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2022年5月 9日 (月)

ニワゼキショウ

前の記事でセキショウを書きましたが、続けてニワゼキショウです。
0423_13niwazekishou 2022.4.23
妻曰く、これニワゼキショウよ、と。
私はニワゼキショウの花は大好きなんですが、草としての姿はきちんと把握していなくって。
そうなんだ、と嬉しくなりました。

0501_21niwazekishou 5.1
つぼみです。下のつぼみを見てください。縦縞の入った飴玉みたいな丸い玉。
こうなればニワゼキショウだと私も認識できる。
上のはピントが合っていませんが、つぼみが開いて中から花が出てこようという状況でしょう。

0505_2niwazekishou1 5.5
咲いていました。ベランダで。この色と形、上品で大好き。朝の撮影。
0505_2niwazekishou2
一輪だけ拡大するとこうです。
そして花を横から見ると
0505_2niwazekishou3
こうなります。つぼみの時の縦縞がそのまま残っています。当たり前ですが。
これがまた楽しくってね。
0505_7niwazekishou1
昼に散歩に出たら、パセリを栽培しているプランターでニワゼキショウが咲いていました。間借りというべきか。
0505_7niwazekishou2
かわいいね。

★ところで、前の記事の「セキショウ」と、この記事の「ニワゼキショウ」との関連は?
広辞苑から

せきしょう【石菖・石菖蒲】
サトイモ科の多年草。水辺に自生。ショウブに似、香気があるが小形。肥厚した根茎から長さ数十センチメートルの剣状の葉を生ずる。初夏、黄色の細花を棒状に集めて付ける。根茎を乾して鎮痛・健胃・駆虫剤とし、また浴料として使用。ネガラミ。古名、いしあやめ。漢名、菖蒲。夏。〈運歩色葉集〉

にわぜきしょう【庭石菖】
アヤメ科の多年草。北アメリカ原産。日本に帰化し、各地で芝地に雑草化。高さ約20センチメートル。葉は線形でセキショウに似る。春、淡紫色または白色小形6弁の花を開く。実は光沢のある球形。
広辞苑第六版より引用

科が違いますね。
どうやら葉が似ているという命名らしい。その命名はちょっとまずかったんじゃない、という気分。
生殖器官が異なるのに、似た名前というのはいけないんじゃないかな。
それぞれに独自の名前を付けてあげたかった、というのが私の感想です。

↓専門的なサイトも見ておきました。どうぞ。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/iridaceae/niwazekisyou/niwazekisyou.htm
ニワゼキショウ Sisyrinchium rosulatum  (アヤメ科 ニワゼキショウ属)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/araceae/sekisyou/sekisyou.htm
セキショウ Acorus gramineus  (サトイモ科 ショウブ属)

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