日本海寒帯気団収束帯:JPCZ
日本海寒帯気団収束帯:JPCZ
(Japan sea Polar air mass Convergence Zone)
気象関係では使われていた用語らしいですが、私は今冬初めて耳にしました。
↓ウェザーニュースの解説です。わかりやすい。部分引用します。
https://weathernews.jp/s/topics/201712/110105/
冬型の気圧配置になると、大陸からの冷たい風がこの暖かな海の上を吹いてきます。この風は朝鮮半島の北部に位置する長白山脈によっていったん二分されます。
その後どうなるかというと…風下である日本海の上空で再び合流。風と風がぶつかることで、雲の発達しやすいラインが形成されるのです。
このラインのことを「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」と言います。
とても分かりやすい図がありますのでぜひご覧ください。
そして、JCPZが発生するような場合の天気図も掲載されています。
このページはおそらく2017年に作成されたものと思います。
↓2019年12月17日の天気図です。
なるほど。かつては「気圧の谷」と呼んでいたような部分ですね。
ここで風が合流し、上昇し雲を作るわけです。
↓地球の風というサイトです。最初は地球の全球の画像が出ますが、マウスで拡大できますので、日本周辺の風の状況が見られます。
https://earth.nullschool.net/jp
上のサイトで、2021年12月26日10:15にダウンロードした画像です。
確かに
風が合流して宍道湖のあたりでしょうか、その辺に吹き付けているようです。そうだったのか、なるほど。
これからは、「JCPZ」というものも意識することにします。
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