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2022年2月25日 (金)

羽毛のような羽を持つ甲虫

0130_2koutyuu 2022.1.30
NHKで見つけました。
一応「甲虫」で、前翅は硬いのでしょうが、後翅が鳥の羽のよう。
和名がないらしく、下にリンクするNHKの動画の中に「Paratuposa placentis」という記載がありこれが学名のようです。

↓リンクは生きていると思います。とても面白いのでぜひご覧ください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220129/k10013456861000.html

“羽毛のような羽”持つ小さな昆虫 その独特の飛び方を解明(2022年1月29日 23時52分)

 羽毛のような珍しい羽を持つ小さな昆虫は、水泳のバタフライのようにも見える独特の飛び方をしていることを千葉大学などの研究グループが明らかにし、これまで知られていない飛び方として注目されています。
ベトナムに生息するコガネムシなどの甲虫と呼ばれる仲間の昆虫に、体長が0.4ミリほどと極めて小さく、羽毛のように毛が生えた羽をもつ種類がいることが知られています。
 ・・・
 羽毛のような羽は左右に一つずつあり、それぞれ細い毛が40本ほど並んでいました。
ハイスピードカメラで飛ぶ姿を撮影したところ、羽を1秒間に180回ほど羽ばたいて、空気を押すようにして飛んでいて、水泳のバタフライのようにも見える独特の方法で飛んでいることが分かったということです。
さらに研究グループは、スーパーコンピューターによるシミュレーションを使って解析したところ、羽ばたく瞬間に外側の硬い羽を動かすことで姿勢を安定させ、まっすぐに飛ぶことができていることも分かったということです。
 ・・・
 また、羽毛のような羽は膜のような羽に比べて重さが5分の1程度と軽くできていたこともわかったということです。
劉教授は「小さな体でも飛べるように進化した結果ではないか」と話しています。

動画から、飛び方の図を撮影しました。
1_20220223155901
後翅を羽ばたき下ろして
2_20220223160001
こうです。
細い糸のようなもので、よくもまあ飛べるものだと思うかもしれませんが、空気って意外と「ねばっこい」ものなんですよ。
タンポポの実は羽毛で風に乗って遠くへ行く。クモの子は、腹端部から出した糸で風を受けて飛び立つ。
ですから、この甲虫が「はばたいて」飛んでもおかしくはない。
後翅を膜から羽毛へ軽量化して飛ぶように進化したんでしょうね。
生物の進化って、不思議で面白いものですね。

★まとまった文章にしたい気はあるのですが、無理かな。
「私たちはなぜ死ぬのか」
私の答えは
「生物が不老不死を獲得したら、そこから先に『進化』は存在しえない」
というもの。
生き継ぎ、死に継いでこそ「進化」が生じうるのです。
自分が死んでこそ「進化」に与かることができる。続く者たちへ可能性を贈ることができる。死とは喜ぶべきものなのですよ。
自分が不老不死になるなんて、不幸なことです。生き物としての仕事から外れちゃうんですからね。悲しい。

↓この研究のプレス・リリースです。内容は省略します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000560.000015177.html
プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES

   最小羽毛昆虫は羽毛状の翅(はね)でどう飛ぶのか?
   体長約0.4mmの昆虫に潜む究極の飛行デザイン
   国立大学法人千葉大学
   2022年1月20日 10時00分

   図1.(a)体長395μmの最も小さな羽毛甲虫(学名:Paratuposa placentis)

 

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