足元にヤスデが歩いていました。
ちょっと見た目では、一匹のヤスデ、と思いました。
一匹のヤスデなのに、体の線が前から少しのところで連続性が乱れている。
何か事故でもあって、体がちぎれそうなのかな?と心配して顔を近づけてみると・・・
ナント、二匹が重なっているのですね。
0918yasude2
下がメスです。メスが歩いているのは、肢が波状になっているのでわかります。オスの方は、全部の肢を使って、メスにしっかり抱きついています。
交尾の直前の姿でしょうね。
びっくり、感動しました。たまたま、この時間にここにいたら、そう頻繁に出会うわけでもないヤスデの交尾行動に出くわしてしまった。秋元順子さんの「愛のままで」みたいなぐあいです。
0918yasude3
石段のすき間へ入っていくところ。
やがて中の方へ去っていきました。
おそらくこの後実際の交尾になるのでしょう。

田辺力 著「多足類読本」東海大学出版会の137ページにヤスデの交尾について解説がありました。(文中の「前雄類」にオビヤスデ目も含まれます。)

前雄類については、一般的な交尾行動をご紹介しよう。雄は交尾に先立ち第2歩肢の基部(基節)にある生殖口から第7胴節(あるいはその周辺)にある生殖肢に精包を移しておく。次に雄は雌の後方から背面に登り、頭部へと移動する。頭部どうしが重なった段階で、雄は体を回転させ雌と抱き合わせになる。このとき、雄の生殖肢と雌の交尾器が同じ位置になり、交尾器の合体が行われ、精包が雌へと渡される。交尾中、雄が体後方で雌の体を巻くようにするものと、そうせずに直線的に雌と腹合わせにするものとがある。

私が見た段階では、雌雄の頭の位置が重なっていません。この後、オスは前進するのでしょう。
下のサイトに、ヤスデの交接の写真があります。
http://zakki.partials.net/index.php?e=1120
私がお目にかけたあとの行動が見られます。ヤスデを見ても平気、という方はどうぞご覧ください。

いやぁ、とにかく感動しました。みんなして、いろいろな姿を見せてくれるものですねぇ。

2009年9月29日 (火)

このハチなんというハチですか?教えてください

0919akaihati1以前、赤いハチ、ということでチャイロハバチをご紹介したことがあります。
今回お目にかけるのも、赤いハチなんですが、小さい。花はフウセンカズラですから大きさも想像がつくと思います。

0919akaihati2 腰が細い。

翅に黒い模様があります。

0919akaihati3 かわいいです。あどけない顔してます。

0919akaihati4
もう一回、全体を。

調べがつきませんでした。教えてください。

ヤマトシジミ

0918yamatosijimiこの時期、暑かった頃とは違って、吸蜜ではないチョウの姿をみかけます。

自在に飛ぶには少し気温が低いのでしょうか。
ベゴニアの花の上ですが、口吻のお手入れ。
0918yamatosijimi2
これはまるっきり花とは無縁な場所。
日向ぼっこでしょうね。体温を上げようとしているのでしょう。

季節は移りゆきます。
彼岸も過ぎて、もう10月がそこまできました。

ヒメハラナガツチバチ(かなぁ)

0918tutibati1ヒメハラナガツチバチではないか、と思うのですが、自信がない。

0918tutibati2 このフサフサ感はツチバチではないかなぁ。

キンケハラナガツチバチと比べると、眼が穏やかで、かわいい。キンケ・・・の方は、なんというか戦闘的です。

ちょっと体長が短いなぁ、とも思っています。
この写真で種が同定できましたら、教えてください。

オオスカシバ

0918oosukasiba2オオスカシバ(スズメガの仲間)もキバナコスモスに来ていました。

やっぱり口吻を伸ばして蜜を吸っています。
真剣な顔つきに見えてしまいます。

0918oosukasiba3 後ろ姿はこうです。
赤や黄色が混じって、けっこうきれいですよ。
大きくて、翅が透明で、ブンブン音を立てるので、ハチかと誤解されて損しています。
0918oosukasiba1 こんなショットが撮れました。(意図して狙ったのではなく、飛び去ろうとするのを撮ろうとしたら、画面の端っこに写っていたものです。)
口吻を完全にはしまいこんでいませんね。まだ、別の花に移って蜜を吸う気なのでしょう。
◆我が家のヒメクチナシの木の下に糞が転がっています。オオスカシバの幼虫がいる証拠。
いいのかい?探せばすぐ見つかるぜ、と妻に言ったら、この季節だし、少し甘くなりましょう、との仰せ、でありました。糞の分量からすると、2匹か3匹いると思います。まぁ、いいや。
折角だから、立派な成虫になってね。

ミツバチ

0918mitubati1この姿、見てください。
キバナコスモスに来ていたセイヨウミツバチです。

顔からもう花粉だらけ。
体の下の部分に少し濃いオレンジの塊があるのは、花粉団子。
この体で次の花へ飛び移るのですから、花にとっての授粉効率はいいですよね。そのへんがもてはやされる理由でもありましょう。アリやアブやハムシだって花粉を運んでくれてはいると思うんですけれど。

0918mitubati2
花粉団子は、後脚にきちっと固めて作るようです。
体にパラパラ、バラバラとくっついている花粉に比べて、ぎっしりとまとめて固めてあります。唾液でも混ぜるんでしょうか?よくわかりませんが。
ほんとうに「団子」です。
0918mitubati3
この日は風もなく、おだやかに花から花へと飛び移っていましたので、こういうホバリングもきれいに撮影出来ました。
ホバリング中なんですが、体の毛まで写りました。

0918mitubati4 いかがです?

眺めているとなんだか、ほのぼのとしてきませんか?
花粉まみれで、胃の中にはきっと蜜をいっぱい溜め込んで、花粉団子もぶらさげて。

やっぱり、きっと、満足とか充足といった状態にあるのではないでしょうか。それを「気持」「心」というかどうかは別として、決して緊張や闘争や逃走といった状態ではありませんね。
昆虫にも心がある、感情がある、気持がある、といってもいいんじゃないかなぁ。
言葉による表現はありませんけれどね。生きものとしてそんな感じを受けます。

2009年9月28日 (月)

ナガサキアゲハ(3)

0918nagasakiagehaナガサキアゲハの記事、3回目です。
前回は、お散歩騒動記でしたが、今回は、おとなしくなっています、という報告。9月18日です。
そろそろ脱皮が近いということでしょう。体が膨らんでいます。今の表皮ではこれ以上大きくなれなくなってきたのです。新しい大きな表皮を体内で作って、古いのは脱ぎ捨てる、そういう成長を繰り返します。

東京でナガサキアゲハが飼育できるなんて、昔は思いもよらないことでした。
これからも、何回も御報告します。

メスジロハエトリのオス

0918mesujirohaetoriハエトリグモというのは前から見たときに、二つの大きな眼が際だって、それが人間の認識パターンを強く刺激して「顔」という反応を引き起こすのですね。
どうしても擬人化したくなる「顔」つきです。
丸いものが二つ並ぶと、ヒトはそれを「目」「顔」と認識してしまいます。おそらく、顔に表情があって、コミュニケーションに顔が重要だということなのでしょう。昆虫を見ていて、ヒトという動物種である自己のことを考えさせられます。

◆顔が日焼けしないようにということでしょう、つばがものすごく広くサングラスふうに透けて見えるサンバイザーをして自転車に乗っている方を見かけます。ご本人は周りの状況は見えていて車や人との関係をとれるのでしょうが、車の運転者としてこのタイプのサンバイザーをした人には困惑します。視線がどちらを向いているのか察知できないからです。こちらの車のことを認識して走ってくるのか、脇見しながら走っているのか、交差点を曲がるつもりなのか直進するつもりなのか・・・。
直接こちらと目が合わなくても、相手の視線がどちらへ向かっているかが分かれば、対処しやすいのですが、どうも、分からなくって。怖い思いをします。
顔、目、視線って大事なものですね。

クサカゲロウの幼虫

0918kusakagerou1ゴミの塊として歩いているものですから、なかなか虫としての姿が撮りにくい。

今回は、胸から頭の部分が何とか撮れました。
0918kusakagerou2
結構、獰猛な顔つきですね。
親の薄緑色のはかなげな「クサカゲロウ」の姿とは結びつきにくいかもしれません。もっとも、あの親だってアブラムシを食べるんですが。
大きな顎でしょ。
フウセンカズラについているアブラムシを探しているのです。
0918kusakagerou3
去っていくところを撮ったら、腹側が見えました。
いっぱい食べて、大きくなってください。サヨナラ。

キンケハラナガツチバチ

0918kinkeharanagatutibati1この姿は、キンケハラナガツチバチだと思うのですが、いつもと違って葉っぱの上で見かけました。

いつもは、日当たりのよい、フウセンカズラの花のあたりで見かけます。
あるいはこれからのセイタカアワダチソウとか。
0918kinkeharanagatutibati2
東京は今年、気温の経過が少し変でして、9月に入って平年気温より低い日が続き、彼岸を過ぎてから少し暑くなりました。
「暑さ寒さも彼岸まで」というのが、ちょっとずれました。

そのせいでしょうか、虫たちが早い時期から体温上昇過程を経なければ動きづらくなっているようなのです。

このキンケハラナガツチバチもきっと、葉っぱの上で体を温めているのでしょう。
一旦動き始めれば、大きな体は冷めにくい、存分に花の間を飛び回れるのだと思います。

不十分な状態で飛ばざるをえなくなっては申し訳ない、そっと、離れました。

アオスジアゲハ

0918aosuji1ここは、環八沿いの植え込み。

キバナコスモスにアオスジアゲハが吸蜜に来ていました。

アオスジアゲハは、吸蜜中も翅を細かく開閉します。
顔は比較的なんとか写っているのに翅がブレているのはそのせいです。
0918aosuji2
翅の動きの途中ですので、こんな彎曲した映像になりました。

0918aosuji3
この顔つきがなんともいえずかわいいでしょ。
丸顔で、きょとんとあどけない。
口吻を伸ばして蜜を吸っているのがまた、おいしそうですねぇ。

0918aosuji4
しっかり花の奥まで口吻を伸ばし差し入れています。
脚が大分花粉にまみれていますから、受粉の仕事もしてくれているようですね。
0918aosuji5
こんな一瞬がとれました。

虫の顔って好きだなぁ。実に、味わいがあります。
「いいお顔」の写真が撮れると、なんだか嬉しくなります。

アゲハ幼虫

0918agehaアゲハ3兄弟。
本当の兄弟ではないですけれどね。

全部育つかどうか。わかりません。
でも、毎朝、元気かな?とケースを覗いて、楽しんでいます。

普通、左2匹のように、葉の「面」にとまるものなんですが・・・。
右のは珍しい格好で休んでいます。葉を食る時にこういう位置にいることはありますが、この姿勢で休憩するというのはあまり見かけません。

リビングには猫がいますから、こういう昆虫の飼育には適さない。
で、幼虫たちの飼育は「玄関」なんですよ~。お客さんも少ないからいいけれど、変な家ですねぇ。

2009年9月25日 (金)

空蝉

0917utusemiもうすっかり蝉の声も聞かなくなりました。
ミンミンゼミの大声も今年はおしまい。

夏の思い出に撮らずに残してある脱け殻です。
土から出て、この場所まで、ずいぶん長い距離を歩いたはず。すごいな。

どうも人は「幼虫」を人間の子供時代に、「成虫」を人間の大人に引き寄せて考えがちです。
ですから、長い子供時代を経て、やっと大人になったのに、ほんのわずかで死んでしまう、と理解してやたらと儚さを覚えてしまう。

多分違うんですよね。生きる時間の大半を過ごす、いわゆる「幼虫時代」のほうが「人生(虫生)」の「主」であって、生の終わりに、次の世代を作るべく、有性世代へと体を作り変えて出てくるだけ。人間が「成虫」と呼んでいる姿のほうが、彼らにとって「仮の姿」なのではないでしょうか。

うつせみ【現人】(ウツシ(現)オミ(臣)の約ウツソミが更に転じたもの。「空蝉」は当て字)
 ①この世に現存する人間。生存している人間。万葉集1「―も妻を争ふらしき」
 ②この世。現世。また、世間の人。世人。万葉集4「―の世の人なれば」。万葉集14「―の八十ヤソ言の葉ヘは繁くとも」

うつ‐せみ【空蝉】(「現人ウツセミ」に「空蝉」の字を当てた結果、平安時代以降にできた語)
 ①蝉のぬけがら。  夏 。古今和歌集哀傷「―は殻を見つつも慰めつ」
 ②転じて、蝉。後撰和歌集夏「―の声聞くからに物ぞ思ふ」
 ③魂がぬけた虚脱状態の身。新内、藤葛恋柵「身は―の心地して」
 ④源氏物語の巻名。また、その女主人公の名。伊予介の妻。源氏に言い寄られるが、その身分や立場のゆえに悩む。夫の死後は尼となり、やがて二条院に引き取られる。

うつせみ‐の【現人の・空蝉の】 枕 
「身」「命」「世」「人」「妹」にかかる。万葉集1「―命を惜しみ」
[広辞苑第五版]

◆東京の山手線の大塚駅のそばに「空蝉橋」という橋があります。今は山手線をまたぐ陸橋なのですが、どういういわれがあるのでしょうか?
以前、用事があってたまに車で渡ったことがあるだけで、地元のいわれは知りません。

ナガサキアゲハの幼虫

0917nagasakiageha1ミカンの枝をわたっている幼虫です。

この幼虫、お騒がせなやつでしてね。

行動力が強いのですね。

玄関の靴箱の上に、オープンな形で小さな瓶を置き、幼虫のとまったミカンの枝を挿しておいたのです。
ふと見ると・・・いない!
枝からおりて、瓶からもおりて、お散歩。
ダメでしょ、とお説教をして。
新しい葉っぱを取ってきて、移らせて、大型の飼育ケースに瓶ごと入れて、蓋をせずにおいたら・・・また、いない!
どこ行った!?と先ずは自分の足元から探索。足元の辺まで散歩に出て来ていたらうっかり動くと踏みつぶしてしまう。
で、だんだん、ケースの方へ探索範囲を絞っていくと、いました、ケースの向こう側の外側の面を歩いている。
ダメでしょ、とまたお説教をして。
短めに切った枝に移らせて、ケースに蓋をしました。

2回もお散歩騒ぎをやらかすとは、すごいやつです。
0917nagasakiageha2
かわいいでしょ~。
ぴょんと耳みたいな突起が立っているのは他のアゲハ類の幼虫では見たことがありません。
側単眼もはっきり見えています。

◆このお散歩騒ぎで、3回くらい、この幼虫を興奮させてしまいました。葉を移らせるときに体に触ってしまったのです。
で、赤く細長い「角」のようなものを出して、匂いを発散させました。
通常、この匂いは、異臭とか特異臭とかいって、不快なにおいだということになっているのですが、世話をしながら私は、「ああ、いいにおいだ」と思っている自分に気づいてしまったのでした。柑橘系の芳香だと思ってしまう私はヘンなんでしょうねぇ。

キタヒメヒラタアブ

0917kitahimehirataabu1何度も登場しています。
ちいさなヒラタアブ。
翅が虹色に輝いて美しかったのでパチリ。
0917kitahimehirataabu2 ホバリングも見せてくれました。
フレンドリーなやつでしてね、どうも、写真を撮りたくなります。

かかしと虫の交流記という感じになってしまいますね。
あしからず。

ホトトギスと・・・

0917hototogisu9月17日。

ホトトギスの蕾が立ち上がってきました。

そんな時期なんだな、と思っておりまして・・・9月19日のこと・・・
0919ruritateha1
「ケムシ」発見!

庭から家の中の妻に大声で「お~~ぃ」
「なぁ~にぃ」
「ホトトギスに毛虫がいる!」
「まぁ、よかったわねぇ、うれしいわねぇ」

さて、この会話、お分かりでしょうか。

毛虫といってもこれは「トゲトゲ」の一種でしかも柔らかいとげなんですけどね。
これで通じるのが夫婦ですねぇ。

ホトトギスに毛虫が来た、となればそれはおそらくルリタテハの幼虫なんです。
以前一回だけ育てたことがあります。ずいぶん前ですよ。我が家には以前からホトトギスはあるのです。ですから毎年待っているのですが、なかなか来てくれないんだなぁ。

この幼虫がまた、お騒がせなやつでしてね、派手派手しい色やトゲにびっくりさせられます。で、羽化の時にまた、真っ赤な蛹便をして驚かせる。
びっくりだらけの飼育でした。

下は私のホームページです。ここにその時の様子が書いてあります。ぜひご覧ください。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_13.htm
2004.9.22に妻が終齢幼虫を発見してきて、すぐ蛹になり、10.3に羽化した経過を記してあります。小さいけれど写真入りで。
0919ruritateha2
訳のわからない写真ですね。
右上が腹部先端。
左の端が頭なんです。
体は黄色に黒い模様があって、体中「とげとげ」だらけ。
刺さるようなものではないんですよ、ご安心を。
うまく成長してくれれば、体色が赤い地に黒い模様に変わると思います。
ホトトギスの葉はいっぱいありますので、存分に食べさせてやることにしましょう。

うまく育ってくれますように。
5年前ですね。ずいぶん待ったなぁ。寄生などされていませんように。

2009年9月24日 (木)

ヒメナガカメムシ

0917himenagakamemusi交尾の話ついでにもう一枚。

ヒメナガカメムシです。
これからの季節、あちこちでこのヒメナガカメムシに出会うことになりますが、その多くは交尾シーンです。
小さなハエみたいなカメムシです。ちょっと注意して観察すると、いわゆる雑草のところで、たくさん見られると思います。目を凝らしてみてください。

◆別件:ある新聞社のサイトの、写真投稿欄で、見事なアゲハの交尾の写真が掲載されておりました。素晴らしい写真だと思うのですが・・・
題が「葉陰の出来事」、コメント中には「・・・二羽の蝶が美しく交わっていました・・・」
なんだかなぁ、隠微な雰囲気が漂ってしまいます。
昆虫は交尾でいいです。あっけらかんとオープンに「交尾していました」のほうが絶対いいですよ。生きものとして最も大事な仕事をしているのですから、何も「人間文化」を持ちこむことはないですね。

もいっちょ。パンダなんかが交尾すると「結婚」という言葉を使いますが、あれもやめた方がいいですよね。言葉の意味がヘンチキリンなことになってしまう。

あっけらかんといきましょう!

オンブバッタ

0916onbu1オンブバッタのメスに、オスが近づいていきます。
オンブバッタ状態になるところが見られそう、とカメラを構えていると・・・

0916onbu2 ありゃりゃ

逆向きに乗ってしまった。
オスは交尾器をメスの胸部の端に引っ掛けて引っ張っているみたいですね。メスの交尾器はこっちに向いています。
どうしようか、ちょっかいを出して、いったん2匹を離して再挑戦させなきゃダメかな、と思っていますと・・・
0916onbu3 やっぱり、これはマズイと思ったか、おもむろにそろりそろりと向きを変えました。
この時点ではまだ交尾は成立していません。

0916onbu4 これで、交尾成立です。
寄り添う二人、です。
思いなし、肩を組んで寄り添っているような。

ホッとしました、正直のところ。
昆虫の交尾に手を貸すなんてことはしたくなかったし、自然にうまくいってくれるのが一番ですから。

0916onbu5
これも交尾中の姿ですが、これが一番「オンブバッタ」らしくて、見ていて安定感がありますね。
来年また、君たちの子たちに会えるといいね、とあいさつしてお別れしました。

ナガサキアゲハの幼虫

0916nagasakiageha_2妻が見つけてきました。
どうも、ふつうのアゲハやクロアゲハの幼虫とは違うようです。

調べてみるとナガサキアゲハの幼虫に非常に似ています。
http://homepage3.nifty.com/ueyama/shubetsu/yochu.html
ここは、「蝶の幼虫図鑑」です。ここで調べました。

頭に「角」があり、腹部の先端にも「角」があります。かわいい角ですが、これ、アゲハにはありません。色といい、艶といい、多分ナガサキアゲハの幼虫で間違いないと思います。

ただ、屋外でここまで育っていますので、寄生されている可能性も相当にあります。
様子を見ながらこれから何回も御報告していくことになると思っています。

ナガサキアゲハは南方系の蝶です。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_ageha_nagasaki.htm
ここから引用します

南方系のアゲハチョウの仲間。
♂はクロアゲハ(Papilio protenor demetrius)に似るが、尾状突起がなく、表の翅に青みを帯びる。
♀は表の翅が白く、大変美しい。南に行くほど白い模様が大きくなる。
命名者のシーボルトが長崎で本種を発見したのが、和名の由来。
奄美大島や沖縄本島では普通に見られるが、八重山諸島では少ないという。
本種は南方系のアゲハチョウで、少し前まで本州には生息していなかったが、温暖化に伴い、北上している。
下の♂の写真は鎌倉の自宅の庭で撮影したものである。更に翌年には庭のユズの葉上に本種の幼虫を見ることができた。
2007年9月2日には白い紋が発達した♀も見ることができた。鎌倉ではこのような個体は見ることができないと思っていたのだが、温暖化が進んだせいだろうか?

http://www-cger.nies.go.jp/cger-j/c-news/series/series6/series6-14.pdf
 「チョウの分布域北上現象と温暖化の関係」という論文です。

ニュースで、東京でもナガサキアゲハが発見されるようになった、と聞いていたので、妻と二人で我が家にも来るといいね、といっていたのが、本当になったのかもしれません。

出来れば、無事に育ってほしいと強く願っています。

脱皮

0916agehadappiこれ、アゲハの幼虫が脱皮した直後の姿です。
まだ茶色の幼虫から茶色の幼虫への脱皮ですが。

写真右の方が頭なんです。
ただ、丸い大きな眼でもあるのか、とみえるものは、前の時代の頭、の脱け殻です。左端には、体を脱ぎ捨てた脱皮殻があります。
成長の全てのステップに何らかの危険が潜みますので、安心しきって見ているわけにもいかないのですが、まぁ、助けてやることができるでもなし、無事を祈りながら新鮮なミカンの葉を用意してやることができるだけのことです。
飼育、といっても、食べ、成長する力を発揮するのは向こう。
私たちは見て、立ち会うだけです。育ててやる、なんておこがましいことができるわけではありません。

ブドウトリバ

0915budoutoriba玄関ドアにくっついて日を浴びていました。
散歩しようと、玄関を出て、一歩も歩かないうちに停止。
しばらく眺めて写真撮って、そのあと、やっと第一歩、です。

ところで、これ「蛾」です。

何度見てもすごい格好ですねぇ。
翅の面積が狭いですが、うまく飛べるのかな。
休んでいるところをつっつくのは申し訳ないので飛ぶ姿を見たことがないのです。
去年も秋に見かけました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-268a.html
玄関ドアと同じ向きの雨戸の戸袋でした。
ヤブガラシあたりで繁殖しているのかと思います。
ドクガじゃないですから、警戒しなくて大丈夫ですよ。姿形でびっくりしないでくださいね。

2009年9月23日 (水)

ゴーヤの蜜

0914sijimityouヤマトシジミがゴーヤの蜜を吸っていました。
おいしそうですね。

ゴーヤだからといって
こっちのみ~つはに~がいぞ♪ということはないのでしょうね。

キタヒメヒラタアブ

0914kitahimehirataabu1たまたま、この時、お風呂椅子を持ち出して、別の撮影を試みていたものですから、こんなアングルでキタヒメヒラタアブが撮れました。

フウセンカズラの花で吸蜜しています。

腹面がとれたからどう、ということもないのですが、こうなっていました。
初めて見ました。

0914kitahimehirataabu2 上からも撮れました。

ボケましたが、上の写真と同一個体です。

イチモンジセセリ

0914itimonjiseseri1_2多分、左がメスで、右からオスが求愛行動をとっているのだと思います。
(犬・猫だと、相手の匂いを嗅いで、相手が身内かそうでないか、識別したりしますが、昆虫ではそういうことはないでしょう。)

0914itimonjiseseri2_2 しかしなぁ、少々、やり過ぎのような気もする。のだが、キミ。

2009年9月22日 (火)

ホオズキカメムシ

0914hoozukikamemusi1ネコジャラシの穂にホオズキカメムシがいました。

「ホオズキやヒルガオ科の植物上で見られる。サツマイモ、トマト、ナスなども食害する。」ということなのですが、ネコジャラシでもいいんですね。

ちょっと撮りにくかったので左手で穂の角度を変えたら
0914hoozukikamemusi2
そのままスタスタと手の上まで歩いてきてしまいました。

どうも皮膚に張りがなくなったなぁ、などと関係のないことを考えながらトリミングしていました。

ハエトリグモなんかは、ヒトの体温を感じるとさっさと逃げ出しますが、ほかの昆虫はそんなに敏感ではないですね。
手の甲を歩きまわられると、くすぐったいです。
撮影後はほぼ同じ場所へ戻してやりました。これがいたって雑草類が壊滅するわけでもなし、ま、共存しましょう。

おいしい蜜

0914ari_inokozutiイノコズチの花の、子房の脇にアリが頭を突っ込んで蜜をなめています。

ヒトの目には地味な花ですが、おいしい蜜がたくさんあるよ、と昆虫の目には見えているのでしょう。

アリの丹念さからすると、一度に運ぶ花粉の量は少ないけれど、虫媒花にとってアリの果たす役割って結構大きなものなのではないでしょうか。
なにせ、どこにでもいますもの。

2009年9月21日 (月)

アリグモ

0912yasaarigumoこれは多分、ヤサアリグモというのではないかな。

最近ヤツデの葉の上でよく見かけます。

0913ariarigumo 擬態の様子を比べてみていただこうと、並べてみました。
左はアミメアリとうのですか?3mm弱の小さな赤っぽいアリ。
右は多分ヤサアリグモの幼体。大きさ的にはほとんど同じです。
いかがでしょう?
似てますか?

ツマグロヒョウモン

0911tumagurohyoumonキバナコスモスの花から吸蜜するツマグロヒョウモン。

おいしそう。

以前からキバナコスモスは知ってはいましたが、虫たちがこんなに集まるとは思いませんでした。
翅の色合いの微妙な変化が美しいですね。

サンゴジュハムシ

0911sangojuhamusi1サンゴジュハムシというのだと思います。

車にくっついていました。新車だろうと何だろうと、わが家のガレージでは無関係。いろんな虫さんがくっつきます。

「幼虫、成虫ともに、サンゴジュ、カンボク、ガマズミなどの葉を食べる」のだそうです。
http://www.insects.jp/kon-hamusisangojyu.htm
ここからの情報です。
0911sangojuhamusi2
しかしどうも、そういう植物が近所にあるのかどうか、認識していないんですけどねぇ。
翅があるから、まあ、どこかから飛んできたのでしょうが。

車で外出する時もカメラは必須です。どんなのに出会うか予測不能ですから。

2009年9月18日 (金)

オオスカシバ

0911oosukasibaヒメクチナシの木の前。

オオスカシバのメスがホバリング。

このガ、嫌いじゃないんです。透明な翅、きれいな色どり。いいんですけどね。
我が家のヒメクチナシの木はオオスカシバの幼虫に好き放題に食べてもらうには小さすぎて。丸坊主になってしまいます。仕方ないので、幼虫に気づくと追放。それでも、何匹かは蛹から成虫までいくんですけどね。

このガがホバリングしながら口を伸ばして吸蜜する姿を見て、日本にもハチドリがいるのか、と思った外国の方もいるとか。
翅が透明で、ブンブン大きな音を立てるので、ハチと間違う方もいらっしゃる。

羽化したての時は翅は白い粉で覆われています。乾燥して、羽ばたくと粉は落ちて透明になります。近くでじっと眺めるときれいなものなんですよ。
私のHPで見られます。(写真は小さいですけれど)↓ここです
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/frends/frnds_12.htm

ジョロウグモ

0911jorougumoジョロウグモの食事。

小型のハチかなにかを捕まえたようですね。
頭部をこんな風に観察できたのは初めてです。いつも垂直で、背か腹しか見えないから。
しかしまあ、なんというか、迫力ありますねぇ。
がっしりと開いた脚、強力な顎、風格があるともいえそうです。
邪魔しないようにそっと引きさがりました。

ハリカメムシ幼虫

0911harikamemusi1ハリカメムシの幼虫がミズヒキの花で吸汁していました。
いままでずっと、イノコズチにいるところしか見ていませんでしたが、今回初めて別の場所で見ました。
針を刺しているのがはっきりと見えます。
ミズヒキの花をご存じの方は、大きさがすぐわかりますね。小さい花、小さい虫、です。
0911harikamemusi2
翅の芽の具合からして、この幼虫はおそらく一齢です。

0911harikamemusi3
こちらはイノコズチの上のもっと成長した幼虫。
トゲトゲがだんだん少なくなって、胸のあたりが成虫に似てきています。
翅の芽も伸びて多分次の脱皮で成虫でしょう。
カメムシの幼虫も面白いですねぇ。ずいぶん楽しませてもらっています。

2009年9月17日 (木)

ゴミグモ

0911gomigumoこれゴミグモだと思います。(あるいはゴミグモの仲間かもしれませんが多分あってます。)
「日本のクモ」という本によりますと

平地~山地まで広く生息。都市部の庭園・公園、人家の生垣、樹林地の周辺、草原、林道などの樹木の枝葉間、草間に垂直の円網を張る。網の中央には縦に食べかす、脱皮がら、枯葉片などの塵芥を並べて、クモはその中にとまる。腹部には突起があり、色彩もゴミと同色なので、極めて見つけにくく完璧な擬態といえる。

とあります。
写真でも、縦にゴミの帯がありますので、まず間違いないでしょう。
ゴミのコレクションが不十分なせいか、クモ本体が見えますね。
キミ、修行が足りないヨ。
もっとうまく化けなくっちゃあ。

チビドロバチ

0911chibidorobati1しおれたオシロイバナの花に来ていました。

少しは蜜があるのでしょうか。
小さいけれどスズメバチの仲間ですから、子育てには肉団子など作るのでしょうが、自分用には蜜を吸ったりします。
(スズメバチの仲間といっても、攻撃性はないですから安心して観察してかまいません。興奮させたらどうなるかは知りませんので、はたき落とそうなどとはしない方がいいとは思いますけど。)
0911chibidorobati2
腹の2本の縞、背中側の模様で、確認できます。
もう少し頭のあたりの接写をしたかったのですが、無理でした。
次のチャンスがあったら試みます。

ベニシジミ