チョルノービリ原子力発電所事故
今朝NHKラジオの「今日は何の日」で今日は「チョルノービリ原子力発電所事故の起きた日」だったことを知りました。
1986(昭和61)年4月26日
だったのです。36年前ですね。そうだったんだ。
↓今日のNHKニュースです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220426/k10013599101000.html
チョルノービリ原発占拠「パニックになった」と従業員が証言(NHK 2022年4月26日 9時00分)
現在のウクライナ情勢の中で、問題になりましたね。
他方、私には個人的な記憶があるのです。
これです。「放射能汚染茶」の缶詰です。
当時、生協の店舗があって、そこへたまに入ってみたりしていたのですが、そこで見つけたものです。
裏側。セシウムによる放射線量のグラフがあって、色々解説がついていました。
私自身は、生協の立場とはちょっと姿勢が違うんですけどね。
放射性物質が飛んできた。日本の食品にも放射能汚染が起こっている、という立場を生協はとる。
私は、原爆マグロの経験もあるし、世界各国の度重なる核実験による地球全体の放射能汚染のほうが重大な状況ではないのか、という認識。
当時の私にとって、この缶詰はすごい教材だ、という認識でしたね。
「放射能標識」のついた缶を教室に持っていけば、いろんな話ができる。
セシウムはベータ崩壊が主ですから、缶の金属で遮蔽できるはずで、この缶が危険とは思えませんでしたしね。
{夜光塗料で夜にも読み取れる時計の文字盤がありましたが、大学の放射化学の学生実験で色々測定していて、時計の表側からは微量の放射線が出ますが、裏側は金属で遮蔽されて全く放射線は検出できませんでした。そんな経験もしています。}
ま、そんなこんなで、私費で教材として購入したのでした。
36年も前のことですか。記憶がよみがえりました。
↓参考
電気事業連合会
https://www.fepc.or.jp/nuclear/safety/past/chernobyl/index.html
チョルノービリ(チェルノブイリ)事故
1986(昭和61)年4月26日、旧ソ連ウクライナのチョルノービリ(チェルノブイリ)村に立地していた原子力発電所で、近隣の地域はもちろん、東欧や北欧まで放射能が拡散するという、原子力発電所事故としてはこれまでで最も重大な事故が発生しました。
当初、旧ソ連は事故に関する情報を発表せず、放射能レベルの急上昇をみたヨーロッパの国々の圧力によって、重大事故の発生を認めました。この情報隠ぺいは世界から大きな批判を浴びました。国際原子力事象評価尺度(INES)ではレベル7とされました。
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