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2022年1月17日 (月)

月の言葉

昨年の年末「こつごもり」という言葉を耳にしたんですね。
「おおつもごり」はよく知っている言葉ですが、ひとまとまりの言葉として理解していたものですから、アレッという気分。
「つごもり」があって、それに「大小」があるのか、そうなのか、と。

広辞苑からの引用

つ‐ごもり【晦日・晦】
(ツキゴモリ(月隠)の約)
①月の光が隠れて見えなくなること。また、その頃。(陰暦の)月のおわり頃。下旬。蜻蛉日記[上]「春夏なやみくらして、八月―にとかうものしつ」
②月の最終日。みそか。(古くは「つごもりの日」ということが多い)源氏物語[松風]「月ごとの十四、五日、―の日行はるべき普賢講・阿弥陀・釈迦さかの念仏」
広辞苑第六版より引用

なるほどそうだったのか。「月がこもる」のか。
で、それに大小があって

こ‐つごもり【小晦日】
おおみそかの前日。陰暦12月29日の称。冬
広辞苑第六版より引用

おお‐つごもり【大晦】オホ‥
一年の最終日。12月の晦日みそか。おおみそか。おおとし。冬
広辞苑第六版より引用

知識が一つ増えてしまった。

「ついたち」が「月 立つ」であるのは昔から知っていましたが。

つい‐たち【朔日・朔・一日】
(ツキタチ(月立)の音便。こもっていた月が出はじめる意)
①西方の空に、日の入ったあと、月がほのかに見えはじめる日を初めとして、それから10日ばかりの間の称。(陰暦の)月の初め。上旬。初旬。伊勢物語「時はやよひの―、雨そほふるに」
②月の第一日。いちじつ。古くは「ついたちの日」ということが多い。蜻蛉日記[下]「閏二月の―の日、雨のどかなり」
③特に、正月一日。元日。紫式部日記「ことしの―、御まかなひ、宰相の君」
広辞苑第六版より引用

立ったり、こもったり、陰暦というものが「月の暦」であるということがよくわかります。
「月がたち」やがて「月がこもり」、「ひとつき」が過ぎる。
月と生活は強く結びついていたんですね。


月は季節を駆動する力ではありません。ですから月だけで暦を作ると季節とのずれを生じていきます。閏月が必要になったりね。で、季節を駆動する太陽の暦を月の暦の中に埋め込んだのが二十四節気なんですよ。

二十四節気を引用しながら「暦の上では」という枕詞をよく使います、予報士さんたちも。その時、二十四節気は旧暦のものだから、古くて、立春といってもすごく寒いじゃないか、という使い方をする。いえいえ、立春の頃に北半球は冷え切って、そろりそろりと暖かくなり始めるのです。まさしく「春が立つ」のです。
二十四節気は太陽暦。そのように理解してください。

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