過去の記事を訂正しました
「2009年9月30日 (水) ヒガシオビヤスデ」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5efc.html
↑この記事に、BITTZUさんからコメントを頂きました。
こちらはオビヤスデ目ヤケヤスデ科のヤケヤスデ Oxidus gracilis です。リンク先の種類もヤケヤスデです。ヒガシオビヤスデは生殖肢を見ずに同定することが困難です。
私はヤスデとムカデの区別くらいはつきますが、それぞれの詳しいことはよく知らないままに記事を書きました。
↓BITTZUさんのブログです。
https://smallneighbors.blogspot.com/
小さな隣人たちの世界
茨城県つくば市を中心に生き物を紹介していきます。
いや、実にすごい。私など到底足元にも及びません。
納得して、2009年の記事に訂正を書き入れましたが、ずいぶん以前の記事のこととて、訂正を行ったことが知られにくいと思い、訂正を行ったという記事をこうやって書くことにしました。
★東京でヤスデというと、ヤケヤスデが普通のようですね。あちこち見ていて知りました。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A4%E3%82%B1%E3%83%A4%E3%82%B9%E3%83%87-1212245
ヤケヤスデ
やけやすで / 焦馬陸
hothouse millipede
[学] Oxidus gracilis
「日本では全国各地の平地に普通に生息する。」
https://plaza.rakuten.co.jp/wolffia/diary/201102050000/
「この辺り(東京都世田谷区西部)に居るヤスデと云えば、ヤケヤスデ(Oxidus gracilis)位なもので、成体の体長は20mm程度だから、これはその幼体であろう。」
ということのようです。
↓私がよく利用している昆虫エクスプローラと虫ナビへもリンクしておきます。
https://www.insects.jp/kon-yasudeyake.htm
ヤケヤスデ属の一種
ヤスデ綱 オビヤスデ目 ヤケヤスデ科
Oxidus sp.
大きさ 20mm前後
時 期 3-11月
暗藍色で、脚は淡褐色のヤスデ。
雑木林の林床や、畑、人家の庭などに広く生息する。湿った場所に多い。
しばしば大発生して、人家の塀などで大量に見つかる。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-obiyasude_yake.htm
全国に普通に見られるヤケヤスデ。
褐色がかった黒色をしており、光沢があり体表はやや硬い。
刺激を与えると丸まって身を守る。
落ち葉や石などに見られ、多湿な環境を好む。
本種の生まれたばかりの幼虫は真っ白で、脱皮する毎に色付いてくる。
以上、ご報告します。
« セグロアシナガバチ | トップページ | ヤケヤスデ »
「動物」カテゴリの記事
- タイワンキシタアツバかなぁ(2022.05.30)
- クマバチ(2022.05.30)
- ムカデ(2022.05.27)
- クモ(シロカネグモの仲間)(2022.05.27)
- クモ(ネコハエトリか)(2022.05.27)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« セグロアシナガバチ | トップページ | ヤケヤスデ »
拙ブログをご紹介いただき、ありがとうございます。ヤスデでは、ネット図鑑は当てになりませんので、ご注意ください。
昆虫エクスプローラーさんの方の「ヤケヤスデ属の一種」はババヤスデ科Xystodesmidaeのミドリババヤスデ種複合体の一種 Parafontaria tonominea species complexでして、ヤケヤスデとは全く異なるグループのヤスデです。
虫ナビさんのほうも、ヤケヤスデではありません。
・1,2,3枚目:アカヤスデ属の一種Nedyopus sp.の成体メス
・4枚目:ヤケヤスデ科の一種Paradoxosomatidae gen. sp.ですが、幼体のため正確な同定が難しいです。
・5枚目の成体の方:アカヤスデ属の一種のオス
・6枚目:モリヤスデ属の一種の成体メス
本当のヤケヤスデO. gracilisはこちらで紹介しています。https://twitter.com/yasudezukan/status/1438437477077831682
投稿: BITTZU | 2021年11月24日 (水) 11時23分