ハクサイの花
先日、ホウレンソウ(ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属)の花というのをお目にかけましたが。
↓これ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-2df687.html
2022年5月 9日 (月) ホウレンソウの花
さて今回はハクサイの花です。
スーパーで買ってきた縦四つ割りのホウレンソウ。
なんだか芯の部分が4等分になっていなくて、ほとんど丸まる芯という部分がありまして。
何か起こるかもしれない、と妻が牛乳パックに土を入れてそこに植えてみたんですね。
そうしたら、粒粒が生じた。
2022.4.26
これつぼみじゃないのかと、どんな花が咲くのか楽しみにしていたのですが。
この写真の部分は開花には至りませんでした。
ところが、脇から茎がぐ~んと立ち上がりまして、葉も開き、そのてっぺんにつぼみができました。
↓これです
5.9
これは咲くんじゃないかと期待していたら
5.10
開花しましたよ~。
カンペキにアブラナ科の花ですね。花はアブラナよりやや小ぶりですが。
四長オシベ(四強オシベ)はまさあしくアブラナ科。そうだったのか、ハクサイってアブラナ科だったのか、と認識。
ハクサイがアブラナ科であることを初めて認識しました。もの知らずで恥ずかしい。
5.11
テーブルでハクサイの花を楽しみながら生活しております。
5.15
実ができかかってるんですけど。アブラナ科の棒状の実ですね。
自家受粉したのかな、種子まで作れるかな。
まだ流動的です。
↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%A4
江戸時代
日本への渡来は江戸時代後期、不結球性の品種が輸入されていた。幕末の1866年に結球性の品種が導入されて栽培が始まった[7]。アブラナ科の近縁種間の交雑によって生まれたハクサイは、特に継続した採種が困難だった。江戸時代以前から、日本に非結球種が漬け菜として度々渡来したが、いずれも交雑により品種を保持できなかった。これは、現在でも育種家の課題である、ハクサイの強い交雑性が原因と考えられている[10]。
白菜は明治以前から何度も日本に伝来していたのに、なぜ栽培が成功しなかったのかという問題について、科学史家の板倉聖宣は「日本にあった漬け菜やカブやアブラナと花粉が交配してしまって、白菜の特徴を失ってしまっていたからだ」としている[12]。明治以前には日本人は西洋科学の「種(しゅ)概念」を知らず、白菜が日本で既に栽培されていたカブと漬け菜とアブラナと同種であるということを知らなかったため、白菜栽培の農業的問題を克服できなかった[13]。明治維新後に西洋の生物学が導入されることで白菜と同種の植物が認識され、交雑の問題を解決することで、白菜栽培が始めて軌道に乗った[14]。
交雑しやすいんですね。
いやぁ、面白いものを見ることができました。「仕合わせ」です。
ホウレンソウの花だ、ハクサイの花だ、と騒いで楽しんでいる私共。
なんとも、のどかな老夫婦二人、ですねぇ。
« タチアオイ | トップページ | テントウムシ(ナミテントウ・キイロテントウ) »
「植物」カテゴリの記事
- 珍しい花の記事を書きました(2023.06.06)
- 奇数は対称性がいい(2022.07.11)
- てきちょく(2022.06.13)
- ガザニア(2022.05.30)
- ネギ坊主(2022.05.30)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント