« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

2022年2月

2022年2月28日 (月)

天気図と風

↓2/21の天気図と風の状況です。
2022_0221_0600tenkizu 2022.2.21
958hPaというと台風並み。すごいな、等圧線が混んでる。と、そこまではごく普通に読み取れます。
風の様子を見ると
2022_0221_1000kaze2
低気圧のものすごさがわかります。
若狭湾から能登半島あたりへJPCZという収束帯が見えます。
また。日本列島を越えてから収束する様子も見えます。この収束帯でも雲が発達するはずですが、海上なのであまり騒がれません。でもきっとすごいことになっているのではないでしょうか。
低気圧の中心から南の方へ伸びている寒冷前線の様子もくっきり。
2種類の空気が激しくぶつかっていることがわかります。

↓翌2/22
2022_0222_2100tenkizu 2.22
低気圧は956hPa、大陸の高気圧は1044hPa。
その差、88hPa。
2022_0222kaze1030
風の様子から気圧差を見ることはできませんが、収束帯はくっきりわかります。

両日ともオホーツク海はとてつもなく荒れたことと思います。
ここへ漁に出た漁船が、船の上部構造に雪氷がついて重心が高くなり猛烈な横風に吹かれて倒れて沈没する、という海難事故がよくあったものです。おそろしい海なのです。

★話は別件
高気圧と低気圧の気圧差が88hPaと書きました。
約0.9気圧の差です。
水銀を使ったトリチェリの実験は有名です。1気圧が水銀柱760mmを支えることができる。
水銀ではなく、水だったら?
水銀の密度は13.6なので
0.76×13.6≒10.3
1気圧は10mの水の柱を支えることができるのです。
ということは、気圧差が88hPaだと、水位が1m近くの差になる。
台風の時によく吸い上げ効果という言葉を聞きますが、冬の低気圧で、こういう大きな差が生じたことに驚きました。

↓教科書会社だと思いますが「大気圧による10m水柱実験」です。
https://www2.hamajima.co.jp/~tenjin/labo/water/water.htm

実は私、工業高校で物理を教えていた時に、この実験をやったんです。
透明ビニールパイプを水で満たして、先端に閉じたガラス管を取り付け、空気が入ったりしないように実験セットを作る。
セットのバケツを1階の床に置き、私が先端を持って、一人の生徒にメジャーを持ってもらって、みんなで一緒に階段を上る。3階に達するまでは特別な変化はない。ただ注意していると、水中に空気中にとけていた空気が微小な泡になって管の内側につくように見えます。
さて、階段を上る。3階の天井から4階の床あたりを過ぎると、真空があらわれるんですね(もちろん水蒸気が入ってますけど)。
生徒たちも大喜び。本当なんだ!とびっくりです。確かに10m位のところなんですよね。
理科の先生におすすめですが、手間がかかることは確かです。

★もういっちょ。物理の他の先生と一緒に、体で実験したこと。
プールでね、口に水道ホースをくわえて、体を脱力してプールの底に沈む。ホースの他端は同僚に保持してもらう。
水深1mちょい。
その状態で口から空気を吸い込もうとしますとね、かなり絶望的に吸い込めないんですよ。
1.1気圧の圧力が胸郭を押す。たった0.1気圧増えただけで、胸を膨らませるのは非常に困難になります。
みんなでそれぞれ試して、肉体的に実感しました。
忍術に水遁の術とかいうのがありますね。竹筒を口にくわえて水中からシュノーケルのようにして隠れる術です。
あれはきつい、ほんの何十センチしか潜れませんね、そういう実感です。

夏の海でシュノーケリングしていて、水を吸い込んで溺れる事故がよくあります。
水圧って怖いものなのです。

気圧差の話から吹っ飛びました。ごめんなさい。
私の話は脱線が多い。

河津桜 2月に入って

0201_3kawadu 2022.2.1
つぼみが衣を脱ぎました。

0202_3kawadu1 2.2
咲き始めはピンク色が薄い。

0209_3kawadu1 2.9
最初の3輪の周囲でも花の雰囲気が強くなる。

0216_6kawadu1 2.16
青空を背景にしたいのですが。どうしても電線が入る。ま、仕方ないけど。

0217_3kawadu2 2.17
最初の花の終わりが近づきました。

0217_8kawadu_ 2.18
無事咲き終えた姿をなんと形容しましょうか。
充実した美しい姿、と思います。

ウラギンシジミ

0130_7uraginsijimi1 2022.1.30
妻が見つけてきたチョウの死骸。道路に落ちていたのだそうです。
0130_7uraginsijimi2
舗装道路面ではかわいそう。土に還れるようにしてやったそうです。

成虫で越冬する少し大きめのシジミチョウです。
越冬中に、どうしたのかな、耐えられなかったのでしょう。
雨に濡れてしまったとか、何かある種の事故のようなものがあったのか。

翅のおもて面は褐色の模様があるのですが、それがちらっと見えています。

虫ナビです。きれいな写真があります↓
https://mushinavi.com/navi-insect/data-cho_uragin.htm

イチモンジカメムシ

0130_6itimonjikamemusi 2022.1.30
昆虫の少ないこの時期に、ほとんど見かけない(私的には)希少種に出会うとは、ラッキーです。
大豆の害虫だそうですが、近隣にマメ科はあるけど大豆そのものはないようですが。
冬越し中だったのでしょう、元気でな。

裸木

日曜日の朝日俳壇 2022年1月30日 で、こんな俳句に出会いました。
 <大串章選>
 裸木と書いて希望と読んでみる:(京都府京丹波町)伊藤壽子

葉をすべて落として、幹と枝しかない。枯れ木と見間違いそうですが、春を待ち構える姿と見れば、それは「希望」の姿なんだ、と。視点の移動がすてきだな。

その日の昼の散歩。朝、読んだ俳句を意識しまして
カエデの裸木
0130_3kaede1 2022.1.30
赤い樹皮が美しい。
0130_3kaede2
そして濃い赤の冬芽が春に備えている。
まさしく「希望」ですね。

イチョウの裸木
0130_4ityou1
遠いので、「裸」のつもりで撮ったのですが、カエデと同じく、冬芽がいっぱい。
0130_4ityou2
ずいぶん冬芽が大きくなってきています。
ゆっくり。動物の感覚では捕まえられないけれど、冬の植物の速度で成長しています。

0131_2ityou 1.31
思い切りズームアップしてみました。
ほら、「希望」がみなっぎてますよ。
いろんな植物の「希望」を聴いてあげてください。

0203_10kawadu2 2.3
河津桜。花とつぼみ。
「希望」はやがて「よろこび」になります。

2022年2月25日 (金)

カワウ

↓昨日のこの記事にkankikohさんからコメントをいただきました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-78f94b.html
2022年2月24日 (木) 鳥

これは多分カワウではないでしょうか。後頭部に繁殖期にみられる白い羽毛が見えます。
https://global.canon/ja/environment/bird-branch/photo-gallery/kawau/index.html

とのこと。
早速リンク先を見ましたら、なるほどなるほど。
0121_4_tori
もう一回鳥のところだけトリミングして、縮小ナシ、画像処理ソフトの Auto ajust colors という機能だけをかけてみました。
白い模様の具合がリンク先の画像そのものですね。

私はよくサントリーのサイトを利用するのでそこにもリンクします。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1406.html
カワウ

なるほどなぁ。大田区の町名に「鵜ノ木」という町名があります。多摩川の河川敷のあたりで、鵜がたくさん集まる木でもあったのしょうか。
これまで長良川の鵜飼い位しか知らなかったのが、この近くでも見られるということで、親近感がわきました。
ただ個体数が増加しているということです。増えればまたそれはそれで困ったことになりそうです。
↓キャノンのサイトから

増加して困ったちゃんに?

1970年代は減少著しいとされていたカワウは、今や公園の池や都市河川でもよく見ることができます。・・・

↓サントリーのサイトから

近年は個体数の増加が著しい。1960年代には、全国で2000羽ほどしかいませんでしたが、現在は首都圏だけでも1万羽どころではないと考えられています。そのため、東京の上空をガン類に似た棹になり、鉤になりして飛行する姿を見ることができます。

鳥を見る目が少しずつ変わってきました。
コメントありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

羽毛のような羽を持つ甲虫

0130_2koutyuu 2022.1.30
NHKで見つけました。
一応「甲虫」で、前翅は硬いのでしょうが、後翅が鳥の羽のよう。
和名がないらしく、下にリンクするNHKの動画の中に「Paratuposa placentis」という記載がありこれが学名のようです。

↓リンクは生きていると思います。とても面白いのでぜひご覧ください。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220129/k10013456861000.html

“羽毛のような羽”持つ小さな昆虫 その独特の飛び方を解明(2022年1月29日 23時52分)

 羽毛のような珍しい羽を持つ小さな昆虫は、水泳のバタフライのようにも見える独特の飛び方をしていることを千葉大学などの研究グループが明らかにし、これまで知られていない飛び方として注目されています。
ベトナムに生息するコガネムシなどの甲虫と呼ばれる仲間の昆虫に、体長が0.4ミリほどと極めて小さく、羽毛のように毛が生えた羽をもつ種類がいることが知られています。
 ・・・
 羽毛のような羽は左右に一つずつあり、それぞれ細い毛が40本ほど並んでいました。
ハイスピードカメラで飛ぶ姿を撮影したところ、羽を1秒間に180回ほど羽ばたいて、空気を押すようにして飛んでいて、水泳のバタフライのようにも見える独特の方法で飛んでいることが分かったということです。
さらに研究グループは、スーパーコンピューターによるシミュレーションを使って解析したところ、羽ばたく瞬間に外側の硬い羽を動かすことで姿勢を安定させ、まっすぐに飛ぶことができていることも分かったということです。
 ・・・
 また、羽毛のような羽は膜のような羽に比べて重さが5分の1程度と軽くできていたこともわかったということです。
劉教授は「小さな体でも飛べるように進化した結果ではないか」と話しています。

動画から、飛び方の図を撮影しました。
1_20220223155901
後翅を羽ばたき下ろして
2_20220223160001
こうです。
細い糸のようなもので、よくもまあ飛べるものだと思うかもしれませんが、空気って意外と「ねばっこい」ものなんですよ。
タンポポの実は羽毛で風に乗って遠くへ行く。クモの子は、腹端部から出した糸で風を受けて飛び立つ。
ですから、この甲虫が「はばたいて」飛んでもおかしくはない。
後翅を膜から羽毛へ軽量化して飛ぶように進化したんでしょうね。
生物の進化って、不思議で面白いものですね。

★まとまった文章にしたい気はあるのですが、無理かな。
「私たちはなぜ死ぬのか」
私の答えは
「生物が不老不死を獲得したら、そこから先に『進化』は存在しえない」
というもの。
生き継ぎ、死に継いでこそ「進化」が生じうるのです。
自分が死んでこそ「進化」に与かることができる。続く者たちへ可能性を贈ることができる。死とは喜ぶべきものなのですよ。
自分が不老不死になるなんて、不幸なことです。生き物としての仕事から外れちゃうんですからね。悲しい。

↓この研究のプレス・リリースです。内容は省略します。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000560.000015177.html
プレスリリース・ニュースリリース配信サービスのPR TIMES

   最小羽毛昆虫は羽毛状の翅(はね)でどう飛ぶのか?
   体長約0.4mmの昆虫に潜む究極の飛行デザイン
   国立大学法人千葉大学
   2022年1月20日 10時00分

   図1.(a)体長395μmの最も小さな羽毛甲虫(学名:Paratuposa placentis)

 

イチゴの仲間

0128_6itigo 2022.1.28
草っぽくなくて、木ですね、これ。
カジイチゴというのかな。品種名は確実ではありません。
陽を受けて輝いていました。きれいな緑。うれしいですね。

河津桜 1月中

0128_2kawadu 2022.1.28
ちょっと画面が粗いのですが、花が咲き始め、つぼみもいっぱい。

0130_8kawadu 1.30
ちょっと下向きなのですが、きれい。
この花、長持ちするんですよね。

0131_6kawadu 1.31
赤い葉芽が青空に映えていました。
2月に入ってからの状況は、また追って。

黄色・緑色の電車

0128_1densha 2022.1.28
並んでいるところを見るのは初めてです。
緑の電車は多摩川行き、黄色の電車は蒲田行きです。
正月の三が日のころ、この、黄色や緑色の電車がずいぶん走りました。
ひょっとして、電鉄会社から沿線住民へのサービスだったかもしれません。
で、その後あまり見かけなくなったなと思っていましたが、並んでいるとはね。
ちょうどその時間に出会えて超ラッキーでした。
コロナを懸念して、もう2年以上電車に乗ってません。高齢者ですから、ひっそり生活しています。

昨日の宿題への一応の解答

a×9=a×(10-1)=10a-a・・・①

10a-a=10×{(a-1)+1}-a=10×(a-1)+(10-a)・・・②

(a-1)+(10-a)=9・・・③

9の段の九九は①式のように書けます。もちろん、aは 1≦a≦9 の整数です。
①式の右辺は九九の答えとしてはもちろん正解ですが、その答えの数は10進法の表記になっていません。
10進法の表記は、例えば25なら
2×10+5というように、10の位の数と1の位の数を並べて表記するものですね。

10a-a という数を10進法の表記にしましょう。
すると②のようになります。この変換が技巧的というか、なんというか。
1を引いて1を足す、という独特な方法ですね。
よくやるんですよ、同じ数を足して引く、とか、かけて割る、とかね。
さて、そうすると(10a-a)という数を10進法で表記した場合
②式の右辺の
(a-1) が10の位の数
(10-a) が1の位の数です。

ハイ③式です。
10の位の数と、1の位の数を足すと
aにかかわらず9になる
のでした。

これが証明されるべきことであった。

QED
[quod erat demonstrandum ラテン](「証明されるべきであったところの」の意)数学や物理で,「証明終わり」の意.
広辞苑第六版より引用

中学の数学で、幾何の証明が大好きだったんですね。
証明の最後に「QED」をバンと貼りつけたくてね。やたら頑張って、普通じゃない証明を見つけようと、頑張ったものです。
古いなぁ。

もっとスマートな方法がありましたら紹介してください。

2022年2月24日 (木)

富士山の日(2/23)の富士山の最低気温は-22.3℃でした

↓TBSの午後6時半ころの気象情報で、気象予報士の國本さんが教えてくれた情報。
0223_10fujisan
なんと、富士山の日=2/23の富士山の最低気温が -22.3℃だったとのこと。
去年、2/22 の猫の日に、22.2℃という話を書きましたが、今年の2/22は全国的に寒くて、最高気温が20℃に届いた観測点は、新聞の記録欄にはなかった。(全部調べたらどうなのかはわかりませんが)
0222kionkiroku
そうしたら、代わりと言っちゃぁなんですが、富士山の粋な計らい。

気象庁のデータでは

富士山(フジサン)
北緯: 35度21.6分 東経: 138度43.6分 標高: 3775m
02/23 -22.3 04:40 -18.7 19:30

こうなっていまして。午前04:40に記録したのでした。
2022_0223_fujisankion
このグラフの午前6時の前に谷底がありますが、そのあたりで記録した気温のようです。

なんとまぁ。面白いこともあるもんだ、とご報告します。

★↓この記事の中で
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-234070.html
2022年2月22日 (火) 2022年2月22日午後2時22分22秒

↓この記事にリンクしていて
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-6092df.html
2021年2月24日 (水) 2月22日に22.2℃

あらま、2月22日に22.2℃ですって。
気象庁のサイトで確認したら

2021年02月22日 茂原:22.2℃  11:49
2021年02月22日 水戸:22.2℃  13:23

と書いています。

「99のうた」

NHKで、「みんなのうた60」とかいう特集をしばらくやっていましたね。
今年の3月でそれも終わりらしいですが。

見るともなくTVを見ていたら「みんなのうた」の「99のうた」というのが流れました。
私は知らない歌です。99は知っていますが、歌は知らない。
小学校で99を習うときに、私、肺門リンパ腺炎というのをやってしまって、長期に欠席したんですね。
で、99は母親に習った。母親に「99表なんて半分覚えればいいのよ」と教えられて、半分覚えましたっけ。古~い記憶です。なつかしいや。

さて、本題に戻りまして。
その歌が流れているときに、隣で妻が笑いながら面白いことを言う。

9×1= 9
9×2=18
9×3=27
9×4=36
9×5=45
9×6=54
9×7=63
9×8=72
9×9=81

「9の段の掛け算の答えの、1の位の数と10の位の数を足すと、全部9になるのよね」

ホントだ。知らなかった。
その場はただ笑って過ごしましたが。数学の性質上、こういう性質はきちんと説明できるんだろうという思いが湧きまして。
如何でしょう?

かかし爺さんからの宿題です。
「9の段の掛け算の答えの、1の位の数と10の位の数を足すと、全部9になる」
このことを説明なり証明なり、してください。

答えは明日25(金)に掲載するつもりです。
お楽しみください。

2月17日の気象状況

2022_0217himawari0930 2.17
9:30の気象衛星ひまわりの画像
2022_0217kaze0930
9:30にダウンロードした風の様子
2022_0217tenkizu0600
06時の天気図

日本海に低気圧があるのが見慣れない。ものすごい雰囲気。
この低気圧で、新潟から北陸、山陰のあたりへ強い風が吹きつけている。
筋状の雲の離岸距離が短いので、寒気はとても強い。
で、大雪になったんですね。

こういう3点セットでみると、状況がよくわかります。
↓天気図
https://www.jma.go.jp/bosai/weather_map/

↓気象衛星ひまわりの画像
https://www.jma.go.jp/bosai/map.html#5/34.507/137.021/&elem=vis&contents=himawari

↓風の画像
https://earth.nullschool.net/jp/about.html

利用してください。

Eテレ0655から

0126_2cam 2022.1.26
カム機構といいます。
軸が回転すると、少し細長くなったところが接する棒を押し上げます。
すると「0」「6」「5 5」がひょこひょこと押し出されて見えるわけですね。
単純なのですが、重要なものです。
私がカム機構に接したのは自動車の構造を学んで。弁の開閉を行う機構として。20歳の頃ですかね。
今、自動車の技術は電気的なコントロールが多く使われるようになりましたが、私は必ずしも電気的な機構を信用しきれない。電気的に「動き」をコントロールするには多くは電磁石かモーターが用いられるでしょうね。通常の走行ならそれでいいでしょうが、災害時、大雨とか、電気はつながっていなければ作動しません。
単純で頑丈な機械的な機構をバックアップに備えるべきだと考える老人です。
車の基本性能は停止すること、というのが私のモットー。
足踏みブレーキが作動しなくなったときに、サイドブレーキで、ワイヤでブレーキパッドを引くことができた方がいい、と考える立場なんですね。
カム機構なんかは単純明快、優れた機構だと思いますよ。
↓参考
https://www.fukudaco.co.jp/support/glossary/cam-mechanism.html
カム機構とは

概要
カム(cam)とは、回転軸に取り付けることにより、運動の方向を変える機械要素です。形状には、非対称な、例えば卵型のような輪郭を持つ板状の物(平面カム)や、それ自体が立体で一平面内にない円柱・円すい形状の物(立体カム)があります。
・・・
用途
代表例としては、自動車のガソリンエンジンの吸排気弁の開閉を行う機構に用いられ、クランク軸の回転運動をカムに伝えてこれを回転させ、カムに接する従動体によってタイミングよく吸排気の弁の開閉を行っています。

0126_3quiz
さてこれは0655恒例のクイズ。意外と思い浮かばない。
日とか田とか・・・
「5画」というのが大事でした。
答えは
「正」という字。
数のカウントにもよく使いましたよね。わかってしまえば何のことはないのですけど。
意表を衝かれました。

もういっちょ。正確な表現は忘れましたが
「徒競走で、私は3位の人を抜きました、今、私は何位でしょう?」
というようなクイズもあったっけ。あれもひょっと思考の穴をついてきますよね。
3位を抜いたら2位になりそうな気がしてしまう。
イエイエ、3位を抜いたら3位になるのです。
意表を衝かれるのは楽しい。

ヒカンザクラ

NHKの朝、6時台の終わりごろの「地域発ニュース」というのを楽しんでいます。
0125_1hikanzakura1 2022.1.25
緋色の寒桜という意味ですね。彼岸桜ではありません。
0125_1hikanzakura2
カンヒザクラと同じか違うのか、知りません。なんにせよ実物は見たことがありません。
ま、そういうサクラさ、とゆるく楽しめばいいでしょう。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220125/k10013448151000.html
北海道や東北 暴風雪に警戒 日本海側で雪
“日本一早咲き”桜まつり 「車窓から楽しんで」 沖縄 本部町
2022年1月25日 4時32分

 「ヒカンザクラ」の名所として知られる沖縄県本部町の八重岳で「日本一早咲き」と銘打った恒例の桜まつりが行われています。
 標高450メートルの本部町の八重岳では、ふもとから頂上までの4キロ余りの間におよそ7000本の「ヒカンザクラ」が植えられています。
 22日から「日本一早咲き」と銘打った恒例の桜まつりが始まり、関係者がテープカットをしました。
 ・・・
 「もとぶ八重岳桜まつり」実行委員会の當山清博委員長は「ゆっくり車窓から癒やされながら、花見を楽しんでいただきたいです」と話していました。
 桜まつりは来月6日まで開かれています。

後でNHKのサイトで見つけました。

ホソバヒイラギナンテン

0124_5hosobahiiraginanten 2022.1.24
長く咲き続いてきたホソバヒイラギナンテンの花。
とうとう終わりが近づきました。
上の2つのつぼみが最終になるでしょう。

0203_14hosobahiiraginanten 2.3
まずちょっと下の花から。

0208_7hosobahiiraginanten 2.8
ラストの花が咲き、その前の花は閉じていきます。

0209_6hosobahiiraginanten 2.9
最後の花も閉じ始めるところ。
これ以降は撮影しませんでした。
長いこと楽しませてくれてありがとうね。

0121_4bird 2022.1.21
空を飛んでいました。カラスじゃない、トンビでもない。
鳴き声は聞こえなかったな。サギかな。
六郷用水で、たまにサギの仲間を見ますから、そうなんじゃないか。
サギといっただけでは本当はいかんのでしょ。
アオサギかな。くらいしか知識がない。
「のようなもの」です。

「亀好きな人」からコメントをいただきました

2022/2/20にこのブログの過去記事にコメントをいただきました。
↓この記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-684f.html
2013年5月28日 (火) カメ

大分以前の記事なので、この記事自体に書き加えるのはちょっと難しい。
で、新たに書くことにしました。

コメントを頂戴したのは「亀好きな人」という方です。
コメント内容は↓こうです。

1枚目の一番右のはクサガメです。あと小さい亀が乗っている大きな亀はミドリガメではなくフロリダアカハラガメです。
そして2枚目の写真の亀はチズガメの仲間です。1枚目の一番右の個体とは違います。

0428k_6kame1 これがその1枚目。
   一番右のはクサガメ
   小さい亀が乗っている大きな亀はフロリダアカハラガメ
ですね。
0428k_6kame2 2枚目
   チズガメ

正直なところ、私には完全な識別力がありません。
そのままにご紹介します。

↓侵入生物データベースを見てみました。
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30030.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 > クサガメ

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30350.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 アラートリスト > クーターガメ属
侵入年代 新井薬師の記録は2000年

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30350_ref.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 アラートリスト > クーターガメ属 > 参考資料リスト
石橋 (2000) 新井薬師のフロリダアカハラガメ. 爬虫両生類雑記. 27(2), 61

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30400.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 アラートリスト > ミシシッピチズガメ
国内移入分布 国内には未定着
法的扱い 要注意外来生物(外来生物法)

我が家の近くの六郷用水で、いろいろと要注意の外来のカメがいるようです。
現在飼育している方、必ず最後まで飼ってくださいね。
生物を飼育するということは、命の限りに付き合うということです。
これは絶対守らなければなりません。

カメは寿命が長い。うっかりと飼育しない方がよいようですね。

コメントありがとうございました。「亀好きの人」へ

2022年2月22日 (火)

2022年2月22日午後2時22分22秒

2022_0222_022222 私の撮影
2022_0222_022222_2 妻の撮影
です。
私は蛍光灯から遠いところで、座ったまま暗いところで撮りましたので、画像が粗い。残念だったな。
室温が22.7℃で、「2」を二つ増やしてくれました。

去年も同じことをやりました↓進歩がないなぁ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-850878.html
2021年2月22日 (月) 2021年2月22日2時22分22秒

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-6092df.html
2021年2月24日 (水) 2月22日に22.2℃

新冬至

0216_13sintoujinhk
2.17(TV)新冬至
NHKの朝のニュースの中から。地域発というコーナー。
この「新冬至」という文字はその時見ていましたが、何のことやらわかっていませんで、単にウメが咲いたというニュースだ、と思っていました。
後から、NHKのサイトで、もともとの記事を見つけました↓
https://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/20220215/8030012247.html
香川 NEWS WEB
高松で梅の花が見ごろ(NHK 02月15日 11時59分)

 高松市にある香川県園芸総合センターで、赤や白に色づいた梅の花が見ごろを迎えています。
 高松市香南町にある香川県園芸総合センターの梅園には観賞用のウメ、80種類114本が植えられています。
 ・・・
 また、新冬至という品種も直径3センチほどの白い花を咲かせています。
 ・・・

調べてみたら↓
https://atrees.exblog.jp/30067422/
2019年 01月 25日

新冬至の花

「青い空 白い花びら 葯の黄と 萼の紅色 相和して咲く」

寒くて雨も少なくて千葉・青葉の森公園の梅も咲き渋っていますが、それでも現在は竜峡小梅・八重寒紅・甲州最小が開花して、新冬至・玉牡丹・唐梅が徐々にですが開き始めています。今日紹介するのは新冬至です、3系9性に分類される中の野梅性に属する一重咲き中輪種の一つです。今朝は丸くて白い五弁と黄色の葯が陽を受けて輝いていて、青空を背にキリリと光っている姿が印象的でした。各地の梅園で梅祭りの便りも聞こえ始めていて、咲くのであれば早くしてほしいというのが待つ人の気持ちでしょう。来月になれば少し雨もあり・寒さが緩めば、少しは咲き進めてくれると思われます。

https://blog.goo.ne.jp/flos/e/e7c9f465cfb223f0ee3943c54ec05ce4

冬至梅(トウジバイ)は、白花の一重咲きで暖かい地域では12月中旬頃より開花が始まる早咲き品種です。お正月用の梅として使用されています。昔の冬至梅と比較して新冬至梅が存在していますが、今の冬至梅と新冬至梅は同じ品種とされています。
野梅系野梅性(やばいけい やばいしょう)と言われ、野梅(のうめ)から変化した原種に近い花梅と言われています。

https://www.photolibrary.jp/img561/78675_5432726.html
熱海梅林の新冬至の梅の花

熱海梅林の新冬至の梅の花の写真素材 は、花,梅,梅の花,新冬至のタグが含まれています。takamichiさんの作品です。ロイヤリティーフリー画像を販売しております。使用期限は無くクレジットも不要で商業利用できます。会員登録は無料です。

http://kawasakimidori.main.jp/webzukan/ume_p2.html
<ウメの園芸品種図鑑>

まあ、ウメの品種というのは私には全くわかりません。手に負えない。
紅梅、白梅くらいでいいです。

ウメ

0126_1mejiro1
2022.1.26(TV)
NHKの朝のニュースの中で。鹿児島発のニュース。
梅の花に鳥が来ています。
これ、ウグイスじゃないです、メジロです。
0126_1mejiro2

記事後半で書きますが、梅の花でウグイス色の鳥を見たら、まずほとんどメジロのはずです。
目の周りを見てください、白いでしょ。名前の通りの顔なので見間違うことはありません。

0209_4mejiro
2.9
家の前の線路柵のすぐ内側、排水溝の蓋のところ。
かなり離れた位置で気づきまして、背中がウグイス色だな、多分メジロだろう、とズームアップして撮影。
その位置で2枚ほど撮って、近づこうかなと構えたら飛んで行ってしまいました。
現場では目の周りは見えませんでしたが、家でPC上で見たら、やはり目の周りが白い。
メジロで間違いありません。ウグイスは意外と茶色っぽいし、余り人目に付くところに出てきません。

以前、家の周辺でウグイスの鳴き声が聞こえてきたことがありました。今は全くなし。
声が聞こえた時期でも、姿を見たことはありません。
昔はウグイスの鳴き合わせというようなこともあって、飼育下のウグイスが近所にいるのかな、とも思いましたが、多分違うでしょう。
現在はウグイスの飼育は禁止されています。

昔、高校生のころかな、秋田の八峰町で、真瀬川という川沿いに白神山地の方へ歩いていったら、7月というのに、ウグイスのきれいな鳴き声が谷に響き渡って、驚いたことがありましたっけ。

★メジロとウグイス
参考サイトにリンクしますので、ぜひお読みください。

https://www.koka.ac.jp/child/news/2499/
京都光華女子大学 こども教育学部 こども教育学科
2021.02.22 教員コラム

梅にウグイス ・・・はほとんど来ない -梅と鳥の生存戦略ー   <明日話したくなる理科の話②>

 春ですね。日に日にあたたかくなってきて、生き物が動き始めました。我が家の梅は、いつもは1月に咲くのですが、今年はクリスマス頃に咲き始めました。
・・・
 日本人は昔から「梅に鶯」が大好きです。日本最古の漢詩集である懐風藻(奈良時代、751年ごろ)に梅とウグイスが初めて登場します(1)。万葉集(奈良時代、783年ごろ)には、梅とウグイスが出てくる歌は13首も収められています(2)。
 しかし、実際には咲いている梅にウグイスが来て止まることはほとんどありません。
 なぜなら、ウグイスの主な食べ物は、虫だからです。梅の咲く1・2月には、昆虫類の多くはまだ越冬中なので、梅の木に虫がたくさんたかっている、ということはほとんどありません。
 ウグイスの主な生息場所は藪(やぶ)の中です(3)。警戒心のとても強い鳥で、鳴き声が聞こえるときには姿がほとんど見られないと言われています(3)。
 (万葉集には、「梅の花散らまく惜しみ我が園の竹の林に鴬鳴くも」という歌が収められています。昔の人はウグイスの生態をよく知っていたのですね。驚きです。)
 しかし、梅の花を見ていると、ウグイス色の美しい小鳥が梅の花をついばむ姿が頻繁に見られます。
この鳥は、実はウグイスではなく、多くの場合、メジロです。
 メジロは目の周りが白いのが特徴で(写真1)、目に切れ長の黒い線があるウグイスとは簡単に区別することができます。しかも、メジロの方がウグイスよりも美しいウグイス色をしています。ウグイスのウグイス色はもっと暗くて地味です。
 メジロは花の蜜や果物などが大好きで(写真2)、梅の花に蜜を吸いに来ます。
 このメジロの行動は、梅にとっては蜜を吸われるだけで迷惑千万……かと思いきや、
実は、梅にこそ、大きな利益があります。
梅は同じ木の花粉では実を結ばないことが多いのです。そのまま誰も花粉を運んでくれなければ、梅は咲けども実をつけることができません。しかし、メジロが木から木へ、花から花へ蜜を求めて移動し、梅の花に次々にくちばしを突っ込むことで、異なる梅の花粉がめしべに運ばれてくっつきます。結果として梅はよい実をつけ、多くの子孫をつくることができるのです。
梅は鳥媒化(ちょうばいか:鳥に花粉を運んでもらう花)で、大量の蜜をメジロなどの鳥に提供する代わりに、花粉を運んでもらいます。うまくできていますね。進化の妙です。
 「梅に鶯」は、古代中国の漢詩に由来する(4)、「松に鶴」「竹に虎」のように風流な花鳥風月を表すもので、現実の自然ではめったに目にすることはない組み合わせのようです。
 ・・・

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1500.html
メジロ

https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1384.html
ウグイス

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-1d0e96.html
2020年2月18日 (火) メジロ

メジロは花をついばみません。体をひねってでも花の正面から蜜を吸う(あるいは蜜を舐める)のです。

「梅にメジロ」早春の付き物です。
(スズメは花を落とします。メジロのせいにしないでください。)

サクラ

テレビから
0121_1sakura 2022.1.21
NHKの朝のニュースの中で。宮崎で開花。
品種は記載なし。

0127_6hikanzakura 1.27
石垣島でヒカンザクラが咲き始めた、と。
平年より9日遅い、とあります。

我が家では、ご近所の河津桜を楽しんでいます。
いろんな桜があるので、わかる限りで品種名を添えるべきでしょうね。

ポピュラーなソメイヨシノは、日本中、ある意味で全部クローンなので、開花条件がみなほぼ同じ。
そのために、「サクラの開花前線」というようなできごとが生じるわけですね。

キンカン

0120_9kinkan 2022.1.20
今季は、キンカンが不作でした。
これで全部。
次のシーズンに期待します。
家の裏に生えているナツミカンは通常の収穫で、毎日食べてますけど。

ピラミッド

0120_1pyramid 2022.1.20
PCのオープニング画面に出てきました。
ギザのピラミッドという、あれですが。
古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)の頃のものだそうで。

この写真を見て気づくのは、大小色々ありますが、すべて同じ向きに建てられ、四角錐としてすべて相似だということです。
「同じ向き」というのは斜面が東西南北に正確にそろっているということです。
黒い三角形の右の辺がみな平行だということは、斜面の角度がみな同じだということですね。
0120_1pyramid3
「天文学と三角法の知識が駆使されました」ということです。

↓このサイトに
http://turbo717.ciao.jp/Infomation_Puzzle/Open_pyramid.htm
ピラミッドに潜むΠ

こういう記述がありました。
「ピラミッドにひそむπ・・・高さを半径とする円周の長さ=底辺の和」
高さをHとし、底辺の1辺の長さをLとすると

2πH=4L

ですか。
H=2L/π
斜面の面としての傾きをθとすると
tanθ=2H/L=(4L/π)/L=4/π
arctan(4/π)=51.9度 になるようです。
はぁ。

建設現場で、長さを正確に測るために、円盤を使って、それを転がしてその周長を基準として利用した、というようなことが「π」が入ってくる原因なのでしょうか。
{「π」はパイです。読みにくくていけませんね}

↓大林組
https://www.obayashi.co.jp/kikan_obayashi/detail/kikan_01_idea.html
現代工法によるクフ王型大ピラミッド建設計画
復元:大林組ピラミッド建設プロジェクトチーム

クフ王型大ピラミッドとは

その底辺は一辺が約230mの正方形で、それぞれの面は正確に東西南北の方位に対面している。また、四つの角は完全な直角だ。方位や角度を正確に得るのは現代でもなかなか困難で、どうやって算出したものかいまだに定説はない。

また、一個平均2.5~7tの石灰石の切り石230万個を、正確に四角垂を形成するよう、高さ147mに積み上げており、どうやってこれだけ正確に積み上げることができたのか、専門家ほど驚く正確な完成度なのである。

さすが建設会社、面白い話が載っています。

古代人は春分・夏至・秋分・冬至の日を決定できていました。日の出入りの方向とか、太陽高度などは棒の影できちっと記録できます。
多分そのようにして東西南北は決定できる。

直角を出すということについては、3・4・5の直角三角形を使う、ということは知られていたんじゃないかな。
バビロニアの粘土板に、直角三角形の各辺の比を示す数値が刻まれていた。という話を。去年の12月に新聞で読みました。
三平方の定理はピタゴラスよりずっと前に知られていて、利用されていたのでしょう。(「証明」は別としてもね)

ピラミッドの高さ自体も影の長さで知ることができたのではないでしょうか。

いろいろ複雑な話のようで、私の推測をちらっと書くにとどめます。

猫猫猫猫猫猫

昨日のEテレ「0655」のたなくじから
0221_1tanakuji1 2022.2.22
「総総な動物を見ると吉」だそうで。
Neko
ハイ。まぁ、人間ども、勝手にせいや。おそれいりました。
人間界の騒ぎなどどうでもいいそうです。
0221_1tanakuji2
今日の日付には、2が6個ありますから、2^6=64で「64倍吉」にしてもよかったんじゃないか。
お裾分け。
です。

2022年2月21日 (月)

前線

20220214_0600tenkizu 2022.2.14
天気図です。日本列島の南側を低気圧が西から東へ走るようになる。
圧倒的な冬の大陸高気圧のパワーが落ちて、南の縁を低気圧が動くようになるんですね。
その時の寒気の状況次第で東京に雪が降ったり、日本海側で大雪になったり。
大変なのですが、ある意味でこれは「春の兆し」でもあるわけです。
「前線」という独立したものが存在するのではなく、性質の異なる大気が接するところが「前線」です。

20220214_0930kaze
風の動きが見られるサイト。前線のところで風を示す線が不連続になっていますね。これが前線。
性質の異なる大気が押し合いへし合いしているその「最前線」なのだ、ということです。
天気図からこういう状況が読み取れるようになると、情報量がぐんと増えますよ。

氷結

0119_11hukuroda
2022.1.19
★袋田の滝です。近年は完全凍結はしていないと思います。温暖化かなぁ。

↓写真がいっぱい
https://www.daigo-kanko.jp/fukuroda-falls/hyobaku.html

★我が家のベランダのバケツ
0206_1koori1
2.6
この日、右のバケツの水が凍り、左のバケツの水は凍ってない。

0207_1koori
2.7
翌日。右のバケツの水は凍らず、左のバケツの水が凍った。

なんで?ナンデ?
いったい何がどう違って、こういう差ができたのか。
不可解なのです。

★シガ
0207_5siga1
2.7
茨城県久慈市の「氷花(シガ)」です。
0207_5siga2
TV画面の走査線との間で縞が出ました、ご容赦ください。

↓参考
https://www.pref.ibaraki.jp/bugai/koho/kenmin/download/kujigawashiga.html
久慈川のシガ(大子町)

↓上の写真の元のニュース。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220206/k10013469511000.html

川の水が凍って流れる「シガ」 厳しい冷え込みで 茨城 久慈川(NHK 2022年2月6日)

6日朝は各地で冷え込みが厳しくなり、茨城県大子町を流れる久慈川では、川の水がシャーベット状に凍って流れる「シガ」と呼ばれる現象が見られました。

「シガ」は、厳しく冷え込んだ日に川の水が凍り、シャーベット状の塊となって水面を流れる現象です。
大子町は6日朝の最低気温がマイナス9.1度と、この冬一番の冷え込みとなり、午前5時半ごろから、久慈川で「シガ」が流れているのが確認されました。

「シガ」は、大きいもので3メートル四方ほどもあり、地元の人たちは朝日に照らされてきらきらと輝きながら流されていく、幻想的な風景を写真に収めるなどして楽しんでいました。
・・・

「どじょっこふなっこ」
東北地方わらべうた・岡本敏明作曲
   ・・・
   冬になれば 氷(しが)こも張って
   どじょっこだの ふなっこだの
   天井(てんじょ)こ張ったと思うベナ

この歌を子どもが歌っていたら、「天井(てんじょ)こ張ったと思うベナ」に続けて「んだな」とでも言ってあげてください。
「そうだね」というような意味です。

★樹氷
TBSのNスタ、夕方6:51の画像です。
0211_9snowmonster1 2.11
実は私、樹氷というと蔵王の樹氷しか知りませんでした。
山には無縁ですし、まして冬の雪の中なんてのは私が実体験しうる範囲にない。知識としてしか知りませんでした。
「八甲田の樹氷」というのがあるんですね。
八甲田というとまたこれが「雪中行軍」の話しか知らない。
十和田湖へは何度か行っていますが、山はなぁ、知らない。
0211_9snowmonster2
実にすごいものですね。「日本三大樹氷」というのですか。
わぁ、知らなかった。蔵王を知っていて、今回八甲田を知り。
あと一つは どこだ?
↓検索したら

日本三大樹氷
   山形県 蔵王
   青森県 八甲田
   秋田県 森吉山

あらまぁ、秋田県の森吉山ですって。森吉山というのは、私は行ったことはありませんが、親戚の多い能代市から比較的近いんです。で、会話の中で「森吉がナントカ カントカ」というのは耳にしたことが結構あるんです。
そこが日本三大樹氷の一つでしたか。
これがまた、今回の大発見でした。
知らなかった。いろいろ面白いことがあるもんですね。

今年の春

0119_10haru_yosou 2022.1.19
テレ朝「Jチャン」夕方の今村さんの気象情報から。

①東京ではもう花粉が飛び始めているようですね。
敏感な方はすでに感じているらしい。

↓去年はもう花粉光環が見えていたようです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/02/post-f4a063.html
2021年2月17日 (水) 花粉光環を見ました
(写真は2/16付)

↓「美しい」花粉光環
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-3a49.html
2019年3月 8日 (金) 花粉光環
(写真も3/8付)

今年も花粉光環を撮影出来たらご報告します。

②サクラ開花予想
3月半ばにはソメイヨシノが咲く予想。
すでに河津桜を楽しんでいますが、気づく人が少なくて、ちょっと花にかわいそうな気もしています。
人出が多すぎるのも嫌ですけど。

チューリップ

0119_8tulip 2022.1.19
ゆっくりですが

0203_12tulip 2.3
すこしづつ。周りにも出てきたし。

0211_7tulip 2.11
春が近いことを感じさせます。

★別件
 小学校で学んだ時から「少しずつ」に違和感をもち「少しづつ」と書いて「×」をもらった私です。

ずつ(ヅツ)
助詞(副助詞)
①分量を表す語に付いて、一定量の事物を均等に割り当てる意を表す。あて。源氏物語[橋姫]「けさ、ころもなどすべて一くだりのほど―ある限りの大徳達に賜ふ」。大鏡[道長]「行事二人に五十人―わかたせ給ひて」。「全員千円―払う」
②一定量の事物に付いて、その分量だけを繰り返し行う意を表す。源氏物語[帚木]「二の町の心やすきなるべし、片端―見るに」。「少し―読む」「一人―乗る」

広辞苑第六版より引用

ネコ

0119_7neko 2022.1.19
昼前、11時ころ、妻の前を歩いて行ったネコ。ただそれだけ。
いついているというほどのものでもなし。
家の裏あたりをトイレにしているようだと妻は言ってました。
なんだかなぁ、悠然と歩いています。

「トラもライオンもネコ科だよ」

↓系統図があります。イエネコを探してください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%B3%E7%A7%91

↓朝日新聞デジタルの記事
https://digital.asahi.com/articles/ASQ2G5DRDQ2GUCLV003.html

猫はいつ日本にやってきた? その「出会い」を探りに記者が旅した(朝日新聞デジタル 2022年2月16日 18時00分)

 猫はいつ日本列島にやってきたのか――。従来は主として、平安時代に遣唐使船に乗せられてやってきたのが、猫と日本人の「出会い」と考えられていました。でも近年の考古学的発見で、それより数百年以上も前に猫は日本列島に来ていたことがわかってきました。弥生時代の猫の骨が出土した長崎・壱岐のカラカミ遺跡などを訪ね、猫のルーツを探ってきました。
(後略)

有料会員記事ですので、リンク先へ行っても、出だしの部分しか読めませんが一応リンクしておきます。
弥生時代から日本に来ていたということです。

2022年2月18日 (金)

スノードロップ

0119_6snowdrop 2022.1.19
妻が教えてくれました。スノードロップが出てきた、と。
先端が丸っこい独特の葉なんですよね。
0119_6snowdrop2
咲くのは2月中か3月になってからかな。白い可憐な花です。私共が連れてきた花ではないのですが、毎年、美しい姿を見せてくれます。
花が下向きでね、なかなか中を見せてくれないんですよ。

クロッカス

0119_5croccus 2022.1.19
線路柵の下です。これはクロッカスですね。
門の裏のところにもあったのだけれど、ダメになってしまったみたいです。線路柵下で楽しみましょう。

0208_5croccus 2.8
わ、咲きそう。

0209_2croccus 2.9
咲いた。

0212_1croccus 2.12
右下から左上へ、3輪。いいぞいいぞ。

0214_5croccus 2.14
前日13日は午後 雨、夜はみぞれ。最高気温が5.0℃。
寒くて、翌日も花は元気が出ないようでした。寒いんだもんね。

ミノムシ

0118_12minomusi1 2022.1.18
目立った変化なし。
0118_12minomusi2
蓑の下の部分。こんなだったっけ。
ちゃんと見ていなかったので、変化であるかどうかがわからない。ずさんな観察でした。
定点で、同じ部位を撮り続ける、というような努力をしなければいけませんでしたね。反省。

クサボケ+ボケ

0118_11boke 2022.1.18
我が家のクサボケです。これはつぼみでしょうね。葉芽じゃないと思うんだけどな。
なかなか大きくなってくれません。

0125_3kusaboke2 1.25
かなり強烈なトゲ。硬くて刺さります。うっかりしないように。

***

0203_4boke1 2.3
これは六郷用水そばのボケ。
0203_4boke2
ボケにもトゲはあるのですが、あまり目立ちませんね。
暖かくなったら少し散歩の脚を伸ばしましょうか。

ノボロギク

0118_8noborogiku1 2022.1.18
妻が撮ってきてくれた写真。
なんだったっけ、知っているんですけど、思い出せない。(この頃こういうことが多くてね)
0118_8noborogiku2
唐突に思い出す。そうだノボロギクだ。黒い三角があったはず。
ありましたね。総苞片の先端が黒くて、細長めの三角ができるんです。これはこの花の特徴です。
0118_8noborogiku3
ちょっとね、ボロボロ気味ですが。
「襤褸」というのはかわいそう。もっと可憐な名前がよかったのに。

2022年2月17日 (木)

ホトケノザ

0118_7hotokenoza 2022.1.18
カラスノエンドウの花がなかなか咲き継いでくれない、と書きましたが。
ホトケノザもね、上の写真のように咲いた花を見たので、これからどんどん咲いていくのだろう、と期待しているのに。
なかなか、なんですよ。
我が家の庭にもホトケノザはありますし、線路柵下にはホトケノザの葉がずらっと並んでいるのですけど。
なかなか咲かないんだなぁ、これが。
まだかまだか、と花咲じいさんならぬ、花撮りじいさんは待ち続けているのです。

水路の波

0118_4nami 2022.1.18
これも妻の撮影。
六郷用水の水路の水面に立った波です。
ちりちりとしわが寄ったような波がきれいだったと。
0118_4nami2
ちょっと引くとこうなのです。
水面のしわ=波の立っているところの周囲は波がないようなんですね。
どういうことだろう?
水の流れがぶつかるような感じになって、その流れのぶつかるあたりに波が立ったのだろうか。
一種の「前線」のように。

わかりませんが、きれいだからいいのです。

ジャノメエリカ

0118_2janomeerika 2022.1.18
妻が撮ってきました。これは何か?と問えば「ジャノメエリカなのよ」と妻。
すご。
ただ一言。
なんという高い花密度。言葉ナシ。
近所のマンションの植え込みのジャノメエリカはまだつぼみさえ見えないというのに。
あまりにもすごすぎます。

極夜 日の出

0117_5kyokuya 2022.1.17
地球の自転軸が、公転の軌道面垂への垂線に対して約23.4度傾いているために生じる「極夜」と「白夜」。
極夜では1カ月くらい太陽が出ないと聞きます。私は経験がありませんが。
そして、太陽が出る。「初日の出」だそうです。
すごいものでしょうね。「よろこび」と表現していいものか、言葉が足らない気がする。

↓たまたま朝日新聞の2/15朝刊の天声人語にこんな話が載っていました。

(天声人語)春に向かう季節は
 ・・・
▼夜がだんだんと控えめになり、昼が存在感を増していく。そのことへの感慨は、冬に太陽がまったく昇らない北極圏となれば途方もないものであろう。グリーンランドをひとりで旅した探検家、角幡唯介(かくはたゆうすけ)さんの著書『極夜行(きょくやこう)』が教えてくれる▼夜ばかりが続く極夜は、あたかも「黒い巨獣」に支配される世界だったという。しかし、それも終わりが近づき、「光の巨獣」の出番となる。太陽はまだ顔を出さないものの、地平線に薄明かりが見え、日々、光の量を増していく▼その様子は「闇と光の二頭の巨獣が天空を舞台に取っ組みあっているかのよう」だったと角幡さんは書く。
 ・・・

↓ここに動画がありまして、これがなかなかによい。どうぞ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/45f286a9828573ddf15f75cf23bb5508ff80cbbf

ロシアのムルマンスクで初日の出を見ようと展望台に集まる人々 極夜は40日続き40分間太陽が輝いた
1/12(水) 18:30配信

 ロシア北西部のムルマンスク市で、待ちにまった初日の出です。
 ムルマンスクは、ロシアの中で最も大きな北極圏の町です。
 「極夜」は、昨年12月2日にはじまり、真冬の約1カ月間続きました。
 この期間は、水平線から太陽が昇りません。
 40日ぶりに太陽の光を浴びようと、「晴れの丘」展望台に市民が集まります。
 ようやく昇ってきた太陽に大満足する人たちから、たった40分間という短い日の出に感謝する歓声が聞こえてきます。

(ロシア、ムルマンスク市、1月12日、動画:イタルタス通信/アフロ)

↓解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%B5%E5%A4%9C

極夜
 極夜(きょくや、英語: polar night)とは、日中でも薄明か、太陽が沈んだ状態が続く現象のことをいい、厳密には太陽の光が当たる限界緯度である66.6度を超える南極圏や北極圏で起こる現象のことをいう。対義語は白夜。
概要
 地球の自転軸は、公転軌道面からの垂線に対して約23.4度傾いており、この傾きが季節によって一日中太陽の昇らない極夜を極圏に作り出している。
 毎年、冬至前後に起こる。北極圏では12月下旬前後、南極圏では6月下旬前後となる。極夜が起こる期間の長さは緯度により異なり、高緯度になるにつれてその期間は長くなる。地域によっては約2か月の間この現象に見舞われる。そのため特に暗い日として北極圏の英語圏では冬至のことを「ミッドウィンター」と呼ぶ。
 また、極夜の時期はオーロラが最も綺麗に長く見ることのできる時期とされ、他にも極成層圏雲を観測することができる。

★いちゃもん
加藤 登紀子さんの「知床旅情」という歌が昔はやりました。その歌の中に
「はるか国後に白夜は明ける」
という歌詞がありまして。
若かった私としては納得がいかない。国後島は北緯44度くらいですから、「白夜は起こらないでしょ」と。
白夜というのは、そもそも陽が沈まず「明けっぱなしの日々でしょ」と。
後に、この「白夜」は「白夜現象」であること、そして、「国後島の向こうにのぼる陽を羅臼から見る」ということであるらしいと、知ったのでした。
昔話でした。

↓おまけの知識
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E5%BA%8A%E6%97%85%E6%83%85
知床旅情

スイカズラ

0117_3suikazura 2022.1.17
スイカズラに新しい葉の芽が出てきました。
こういうのがいっぱい。
花期はまだまだ先ですので、それまでは茂る緑を見ながらあのかわいい花を思って楽しみましょう。

★ところで話はかなりそれますが。
タイトル「スイカズラ」、ファイル名「Suikazura」と書きながら、私の中にちょっと抵抗感があります。
「スイカヅラ」「suikadura」のほうがいいんじゃないかなぁ、と、ね。
年寄りの言語感覚でしょうね。
↓広辞苑を引くと

すい‐かずら【忍冬】スヒカヅラ
 スイカズラ科の常緑蔓性木本。山野に自生し、ときに観賞用に栽培。全株に褐色の細軟毛を密生。初夏、芳香のある白色または淡紅色の唇形花を開き、のち黄色に変わる。黒色の液果を結ぶ。茎・葉を乾したものは漢方生薬の忍冬にんどうで、利尿・解毒・解熱薬、花を乾して吹出物などの洗浄用とする。葉が冬でもしぼまないので、忍冬の名がある。金銀花。夏。〈本草和名〉
かずら【葛・蔓】カヅラ
 蔓草(つるくさ)の総称。万葉集[2]「玉匣(たまくしげ)みむろの山のさな―」
広辞苑第六版より引用

「ヅ」ですよねやはり。古くは、ね。

私の中高生時代の先生は「ヅ」と「ズ」を発音し分けておられましたっけ。
「お」と「を」も発音し分けていらっしゃった。
古い話でした。

★オマケ
↓Wikiから
「葉や中国植物名は、忍冬(にんどう)といい、冬場を耐え忍び、枯れずに残ることからこの名がついている」

「冬を忍ぶ」んですね。確かに。冬を忍んでいます、そして今、春にそなえています。
こうきますとね、私の記憶が刺激される。
「忍という字は難しい、心に刃を乗せるのね」と。
ご存じですよね、因幡晃さんの「忍冬(すいかずら)」1985年だったそうです。
ワタクシ、30代の後半でしたね、工業高校に勤務していたころかな。

↓お聞きください。
https://www.youtube.com/watch?v=mpe_L7tPj6o
因幡晃「忍冬」 1985

↓記憶が飛び跳ねて。心が激しく揺れてます、やいばがキラリと光を放ちます。心が血を流します。
https://www.youtube.com/watch?v=q0BQSD-A2yA
千葉紘子「初めてのお酒」 1974

2022年2月16日 (水)

カラスノエンドウ

0116_4karasunoendou 2022.1.16
カラスノエンドウですが、咲き始めというか、まだつぼみというか。
その後、咲いたら撮影しようと思っていたのですが、見逃しました。

0208_6karasunoendou1 2.8
この日も。咲いた、といえるのかどうか。
時期が来れば線路柵下のこのあたりにいっぱい咲き並ぶのですが。まだなかなか進みません。
PC上で見ていたら
0208_6karasunoendou2
何か昆虫のようなものがいるような、願望によるイリュージョンか。
昆虫だとすればアブラムシかなぁ。
アブラムシはカラスノエンドウが好きなようで、茎が真っ黒に太く見えるくらいにたかりますよね。
カラスノエンドウの方もまだ花のシーズンに至っていないし、アブラムシだって普通は卵で越冬中ですよね、成虫はわずかに生き延びているくらい。
さて、私が見たと思っているのは何だろう?

0214_6karasunoendou2.14
じれったい感じもしますね。まぁだだかい?

★付け加え
高校の生物でも学びますが、アブラムシの生活環には単為生殖の時期と、有性生殖の時期があります。
条件のいい夏場などは単為生殖で同一遺伝子のまま数を増やしていく。
厳しい冬へ向かうと、有性生殖を行って、遺伝子の多様化をはかる。
厳しい中で、種として生き延びるには、遺伝的な多様性が重要なのですね。

↓参考
http://www.cc.kochi-u.ac.jp/~tebayasi/aphid.html

アセビ

0116_3asebi 2022.1.16
妻の撮影。これはつぼみですね。
もう咲きそうな感じがしますが、気温の低い今の時期、植物の活動もゆっくり。
このアセビは水路越しに見えるのですが、東光院へ行くと目の前で咲く。
あれもいいんだよなぁ。私はコロナ禍でひっそりしすぎている気もするので、散歩の脚を伸ばさなくちゃな、とは思っています。

ボケ

0116_2boke1 2022.1.16
妻が買い物がてらなどで撮ってきてくれる写真が嬉しく頼もしい。
六郷用水の遊歩道の植え込みにあるボケです。
真っ赤なつぼみがわくわくさせますね。
0116_2boke2
開いたのもあるし
0116_2boke3
開き始めもある。

我が家にはクサボケがありますが、まだまだ咲きそうにない。
ここのボケはずいぶん早い。たのしいですね。

カエデ

0116_1kaede 2022.1.16
朝、自室の雨戸をあけると、眼下に門の所のカエデが、低い角度の朝日に照らされて赤く輝いているのです。
何度も撮影を試みるのですが・・・
肉眼的には暗い路面を背景に、照らされた赤い枝が輝いて見えるのですが。撮影すると、その赤さが際立たない。
難しいですね。皆様の想像力に委ねます。
これは
赤く輝くカエデの枝
なのです。

ハリカメムシ(多分)

0113_2kamemusi 2022.1.13
路上の落ち葉のそばにいました。陽ざしは暖かかったので出てきましたか。
行動の邪魔をしないように、遠くからズームアップしました。
後でPCで整理した時に、ん?これ何を写したんだったっけ?と画面を一生懸命探し回って、あぁそうか、カメムシがいたんだ、と自分で納得。そんな小さな画像です。
種の判定がなぁ、むずかしい。
ホソハリカメムシか、ハリカメムシであることは、多分間違いない。どっちかな。
で、エイやっと、ハリカメムシとつぶやくことにしました。
間違ってたらゴメンナサイ。
元気で冬を越してね。

2022年2月15日 (火)

真っ赤な空

0210_1reyunion1 2022.2.10
NHK Gの夜7時前の画像。猛烈に赤い夕空。
フランスのテレビ局が1/26に放送したものだそうです。
なんでこんない赤いのかというと
0210_1reyunion2
これ。トンガの火山噴火の影響なのだそうです。
二酸化イオウの影響か、ということですが、私には詳しいことはわかりません。
しかし、こういう夕空が現れているということは事実です。

↓関連記事
https://carotte-rend-aimable.blog.ss-blog.jp/2022-01-28

下記ウィンドウの▷をクリックして番組をご覧ください。(フランスのTV局France 2で2022年1月26日に放送)
 夕暮れ時の空。ピンクと紫に覆われ、この世のものとも思えません。
 ・・・
 島ではこれまでこのような空を見た人は誰もいません。
 ・・・
 灰とガス???そう、あのトンガの火山噴火の影響だとか。
 その時の灰とガスが風にのって、トンガから12,000キロも離れたレユニオン島に流れてきたのだそうです。
 その中には有害な二酸化硫黄が含まれているらしい。但し、濃度は低く地上から3キロのはるか上空を飛んでいるため、人体への影響はないそうです。
 いずれにしてもレユニオン島ではしばらくこのピンクと紫の空が続くそうです。

 

寒気など

0112_9kanki 2020.1.12
夕方6時半頃のNスタの気象情報画面から。画面右の赤いものは、スタジオの飾りつけですので無視してください。
大陸から寒気が吹き出して、日本海に筋状の雲がびっしり、というのはよく見る冬の状況です。
ところが、この画面では、日本列島を越えて吹き出した寒気が太平洋側でも筋状の雲をびっしり作っています。
これはちょっと珍しいかな。少なくとも私にとっては珍しかった。

0118_14tv 1.18
太平洋側の筋状の雲、というのはやはりすごいと思います。関東のあたりには雲がないけど。
寒気と筋状の雲の関係を知っていると、見え方がまた変わってきます。

0205_1500kaze 2.5
これは風の流れを示す画像。15:00にダウンロードしたもの。
画像内で黒い矢印のあたりで風が合流しています。
これが(私としては今年初めて知った)JPCZというものです。
下に解説にリンクしますのでお読みください。
朝鮮半島の長白山脈にぶつかって二分された風が日本海で合流するものです。

更に、白い矢印で示したあたりでも風の合流がありますね。
これに名前があるかどうかはわかりませんが、日本列島の高い山脈にぶつかって二分された風が太平洋上で合流している様子ですね。若狭湾から伊勢湾の方へ抜けてくる風は昔から有名です。新幹線はできた当時から、ここに降る雪で遅れたものです。

0206kaze1530 2.6
ほぼ同じ画像ですが、翌日の15:30にダウンロードしたもの。
私の知識では天気図の等圧線の曲がり具合からこういう現象を読みとることはできなくって、このように風の流線でみられるとダイナミックでいいですね。わかりやすい。

↓私が使っているのはこういううサイトです
https://earth.nullschool.net/jp


↓JPCZについて
https://tenki.jp/suppl/tenkijp_labo/2022/01/13/30864.html

JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)
JPCZとは…

Japan sea=「日本海」
Polar air mass=「寒帯気団」
Convergence=「収束」
Zone=「帯」
の頭文字をとったものです。

冬型の気圧配置が強まると、シベリア大陸から冷たい風が日本海に流れ込みます。この冷たい風は、朝鮮半島北部に位置する長白山脈(最高峰:白頭山2744メートル)によって、いったん二分されますが、その風下である日本海で再び合流し、収束帯(雪雲が発達しやすいライン)が形成され、雪雲が発達しやすくなります。

この収束帯のことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。こうしたJPCZの影響を受けるのは、主に東北南部や北陸、山陰などです。JPCZによって雪雲が発達しやすくなり、その雪雲が次々と流れ込むため、大雪となることが多々あります。

ナナホシテントウ

0112_6nanahositentou 2022.1.12
線路際の排水溝の蓋の上を歩いていました。
エサはないと思うけれど、陽ざしが暖かかったので出てきてしまったのかな。
枯葉の下など、直接冷気にふれない場所で成虫越冬しているはずです。

カタツムリの殻

0115_1katatumuri 2022.1.15
どういう出来事なのか、うまく把握できません。
寒くなる前に、集まるのでしょうか。フェロモンのようなもので集合するのか。
大型のカタツムリだと成体で越冬できるようですが、この小さなカタツムリも越冬しようと適地を探していたら集まってしまったけれど、結局、越冬できずに死んでしまったということでしょうか。

毎年、カタツムリの殻の集合状態を見ています。むずかしいものですね。

上弦から下弦へ

0110_2jougen_moon_20220213153801 ①2022.1.10
上弦の月です。夕方5時過ぎの撮影。西の空。

0112_10moon_9 1.12
2日後、もう太ってきました。

0118_16mangetu ②1.18
望です。TVから。ライブですので、6時29分の月。
この月は
0117_6tooi_mangetu
「2022年で地球から最も遠い満月」だそうです。
地球で見る私たちには直接の距離感はありませんが、小さな満月、ということですよね。
それが意識できるほど満月をたくさん見てきたわけではないので、ま、そうなのかぁ、ということです。

0125_2kagen2_22 ③1.25
下弦の月。朝、7時40分過ぎの撮影。
この時刻では完全な半分ではなかったようです。

0127_1moon24 1.27
2日後にはずいぶん痩せました。

と冬場、被写体の少ない時期で、月が見えれば月を撮る。
いつになく月を見ていました。
そうして、ちゃんとしたデータを見ようと、2022年版の理科年表を見たら。
迂闊だったなぁ。妙なことに気づいた。

下に月の出入りのデータの一部を載せます。

 日付  出     南中    入り    月齢
・・・
 9  11:13  17:24  23:44  6.4
10 11:39  18:06   --:--   7.4    上弦
11 12:05  18:49    0:43  8.4
・・・
17 16:01  23:36    6:21 14.4
18 16:59   --:--    7:08  15.4   望
19 17:59    0:27   7:48  16.4
・・・
24 23:11    4:17 10:19  21.4
25 --:--      5:03 10:47  22.4   下弦
26 0:17      5:52 11:19   23.4
・・・

①の写真は1/10。あらま、月の入りが「ない」!
一瞬戸惑いましたが、この月は1/10のうちには沈まずに、翌1/11の0:43に沈むのです。

②の望も同様。
1/17の朝6:21に沈んで、1/18の夕方16:59に出て、夜中、日付が変わって1/19の0:27に南中し、1/19の朝7:48に沈む。


③の下弦でも。この日は月の出がない!のに、月が見えるんですね。
前日1/24の夜中23:11に出て、明け方に南中し、1/25の午前10:47に沈んでしまう。

考えていると混乱してしまいます。多分間違いないと思いますが、間違ってたらゴメンナサイ。

グラフを作ってみました。
2022_1tuki_deiri
縦軸のメモリがうまくコントロールできなくて、ずさんなグラフになりましたが、ご容赦ください。
1/10と1/25のところを上にたどってみてください。

いやはや、何とも迂闊でした。理科年表の表は以前からずっと使っていたのに、この出来事を見逃していたとはね。
月は月のペースで回っている。地球の24時間ペースで考えてはいけなかったのです。
ハイ、勉強しました。

2022年2月14日 (月)

2/10に東京では雪が降りました

この記事を書いているのは2/13の午後。今、雨です。夜には雪になる予報なのですが、それについてはまた改めて書くとして、今回は、2/10のことのみ。

2022_0210kion

日付が変わったころに6.1℃でこの日の最高気温で、後は下がりっぱなし。最低気温は0.6℃でした。
雨が降り続き、夕方ごろから雪が混じり始めて、夜は雪。でも夜中に雨音を立てるような強めの雨が降り、11日の朝にはほとんど解けていました。

0211_2yuki 2022.2.11
朝、ベランダのプランターに残っていた雪。
0211_5yuki
庭に残っていた雪。道路は濡れている感じでしたが雪はなかった。
0211_8suiteki
昼、外に出てみたら、雪が融けて水滴になり、日光に輝いていました。

★ところで、2/10は、実は私ども夫婦が3回目のワクチン接種を予約してあった日だったのです。
もう事前に、大変だ、東京は大雪だ、交通が混乱するかも・・・と大騒ぎで、マイッタ。
ワクチン接種は近くの医院で予約しまして、天気さえよければ歩いていくことに何の問題もない距離なのですが。
雨が降ったら、右手にステッキ、左手に傘ですから、かなりつらい。
ましてや雪が1,2cmでも積もったら、左脚が滑ってしまって、とても歩けやしない。
まいったなぁ、どうしよう、とストレスが強まりました。
雨は降り続く。近いけど車を出そう。医院のすぐ近くにパーキングがあるので、そこへ車を入れようか。
で、妻に偵察に行ってもらいまして。パーキングに空きがあることを確認したうえで、車を出しました。
そこからなら、ステッキと傘で両手がふさがってもまぁ、歩けます。
ハイ。
二人して接種を受けてきました。
副反応というほどのものはなく、翌日も36.5℃の体温でしたし、無事、終了しました。
気持ちが軽くなりました。ストレス強かったものなぁ。

みなさん、どうぞこの波を無事乗り切ってくださいませ。お祈り申し上げます。案山子拝。

バレンタインデーですね

私のような爺さんからのプレゼントでは面白くもないでしょうけれど。
↓差し上げます。過去記事からの再掲です。
Mathheart2
数式で表現したハート形。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-a9b9.html
2012年2月17日 (金) 数学的ハート形

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-bd4d.html
2014年2月14日 (金) ホワイト・バレンタイン・デー

ま、いろいろ書いていますので、よかったらぜひお読みください。

↓十進BASIC用のプログラムです。非常に基本的な書き方ですので、読めば何をやっているかは一目瞭然。
エクセルのVBAなどにも簡単に移植できるでしょう。
使っていただいて構いません。
「MathHeartPrgrm.txt」
*****************************
SET WINDOW -4, 4, -4, 4
DRAW axes
SET POINT STYLE 7
SET COLOR 7

LET stp = 0.0001

FOR x = 0 TO SQR(6) STEP stp
LET y=SQR(x)+SQR(6-x*x)
PLOT POINTS: x, y
PLOT POINTS:-x, y

LET y=SQR(x)-SQR(6-x*x)
PLOT POINTS: x, y
PLOT POINTS:-x, y
NEXT x
*****************************

END

たなくじから

0131_1tanakuji 2022.1.31
Eテレ朝6:55からの「0655」。月曜恒例のたなくじから。
猫派=大吉
犬派=中吉
というのが写りまして、私ども夫婦は喜びましたが。
犬派の人は、ちょっと不満かな。
そうしたら1週間後
0207_2tanakuji2
犬吉だそうです。「大吉より1点多い吉」ですって。
おみくじもポイントがつくようになりましたか。
犬派への配慮かな。

「太吉」ってのはどうだろう。
「天吉」もいいんじゃないか。
いずれも、「大」より一画多いぞ。

ところで、同じく2/7に
0207_2tanakuji1
ラジオ体操 だいきち(第一)というのがありまして笑った。
昔から思っているんですが
「第一体操」というのをちゃんと「だいいち たいそう」って言ってますか?

私は「だいちたいそう」って言っていることが多いようです。
NHKのラジオ「第一放送」についても「だいちほうそう」と言っていることが多いなぁ。最近は「R1」といっているようですけどね。
皆さんは如何ですか?

ヤノネボンテンカ

2021.12.31
ほぼシーズン最後の花。小さいし、開き切れないで終わりましたが、よく頑張った。
1231_13yanonebontenka2
花が落ちた後の萼なんですが、なんだかかわいい。
これは背の低い「木」ですので、暖かくなったらまた葉を出して茂るのではないかな。
この清純な花が大好きです。

チロリアンランプ

1231_11tyrolianlump2 2021.12.31
これはまあ、ほぼ通年で花を咲かせているのです。
検索すると、春から秋遅くまで、となっているのですけどね。
現実に、大晦日に咲いている、のです。
タフだなぁ、と毎日見ています。大丈夫かね。

アゲラタム

1231_6ageratum 2021.12.31
2021年の大晦日には元気だったのですが。
年が明けて1/6には雪が降ったりしたせいでしょうか、一挙にほぼダメになってしまいました。
でも、枯れ切ったわけでもないのではないか。そんな期待を持って眺めています。復活して頂戴。
↓趣味の園芸によりますと
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-294
「非耐寒性多年草(一年草扱い)」
寒さに弱いんですね。終わっちゃったのかな。

ハボタン

1231_4habotan 2021.12.31
これはハボタンとして園芸店から入手したもの。標準的なハボタンですよね。

0115_3habotan_1 1.15
左の2株は上の写真と同じもの。
右端の株は、町会の花の配布でいただいたもの。
この株の真ん中辺を見ると、ハボタンなのですが。
周囲の葉がね。なんだかずいぶん違う。葉に深い切れ込みがいっぱい。その切れ込みがまた半端じゃない。
0115_3habotan_2
中心部を拡大。
白かったり、白に斑点が入っていたり。複雑なのです。
0115_3habotan_3
もとからある株の方の拡大。葉脈の感じがまた全然違う。
う~むぅ。どうしたらいいんだ?

検索して、眺めていったら、
ハボタンの園芸品種で、「さんご系」というのがあって、似ているような気がします。

ハボタン サンゴ系
https://mikawanoyasou.org/data/habotan.htm
ハボタン 葉牡丹
アブラナ科 Brassicaceae アブラナ属

ハボタンの園芸品種
4:切れ葉(さんご)系[フェザーリーフタイプ]:葉に深い切れ込みが入る。1977年に発表された。ロシア産のケールと丸葉系を交配し、さらに丸葉系を交配して作られた。長く観賞できる。
 紅孔雀、白孔雀、白さんご、紅さんご、かんざし、リアス、レッドウィング、ハーモニ、リアス

いかがでしょう。サンゴ系であっていますでしょうか。

バレンタインデー

0214_2valentine 2022.2.14
今朝のNHK Eテレ「0655」から。
「0655」という文字の「0」のところへ鏡を立ててハート形にしてくれました。オシャレ。
0214_3vakentine
猫めくりから。
2匹の猫が食事に夢中。その間に飼い主さんがしっぽをつまんで絡ませたのではないか、と想像します。
超ハッピーなバレンタインデーになりますように。

ついでと言っちゃあ何ですが。
皆様の今日の運勢を盛り上げるべく。今朝の「たなくじ・たぬくじ」から
0214_1tanakuji1
「当番組比」というのがワサビ。ほとんど意味のない数値を使っておいて「当社比」とか言っている広告がありますが、強烈に皮肉っていますね。
0214_1tanakuji3
素直に
皆様の今日のバレンタインデーのチャレンジが「大大大吉」でありますように。
                               案山子拝。

2022年2月10日 (木)

ミノムシ

1231_12minomusi 2021.12.31
年の瀬の記録。中は今どうなっていますかね。
1231_12minomusi2
以前見た時とこのあたりが少し変化したような気もするのですが、確かではない。
暖かくなって、動き出して移動してしまった後に気づくことになるのだろう、と自覚していますので、時々撮影しています。
冬越しが明けて動き始めるときに見たいんですけどね。

トラちゃん

1230_6moti1 2021.12.30
正月の玄関飾りのミニ鏡餅。もう12種類揃ってますので、新しいのを求めなくてもいいかな、とも思うけど、楽しんでいます。
で、このトラ、後ろから見ますとね
1230_6moti2
こうなんです。
耳の裏が黒い。本当は、この黒いところに白い紋が入ると、プロっぽくなるんだけどな。でも、黒くしただけでも大したものです。

福岡市動物園のHP
https://zoo.city.fukuoka.lg.jp/knowledges/detail/10
ネコ科動物の耳の裏

トラ,ライオンやヒョウ,ヤマネコなど多くのネコ科の仲間には耳の裏に白い斑紋(虎耳状斑)があります。
※イエネコにはありません。

この虎耳状斑は,母と仔,又,群れで生活するライオンなどは狩りの時に仲間同士のコミュニケーションに使っていると言われています。

私が最初にこれを知ったのは「母と仔」という話でしたね。子が母親についていくのに見やすいのだ、と。
というわけで、この鏡餅のトラ、ほぼ正しくトラなのでした。

塀の逃げ水

以前にもチャレンジして、うまくいかなかったな。
1228_13niemizu 2021.12.28
ブロック塀の南向きの面が、日に照らされて温まり、上昇気流を生じて「逃げ水」現象が見られるんですよ。冬の今頃。
少し揺らぎの状態が見えますかね。動きが見えればすぐわかるんですけどね。

0116_5nigemizu2022.1.16
ブロック塀の表面からちょっと浮いた「皮」のようなものがそれなんですが。
撮ってる本人は面白いんですが、さしてすごい写真にはなりません。

↓過去記事。ここから進歩してません。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-9093c6.html
2019年12月24日 (火) 逃げ水

刀鍛冶 打ち初め

前の記事では、石炭にマッチから火をつける話をしましたが。
思い出して、打ち初め式の話を。

↓過去に書いたものです。これでほぼ十分なのですが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-d50cac.html
2020年1月 9日 (木) 打ち初め式

日本刀の打ち初め式の話です。
「鉄は熱いうちに打て」ではなく「鉄を打つと熱くなる」というお話です。
・・・
オリンピックの聖火は「神聖」なんですか?で、採火式では太陽光を凹面鏡で集光して焦点のところで点火しますよね。
日本刀の打ち初めでも、やはり神聖であることが大事なのかな。マッチやライターでの点火はしないようなのです。
そうすると、錐もみや舞錐式とか「摩擦熱」を使いますか。それとも火打石を使いましょうか。
どちらも力学的なエネルギーを熱エネルギーに転換して火を採るわけですが。
私が見た日本刀の打ち初め式では、ちょっと意外で、物理教師は大喜びする方法だったのです。

常温の鉄の棒を、刀匠が槌で叩くんですね。そうするとやがて叩かれた鉄の棒が熱くなってきて火口に火をつけられるくらいになるわけです。それを火床(ほど)に移す、という採火法だったのです。

これも力学的なエネルギーを熱エネルギーに転換するということでは同じなのですが、さすが日本刀の打ち初めだよなぁ、と感動しまして、当然、私の授業の材料になったのでした。鉄を打つと熱くなるのだ!
理科教師は「好奇心 命」。なんでも教材に見えて仕方ないのでした。

↓今年のニュースから
NHK 岐阜 NEWS WEB
刃物の産地 関市で日本刀の打ち初め式(2022年01月02日)

刃物の産地として知られる岐阜県関市で、ことしの作業の無事を祈る日本刀の「打ち初め式」が公開されました。
・・・
ことしも「関鍛冶伝承館」の鍛錬場に白装束に烏帽子姿の刀匠7人が集まり、ことし最初の鍛錬に使う火をおこしてかまどに入れたあと、刀のもとになる鋼を火で熱したり「つち」でたたいたりして、日本刀を丈夫にする工程を披露しました。
・・・

無事と盛業を願う 岐阜・関市で日本刀鍛錬打ち初め式(朝日新聞デジタル 2022年1月2日)

 全国有数の刃物の産地、岐阜県関市の関鍛冶(かじ)伝承館で2日、新春恒例の日本刀鍛錬打ち初め式があった。
 1年の無事と盛業を願う行事で、えぼしに直垂(ひたたれ)姿の刀匠が、熱して折り曲げた日本刀の素材、玉鋼(たまはがね)を大つちで打ち付けた。
・・・

どちらも、「火起こし」の方法についての言及がない。
で、検索↓
https://www.touken-world.jp/tips/22235/
刀剣・日本刀の専門サイト 刀剣ワールド> 美濃伝の刀剣/関市の刃物>
関市における刃物の催事・祭事「関市の古式日本刀鍛錬打ち初め式」

祝詞を上げ一年の安全と発展を祈ったあと、鋼をたたいて火を起こし、火床(ほど)へ火を入れ鞴(ふいご)を動かすと一気に燃え上がります。この火は神棚にも捧げられ、いよいよ今年最初となる古式日本刀鍛錬の始まりです。

ちゃんと「鋼をたたいて火を起こし」となっていました。この文章で、鉄をたたくと熱くなる、ということを理解してくださる人がどのくらいいるかはわかりませんが。
理科教材としてはとても面白い。理科にかかわる方がいらっしゃいましたらご利用ください。

↓参考に。
https://hirahaku.jp/kyoushitsu_circle/labo/seika/hiokoshi_2009.pdf
火起こし道具の作り方

理科教員の研修で、きりもみ式の発火を実体験したことがあります。あれは面白かったな。

サザンカ・ツバキ

妻のカメラから。
1228_8sazankaw 2021.12.28
これは白いサザンカのようです。蕊の様子からそう思います。
1228_11sazanka
こちらは赤いサザンカ。
1228_9tubaki
紅白咲きのツバキ。
1228_10tubaki
白いツバキ。
密蔵院付近なのですが、色々ありますね。
神仏には縁遠いのでお参りはしませんが、植物は楽しませてもらっております。

★先日、こんな記事があったんですよ↓
「攻撃目標になる」軍からクレーム 童謡「たきび」にまつわる秘話(朝日新聞デジタル 2022年2月3日)

 「かきねの かきねの まがりかど」で始まる童謡「たきび」は、東京都日野市ゆかりの詩人、巽聖歌(たつみせいか、1905~73年)が作詞した。41年12月の子ども向けラジオ放送のテキストに発表されたが、その年の12月8日に太平洋戦争が始まり、歌の放送は2日間で打ち切りになった。市郷土資料館は、「たきび」にまつわる秘話を展示紹介している。
 ・・・
 ところが8日に日本陸軍がマレー半島に上陸、海軍がハワイの真珠湾で米艦隊を奇襲し、太平洋戦争が始まった。11日以降の放送は打ち切りになった。軍部から「たき火は攻撃目標になる」「落ち葉は貴重な資源だから無駄に燃やしてはいけない」とクレームがついたという。
 ・・・
 聖歌は戦後の48年から日野市で暮らした。「たきび」がラジオ番組であらためて取り上げられたのは49年。小学校教科書にも採用されて全国に広まった。
 ・・・消防当局から「たき火の奨励は防火教育上どうか」と指摘された。聖歌は文部省(当時)と相談し、挿絵に水の入ったバケツや付き添いの大人を描いてもらって乗り切ったという。
 ・・・
 (市郷土資料館嘱託の)北村さんは「『たきび』は消えそうな運命をたどりながらも、今も愛され、歌い継がれている。近年はあまり見られなくなったたき火が暮らしの身近にあった文化だったことを伝えたい」と話している。(佐藤純、高田誠)

「たき火は攻撃目標になる」って、焚火って普通、昼間にやりませんか?標的になるほどの煙が出ますか?夜の灯火管制じゃあるまいし。ひどい時代だったんですね。
最近は、焚火なんかすると通報されてしまいますものね。
生のむき出しの火を扱う「わざ」はもう消えてしまうのでしょうね。

小学生のころ、中学年から高学年の児童は、当番の児童は登校すると職員室へ行き、石炭ストーブに点火するための古新聞とマッチを先生から借り受け、自分で教室のストーブに火を入れたものです。当番は、授業中でもストーブの火の状況を時々点検し、灰を下に落とし、石炭切れにならないように、面倒を見ていたものです。教室の石炭バケツが空になると、授業中でも石炭置き場へ石炭補充に行くことができて、なんだか楽しかったな。
高学年の児童は、自分の教室のストーブに点火したあと、低学年の自分の組番号と同じ教室へ行って、ストーブに火を入れてあげたものです。少しだけ誇らしかったな。
小学生でマッチを扱い、マッチでは点火できない石炭に古新聞を裂いて細くしたところに火をつけて火を育てる、そういう「手の技」を身につけていたものです。

ローズマリー

1228_6rosemary 2021.12.28
妻のカメラから。いかにもシソ科の花。
ジュウニヒトエと似ていますが、ローズマリーは常緑の木本で、ジュウニヒトエは草本ですよね。
何にせよ、シソ科の花って好きだな。

↓季節の花300 から
https://www.hana300.com/rozuma.html

・紫蘇(しそ)科のハーブ。
・学名
  Rosmarinus officinalis
   Rosmarinus : ロスマリヌス属
   officinalis : 薬効のある

 Rosmarinus(ロスマリヌス)は、ラテン語の「ros(露)+ marinus(海の)」が語源。
 海岸近くに生えていることから。

この「季節の花300」のサイトは、学名の由来を教えてくれるので勉強になる。よかったら利用してください。写真もいいですよ。

2022年2月 9日 (水)

くもる

前の記事とはもう年が違って2022年の話です。

1/28、朝、部屋の雨戸をあけたら空が全面的に灰色の雲で覆われていた。前日の気象情報なんかのイメージでは青空もあるんじゃないかと思っていましたので、ある意味でびっくり、思わず「くもってらぁ」とつぶやいてしまいました。
つぶやいてからフト思う。もしかして「くもる」って「『くも』の動詞化か?」。空が雲でいっぱいだから「雲る」なのかな。
「くもり」という字もあるぞ。「曇り」だ。
「雲」の上にお「日」様があるのが「曇」り、か。
「雲」がお「日」様の下に広がって、お「日」様を隠してしまうのが「曇」り、なのか。
などと、連想が広がる。妻に聞かせたら笑ってました。

↓調べましたよ。

くもる【曇る】
自五(「雲」を活用させた語)

①雲などで空がおおわれる。かげる。伊勢物語「立ちゐる雲やまず。あしたより―・りて昼晴れたり」。日葡辞書「テンキガクモル」。「空がどんよりと―・る」
広辞苑第六版より引用
(後略)

やっぱりなぁ。「雲」を活用させた語だそうで、名詞「雲」の動詞化なんですね。


[意味]日に雲がかかる。くもる。くもり。「曇天」
[解字]会意。「日」+「雲」。日が雲にさえぎられる意。
広辞苑第六版より引用

やっぱりなぁ。会意文字なんだ。

↓雲という字そのものについて
https://okjiten.jp/kanji102.html

会意兼形声文字です(雨+云)。「天の雲から雨水が滴(したた)り落ちる」
象形と「雲が回転する様子を表した」象形から「くも」を意味する
「雲」という漢字が成り立ちました。

なるほど。

★↓ここまできて、思い出すのが英語のことわざ
https://ejje.weblio.jp/content/every+cloud+has+a+silver+lining

Every cloud has a silver lining.
どの雲にも銀の裏地がついている

眼に見える空は雲でどんよりしていても、その雲の上はお日様に照らされて輝いているはずだ、という想像力の賜物ですね。
現代なら飛行機で雲の上を飛んで実際にその「銀の裏地」を見ることができますが、昔の人は想像力で「銀の裏地」を見ていたんだ。すごいものですね。

★ことわざがらみで
ハワイのことわざの一つで、虹にまつわる有名なことわざ

No Rain, No Rainbow !

という言葉があるそうですね。『雨が降らなければ、虹はできない。』といった感じでしょう。

えいごであそぼうの1月の歌で「I HAD A BAD DAY 」というのが流れます。
その一部に「rainy days put rainbows over your head」という歌詞があります。

雨が降らなくても虹が出ることはあるし、雨が降っても虹が出ないこともありますが。

雨だ雨だ、とネガティブにならないで、何、雨の後には虹が出るかもよ、とゆったりポジティブに構えればいい。
ま、そういうことですね。

話が飛び歩きました、ご容赦ください。

どんより

1225_11donyori 2021.12.25
午後4時半過ぎ。ちょうど日没の頃ではあるのですが。
霧ではない。遠くまでクリアに見えてはいるのです。
ひたすら空が「どんより」なのでした。
方角としては南南西の方かな。線路沿いの光景ですので。
なんだか重たい気分ですね。ズシッ、かな。
このごろ、気分の重たい話が多くて。辛いですね。

バラ

1225_9bara 2021.12.25
線路柵のすぐ内側。今?バラですよね。
冬の薔薇?
映画の話じゃないんです。映画には全く疎いので。

バラの品種は多種多様。いつ咲いたっていいですけど。
わたくし的には珍しい感じがしましたので、ご紹介します。
この一輪の後は、もう花は咲きませんでした。

ピラカンサ

1225_7pyracantha1 2021.12.25
あれ?ここにピラカンサがあったんだっけ。
うかつなことでした。家から遠いわけじゃない。毎日の一周コースからは外れてますけど。
ちょっと黄色っぽいですが、これはピラカンサですよね。
1225_7pyracantha2
冬枯れ。かな。

ピラカンサは「pyro」と「acantha」から作られた名前。
「パイロ」は炎ですね。パイレックスという商品名の耐熱ガラスがありますね。
「アカンサ」は棘です。
この植物の特性がよくわかる名前です。

ミツバツツジ

1225_3mitubatutuji 2021.12.25
お向かいの家のミツバツツジ。
一応、花の準備が始まってはいましたが。
実際に咲くのはまだずっと先でしょう。3月くらいじゃなかったかな。
吹き抜ける風の冷たい場所。暖かくなるのはいつでしょう。

2022年2月 8日 (火)

今日は?

今朝起きて猫めくりをめくった時に、「今日2月8日は『にゃ~の日』だな」と思いまして。
検索したら「毎月28日は『にゃーの日』」なのだそうです。そうなのか。

2月9日は「肉球の日」なのではないか。と、これまた検索。
29日だとか、2月9日だとか。いろいろあるらしいですね。

東京新聞に「きょうは何の日」というコーナーがありましてそれによりますと

2022年2月8日 07時05分
◆東京二八そばの日
 東京都麺類協同組合が自家製の麺とつゆを提供して、そば粉8割、小麦粉2割で作られる「東京二八そば」をブランド化。2020年に記念日登録されました。

最近登録された記念日のようでした。

ついでに、2月22日。
今年は2022年2月22日となりますから、猫尽くしですね。

更についでに
毎月22日はショートケーキの日なのですが。
カレンダーを見てください。1週間は7日なものですから、22日の上は必ず15日なのです。
15=イチゴが乗っているのでショートケーキの日。

なのでした。

アカマダラカゲロウ

1224_6akamadarakagerou1 2021.12.24
スイレンの鉢に虫が浮いていました。
生きているかなと、指ですくいあげたのですが
1224_6akamadarakagerou2
死んでました。
カゲロウの仲間であることは簡単にわかるのですが。
調べてみたら、おそらくアカマダラカゲロウでしょう。
尾の毛は本来3本だそうですが、取れてしまったか、羽化時の失敗か。
多分あっていると思いますが、もし間違ってたらゴメンナサイ。指摘してください。
家の裏の落ち葉の重なるところへ置いてやりました。土に還りなさい。

昆虫サイトをよく利用するのですが、このごろ不快な広告が出ることも多くて、リンクを減らします。
広告一切受け付けない、というオプションがほしいなぁ。

カエデ

1223_10kaede 2021.12.23
背景が真っ黒になりそうなアングルを見つけたので撮影。
陽射しは昼過ぎ。背景は建物なんですが。明るく輝くカエデの葉にピントを絞って、意図的に背景を暗くしました。
冬の輝きです。

ニラ

1223_9nira 2021.12.23
線路際の礫に生えているニラ。実がいっぱい。

1225_5nira 12.25
ここでは実が熟しきって弾けた状態が見られました。
こういうのって、植物にとって充実感があるんじゃないかと、好きな光景です。
鑑賞用の植物ではないけれど、そばで自力で生きていますので、親しい感じの植物です。
季節感があっていいですよね。

イチゴの仲間

1223_5itigo 2021.2.23
イチゴの仲間というのはいろいろあるんですが、いくら何でも12月のこの時期のイチゴはないでしょ。
花を咲かせて実を作っています。

1231_2itigo 12.31
大晦日。花と実。
これはいったい何というイチゴなのだろう?

ところで、オランダイチゴの本当の旬はいつですか?
寒冷を経験しないと開花、結実しないので、わざわざエネルギーを使って一旦冷やし、今度は暖房の入った温室で実を生らせる。SDGsとかに反してませんか?
そういうのやめにしたいなぁ。

恵方の話を蒸し返します

新聞折り込み広告から。
0204_4ehou1
これは私が変だ、と評したタイプのイラスト。
下のリンクの「恵方巻」という記事で書きました。
針がどう見ても方位磁針なのに、それが北北西を指している。それはないでしょ、と。
もちろん細工すればできますよ。板状の磁石に北から22.5度左に回したような「方位磁針型の針」を取り付けて、水面にでも浮かべれば、板状磁石は南北を指し、「方位磁針型の針」は北北西を指す。と。
しかしなぁ、そんなことする人はいないでしょ。
常識的にいきましょうよね。
0204_4ehou2
この4つは好ましい。
特に、左の二つは「大体こっちの方」と、あいまいさを含んでいるところが気に入りました。
北北西微北なんて正確に向くことができますか?
「あっちの方だよな」で十分でしょ。
私共は、安い恵方巻を買ってきて、大体北から少し左のつもりでかぶりついて、三口くらい黙ってもぐもぐしてから、もう、しゃべりながらの夕食にしました。ゆるくていい。いいかげんがいい。のです。
いい加減こそ良い加減。でしょう。
Ehou_20220205153401
これは私が書いた図。単純明快でいいと思うけどな。(自画自賛)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-4e8765.html
2022年1月24日 (月) 恵方巻

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-b52a5b.html
2022年2月 3日 (木) 恵方はどっち?

2022年2月 7日 (月)

1月の気温など(東京)

2022年の最初のひと月
2022_1kion 気温
最低気温が0℃未満の冬日もありましたし、最低気温と最高気温が交差してしまうような日もありました。
最高気温は10℃あたりを挟んでいて、最低気温はなんだかごちゃごちゃしてますね。
2021_1kion 2021.1-2
比較のために去年のグラフから切り出しました。
去年の1月よりは低い傾向のようです。

2022_1heinensa 平年差
1月の前半は平年値を下回る寒い冬でした。
2021_1heinensa 2021.1-2
やっぱりね。で、去年は2月に入ってぐんぐん平年より高くなったようです。今年はどうなるでしょう。

2022_1situdo 湿度
去年の1月よりは乾燥気味かな。
2021_1situdo
気温の底は過ぎましたが、東京で雪が多いのは2月なのです。
大陸の冷たい空気による高気圧が衰えてくる。そうすると日本の南岸を低気圧が西から東へ移動できるようになる。
それが関東に雪を呼び込むんですね。冬の配置が緩んできた証拠ではあるのですが、私にはきつい。
どうか雪は少なめですみますように。
COVID-19もそろそろ終わりに近づいてくれることを祈ります。
暖かくなるころには、のんびりと散歩したり、本屋さんで深呼吸とか、したいよなぁ。
もう2年も籠ってますからね。

センリョウ

1222_6senryou 2021.12.21
何だか2本、生えてきた。これはセンリョウでしょう、と妻は言う。
この場所、我が家のセンリョウの木からは遠く離れています。
1222_7senryou
で、比較のために門の脇のセンリョウの葉を撮影。
なるほど、センリョウのようですね。
我が家のセンリョウには熟した実はつきませんでしたから、どこか他所のお宅でセンリョウの実を食べた鳥が、我が家に来て種子を蒔いたのでしょう。ウンチと一緒に。
黄色い実のセンリョウだったりしたら楽しいんだけどな。
育ててみるしかないですね。

舞う落ち葉

1222_5ityou1 2021.12.22
妻の撮影。イチョウの葉が風に吹かれてひらひらと舞う。
写るかどうかわからないけど、とシャッターを切ったのだそうです。
1222_5ityou2
写ってます。
意図して撮れる写真じゃない。
モニター画面を見ながら落ち葉が画面に入った、とシャッターを切ってもまず確実に写りません。
こういう時は偶然に期待しながら何回かシャッターを切ってみるしかない。
今回は成功のご報告ができました。めでたしめでたし。

スイセン

1222_3suisen 2021.12.22
元気。

1231_9suisen 12.31
年を越すぞ~。

0127_5suisen 2022.1.27
花が重くて垂れていますが、頑張ってます。大したもんですね。
冬日や雪もあったけど。咲くんだ。

ナス

1220_10nasu1 2021.12.20
ナスを収穫しました。
といって、単独では大きさの見当がつかない。
でリンゴと並べると
1220_10nasu2
こうです。
小さなナスであることがわかります。
でも、収穫したものは食べます。食べられるものを食べないのは、植物・食物に対して失礼です。
硬いけど味はちゃんとナスでしたよ。

2022年2月 4日 (金)

東京都のCOVID-19感染者数のグラフ

Corona_to2022_0201 2/1まで
個人的に、東京での感染者数と前1週間平均をグラフ化しています。
去年、第5波がほぼ終わって、感染者数がすごく減った時期がありました。1桁だったりね。
で、グラフが軸に近すぎて変化の様子が見えなくなりまして、新たなグラフに切り替えました。
上のグラフです。
横軸は10/1~3/1と自分で設定しました。(延ばさなきゃならんかなぁ。)
縦軸は、エクセルに任せました。
そうしたら初めは少ないけれど変動のようすがわかる明瞭なグラフだったんです。
ところが、年が明けて第6波が来た。
縦軸の目盛が毎日のようにどんどん増える。わ、1000増えた!
左側は張り付いてしまいました。
2/1までは20000だったのが
Corona_to2022_02022/2
2/2には一挙に5000増えて、25000になってしまった。
衝撃的です。壁が立っている、という感じになってしまいました。
さて、これからどうなるのか。もうピークが近いのか。まだまだ増えていくのか。
減るにしてもガクっと減るのか、長く尾を引くのか。
さっぱりわかりません。
もうすぐ3回目のワクチン接種を受けます。
高齢者にはつらい日々が続きます。衰えが加速されているよなぁ、とため息ばかり。

話を切り替えて
0204_4fuku
福が倒立。「倒」と「到」は中国では発音が同じなのだそうでして、逆さまの福を書いた紙を家の戸に貼ると「到福」となって、「福が来る」になるそうですよ。
どうか読者の皆様に福が来ますように。

https://mbp-japan.com/tokyo/sdshanti/column/5016906/

こちらは、「倒福」と呼ばれる逆さまの「福」の文字です。
春節だけでなく一年中飾っている家もあります。
中国語で「やってくる」の意味を「到dao」と書きますが、
「逆さにする」「倒dao」と発音が同じなので、
「福が来る」という意味をかけて「福を逆さ」にして言葉遊びをしています。

エゾスミレ

1220_9ezosumire 2021.12.20
妻のカメラから画像をコピーして、この白い花なんだい?と訊いたら「エゾスミレだと思う」とのこと。
そうか、この花はエゾスミレだったか。

趣味の園芸を調べたら↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-91
エイザンスミレの基本情報

学名:Viola eizanensis
和名:エイザンスミレ(叡山菫)  その他の名前:エゾスミレ
科名 / 属名:スミレ科 / スミレ属

葉はスミレの仲間らしくない形をしています。葉のつけ根まで大きく3つに裂け、ふつう、それぞれに深い切れ込みがあります。

葉の記述と写真とは一致してます。しかしなぁ。
和名はエイザンスミレなんですって。別名でエゾスミレだそうです。
私はエゾスミレという名前で覚えましたので、てっきり蝦夷地のスミレだと思っていました。
それが「叡山」となると、これは比叡山でしょ、南だなぁ。

↓検索で見つけた記事
http://hopposansokai.web.fc2.com/kaishi/no30/30-08.pdf
エゾスミレの北海道自生と和名考

和名の由来についてエイザンとは比叡山の別名の叡山の意で「叡山菫」、エゾは蝦夷の意で「蝦夷菫」と漢字表記される。蝦夷は北海道を意味するので、エゾスミレという別名があることは北海道に自生していると考えるのが順当である。井波(1966)によるとエゾスミレは北海道奥尻島に分布すると、分布図付で記載されている。ところが今日、奥尻島の植物相の文献等(Tatewaki.1940, ほか)に当たってみるが島に自生しているという記録は見当たらない。一方、エゾスミレは多くの植物図鑑類によると本州、四国、九州に分布し、北海道には分布していないとされている(Akiyama et al. 2007, ほか)。牧野(1989)にはエゾスミレというが蝦夷(北海道)には分布しない。おそらくエイザンスミレが訛ったものではないかと考える、とある。

北海道には分布していないんですって(!)
ナント。ふ~ん。

↓広辞苑

えぞ‐すみれ【蝦夷菫・胡菫菜】
エイザンスミレの別称。
広辞苑第六版より引用

そうなんだ。いやぁ、知らなかった。認識を改めます。

 

ツマグロキンバエ

1220_5tumagurokinbae 2021.12.20
コギクの葉の上ですから、これは日光浴ですね。そばに花もあるけれど敢えて葉の上。お日様が恋しい季節、虫もまた。

1222_8tumagurokinbae 12.22
サザンカの花で。
貴重な蜜です。味わっているのでしょう。さぞかしおいしいだろうと思います。

アブ 2種

1215_10abu 2021.12.15
目の前でホバリングされて、思わずシャッターを切ったのですが、こんなぼやけた写真しか得られませんでした。
ヒラタアブの仲間だと思いますが、種を確定するのはきつい。ぼんやりと「アブ」としておきます。

1220_4abu 12.20
ヒメツルソバの花で。
これはキゴシハナアブだと思います。胸部背面の縦じまと、複眼に細かい斑紋があるようなので、多分間違いない。
もうちょっと近寄れればいいのですが、近づいて気づかれて撮影できなければどうしようもない。
昆虫の少ない今の時期、見たよという証拠写真でいいからなんとか撮影しようと頑張った結果です。

アメリカフウロ

1215_8americahuuro 2021.12.15
アメリカフウロの葉です。越年できるはず。
この葉の形が特徴的ですので、花のない時期でも判定は容易。

0120_7americahuuro1 2022.1.20
足元に赤いものが。花?と見れば
0120_7americahuuro2
アメリカフウロのまだ小さな葉。22年に入ってから出てきた葉でしょう、きっと。

★ちょっとそれますが。
赤と緑は補色の関係ですね。
植物の葉は緑色、私たちの目に入る色が緑なのであって、植物自身は緑色を反射しているのですね。
白色光から緑が抜けると赤が残ります。つまり、植物が光合成に利用しているのは赤い色の光なんですね。
Kyushu
実際は赤と青の光を吸収して利用し、緑はあまり吸収していませんね。だから緑に見える。
逆に赤い新芽は赤を反射して、緑を吸収している。緑の光を吸収しても光合成には使えない。
若い葉、幼い葉では、クロロフィルを守るために、赤を遮断しているのです。
光合成では、水分子から水素原子を引き抜いて二酸化炭素を還元してブドウ糖を作る。
水分子から水素原子を引き抜くと、酸素ができますね。酸素分子になってしまえばまあいいとして、酸素分子になる前の原子状の酸素は危険。いわゆる活性酸素というやつです。まだクロロフィルを防護する能力が低い時に活性酸素を発生させるのはまずい。で、赤い光を遮断して守っているのですね。

ま、大雑把な考え方ですが、方向性は間違っていないはずですので、そんな風に理解してください。

キバナコスモス・ガザニア

植物たちの頑張りを。
1215_6kibanacosmos 2021.12.15
キバナコスモスです。
一本立ち上がってきて、ちょっぴり葉をつけ、小さな花を咲かせました。
通常の花と比べたら小さくて「子ども」みたいなのですが、姿は一人前。

1216_2gazania 12.16
ガザニア。
葉はかなり茂ったまま残っていましたが、花は終わったと思っていましたが、いくつかのつぼみのまとまりを作りました。
一つだけ、開いたような。でも開き切れなくて。
他のつぼみとともに、終わりました。

ありがとう。

2022年2月 3日 (木)

恵方はどっち?

今朝、Eテレの「0655」を見ていたら、今年の恵方は「北北西よりちょっと北」と言っていました。
あらら?北北西じゃないの?

調べてみたら
恵方というのは360°を24等分した方位で示しているのだそうです。
そうすると、15°刻みですね。
西暦下1桁が2の年の恵方は、亥子の間 345°なのだそうです。(北を0°として時計回りに)
ところが「北北西」は16方位での方位ですので、22.5度刻みです。
ですから北北西は337.5°なんですね。
で、恵方は北北西から7.5°ほど北になるようです。
時計の針の1分が6°ですから、そんなくらいでしょうか。

もし厳密に恵方を向きたかったら、北北西から7.5°北向きの方を向いてください。
といって、まさかね。大体北の方を向いて食べれば十分でしょう。と、ルーズな私はそう思う。

 

神農さんと張り子の虎(追加の追加)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/02/post-97d7c2.html
2022年2月 2日 (水) 年賀状のデザインの記事に追加

上の記事の終わり近くで、
「大阪の少彦名神社(神農さん)」の張り子の虎のデザインのことをちょっと書きました。
で、神農さんのツイッターから
「本年の年賀はがき、大阪府版は当社の張り子の虎の意匠が使用されております。」
というのを引用しました。

この写真を撮った時、宛名を書く面の下の絵しか撮ってなかったのですが・・・
ちょっと後でもう一回見て、挨拶を書く方の面を見たら。
またしても見落としがありまして。
0202_6_tora
これです。ちゃんと説明がありましたので、追加します。
この虎、ちょっと人面過ぎないかなぁ、という気もしますが、ま、どうでもいいことで。

↓JPのHPを探したら
https://www.post.japanpost.jp/notification/pressrelease/2021/00_honsha/0831_02_03.pdf

2022(令和4)年用年賀葉書のデザインなど
(寄付金付絵入り年賀葉書④)

■意匠:神農さんと張り子の虎
■原画作者:仙崎 雪絵
■販売地域:大阪府内の郵便局、
郵便局のネットショップなど
■発行枚数:1,700千枚

と解説がありました。
私の不注意で記事を書いていましたので、お詫びしてちゃんとご紹介します。

 

マンリョウ

1215_4manryou 2021.12.15
真っ赤な実が輝いています。

1220_2manryou 12.20
こんなにいっぱい。
これを食べる鳥は今年は来ないのかな、と思っていたら。

0112_2manryou 2022.1.12
実が消滅。地面には4,5個の実が落ちていましたが、それ以外は多分、鳥がすべて食べた。
その鳥って、何だろう?
このごろ、スズメもハトもカラスも、少ない。スズメは消えましたね。
となると、誰が食べたのかな。
マンリョウの側としては、種子を糞と一緒にまき散らしてもらえればいいので、誰が食べてもいいですけど。

鳥は実を丸呑みして果肉だけを消化して種子は排泄します。ですから種子を撒布してくれる。
哺乳類には食われたくないですよね。哺乳類は種子までかみ砕くからな。種子撒布をしてもらえない。ランタナの実は果肉に毒はないけれど、種子には毒があるそうで。哺乳類に食われたくないから。だそうです。

イチョウ

1215_2ityou_20220131154101 2021.12.15
大量の落ち葉で道がフカフカ。
18日には強風で落ち葉の絨毯になり、道路掃除もしましたが。

1220_3lantana 12.20
それだけ葉を落としても、まだ完全な裸木にはならない。
青空にそびえるイチョウの黄色をバックに赤いランタナを撮ってみました。
信号みたいと言えばそうなんですが、色の対比をお楽しみください。

チロリアンランプ

1213_6tyrolianlamp 2021.12.13
冬も咲き続けるんですよね。この後、寒さが増して、花の数は減りますが、終わらない。
昆虫を呼ぶ花ではないようですし、実も見たことないし。
でもタフに咲き続けます。

1231_11tyrolianlump 12.31
「星が出た」と。これはつぼみ。
年が改まっても咲き続けています。

ナツミカン

1213_3natumikan 2021.12.13
かなりたくさん実っています。
食べるにはまだ早い。

0127_7natumikan 2022.1.27
そろそろ食べるか。
商品にはなりませんが、昔のとんでもなくすっぱいナツミカンの味を知る老夫婦には十分甘い。あれは身震いしながら食べたもんな。

0128_9natumikan1 1.28
この日の収穫。
0128_9natumikan2
ナツミカンを地球儀に例えますとね。赤道のあたりを深さ3~4mmで一周、切れ目を入れます。
切れ目に親指を強引にいれて、二つの半球に分けて中身を取り出します。
白い部分は取りますが、ペクチンが取れる部分でもありますので捨てはしません。種からもペクチンがいっぱい出ます。
実を食べて、後はマーマレードにします。
無駄なく食べつくします。

プラス:プレーンヨーグルトに、マーマレードなどのジャムを適当に入れてなめらかにし、牛乳を加えて食す。
コーヒータイムの簡易おやつ。おいしいし、健康にもよさそうだし。
我が家の午後の定番です。

12345678

1213_2koukoku 2021.12.13
新聞広告です。
「12:34'56"」まではよく試みますが、「7月8日」ときましたか。
広告用に、操作したかもしれませんが、ま、よくやった「ほめてつかわす」。

2022年2月22日2時22分22秒に挑戦してみませんか?

200年後には「2222年2月22日22時22分22秒」が来ますけどね。いくら何でも、挑戦してくださいとは書けませんので。

2022年2月 2日 (水)

年賀状のデザインの記事に追加

今年の1/14の記事で↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2022/01/post-be7a0b.html
2022年1月14日 (金) 年賀はがき


この下の絵が私にはよくわからない。わかる人には当然のごとくにわかるのではないか。
虎が橋を渡って神社に参拝かな。
初詣(?)
どこの神社ですか?

こう書きました。虎が赤い橋を渡って参拝するのかな、という雰囲気に感じたのでした。

★さt、朝日新聞朝刊1面の下に、「しつもん!ドラえもん」という小さな連載があります

[しつもん!ドラえもん]4276 なら編(2/1)
 平群町の朝護孫子寺の境内にまつられている動物は?2022年にまつわるものだよ。
[こたえ]トラ
 境内には100体ほどのトラの像があり、巨大な張り子のトラが有名だよ。阪神タイガースの選手やファンが必勝祈願に訪れることでも知られているよ。

これを読みまして、何となく気になった。で「朝護孫子寺」を検索したら

↓ココ
https://www.kintetsu.co.jp/nara/report_powerspot/cho.html
信貴山 朝護孫子寺

ココに、張り子のトラの大きい写真がありまして、それが年賀はがきのデザインそのものなのですね。
0202_5tora
年賀はがき

Tyogosonsiji_tora
 ネットから引用
ね。
そうだったんだ。今年の年賀はがきのデザインの一つはこの朝護孫子寺の張り子の虎でした。

「しつもん!ドラえもん」は役に立ちます。知識の宝庫だな。
阪神ファンの方はよくご存じだったのでしょうね。

近鉄のサイトへのリンクではなく、信貴山朝護孫子寺のサイトもありまして
↓これです
https://www.sigisan.or.jp/
ここを開きますとね、なぜかチラッとムカデの絵があるんです。
なんでだろ?と調べたら

http://small-life.com/archives/14/04/1721.php
2014-04-17
毘沙門天のお寺で「寅」と「ムカデ」探し@信貴山朝護孫子寺

信貴山の古刹『朝護孫子寺』は、「寅年・寅日・寅の刻」に聖徳太子の前に毘沙門天が現れたという言い伝えのため、寅を祀るお寺として知られています。また、毘沙門天の使いとされる「百足(むかで)」を描いたものもたくさん見つかります。境内で寅とムカデを探してきました!
・・・
武田信玄や、伊達政宗の従兄弟・伊達成実などの戦国武将は、甲冑や武具にムカデをデザインしました。これはたくさんの足を一糸乱れず動かし、果敢に前進する姿からの連想であり、戦勝の神・毘沙門天とのイメージにも近かったんでしょうね。

知らなかったなぁ。ムカデなんて現代では怖がられ嫌われるだけのもののようになっていますが、崇められていた時代もあったんですね。

このあたり、検索するとまだまだいろんなことが出てきそうですが、ここでやめときます。

★ついでと言っちゃなんですが・・・
今回、今年頂いた年賀状をもう一回眺めたら
0202_6tora
こういうデザインがあったのです。
鳥居がありますからね、これは明らかに神社。朝護孫子寺ではない。
はて、これはいったいどこだろう。これも調べていったら
大阪の少彦名神社(神農さん)のようです。

↓ツイッターで
https://twitter.com/sinnosan1123/status/1454959160584404999

本年の年賀はがき、大阪府版は当社の張り子の虎の意匠が使用されております。本日11月1日より販売されるそうです。
来年は寅年、しかも1月1日は寅の日です

なるほど、そうでしたか。見落としていました。すみません。
↓その神社のHP
http://www.sinnosan.jp/
日本医薬総鎮守 
病気平癒・健康成就の社
少彦名神社(神農さん)

↓参考に

すくなびこな‐の‐かみ【少彦名神】
日本神話で、高皇産霊神たかみむすひのかみ(古事記では神産巣日神かみむすひのかみ)の子。体が小さくて敏捷、忍耐力に富み、大国主命と協力して国土の経営に当たり、医薬・禁厭まじないなどの法を創めたという。
広辞苑第六版より引用

ウスモンミドリカスミカメ

1212_5usumonmidorikasumikame 2021.12.12
コギクに潜り込んでいました。この虫を見たのは今季これが最後だったと思います。
例年より個体数は少なかったな。そんな感じです。
写真の右上にも何かいるんですが、撮影時には気づいてなくて、確認できるような画像がありません。アブラムシかなぁ。わからない。

ドウダンツツジ

1214_4doudantutuji1 2021.12.14
妻の撮影。ものすごい、としか言いようがない。
1214_4doudantutuji2
ドウダンツツジなんですね。
1214_4doudantutuji3
雨に濡れた輝きも加わって、強烈な色彩でした。

我が家にも以前、偶然拾ってしまったドウダンツツジがあったのですが、枯らしてしまった。
陽当たりが悪かったかな。残念でした。

カエデ

1212_1kaede 2021.12.12
鉢のカエデ。
一様に紅葉するわけではないようです。
このシーズンの仕事を終えて、一旦、休止状態へ。
次のシーズンの準備は始まっているのですが、まだ眼に見えてこない。
植物の「生きるという化学反応」も低温下では遅くなりますが、でも、ゆっくりゆっくり進んでいます。
人間は恒温動物ですが、ゆっくりゆっくり、という時を持ってもいいんじゃないかな。急くなよ。

宇宙の話をもう一つ

★前の記事に続いて:宇宙の話をもう一つ。

朝日俳壇 2021年10月24日
 <長谷川櫂選>
 月が曳(ひ)き月が押し来る波の音(高松市)信里由美子
【評】月の引力が潮の干満を導いていることが分かる句。

宇宙での現象はすべて万有引力によるものです。万有引力は引力であって、決して「押す」力にはなりません。
潮汐現象を「遠心力」で説明しようとする解説は今も多い。
遠心力というと、押し付ける力、と感じますよね。
車がコーナーを曲がるときも外へ押し付けられると感じる。
遠心力は便利なんですけどね。でも遠心力は実際の力ではないのです、見かけ上の力なのです。
電車がブレーキをかけると、乗客は前にのめりそうになりますよね。後ろから押されているような感じがする。
でも実際には「押す力」は働いていない。電車が減速するのに、乗客は慣性で速度を保って前進しようとする。その結果、前にのめる。これが実際。こういうのを「慣性力」といいます。
回転するものの内側にいると、外へ押し付けられるように感じるのでこれを遠心力といいますが。
体は慣性によって等速で直進しようとするのに、壁が内側へ回るので、押されるように感じるのです。
遠心力も、慣性力です。実際に働いているのではない。
遠心力は便利だし、説明が楽なんですけどね。

↓気象庁のHPです。
https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/knowledge/tide/choseki.html
潮汐の仕組み

 潮汐が起こる主な原因は、月が地球に及ぼす引力と、地球が月と地球の共通の重心の周りを公転することで生じる慣性力※を合わせた「起潮力」です。 地球と太陽との間でも、同じ理由でやや小さい起潮力が生じます。
 下図のように、起潮力は地球を引き伸ばすように働くと、潮位の高いところと低いところができます。 潮位が上がりきった状態が「満潮」、反対に下がりきった状態が「干潮」です。

※ 当ページでは従来これを「遠心力」と表記しておりましたが、正確な表現とするため「慣性力」にあらためました。

「慣性力」にあらためたのだそうです。やっぱな、気象庁としては若干恥ずかしいもんな。

↓国立科学博物館のHP
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/moon/moon04.html

Q4.干潮・満潮はどうして起こるのですか?
 干潮や満潮などの潮のみちひきは、月がひきおこす現象です。潮のみちひきをおこす力を潮汐力(ちょうせきりょく)とよびますが、もともとは月の引力によるものです。
 海水は液体で自由に動くことができますから、地球上で月に向いた面の海水は月の引力に引かれて少し持ち上げられ、満潮になります。ところが、ちょうど月の反対にあたる所でも満潮になるのです。これは、月のま下にあたる点と、地球の中心、月のま反対の点にはたらく月の引力を考えることで分かります。月の引力は、ま下の点でいちばん強く、地球の中心では中ぐらいに、反対の点ではいちばん弱くなりますので、地球上で見ると月の反対側でも海水が盛り上がって満潮になります。そして、月と直角な方向では海水が低くなり、干潮になるのです。
 このように、潮のみちひきは地球上での場所による月の引力の大きさの違い(これが潮汐力です)によっておこります。また、太陽の潮汐力からも潮のみちひきがおこりますが、これは月の半分ほどの大きさになります。月と太陽の潮汐力がおたがいに助けあう新月や満月のころは、潮のみちひきが大きく大潮となり、おたがいに弱めあう上弦や下弦の半月のころは、みちひきの小さい小潮になります。

というわけで、干潮は「月が引き」満潮は「月が押す」というのは感覚的にはそうなのですが、実際はすべて引力で説明されることなのです。

宇宙の色

0121_7sora 2022.1.21
題して「青空」。昔、原生花園でこんな写真を撮って写真屋さんに持っていったら、ちゃんと焼いてくれなかったな。トホ。

ところで、抜けるような青空。とはこういうものでしょうかね。
で、こういう青空を見ていると、空の向こうの宇宙を見ている気にもなります。

で、
朝日俳壇(2021年11月7日)
<稲畑汀子選>
 秋高し宇宙の青を集めたる(大阪市)友井正明

この俳句も、おそらく抜けるような秋の青空のむこうに広がる宇宙へ思いを馳せたのではないでしょうか。

それはわかるのですが・・・。
実は、青いのは空から地面に降り注ぐ散乱光であって、その向こうの宇宙は「漆黒」なのです。
宇宙では、自ら光を発する星からのその光は眼に入り、星が見えます。でも星と星の間の圧倒的な空間からは光が一切散乱されてこない。底なしの「漆黒」なのです。
地球が青いのは、散乱光の色なのです。

太陽光に照らされた地球大気は進行方向の脇方向へ、青い光を散乱する。地上の人間や宇宙飛行士の眼がとらえる青はその色。
散乱せずに大気を透過することができた光は赤であって、夕焼けが赤いのはそのためだ、という話はよく聞きますね。
また月食時に、地球の大気を通ることができた赤い光が月面を照らして赤い月が見えるというのもよく知られています。

↓参考に
(インタビュー)宇宙の漆黒、地球の輝き 宇宙飛行士・野口聡一さん(朝日新聞デジタル 2021年11月12日)

 ――「青」と言えば、ガガーリンの「地球は青かった」が名言として有名です。やはり地球は「青い」という印象ですか。
 「確かに青かった。しかし、それ以上に印象的だったのは『まぶしさ』でした。太陽の光を反射する地球の圧倒的なまぶしさに驚いたのです。そして光まばゆい地球と、真っ黒な世界である宇宙のコントラストに衝撃を受けました。・・・」

 ――宇宙の、その「黒」はどんな黒さなのでしょうか。
 「漆黒でしょうか。地上で見る物体の黒は、あくまでそれに反射した光の色からの黒です。でも宇宙では、光は永遠に真っ暗な世界に吸い込まれたまま、戻ってきません。だから、漆黒と言っても色とは違う。何もない黒です。・・・」

 ――ISS(国際宇宙ステーション)からの印象ですか。
 「船外活動で、地球の『まぶしさ』と宇宙の『闇』を同時に見たときに感じたことです。生命があふれる地球と完全なる死が満ちている宇宙とが、ごく薄い大気の層を挟んで向かい合っている。船外活動で、身ひとつで宇宙空間に出て行くのは、この世とあの世の間に流れる『三途(さんず)の川』を渡るような感覚、と表現できるのかもしれません。・・・」
・・・
 ――ヘッドライトの光を反射する物が全くないのですね。
 「そうです。ただ、今回、『心底、恐ろしい』と痛感したのは、逆に地球の昼のときでした。確かに地球が昼間の45分は、ぼくの足元でまぶしく光る地球が見えますが、頭を向けている宇宙のほうは真っ暗なんですよ。ヘッドライトの光を何も反射しないので、太陽があっても何も見えない空間が目の前にある。昼間の世界なのに暗い。『これはやばい』と思いました。原始人は、昼間なのに暗い日食のときはさぞ恐ろしかっただろうなと感じました」

★宇宙で見る地球は青い。地球での夕焼けは赤い。
では
地球から見る火星は赤い。火星での夕焼けは青い。

って、ホントかな?

↓こんな話があるのです。
「CO2が好きでたまらない」 Z世代の東大化学者は火星を夢見る(朝日新聞デジタル 2022年1月11日)

 《きっかけは1枚の写真だ。小学4年生のころ、祖父からプレゼントされた英国の物理学者スティーブン・ホーキングの小説に、火星で撮影された青い夕日の写真が載っていた。
 「心が震えた」。この夕日をこの目で見たい。火星移住を夢見た。調べ始めると、火星の大気の95%をCO2が占めるということを知った。
 ・・・

火星の夕日は青いんです。

↓私の過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/post-cccf.html
2017年12月22日 (金) 冬至の日に

火星の昼の空は赤く、夕焼けは青いという話。
火星の夕焼けは青いだろうという予想を立てていた学者もいまして、本で読み、火星からの画像を見て、うなったものでしたっけ。
↓解説があります。
https://irorio.jp/sakiyama/20130626/66014/
地球とは真逆の火星の空。なぜ昼間の空は赤っぽく、夕焼けは神秘的な青なのか?

↑上のリンクは切れています。でも次の↓リンクは生きてます。ぜひご覧ください。火星の青い日没です。
https://www.youtube.com/watch?v=4ZExs9KVj20

https://kodomokagaku.or.jp/news/walkingscience2015-03.pdf
科学の散歩道③
[「青い夕焼け」に驚く前に〕

https://kodomokagaku.or.jp/news/walkingscience2015-04.pdf
科学の散歩道④
〔火星の夕焼けは、なぜ青いのか?〕

↓散乱という現象について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%89%E6%95%A3%E4%B9%B1
光散乱

2022年2月 1日 (火)

続けてハエ

0108_5hae 2022.1.8
年が改まって、気温の平年値は底へ向かう。こんな時、ハエを見かけるとうれしくなってしまう。
変な人ですね。何せ虫が少ない。

0124_4hae 1.24
ハエ目がんばれ!

0129_1hae 1.29
この日は散歩に出ていつものようにぐるっと歩いてきて、撮った写真はこれ一枚。
なんてこった。さびしいなぁ。気温の底は抜けましたけど。まだまだ寒さは続きます。
脚が冷たいよぉ。

もういくつ寝ると春かしら・・・カメラ下げたかかし爺が・・・虫よこいこい虫よこい♪

ツマグロキンバエなど

1211_9tumagurokinbae 2021.12.11
サザンカに来ていたツマグロキンバエ。
画面左下にオシベが写っていてアリも来ています。
残り少ない花です。きっとおいしい蜜でしょう。

1211_16hae
指にハエを乗せています。画面右を見ると指が濡れているのがわかります。どうしたのかというと。
散歩を終わりにして家に入ろうと戻ってきたら、スイレンの鉢の水面に虫が浮いていました。
おや、と、左の人差し指で掬いあげたのです。そうしたらこのハエでした。
落ちたばかりだったのかな、元気でした。水の表面に吸いつけられてしまって脱出できなかったのですね。
ちょっと水が切れたら、飛んでいきました。
何というハエかよくわかりませんが、少しは延命できたのかな、と。がんばれよ。
{私は多分地獄に落ちますが、そうするときっとこのハエが恩返しに来てくれるでしょう。感動的な「ハエの恩返し」}

ショウガ 収穫

1210_10shouga1 2021.12.10
我が家のショウガ。収穫したてのところ。
1210_10shouga2
茎を取って、これが収穫本体。
砂糖漬けを作って食べます。

1214_1shouga 12.14
ハイ。砂糖漬け。
これがいい味でね。好物です。

私はショウガをショウガとして食べるのは好き。
ミョウガもそうだし、シソもそう。
でも「臭みとり」とかいって使うのは大嫌い。
我が家ではたまにイワシの摘み入れも作りますが、私がすり鉢でイワシをすり身にして、味噌と片栗粉を加えて昆布だしで煮る。
ゼッタイにショウガは使いません。
魚の臭みとりにショウガ、とよく言うのですが、拒否します。
臭みといわれる匂いも含めてその魚の味わいじゃないですか。それを消そうなんてもってのほかです。
イワシの臭みはイワシの味わい。でしょ。ちゃんと全部味わってあげなきゃイワシに申し訳ないじゃないですか。
そう考え、そのように実行してきた私です。

フウセンカズラ

1210_4huusenkazura 2021.12.10
今かい?
大部分の葉は褐色になり、少しだけ緑の葉も残っている、実は茶色い「風船」ばかり。
その状況で、今、花かい?
なんだか見ていて辛いような気分。

1213_9huusenkazura 12.13
順調な実。有名なハート模様。♡
保育園の先生が「モモレンジャーがいた」と言っていたのを思い出します。

ハイビスカス

1210_1hibiscus 2021.12.10
こんな状態を撮られては花としてはちょっとザンネンかも。
完全な状態で咲いているわけではないのに。

1216_1hibiscus1 12.16
玄関先の鉢で。これがこの株の最終の花でした。
1216_1hibiscus2
こちらはベランダで。これもこのシーズン最後。
5月ころから夏を挟んで10月くらいが花期でしょう。
南の花、というイメージです。それがもう12月も半ば。よく頑張りました。
植物にとってなんだか「順」ではない季節の進行のように思えます。

« 2022年1月 | トップページ | 2022年3月 »

2023年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ