アガパンサス
4.5
ずいぶん伸びてきました。
↓花はいつごろかな。去年はご近所で5月末から6月にかけて咲いたようです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/07/post-ff7886.html
2021年7月 2日 (金) アガパンサス
上の記事でも触れていますが、アガパンサスという名前は「アガペ」と「アンサス」からなるものです。
再度、調べてみました
↓ずらっと行きます。
agapanthus
►n 〔植〕 アガパンサス,ムラサキクンシラン (=African lily [tulip]).
[L (Gk AGAPE2, anthos flower)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用https://www.hana300.com/agapan.html
アガパンサス
(紫君子蘭(むらさきくんしらん))
(Agapanthus, African lily, Lily of the Nile)
・百合(ゆり)科。
・学名
Agapanthus : アガパンサス属
Agapanthus(アガパンサス)はギリシャ語の「agapa(愛らしい) + anthos(花)」の組み合わせことば。
ギリシャ語辞典から
アガペーの項目です(ギリシャ文字は省略)
愛、慈愛(神の人間に対する愛)、人間の神に対する愛。
[植]<学名>Agap・anthus ムラサキクンシラン属[花 anthos は鮮やかな青色でアガペーの愛の深さを思わせるように美しい。アガペー【agape(ギリシア)】
キリスト教で,神の愛。{対語}エロス。
パーソナル現代国語辞典より引用アガペー【agape ギリシア】
①神の愛。神が罪人たる人間に対して一方的に恩寵を与える行為で、キリストの自己犠牲的な愛として新約聖書にあらわれた思想。 →エロス。
②(→)愛餐あいさんに同じ。
広辞苑第六版より引用
エロス【Eros】
①ギリシア神話の愛の神。男女両性を結びつける原理として万物に先だって存在したが、のちにはアフロディテの子とされる。ローマ神話のキューピッドと同一視される。
②愛。欠けたものへの渇望がその本質であり、普通には恋愛・性愛の意味であるが、プラトンは肉欲から始まり、愛の上昇の種々の段階を説き、最高の純粋な愛は美のイデアに対するあこがれであるとし、エロスは真善美に到達しようとする哲学的衝動を意味すると説く。フロイトの精神分析では生の本能を指す。 →アガペー。
③小惑星433の名。地球に非常に接近する天体として有名。直径20キロメートル位。
広辞苑第六版より引用
欧米では、ギリシャ語やラテン語が言葉の奥深くにあります。EUが出来たとき、ラテン語を共通言語にしようかという話まであったと記憶します。
生物の学名はラテン語でつけますし、化学でもギリシャ語やラテン語がらみは多い。「イオン」というのもギリシャ語由来なんですよ。
私は、科学史を学ぶ中で、ギリシャ語やラテン語の端をかじっただけですので、大したことはない。言語的な想像力が広がった、程度のものですね。
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