« 2022年2月 | トップページ | 2022年4月 »

2022年3月

2022年3月31日 (木)

気温の急変

時々気象庁のHPでデータやグラフを眺めます。
2022_0327kion
3/27の気温の変化のグラフを見に行きました。
あら、未明、2~3時のあたりで気温の急変があります。グラフが縦に立っている。
こういう急変は、前線通過という場合が多い。
前線は異なる性質の空気が接するところですから、それが通過すると、上空の空気の性質が急変します。
で、風のグラフを見たら
2022_0327kaze
グラフの上の欄外のようなところに、風向が矢印で示されています。
それを見ると、2時ころまでは南風でしたが、その後は北風に変わっています。
これですね。前線の南側の南風が北側の北風に変わって、気温が急変したのでしょう。
↓3/27、3時の天気図です。
2022_0327tenkizu
東京付近を低気圧が55km/hで東へ抜けていくところですね。
この出来事を気温変化のグラフが示しているわけです。

前線の性質などを理解したうえで天気図を見ると、気象予報士さんでなくても結構いろいろな情報を読み取ることができますよ。

オニタビラコ

0314_3onitabirako 2022.3.14
オニタビラコだと思いますが、似たようなのも多いからなぁ、絶対的な自信はない。今年もまた来てくれたねと、嬉しくなる花です。

↓参考。水前寺ですって。高校の修学旅行で行ったっけなぁ。50年以上も昔の話ですが懐かしい。
https://www.ezuko-park.com/blog/34200
オニタビラコ、ヤブタビラコ、コオニタビラコ 2021年04月05日

こんにちは、水前寺江津湖公園です。
今日は名前に「タビラコ」と付く植物の紹介です。江津湖で観察できるものを紹介します。
(後略)

修学旅行で島原にも行きました。バスガイドさんが「みなさんにお土産を差し上げますので、どうぞお持ち帰りください」といって、「島原の子守唄」を教えてくれたんです。ちゃんと東京へ持ち帰り、50年以上経ってもちゃんと歌えますよ。素敵なお土産です。

チューリップ

0313_16tulip 2022.3.13
大柄なチューリップで、豪快ですね。

0324_9tulip1 3.24
画面右端に黄色のチューリップのつぼみが立ちました。
隣の鉢で、小さなカタバミが濃い黄色の花をつけていたので、一緒に撮りたかった。
更に左端には紫色のムスカリ。色とりどり。春です。
0324_9tulip2
チューリップだけクローズアップ。もうすぐですね。

0327_7tulip 3.27
咲きました。
ここまでは鉢植えのチューリップなのですが、線路柵下でも遅れてチューリップが立ち上がってきています。
それが咲くころに、保育園のお散歩が来てくれるとうれしいんだけど、なかなかタイミングが合わないんですよね。

ホトトギス

0313_4hototogisu 2022.3.13
葉の表面の模様でわかります。私にもちゃんと判別できる。
花も楽しいし、たまに来てくれるルリタテハも楽しみにしています。
ものすごく派手な毛虫なんですが、かわいくてね、どんどん来てほしい。

コマツナ

0313_1komatuna1 2022.3.13
コマツナの花です。
0313_1komatuna2
見事に「菜の花」です。
小松川の「菜」ですからね、当たり前か。

0314_2komatuna 3.14
花盛りです。
そして口を楽しませてくれています。
季節を味わうのは楽しいですよ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%8A
コマツナ

コマツナは、ツケナ類(野沢菜、チンゲンサイなど、アブラナ科の非結球葉菜の総称)の一種で、江戸時代初期に現在の東京都江戸川区小松川付近で[3]、ククタチナ(茎立ち)を品種改良して栽培され始めたと言われている。

小松川地区にある香取神社には小松菜の由来が伝わる。1719年(享保4年)、江戸幕府8代将軍、徳川吉宗が鷹狩りで西小松川を訪れ、そこで食事をする際に香取神社が選ばれ、時の神主亀井和泉守永範が接待したが、これといった食材もなかった。そこで餅のすまし汁に青菜を彩りに添えたところ、吉宗はこの青菜を気に入り、神社のある地名から小松菜と命名したという[4][5]。また、一説には5代将軍、徳川綱吉によって名付けられたという説も伝えられている[3]。

シラン

0312_2siran 2022.3.12
葉が立ち上がってきました。

0316_22siran 3.16
そうこうするうちに花芽が立ち上がってきました。

0326_19siran 3.26
そしてこうです。
3月中に開花するかどうか、微妙なところですね。
一旦ずいぶん暖かくなったのですが、またどんよりひんやりしたりして。
難しいところです。

2022年3月30日 (水)

平らに寒かった日

昨日3/29の気温変化ですが

    最低気温    最高気温
03/29 9.1:06:47  11.0:13:37
    (6.7)      (16.1)

こうなんですね。カッコ内は平年値です。
最低気温は朝6:47に9.1℃。これは平年値より2.4℃高い。
最高気温は13:37に16.1℃。これが平年値より5.1℃低い。
一日中1.9℃の幅の変化しかなかった。恒温動物の体温みたいなもんだ。
2022_0329kion1
気象庁のHPからコピー。
気象庁のグラフはおそらく自動的に描かれる。縦軸の温度範囲もちゃんとグラフが収まるように自動的に設定される。
5℃~20℃の範囲で描くと、多少の気温変化が見えます。それでもなだらかなものです。
私は月初めに気温のグラフなどお目にかけていますが、縦軸は-5℃~40℃の範囲に固定しています。東京での生活実感として、この範囲なら年間を通してスケールアウトはしないだろうと。
そこで今回は自分で、0℃~30℃の範囲でグラフ化してみました。
2022_0329kion2
これです。一日中、10℃を挟んでわずかに変化するのみ。
平ら」ですね。で、平年より5.1℃低い「寒かった日」なのでした。
暖房がないと寒くて。妙な3月末なのでした。これが「花冷え」というやつでしょうかね。

あったかいほうがいいよ~。

 

ホオズキ

0312_12hoozuki 2022.3.12
妻のカメラからコピーしていたら、この画像がありまして。
これなんだい?
ホオズキよ。
そうなんだ、見るだけの私は花とか実とか、見てわかるものはいいのですが。
どこに何があったか、というような記憶は薄い。
妻はさすがに、ここにはこれ、こっちはあれ、というように、手を動かして刻んだ記憶ですから私とは違う。
ホオズキといわれれば、ナス科の花のイメージは湧いてくるんですけどね。

ハボタン

0312_10habotan2 2022.3.12
ハボタンの中心部。つぼみの集団。

0323_21habotan 3.23
咲きそうな気配が漂ってきましたね。

0327_8habotan1 3.27
咲きました。まるで菜の花。
右上には黄色いつぼみがありますが、右の花の向こう側にもう一輪咲いてるんです。
0327_8habotan2
これです。
素人は「省略」というのが苦手で、全部見せたくなっちゃうんですね。
笑って見てやってください。

菜の花の迷路、なんてのをテレビでやってました。
時は菜の花たちの時なのですね。

シラヒゲハエトリ

0312_7sirahigehaetori 2022.3.12
シラヒゲハエトリのメスだと思います。

https://mushinavi.com/navi-insect/data-kumo_haetori_sirahige.htm
虫ナビによると「♀では腹部の左右に明瞭な黒い縦筋がある。」ということで私の写真でも見えますね。
一瞬の出会いで、わかりやすい写真が撮れなかったのが残念。

また見かけました。
0315_8sirahigehaetori 3.15
周囲と見分けがつきにくい状況でした。
これも多分メスです。
出現期はちょっと早めかな、とも思いますが、来たんだからいいんです。
まだ寒くなるときもあるから気をつけてね、としかいいようがない。
エサの小昆虫も少しづつ増えてきたのでしょう。

タネツケバナ

0311_12tanetukebana 2022.3.11
アブラナ科の特徴的な花が撮れましたので、また掲載します。
棒状の実が特徴的。
熟した実に触れると弾けるのですが、いい動画も見つかりません。
自分で弾けさせて、わぁっとビックリするのが一番いいようです。どうぞ。

レンギョウ

0311_8rengyou 2022.3.11
もうすぐだなぁ。

0316_16rengyou2 3.16
咲いた!
この花、意外と正面から見ることは少ない。で、接写。

0317_13rengyou1 3.17
庭の中から。線路向こうにピンクの花が咲いていて、重ねて撮りたくなりまして。
本当はレンギョウの方にピントを合わせて、背景はぼやけていていい、と思っていたのですが、失敗。
粘らず諦めました。
2日後、妻のカメラをコピーしたら
0319_7rengyou 3.19
似たようなアングルで重ねて撮っていました。同じようなことを考えます。
思うようにはなりませんでしたが、色が重なってきれいだったんだな、と想像してください。

0321_9rengyou 3.21
緑と黄いろの鮮やかな共演。いかにも「春」という感じで、よいながめです。

2022年3月29日 (火)

ワカケホンセイインコ

妻が今度は「インコを見た」と撮影してきました。
0315_2inko1 2022.3.15
大型のインコです。近年話題になっているワカケホンセイインコではないか、とは思うのですが。
0315_2inko2
確かに首に「輪」がありますけど。こんなに細かったのか?
イメージ的に、もうちょっと太いひものようなものをイメージしていました。本物を見たことがなくって。
これはネックレスのように細い輪だなぁ。

検索して調べたら
↓公益財団法人 日本鳥類保護連盟
https://www.jspb.org/wakake
ここに、ワカケホンセイインコとダルマインコのイラストがありまして。
私がイメージしていたのはダルマインコのようですね。
上の写真の鳥はワカケホンセイインコのオスでしょう、きっと。
東工大の大岡山キャンパスで大増殖したのを記憶しています。

↓増えてほしくない話ですね。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20090.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 鳥類 > ワカケホンセイインコ

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/20100.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 鳥類 > ダルマインコ

↓漢字表記があったので、そこだけ引用しました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3
ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥、学名:Psittacula krameri manillensis)は、オウム目インコ科の鳥。リングネックパラキートとも呼ばれる。

parakeet
►n 〔鳥〕 インコ,パラキート《尾が長くほっそりした各種の小型インコの総称》
[OF; cf. PARROT]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

 

桜桃

0316_26outou 2022.3.16
花のピークかな。

0317_17outou 3.17
花弁が落ちて、葉が開き始めたところもあります。

0320_14outou1 3.20
少し離れて全体を見ると、もう花は残り少ない。
0320_14outou2
さあ、光合成に励んで、実に栄養を送らなくっちゃ。
花の残りがまだありますが、これを脱ぎ捨てることになります。

0324_11outou 3.24
葉がぐんぐん面積を広げる。

0326_21outou 3.26
ほ~ら、花殻を脱ぎ捨てて、幼い実が姿を現し始めましたよ。
もっとあるんじゃないかと思ったのですが、この日は風が強くって。
木も揺れるし、撮影者の私もバランスが悪いもので体が揺れそうで、早々に引き上げましたので、これ一枚。
実が熟していく過程はまた後ほど。

桜桃の花にて

花の咲き具合を見に、潜り込んでいった妻の撮影。
妻としては授粉もしなくてはならないので、しっかりと見に行きます。
そうしたら
0314_20outou_1 2022.3.14
虫が授粉作業をしていたようです。ありがたいことです。
写真を見るに、翅は1対のようだし、小翅片があるようですので、おそらくハナアブの仲間じゃないかな。
0314_20outou_2
花の中に頭から突っ込んでいます。脚を踏ん張って潜り込んでいるようですね。
体中が花粉だらけになって、妻が使う筆より効率よく花粉を運んでくれるんじゃないか。
0314_20outou_3
スゴ。ここまで潜るか。
たくさん実が生ることを楽しみにしています。

ジンチョウゲ

0314_6jintyouge 2022.3.14
咲き始め。今年は開花が遅かったな、と感じています。

0316_12jintyouge_ 3.16 スミレ
ジンチョウゲの花を見ていたら、花の下にスミレがひっそり咲いていました。
存在を主張して頑張ってます。

0319_9jintyouge 3.19
八分九分の咲き具合かな。
風のない日は、そばに立つと香ります。
余り世話をしていなくて、ごめんね。

ムスカリ

0311_3muscari1 2022.3.11
細い葉がこんもりとなった鉢がありまして、これ何だったっけ、と思っていたら。
隙間からムスカリが見えたのでした。あ~そうだったか。

0316_18muscari_a 3.16
たくさん立ち上がってきた鉢を「A」としました。
0316_27muscari_b
別の鉢でも立ち上がってきたので「B」としました。

0317_21muscari_c 3.17 C
さらに別の鉢にも表れて「C」としました。

0319_8muscaria 3.19
Aです。わんさかと咲いています。かわいい花です。

0324_5muscari 3.24
あらま、テラスの下の地面にもいたんだ。下におろしたっけ?
繁殖力の旺盛な植物のようです。

2022年3月28日 (月)

コデマリ

↓先週の記事で
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-5cb2af.html
2022年3月22日 (火) コデマリ

3/17の写真で緑になったコデマリの姿を掲載しました。
その時、写真の準備が後手になって、20日の姿を載せそこないました。
0320_4kodemari1 3.20
あれ?つぼみじゃない?
いっぱいありますよ。
0320_4kodemari2
つぼみの筋も見えます。あの可愛い花がもうすぐ見られますね。

収穫

0310_13hourensou 2022.3.10
ホウレンソウ。
夕食のおかずになります。

0311_14seri 3.11
セリ。
ちゃんとした鍋料理は老夫婦二人だともうあまりしない。食欲のスケールが小さくなりましたので。
「鍋風煮込み」料理の具になります。
香りがいいんですよね。

経済的なことは抜きにして、自家産、自家消費を楽しみます。これって「ぜいたく」といえるんじゃないでしょうか。

ホソヒラタアブ

0310_6hosohirataabu 2022.3.10
これは日向ぼっこ。
0310_8hosohirataabu1
ムラサキハナナの花の真ん中に顔を突っ込むホソヒラタアブ。
トリミングすると
0310_8hosohirataabu2
蜜や花粉を舐めているようです。体に少し花粉がついているようですから、授粉もしてくれそうですね。
春が進行し、花が増え、昆虫も増えてくる。
私にとっては楽しいことです。

電車

0309_19densha1 2022.3.9
蒲田からやってきた黄色い電車。
0309_19densha2
蒲田へ向かう緑の電車。
これ、走行順としては、緑の方が先で、そのすぐ後ろから黄色が走っているのです。

我が家の前は行きどまりなので、保育園のお散歩コースの一部になっています。
車が入ってくることはまずないので、安心して遊べるのですね。
で、保育園からは踏切を渡ってやってくるのだし、駅で電車を見ることはあるだろうけれど、そういうのとは違って、目の前を走っていく電車を見るのはとても嬉しいらしいですよ。
線路柵にしがみついて大声ではしゃいでいます。
私ども夫婦は、元気に遊び、電車にはしゃぐ幼い人をみていると、嬉しく楽しくってたまらない。低い位置で見られる花を増やしたい、と妻は頑張る。
花や葉をむしったっていいんです。それはとっても大事な経験だから。

クロヤマアリ

0309_18ari 2022.3.9
小さな虫が動く。これはアリが引いているな、と近づいてよく見ると。
2匹のクロヤマアリが小さな甲虫の死骸を引いているようです。
これ以上のアングルもなし、すぐ退きましたが。

★話は飛んで。
3/22の朝日新聞の声欄。若い世代の投稿の特集でした。
愛知県の9歳の小学生の投稿「アリの巣を見つけました」というのが面白かった。

休み時間に校庭で、「すなを運ぶアリとしんだダンゴムシをはこぶアリ」を見たのだそうです。
で、ついていったら、アリの巣があって「頭の平らなへんなアリ」がいたのだそうです。

私は頭の平らなアリを見たことはない。調べたらヒラズオオアリ(漢字で書いたらきっと「平頭大蟻」でしょう)というのがいました。

↓検索したら。
https://www.ntv.co.jp/sekaju/articles/428bttk67mmgcwtgv0a.html
最強芸能人先生が大集合2時間スペシャル! 昆虫から学ぶ『君にしかできないこと!』
2020.07.04 公開

【特別授業】
香川 照之 先生
◆ヒラズオオアリ

★巣の入口にある扉はアリの頭で出来ている!
ヒラズオオアリは、枯れた木に穴を開けて巣を作る。
その巣の入り口にはフタがしてあり、敵の侵入を防いでいるが、その蓋は大きく平たい頭を持つ働きアリ!
働きアリの頭はフタになるため、真っ平になっている。

巣に帰ってきたアリが、触覚でフタに触れると平たい頭のアリが移動してフタを外し、
中に入ることができる、自動ドアのような仕組みになっている。

香川さんの話は楽しい。昆虫が好きだ、という気持ちがいつもあふれてますものね。
巣の入り口を平らな頭でフタをするアリなのだそうです。

知りませんでした。
投稿した小学生の文章の最後は「頭の平らなアリをまた見たいです。」
かかし爺ちゃんも「頭の平らなアリ」を見たいです。

子どもはなおもひとつの喜び

↓東京新聞の記事です。読んで、うぅっとうなってしまった。つらい。涙が出そうです。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/167971
戦火逃れ隣国で新たな命 「無事に生まれてうれしいけど、不安でいっぱい」 ウクライナから避難の女性
(東京新聞2022年3月27日 06時00分)

 ロシアのウクライナ侵攻で、戦火を逃れた臨月の女性たちが避難先で新たな命を産み育てている。キエフからワルシャワに避難したターニャ・ロズビツカさん(29)もその1人。到着4日後に第1子女児を出産した。日々多くの命が失われる中、無事に生まれてきた命は、多くのウクライナ人に希望を与えている。
 朝の光が差し込む病室で、生まれたばかりの赤ちゃんが、白い毛布にくるまれて軽い寝息を立てていた。「無事に生まれてよかった。とても幸せです」。娘ミヤちゃんを見つめ、ロズビツカさんの顔に柔らかい笑みが広がった。しかし直後、「でも不安でいっぱい。夫に会いたい、本当は家に帰りたい」と吐露し、涙をこぼした。
 ウクライナではロシア軍の空爆が各地で続き、妊婦が安全に出産できる場所はごく一部に限られる。出産目前にもかかわらず、ロズビツカさんのように長距離移動をして隣国に逃れる女性たちがいる。
(後略)

切ない、苦しい。テレビも新聞もしんどい日々。
↓11年前の記事です。ぜひお読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-2627.html
2011年3月16日 (水) 子どもはなおもひとつの喜び

{よかったらこの記事↑に続く記事もどうぞ}

2022年3月25日 (金)

今日の桜坂

0325_4sakurazaka 2022.3.25
スーパーからの帰り道、10時50分頃。
桜坂を下りました。幸い車も少なく、路側に停車して、助手席の妻がパチリ。
まだ満開ではありません。5分咲きくらいまできたかな。
先週の金曜、18日にも同じようにここを走ったのですが、その時は「ずいぶんつぼみが膨らんだようだ、あたりがピンク色になってる」と言いながら走りましたっけ。まだ咲いてなかったんですよ。
一週間でこんなに変化するとは、すごいものですね。
明日、明後日はきっと混雑すると思います。私共は来ません。

以前は、スーパーでのまとめ買いは日曜にしていました。
コロナ禍で、混雑を避けたくて、金曜の開店直後に行く習慣に変えました。
時々、不足分を買いに近くの店へいくことはありますけど。
この2年以上、ひっそり暮らしております。花や虫に遊んでもらいながら。

 

クサボケ

0309_16kusaboke 2022.3.9
我が家の庭のクサボケ。待っていた花の開花。

0310_2kusaboke1 3.10
咲いた。

0316_8kusaboke1 3.16
どんどん花が増えます。葉の緑は新緑というよりは濃い緑なので、色の対比がまたすごい。
0316_8kusaboke2
うわっ、という感じですよね。
「濃い」美しさです。

↓このごろは、あまり使われない言葉かな

あで‐やか【艶やか】
(アテ(貴)ヤカの転)なまめかしいさま。濃厚な美しさ。「―な姿」「―に舞う」

あ‐だ【婀娜】
①女の美しくたおやかなさま。白氏文集「春態紛として―たり」。太平記[20]「しをれ伏したる気色の、折らば落ちぬべき萩の露、拾はば消えなん玉ざさのあられよりなほ―なれば」
②色っぽくなまめかしいさま。洗練されて粋なさま。梅暦「一日増しに―になるおめへを」。「―な姿」
広辞苑第六版より引用

ナズナ

0309_15nazuna1 2022.3.9
待望のぺんぺん草が咲きました。この実がいい。
0309_15nazuna2
これからいっぱい咲きそう。

0311_13nazuna 3.11
小さいんですけど、よく見るとアブラナ科の花の特徴である四長雄蕊(四強雄蕊)も見えます。

↓参考:日本植物生理学会
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3063
アブラナの雄しべの長さ

↓広辞苑

なずな【薺】ナヅナ
アブラナ科の越年草。路傍や田畑にごく普通に自生。春の七草の一つ。高さ約30センチメートル。春、白色の小十字花を総状につけ、果実は扁平で三角形。早春若芽を食用。利尿・解熱・止血作用がある。ペンペングサ。<季語:新年>。「薺の花」は<季語:春>。〈新撰字鏡[7]〉
広辞苑第六版より引用

↓ぺんぺん草についての過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-8dfd.html
2014年4月 1日 (火) ぺんぺん草
「妻はぺんぺん草が生えてこなかったらどうしよう寂しいわ、と心配しておりました。」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/04/post-9df1.html
2015年4月22日 (水) ナズナ

手を緩く握って、草を上から下へ柔らかくしごきます。
すると枝が茎にほぼ垂直になる。
この状態で、茎を指先でつまんで耳元でくるくる回すと「ペンペン」というか、シャカシャカというか、音がして楽しいですよ。草遊びの一つ。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-cf92.html
2016年2月29日 (月) ナズナ(ぺんぺん草)
「ぺんぺん草の生える家は、ぺんぺん草も生えない家よりいいと思うんだけど。違うかな?」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-8dfd.html
2016年3月29日 (火) ぺんぺん草

どうも我ら夫婦はぺんぺん草が好きで、ぺんぺん草も生えない庭なんてつまらないと思うたちです。

ハナモモ

0309_11hanamomo1 2022.3.9
ハナモモだろう、と妻が撮ってきました。
モモとかハナモモとかアンズとか、私には正直なところ正確な判断はつきかねます。
0309_11hanamomo2
ハエのようなのが花に潜っていますね。イメージとしてはハエというと、動物性のものの腐ったアミノ酸液を舐めにくるという感じなのですが、糖を舐めにくることもあるんですね。活動のエネルギーになるのでしょう。
0309_11hanamomo3
この季節、晴れた時の青空はすごくきれいなのですが、一方、春霞というか、晴れてるんだけど空は白っぽいんだよな、ということも多い。変化の激しい季節です。

ドウダンツツジ

0309_7doudantutuji 2022.3.9
妻のカメラから。これなんだい?ドウダンツツジよ。
は~、そうなのか。冬芽ですね。花や紅葉は知っていたけど、冬芽は認識していなかったな。
きれいですね。鱗に包まれて冬に耐えています。
もうすぐ春ですよ。

↓参考に

とう‐が【冬芽】
晩夏から秋にかけて生じ、越冬して春になって成長する芽。ふゆめ。<季語:冬>。
広辞苑第六版より引用

私自身は「ふゆめ」の方になじみがありますが、「とうが」でもいいというか、その方が正統なのかな。

ボケ

0309_5boke1 2022.3.9
六郷用水沿いの植え込み。
低い位置だし、派手に目立つというほどでもないけれど、気づいてしまうとすごくきれい。
0309_5boke2
赤い花
0309_5boke3
白い花

果実が瓜に似ているというので「木瓜」と表記されるそうです。
で、果実酒やジャムとして利用できると聞きますが、この植え込みでは果実を見ることはほとんどないですね。
区の管理下なので、手入れが頻繁なのかな。

2022年3月24日 (木)

3月22日は寒かった!

3/21に「3月18日は寒かった!」という記事を書きました。
↓これです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/03/post-3f489d.html
2022年3月21日 (月) 3月18日は寒かった!

・・・
そして3/18の日最高気温は10.3℃。
ところがこの10.3℃というのがね。曲者でして。
・・・
これですよ。
  最高気温:10.3℃(00:03)
日付が変わった直後に出たもの。
そして昼過ぎからは5℃を下回り
  最低気温: 3.8℃(22:43)
夜中の11時前に最低気温を記録している。
・・・

この記事を書いた翌日3/22から3/23がまた、とんでもない日だったんですよ。

         最低気温       最高気温
  03/22: 1.2(24:00)   9.9(00:05)
  03/23: 0.5(04:51)  10.5(14:07)

カッコ内がその温度を記録した時刻です。
22日の記録をよく見てください。
最高気温は22日に日付が変わった5分後にでた。
最低気温は22日が23日に日付が変わるその瞬間に出た。

ということは、一日中9.9℃以下だったわけです。
2022_0322kion1
昼の12時ころには1.9℃。午後は3℃以下しかなかったんですね。
1.2℃が出た時刻には私はもう白河夜船ですから、体感していませんけど、ひどいものです。

そして、日付が23日に変わってもまだ下がり続けて、午前04:51に最低気温0.5℃を記録したのです。
2022_0323kion2
東京での最低気温の年間の谷底は、1/18~1/28の1.1℃なんですよ。
3月に冬の谷底より寒い朝、なんてのは勘弁してほしいなぁ。
日中は10.5℃まで行きましたので、平年の約15℃よりはかなり寒いけれども、22日ほどのことはありませんでした。

TBSの3/23のニュースでは
「きょうも朝は厳しい冷え込みとなり、最低気温は0.5度と、3月下旬としては38年ぶりの低さとなりました。」

38年ぶりですって。
教師の現役でしたけど、体力あったからなぁ、まだその頃は、
今はもう高齢者ですからね、寒さが骨に沁みますよ。

ハイ。もうこんな寒い話は書かずに春が進んでいくことを期待しています。

たなくじ

0321_1tanakuji 2022.3.21
今週月曜日(春分の日)の朝「0655」の「たなくじ」から。
有効期間は一週間という事になってますけど。まあいいでしょう。
老夫婦二人の生活はうっかりするとベタっとリズムを失う。
毎日、さしたる用事もないけれどリズムを刻むように意識します。
その一つ。月~土の朝の起床は5時半。日曜だけ6時。
何かの必要性があるわけではないけれど、一週間というリズムを刻むことは大事だろう、と。
春分の日も5時半起き、でした。

「春なのに~♪」ちょっと寒かったけど。
大吉のお裾分けです。

{注}「春なのに」1983年1月11日発売の、柏原芳恵さんのシングルです。作詞・作曲は中島みゆきさんです。

ホトケノザ

0309_4hotokenoza 2022.3.9
ようやくホトケノザの花が増えてきました。

0310_3hotokenoza 3.10
円い「座」はたくさんあるのに、花が少なくて。
2月は寒かったのでしょう、きっと。

0313_13hotokenoza 3.13
庭の地面や、プランターの端などでも咲き始めて、楽しい。

ホトケノザ、カラスノエンドウ、ハコベ、タネツケバナ、ぺんぺん草・・・こういうのが好きなんですよ。

ハナニラ

0309_3hananira 3.9
この開き始めた花、何だったっけ?
花弁の筋、そうか、ハナニラだ。

0314_9hananira1 3.14
線路柵下で。咲き始めましたね。
0314_9hananira2
色あいの違うのも。
白っぽいのや、青白いのや。
色々加わって、にぎやかになっています。

肉眼的には個々の花も全体もわかるつもりなんですが、広角で撮ると、ただ白い点々があるだけで、見た感じを再現できません。
0320_12hananira 3.20
ね。

ノボロギク・ポピーなど

0309_1noborogiku 2022.3.9
「襤褸(ぼろ)」なんかじゃないよな。タンポポは愛されてるのにな。
結構好きな花です。
0309_2poppy
この姿が見られれば、確実にポピー(ナガミヒナゲシ)だということがわかります。
葉だけだとわかりづらいけど。
増えすぎない程度で繁殖してくれればいいんですけどね。
花は可愛いし。

アグネス・チャンの「ひなげしの花」の「ひなげし」はこれなのかな、よくわかりませんが。

枝垂梅

0308_2sidareume1 2022.3.8
買い物帰り。枝が垂れてます。
0308_2sidareume2
アップで。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-8c99.html
2012年3月16日 (金) 高砂公園の梅

モンパルで散歩していた当時の記事です。
あれはあれで、楽しかったな。ただ、体を使っているわけではないので、冬のモンパルはきつかった。
体が心底冷え切って、脳が活動しない。パスワードは出てこないは、PCのキーボードのブラインド・タッチがまるっきりできないは。こりゃだめだ、とモンパルをやめたのでしたっけ。夏は暑すぎたしな。
二人乗りの電動自動車かなんかを狙いますかね。

{注:下の写真についている数字で、全角は日付、半角は旧暦、()内はその日正午の月齢です}

0307_10moon 2022.3.7: 2/5(4.4)
このごろ妻は、南から西の空に月が見えるときは写真を撮ります。楽しんでいます。
「ほぼ三日月」でいいですね。

0310_14jougen1 3.10: 2/8(7.4)
半月だ、と撮影しようとしたら鳥が飛んできた。写るか写らないかわからなかったそうですが、PC上で見たら鳥が写っています。私には鳥の種類はわかりませんけど。
0310_14jougen2
この日の主役の月。上弦の月です。

0313_17moon 3.13: 2/11(10.4)
ごく薄~い雲が流れていて、やっと撮れたとのこと。
不思議なことに、妙に「球体」っぽく撮れてます。
面白いものですね。

0315_10moon1750 3.15: 2/13(12.4)
だんだん太ってきて

0316_29moon1800 3.16: 2/14(13.4)
「ほぼ満月」といっていいかな。旧暦では14日の月なんですけど
天文学的には、3/18が望(15.4)でした。
18日の東京は、もう寒いし雨で、月が見えるような状況ではありませんでした。

3/18
最高気温:10.3℃(00:03)
最低気温: 3.8℃(22:43)
12時ころからは5℃以下だったんですよ。ちょっと辛かったな。

2022年3月23日 (水)

白の八重ツバキ

0306_7tubaki2 2022.3.6
これ、何だかわかりますか?
落ちた八重咲ツバキの花を分解して並べたものです。

白い八重咲ツバキが咲き始めたのはもうお知らせしましたが。
最初に咲いた花は、膨らんだつぼみの状態が非常に長かったので、外側はかなり傷んでいました。
それでも大きく咲いてくれたのでした。

0307_4tubaki 3.7
次に咲いた花。うしろから見ると少し傷みがあるのですが、正面からはほとんど見えない。
さて、この八重のツバキ、いったい何枚の「花弁状のもの」からできているのかな?と。

で、ポロっと落ちた最初の花を、拾ってきて、妻が丹念にほぐし分けていったのが、冒頭の写真なのです。
大小取り交ぜて40枚を超えますね。
こんなにいっぱいあったのか、と二人で驚きました。
「大作」というべき花なんですね。

0310_1tubaki1 3.10
花は咲き進みます。
0310_1tubaki2
こってりとした美しい花を楽しんでいます。

ハエ@アリッサム

0307_9hae 2022.3.7
大型のハエがアリッサムの花に口を突っ込んでいるのを見ました。
アブやハチが花に口を突っ込むのはよく見ることですが、ハエがね、密に夢中になる、というのはワタシ的には珍しかったのでご紹介します。
ハエやハナアブの口は「舐める口」で、チョウのような「吸う口」ではありません。
花の奥にたまった蜜を舐めているのだと思います。花が小さいので大変だろうなと思いました。

曲面鏡

0307_1mirror 2022.3.7
NHKのEテレ「0655」から。
スプーンの背面の凸になった部分に、下の紙にかかれた「0655」という文字が写っているわけです。
ま、これはこれで楽しいのですが。

個人的には円筒鏡を思い出します。
去年亡くなった安野光雅さんの作品だったと思うのですが、絵本、でわけのわからない絵の真ん中に、ジュースの缶にアルミ箔を貼った円筒鏡を置くと、普通の絵に見える、という絵本があったような気がします。
意外ですよ、おぉ、っと驚くこと必定。

「円筒鏡」で検索して、画像を見てください。いろいろありますから。

スイセン

0306_10suisen 2022.3.6
ゴミ集積場へいく途中の線路柵下。
私は今回初めて気づいたのですが、妻によると、前からあそこにあるのよ、だそうです。ふ~ん。
黄色いスイセンだからキズイセンかなぁ、などと思いますが、スイセンの品種などさっぱりわからない私。
単純に「スイセン」と言っておくのが一番でしょうね。
すみません。

前の記事の続き

★飛梅の話で
「同じ遺伝子情報を持つクローンづくりに取り組み、7年前、苗木をつくることに成功」とか
「組織培養で苗木6本の育成に成功」とかいう言葉が出ていました。

植物の世界では、接ぎ木とか挿し木という手法で、遺伝的に同一の個体が作られてきました。
ソメイヨシノはほとんど実のならない木ですから、クローンで広まっている。
キンモクセイは雌雄別株ですが、日本に持ち込まれたのは雄株ですから、やはりクローンで広まったものでしょう。

動物でのクローンというと、いろいろ大変なのですが、植物では古くからクローン=挿し木で増やしてきていますよね。
植物では、茎の先端や根の先端が伸びる部分の細胞、また茎や根を太くする形成層の細胞は、分裂組織といって、旺盛に分裂します。

ですから、飛梅の話でいうと、挿し木をしたのではなく、分裂組織の細胞を培養して作ったのでしょう。
単に培養しただけですと、塊になってしまいますから、どういう技術かは知りませんが、何かホルモンとかの刺激を与えて分化させて木にしたのだと思います。

★別の話ですが。
スギ花粉が大量に飛散して社会的にも問題となる中で、「無花粉杉」という研究もされているようです。

↓NHK
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20220316/1030020504.html
無花粉スギ 短期間に量産へ新技術 新潟大など研究チーム(03月16日 06時41分)

 花粉症の要因となるスギ花粉の対策につなげようと、新潟大学などで作る研究チームが、花粉がつかないスギを短期間に量産する新しい技術の開発に成功したと発表しました。
 これは新潟大学農学部や、森林総合研究所などで作る研究チームが開発したものです。
これまで開発された花粉がつかないスギは、花粉がつくかどうかを確認するまで苗木を植えてから数年待たなければなりませんでしたが、今回開発された技術はこれを数か月に短縮できるということです。
研究チームによりますと、未熟な種子を2、3か月培養した「カルス」と呼ばれるものから遺伝子を取り出し、検査することで簡易に花粉をつかないスギだけを選び出すことができるようになったということです。
さらにこの「カルス」から通常の苗を培養する技術の開発にも成功したということで今後、花粉がつかないスギの量産にも期待できるということです。

ほらね。スギの未熟な種子から分裂する細胞を取り出して培養すると「カルス」ができる。カルスというのは未分化の細胞の集団・塊のことです。
そこから遺伝子を調べて無花粉になるスギを選ぶのですね。

それはそれでまあいいですけど、私的には若干の違和感を感じています。
花粉を作らないスギは有性生殖ができない。有性生殖によって遺伝子の多様性を生み出し、環境に適応して分布を広げ、新しい環境にも適応・進出できるような「進化」の原動力を、人間の都合で取り上げてしまっていいのかなぁ。という感覚なのです。
わかりません。

★昔話
 大学の教養学部時代の植物学の講義。
ニンジンを輪切りにすると中に円がありますよね、あれが形成層。あそこの細胞を取り出して、培養し、カルスを形成させ、さらにそこからニンジンの新しい個体まで成長させた、という研究の話を聞きました。その講義の先生がご自分でなさった研究で、非常に先進的な成果だったそうです。で、定期テストの前。絶対今度のテストにはニンジン・カルスの話が出るぜ、と学生たちで話し合ってヤマをかけたら、ちゃんとその問題が出まして、みんなで高得点をとったのでした、っけ。


↓またしても話題転換
NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220317/k10013535391000.html
全国のソメイヨシノ 上野公園の4本から各地に広がったか(NHK 2022年3月17日 5時41分)

 全国各地のソメイヨシノは、東京の上野公園にある4本から各地に広がった可能性が高いことが遺伝子の解析からわかったと、かずさDNA研究所などのグループが公表し、ソメイヨシノの歴史を知る手がかりになる成果だとしています。
 
ソメイヨシノは、江戸時代の後期に誕生して枝から増やす「接ぎ木」という方法で全国各地に広がったと言われていますが、最初の原木がどのように誕生したかや、各地に広がった詳しい経緯などはわかっていません。
 ・・・
 すると、各地のソメイヨシノは大きく6つのグループに分かれ、上野公園の4本はそのうちの主要な4つのグループにそれぞれ含まれることがわかったということです。
 また、遺伝子の解析から4本はいずれも原木ではないものの、1本はソメイヨシノの元となったとされるサクラと比べると、遺伝子の変異が8か所と極めて少ないことから、ソメイヨシノの原木に遺伝的に最も近いと考えられるということです。
 このため研究グループは、上野公園のこの4本の枝を接ぎ木してソメイヨシノの苗が作られ、各地に広がった可能性が高いとしています。

日本全国のソメイヨシノは遺伝的に非常に近いんですよ。ですから「開花前線」というような現象がはっきり表れるのでしょう。遺伝的に多様なら、大体このくらいの頃には開花するものが多い、と幅が広がるんでしょうけどね。

↓「チコちゃんに叱られる!」です。
https://xn--h9jua5ezakf0c3qner030b.com/834.html
「なぜ桜は一斉に咲くの?」という話。クローンの話も出てきますよ。(コピー禁止のようですので、ご自分でご覧ください。)

飛梅+花桃+メジロ

承前
0308_1_1ume 2022.3.8
3/8にも飛梅の話題が放送され、可愛い花が見られましたので載せます。
自分じゃ見に行けない花ですので、ここで。
0308_1_2hanamomo1
続けて三重のハナモモ。

↓参考
https://www.nagoyatv.com/news/?id=011770

ハナモモの花が見頃を迎える ピンクや濃い紅色の花が一斉に咲く 三重県御浜町
2022年3月9日 12:01

 ・・・
 瀬古さん夫婦は30年ほど前からミカン畑の跡地にハナモモの苗木を植え始め、今ではおよそ80本が花を咲かせています。
 今年は寒い日が続いたため、例年よりも2週間ほど開花が遅いということですが、ここ数日の陽気でピンクや濃い紅色の花が一斉に咲きました。
 蜜を求めてやってくるメジロの姿も見られ、春の訪れを感じさせています。
 ハナモモの花は誰でも自由に鑑賞でき、来週中ごろまで楽しめるということです。

すごいですね、個人で植えられたそうです。
そして
0308_1_2hanamomo2
TVでもメジロがチラッと見えました。
今の季節に、ウメやハナモモの花で、いわゆる「ウグイス色」の鳥を見たら、それはまず確実にメジロです。
ゆとりがあったら顔を見てください。メジロはまさしく目の周りが白いのですぐわかります。

0309_12hanamomo_mejiro 3.9
上にリンクした名古屋テレビのニュースで、動画がありまして、それをPCで再生して画面を一枚撮影。
見事に「目 白」ですね。

2022年3月22日 (火)

飛梅

NHKのテレビから。
   クローン技術で梅の木
   「飛梅」受け継ぎ 初開花
だそうです。
0305
2022.3.5

ご神木の組織を培養して作った梅の木に初めての花 北野天満宮(NHK 2022年3月5日 19時17分)

 梅の花を好んだとされる学問の神様、菅原道真をまつる京都の北野天満宮では、ご神木となっている梅の木からクローン技術で作られた苗木が大きく育ち、ことし初めて待望の花を咲かせました。
京都の北野天満宮で開花したのは、ご神木の「飛梅」から採取した組織を培養して作られた梅の木です。
本殿前の最も古いとされる木がご神木になっていますが、樹齢が350年から400年ほどで弱ってきたため、神社は大手住宅メーカーと共同で同じ遺伝子情報を持つクローンづくりに取り組み、7年前、苗木をつくることに成功しました。
 その後、苗木は境内の梅苑で順調に育ち4日、5本のうち最も大きく成長した3メートルほどの1本が直径およそ3センチの紅色の花1輪を初めて咲かせました。
 この木にはほかにもつぼみがついて、膨らんでいます。
 ・・・

同じニュースを読売新聞も報じていました。

飛び梅 クローンで開花…北野天満宮(読売新聞 2022/03/05 05:00)

 梅の名所・北野天満宮(上京区)の神木「飛び梅」からクローン技術で2015年に作られた苗木で4日、初めての開花が確認された。
 飛び梅は推定樹齢350~400年。祭神・菅原道真(845~903年)が自宅で育て、死後、同宮本殿前に移植され、接ぎ木で受け継がれてきたと伝わる。道真が太宰府に左遷された際、梅が追いかけるように飛んでいったという伝説がある。
 樹勢が弱まり、依頼を受けた住友林業筑波研究所(茨城県)が組織培養で苗木6本の育成に成功。同宮 梅苑 に植えられている5本のうち1本(高さ約3メートル)でピンクの花が1輪咲いた。
 ・・・

微妙にニュアンスが違っていますね。面白いものです。

★ところで。別件
自宅から観梅
0306_5ume1 3.6
線路向うの梅の花。近づくことはできないので、カメラの60倍ズームをフルに使ってズームアップすると
0306_5ume2
こうなります。
花の蕊まで見えるんです。すごい性能で、嬉しい。
カメラマンの足腰を持たない爺さんには最高の道具です。
楽しめますよ。

アセビ

0305_5asebi1 2022.3.5
妻のカメラから。
0305_5asebi2
こんなに口が細くていいのかな。
花粉の媒介は誰がやるのかな。
このタイプの花を見ると、いつもそう思います。

0309_9asebi1 3.9
わぁ、花いっぱい。
0309_9asebi2
検索してみたら、アセビの花粉を媒介するのはミツバチだということでした。
ミツバチはパワフルだし、口吻が意外と長くて、小さな花の口から蜜を吸おうと努力して、花粉を運ぶことができるんですね
なるほどなぁ。

ハエ・アブ

0305_3hae 2022.3.5
ハエの種はわかりません。結構大型のハエでした。温まっているのでしょう。

0306_6hosohirataabu1 3.6
ホソヒラタアブですね。これも葉の上で日向ぼっこ。
0306_6hosohirataabu2
一枚撮ったら飛び上がりまして、逃げちゃったか、と思ったら近くの葉に再度とまってくれました。

思うんですが、カメラのオートフォーカスを駆動しているのは超音波モータだろう、昆虫にはその超音波が聞こえるやつがいるのではないか。レンズを向けてピントを合わせようとすると、気づかれることが結構あるんですよ。
そんな気がしています。

ガの中には、コウモリの出す超音波を聞くと、羽ばたきをやめて、木の葉のようにひらひらと舞い落ちて逃げる、という種があるそうです。

クロッカス

0304_6croccus 2022.3.4
そろそろこの花の「とき」が終わろうとしています。
クロッカスはアヤメ科。アヤメ科に特有の花の構造で、外花被片3、内花被片3、雌蕊1(先端3裂)、雄蕊3だそうです。
写真の「3」は、オシベかな。ちょっと判別できません。
紫の花の仲間が消えちゃったね。さびしいけど、来年もまた元気でね。

コデマリ

0304_3kodemari 2022.3.4
これ何だったけ?コデマリでしょ。そうか、ここだったか。
記憶がすぐあいまい化する。いかんなぁ。

0317_12kodemari 3.17
すごいですね、こんなになっちゃった。
植物たちの動きが活発になっています。
1日で姿を変えることもあります。

「三寒四温」を繰り返しながら春が進行します。
そして、昨日は春の彼岸の中日でしたが
「暑さ寒さも彼岸まで」
「毎年よ彼岸の入りにさむいのは」正岡子規
となるわけですね。

2022年3月21日 (月)

3月18日は寒かった!

↓これ見てください。3/14~3/17の4日間は日最高気温が20℃以上だったんです。「四温」ですね。
()内は平年値です。

3/14 24.1(14.1)
3/15 20.3(14.2)
3/16 20.3(14.4)
3/17 21.0(14.5)

3/18 10.3(14.6)

3/19 18.6(14.8)
3/20 15.5(14.9)

そして3/18の日最高気温は10.3℃。
ところがこの10.3℃というのがね。曲者でして。
2022_031819kion
これですよ。
  最高気温:10.3℃(00:03)
日付が変わった直後に出たもの。
そして昼過ぎからは5℃を下回り
  最低気温: 3.8℃(22:43)
夜中の11時前に最低気温を記録している。
朝6時くらいに起きたとすると、その時はもうすでに6℃以下。
日中、ず~っと寒かったんです。
東京の最高気温の平年値の谷底は
1/16~1/23 9.5℃
でして。
真冬以下なんですね。マイッタ。
オマケに
2022_0318uryou
昼過ぎから雨。かなりの雨量です。
寒い雨でした。

★追加
気象庁の予報では
今日からの3日間の最高気温が

3/21 14℃
3/22 7℃
3/23 11℃

こうなんです。

やっぱ、三寒四温、なんですねぇ。
文句ばっかりで、すみません。

 

2022年3月18日 (金)

ハエトリグモ

0304_1nekohaetori 2022.3.4
玄関ドアの外側、走っていきました。一枚しかちゃんと写らなかった。
その場ではネコハエトリと思ったのですが、写真を眺めるに、自信を失った。
シラヒゲハエトリかもしれない。あるいは私がまだ見たことのなかったハエトリグモか?
私がなじみなのはネコハエトリ、シラヒゲハエトリ、アダンソンハエトリの3種なんですよね。
混乱しています。

さて、とにかく。
ハエトリグモが姿を見せたということは、エサになる小昆虫も出てきているということですね。
私の眼には触れないけれど、クモのレベルで見ると、エサが増えてきた、と思って走っているのでしょう。
頑張れよぉ。

レンギョウ

0303_7rengyou 2022.3.3
葉芽かつぼみか、まだよくわからないのが出てきました。

0309_21rengyou 3.9
先端の大きいのは、これ葉芽でしょうね。

0314_13rengyou 3.14 私の昼の散歩で
葉芽の下のほうのは、つぼみですね。

細い枝ですが、こういうのがずらっと並んでいますので、咲き始めたらすごいですよ。
待ってま~す。

0314_23rengyou 3.14 妻が夕方に
咲いたわよ、と。すごい。

0315_5rengyou 3.15
私の昼の散歩。自分でも確認。
妻と同じ花を撮っていますが、撮ったアングルが違っています。
この先、すごくなりますよ。お楽しみに。

ミツバツツジ

0303_6mitubatutuji 2022.3.3
ミツバツツジのつぼみが大分膨らんできました。

0311_6mitubatutuji1 3.11
暑くてセーターを脱ごうとしている、という感じです。
この姿、特徴的。

0313_15mitubatutuji 3.13
わぁ、もう脱ぎ捨てるところだ。

0314_12mitubatutuji1 3.14
咲いた。まずは1カ所で。
0314_12mitubatutuji2
先端が赤いメシベのこの姿が好きでしてね。
これからどんどん咲くでしょう。
その花の群れはまた掲載します。

サボテン

0303_5saboten 2022.3.3
今年最初に咲き始めたムラサキハナナと同じプランターのサボテン。
つぼみかなぁ、と思うのですが、今のところ変化なし。
さて、どうなっていくのか。腰を据えて見続けなければならないかな。

アリッサム

0303_3alyssum1 2022.3.3
ふと気づいたら、足元にカラフルな花。あれ?なんだか見たことがあるような。
0303_3alyssum2
個々の花はこれ、アブラナ科ですね。
う~む。これアリッサムじゃないのかなぁ。でもうちのアリッサムは白かったけどなぁ。
妻に訊いたら、やはりアリッサム。カラフルなのを売っていたので、買ってきたとのこと。
きれいだな。

0304_5alyssum 3.4
これが以前からある、白いアリッサム。
このタイプは以前からあちこちで見てきました。

0314_5alyssum 3.14
あでやか、というのかな。楽しいことになってきました。

ところで、和名はないのかな、と調べたら
「庭薺(にわなずな)」という別名があるそうです。
なるほどね。

2022年3月17日 (木)

ベニバナトキワマンサク

0302_15benibanatokiwamansaku 2022.3.2
赤い粒粒。葉芽かつぼみかよくわかりません。

0310_11benibanatokiwamansaku1 3.10
大きく膨らんできました。
0310_11benibanatokiwamansaku2
これは葉ですかね。
不思議な花で、大好き。もうすぐ会えます。

桜桃

0302_14outou1 2022.3.2
もう咲きそうになってきました。

0307_8outou 3.7
弾けちゃうぞ

0312_6outou1 3.12
咲いたぁ。10輪くらいかな。
0312_6outou2
なんだかうっとりしてしまいますね。

0313_5outou2 3.13
青空に映えます。

0314_10outou1 3.14
一挙にほぼ満開。
0314_10outou2
密に混みあってます。
0314_10outou3
朝は雨が降ったのですけれど、昼にはこの青空。
美しい。
妻はさっそく筆を出してきて授粉おば(あ)さんを始めました。
朝の雨で濡れていてやりにくかったそうです。
乾燥した日にまた励むでしょう。

ジュウニヒトエ

0302_12juunihitoe 2022.3.2
この独特の濃い紫色はジュウニヒトエですね。
人の形をした面白い花を咲かせます。
アジュガというほうがいいのかもしれませんが、私はずっとジュウニヒトエと表現してきましたので、そのまま行きます。
花の形はまるで人の形ですが、花の構造はまさしくシソ科。
面白いですよ。

https://www.hana300.com/ajuga0.html
アジュガ

フキの花

0302_11huki 2022.3.2
外側から花が開いてきました。

0303_8huki2 3.3
メシベが伸びているように見えます。
フキは雌雄異株だそうで、花は小さいし、なかなかよくわかりません。
↓参考サイトをご覧ください。
http://www2.plala.or.jp/aki_ogawa/episode/fuki.html
フキ(キク科フキ属) 雌雄異株

https://www.chiba-muse.or.jp/NATURAL/special/yama/news/2017/170224petasites.htm
ふきのとう

マーガレット(Marguerite)

0302_5marguerite 2022.3.2
「不知物」「不識物」(ものをしらず)の私。妻のカメラからこの写真をコピーしたのはいいですが、フォルダ名は「キク科」。
妻に、あれは何だい?と訊いたら「マーガレットでしょ」とのこと。なるほどなぁ、名前と実物がまるっきり一致してなかったんだ。苦笑い。

さて記事に使おうと、下調べしていたら、またしても「物不識」であったことに激突。
「マーガレット」といえば、少女まんが雑誌の「マーガレット」が頭に浮かぶ。
集英社のマーガレットのURLも「margaret.shueisha」こんな書き方。
てっきり「margaret」だと思っておりました。
ところがどっこい。

↓季節の花300
https://www.hana300.com/margar.html

マーガレット(木春菊(もくしゅんぎく))(Marguerite)
・・・
・ギリシャ語の「マルガリーテ(真珠)」に由来した名前。
・・・

こうきましたよ。あわてて辞書を引いてみる。

マーガレット【marguerite】
キク科の観賞用低木状多年草。カナリア諸島原産。高さ60~100センチメートル。葉はシュンギクに似て深裂し、帯白緑色。夏、白色の頭状花を枝の先端に開く。黄・桃色のものや八重品種もある。モクシュンギク。
広辞苑第六版より引用

marguerite/mɑ̀ːrg(j)əríːt/ /mɑ̀ːrg(j)əríːt/
►n 〔植〕 モクシュンギク,マーガレット.
[F<L margarita pearl;⇒MARGARET]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

ひゃぁ。そうなんだ。ギリシャ語の「真珠」に由来だそうです。
知りませんでした。女性名のマルガリータとかは知ってたけど。

Mar・ga・ret/mɑ́ːrg(ə)rət/ /mɑ́ːrg(ə)rət/

1 マーガレット《女子名;愛称 Madge, Mag, Maggie, Marge, Margery, Margie, Meg, Peg, Peggy》.
2 マーガレット Princess ~ (Rose), Countess of Snowdon (1930–2002) 《英国王 George 6 世の第二王女;Elizabeth 2 世の妹》.
3 マルグレーテ (1353–1412) 《デンマーク・ノルウェーおよびスウェーデンの女王;外交・軍事面のすぐれた手腕によって北欧三国を統合した》.
[Gk=pearl]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

認識を新たにしました。

2022年3月16日 (水)

ボケ

0302_7boke 2022.3.2
これは六郷用水沿いの植え込みで。
ツバキの紅白の花もありますが、ボケでも白に赤が混じるということがあるんですね。
赤い色素を作る遺伝子が働かなくなったのが白い花なのでしょう。
一部でその赤い色素を作る遺伝子がONになると、そこに赤い色が生じる。
多分そんなメカニズムだと思います。
理屈より鑑賞、かな。ほんのりとした赤が素敵。

カラスノエンドウ

0302_4karasunoendou 2022.3.2
花の位置が低い。私はかがめないので、上から撮るしかありません。こういう写真は撮れないのです。
ですが、妻はしゃがんで低いアングルで撮ります。その成果が上の写真。
素敵な色ですね。
ただ、今年は庭や家の前の線路柵下で、なかなか咲いてくれない。ぽつぽつとは咲くんですが、一斉には咲いてくれない。

0312_11karasunoendou 3.12
中旬に入って、線路柵下の花が増えてきまして、よかったな。
アブラムシもつきます、それを食べるテントウムシも見かけました。ほんとに春が来たんだなぁ。

河津桜

0302_1kawadu1 2022.3.2
3月、花盛り。見ごたえがあります。

0306_9kawadu 3.6
緑が増えてきました。これがまたいい。
ソメイヨシノでは花ばかり騒ぐ。
でも、植物が生きるという意味では、太陽エネルギーを栄養に変換する「葉」が大事。
緑は生きることの基本なんですよね。そんな感覚なので、ソメイヨシノの大騒ぎは苦手、しらけ気分で冷ややかに眺める私です。

0313_14kawadu 3.13
大きくなった葉の間から満開の花が見える。こんな素敵な光景に浴することができるのは「仕合わせ」そのもの。

葉も観てください。

恩返し

昨日のキジバトの記事で、サントリーのサイトにリンクしました。
↓ここです。続きがありましてね。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1411.html
キジバト

・・・
イソップものがたりの、ハトとアリのお話をごぞんじでしょう。のどのかわいたアリが泉に水を飲みにやって来ましたが、落ちておぼれそうになりました。木の上からそれを見つけたハトが、小枝を投げてやったので、アリはそれにつかまり、たすかりました。しばらくして、猟師がハトをねらっているところに通りかかったアリは、猟師の足に噛みついてねらいをはずし、ハトのいのちを救いました。恩にむくいるのは恩でーというお話です。

覚えているようないないような。そんな話だったのか。
「恩にむくいるのは恩で」というのは大事なことです。
恩を受けたのに、ほったらかしの知らんぷり、というのはいけません。
0307_2tanakuji 2022.3.7
とはいうものの・・・
受けた「恩」の中身にもよるのですが。
直接、その「恩」人にお返しできるものならそれはそれでいい。ぜひ、どうぞ。
そうではなくて、自分の生き方に影響を与えて育てていただいた、というような「恩」は、その人にお返しするというわけにはいきますまい。
私の高校時代の恩師はそういうお方でした。その方はもう亡くなられておられます。ですが、私は今もその方への恩返しの最中であると認識しています。
育てていただいたこの人生をきちんと生き抜くことが恩返しであろう、と。
一生かけての恩返し。です。

恩送りという言葉がありますね。
順繰りに恩を送っていく、贈っていく。
端っこがないのがいい、いくらでも繋がりうる。
みんなの心が潤うといいですね。

荒み切った心の「嵐」が日々吹き抜ける今。なんだか体にも変調をきたしそうな気分。
心のつながりはどこへいってしまったのかな。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%81%A9%E9%80%81%E3%82%8A
恩送り

https://www.weblio.jp/content/pay+it+forward

ペイイットフォワード
別表記:ペイフォワード
英語:pay it forward、pay forward

ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back,pay back)というが、これでは2人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。

キジバト (昨日の続き)

昨日、キジバトの記事を書いたときに、このごろ庭によく来ているという話を書きました。
0313_2kijibato1 2022.3.13
フキの花が咲いているあたり、もう少ししたらホトトギスが茂るあたりです。
虫を探す?おいしそうな新芽を探す?
どっちかな。新芽はなるべくやめにしてほしいな。

0313_2kijibato2
水槽の縁。
ま、水を飲むくらいなら、いくらでもどうぞ。

人懐っこいというほどのことはありませんが、人を恐れていないので、目の前を歩いて行ったりもします。

2022年3月15日 (火)

イチゴの仲間

0228_13orandaitigo 2022.2.28
これは食用のオランダイチゴの花。結実するかどうかわかりませんけど、楽しみです。

0228_14kajiitigo
これはカジイチゴですかね。花が咲き、実もなりますが、実は食べません。
今の時期、新緑が見事。陽光に輝く姿は、命の輝きですね。

チューリップ

0228_11tulip2 2022.2.28
準備開始。

0303_1tulip 3.3
咲くよ。

0306_2tulip2 3.6
咲いたぁ。きれいだね。豪華だね。

0310_7tulip 3.10
どんどん咲き初めまして。
この日、保育園のお散歩が我が家前にやってきました。ここは行き止まりなので、車の心配がない。運動場みたいなものです。子どもたちの声が聞こえると、嬉しくなっちゃって、そっと覗いて楽しんでいます。見られていると思ったら気を遣うでしょうから、そっと、ね。
で、保育士さんが、このチューリップの前で、子どもを抱っこしたりしながら「咲いた 咲いた チューリップの花が♪」と歌ってくれまして、我ら夫婦の喜びは倍増。チューリップの前で歌ってくれないかな、と常々願っていたものですから。
草や花を摘んだらいい。指の感触も子を育てる。いっぱい遊んでちょうだいな。

0311_4tulip2 3.11
なんだかものすごい咲き方になってきました。
おみごと、です。

キジバト

0228_10hato 2022.2.28
妻が「糞をひっかけられた」と怒っておりました。
桜桃のつぼみの状態を見ていたら、上からペチャっとやられたそうです。
で、上を見たらこのハト。
キジバトですね。このハトはよく見かけます。家の裏の落ち葉の山あたりで、積もった落ち葉をひっくり返して越冬中の虫など探しています。裏からガサっ、ガサっという音が聞こえてきて、誰か人が入り込んだんじゃないかと気味が悪かったこともあります。
3月に入ってからかなぁ、庭をよく歩いていますね、草の芽をついばんでしまうのではないかと心配ですが。スイレンの鉢で水を飲んだりもしています。

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1411.html
キジバト

・・・
キジバトはブドウ色の体に、ウロコ模様の背中、首に青白黒のマフラーを巻いたような、おしゃれな鳥です。繁った樹の中から、「デデッポポー デデッポポー」という声をきいたことがありませんか。これがキジバトです。

サボテン

0228_15saboten 2022.2.28
ムラサキハナナのつぼみを最初に確認した場所は、サボテンと同じプランター。
どこだったかで妻が分けていただいてきたウチワサボテンかな。
で、ムラサキハナナのつぼみを見ていたら、その後ろのサボテンの葉に、多分つぼみ。
これ、つぼみですよね。何となく「唐突感」があるんですけど。
花の「茎」のようなものがない。突如姿を現した、という感じで。
咲くかなぁ。咲いたらまたご報告しますが、わかりません。

ムラサキハナナ

0228_9murasakihanana 2022.2.28
ムラサキハナナのつぼみが見え始めました。

0303_4murasakihanana 3.3
完全に展開は出来ていませんが、咲きました。

0306_3murasakihanana 3.6
今は庭の何カ所かで花を咲かせています。
オオアラセイトウという名前もありますが、本当に「紫色の菜の花」なんですよ。
ですから、我が家ではムラサキハナナで通します。大好きな花です。

2022年3月14日 (月)

クンシラン

0228_6kunsiran 2022.2.28
クンシランがこんなだよ、と妻が教えてくれました。気づかなかったな。

0307_3kunsiran 3.7
赤みを帯びてきましたよ。「紅を点した」おちょぼ口、といいましょうかね。

0309_13kunsiran 3.9
伸び始めました。3月中に咲くでしょう、きっと。
2月は寒かったけれど、3月は暖かくなりそうです。ほっとしますね。

タネツケバナ

0227_3tanetukebana1 2022.2.27
これタネツケバナですね。
ロゼットから立ち上がってそのまんま咲いたようです。

よく似たミチタネツケバナというのがあるそうですが、私には見分けがつかないのでタネツケバナとしておきます。
(ひょっとして都会ではミチタネツケバナの方が普通なのかもしれないのですが・・・)
0227_3tanetukebana2
棒状の実が特徴的。実の先端部は固定で、下からめくれ上がるように弾けて種を飛ばします。
熟した実をつまんでみるとおもしろい。
繁茂しやすいそうで、あまり増やさない方がいいらしいですよ。

ヒイラギナンテン

0226_7hiiraginanten 2022.2.26
葉はヒイラギに似ていますが、ヒイラギの花は白い。
ヒイラギナンテンの花は黄色いんですね。
(で、ホソバヒイラギナンテンの花は黄色いけど、葉が細い。我が家にあるのはホソバヒイラギナンテン。ややこしい)

0302_10hiiraginanten 3.2
大分、咲き進みまして

0309_10hiiraginanten 3.9
満開でいいかな。

ちなみに我が家のホソバヒイラギナンテンは、花が終わりまして
0302_17hosobahiiraginanten 3.2
わずかに実になりそうなのがあります。
これまで、このホソバヒイラギナンテンで実を見た記憶がないので、今年は珍しいことになるかな。
それとも熟すことができずに落ちちゃうかな。
見続けています

積雪

0225_1sekisetu 2022.2.25
TVから。新潟県津南町で419cmですって。
2階建ての家の2階のベランダにも1m位積もっている、という感じか。
ワタシ、だめです。
ほんの何cmかでも滑ってしまって歩けません。
雪の多い地域に生活する歩行機能に損傷のある障がい者の方々、お元気でいらっしゃいましょうか。
心配です。
車いすじゃ絶対外出できないし。
行政の手当は充分でしょうか。
心配でなりません。

フェアリーアイ

0224_3fairyeye 2022.2.24
鉢植えから地植えにしたら棒のようになったまま1年を過ごしました。
失敗して枯らしたか、と思っていたら、今年、その棒のようになった先端からきれいな緑の葉が出てきました。
よかった~。

0228_3fairyeye 2.28
葉としての姿がくっきりしてきました。

0309_17fairyeye 3.9
ついにこうなりました。嬉しいな。
花期の長いアジサイでして、じっくり花の色が変わっていく。
今年はゆっくり眺めましょう。

今日はパイの日

新たに書くこともないので、リンクだけの記事にします。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-31bf.html
2010年3月15日 (月) π

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-0679aa.html
2020年3月16日 (月) 円周率の日

2022年3月11日 (金)

白いツバキ 2月中

0223_4tubaki 2022.2.23
つぼみの時期が長くて、外側が傷んでしまったのですが。

0224_1tubaki 2.24
内側からの力がみなぎってきました。咲きます。

0227_2tubaki 2.27
すごいなぁ。心揺さぶられる思い。

3月に入ってからの状況は、また後ほど。

河津桜

0222_14kawaduakasaka 2022.2.22
TBSのNスタです。赤坂で河津桜が「チラホラ開花」だそうです。

0227_1kawadu1 2.27
ご近所で。ぐんぐん花が増えてます。
0227_1kawadu2
緑の葉も一緒で、彩が華やか、ですよ。
すでに花見を楽しんでいます。

サギとカラス

買い物から帰ってきた妻、曰く
「わたし、さぎにあっちゃったのよ」
はぁ?ぽかんとする私。スーパーのレジのこととかなんとかで詐欺被害を受けそうになったのか?と。
妻、けらけら笑いながら「言い方がまずかった。わたし、鳥の鷺に出会ったのよ」
なるほど、そうなのか。
2022.2.22
高いところにとまっていたのが
0222_9sagi2
降りてきて
0222_9sagi3
六郷用水の水路でエサ探し。
0222_9sagi4
コサギかな。くちばしが黒いしな。
0222_9sagi5
また飛び上がって。佳い姿ですね。
時々出会うんですよね、六郷用水で。

3/2。買い物から帰ってきた妻がまた笑いながら言う「カラスにあっちゃった」。
帰り道で、またサギに会えないかなと行ってみたら、サギはいなくてカラスがいたそうで。
0302_9karasu 3.2
これです。
烏を鷺といいくるめましょうか。
黒白をつけようじゃないかよ、とか、カラスにねじこまれるかな。
いろいろあります。楽しんでいます。

↓参考
https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/497.php

鷺を烏と言いくるめる(さぎをからすといいくるめる)
言葉 鷺を烏と言いくるめる
読み方 さぎをからすといいくるめる
意味 明らかに間違っているのに、強引に主張して押し通そうとするたとえ。真っ白な鷺を烏だと言い張るという意。「言いくるめる」は、相手を言葉で丸め込むという意。

クチナシの実

0222_5kutinasi 2022.2.22
「これなんだ?」「クチナシの実なのよ」
はぁ、クチナシの花は知っていいるつもりでしたが、実を見たことはなかったなぁ。
着色料としての用法も知ってはいましたが。
実の実物を知らなかった。情けないことでした。

文京区立 肥後細川庭園↓写真があります。
https://www.higo-hosokawa.jp/2018/01/19/%E3%81%8F%E3%81%A1%E3%81%AA%E3%81%97%E3%81%AE%E5%AE%9F/
くちなしの実
2018年1月19日

こんにちは、肥後細川庭園です。
十三重の塔の近くで、くちなしが橙色の実を付けていました。
実を付けるのは一重のくちなしです。
乾燥させた実は栗きんとんなど料理の着色料にも使われているので、おなじみの方も多いのではないでしょうか。
・・・

ホトケノザ

0221_12hotokenoza 2022.2.21
ホトケノザがどうも不調。線路沿いに行くと少し咲いている場所もありましたが、我が家前では咲かない。
庭にもホトケノザがあちこち顔を出しているのですが、咲かない。
去年はもうこのころには咲いていたはずなのですが。
寂しいな。

2022年3月10日 (木)

日の出が5時台に入りました

東京の今日の日の出は5:59。朝が明るくなってきましたね。
3/31の日の出は5:30。
朝が明るくなり、夕方が長く明るくなってきました。
春ですねぇ。

わたしプリンセスなんかじゃないもん

★3月8日が国際女性デーだったことは多分どなたもご存じのこと。
その起源は↓
(ThinkGender)退避する妻娘に花束を 戦時下の国際女性デー ウクライナ
(朝日新聞デジタル 2022年3月9日 5時00分)

 国際女性デーの8日、ウクライナ西部リビウの街角には、女性に日々の感謝の思いを伝えようと、朝から色とりどりの花を買い求める男性らの姿があった。
 ・・・
 国連が定める国際女性デーは、1908年に女性の労働条件の改善を訴えた米国でのストライキが発端だ。女性の働く権利や参政権を求める運動が欧州に広がった。第1次世界大戦中の17年には、ロシアで女性たちが反戦デモとストライキを決行。4日後にはロシア皇帝の退位へとつながった。そのような歴史もあり、旧ソ連圏では例年、女性に花を贈る男性が多い。

★9日の朝刊↓

(耕論)歴史の中の女性たち(朝日新聞デジタル 2022年3月9日 5時00分)

 ■昔話に残る、多様な女性 中脇初枝さん(作家)

 よく知られている日本の昔話の主人公は、なぜ男の子ばかりなのだろう? 女の子たちの魅力的な話がこんなにたくさんあるのに――。多くの昔話を読んだり、聞いたりし続けるうちに、私が抱くようになった違和感です。
 昔話の世界では、末っ子や継子、子どものいない老夫婦も主人公になり、社会で弱い存在とされる人たちが生き生きと描かれます。結末もさまざまで、悪いことをした人が幸せになったり、努力せずに巡り合わせで幸せになったりもします。血統や才覚、努力に優れた偉人の活躍がよしとされる歴史物語とは、異なる魅力があるのです。
 各地に残る昔話がこんなにも多様な理由の一つには、歴史上には名を残さなかった人々が、それも男女ともに昔話を語ってきたことがあるでしょう。語り継がれた長い時間の中には、多様な語り手と聞き手がいたのだと思います。
 ところが、現在、日本でよく知られている昔話は、「桃太郎」や「おむすびころりん」のように、男の子やおじいさんが主人公であるものが圧倒的に多い。女性が主人公の話が少ないだけでなく、描かれ方にも偏りを感じます。若くて美しくて控えめな女性が多く、年長で意志のある女性は悪い役となりがちです。けれども、伝承されてきた昔話はもっと豊かです。「したきりすずめ」でも、舌を切るのはおばあさんが定番ですが、おじいさんとして伝わっている地域もあるのです。
 なぜ現在の偏りが生じたのか。昔話の普及には出版された本と教科書の影響が大きいのですが、そこに関わる女性が少なかったことが考えられます。江戸時代末期の昔話の注釈書では、主人公は全て男性か動物。明治以降も出版や教科書作りは男性が主に担い、偏りのある状況は今もあまり変わっていません。
 ・・・
 私は、昔話というものは子どものころに出会う物語だからこそ大切だと思います。女性が登場しなかったり、登場してもその描かれ方が画一的だったりすれば、女性とはこういうものだと子どもは思ってしまうかもしれません。
・・・

これを読みまして思い出したのがNHKの「えいごであそぼ with Orton」の歌「I AM NOT A PRINCESS」です。
去年初めて聞いた時も、これはすごいと感動したのでした。

「昔話や、童話では、どうしてプリンセスはプリンスに助けてもらわなくちゃいけないの?」
「わたし、プリンセスなんかじゃないもん、プリンスなんていらないもん。」

この歌、小学校の音楽でやったらいいですね。英語学習と音楽と一緒に心の中に焼き付くでしょう、女子も男子も。
なんだかうれしくなりませんか。

英語の歌詞です。

「えいごであそぼ with Orton」
https://mamamemo.jp/ja/i-am-not-a-princess%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%a2%e3%83%a0%e3%83%8e%e3%83%83%e3%83%88%e3%82%a2%e3%83%97%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%82%b9/

I AM NOT A PRINCESS

In the old stories
And the fairy tales
Why does the princess
Need the prince to help?

I can make my own way
‘Cause I can do anything

I am not a princess
I don’t need a prince
I am strong and confident

I am not a princess
Don’t rescue me
I can do anything

I can find the treasure

On a big adventure
To a faraway place
I can sail a boat
Steady as she goes
All aboard! I know the way!

I am not a princess
I don’t need a prince
I am strong and confident
I am not a princess
Don’t rescue me
I can do anything

I can fight a monster
Even if it’s bigger
I am brave as can be!
I can ride a horse
I have the map, so follow me!

I am not a princess
I am strong and confident

I am not a princess
Don’t rescue me
I can do anything

桜桃 2月中

0221_5outou2 2022.2.21
まだ硬いつぼみがいっぱい。

0228_8outou1 2.28
先端が少し緩んできたような。
0228_8outou2
空は青空。青空を背景の花を見たいですね。

スズメ

0222_4suzume 2022.2.22
隣の駅の商店街で、妻の撮影。
あまりこういうアングルで見たことはないのですが、これスズメですよね。
最近、我が家付近ではほとんどスズメを見ることがない。
スズメ、ハト、カラスが普通だったのですが。
ハトはまだいる。カラスも時々上の方にいるけど、声をあまり聞かないな。
スズメは局地的に「絶滅危惧」です。
鳥たちの勢力分布が大きく変化しているらしいですね。

クサボケ

0221_3kusaboke 2022.2.21
つぼみが丸く膨らみ、色もきれいな赤。

0226_5kusaboke 2.26
葉も出てきたし、つぼみもいっぱいあるし。

0228_4kusaboke 2.28
もう咲くかな。
と思ったのですが。なかなか。寒いんでしょうね。

トリックアートと犬 + 猫の錯視

TBSのNスタ、午後7時直前の楽しい時間。
床に描かれたトリックアートに対する犬の反応。
0218_6trick1 2022.2.18
まるで深い穴になっているようですが、実は平面上の絵なんですね。
それを見つけて
0218_6trick2
どうなってるのかな、と探っているような感じ。
0218_6trick3
結局その絵の中に座ってしまった。

どういう感じだったんでしょうね。想像するに、視覚的には穴のように感じたのではないか。でも、顔を近づけてみると穴ではないような。戸惑いながら座ってみて確認した。
と。

違うかなぁ。
↓動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=sy5prj8yOoA
トリックアートに“吸い込まれる”犬【Nスタ】

犬も、トリックアートを目で見たときは、そこに窪みがあると見えたのだと思います。

★今、上で私は「視覚的には穴のように感じたのではないか」と書きました。
実は、猫での錯視、というのがほぼ確認されているのです。

カニッツァの三角形というのをご存知ですよね。
Kanizsa_triangle
こういうの。
存在しない輪郭線が見えてしまって、逆さまの三角形が見えます。

↓参考
視覚的補完の基本図形いろいろ
http://www.psy.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/kanizsa.gif
カニッツァ図形(Kanizsa's figure)・・・4つの黒い円の手前に白い正方形があるように見える。なお、カニッツァの原画は三角形であった。

で、ここでの三角形を四角形にします。カニッツアの四角形ということにになりますか。
Kanizsa_
パックマンみたいなのをこう配置すると四角形が見えます。

↓「カニッツァ 猫」で検索するとこういうのが見られます。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/05/post-96237.php
ネコは箱の中がお好き......それが「錯覚」であっても 
2021年5月7日(金)18時00分

・・・
「正方形のように見える」スペースにも入ります

それでは、欠けた黒い円を四隅に配置することで正方形のように見える「カニッツァの正方形」でも、ネコはこれを正方形と知覚し、その中に入るだろうか。
・・・
「カニッツァの正方形」に反応したのは7回で、8回であった正方形とほぼ変わらず、わずか1回にとどまった対照の図形よりも明らかに多かった。
・・・

というわけで、猫も人と同様の錯視を見るらしい。
猫が分断された獲物を見て、獲物と認識できなければ狩りが成立しないでしょうしね。
人が木立で分断されたトラを見てトラと認識できなければやられちゃうかもしれないし。

生きる上で必要なんですよ。見たものを常識で補間するということは。

「そうとしかみえない」についての記事でも書きましたが、私たちが「見た」と認識するのは脳が再構成したものです。網膜に写った画像そのものではありません。

クロッカス

0216_9croccus2 2022.2.16
明るい濃い目の黄色い花。本当に周囲が明るくなるようなんですよ。

0217_2croccus 2.17
順番待ち、かな。

0219_2croccus 2.19
まだ花の茎も出てないけど、咲くんだ、といっていますね。
待ってるよ、焦らなくていいよ。

去年までは紫の花のがあったんですよ。
↓ここでの写真は2/25のものです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-2dc00c.html
2021年3月11日 (木) クロッカス

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-92c009.html
2021年3月15日 (月) クロッカス
{ここでの写真は2/27の紫の花}

2色あって、対比がきれいだったんだけどな。
また、家の外だけでなく、門内のカエデの根元にもあったのですが。
消えちゃったな。ちゃんとお世話してあげてないからでしょうね。

2022年3月 9日 (水)

ジャノメエリカ

0218_4janomeerika1 2022.2.18
近所のマンションの植え込みです。
車でスーパーに行った帰りに、ここのジャノメエリカ咲いたかどうか見ていて、と妻に頼んで徐行して走りました。
いっぱい咲いている、とのことだったので、昼の散歩で行ってみました。
0218_4janomeerika2
私共にとってはジャノメエリカという花を知ったのはここが初めてでした。
建物の間を吹き抜ける風が冷たくきつい場所でして、植物にとって楽な場所ではないけれど、毎年楽しませてもらっています。

Wikiを見たら
目 : ツツジ目 Ericales
科 : ツツジ科 Ericaceae
属 : エリカ属 Erica
種 : ジャノメエリカ E. canaliculata

植物の分類はよくわかりません。ツツジ目ツツジ科ですって。ふ~ん、そうなのか。
(昆虫なら少なくとも目のレベルではほぼ確実にわかるんですけどね。)

ポピー

0216_5poppy 2022.2.16
これはポピーだろう、と思います。
つぼみが立ってくれば確実になるのですが、葉を見ての判断です。
↓このページに、ポピー(ナガミヒナゲシ)のロゼット状態の写真があります。見比べてください。
https://www.city.kumagaya.lg.jp/about/soshiki/kankyo/kankyoseisaku/yaseigairaitomiyo/nagamihinagesi.html
ナガミヒナゲシについて

オニノゲシ(かな?)

これも妻の撮影。
0216_2kikuka1 2022.2.16
ファイルネームが「キク科」となっています。寒いこの時期に、これは何の花だろう、というとまどいです。
0216_2kikuka2
オニノゲシですかねぇ。
0216_2kikuka3
もう実もできていたそうです。ということは以前から咲いていたんですね。
よくわからない。暫定的にオニノゲシとしました。どんなものでしょうか。お伺いを立てます。

カラスノエンドウ

今年はまだカラスノエンドウは本格的には咲いていません。
買い物帰りの妻が撮ってきました。
0216_1karasunoendou1 2022.2.16
左下に花があります。
花弁に虫がいるのですが。そして右上に何やら黒い塊。これアブラムシの集団です。
寒い時期、他の昆虫をほとんど見ない時期に、カラスノエンドウが咲けばアブラムシが集まってくる。
すごいものですねぇ。感心してしまう。
0216_1karasunoendou2
たくさん咲いている場所もあるらしいのですが、我が家の前あたりの雑草園ではまだだなぁ。

フナ

0211_6huna 2022.2.11
スイレンをもらった時に、根に卵がついていたのだと思います。
スイレンの鉢を見ていたら、かわいい魚が泳いでいる。あらま。
すくいあげて室内の水槽に移してずっと一緒に生活してきました。
もうずいぶんになるので年老いてきて、昨年の終わりごろからは活動が不活発になり、ぼんやり浮いていたり、傾いたような姿勢でじっとしていたり。この冬は越せないかもね、と見ていました。(はっきりとは覚えていませんがもう7,8年にはなるでしょう)
そうしたら、2月4日の立春の日あたりからかなり動きが活発になり、元気そうな姿が見られるようになりました。
居間ですから、夜中は10℃位まで下がりますが、日中は18~20℃くらい。
ずっと同じように年を越し、1月も過ぎて、2/4から姿を見せるようになった。
寒い2月でした。でも出てきた。
妻、笑って曰く「立春だ、って知ってるのね」。
以来、2月を元気に過ごし、3月に入っても元気でいます。
不思議なものだなぁ。

2022年3月 8日 (火)

キヌサヤの花

0211_3kinusaya1 2022.2.11
ベランダで栽培しているキヌサヤ。最初の花です。
0211_3kinusaya2
雨に濡れてしまっていますが、可憐な花です。

0221_10kinusaya 2.21
本格的な姿。
実が生ればもちろん食べますが、花がいいんですよ。これはマメ科ですが。
アオイ科のオクラもそうですよね。食べればおいしいけど、花がまたいいんだな。
眼も舌も楽しんでいます。

「五一三六」「公開空地」

これは、beのパズルを解いていたら、結果的に、できてしまった、四字熟語。

★「五一三六」って、そもそも読めますか?「ごいちさんろく」ではないのです。
読めなければ辞書も引けない。読めないままに「五一三六」のまま検索したらわかりました。
ここでは読みがわかってから引いた広辞苑を引用します。

ぐいち‐さぶろく【五一三六】
「五一」も「三六」も、ばくちでねうちのない数。転じて、優劣のないこと。

ぐ‐いち【五一】
①ばくちで、采の目の5と1とが出ること。
②(さいころの5と1は上下になっていないところから)たがいちがいになっていること。ちぐはぐであること。浄瑠璃、菅原伝授手習鑑「上下の歯先揃ふは悪し。―に生えたが歯違はちがうの歯の見所」
広辞苑第六版より引用

なんとなぁ、「ぐいち」ですって。
素人が想像を逞しくするに、「いけぶくろ」を「ぶくろ」といってしまうように、「くいちがう」から派生したんじゃないでしょうかね。

サイコロの目は表裏足して7になります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-d3a2.html
2012年11月29日 (木) 鏡の話:9:余話6
{サイコロに雌雄がある話です}

★「公開空地」
これもなあ、なんだかわかったようなわからないような。
「こうかいあきち」で調べても出てこない。
よく調べたら、この言葉は「堅気」のものでした。

こうかい‐くうち【公開空地】
民有地内の空地のうち、歩行者の自由な通行や利用が可能な公開性のあるもの。総合設計制度の適用により、その面積に応じて容積率の割増がある。
広辞苑第六版より引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AC%E9%96%8B%E7%A9%BA%E5%9C%B0

公開空地(こうかいくうち)とは、オープンスペースの一種。1971年に創設された総合設計制度に基づいて設置され、開発プロジェクトの対象敷地に設けられた空地のうち、一般に開放され自由に通行または利用できる区域のことを言う[1]。
有効容積に応じて、容積率割増や高さ制限を特定行政庁が緩和する。

↓国分寺市のHP
https://www.city.kokubunji.tokyo.jp/faq/kurashi/1005242/1005312/1020046.html

公開空地とは何ですか。敷地内に空地を設ければよいのですか。

回答:公開空地とは、国分寺市まちづくり条例別表第3の6の項で定めるもので、歩行者が自由に通行できる歩道状の空間のことを指し、開発区域面積1,000平方メートル以上の開発事業の場合(一戸建ての建築を目的とした開発事業を除く)、敷地面積の3%以上の公開空地を道路に面して帯状に確保する必要があります。なお、公開空地は道路ではありませんので敷地の一部となります。

いろんな言葉があるものです。知らなんだ。

月の名前の異称

土曜「be」の「シークワーズ」というパズルなのですが。
ひらがなが縦横に並んだ盤面がありまして
Seekwords1
こういうルール。
パズル自体はここではどうでもよくって。
月の名前の異称というのに参ったんですね。
Seekwords2

↓コピーが禁止されているサイトですが、詳しいです。
https://jpnculture.net/inreki-meisyou/

↓ここも詳しい。
http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0135.htm
月の名前(暦月の別名・異称)

知らないことのみ多かりき。まいりました。
「凛々しくも梅つさつきに歩み立ち」

だまっこ

朝日新聞の土曜日別刷り「be」を読んでいて。

(be between 読者とつくる)鍋料理、食べていますか?
2022年2月19日 3時30分

 栃木の女性(47)は母親が秋田出身。「家庭ではきりたんぽより『だまっこ』が一般的で、あきたこまちの新米をすり鉢でついて団子状にし、セリとゴボウと比内地鶏と煮る。翌日、崩れて味が染みたのが最高」と“通”な食べ方を指南する。

こういう記述がありまして、懐かしかったな。だまっこ、だまこ餅。
炊き立てのご飯をすり鉢でついて「半殺し」にします。(潰しきらずに、米の粒々を残すことです)。
大人がしゃもじですくって箸で適当な量を子らに渡すと、子らは掌で団子を作る。べたつかないように塩水で掌を濡らしながら作業する。
竹串に巻きつけて火であぶって焦がせばきりたんぽになりますが、そうではなく、団子のまま。
鍋がうまい。そして翌朝がまたもう最高!
採れたて新米で作るのも最高!ほんのり草っぽい香りがするような新米は、おかずなしでいくらでも食える。それをだまこ餅にしたらもう、何も言うことなし。なのでした。

↓過去記事です
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-2dfa.html
2019年2月20日 (水) ダマコもち 半殺し

黄砂が確認されました

高松で黄砂を観測 全国の気象台で今年初
3/5(土) 9:50配信 tenki.jp

・・・
 黄砂現象とは、東アジアの砂漠域(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯から強風により吹き上げられた多量の砂じん(砂やちり)が、上空の風によって運ばれ、浮遊しつつ降下する現象を指します。日本における黄砂現象は、春に観測されることが多く、時には空が黄褐色に煙ることがあります。
 去年、全国で黄砂が最初に観測されたのは、1月14日の広島でした。
 ・・・

東京新聞

関東地方で春一番 南風強まり気温上昇 各地で4月の陽気に
2022年3月5日 19時56分
 ・・・
 一方、高松市や広島市、福岡市など西日本では、細かい砂粒が中国大陸から上空の西風に乗って飛来する黄砂を、今年初めて観測した。黄砂はこの時期に多いことから「春の使者」とも呼ばれる。

2022_0305_1230himawari_ 2022.3.5 12:30
気象衛星「ひまわり」の画像です。揚子江(長江)河口あたりから海へ茶色い煙のようなものが流れていますが、これが黄砂です。
本格的に飛来するようになると、洗濯物の外干しに注意する必要があるかもしれません。
また屋外の車にうっすらと茶色い汚れが乗るかもしれません。砂ですから硬い、うっかりこすると車の塗装に細かい傷がつきます。羽ハタキで払って、洗車してください。

2022年3月 7日 (月)

そうとしか見えない

NHKのEテレ「0655」から。
0211_1soutosika2
読めますか?これ。
0211_1soutosika1
隠すと読めるんですね。
文字が隠されている、と感じると、隠されている部分を脳が補完・補間している。
隠れた部分がつながっていると仮定して視覚像を構成しなおしているんですね。
0211_1soutosika3
顔のような感じがしますよね
0211_1soutosika4
「0655」が現れました。
0211_1soutosika5
ホースはつながっているとみるのが普通。
0211_1soutosika6
実はこういう写真だったりして。
0211_1soutosika7
もうぐっちゃぐちゃ。
0211_1soutosika8
そうとしかみえませんね。

私たちはふだん自分の目で見たものを確かにそこにあるものとして考えています。
「百聞は一見に如かず」ですよね。自分はこの目で見たのだから確かなのだ、と考えます。
事件で「目撃」ということが大事なのも、その前提に立っています。
目撃者はその人の目で実際に見たのだから確かなことなのだ、とされます。
これがね、意外とそうではない。
運転席の人と、助手席の人が、一つの事件を一緒に目撃した。
ところがその二人の目撃証言が一致しない、というようなことは実際にあるのです。

目で見る、ということは網膜に写った像をそのまま認識していると考えがちですが、実はそうではない。
脳が再構成して、脳にとって合理的であるように補完・補間したものを、「見た」と思っているのです。
そういう視点で、自分の「視生活」を見直してみてください。

ほ‐かん【補完】‥クワン
足りないところをおぎなって完全にすること。

ほ‐かん【補間】
前後のデータを参照し、その中間の値を演算から推測して補うこと。
広辞苑第六版より引用

↓ちょっと古いんですけど、衝撃的な本です。私はショックを受けました。
錯覚の科学
  クリストファー・チャプリス&ダニエル・シモンズ 著
  木村博江 訳
文春文庫 S 14 1  2014年8月10日 第1刷

ムラサキカタバミ

0209_5murasakikatabami 2022.2.9
ムラサキカタバミ、がんばります。
いわゆる雑草の花がほとんど見られないのに、ムラサキカタバミは咲き続ける。

0226_6murasakikatabami 2.26
ちょっと頑張りすぎたかな、脱色しちゃってます。
ありがとうね、種子も作れたかな。
その後も咲き継いでいますよ。

羽田でのごく局所的な春一番

3/2の朝、ラジオで伊藤みゆきさんが、羽田で春一番のような風が吹いた、と話していたと妻が教えてくれました。

↓3/1夜にアップされた伊藤さんのブログから一部引用
https://ameblo.jp/ito-miyuki/entry-12729557389.html?frm_src=thumb_module
2022-03-01 20:22:05

都内でも羽田空港と江戸川臨海(葛西)は15時過ぎに10メートル超。
でも北の丸公園は6メートルでした。

春一番の条件はというと、関東では

立春から春分までの間で
1.日本海に低気圧がある
2.東京で平均風速8メートル以上
3.南寄り(西南西~東南東)の風
4.前日よりも気温が上がる

こうなんですね。

↓そうか、実際に羽田でどうだったんだろうと気象庁のHPで調べたら

羽田(ハネダ:東京国際空港)
日時 気温 風向 風速
15:00 16.3 南西 13.1

2022_0301_hanedahuusoku 風速
短い時間ですが南から南西の風で13m/sのピークが出ています。

2022_0301_hanedakion 気温
その時間帯に気温がぐんと上がってピークをなしています。

20220301080930_0_z__c_010000_20220301060 天気図
日本海を低気圧が通り過ぎていったようです。

15:00に16.3℃で南西の風13.1m/s ですから短い時間ですが、局所的には春一番の条件にほぼあってますね。
都心まではこの変化が届かなくって、東京の春一番とはなりませんでしたけど。

↓参考
https://hp.otenki.com/403/

春一番の由来
昔、1859年2月13日に長崎県壱岐郡郷ノ浦町の漁師が出漁中に、強風によって転覆し、53人の死者を出してと言われています。このため、「春一番」は春の訪れを感じさせてくれる響きではあるものの、急発達する低気圧をお知らせする防災上非常に重要な表現として言い伝えられています。
当時、漁師の間で「春一」と呼ばれていたものを「春一番」と呼ぶようになったそうです。

文字通り春の到来を告げる優しい風のように感じますが、海上は大シケで海難事故が発生し、空のダイヤも乱れ警戒を要する風でもあります。
春一番が吹くと季節外れの暖かさとなりますが、低気圧の通過後は冬型の気圧配置となり、日本海側では雪や雨、各地の気温もその時期らしい寒さに戻り、日ごとの気温差が大きくなります。

↓こんな話もあるんです。
http://www.worldfolksong.com/songbook/japan/haruichiban.html
世界の民謡・童謡>日本のうた
春一番 キャンディーズ

「もうすぐ春ですね」のサビが印象的な『春一番』(はるいちばん)は、1970年代に活躍した女性3人組アイドルグループ、キャンディーズのシングル曲。
1975年発売のアルバム「年下の男の子」からシングルカットされ、1976年3月に発売された。作詞・作曲:穂口雄右(ほぐち ゆうすけ/1948-)。
・・・
気象庁を動かしたキャンデーズ「春一番」
 気象予報士の饒村曜(にょうむら よう)によれば、気象庁が「春一番」を定義し、それを発表するようになったのは、キャンディーズ『春一番』のヒットが大きな要因となっているという。

    気象庁には「春一番」の問い合わせが殺到するようになり、気象庁は春一番の定義を決め、昭和26年(1951年)まで遡って春一番が吹いた日を特定し、平年値を作り、「春一番の情報」を発表せざるをえなくなっています。
    というより、春一番という言葉が浸透したことを利用し、防災情報の充実をはかっています。ヒット曲が気象庁の業務を変えたのです。
 <引用:ヤフーニュース 2019年2月2日の記事 饒村曜「キャンデーズがきっかけ 気象庁の『春一番』の情報」より>

 「春一番」という言葉自体は江戸時代から存在しているので、それを現代の気象予報と結び付けたのがキャンディーズ『春一番』というわけだ。
 キャンディーズ『春一番』がヒットしなければ、気象予報で「春一番」が発表されることもなかったということだろうか。非常に興味深い。

キャンディーズ 恐るべし。畏るべし。

3月5日関東で春一番が吹きました

関東で春一番 気象庁(朝日新聞デジタル 2022年3月6日)

 気象庁は5日、関東で春の訪れを告げる「春一番」が吹いたと発表した。観測史上最も早かった昨年と比べて29日遅い。この日午後2時までの東京都心の最高気温は4月上旬並みの17.9度まで上がり、春の陽気となった。
 春一番は、冬から春へと移る季節に初めて吹く、暖かい南寄りの強い風。立春から春分までに最大風速で8メートル以上の南風を東京都心で観測するなどの条件を満たせば、発表される。都心では午後2時までに最大風速で8.0メートルを観測。最大瞬間風速では、都心13.9メートル▽千葉市15.4メートル▽横浜市14.2メートルを記録した。・・・

気象庁のHPで昨日のデータを見たら
16:30に南南西の風14.6m/sを記録していました。

で、去年のことも気になって調べたら

↓去年の新聞記事から
関東で史上最も早い春一番 気象庁が観測(朝日新聞デジタル 2021年2月4日 14時46分)

 気象庁は4日、関東で春一番が吹いたと発表した。1951年の観測開始以降、最も早い春一番となった。これまでの記録は1988年の2月5日だった。4日午後1時までに観測された最大風速は、東京都心15・2メートル、千葉市11・4メートル、横浜市11・6メートル。
 ・・・

この日の最高気温は12.6℃でして、今年ほど暖かいという感じではなかったようでした。
今年の立春は2/4でしたが、去年2021年の立春は2/3だったんです。
「立春から春分までの間」という条件があるわけですが、その立春の翌日に春一番が吹いた。
これはもう、ぎりぎりですね。すごかったんだ。

ついでに、余分なことを一つ
2021年の2月は、最高気温が10℃未満だったのは2/9の9.6℃の1日のみでした。暖かかったんですね。
2022年の2月はというと、最高気温が10℃未満の日数は13日もありました。月の約半分が10℃未満。2/13の最高気温なんか5.0℃ですもんね。今年は寒かった。実感です。

2月の気温など

2022_02kion 2022年 気温
今年の気温はなんだかジグザグはしていますが「水平」なグラフっぽいですね。
最高気温は10℃あたりを挟んで上下している。最低気温は1℃あたりで上下している。ようにみえます。

2021_1kion_20220306153401 2021年 気温
比較してみてください。
21年の方は右肩上がりですね。今年22年はやはり平っぽいな。
平均を計算してみました
    最高気温 最低気温 湿度
2021.1  10.3  1.3   46.4
2021.2  14.0  3.3   38.9

   最高気温 最低気温 湿度
2022.1  9.4  1.1   41.7
2022.2  10.5  1.1   42.1

やっぱりな。去年は1月から2月へ、最高気温は4℃近く上がり、最低気温は2℃上がってます。
今年は、最高気温は1℃しか上がってなくて、約10℃だった、といってもいい。
最低気温は1,2月が同じでした。

体感的には今年の2月は寒かった。植物たちの芽生えや開花が去年より遅れていると感じています。虫もなかなか出てこないし。

2022_02heinensa 2022年 平年差
平年より低い期間が長かった。2月は月の初めと終わりでちょっと上がりましたが、後はずっと平年以下。
2021_1heinensa_20220306153801 2021年 平年差
2月の右肩上がりがくっきり。

2022_02situdo 2022年 湿度
2021_1situdo_20220306153901 2021年 湿度
湿度については、今年はやや湿っぽかったといえるようです。
これからどうなっていくのかな。

↓時事通信の記事から
東、西日本は4年ぶり「寒冬」 北日本日本海側、降雪1割増 気象庁(3/1(火) 18:38配信)時事通信
気象庁

 気象庁は1日、冬(昨年12月~今年2月)の天候まとめを発表した。

 平均気温は東、西日本がいずれも平年を0.5度下回り、4年ぶりに暖冬の反対の「寒冬」となった。昨年12月下旬以降に強い寒気の影響を受けたためで、特に2月は東日本が平年を1.0度、西日本が1.4度も下回った。
 ・・・

↓ご本家の資料です。
http://www.jma.go.jp/jma/press/2203/01b/tenko221202.html
気象庁
ホーム > 各種申請・ご案内 > 報道発表資料 > 令和4年報道発表資料 > 冬(12~2月)の天候

冬(12~2月)の天候
報道発表日 令和4年3月1日
概要
 2022年(令和4年)冬(12~2月)の日本の天候は、冬の平均気温は東・西日本で低くなりました。北日本日本海側の冬の降水量はかなり多く、降雪量は多く、西日本の冬の降水量はかなり少なくなりました。冬の日照時間は北・西日本と東日本太平洋側で多く、沖縄・奄美で少なくなりました。

本文
2022年(令和4年)冬(12~2月)の天候の特徴は以下のとおりです。
冬の平均気温は東・西日本で低くなりました
東・西日本では12月下旬以降に強い寒気の影響を受けたため、気温が低くなりました。

ここから、詳細な資料へのリンクもありますので、関心がおありの方は辿ってお読みください

2022年3月 6日 (日)

(号外)花粉光環を見ました

昼の散歩で、このごろいつも電柱の影などの中から太陽を見て、花粉光環が出ていないかな、と見ていました。
気持ち、心なしか、太陽を囲む虹っぽいものが見えてるんじゃないか、と思うこともありましたが、なかなか完全には断定できるものはなかった。

今日の昼の散歩。出ましたよ。花粉光環が。
0306_4kahunkoukan1 2022.3.6
電柱の影の中から。ちょっと不鮮明。でも虹色が見えます。
0306_4kahunkoukan2
建物の屋根の影から。これなら自信をもって「花粉光環が見えました」と言えますね。
花粉症の方には悪い報せかもしれません。でも主観的には美しい。
今後もうまく撮れたらご報告します。

虹のような「屈折」による現象ではありません。光の波が微粒子の影の側に回り込む「回折」による現象です。
波長によってどのくらい回り込むかが異なるので、色がわかれるのですね。

↓すごい写真があります。
https://weathernews.jp/s/topics/202203/060115/
2022/03/06 10:51 ウェザーニュース
「花粉光環も出現 午後も対策は必須」

 

↓過去記事。リンクをたどっていただけるといろんな写真が見られます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-6b1b.html
2019年3月27日 (水) 花粉光環
{写真は3/9のもの}

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-3a49.html
2019年3月 8日 (金) 花粉光環
{写真も3/8}

↓珍しい月による花粉光環です。写真有り。2018年3月の記事
http://wapichan.cocolog-nifty.com/blog/2018/03/32-88e0.html#_ga=2.201152942.185864139.1646546602-613005477.1646546602

わぴちゃんのメモ帳

3月2日、花粉による月光環

3月2日19時頃、花粉による月光環を
確認することができました。

2022年3月 4日 (金)

パンジー

0208_4pansy 2022.2.8
渋いオッサンです。
パンジーが「顔」っぽいのは常識ですが、ここまでオッサン顔になるとは、面白いなぁ、渋いなぁ、と一枚。
この顔つきで「物思いにふける」というと、何を考えているのかな。
コロナ禍かな、世界情勢かな。

https://gogen-yurai.jp/pansy/

パンジーの語源・由来
 パンジーは、英語「pansy」からの外来語で、「思い」「考え」を意味するフランス語「pensee(パンセ)」に由来する。
「思い」や「考え」に由来するのは、パンジーが頭をたれて物思いにふける人の顔のように見えるところからである。

サザンカ

0208_2sazanka 2022.2.8
妻が撮ってきたのですが、これサザンカじゃないかって。
なんだかものすごいですね。
検索すると数は少ないですがこういうサザンカもあるらしい。
今回初めて知りました。

(ほぼ)三日月

0204_5moon1741_1 2022.2.4
2/1が旧暦1/1でした。で、2/4の正午の月齢2.9でした。
上の写真は、17:41の撮影ですが、17時の月齢が3.1。
まあ、「ほぼ三日月」でいいですよね。
↓ちょっといたずら。
0204_5moon1741_2
「ほぼ三日月」を左右反転させてみました。それが右の画像。
「鏡三日月」かな。「マイナス三日の月」でもいいか。「27日月」の感じになりましたでしょうか。

0226_1moon0645 2.26
朝6時45分頃の撮影。この日の正午の月齢が24.9です。
傾き具合は時刻のせいですが、欠け具合は反転した三日月位に見えるでしょうか。無理かな。
明るくなってしまうと見えなくなるので、撮影できる時間も限定されます。
素人写真ではなかなかむずかしい。

ところで、三日月の後というと上弦ですか。
0209_8moon 2.9
前日2/8が正式の上弦でしたから、またしても「ほぼ上弦」ですね。

0216_14mangetu 2.16
2/17が望。
0218_1moon0641 2.18
みんな「ほぼ」ですね。

0223_1moon0609 2.23
ハイ。「ほぼ下弦」です。
正しくは2/24が下弦でした。


↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-894c.html
2016年1月 8日 (金) 鏡三日月

↓やはり詳しい人は説明も上手ですね。
https://kitakaruizawa.net/rika/2014_0923-096-27nichituki.pdf
「日々の理科・田中」(第 96 号) 2014 (H26),-9,23

「二十七日月を待つ」
新月の日をはさんで、三日月形の月が2回見られます。新月からおよそ3日後に見えるのが三日月(みかづき)、新月からおよそ3日前が二十七日月(にじゅうしちにちづき)です。いずれも見かけの位置が太陽に近いので、真夜中には見えません。三日月は夕方の西の空に見えて、太陽を追いかけるように沈んでいきます。帰宅の時間帯なので、三日月は目にする機会が多いでしょう。その三日月も、太陽を追いかけるように日没後3~4時間で沈んでしまいます。
二十七日月は、何もかも三日月と逆です。事実「逆三日月」とか「逆さ三日月」なんていう呼ばれ方もします。二十七日月は、明け方の東の空に見えます。太陽よりも数時間早く昇って来るのですが、日の出とともに太陽に追いかけられるように消えてしまいます。実際は「消えた」わけではありません。月面を平面と仮定すると、二十七日月は、満月の 5~6%しか光っている面積がないので、太陽光に勝てないのです。光っている場所も三日月とは逆です。太陽のある側が光っていることは同じなのですが、三日月は右下、二十七日月は左下が光っています。ウサギのお尻側が光っていることになります。

ジンチョウゲ

0204_1jintyouge 2022.2.4
つぼみはいっぱいあるんです。

0215_3jintyouge 2.15
ずいぶん膨らんだのですが、まだ。

0222_12jintyouge 2.22
真正面から見たら「七弁の花」みたいに見えました。
結局、2月中には咲かなかった。寒かったんでしょうね、きっと。

ビヨウヤナギ

0203_13biyouyanagi 2022.2.3
ビヨウヤナギが新しい葉を立て始めましたよ。
赤ちゃんをくるんでいたおくるみが開いたような感じ。

0223_6biyouyanagi 2.23
わ~い、といって立ち上がる。
花はまだ先ですが、幼い葉がどんどん立つのを見ていると、なんだか元気が出てきます。

2022年3月 3日 (木)

「うれしいひなまつり」リンク集

今日は雛祭。サトウハチローさんの「うれしいひなまつり」は有名で、朝からラジオで流れていましたが。
いろいろと話題の多い歌でして、いろいろ間違いもあるようです。

 岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さん(74)はハチローの次男です。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話してくれました。

検索すると、この事実はかなり知られているようですので、今年、今更、また書く必要もないですね。
で、いくつかのサイトと、自分の過去記事にリンクしますので、ま、よかったらお読みください。

https://proto-ex.com/column/617.html
「うれしいひなまつり」サトウハチローさん。あぁ、勘違い。

https://www.mataro.co.jp/column/%E4%BB%8A%E3%81%A7%E3%82%82%E6%AD%8C%E3%81%84%E7%B6%99%E3%81%8C%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E7%AB%A5%E8%AC%A1%E3%80%8C%E3%81%86%E3%82%8C%E3%81%97%E3%81%84%E3%81%B2%E3%81%AA%E3%81%BE%E3%81%A4
真多呂人形のコラム
今でも歌い継がれている童謡「うれしいひなまつり」には間違いが?

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-31aef4.html
2021年3月 3日 (水) うれしいひなまつり

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-4118.html
2012年3月 5日 (月) うれしいひなまつり

   ★別件:「いわせてもらお」という面白話コーナーが青兵衛にあります。
   3日の記事のひとつ。
   
   勤め先の老人ホームにひな人形が飾られた。ひな壇に名前の分からない人形があったので、「これ何ですか?」と入所者   の女性に訪ねると、「下っ端」との答え。「?」。後で調べたら「右大臣、左大臣」だった。

ナルホド。私共「しもじも」の者からみれば、いろいろ偉さに差があるようですが、内裏雛から見れば、みんな下っ端なんだなぁ。恐るべき真実を教える正しい答えですね。ナットク。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-e96f.html
2011年3月 1日 (火) 内裏雛

 

君のひとみは10000ボルト

(はてなTV)「君のひとみは…」なぜ?(朝日新聞デジタル 2022年2月15日)

 Q:創業150周年の資生堂のCMで、「君のひとみは10000ボルト」が流れています。なぜこの曲を選んだのですか。 A:前田美波里さん、石田ゆり子さん、長澤まさみさん、安藤サクラさんなど、そうそうたる女優陣が出演する映像。資生堂
 150年の歩みと未来に向けた美の可能性を、各時代のCMへのオマージュで表現しています。
 広報部によると、元の楽曲は1978年の「ベネフィーク グレイシィ」のキャンペーンソングで、堀内孝雄さんが歌った大ヒット曲です。担当者は選曲の決め手を「いまの時代を生きるどの世代の方が聴いても、明るく前向きに進んでいこう、と思わせてくれると感じたから」と説明します。
 ・・・

この歌には思い出がありましてね。
歌詞に「君のひとみは10000ボルト 地上に降りた最後の天使」という部分があるのです。

当時は工業高校で化学・物理を教えていたのですが。この工業高校には機械科・電気科・電子科がありまして。
電気科でも授業やってたな。

   10000ボルトかよ
   やっぱりなぁ、地上に降りた最後の天使ともなると、ずいぶんパワー不足だよなぁ

などと言って笑ったのでした。
作詞者は、ものすごく高い電圧というつもりで「一万ボルト」にしたんでしょうけれど。

↓送電について
https://www.tepco.co.jp/pg/electricity-supply/operation/line.html

送電線とは
 送電線は、発電所と変電所、あるいは変電所どうしの間を結んで、大量の電気を高電圧でムダなく効率よく送る、重要な役割を果たしています。
 現在、当社には主に6万6,000Vから50万Vまでの送電設備があります。このうち、27万5,000Vと50万Vの超高圧設備は、発電所からの長距離大容量送電に使用します。超高圧設備で送電された電気は、消費地に近づくにつれて15万4,000V、6万6,000Vと電圧を落としていき、配電用変電所で、電柱にかかっている電線で使用される電圧の6,600Vまで下げてから、お客さまのもとへお届けしています。

発電所から遠くへ送電するには、電圧が高い方が電力損失が少ないので、50万Vなどという高電圧を使います。
電柱にトランスが乗ってますね、あそこまでは6600Vであそこで100Vに下げて家庭で使う。
工業高校の電気科ですからね、電気工事士とか電気主任技術者とかいう資格に挑戦することもあるわけで。
万の位の電圧にも接するわけですよ。
ですから「1万V」くらいじゃ、パワーが小さいな、なんですね。

更に、普通科の物理教師としては、電気の授業で静電気を扱う。
ごく大雑把にいって、空気中で1cmの火花が飛んだら、約1万V、と考えていいんです。
物理実験室で、ウィムズハースト式誘導起電機とか、ヴァンデグラフ起電機とかで静電気を起こし、10cmやそこらの火花を飛ばす。10万ボルトですよ。電流は小さいですから、体に放電しちゃうと痛いけどやけどとかはしません。イテッだけです。
ライデン瓶に蓄電して火花飛ばすとか、色々やりましたね。
下敷きで髪の毛こすっても火花は小さいけれどあれで1万V位は出てるんですよ。

とまぁ、そんなこんなで
「君のひとみは10000ボルト 地上に降りた最後の天使」がヒットしても
「地上に降りた最後の天使ともなると、ずいぶんパワー不足だよなぁ」になってしまうのでした。
その天使さんに1cmまで接近すると、火花を受けるかもしれませんね。

★ちなみに、雷の電圧は1億Vにも達する、といいます。

教えてください

わかんないんです、夫婦二人とも。
0203_9humei1 2022.2.3
わぁ、なんだろう?赤いなぁ、としか形容できない。
0203_9humei2
つぼみだと思うんですけど。

これ何ですか?どうぞ教えてください。

ウメ

0203_6ume1 2022.2.3
紅梅
0203_6ume2
白梅

花盛りですね。週一回、車で買い物に出ますが、走らせていると、結構あちこちで花満開の木を見かけます。
そんなウメの下で保育園児がお散歩で遊んでいたりすると、ほっこりして、いい心地。
天気がいいと保育園のお散歩ができるようになってきました。
春だなぁ。

アセビ

0203_5asebi1 2022.2.3
妻の撮影です。
これはつぼみでしょうかね。
0203_5asebi2
で、こっちは実じゃないのか。
時期がこういう風にダブっていいのかな。よく知りません。

↓趣味の園芸によりますと
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-882
開花期は「2月下旬~4月上旬」だそうです。
結実期はよくわかりませんが秋らしい。
それがずっと落ちずに残っていたということなのでしょうね。
花はよく知っていますが、その前後を知らない。植物の全体像を理解していないということですね。

女房詞

昨日、ものすごい漢字の話を書きました。
同じ日の、同じ佐佐木幸綱選で、こういう歌も掲載されていました↓

朝日歌壇 2022/2/27
 (にら)摘めば「ふたもじ」と呼びし父想ふ女房詞(ことば)は今やまぼろし:(千葉市)篠崎秀次
評:女房言葉は御所などに仕えた女官の用語

ちょっとわからないところがあるのですが
「ふたもじ」という女房詞が、今やまぼろしになってしまった、ということですよね。
女房詞そのものがまぼろしになったというのではなくて。

たしかに「ひともじ」とか「ふたもじ」なんていう女房詞を知っている人はもう少ないでしょう。
でも誰でも「しゃもじ」「おなか」は知ってますよね。これも女房詞なのです。
「ひともじ」は「ねぎ」、「ふたもじ」が「にら」です。

↓代表的な女房詞が載っています、どのくらい知っているか、読んでみてください。
「お」がつく言葉なんか完全に現役の言葉です。
https://www.web-nihongo.com/j_manner/jm_p042/
第42回 身近な「女房詞<ことば>」

↓いろいろあるんです。意識していない女房詞って。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A5%B3%E6%88%BF%E8%A8%80%E8%91%89
女房言葉

2022年3月 2日 (水)

ツワブキ 実

0203_3tuwabuki 2022.2.3
妻の撮影。これ何だい?ツワブキの実よ。え~、そうなんだ!
昨日、フキノトウの話を書いたとき、ツワブキにも触れましたが、ツワブキの花はよく知っているつもりです。
でも、実を知らなかったな。

↓実の写真のページです。
https://www.hana300.com/tuwabu6.html
石蕗 (つわぶき)

このページの下の方の「石蕗(つわぶき)」本文へ というところをクリックすると本文が読めます。

花はいかにもキク科ですよね。
ユリオプスデージーというのを以前に育てましたが、花は似ている。
実はタンポポに似ているんですね。
いや、いいものを見た。知識が広がったぞ、楽しいな。

ツバキ

0203_2tubaki 2022.2.3
妻の撮影。紅白で、大柄で。こってり豪華ですね。
妻は開店直後の買い物客の比較的少ない時間を狙ってスーパーへ行きます。
で、たいてい帰りがけに何か撮影してきます。
家の周りだけでは写真ネタがなくなりそうな今の時期、大助かりなのです。

ツマグロヒョウモン幼虫

0202_8tumagurohyoumon 2022.2.2
妻が見つけてきました。幼虫の状態で越冬するのはいいんですが、スミレの仲間がなくなっちゃったんでしょうね。探しに出てきてしまった。
早速連れてきて、ケースに入れ、パンジーかな、葉っぱを入れてやって、余り暖かくなりすぎないところに置いてやりました。気温が上がってきたら、大きくなるでしょう。しばらくは葉っぱを少しかじって過ごしな。

カランコエ

0202_4kalanchoe2 2022.2.2
咲き始めました。なんで色が違うのかよくわからないけど。

0219_1kalamchoe 2.19
花は増えてきましたが、下の方、奥の方で咲いていてなかなか思うように撮影できない。

0223_3kalanchoe 2.23
これは手前の外側で咲いてくれて撮影しやすかった。
同じつぼみ集団の中から、ほぼ同じタイミングで咲いて、色が違うようなんですね。
そうだったっけ?咲いてからの経過日数で色が変わっていくというのではないらしい。
わからないけどきれいです。

0228_7kalanchoe 2.28
これからまだどんどん咲きますよ。

読めますか?このものすごい漢字

Suppon_-2

↓この漢字が読めない事件の発端は朝日歌壇でして
朝日歌壇(2022.2.27)から
佐佐木幸綱選
 鼈という字の訓読みは「すっぽん」で鼇という字は「おおすっぽん」だ:(福島市)高橋春奈

上の引用では筆者の意地悪で読み仮名を削ってありますが。
読めますか?
では、読み仮名を復活させます↓
 (べつ)という字の訓読みは「すっぽん」で(ごう)という字は「おおすっぽん」だ

参りましたね。検索しました。↓
https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E9%BC%88/
の解説 - 日本漢字能力検定協会 漢字ペディア


部首 黽 (べんあし)
画数 25(部首内画数:12)

音読み
  ベツ・ ヘツ
訓読み
  すっぽん
意味
①すっぽん。スッポン科のカメ。「鼈甲
②わらびの別名。

https://dictionary.goo.ne.jp/word/kanji/%E9%BC%87/
の解説 - 日本漢字能力検定協会 漢字ペディア


部首 黽 (べんあし)
画数 24(部首内画数:11)

音読み
  ゴウ
訓読み
  おおうみがめ・ おおすっぽん
意味
①おおがめ。おおうみがめ。海中で仙山(仙人が住む山)をささえているといわれるカメ。「鼇山
②おおすっぽん。「鼇魚

というわけなのでした。
わかったようでいて、やっぱり読めません。識別できないもん。
書けるわけもないし。う~むぅ、ものすごい漢字があるものですね。

2022年3月 1日 (火)

フキノトウ

0202_2hukinotou 2022.2.2
フキノトウに気づきました。

0216_7hukinotou 2.16
中が見えそう。で、妻にフキノトウが開きかかっているよ、と報せましたら

0217_5hukinotou 2.17
翌日、踏み入って、11コ見つけた、とニコニコ。
私は離れたところに立つだけで、踏み込めませんから、4コ位しか見えていなかったんですけどね。
さすが、踏み込みが鋭い。

0227_4hukinotou 2.27
もう咲きかけてますかね。完全には確認できていません。
3月に入ったらもう、いっぱい咲くのでしょう。
うちでは食べません。かわいい花を楽しむだけです。
あまりキク科という感じではないですよね。

科 : キク科 Asteraceae
亜科: キク亜科 Asteroideae
属 : フキ属 Petasites
種 : フキ P. japonicus

ところが、同じような分類で、ツワブキの方は

科 : キク科 Asteraceae
亜科: キク亜科 Asteroideae
属 : ツワブキ属 Farfugium
種 : ツワブキ F. japonicum

ご存知のように、黄色い菊の花のような花ですよね。
不思議なものだ、と。
巨大な秋田フキはフキの変種だそうです。
子どもの頃、あの巨大なフキの太い「茎の砂糖漬け」というのをもらうと喜んで食べたものです。

ヒヨドリ

0201_2hiyodori 2022.2.1
イチョウの枝で。冬芽が膨らんできています。
ヒヨドリはボサボサ頭で膨らんでいます。

0208_3hiyodori 2.8
妻の撮影。サントリーのサイトでは「ボサボサ頭に茶色いほっぺ『ヒーヨヒーヨ』と名を名乗る」と紹介されています。
「ボサボサ頭に茶色いほっぺ」がちゃんと写っています。

0221_11hiyodori 2.21
線路の礫のそばで。結構平気で撮影に応じてくれます。カメラを向けるだけでレンズの光に気づいて飛び去る鳥も多い中で、フォトジェニックな鳥です。見つけてください。

お正月の名残

0201_1nekomekuri 2022.2.1
猫めくりの一部。笑えますね。
来年は正月のミニ鏡餅を早めに封を切って、ミカンとかナツミカンを乗せてみますかね。
もうぼろぼろのオンボロ記憶力が覚えてたらね。

次は狛虎
0217_1tora1 2.17
正月のお仕事で玄関にいた虎さんが、今は居間にいます。茶箪笥の上。
これを見ていて、フト思いついて、いたずらを。
0217_1tora2
画像処理ソフトで左右を反転して、2枚くっつけてみました。
名付けて狛虎。威厳があっていいでしょ。
悪鬼も邪鬼も、天邪鬼(あまのじゃく)も、瘴気も 頑として撥ね退けてくれそうです。
そんなことを思いついてにやにやしていたら
0217_1tora3
このじいさん詰まらんことを思いつくなぁ、と、虎も笑ってました。
(アングルを変えるだけで表情が変わったんです。)


★ところで、こんな記事を読みました↓
https://www.asahi.com/articles/ASQ2K3R8RQ2GPLZB008.html
円山応挙の描いた「虎図」はどこか不自然 理由はにゃんと……(朝日新聞デジタル 2022年2月20日)

・・・
江戸時代は国内で実物のトラを観察することができず、ネコを参考に描き上げたそうです。トラの瞳は丸いですが、この作品ではネコのように瞳孔が細く、可愛らしい印象に。
・・・

はぁ、同じネコ科でも瞳が違うんですか。知らなかったなぁ。
Oukyo応挙の虎

Tora

Neko_20220227160001
ナルホドなぁ。
「猫 瞳」「虎 瞳」で検索してください。いっぱい見られます。
ところで狛虎くんの瞳は?大丈夫かい?
0227_8tora1
丸い目をしていました。虎の瞳は丸いということを意識したというよりは、ごく普通に「丸い目」を描いたということじゃないかな、と想像します。
ついでに12年前の虎も見たら
0227_8tora2
こうでした。
フト思う。虎って肉球あるんだよなぁ。私自身は見たことないけど。
https://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/nogeyama/details/post-567.php
野毛山動物園
肉球くらべ<トラ・ライオンの巻>

ご覧ください。虎もライオンも肉球があります。
猫みたいに肉球プニプニなんてできそうにないですけどね。

★またしても話が吹っ飛ぶ。元化学教師として。
「瘴気」なんて言葉を使ったせいで、そこから言葉の連鎖がおきまして。

しょう‐き【瘴気】シヤウ‥
熱病を起こさせる山川の悪気。

しょう‐き【沼気】セウ‥
沼沢から発生するガス。主成分はメタン。

しょう‐き【笑気】セウ‥
(吸うと顔の筋肉が痙攣けいれんして笑うように見えるからいう)一酸化窒素の異称。

広辞苑第六版より引用

{筆者注:「一酸化窒素」ではなく「一酸化二窒素」です}

有機物を無酸素状態で発酵させるとメタンを生じるんですね。で、沼のブクブクはメタンなのです。
窒素の酸化物は種類が多いのですが亜酸化窒素には麻酔性があるんですね。

https://kotobank.jp/word/%E4%BA%9C%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%AA%92%E7%B4%A0-175866
亜酸化窒素(読み)あさんかちっそ
日本大百科全書(ニッポニカ)「亜酸化窒素」の解説

笑気または一酸化二窒素ともよばれる全身麻酔剤(吸入麻酔)である。室温、大気圧下では無色のガスで、においはない。このガスの吸入によって顔面の筋肉がけいれんして笑っているようにみえるところから笑気と名づけられた。1799年イギリスの化学者H・デービーによって麻酔作用が認められ、アメリカの歯科医H・ウェルズが1844年に笑気麻酔による手術(自分自身の親知らずの抜歯)に初めて成功した。歯科治療や分娩第一期の鎮痛の目的で単独で用いられるほか、外科手術ではエンフルラン、ハロタンなどの全身麻酔剤の補助薬として、通常30%の酸素濃度を保ち、亜酸化窒素濃度は70%以下で使用される。歯科用には亜酸化窒素30%、酸素70%のものが、産科用では亜酸化窒素50%、酸素50%の混合ガスが市販されている。

筋肉の弛緩で表情がゆるんでしまうのを、笑っているようだ、と見た命名ですね。
歯科の治療で、緊張をほぐすのに使うことがあるようです。

太陽

太陽を撮っているのではないのです。花粉光環が見られるのはいつになるかな、と影の中から見ています。
0131_4sun 2022.1.31
気のせいか分光されているような。

0217_4sun 2.17
わかんないなぁ。
もう3月です、3月は気温が高めになるという予報、おそらく花粉が大量に飛散し始める。
恐ろしいけど美しい花粉光環。
花粉アレルギーではない爺さんは眺め続けます。

ハエ目昆虫

0131_3hae 2022.1.31
昆虫の少ない季節にもハエはタフで時々見かけます。ハエを見てうれしくなるなんておかしいかな。
手を擦っていますよ。寒い寒いと手を摩擦で暖めてますかね、まさか。

0201_4hae 2.1
ハエです。真っ黒けで細部がわからないけど、翅が傷んでいるような気もします。
ブロック塀で日向ぼっこでしょう。
0201_5namihanaabu1
ナミハナアブも見かけました。ちょっと大型のアブ。花はほとんどないけどね。
0201_5namihanaabu2
よく見ると結構毛深いんです。
暖かそうですね。

0216_12hae 2.16
ヤドリバエ、ニクバエ、イエバエ・・・そんなところだと思いますが。なんでしょうね。
元気でな。

« 2022年2月 | トップページ | 2022年4月 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ