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2022年5月

2022年5月31日 (火)

「ウクライナで生まれた科学者たち」

これは「現代化学」という雑誌に掲載されたエッセイのタイトルです。

現代化学 2022.5(東京化学同人)
p.42 「あれ・これ」古郡悦子
ウクライナで生まれた科学者たち

 ロシアに蹂躙されたウクライナが、なかなかの科学技術国であることをご存知の読者は多いことだろう。

こう始まる、見開き2ページの記事です。
名前と業績を解説していますが、ここでは名前だけを引用・列挙します。

 1:ロアルド・ホフマン(1937~)
   「ウッドワード・ホフマン則」
   福井謙一とともに1981年のノーベル化学賞受賞

 2:ジョージ・キスチャコフスキー(1900~82)
 3:セルマン・ワクスマン(1888~1973)
   1952年にノーベル生理学・医学賞受賞
 4:イリヤ・メチニココフ(1845~1916)
 5:トロフィム・ルイセンコ(1898~1976)
 6:テオドシウス・ドブジャンスキー(1900~75)
 7:ジョージ・ガモフ(1904~68)
 8:レフ・ランダウ(1908~1932)
 9:イーゴリ・シコルスキー(1889~1972)
10:ジャン・コウム(1976~)
11:マックス・レプチン(1975~)

化学・物理系の方なら、え、あの人が、という名前も多いと思います。

「ウッドワード・ホフマン則」とか「ランダウ・リフシッツ」なんかどうですか。
ガモフは理系でなくてもご存知かもしれませんね。「トムキンス」とかね。
シコルスキーといえばヘリコプターかな。

あとはお任せします。

★実はこの古郡悦子(ふるこおり・えつこ)さんという科学ジャーナリストの方は、私と教養学部時代の同級生なんです。理科Ⅱ・Ⅲ類のクラスでね。
化学科、科学哲学なども相前後しながら、似たような道筋をたどった方です。
化学科で私と相前後して同学年だったこともある人が、私より先に卒業して東京化学同人に就職したんですね。
その直後、「現代化学」という雑誌が創刊されまして、「お前、購読しろよな」といわれて以来ずっと現代化学の読者であるということなのでありました。
古郡さんはもう、この雑誌に20年以上コラムを書いていらっしゃる。ということで、毎号、愛読しております。

2022年5月30日 (月)

「かかしさんの窓」が満杯になりそう

この「かかしさんの窓」というブログなんですが、契約容量は10GBなんですね。
で、長く続けてきたら、今9.9Gを超えました。
画像が多いせいですね。残りは100MBを切りました。
で、この残り容量は、テキストだけの記事に利用して、画像をいれる記事はどこか別のブログ・サービスへ移動しようと企てまして。

なんだかよくわからないままなんですが、ライブドアにしようと思っています。
かかしさんの窓は、6月から不定期更新になります。
しばらくの間、混乱すると思いますが、ご容赦ください。

一応、登録して、記事を書いてみました↓
初めまして 2022年05月27日
キアゲハが羽化しました。 2022年05月28日

エディタの使い勝手はcocologと似ているようですので助かります。
しばらく試運転を続けます。
cocologの方で更新したら、livedoor側からリンクする気ですが、逆はちょっと面倒だな。
もしよろしかったら、livedoorの方をお気に入りにしていただくと嬉しいのですが。
URLの書き方がよくわかっていない初心者で
↓これでいいようですね。
https://kuebiko.blog.jp

違和感

今朝(5/30)、NHKのニュースをかけたまま新聞を読んでいたのですが。
「ラグビー リーグワン 初代チャンピオンはパナソニック」というニュースタイトルだったようでした。
NHKのHPを見に行ったら

ラグビー リーグワン 初代チャンピオンはパナソニック
2022年5月29日 23時11分

 ラグビー、リーグワンのプレーオフトーナメントの決勝が29日、国立競技場で行われ、パナソニックが18対12でサントリーに勝って優勝しました。
 ラグビーのリーグワンは日本代表の強化や地域密着型の運営を目指して去年までのトップリーグを刷新して今シーズンから始まったリーグです。
・・・

「ながら」で聞いてから、朝日新聞を読んでいたら

埼玉、貫禄の初代王者 ラグビー・リーグワン 29日(朝日新聞 2022年5月30日)
 プレーオフ決勝が東京・国立競技場であり、リーグ2位の埼玉(旧パナソニック)がリーグ1位の東京SG(旧サントリー)を下し、初代王者に輝いた。・・・

リーグワンでの名前を書き、トップリーグ時代のチーム名には「旧」をつけていました。
これが正当な書き方でしょう。

webでいくつかのスポーツ記事を覗いてみましたが、どれもリーグワンでの名前を使って報道していました。旧名を付加したものも、していないものもありました。

NHKだけが変なのです。リーグワンでの試合をトップリーグの名前でのみ報道する。
これって、ちょっと恥ずかしくないですか?

スポーツには非常に疎い私なので、周辺事情とかには全く疎遠ですから的外れになっているかもしれません、そうでしたらごめんなさい。
こんな感想を抱きました。

タイワンキシタアツバかなぁ

0423_8atuba 2022.4.23
こんなガが奥の方にいまして。隙間からやっと撮った写真なのですけど。
わからなくてねぇ。何せガの種類はやたらと多くて。
「ヤガ科>アツバ亜科」かなぁという見当でファイル名をつけました。

色々眺めているうちに。
ヤガ科>アツバ亜科>タイワンキシタアツバ に行きつきました。
多分間違いないと思いますが。幼虫の食草がイラクサ科ということで、我が家周辺にはないように思います。
成虫になって飛来したのかな。

↓虫ナビ
https://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_atuba_taiwankisita.htm
タイワンキシタアツバ
Hypena trigonalis

幼虫はイラクサ科(ヤブマオ,カラムシ,アカソ,ラミー,タイワントリアシ)の葉を食べる。

学名の「trigonalis」は多分「三角形」に由来するのじゃないかな。
英語で「trigon」といえば三角形ですからね。
{ちなみに、アメリカのペンタゴンは、ペンタ=5ですので、五角形という名前なんです。建物の形からね。}
さて、このガで三角形というと、やはり翅の模様でしょうね。多分。

↓ガの専門サイトです
http://www.jpmoth.org/~moth-love/HIKAKU/kurokisita_taiwan/kuro_taiwan.html

↓昆虫エクスプローラ
https://www.insects.jp/kon-gataiwankisitaatu.htm

私にとって、初めて見るガでした。
知らないことばかり多くって、なんだかなぁ。

ガザニア

0423_5gazania2 2022.4.23
ガザニアのつぼみです。

0425_4gazania 4.25
咲きました。光線の具合が悪くてすみません。

0426_10gazania 4.26
これならまあ、いいか。

0505_4gazania 5.5
なんだか、二段咲きみたいになってますね。こういうこともあるのか。
キバナコスモスで似たような状態を見た気もします。
0505_10gazania
面白いですね。一輪の花で、成熟状態に偏りがあるようです。

低い位置で咲くので、保育園児のお散歩で見てもらいやすい。
いじっていいよ。摘んでもいい。
(タチアオイじゃ高すぎるもんね)

ネギ坊主

0423_2negi 2022.4.23
ネギのつぼみ。

0428_1negi 4.28
中の花たちが出てきました。
これは朝のシーン。
0428_24negibouzu
夕方です。
低くなった夕方の陽光を受けて、輝いていました。
肉眼的には美しく輝いていたのですが、写真でその感じを再現するのは難しい。
想像してください。

0501_20negibouzu 5.1
ずいぶん変化してきて、そろそろ花としては終わりかな。
当然のことながら、花を咲かせるとネギの食感は落ちます。
(とう)が立つ」というやつですね。
ま、商品にするわけじゃなし。適当にいきます。

クマバチ

0422_7kumabati 2022.4.22
花はスイートアリッサム。小さい花です。でも「スイート」というのですから、芳香を漂わせる。
クマバチは香りをかぎましたかね。口を突っ込んでいるようですが、うまく蜜は吸えるかな。
今の時期だと、大型のタチアオイの花に潜り込んで花粉を舞い降らせているのを見ます。ダイナミックなパワーを感じさせる。相手が小花だと、ちょっと不釣り合いな感じがしました。

ツリガネソウ

0422_5turiganesou1 2022.4.22
ご近所のおうちの前の線路柵下。ツリガネソウが咲いていました。
私共はこの花を「ツリガネソウ」といってきたのですが、この花は「キキョウ科>ホフルブクロ属」でホタルブクロの仲間なんですね。ちょっと盲点でした。
ホタルブクロは5月末の現在、庭やらベランダやら、あちこちで紫と白の花が咲き競っています。それはまた別建てで。

https://www.hana300.com/turiga.html
釣鐘草 (つりがねそう)
(カンパニュラ、風鈴草(ふうりんそう))
(Campanula, Bell flower)

・桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula medium
   Campanula : ホタルブクロ属
   medium : 中間の
 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。

https://www.hana300.com/hotaru.html
蛍袋 (ほたるぶくろ)

・桔梗(ききょう)科。
・学名
  Campanula punctata
   Campanula : ホタルブクロ属
   punctata : 斑点のある
 Campanula(カンパニュラ)は、ラテン語で「小さな鐘」の意味。

・まさに「袋」形の花。
 英語では「bellflower(鐘の花)」という。
 名前は、「花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見える」ところからきているらしい。
 また、提灯(ちょうちん)の古名を「火垂(ほたる)」といい、その提灯に似ているので「ほたる」、それが「蛍」になったとも。

★ほたる‐ぶくろ【蛍袋・山小菜】
キキョウ科の多年草。原野・路傍などに自生し、高さ30~50センチメートル。夏、茎頂に淡紫色の大きな鐘形花を数個下垂、そのさまが提灯(火垂る)に似る。山地のものは紅紫色をおびる。若芽は食用。花筒に蛍を入れるというのは俗説。<季語:夏>
広辞苑第六版より引用

https://gardenstory.jp/plants/55809

カンパニュラ・メディウムの学名はCampanula mediumと表記。「カンパニュラ」はラテン語で「鐘」を意味しており、花姿から連想して名付けられたようです。日本には明治時代に伝えられ、風鈴草(フウリンソウ)または釣鐘草(ツリガネソウ)の名前で親しまれてきました。

ツリガネソウとホタルブクロ、花の大きさは違いますが同じ属の可憐な花なのでした。
そうだったんだ。

2022年5月27日 (金)

ユキノシタ

0421_16yukinosita 2022.4.21
ユキノシタのつぼみが立ち上がってきましたよ。

0423_31yukinosita 4.23
最初の花なのかな。ちゃんと開けていないみたい。

0427_7yukinosita 4.27
これがちゃんとした姿。花弁は5枚で、下の2枚が白くて大きいのです。

0507_24yukinosita 5.7
いっぱい。

種子をつくって遺伝的な多様性も確保しながら、走出枝(ランナー)で、遺伝的には同一のまま増える、ということもします。しぶとい生き方ですね。

ムカデ

0421_21mukade 2022.4.21
通称「ムカデ」。本当はいろんな種があるんでしょうけど、詳しいことは知りません。
一つの体節に一対の脚があるのがムカデ。二対あったらヤスデ。と、ごく大雑把にしか見ていません。
上の写真の個体は小さめな感じがします。幼体というほどではないけれど、成長中でしょうかね。
ムカデのメスは、孵化した幼体を長く保護するんですよ。自分は絶食してね。

ムカデといえば、マザーグースに有名な詩がありますね。

A centipede was happy – quite!
Until a toad in fun
Said, "Pray, which leg moves after which?"
This raised her doubts to such a pitch,
She fell exhausted in the ditch
Not knowing how to run.

ムカデはとても幸せにくらしていました。
ところがある日、ひき蛙が面白半分に「どの足がどの足の後に動くのかな?」と聞きました。
ムカデはそれ以来このことが大変気になってしまって、
混乱してみぞに落ちたり、
足がもつれて走れなくなりました。

私もムカデさんに訊いてみようかな。


マザーグースの中でのムカデは「centipede」ですね。
これは「百の足」という意味です。
日本語でも「百足」とも書きますから、同じ発想。

脚がいっぱいだ!

ところで、ムカデ、ヤスデなどは「多足類」に属しますが
英語だと「myriapod」になるんですね。
「myria」はギリシャ語では「1万」とか「多い、無数」という意味なのです。
まさしく「多足類」なのですね。

myriapod
►a, n 〔動〕 多足類 (Myriapoda) の(動物)《ムカデ・ヤスデなど》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

科学用語「独―日―英 語源辞典」ギリシャ語篇
  編著者 大槻真一郎 同学社、昭和50年5月1日 初版発行

この辞典で「ミューリアス」(ギリシャ文字は面倒なのでカタカナで)という項目を見ると
(ギリシャ人にとって最も大きい数)1万、無数、多数
とのことです。

日本語だと「万(よろず)」とか「八百万(やおよろず)}みたいなものでしょうかね。

クモ(シロカネグモの仲間)

クモ(シロカネグモの仲間)
妻の撮影です。
{}2022.4.21
アシナガグモ科のシロカネグモ属だろうと思います。
{}
背面が見えないんですよね。
{}
トリミングしたら、鮮明ではないのですが、何か獲物を捕らえて食べているようですね。

シロカネグモ属には
オオシロカネグモ・チュウガタシロカネグモ・コシロカネグモ がいるのですけど。
以前に、コシロカネグモだろうというクモを見ましたので、どうしてもこの感じのクモを見るとコシロカネグモと言いたくなる。
今回のクモはチュウガタシロカネグモの可能性も大きいのではないかと思うのですけど、私には決められない。
で、半端な形で掲載します。

↓参考
http://blog.livedoor.jp/midorin28/archives/39919156.html
オオシロカネグモ♀・チュウガタシロカネグモ♀・コシロカネグモ♀

10

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クモ(ネコハエトリか)

0421_14kumo1 2022.4.21
スイカズラのつぼみを見ていたら、クモがいました。
トリミングします。
0421_14kumo2
黒いやっちゃねぇ。
窪みに潜んでますので体が見えない。
困ったんですが、えい、ネコハエトリのオス(ホンチ)としましょうか。
昨日のネコハエトリの記事をもう一回見直してください。

キジバト

0421_13kijibato 2022.4.21
家の近くに住み着いているらしいキジバト。

0509_19kijibato1 5.9
庭にも頻繁にやってきます。で、私共の存在をまるっきり気にしていない。
0509_19kijibato2
そばに立っても動じない。このお爺さんは無害、このお婆さんも無害。完全に見くびられています。
先日、妻が庭にいてその前にこのキジバトがいた。
そこへ、外回りから戻ってきた私が近づいた。
妻、笑ってハトに曰く「はさみうちよ」。
さすがに困ったらしい。でも鳥ですからね、前進も後退もしづらい時は「上へ」行く。飛んでいきました。

2022年5月26日 (木)

ポピー

0421_12poppy1
2022.4.21
右下のポピーの花を、左上に写っているカタバミの花と比べてください。
ポピーとしてはものすごく小さな花です。
地面から5,6cmくらいしか立ち上がっていませんでした。
何かの都合で、とにかく咲いてしまえ、ということになったのかな。ポピーの花のシーズンとしては早い時期だったせいか。
雌しべの柱頭の筋も4本しかない。
↓このサイトによると
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/papaveraceae/nagamihinagesi/nagamihinagesi.htm

中央部のめしべの柱頭は4本から8本の筋状であるが、7・8本のものが多いようである。

こうありましたが、4本は私にとっては珍しかった。
0421_12poppy2
これはもうすでにしおれかかった花ですが、柱頭の筋は7本ですよね。
これが私にとっての「ほぼ」普通です。

ホソヒラタアブ

0421_4hosohirataabu 2022.4.21
コデマリの花の前でホバリング。
空中に停止して動きません。撮ってよ、といわんばかり。
ですから撮りました。

ワタクシ、多少の大小はあっても、すぐホソヒラタアブといってしまうのですが、不正確かもしれませんのでご承知おきください。

カラスノエンドウ

0421_3karasunoendou 2022.4.21
いかにもマメ科らしい実。カラスノエンドウの実です。

0427_22karasunoendou 4.27
熟すと莢が黒くなります。

この莢が原動力となって
0429_3karasunoendou 4.29
ねじれながら開いて中の種子を弾き飛ばすんですね。写真は弾けた後の姿です。
黒く熟した実を摘まんでみてください、イテッという感じで弾けます。どうぞ。

ネコハエトリ♂(ホンチ)

0421_2nekohaetorim1 2022.4.21
頭胸部が黒いのがオスです。
0421_2nekohaetorim2
シランの花弁で獲物探しでしょうか。はっきりはしませんがかなり毛むくじゃらですね。

メスは体全体が薄い褐色というのかな。
メスの顔を正面から見ると、「髭もじゃの賢者」風だと、私が大好きなクモです。

↓写真をご覧ください。
https://orbis-pictus.jp/article/nekohaetori.php
ネコハエトリ

ところで、このネコハエトリのオスは記事のタイトルに書いておいたように「ホンチ」という別名があります。
↓朝日新聞デジタル。有料会員記事なので、全部は読めませんが、かなりの部分読めますよ。
https://www.asahi.com/articles/ASQ536W54Q4XULOB01M.html
体長1cmの熱戦、のこった!「ホンチ」のクモ相撲、愛好家らが開催(朝日新聞デジタル 2022年5月4日)

 「ホンチ」と呼ばれる、体長1センチほどのクモを戦わせるクモ相撲の大会が3日、横浜市の金沢自然公園で開かれた。かつて横浜の子どもたちを熱狂させた遊びで、当時の少年たちを中心に結成した「横浜ホンチ保存会」が主催。小学生から大人までの約30人が大いに沸いた。
・・・
 ホンチは、正式には「ネコハエトリ」と呼ばれるハエトリグモのオス。普段は生け垣などをぴょんぴょん跳ねる姿でおなじみだが、4~5月の繁殖期にオス同士が出会うと、縄張りやメスを巡って戦う。
 この習性を利用したのがクモ相撲だ。遅くとも江戸時代には行われていたとされ、横浜には東京湾を挟んだ房総半島の漁師から伝わったという説がある。
・・・

↓Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%83%81
ホンチ

東京の世田谷区で小学生時代を送った私にはホンチ遊びの経験はありません。

アスパラガス

0420_6asparagus 2022.4.20
今年は何回も食べてます。
これが甘くておいしいんだな。口に含んで噛んだ瞬間に口の中に広がる味がもう、シアワセ。
なんたって新鮮ですもんね。

0502_4asparagus 5.2
顔を出したばかり。なんとなくネマガリタケを思わせる姿ですね。
昔、秋田の親戚がネマガリタケのタケノコを送ってくれましたっけ。
絶品ですね。味噌とあう。茹でて味噌味で食べるとか、焼いて味噌をつけて食べるとか。
今はもう味わえませんが、おいしかったな。
アスパラガスを見ながらタケノコを思い出してしまいました。

2022年5月25日 (水)

ユウゲショウ

0420_4yuugeshou 2022.4.20
咲き始めました。かわいい花です。
家の周辺で自生しています。
この花の「種まき」がちょっと変わっていて、「雨滴撒布」といって、熟した実が雨に濡れると割れて、中の種子を流しだすんですね。この方法で、いつのまにかあちこちに広がりました。なかなかにしぶとい花です。

↓参考
https://matsue-hana.com/hana/yuugesyou.html
アカバナ科>マツヨイグサ属>ユウゲショウ
「南アメリカ原産。明治時代から栽培されはじめたといわれる。現在では関東地方以西に野生化している。」

アカバナ科>マツヨイグサ属>ヒルザキツキミソウ
というのもありますが、花は淡いピンクでユウゲショウより大柄です。
家の前にもあったように思うけど、咲かないなぁ。

https://www.hana300.com/akayuu.html
赤花夕化粧
(あかばなゆうげしょう)(夕化粧(ゆうげしょう))

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-bfea0a.html
2020年7月 9日 (木) ユウゲショウの実

かっこいい造網性のクモ

0420_3kumo1 2022.4.20
曇った朝の空を背景に、妻が撮ってきてくれました。
かっこいいですよね。
0420_3kumo2
逆光で模様などが全くわかりませんが、アシナガグモ科のコシロカネグモあたりかなぁ。
種名はわかりませんが、我が家のクモ環境はにぎやかですよ。

ワカバグモ

0419_38wakabagumo 2022.4.19
カニグモ科です。カニグモにしては細いし、カニグモというと相撲土俵入りの不知火型みたいに両手を大きく広げた姿のイメージがあるのですが。ワカバグモはほっそりとスマートで、土俵入り風ではありません。
きれいなクモでしてね。まさしく「若葉。新緑」というイメージです。

ブル―サルビア

0419_25bluesalvia 2022.4.19
つぼみが立ち上がってきました。

0423_17bluesalvia 4.23
もうすぐ咲きますね。

0509_4bluesalvia1 5.9
2種の紫の花が前後に並んでいます。
この写真でくっきり写っている手前の方がブルーサルビア。
後ろでぼやけているのはラベンダーです。
0509_4bluesalvia2
トリミングしてお目にかけます。
いかにもシソ科。

「ブル―サルビアと青いサルビアは違うのよ」といまだに妻に冷やかされます。
↓趣味の園芸
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-286

花色  赤,ピンク,青,紫,白,黄

こうですもんね。難しいんだなぁ、園芸って。

ハリカメムシ or ホソハリカメムシ

0419_19harikamemusi 2022.4.19
一応、これはハリカメムシではないだろうか、と。
肩の張り出しが大きいような気がして。

0428_8kamemusi1 4.28
交尾しているところに出会いまして。
0428_8kamemusi2
このペアがどっちなんだか、わからない。

0504_8kamemusi 5.4
またしても交尾中。頭いてぇ。

0506_10hosoharikamemusi 5.6
というわけで。ハリカメムシとホソハリカメムシの区別ができない私です。
標準的な標本でも持っていて、並べて観察した経験でもあればね。
おまかせします。

2022年5月24日 (火)

カタバミ

0419_23katabami 2022.4.19
個々の花は小さくてあまりめだちませんが、集まるとかなりいい雰囲気。
カタバミとムラサキカタバミがあちこちでいっぱい咲いています。

家紋に「かたばみ紋」というのがありますが、これはカタバミは繁殖力が旺盛なので、子孫繁栄の意味があるからだと聞きます。
昔の人も詳しく観察していたんですね。

テントウムシなど

0419_22tentou_1 2022.4.19
この写真の中に、話題が3つ入っています。
まず右上のテントウムシ。
0419_22tentou_2
これ。ナナホシテントウでしょう。
わずかな違和感があるんですけど、ナミテントウじゃないよな。
0419_22tentou_3
右はヒメカメノコテントウですね。
成虫も幼虫もアブラムシを食べます。
左はハナアブの蛹じゃないかな。
ホソヒラタアブ、クロヒラタアブ・・・
蛆みたいで気味悪がられますが、アブラムシを食べます。

とまあ、いろいろ集合してくれました。

クルミ 雄花

0419_20kurumi1 2022.4.19
いつも路面を見て気づく花。今年も。
路面にいっぱい雄花が落ちている。そうか、クルミの花の季節なんだ。
知らない人がこれを見たら、一瞬、毛虫の集団か何かに見えるかもしれませんね。
0419_20kurumi2
見上げれば、これ。
雄花です。
0419_33kurumi
空を背景に。
雌花を探したのですが、私に見える木の低い位置では見つからなかった。
上の方、奥の方にあったかな。
クルミの実としては豊作にはならないような気がします。

モンシロチョウ・ヤマトシジミ

0419_16monsirotyou 2022.4.19
このモンシロチョウ、なにをやっているのか、よくわかりません。
茎から汁を吸っている、という感じでもないし、くつろいで日光を浴びている感じでもないような。
しがみついてますね。
たまたまこんな瞬間があったということでしょうけど。

0423_9yamatosijimi 4.23
花の終わったジンチョウゲの葉の上。
影でわかるように完全に真後ろから日光を浴びています。
翅を閉じているし、受光面積を減らして休息でしょうか。

0430_9yamatosijimi 4.30
ホタルブクロの葉の上です。これも真後ろから日光を浴びていますが、翅を開いて体を温めていると思います。
23日は夏日でしたが、30日は最高気温が20℃に届かない寒い日でした。
そういう関係なのでしょう。
翅がずいぶん傷んでいますね。羽化後、長く生きてきたことの証でしょう。
ゆっくり温まってください。

またしても、何の花かわからない花を掲載します。皆様のお力を拝借したいのです。
妻の撮影なんですが。
0419_11hana1 2022.4.19
ナンダコレ?さっぱりわからない。開花途中のようでもあるんですが。
0419_11hana2
これが開花した花かな。
葉に見覚えがあるような。
ヒノキの葉はこんなでしたよね。

ヒノキの花で検索すると、似たような花も出てくるし。
ヒノキ科のコノテガシワとか。
ヒバ(アスナロ)とか。

決定打がなくって。教えてください。

2022年5月23日 (月)

カタオカハエトリ

前の記事で、カラスハエトリを教わりましたので、今回は、私にとって珍しかったカタオカハエトリをご紹介します。
0423_14kumo1 2022.4.23
妻が「クモの子どもかな」とケースに入れて持ってきたもの。
鮮明な写真が撮れなかったのですが、赤いクモなんてあまり見たことないなぁ、と。
0423_14kumo2
姿はハエトリグモですが、色合いが珍しい。
この時はあまり気にもせず調べなかったのですけれど。

0506_15kataokahaetori1 5.6
電柱の保護カバーの上を歩いている赤っぽいクモがいました。
あれ、見たことあるんじゃない?と撮影。
0506_15kataokahaetori2
脚がきれいですね。
0506_15kataokahaetori3
ちょっぴり顔も見えるようです。

新海栄一さんの「日本のクモ」のハエトリグモのページをず~っと見ていったら、ありました。
「カタオカハエトリ」でした。私が見たのは、そのオスです。

・・・
オスの歩脚は鮮やかなオレンジ色で、先端に黒色毛が密生している。
・・・
学名は岩手県のクモ学者である片岡佐太郎に因む。

とありました。
いいものを見た。もっと会いたくなりました。
我が家周辺で繁殖しているのかな。雑然たる生態系の賜物でしょうか。
増えてね。

↓参考なのですが。写真が素晴らしい。
http://nara.mushizukan.com/00000342
奈良女子大学附属幼稚園「園庭の むし あそび図鑑
というサイトです。

 年少さんのお庭(にわ)の石像(せきぞう)近くの地面の枯葉(かれは)をひっくり返すと、地面を歩いていました。かわいいですね。なかなか会えませんが、年中さんの前のお庭でも1度みかけました。ぜひまた会いたいものです。[Fujisaki.A]

いいですねぇ、すばらしい。
クモを見つけて、先生がキャーっと悲鳴を上げてしまったらもう園児たちはクモを嫌いになってしまう。
先生が「まあかわいい」といってくれたら、園児も平気でクモと付き合えるようになる。必ずしも好きにならなくてもいいですよ、平気で付き合い、じっくり観察できるだけでいい。クモ嫌いの人、虫嫌いの人が多くて困ったことです。
生態系の重要な一員なのですから、毛嫌いせずに、平然と付き合ってくれるようになってほしいのです。
うれしくなりました。

カラスハエトリ

↓2020年のこの「クモ」という記事に、「ハエトリずき」さんからコメントをいただきました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-76390d.html

ハエトリグモに、『カラスハエトリ』の雌です。
ハエトリグモでも珍しい種類になります。

私の記事では、クモとしかなっていなくて、ハエトリグモの仲間だということすらわからないままだったのです。
すっきりしました。自分で分からないものを掲載していいのだろうか、という思いはいつもあります。
このように教えていただけると嬉しくなります。
どうぞこれからも、不明なもの、間違っているものには、ご指摘くださいますよう、お願いいたします。

↓参考
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_haetori_karasu.htm
カラスハエトリ

https://www.naturalism-2003.com/kansatsu/animal/spider/karasuhaetori.html
カラスハエトリ

トラフムシヒキ

0419_12torahumusihiki 2022.4.19
トラフムシヒキでいいと思います。腹部の模様が「虎」らしいのですが、横から見たことはないな。

0421_8torahumusihiki 4.21
やっぱり腹は見えませんね。
小昆虫を捕獲して体液を吸いますが、人に向かってくることはない、と思いますよ、経験上。

夏場、川の近くでキャンプなんかすると、アブが飛来することはありますね。ウシアブとかいう仲間でしょう。
八峰町の白瀑神社(しらたきじんじゃ)へ8月に行ったときに、襲われたことはあります。車に逃げ込みましたけど。
アブに襲われたのはその時一回だけですね、私の経験は。

ハナアブは人を襲いませんから、ご安心ください。

クレマチス

妻の撮影
0419_9clematis1 2022.4.19
これは何だい?と訊けば「クレマチスよ」とのこと。
へぇ、真っ白なのもあるんだ。知らなかったなぁ。
0419_9clematis2
なるほどねぇ。いろんな品種があるのですね。
0419_9clematis3
わぁ。なんだかすごい姿です。これもクレマチス。
開いていく途中なんでしょうね。
妻が買い物に行くと、珍しいものがいっぱい。
写真をコピーして、検索して、大忙し。

ホットリップス

妻の撮影
0419_5hotlips1 2022.4.19
久しぶりに見るホットリップス。シソ科です。
この形が楽しいですよね。
紅白の対照も美しいし。
チェリーセージという方が範囲が広いのかな。サクランボのような香りがするそうですが、嗅いだことはありません。

キクスイカミキリ

0418_7kikusuikamikiri 2022.4.18
ヨモギにこんな虫がいた、と妻の撮影。
0418_7kikusuikamikiri1
一目で「カミキリ」だということはわかりますが、胸部背面に赤い模様、これは知らない。
0418_7kikusuikamikiri2
茎に抱きついていますね。かじった結果でしょうか。
昆虫のサイトで調べたらキクスイカミキリでした。
キク科のヨモギなどにつく、とありまして、まさしくその通りでした。

しばらく経ってから
0504_12kamikirimusi 5.4
線路柵の横棒の影になった部分で、見かけました。
肉眼では「あ、あれだな」とわかるのですが、写真がうまく撮れない。
周囲が明るくていけません。
0504_12kamikirimusi2
普段やらないことですが、画像処理ソフトでいじってみました。
わかりやすくなったとも思えませんね。お恥ずかしい。

0522_5kikusuikamikiri 5.22
勝手口のそばのタチアオイが咲いたので、その近くへ行こうと、足元に気をつけながら接近。
そうしたら、これがいました。
あ、キクスイカミキリだ、とモニターも見ずに当てずっぽうで一枚撮ったら、飛び去りました。
後でPCでみたら、写っていたんですね、ラッキー。
どうやら、庭で生息しているらしい。

2022年5月20日 (金)

ベッコウハナアブだろうか

こんなの見た、と妻が撮影してきてくれました。
0418_2bekkouhanaabu0841_1 2022.4.18
これは朝の8:41頃の撮影です。
さぁ、悩む。
羽化直後でしょうか翅が短い。
で、胸部背面が赤い。
翅を展開して体が固まってきたら体色も変わるのかどうか、わかりません。
0418_2bekkouhanaabu0841_2
ベッコウハナアブで検索して画像を見ると、胸部背面などは似ていると思うのですけれど。
複眼がこんなに真っ黒い写真はない。
0418_5bekkouhanaabu0
これは11:47頃の撮影。
翅は広がりましたね、体に比して小さい気もしますが。
0418_5bekkouhanaabu1
妻が逃がしてやる瞬間の写真。ぼやけてますけど。全体的なイメージは見えると思います。
翅に模様がないように見えます。
検索して画像を見ると、翅に黒い横帯があるというのです。なんだかなぁ。
わからないことだらけですが、不完全なまま掲載します。
詳しい方はいらっしゃいませんか?
教えてください。

↓虫ナビです。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-abu_hana_bekko.htm


ハエ目>ハナアブ科>ハナアブ亜科>ベッコウハナアブ
餌:花の蜜や花粉
  幼虫はハチ類の巣に寄生して幼虫や蛹を食べる。
解説:鮮やかな橙黄色が印象的な大型のハナアブ。
翅の中央には黒い横帯がある。

クローバー

0417_13clover 2022.4.17
クローバーのつぼみ。少し開き始めているかな。

0422_8yuugeshou2 4.22
次々と開花が進行していきます。
この後はもう、わぁっと咲き誇りましたので、省略。

前の記事のレンゲソウといい、このクローバー(シロツメクサ)といい、マメ科ですから、根の根粒菌が働いて土壌の窒素分を豊かにしてくれます。こういう花が一面に広がるのを見るのは気持ちがいいのですけどね。この頃の東京では無理かな。私が小学生の頃は、世田谷でも畑がいっぱいあったんですけどね。

ヤマトシジミ@レンゲソウ

0417_12yamatosijimi1 2022.4.17
チョウが花の蜜を吸っているのを見ると、私、自分が甘い蜜を味わっているような、幸せ気分になるんです。
おいしそうだなぁ。
0417_12yamatosijimi2
今度は逆さまになって、花の下の方から口吻をさし入れているのでしょう。
工夫してますね。

ササグモ

0417_8sasagumo1 2022.4.17
パンジーの黄色い花弁の上だったと記憶します。
花で餌を待ち伏せ中でしょう。
なんだか、見え方が変だな。脚がたくさんあるみたい。
少し体をずらしたら
0417_8sasagumo2
こうなりました。
脚が4対8本、きれいに見えました。
面白かったな。

ムラサキハナナ&スミレ

0417_5murasakihanana
2022.4.17
あちこちでムラサキハナナが咲きます。
珍しくはなかったのですが。
すぐ近くに
0417_5sumire

スミレが咲いていました。
紫色としか表現できませんが、微妙に色合いは違います。
面白いなと思って撮影。
スミレの種類もよくわかっていません。タチツボスミレでしょうか。
とにかく、スミレの仲間はツマグロヒョウモンの幼虫の食草なので、一切抜きません。
「ツマちゃん」にとって、ごちそういっぱいの庭にしてあります。
{我が家では「ツマちゃん」と呼んでおります。}
すごい庭になっていることが想像できるかと思います。

★ところで
2022年5月15日の朝日歌壇です。

馬場あき子選

 北上のツマグロヒョウモン増やさんと畑に残すタチツボスミレ(蓮田市)斎藤哲哉

最初、私は「北上」を「きたかみ」と読んでしまいまして、「え、ツマグロヒョウモンが岩手県の北上市まで北上したのかな」と、思ってしまったのでした。
でも、投稿者は埼玉県蓮田市の方だし・・・。としばらく考え込んで。
あ、そうか「きたかみ」ではなくて「ほくじょう」なんだ、とやっと理解に達したのでした。

ツマグロヒョウモンが南方系のチョウで、北上してきたんだな、ということをご存知でいらっしゃる。
で、スミレを残しておかれた。うれしいお仲間なのでした。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%92%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%A2%E3%83%B3

本州では1980年代まで近畿地方以西でしか見られなかったが、徐々に生息域が北上し1990年代以降には東海地方から関東地方南部、富山県・新潟県の平野部で観察されるようになった。2002年には関東地方北部でも目撃報告がある。2006年現在、関東地方北部でもほぼ定着し、普通種になりつつある。

https://kahoku.news/articles/20211120khn000050.html

河北新報オンラインニュース

南方系チョウ「ツマグロヒョウモン」北上 温暖化・都市化で宮城定着
2021年11月21日 6:00

 南方系のチョウの一種で、1980年代まで近畿地方以西が生息域とされていたツマグロヒョウモンが北上し、宮城県内に定着した。ヒョウ柄の美しい羽が特徴で、県内では2007年から毎年確認されている。環境省が「気候変動いきもの」の調査対象としており、専門家は「地球温暖化と都市化が大きな要因」と指摘している。
(後略)

アオスジアゲハも南方から北上中のチョウなんですよ。私が子供のころ、ツマグロヒョウモンもアオスジアゲハもほとんど見たことはなかったな。60年以上も昔の東京の話。

2022年5月19日 (木)

ムスカリの実

0416_28muscari
2022.4.16
いっぱい実ができてきているので、コレ何だっけ?と妻に訊いたら。
ムスカリよ、と指摘を受け、あっ、そうか、と反省。

↓季節の花300
https://www.hana300.com/musuka3.html

写真集3(実と種)というページを見てください。
実が熟すと半透明になり、中の種子が透けて見えるようになるんですね。
面白いですよ。


・学名

  Muscari armeniacum
   Muscari : ムスカリ属
   armeniacum : 小アジアのアルメニアの

 Muscari(ムスカリ)は、ギリシャ語の「moschos ムスク (麝香:じゃこう)」から。花の香りに由来。



{香水のムスクは元々はジャコウジカから採取されたのですが、現在は合成品だそうです。
オスのジャコウジカが発情期に発する性的なフェロモンなのかな。単独で濃い状態では獣の出す不快臭だそうです。
香水にわずかの不快臭を入れると、甘い香りが際立つんですよね。有名なシャネルの香水にも不快なアルデヒド臭がわずかに入っているんですよ。}

コシロカネグモ(ではないか)

0416_27kumo 2022.4.16
チロリアンランプの花の下にいたクモ。
あまりいいアングルがなくて、背面の模様が撮れなかった。
でも、おそらくコシロカネグモではないかと思います。

↓虫ナビです。写真を見てください。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_kosirokane.htm
コシロカネグモ

コオニユリ

0416_25kooniyuri 2022.4.16
食用のユリ根からの栽培。今年の芽が立ち上がり始めました。
実は、この日の前日か2,3日前に、妻と二人で「今年はコオニユリが遅いね。テッポウユリは元気にやってるけど」というような会話をしたのです。
そうしたら、この日上の写真の状態に気づいた。
妻曰く「私たちのウワサ・パワーはすごいわね」と。二人で笑いました。
「噂をすれば(ナントヤラ)」で、あれはどうしたかな、とかウワサ話をしていると、よく実現したりかかわりのある話に出くわすんですね。
これを私ども夫婦はウワサ・パワーと呼んでおります。

0419_4yuri  4.19
どんどん育っていますよ。

他方、テッポウユリの方はといいますと
0509_8teppouyuri .9
つぼみが顔を出しました。
楽しみです。

ツツジ

0416_17tutujia 2022.4.16
さすがにもうピークを過ぎていくところ。
真っ赤な塊はみごとでした。
ありがとう。

アシブトハナアブ

0416_15asibutohanaabu 2022.4.16
アシブトハナアブが「手を擦り合わせて」いました。
一茶はこれを擬人化したわけですが。
この動作、脚の汚れ落としです。前脚、後脚の手入れ。
花を訪れて蜜や花粉を舐めれば脚の先端部に花粉がついたり粘ったり。
その状態では何かあった時にとっさの動きに支障が出るかもしれない。
ですから、訪花した後で、大事な部分の汚れを落としておくのです。
後脚で翅をしごいて、花粉やごみをぬぐい落すこともよくやっていますよ。

肉食性のカマキリも、カマが大事。カマを口で掃除します。
触角をカマでしごいて掃除します。
複眼をカマの内側でぬぐって、表面の汚れを落とします。
清潔好きというか、生きるために万全を尽くす動作なのです。

2022年5月18日 (水)

ホソヒラタアブ

0416_9hosohirataabu
2022.4.16
葉の表面のごく近くでホバリング。
葉に写った影を見てください。後脚がきれいに写っていました。

0421_15hanabu
4.21
ムラサキハナナの真ん中に顔を突っ込んでいました。

0507_21hosohirataabu
5.7
今度はヒメジョオンです。
幼虫はアブラムシなどを食べるのですが、成虫は花の蜜や花粉を食べます。
ハチに似た警戒色ですが刺しませんからゆっくりご覧ください。

0514_9hosohirataabu1
5.14
この時はスイカズラの花の群れの前を行ったり来たりしているのを見つけて、止まってくれるのを待ちました。
スイカズラのオシベにとまったようですね。
0514_9hosohirataabu2

翅が写っていません。まるで空中浮揚。
この写真の露出時間は1/60秒。その間に複数回羽ばたいたので写らなかったんですね。すごいスピードです。
英語ではハナアブのことを「Hoverfly 」というのだそうです。さすが。

hoverfly
►n 〔昆〕 空中に停止できるアブ,《特に》ハナアブ (=flower fly, syrphid, syrphis fly) 《ハナアブ科の昆虫の総称;ヒラタアブ類を含む》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ところで、今年の4月に高校生がハナアブのホバリングの秘密を解明、という記事を見ました。
私は「小翅片」と呼ぶことが多いですが、「翅基片」ともいうようで、後翅の変化したものですが、これを動かすことによってホバリングをコントロールできるのだそうです。すごい研究です。

↓月刊ジュニアエラ 2022年4月号より。特に会員でないと読めないということもないようなので、ぜひどうぞ。
すごい研究です。
https://dot.asahi.com/aera/2022040100021.html
ハナアブが空中でホバリングできるのはなぜ? 高校生コンビが研究を重ねて翅の秘密を解明
2022/04/06 10:00

↓ここにも図があったりしてわかりやすいですよ。
https://nagasaki-koubunren.jp/r31106shizenkagaku-happyou/27th.koutou-seibutsu.pdf
発表題目
ハナアブのホバリングにおけるスクアーマの役割について

キヌサヤ

0425_19kinusaya 2022.4.25
ずいぶんいっぱい収穫が続きます。
おいしくいただいております。
「絹」のような「莢」が甘くておいしい。

ちょっとうっかりしたら。
0506_1kinusaya1 5.6
サヤエンドウ「豆」になってしまった。
0506_1kinusaya2
これはこれでちゃんと調理して豆としていただきました。
おいしかったですよ。
なんという家庭園芸。自産自消の鏡ですね。

さや‐えんどう【莢豌豆】

若いエンドウで、莢ごと食用にするもの。特に柔らかく軟化栽培したものを絹莢(きぬさや)という。<季語:夏>
広辞苑第六版より引用

ニホンカブラハバチ

0416_1nihonkaburahabati 2022.4.16
影に入っていて写真が鮮明ではない。不満。

0501_17nihonkaburahabati1 5.1
この時は明るいところにいたのですが、カメラマンの腕が悪い。ピンボケ。スマン。
腹から胸にかけて黄色いのはわかります。
0501_17nihonkaburahabati2
一応、なんとかなりそうな写真が撮れました。

実はこのハチの写真、うろ覚えのままに「チュウレンジバチ」というファイル名で保存しておいたのですが。
きちんと調べたらニホンカブラハバチでした。

↓参考
http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/08hachi/nihonk/index.html

和名:ニホンカブラハバチ
学名:Athalia japonica
分類:節足動物門>昆虫綱>有翅昆虫亜綱>ハチ目(膜翅目)>ハバチ科

アブラナ科の植物を食草にするハチです.
幼虫は真っ黒い色をしているので,「菜の黒虫」と呼ばれています.

青虫ではなく黒虫だそうです。見たことありますよ。
我が家ではアブラナ科の植物は多い。幼虫を見かけずにいましたが、きっと我が家育ちなのでしょう。
農家などでは害虫と呼ばれます。

カランコエ

0413_15kalanchoe 2022.4.13
花期は長いし、個々の花の寿命も長い。
玄関を出ると右側が明るい。

0508_5kalanchoe  5.8
どんどん花がこんもりと密になる。
5月まで来ましたから、そろそろピークを超えるとは思いますけど。
長く楽しめますよ。

メキシコマンネングサ

0413_12mexicomannengusa 2022.4.13
線路柵下のメキシコマンネングサにつぼみ。

0426_6mexicomannengusa2 4.26
2週間近くも経ってから咲き始めました。
この黄色い星型の花が大好き。地面の一角が明るくなります。

0502_14mexicomannengusa 5.2
線路柵下の株が先行し、庭の隅の株は遅れて足元を明るくしてくれました。

初めてこの花に出会ったときは「コモチマンネングサ」かな、と思ったのですが、葉が違うようでして。
ここに載せた花は、メキシコマンネングサでまず大丈夫だと思います。

2022年5月17日 (火)

白いツツジ

0412_14tutuji 2022.4.12
買い物帰りの妻の写真。
完全に真っ白なツツジ。うっすらピンクっぽいということもない。
色素を作る酵素が活性を失った変異体がたまたま生じて、それを園芸的に増やしたんでしょうね。
きれいです。

テントウムシ(ナミテントウ・キイロテントウ)

0411_12tentou 2022.4.11
こんなテントウムシを見かけました。ちょっと見、キイロテントウかなと思ったのですが。
違うなぁ、大きめだし、キイロテントウの黄色は本当に真っ黄色のはずなんだけど。ちょっとオレンジ色っぽい。
小さな黒い点があるようなのも気になります。
で、ナミテントウの黄色い地で斑紋のないタイプかな、と考えました。
↓ここの写真をご覧ください。
http://yurinoki.main.jp/musi2/namitento-coll.html
いろいろなナミテントウ ☆ 体色・斑紋の違い

紅型(黄地黒斑紋)というのが私の写真とそっくりのように思います。

↓妻が黄色いテントウムシがいた、と撮影してきてくれました。
0514_22kiirotentou1 5.14
これぞまさしくキイロテントウです。小型のテントウムシです。
0514_22kiirotentou2
ちょっとピンボケですが、頭部・胸部に白い模様はない。
初めの私の写真と異なることは歴然です。

ということで、最初の写真はナミテントウ、で確定とします。

ハクサイの花

先日、ホウレンソウ(ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属)の花というのをお目にかけましたが。
↓これ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-2df687.html
2022年5月 9日 (月) ホウレンソウの花

さて今回はハクサイの花です。
スーパーで買ってきた縦四つ割りのホウレンソウ。
なんだか芯の部分が4等分になっていなくて、ほとんど丸まる芯という部分がありまして。
何か起こるかもしれない、と妻が牛乳パックに土を入れてそこに植えてみたんですね。
そうしたら、粒粒が生じた。
0426_3hakusai1 2022.4.26
これつぼみじゃないのかと、どんな花が咲くのか楽しみにしていたのですが。
この写真の部分は開花には至りませんでした。

ところが、脇から茎がぐ~んと立ち上がりまして、葉も開き、そのてっぺんにつぼみができました。
↓これです
0509_22hakusai 5.9
これは咲くんじゃないかと期待していたら

0510_1hakusai1 5.10
開花しましたよ~。
0510_1hakusai2
カンペキにアブラナ科の花ですね。花はアブラナよりやや小ぶりですが。
四長オシベ(四強オシベ)はまさあしくアブラナ科。そうだったのか、ハクサイってアブラナ科だったのか、と認識。
ハクサイがアブラナ科であることを初めて認識しました。もの知らずで恥ずかしい。

0511_1hakusai 5.11
テーブルでハクサイの花を楽しみながら生活しております。

0515_1hakusai 5.15
実ができかかってるんですけど。アブラナ科の棒状の実ですね。
自家受粉したのかな、種子まで作れるかな。
まだ流動的です。

↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%A4

江戸時代

 日本への渡来は江戸時代後期、不結球性の品種が輸入されていた。幕末の1866年に結球性の品種が導入されて栽培が始まった[7]。アブラナ科の近縁種間の交雑によって生まれたハクサイは、特に継続した採種が困難だった。江戸時代以前から、日本に非結球種が漬け菜として度々渡来したが、いずれも交雑により品種を保持できなかった。これは、現在でも育種家の課題である、ハクサイの強い交雑性が原因と考えられている[10]。
 白菜は明治以前から何度も日本に伝来していたのに、なぜ栽培が成功しなかったのかという問題について、科学史家の板倉聖宣は「日本にあった漬け菜やカブやアブラナと花粉が交配してしまって、白菜の特徴を失ってしまっていたからだ」としている[12]。明治以前には日本人は西洋科学の「種(しゅ)概念」を知らず、白菜が日本で既に栽培されていたカブと漬け菜とアブラナと同種であるということを知らなかったため、白菜栽培の農業的問題を克服できなかった[13]。明治維新後に西洋の生物学が導入されることで白菜と同種の植物が認識され、交雑の問題を解決することで、白菜栽培が始めて軌道に乗った[14]。

交雑しやすいんですね。
いやぁ、面白いものを見ることができました。「仕合わせ」です。
ホウレンソウの花だ、ハクサイの花だ、と騒いで楽しんでいる私共。
なんとも、のどかな老夫婦二人、ですねぇ。

タチアオイ

0411_13tatiaoi 2022.4.11
タチアオイがつぼみを作りました。

ひと月以上経って
0514_7tatiaoi1 5.14
開花。線路柵の内側で、向う向きなので撮りにくい。
0514_7tatiaoi2
柵に体を預けて左手で葉をよけ、右手で何とか撮影。きつい姿勢でした。
0514_7tatiaoi3
もう開きそうなつぼみもあります。

0515_11tatiaoi1 5.17
2輪目が咲きました。
これからどんどん増えるでしょう。

タチアオイは大柄な花で、なんとなく「夏のイメージ」があるんですが、実は真夏の花ではない。
むしろ梅雨の花なんですね。
開花する花が高い茎を上へ登って行って、てっぺんで咲いたら、そろそろ梅雨明け、とかいいます。
東京はまだ梅雨入り宣言は出ていませんが、雨の多い肌寒い日も多くなっています。
もうそろそろ梅雨入りですね。

折れた飛行機雲・夕焼け

朝、7時40分過ぎです。2階でフト空を見たら飛行機雲。
0411_2hikoukigumo1 2022.4.11
ん?変だ。折れて
飛行機雲自体はさして珍しくはないのですが、折れた飛行機雲なんて、初めて見ました。
電話の室内呼び出しで階下の妻を呼んで二人で鑑賞。
0411_2hikoukigumo2
飛行機は当然まっすぐ飛んで、その後ろにまっすぐな飛行機雲を作った。
ところが、その高度のそのあたりに風というか空気の流れがあった。
で、まっすぐな飛行機雲に横に流された部分を生じた。
こんなことでしょうか。
上空の空気の流れが可視化されたものですが、珍しいものを見ました。

写真が不鮮明ですね。私の使っている IrfanView64 というソフトで、自動調整をかけてみたら
0411_2hikoukigumo0
こんな風になりました。ちょっと極端すぎるんですが、出来事がわかりやすくはなりました。

さて、この日4/11の夕方。妻が2階のあちこち閉めようと上がって、ベランダへ出たら
0411_20yuuyake1
6:25ころ。西の空が夕焼け。で、ベランダをちょっと整理して再度見上げたら
0411_20yuuyake2
たった5分経過しただけでこんなになっていた。
我が家から地平線は見えませんが、地平線近く沈んでいく低い角度の太陽光線はすごい速さで変化していきます。
すごかった、と妻は笑っていました。

昔、高校生・大学生の頃、母の実家の秋田県八森町(現在は八峰町)の海岸で夕陽を見るのが好きでしたっけ、私。
海に沈む瞬間、太陽と自分の間に一本の光の道ができる。うっとりしますよ。太陽と結ばれたんだ、と。
沈んだ直後にうしろを見上げると、白神山地の山のてっぺんだけがまだ赤く照らされている。
美しいったらありゃしない。うっとり見とれて、暗~くなったら家へ戻る。
至福の時間でしたね。

2022年5月16日 (月)

セリバヒエンソウ

0410_15seribahiensou 2022.4.10
後に突き出だした「距」が特徴的。

0411_9seribahiensou2 4.11
花弁が5枚あるように見えるのですが、これは萼だそうです。萼が筒状になって距を形成しているらしい。

0417_3seribahiensou1 4.17
前の写真でも見えるんですが、距の中に花弁や花弁のようになったオシベがあるそうです。
0417_3seribahiensou2
本当にツバメが飛んでいるような写真が取れました。
「芹葉飛燕草」ですもんね。
結構たくさん咲きましたが、まもなく花を見かけなくなりました。

もう花は終わったんだな、と思っていたら。
0510_3seribahiensou 5.10
1輪見かけました。
一年草ですが種子で増えます。
結構しぶとそうな花です。

↓花の構造が詳しくわかります。
https://kinomemocho.com/sanpo_seribahienso.html
続・樹の散歩道
  セリバヒエンソウの花の観察

オランダミミナグサ

0410_6orandamiminagusa 2022.4.10
ハコベに似ているのですが、花弁の様子が違う。
で、ミミナグサなのかオランダミミナグサなのかの判断は微妙です。
全体の印象でオランダミミナグサとしましたが、間違ってたらごめんなさい。
「小さな白い花」はなかなか難しい。

上弦の月

0409_14jougen 2022.4.9
妻は夕方、2階の戸締りに上がって、月が出ていると撮影してきます。
上の写真は18:27となっていました。
上弦の月の写真は何度も撮ってくれていますが、こんなに見事に真半分の写真は珍しい。
4/9 正午の月齢は7.9でしたので、この時刻にはほぼ月齢8とみていいでしょう。
直線的な部分では、太陽高度が非常に低いので、月面の凹凸の影が際立ちます。

背景が暗いと、月や星との明るさのコントラストが強くて、明るい月面や明るい金星などはとんでしまいますね。
カメラのピント合わせを中央重点測光にしておいても、暗いところがあると、シャッター速度が遅くなります。
手振れも起こりやすい。
夜空に向かってフラッシュを発光させてみてください。シャッター速度が速くなって手振れなどが軽減されます。
また、妙なことですが、クリアな夜空よりも、薄曇りになって「月に叢雲」状態で雲の合間から月を撮ると意外とクリアな画像が得られますよ。コントラストが弱まるからでしょう。

カラー

0409_5calla 2022.4.9
今年はあまりたくさんは咲いてくれませんでした。
この場所で3,4輪かな。

0504_7calla 5.4
花が咲いた株とはちょっと離れた場所の株で。
周囲に茂った葉の間から射し込んだ日光が幼い葉を横から照らしたんですね。
なんだかすごく面白い雰囲気だったので撮影しました。
この「面白い」は「面白可笑しい」という意味ではありません。強く関心を刺激された、という意味です。為念。

ツマジロエダシャク

0409_1tumajiroedashaku1 2022.4.9
ヒメツルソバにガがいた、と妻の撮影。
蜜を吸っていますね。
このアングルでは種を調べるのは苦しい。
幸い
0409_1tumajiroedashaku2
こういう画像も撮っていましたので助かりました。
ツマジロエダシャクではないかと思います。
幼虫はクスノキの葉を食べるようです。
我が家の裏にクスノキはあるし、近隣にもクスノキがありますので、環境は良い。
以前クスアオシャクというやはりクスノキを食草とするガを見たことはあります。緑色のシャクガでした。
今回、クスノキを食草とする新たなガに出会いました。
いろんなのがいるものですね。

↓ガの専門サイト
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Krananda_latimarginaria.html
【幼虫食餌植物】 クスノキ科:クスノキ(※KD)、モクレン科:オガタマ(※GG-227)

↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/tumajiroedashaku.html
ツマジロエダシャク

2022年5月13日 (金)

ルリマルノミハムシ

0408_7rurimarunomihamusi 2022.4.8
ムラサキハナナの花にルリマルノミハムシ。
花粉とかオシベとかをかじっているのかな。

0416_3rurimarunomihamusi 4.16
コデマリの花に黒い虫。ルリマルノミハムシですね。
他にも何か昆虫がいるようす。
0416_3rurimarunomihamusi_2
この画面の右下にルリマルノミハムシがいます。ヒメマルカツオブシムシでしょう。
他にもパッと見て3匹何かいます。
よく見ると、もう1,2匹いるようでもある。
0416_3rurimarunomihamusi_3
こういう虫です。ヒメジョオンなどでもよく見ます。
季節の虫。家の中で見かけたら要注意。幼虫はウールのセーターなどに穴をあけますからね。

チロリアンランプ

今回は花ではなく、葉の話。
0407_19tyrol1 2022.4.7
何か虫はいないかな、と眺めていたら、チロリアンランプの葉に目がとまった。
ん?これチロリアンランプの葉だったっけ?こんなだったか?
0407_19tyrol2
通常の葉と一緒に写るようにしてみました。
普通は葉全体が緑色ですが、これはどうしたことなのかな。
太い葉脈の周囲だけが濃い緑色ですね。
この植物の若い葉の性質なのかな。栄養たっぷりの葉脈周囲で葉緑体が発達して、やがて全部にいきわたる、とか。
想像にすぎません。信用しないでください。
でも、おもしろいな。

https://www.hana300.com/abuchi.html

「アブチロン」は、「チロリアンランプ」(浮釣木(うきつりぼく))と、幅広タイプの花の両方の名前。
(Abutilon, Tyrolean lamp)

 

ベニバナトキワマンサク

0407_15benibanatokiwamansaku 2022.4.7
今年のベニバナトキワマンサクはすごいことになりました。
本家は近くのマンションの植え込みですが、ご本家さんよりハデハデしく咲き誇りました。
今年は塀の内側から少し外へ顔を出したくらいで低い位置で咲き誇ったのですが、できれば塀の外まで顔が出るようにしてやりたい、などと考えています。

イチゴ

0407_2orandaitigo 2022.4.7
食用のオランダイチゴ。
今年は「豊作」です。
夕食の前に妻が消える。ベランダに行って収穫作業。摘みたて新鮮なイチゴが口に入ります。

0415_1itigo 4.15
たまに妙な格好のもできます。
味は普通にイチゴ。

0426_17itigo 4.26
いいでしょ。食べる前の記念撮影。

0502_18itigo2 5.2
どうしたのかな、茎が合体してそれぞれに実が生った、のかな。
0502_18itigo3
茎も合体、実も合体、かなぁ。不思議だな。
商品では絶対お目にかかれませんが、こういうものも食べてみます。
「口福」だなぁ。

イチゴの実生栽培なんかいかがですか?
表面についている粒粒、これが実なんですね。その中に種子が包まれています。
ペーパータオルかなんかを濡らして、その上に粒粒をおいてやると、うまくすると発芽しますよ。
種子から栽培したイチゴの実は味は保証できません。遺伝子が親とは異なる、というのが有性生殖ですからね。
でも楽しい。もしおいしい実が生ったら、そこからランナーで無性的に増やしたり維持すればいいのです。
昔やって楽しんだことがあります。

カリン

0406_33karin_tubomi 2022.4.6
カリンにつぼみができました。

0410_13karin 4.10
咲き始めました。
高い位置なので遠くから見上げるしかない。

0412_30karin1 4.12
妻は脚立を立てて接近した。
0412_30karin2
花の終わりの姿です。
結実するかな。無理のような気もする。
密蔵院には実のなるカリンの木がありますが、がっしりした太い木。家のはまだ若木。
花が咲くようになってくれただけで、先ずは満足、です。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/12/post-d6bb.html
2016年12月 8日 (木) カリン

2022年5月12日 (木)

ハナニラ

0406_25hananira 2022.4.6
白かったり、青白かったり、薄いピンクだったり、薄紫だったり。
花弁の真ん中に筋があったりなかったり。
ハナニラ、と一言で言ってしまっても、ずいぶんいろいろあります。
これユリ科だそうです。
葉をちぎるとニラの香りがするそうですが、私はやってみたことはありません。
花を見るだけでいいよ。

ツクシ

(これはちゃんとわかります)
0406_17tukusi 2022.4.6
東急多摩川線の線路沿いにいっぱい生えたツクシ。我が家からはちょっと先になりますが。
電車の走行に影響を及ぼすこともないので、生えたままです。
背の高い雑草は年に2回ほど刈り取りますけどね。

わからない花

ただ掲載するだけにします。わからないものについて何も書かずに掲載するのは手抜きですが、ま、鑑賞してください。
0406_13humei2 2022.4.6

0406_16humei2

モクレン

0406_12mokuren 2022.4.6

https://www.hana300.com/mokure.html
木蓮 (もくれん)(マグノリア)(Lily magnolia)

・学名
  Magnolia liliflora
   Magnolia : モクレン属
   liliflora またはliliiflora : ユリ(Lilium) のような花の

 Magnolia(マグノリア)は、18世紀のフランス、 モンペリエの植物学教授「Magnol さん」の名前にちなむ。

↓去年も書きましたっけ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-e944a1.html
2021年3月 8日 (月) モクレン モクレン

坂の上の方なので、私の散歩の範囲外になっちゃったな。平らなところが好きです。
坂は上るより下る方が怖いんですよ。

ラナンキュラス

0405_43ranunculus 2022.4.5
もう咲きそうだ。

0406_2ranunculus1 4.6
何分咲きというべきか。
0406_2ranunculus2
これも咲きかけています。
0406_2ranunculus3
色といいい姿といい、強烈ですね。

↓季節の花300から
https://www.hana300.com/ranank.html
ラナンキュラス(花金鳳花(はなきんぽうげ))(Ranunculus)

・学名
  Ranunculus asiaticus
   Ranunculus : キンポウゲ属
   asiaticus : アジアの

 Ranunculus
 (ラナンキュラス)は、ラテン語の「rana(蛙)」が語源。
 カエルがたくさんいるようなところに生えることから。

この花と蛙が結びつくのか、とビックリしましたっけね。
おかげで名前を忘れることはないですけどね。

チャバネアオカメムシ

0405_38chabaneaokamemusi 2022.4.5
何か特定の植物が好き、ということもないように思います。
いろんなところで見かけます。

0410_10chabaneaokamemusi 4.10
商品としての植物を育てる方には嫌われるでしょうが、こいつが来たから植物が枯れるというほどのものではないですから、我が家の雑草園ではカメムシたちはほとんど放置です。ま、ほどほどに、な。

2022年5月11日 (水)

チューリップ

妻が撮影してきました。
0406_10tulip 2022.4.6
遊歩道の脇。土地は大田区の土地だと思いますが、花壇としての管理は多分個人でやっておられると思います。
で、童謡のチューリップの歌を意識して並べて植えたのでしょう。
この遊歩道は保育園のお散歩もありますのでね、ゼッタイそうですよ。
0406_14tulip1
これは何か?と妻に訊いたら、チューリップなのよ、との答え。
0406_14tulip2
検索してみると「原種系」というのが似た姿でした。
確定できませんが。凝った品種を見せていただきました。

ヒメカメノコテントウ

0406_28himekamenokotentou 2022.4.6
これヒメカメノコテントウだと思うのですが、何だか変。
前翅が閉じ切らなくて、隙間から膜状の後翅が見える。
羽化時に何か引っかかるかなんかしたのでしょうね。
閉じ切らないままに硬くなってしまった。
飛べるかどうかはわかりませんが、歩いて餌を探す分にはそう影響はないと思います。
強く生きてください。

ナミテントウ

0405_39namitentou1 2022.4.5
これ、ニジュウヤホシテントウに似てますが、光沢がありますので違います。
多分ナミテントウです。
0405_39namitentou2
星の数も28もないです。
0405_40namitentou
で。これもナミテントウだと思います。
ナミテントウの模様の多様性はものすごいもので、同じ種内でこんなに違っていいのかよ、と感じますが。
不思議だな。

0407_17namitentou 4.7
この日もナミテントウをみかけました。
0407_18sasagumo
気づいたら、かなり近くの葉の陰ににササグモがいました。
出会ったらどうなっちゃうのか、と心配しましたが、ナミテントウは歩き去りまして、出会いませんでした。ホッとした。

↓参考
http://yurinoki.main.jp/musi2/namitento-coll.html
いろいろなナミテントウ ☆ 体色・斑紋の違い

https://academist-cf.com/journal/?p=9132
ナミテントウの斑紋はメンデルの法則に従う

ナナホシテントウ

0405_35nanahositentou 2022.4.5
これは普通によく見かけるナナホシテントウでいいと思います。
↓で、これは?
0405_36nanahositentou1
星のパターンはナナホシテントウなのですが、黄色くて少し半透明気味。
黄色いナナホシテントウもいますからね、それはいい。
0405_36nanahositentou2
ナナホシテントウでいいのだと思いますが。
どうなんだろう、羽化後の時間があまり経っていないとか。
考えすぎかな。

二至二分四立について

昨日の最後の記事で、節分の話をしまして、ちょっと書きたくなりました。

地球のように自転軸が公転面に対して垂直ではなく傾いているような惑星では、天文学的に「至点」と「分点」は自動的に決まります。それに対して、地球の北半球人が「夏至・冬至」と「春分・秋分」という名前を付けた。
単に名前です。夏至は夏のてっぺんで一番暑いのか、などとは考えないでください。名前を付けると、名前に引きずられる。注意すべきですね。
夏至は太陽高度が一番高くて、太陽からのエネルギー流入量は北半球では最大になります。実際に熱くなるのは遅れます。
冬至の時エネルギー流入量は北半球で最小になりますが、冷え切るのも遅れます。
大分昔に作成したグラフですが
Kodo_kion_20220509150301
太陽の南中高度と平年気温の山と谷の位置を比較してください。
Nantyukoudo_20220509150301
南中高度の図です。

さて、地球は太陽の周りをまわっていますが、相対的には太陽が地球の周りをまわっているとみても同じことです。
で、太陽の天球上の位置を、春分点を0度として測った角度で示して90度のときが夏至、180度が秋分、270度が冬至です。
90度刻みは粗い。で45度刻みにしたのが四立ですね。

   黄経(度)
春分 0
立夏 45
夏至 90
立秋 135
秋分 180
立冬 225
冬至 270
立春 315

このように現在の天文学では、春分を起点として測ります。
ですから、余分な意味を排除するということでは、夏至は「90度日」とか呼んでもいいのですけどね。
味気ないけど。

暦の世界では、立春を起点にすることが多いですね。
今年の立夏(45度日)は5/5でした。
2/4の立春(315度日)から90度太陽の位置が進んだ日ですね。

ところで、大雑把な話ですが。
地球は365日で360度回ります。逆に天球上の太陽も365日で360度回ります。
ということは「1日約1度」進む、と考えていい。

立春から数えで88日経ちますと、約88度進みますね。
90度進めば立夏なのですから、88日目は「夏が近い」。

2月 :25日
3月 :31日
4月 :30日
   計86日
5/2は数えで88日目だったんですね。
ハイ「夏も近づく八十八夜♪」なのです。
「八」が重なって縁起がいい「八十八」。
天文学的には、太陽が立春から測って90度の日が目前だよ、という歌なのでした。

↓英語で

solstice
►n 〔天〕 《太陽の》 至(し)《太陽が赤道から北または南に最も離れた時;⇒SUMMER SOLSTICE, WINTER SOLSTICE》;〔天〕 至点;[fig] 最高点,極点,転換点.
[OF<L (sol sun, stit- stito to make stand)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

equinox
►n 春[秋]分,昼夜平分時;〔天〕 分点:PRECESSION of the equinoxes/AUTUMNAL EQUINOX, VERNAL EQUINOX.
[OF<L (noct- nox night)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

↓図がわかりやすいかな。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BB%84%E9%81%93
黄道

★二百十日とか二百二十日というのも立春を起点に数えでカウントした日数です。
立春から210日、220日というと9月に入りますか。台風の季節ですね。近年は8月もかなり危ないけど。

★「数え(かぞえ)」という点もちょっと要注意。
数えというと、数え年、満年齢、というシーンで出てくることが多いのですが。
昔は数えの方が当たり前。「満」は起点が「0(ゼロ)」ですからね。感覚的になじみにくいところがある。
「ゼロ歳」って変だ、という感覚が私の親の世代なんかには強くありましたね。
数えだと、起点が「1」ですので、感覚的な自然数に近いですよね。

★善光寺のHPから↓

善光寺前立本尊御開帳。数え7年目ごとに1度(開帳の年を1年目と数えるため、実際には6年間隔の丑年と未年)、秘仏本尊の御身代りである「前立本尊」が開帳される。

2022年:令和4年4月3日 - 6月29日予定 - 当初開催予定だった2021年(令和3年)から新型コロナウイルス感染拡大(コロナ禍)の影響により延期[20]。また、開催期間も5月29日までの予定を混雑緩和のため1ヶ月延長[21]。

テレビのニュースでも見ました。「7年に一回」といっていて、干支が丑と未の年に行われるというので、「?」になったのを覚えています。「数え」なんですね。
諏訪大社の「御柱祭」も「7年に一度」だそうです。
これも「数え」なんですね。

 ●◎◎◎◎◎●
1234567
0123456

古い行事などでは「数え」ですので、ご注意ください。

2022年5月10日 (火)

節分

0503_1setubun 2022.5.3
これ、とあるスーパーの5月3日の新聞折り込み広告です。
5月4日は節分である。節分には恵方を向いて太巻きずしを食べるものである。
という商法ですね。

恵方巻はもともと関東の習慣ではなかった。それが近年取り上げられて2月の節分の時の風習のようになってきました。もう、なんでも商売にするんだから。
昔はクリスマスくらいだったのが、バレンタインだ、節分には豆まきに加えて恵方巻だ、ホワイトデーだ、ハロウィーンだ・・・と。
嫌になってきます。
とうとう「節分には恵方巻」ですか。
商魂が逞しすぎませんか

本来、節分というのは

せつ‐ぶん【節分】
(セチブンとも)
①季節の移り変わる時、すなわち立春・立夏・立秋・立冬の前日の称。
②特に立春の前日の称。この日の夕暮、柊ひいらぎの枝に鰯いわしの頭を刺したものを戸口に立て、鬼打豆と称して炒いった大豆をまく習慣がある。
広辞苑第六版より引用

節分は四立(しりゅう)の前日で、年4回あるわけです。毎回、恵方巻が広告されるのかどうか。見ものですね。嫌になるけど。
年4回豆まきするのかなぁ。

さてどうなりますことやら

ハルジオン

0405_34harujion
2022.4.5
つぼみが下を向いています。これがハルジオンの特徴。

0406_7harujion
4.6
うっすらとピンクを帯びていますが、開くとわからなくなるくらい。

↓朝日新聞の天声人語なのですが
(天声人語)君の名は(朝日新聞デジタル 2022年4月24日 5時00分)

 ・・・。君はハルジオンか、それともヒメジョオンか。キク科の二つは見た目がそっくりだ。花びらの細さを手がかりに判断していたが、蕾(つぼみ)でも見分けられると最近知った▼蕾が下を向いているのがハルジオンで、花が開くにつれて上を向く。「春女苑(はるじょおん)」の漢字をあてて、さだまさしさんが歌っている。〈あなたに似てる春女苑/うす紅(くれない)に恥ずかしそうに/うつむいて揺れてます〉
(後略)

ちょっとなぁ、マズイよなぁ。
手元の雑草図鑑では
「和名は春紫苑でハルジョオンではない」
と明言してます。
↓広辞苑によると「春女苑」の表記もあるようですけどね。

はる‐じおん【春紫菀】
キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物で、大正時代に渡来。都会地周辺の雑草。5月頃開花し、花は淡紅色。ヒメジョオンに似るが、頭状花は大形で、つぼみのときに下を向く。春女苑。
広辞苑第六版より引用

ひめ‐じょおん【姫女菀】
(俗にヒメジオンとも)キク科の越年草。北アメリカ原産の帰化植物。雑草として普通で、ときに大群落を作る。高さ約1メートル。初夏から秋にかけ白色の頭状花を多数開く。若芽は食用。近似の帰化植物に葉が細長いヤナギバヒメジョオンがある。夏。
広辞苑第六版より引用

さださんの歌は2006年の発売だそうですが、そのころはもう私は音楽から遠ざかっていて知りませんでした。
同世代のさださん、ちょっとまずかったよ。

↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%AB%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%B3

名前の由来

 ハルジオンは漢字に直すと「春紫菀」となる[5]。「春に咲く、キク科のシオン(紫菀)」という意味。但し、ハルジオンはキク科シオン連ムカシヨモギ属であり、シオン(キク科シオン連シオン属)とは全く別種であるので、注意が必要である。
 標準和名はハルジオンであるが、植物学者の牧野富太郎が、同類のヒメジョオンとの類似からハルジョオンの名が普及している、としている[6]。
 なお、同じようにヒメジョオンを「ヒメジオン」と呼ぶのは、ヒメジョオン(姫女菀・キク科シオン連ムカシヨモギ属)とは全く別種のヒメシオン(姫紫菀・キク科シオン連シオン属)との混同となるので、間違いである。
 同じキク科シオン連ムカシヨモギ属であるハルジオン(俗称・ハルジョオン)とヒメジョオンは、見た目が非常に似ている上に、名称も紛らわしい。さらにヒメジョオンとは別種であるヒメシオンとも名称が紛らわしく、中国における「女菀」が日本におけるヒメシオン(姫紫菀)を表す[5]ので、注意が必要である。

牧野富太郎さんの影響力は絶大なんですが、ちょっと引いて聞いた方がいいことも多いようですよ。

チューリップ

0405_32tulip 2022.4.5
線路柵の横棒の低い方の向こうに花。
この高さだと保育園児が散歩に来た時によく見えるんですよね。
低い位置の花を増やそうと、妻は努力しています。
道が行き止まりですから、安心して遊ばせておくことができる。保育士さんも楽ですね。
幼い子の声は老人には心身の栄養になります。いつも楽しみ。

レンギョウ

0405_30rengyou 2022.4.5
庭の中から外を向く方向で撮影。
長く咲き続けました。例年よりも長かったように思います。

0416_14rengyou 4.16
終わりかかってきたころです。
花の色が濃くなりました。
レンギョウの漢字表記↓は私には書けません。意味も分かんないし。すごい字があるものです。

れん‐ぎょう【連翹】
モクセイ科の落葉低木。中国の原産。古くから観賞用に栽培。高さ約2メートル。枝は長く伸びて先端はやや垂れる。早春、葉に先だって鮮黄色・4弁の筒状花を開く。中国から輸入された別種のシナレンギョウもまれに栽培。欧米ではこれらの園芸品種を栽培。果実は漢方生薬の連翹で、消炎・利尿・排膿・解毒剤。イタチグサ。春。〈書言字考節用集〉
広辞苑第六版より引用

 

ハルノノゲシ

単にノゲシでもいいのでしょうけれど、ケシ科ではなくキク科ですのでハルノノゲシとしておきます。
0402_9harunonogesi 2022.4.2
この季節、ハルジオンやヒメジョオンやハルノノゲシと、春の花が咲くので、私のようなうっかり者は気をつけないといけない。

0413_13harunonogesi 4.13
この感じはハルノノゲシです。目立ちますね。

0421_10harunonogesi 4.21
少し風で飛ばされて中の果実が見えました。褐色のは種子ではなく実です。

0508_9harunonogesi2 5.8
思い出してこういう風に撮ってみました。
雑草図鑑によると
「葉の基部は茎を抱き、後方に突き出る」とありましたので、それを確認。
葉が茎を抱くとかそうでないとか、普段あまり気にしていないことが重要なんですね。

スズラン

毎年スズランの花を楽しみにしていますが。
私の眼は節穴でした。
0405_4suzuran1 2022.4.5
芽が出てきた、うれしいな。
0405_4suzuran2
え!この時点でもうつぼみを抱いているの?
そうなの?知らなかった。

0407_3suzuran2 4.7
ね。つぼみ。

0411_3suzuran 4.11
わぁわぁわぁ。

0412_3suzuran 4.12
咲き始めました。冒頭の写真から一週間ですね。
すごいんだなぁ。

0423_1suzuran 4.23
長く楽しませてもらいました。かわいい花です。ありがとうね。

2022年5月 9日 (月)

4月の気温など(東京)

2022_04kion 気温
見てくださいな、なんだかぐちゃぐちゃして妙な具合。
最高気温と最低気温が絡まっちゃっています。
ある日の最高気温がその近くの日の最低気温より低いとか。
平年気温の線を挟んで上下するのは全く普通のことなんですが、それでも最高気温のギザギザと、最低気温のギザギザの間には「隙間」があるのが普通。絡まないでくれよ。老身にきついよ。
2021kion_20220508105201 2021年の気温のグラフ
去年の場合は、3月に交錯があったり、夏から秋にかけてガタガタしたようですが、全体としては平年気温の線2本の間は隙間がありますよね。
やっぱり今年は何だか変です。

2022_04heinensa 平年差
全体としては3月4月は暖かかったようなんですけどね。
体感的には何だかやっぱり寒かったな。着るもの、寝具、植物たちの具合・・・など。

2022_04situdo 湿度
あまり何も言えませんけど。ちょっと湿っぽい4月だったかな。
梅雨がどうなるのか。雨が苦手な爺さんとしては気がかりです。
{右手のステッキは必須、そこへ左手で傘をさすなんて、かなり苦しい。雨の日はお籠りなんです。}

ニワゼキショウ

前の記事でセキショウを書きましたが、続けてニワゼキショウです。
0423_13niwazekishou 2022.4.23
妻曰く、これニワゼキショウよ、と。
私はニワゼキショウの花は大好きなんですが、草としての姿はきちんと把握していなくって。
そうなんだ、と嬉しくなりました。

0501_21niwazekishou 5.1
つぼみです。下のつぼみを見てください。縦縞の入った飴玉みたいな丸い玉。
こうなればニワゼキショウだと私も認識できる。
上のはピントが合っていませんが、つぼみが開いて中から花が出てこようという状況でしょう。

0505_2niwazekishou1 5.5
咲いていました。ベランダで。この色と形、上品で大好き。朝の撮影。
0505_2niwazekishou2
一輪だけ拡大するとこうです。
そして花を横から見ると
0505_2niwazekishou3
こうなります。つぼみの時の縦縞がそのまま残っています。当たり前ですが。
これがまた楽しくってね。
0505_7niwazekishou1
昼に散歩に出たら、パセリを栽培しているプランターでニワゼキショウが咲いていました。間借りというべきか。
0505_7niwazekishou2
かわいいね。

★ところで、前の記事の「セキショウ」と、この記事の「ニワゼキショウ」との関連は?
広辞苑から

せきしょう【石菖・石菖蒲】
サトイモ科の多年草。水辺に自生。ショウブに似、香気があるが小形。肥厚した根茎から長さ数十センチメートルの剣状の葉を生ずる。初夏、黄色の細花を棒状に集めて付ける。根茎を乾して鎮痛・健胃・駆虫剤とし、また浴料として使用。ネガラミ。古名、いしあやめ。漢名、菖蒲。夏。〈運歩色葉集〉

にわぜきしょう【庭石菖】
アヤメ科の多年草。北アメリカ原産。日本に帰化し、各地で芝地に雑草化。高さ約20センチメートル。葉は線形でセキショウに似る。春、淡紫色または白色小形6弁の花を開く。実は光沢のある球形。
広辞苑第六版より引用

科が違いますね。
どうやら葉が似ているという命名らしい。その命名はちょっとまずかったんじゃない、という気分。
生殖器官が異なるのに、似た名前というのはいけないんじゃないかな。
それぞれに独自の名前を付けてあげたかった、というのが私の感想です。

↓専門的なサイトも見ておきました。どうぞ。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/iridaceae/niwazekisyou/niwazekisyou.htm
ニワゼキショウ Sisyrinchium rosulatum  (アヤメ科 ニワゼキショウ属)

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/monocotyledoneae/araceae/sekisyou/sekisyou.htm
セキショウ Acorus gramineus  (サトイモ科 ショウブ属)

セキショウ

0405_19sekishou
2022.4.5
今年は迷わずセキショウの名前を思い出しました。
地味です、とても花の穂とは思えないくらい。
でも覚えれば他の花と見誤ることはないですね。

いろんな経緯がありまして、覚えた花です。
↓去年の記事。繰り返すこともない、併せてお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-da0fde.html
2021年4月30日 (金) セキショウ

 

南殿

0405_11naden 2022.4.5
季節が過ぎていきます。
オシベもメシベもあるという八重咲の美しい花を見てやってください。
実は生らない。ちょっと寂しいけど、美しい花で楽しませてくれます。ありがとう。

ホウレンソウの花

珍しいものを見てしまいました。
0402_14hourensou12022.4.2
プランターでホウレンソウを栽培していたんですね。で、妻がつぼみができたみたいだ、という。

0402_14hourensou2
なるほど。これはつぼみですね。
子どものころからホウレンソウは「血が濃くなる」とか言われながら食べてきました。
長い付き合いですが、花なんか見たことがない。
早速、検索してみました。

↓種苗会社です。
https://tohokuseed.co.jp/farm/horenso-tane.html
「ホウレンソウでは、株によって雌花のみをつける雌株と、雄花のみをつける雄株とに分かれ、このような植物は雌雄異株植物と呼ばれます。」
ふむふむ、そうなのか。で、虫媒花ではなく風媒花だとのこと。

ホウレンソウの花は花弁を持たず、生殖に関わる器官だけの極めてシンプルな形をしています。雄花は遠くまで飛ぶための軽い花粉が大量に詰まった雄しべを、雌花はその花粉を受け取るために長く伸びた雌しべを露出させ、風媒に最適な構造に発達しています。

へ~そうなんだ。花弁がなくて蕊だけの花ですって。

0403_1hourensou1 4.3
これは雄花ですね。少し粉っぽい。オシベだけ、なのか。
0403_1hourensou2
これが雌花らしい。花粉を粘着させるメシベでしょう。

0404_4hourensou 4.4
花粉が見えていると思います。

0405_1hourensou 4.5
二つの半球が閉じたようになっていたのが開くようですね。

0406_4hourensou2 4.6
雌花は花粉を受け取れたのかどうか。
この後は、何が何だかよくわからなくなりまして、種子には至らなかったようです。

それにしてもまぁ、74歳のこの歳で、ホウレンソウの花というものを見てしまった。あの世への土産だね。
植物は花を咲かせて種子を作り繁殖する、という基本原則を改めて確認しました。

アシブトハナアブ

0402_4asibutohanaabu 2022.4.2
このごろよく見かけます。以前はホソヒラタアブが主流だったのですが、アシブトハナアブが勢力を伸ばしているかな。
この写真は多分日向ぼっこ。前脚で捕まってじっとしていました。

0405_31asibutohanaabu 4.5
コマツナの花で蜜を舐めています。
上の2枚は「アシブト」という感じが薄いのですが

0430_10asibutohanaabu 4.30
これなら「アシブト」でしょう。
「足太で悪かったね、フン」と怒られるかな。
このアブは比較的大型の種です。ハチに間違えられそうですが、「顔」を見ればハエ目の顔であることがわかります。
さて、成虫はこんなですが、幼虫がちょっと面白い。

ハエ目>ハナアブ科>ハナアブ亜科>アシブトハナアブ
ハエ目>ハナアブ科>ヒラタアブ亜科>ホソヒラタアブ

ホソヒラタアブの幼虫はアブラムシを食べるんですが。
アシブトハナアブの幼虫は水棲で、腐植などを食べます。
水中で呼吸するために腹端部に管がありまして、そのせいで「オナガウジ」と呼ばれます。
ま、あまり気持ちの良いものではない。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/11/post-2f7f.html
2008年11月19日 (水) オナガウジ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-95ce.html
2017年5月30日 (火) ハナアブ幼虫:オナガウジ

室内で飼育したことがあるんです。
↓これ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-9531.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-2950.html
このとき羽化してきたのはアシブトハナアブでした。
外見が悪いけど、何か悪いことをするでもなし。見逃してください。

↓もっと以前の記録
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-7530.html
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-0b81.html
苦手な方は見ない方がいい。
好奇心旺盛な方にはお勧め、です。

蛹になるときはもちろん上陸します。
よどんだ静水が生息環境ですので、我が家の環境がきっと適しているんでしょうね。
いいのかわるいのか。

反射光

0401_18tesuri 2022.4.1
階段の途中。午後4時半近くでしたか、下へ降りようとしたら壁面に丸い光。
一瞬ナンダ?と思いました。
2階の窓から入った陽ざしが直接こんな形になるわけはない。
そうか、手すりの円柱表面の反射か。
円柱での反射ではありますが、隙間から細い陽光が差し込んでくる角度が手すりの角度に近くてこうなったのでしょう。
いつでも見られるというものではない。
季節、時刻のごく限られた範囲でしか出現しないものだと思います。
おもしろいものを見ました。(私の後光じゃないです)

2022年5月 6日 (金)

5/2の「不明なんですけど」について

↓この記事に
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/05/post-4279f1.html
2022年5月 2日 (月) 不明なんですけど

kankikohさんからコメントをいただきました。
「よくわかりませんが、ウグイスカグラのような花の形のように思います。小さな花ですが。それの園芸種かも。」

0331_49humei0 2022.3.31
これが議論の対象の花です。
四弁の花ですね。実はこれが問題でして。

さて、ウグイスカグラを検索しますと
↓植木ペディアです
https://www.uekipedia.jp/%E8%90%BD%E8%91%89%E5%BA%83%E8%91%89%E6%A8%B9-%E3%82%A2%E8%A1%8C/%E3%82%A6%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%82%B0%E3%83%A9/
庭木図鑑 植木ペディア > ウグイスカグラ
ウグイスカグラ/うぐいすかぐら/鶯神楽

【ウグイスカグラとは】
・北海道南部、本州、四国及び九州に分布するスイカズラ科の落葉低木。野山の林縁に自生し、かつては茶庭で稀に使われる程度であったが、主張し過ぎない花や赤い果実が尊ばれ、雑木ブームとともに庭木として利用される機会が増えてきた。
・ウグイスカグラの開花は3~4月頃で、葉の展開と同時。枝先にある葉の脇から伸びた細い柄に、ラッパ型をした花が一輪ずつ下向きに咲く。花はややくすんだピンク色で先端が5つに裂け、開花が進むにつれて平らに開くと5本ある雄しべの黄色い葯が目立つようになる。

花の形や、花期が3~4月というのはいいんですが。花は5弁で色はピンクなんですよね。
で、「ウグイスカグラ 白い花」で検索すると

https://green-netbox.com/pe-zi/syouhin/1131.html
ウグイスカグラ白花というのがありまして、これは4弁花ですが、ちょっと印象が違う。

白花のアベリアも見つけましたが、これも五弁花でした。

コウグイスカグラというのも似てますけど。

ツクバウグイスカグラというのがあって、白花で4弁で似てますが
https://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_4201.htm

筑波山にだけ生える ウグイスカグラ の固有種。 コウグイスカグラ と同じく花の色が白。現在、筑波山ではほとんど見ることができない希少品種

だそうで、ちょっとなぁ。
結局、やっぱりわからずにいて。

★kankikohさんから再度「キダチチョウセンアサガオはどうですか」というコメントもいただきました。
リンクがあって、そのリンク先に行くと、確かによく似ています。遠くからの眺めはね。

↓実は私、キダチチョウセンアサガオについては記事にしたことがあるんです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/11/post-e80d.html?msclkid=5410ab64cc0f11ec84e33f2831c98009
2009年11月20日 (金) おさんぽかかし:ブルグマンシア

↑ここの写真の花は先端が5裂してます。

↓Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%83%80%E3%83%81%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%82%AA%E5%B1%9E
キダチチョウセンアサガオ属

キダチチョウセンアサガオ属(-ぞく、学名:Brugmansia)ナス科の属のひとつで、低木または高木である。学名のカタカナ表記で、ブルグマンシア属と呼ぶこともある。また、園芸名でエンジェルストランペット、エンジェルトランペット(Angel's Trumpet)と呼ばれることが多い。
・・・
春から秋にかけて、下向きに垂れ下がった花をつける。つぼみには卵形、球形、紡錘形などがあり、花はつぼみから飛び出すような形で咲く。花弁の先端は、5つに分かれ反り返る。
・・・

4か5か。引っかかってしまうんですね。
申し訳ない。「キダチチョウセンアサガオ」はクリーンヒットではないように思います。

現況、解決できずにいます。スミマセン。

ハハコグサ

0405_20hahakogusa 2022.4.5
これハハコグサだと思う、と妻の撮影。
確かにそのようですね。でも、植物に弱い私は花を見ないと確定できない。

0416_2hahakogusa 4.16
ハハコグサで確定。
0416_2hahakogusa2
ちょっぴり開きかけています。

0419_34hahakogusa 4.19
咲いてます。

↓みんなの花図鑑
https://minhana.net/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8F%E3%82%B3%E3%82%B0%E3%82%B5/

和名の由来であるが、全体を覆う白い綿毛が「ほおけ立つ」ことから、かつてはホオコグサと呼ばれていた。それがハハコグサに変化したという。

広辞苑から

ほおけだつ【蓬け起つ】ホホケ‥

自五けばだつ。ふくだむ。
広辞苑第六版より引用

なるほどね。で、まぁ、ハハコグサが母子草だということで父子草ができましたかね。
詳しい経緯は全く知りません。個人の想像です。

ムベ

0401_13mube1 2022.4.1
遊歩道沿いの植え込み。ムベという植物を知ったのはここで。
0401_13mube2
アケビの仲間で、果実は甘いそうですが私は味わったことはありません。
漢字で書くと「郁子」です。「いくこ」さんというお名前の方をお見掛けすると、つい「むべさん」と言いたくなります。

ツバキ

東光院の敷地になるのかな。小さな地蔵堂のそば。
0401_12tubaki1 2022.4.1
紅白に咲くツバキを初めて知ったのはここでのことです。
0401_12tubaki2
真っ赤な花もあれば
0401_12tubaki3
染め分けられた花もある。見入ってしまいます。
ただ花の色を見るだけではなく、元理科教師としてはこの花の姿に、赤い色素を作る酵素の働き、などを想像してしまうせいもあるかもしれません。

これも東光院に接する場所の藤棚。
0401_11huji 2022.4.1
4月初めのつぼみ。

0412_16huji2 4.12
つぼみにはまだ大きな変化はないですが、伸びる伸びる、青空に気持ちよさそう。

0418_3huji1 4.18
咲きました。
0418_3huji2
藤の名所の花のような広い場所ではないし、長い房ではありませんが、棚の下は心地よい。
クマバチなどがよく来ていますね。

虫好きから一言。ハチがそばに飛んできたときはすっとよければいい。怖がって手で払いのけようとしたりすると、攻撃されたと感じて、自分の命を守るために巨大な相手である人間に対して必死で攻撃してきますからね。

キクモモ

0401_5kikumomo1 2022.4.1
東光院のすぐそば、門を出て六郷用水側へ回ったところ。
きれいな花。華やかです。
0401_5kikumomo2
菊咲き、というのかな。ハナモモの一つの品種らしいです。
サクラだけが花じゃなし。季節ごとにすごい花がいっぱい。
お楽しみください。

2022年5月 2日 (月)

ヤギとじゃんけん

「0655」の朝めし前クイズなんですが。
0413_2janken1 2022.4.13
読みにくいでしょうけど、ま、読んでください。
ヤギとじゃんけんで勝つには何を出したらいいか?
ヤギは偶蹄類なんですね。蹄が二つに割れてます=チョキなんです。
ですから当然
0413_2janken2
グーを出せば勝てるんです。

英語やドイツ語で
英:「rock, paper, scissors, shoot!」
独:「Schere, Stein, Papier!」
独:「Schnick, Schnack, Schnuck!」

どこの国にもあるんですねぇ。

インタレスティング(Interesting)

「Eテレ」の「えいごであそぼ with Orton」に、VINAYさんという探検家風の人が時々出演します。
好奇心旺盛でいつも「Very Interesting!」と叫びます。
森で道に迷っているAKIRA君と出会ったときは
「道に迷ったって!、Very Interesting!」と叫んでいました。
道に迷うということは、知らないところへ来たのだから、今まで知らなかったことに出会える、それはVery Interesting!だ。
ということですね。

このinterestingという言葉は中学校でも習うかな。で「面白い」というような意味で。
ところが、面白いとくると今の日本語では「面白おかしい」とほぼ同義になってしまうんですね。
違うんだなぁ。「関心をひく」なんですよ。「好奇心が動く」のです。「興味深い」んです。
前の記事の子ヤギはきっとシーソーに出会って
これはなんだ、と関心をひかれ、好奇心が発動して、新しいおもちゃを得て新しい世界に一歩踏み込んだのですね。
子ヤギはシーソーをVery Interesting!と思っているでしょう。

↓辞書から部分引用

interesting
►a 興味深い,おもしろい,人の関心をひく,珍しい,変わった,奇妙な
リーダーズ英和辞典第3版より引用

interest
►n
1
a 関心,興味,感興,おもしろさ,好奇心;関心事,趣味
・This book has no interest for me. この本はぼくにはおもしろくもない
・have [feel] a great interest in politics 政治に大いに関心をもつ
・take an interest [lose interest] in one's work 仕事に興味をもつ[失う]
・places of interest 名所
・This may be of interest to you. これはきみに興味があることかもしれない
・a man with wide interests 関心領域の広い人,多趣味の人
・My greatest interest is in music. 最大の関心[趣味]は音楽だ.
b 重要性
・a matter of no little interest 重大事.

2
a 利害関係〈in〉;利権,権益,権利;不動産上の権利;持株,株〈in a company〉;[Opl] 利,利益,ため;私利私欲 (self-interest)

・have an interest in an estate 地所に権利をもつ
・PUBLIC INTEREST
・It is in your (own) (best) interest(s) to go. 行くほうがきみのためだ
・have sb's (best) interests at heart 人のことを(いちばん)気にかけている
・look after one's own interests 私利をはかる
・know one's own interest 私利に抜け目がない.

b 利息,利率,金利;[fig] 利子,おまけ,余分
・INTEREST RATE
・annual [daily] interest 年利[日歩]
・simple [compound] interest 単[複]利
・at 5 percent interest 5 分利で
・at high [low] interest 高利[低利]で.
(後略)
リーダーズ英和辞典第3版より引用

国同士の外交で「インタレスト」という言葉が出ることがありますがご存知ですか?
面白いんじゃなくて、外交的関心というやつですよね。

日本人には要注意の言葉です。「えいごであそぼ」で、この言葉をきちんと聞くのは「Very Interesting!」です。
良い番組だ。

★4月の終わりの天声人語です。

(天声人語)用事のない旅(朝日新聞デジタル 2022年4月30日 5時00分)
 なんにも用事がないけれど、汽車に乗って大阪へ行って来ようと思う――。作家の内田百けん(ひゃっけん)が随筆「特別阿房(あほう)列車」にそう書いたのは戦後間もない頃だ。用がないのに出かけるのはとてもいいことで、だからこそ乗るのは一等車でなければと彼は考えた・・・全く用事のない旅はまれであろう。それでもなすべきことを詰め込みすぎない方がいい。偶然、何かに出会う楽しみのために・・・旅先でゆったりした時間を過ごせば目に飛び込んでくるものがある。それは一枚の絵かもしれないし、一羽の蝶(ちょう)かもしれない。

「全く用事のない旅」で出会う「Very Interesting!」なもの。「それは一台のぎったんばっこん」かもしれないじゃないですか。
目的に向かって邁進する人には決して味わうことのできない楽しみ。
脱線しましょ。出たとこ勝負でいいじゃないですか。結局それが自分という人格を作っていくのです。

子ヤギのシーソー

Eテレ「0655」の「おはようソング」で、とっても素敵な新曲が出ました。
「ある日小さな農場で」という歌です。
0412_1seesaw1 2022.4.12
タイトル。小さな字で英語の副題かな、があります。
Curiosity takes you to a new world
いいですねぇ。好奇心は君を新たな世界へ連れていく、かな。

0412_1seesaw2
ある日、子ヤギが見慣れないものを見つけた。ナンダ?コレ 見たことないな。
坂になっているので登ってみたら
0412_1seesaw3
アララ、ガタンと動いて坂の下。
うしろが登りになったので、また登ってみる。
0412_1seesaw4
またガタンと下がって坂の下。
そうかこれ、こんな風に動くものなんだ。と。理解。
行ったり来たりをはじめる。
新しい遊びを発見して面白くなっちゃった。
この画面の下に
  「ちょっぴりの勇気は魔法
こう出てますが、その続きは
  「あたらしい せかいを くれる
こうです。

新しいものに出会うということは、今まで知らなかったものに出会うことです。
その対象がどんなものかはわからない。でも、なんだか気になるなぁ。
ナンダ?これ。ナンダ?ナンダ?
好奇心が動いたら、ちょっと冒険してみましょうよ。
知らなかったことを知ることができる。
ワクワクしますよね。
世界が広がる感覚です。

小中高・・・と勉強しますが、よく考えると、今まで知らなかったことに出くわして、案内係の先生の案内で新しい世界に飛び込んでいくことを「勉強」というのです。
知らなかったことを知る。これに優る楽しさがあるでしょうか。
「好奇心」を原動力にして進みましょ。

★「夢はかなう。夢に向かって全力で邁進せよ」ってウソでしょ。
かなった人が言っているだけ。
それって、好奇心の排除です。脇見するな。脇目も振らず邁進せよ。夢は必ずかなう。
で、夢がかなわなかったら「本人の努力不足だ」と自己責任にしてしまう。ずるいじゃないですか。
初めて見るものが「夢の実現」に役立つかどうかなんて、知らないものなのですからしてわかるはずがない。
やってみてこそわかるんです。

★現役時代、年度最初の授業で、「自己紹介」をしました。障害者であること、その中身・・・
そこで引いた言葉を載せます。引用元を忘れてしまって申し訳ありませんが。確か化学関係の月刊誌のエッセイだったような感じがします。

何かを選択するということは、何かを捨てることです。人生を生きていくということは可能性を 実現するとともに、可能性を削ぎ落としていくことでもあるのです。いずれ「選択」しなければ生きてはいけません。
ならば常に、選択の幅は可能な限り幅広く保持し続けて下さい。
Keep your options open.

↓参考

keep [leave] one's options open 選択権を保留する,態度決定をしないでおく.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

keep[leave] one's options open 選択の自由を残しておく;決定[態度]を保留しておく.
パーソナル英和辞典より引用

★シーソーって英語ですよね。日本語では何というのかな、と広辞苑を見たら

シーソー【seesaw】
長い板の中央を支点にして、その両端に人が乗り、交互に上下する遊具。また、それを用いた遊び。ぎったんばっこん。
広辞苑第六版より引用

ぎったんばっこん」ときましたね。ナットク。

「seesaw」というのは「見る・見た」というような言葉だと教わった気もしますが。
「saw」はのこぎりで、太い木材を切るときの、二人で使う木挽き菜のではないか、という説もあるそうで、なかなかいいですね。
ま、どっちでもいいですけど。

ワサビ

0401_1wasabi1 2022.4.1
「安曇野でわさびの花が見頃」というニュースを見ました。
あれ?この花、アブラナ科みたいじゃない?
ワサビがアブラナ科という知識がなかったのです。
で、PC上でNHKの地域ニュースのところへいって、動画を再生してみました。
その動画の中から
0401_1wasabi2
まさしくアブラナ科ですね。典型的な四長オシベだ。
知らなかったなぁ。そうなんだ。わさびはアブラナ科だったんだ。

↓wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%B5%E3%83%93
ワサビ

ワサビ(山葵、山萮菜[1])は、アブラナ科ワサビ属の植物。日本原産[2]。山地の渓流や湿地で生育し、春に4弁の白い小花を咲かせる。根茎や葉は食用となり、強い刺激性のある香味を持つため薬味や調味料として使われる。加工品はセイヨウワサビのものと区別するため本わさびと呼ぶこともある。

↓安曇野市のページ
https://www.city.azumino.nagano.jp/soshiki/7/10794.html

安曇野市の花 『わさび』
わさび…
アブラナ科。日本原産の多年草で、春に白色四弁の小さな花を咲かせます。

なるほどねぇ。ものしらず、でした。

不明なんですけど

0331_49humei1 2022.3.31
これも妻が撮ってきた写真ですが。
きれいなんだけどなぁ。わからない。
0331_49humei2
草ではなく木です。
エンジェルストランペットに似てるんですけど、私の知っている別の場所のエンジェルストランペットとは違うんですよ。
さて、困りました。教えてください。

カイドウ

0331_48kaidou 2022.3.31
これ何だったっけ?
カイドウでしょ。
そうかぁ。名前はよく知っているし、見たことだってあるんだけど、記憶に定着しないなぁ。
今回、検索したら知らなかったことがでてきました。

↓「楊貴妃」ですって。
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-165

和名:ハナカイドウ(花海棠)  その他の名前:カイドウ、スイシカイドウ
科名 / 属名:バラ科 / リンゴ属

リンゴと同属の落葉果樹で、原産地の中国でも古くから栽培され、その花の美しさは、中国の唐の玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をハナカイドウにたとえたように、昔から美人の代名詞として使われるほどです。


かい‐どう【海棠】‥ダウ
①バラ科の落葉小高木。中国原産。高さ約5メートル。葉に托葉がある。若葉は帯赤色。春の末、淡紅色の五弁花を房状につけ下垂、黄赤色の小果を結ぶ。観賞用。材は緻密で堅く、器具材などとする。楊貴妃の故事から「睡(ねむ)れる花」ともいう。ハナカイドウ。
②古くはミカイドウのことをいった。春
広辞苑第六版より引用

○海棠睡未だ足らず(かいどうねむりいまだたらず)
[冷斎夜話](唐の玄宗皇帝が楊貴妃を評した語)まだ酔いのさめきらない美人のなまめかしさをたとえたもの。
広辞苑第六版より引用

○海棠の雨に濡れたる風情(かいどうのあめにぬれたるふぜい)
美人のうちしおれた姿がなまめかしいことの形容。
広辞苑第六版より引用

すごいんですね。

ハナニラとボケ

0331_42hananira_boke 2022.3.31
見事な紅白の対照。
妻の撮影。
私、いろいろな植物が咲き競うのが好き。
「一色」というのは苦手なたちです。きれいでしょうけど、不自然です。

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