朝日川柳欄から
朝日川柳 山丘春朗選(2022年11月16日)
サピエンスなればこの惑星(ほし)救う知恵(福島県 柴崎茂)
{選者コメント。三句、G20とCOP27}
投稿者はもちろん「サピエンス」の意味をご存じで、だからこそこの川柳のひねりが効くわけですが。
読者はどのくらい御存知なのかな、と余計なことを考えて、注釈をつけます。
↓wikiから引用
ホモ・サピエンス(Homo sapiens、ラテン語で「賢い人間」の意味)は、現生人類が属する種の学名である[2]。ヒト属で現存する唯一の種。
↓辞書から
homo
►n (pl ~s) [OH-] ヒト,人間《ヒト科ヒト属 (H-) に属する動物の総称;現生人類 (H. sapiens),H. erectus などの化石人類が含まれる》.
[L homin- homo man]
リーダーズ英和辞典第3版より引用sápience, -cy n 《文》 知恵 (wisdom);知ったかぶり,物知り顔.
[OF or L (pres p)〈sapio to be wise]
リーダーズ英和辞典第3版より引用ホモ‐サピエンス【Homo sapiens ラテン】
(知性人・叡知人の意)現生人類の学名。新人。
広辞苑第六版より引用
というわけで、「賢い人間」が集まって会議をするのだから、当然「この惑星(ほし)救う知恵」が湧くだろう。
もし湧かなければ、「サピエンス」という名を返上しなくちゃいかんでしょ、ということですよね。
余分なことでした。失礼しました。
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