コシロカネグモ
2021.10.26
ランタナの花のそば。網の真ん中が抜けてますね。獲物の捕獲時に傷んだかな。
10.30
同じ個体だと思います。
「日本のクモ」新海栄一 著、文一総合出版 の「用語解説」を見ましたら
こしき:円網の中心部分。穴の開いているもの、閉じているものなど、いくつかのタイプが見られる。
そうなのか。コシロカネグモはこしきの部分が穴の開いている部類なのかもしれませんね。
だったら、冒頭の写真も傷んだのではなく、これでいいんだ。
知らなんだ。
コシロカネグモを見かけたのは、この時が最後でしたので、次のチャンスがあったらまたしっかりと見ることにしましょう。
★ところで「こしき」ってナンダ?
こしき【轂】
車輪の中央にあって軸をその中に貫き、輻やをその周囲にさしこんだ部分。
広辞苑第六版より引用
ややこしい字ですね。
↓ここから引用します。
https://www.kanjipedia.jp/kanji/0002387400
①こしき。車輪の輻(や)の集まる中央の部分。「轂撃」 ②くるま。車両。「轂下」「輦轂(レンコク)」 ③あつめる。しめくくる。 ④お(推)す。「推轂」
★おまけ
私の語彙に、同音の「こしき」で別の言葉があるのです
こういう字。
↓調べたら
https://www.weblio.jp/content/%E7%94%91%E7%82%89
甑炉
読み方:こしきろ
鋳物用の炉の一つ。甑は昔の木製蒸籠(せいろう)のことで、それにかたちが似ているための呼び名。鉢形をしています。
そうなんです、私が知っていたのは「こしき炉」なのです。
工業高校に30歳を挟む11年間勤務して、機械科や電子科の担任をしました。
生徒の実習を見に行ったり、私自身もやらせてもらったり。
工業高校は楽しかった。理屈屋が職人技に接することができましたのでね。
機械科の実習で、鋳造や鍛造もありましたね。で、鋳造の実習で知ったのが「こしき炉」だったのです。
なつかしいや。現在は、工業高校でもこしき炉を使うことはほとんどないらしいです。
古い話になってしまいました。「こしき」がらみで思い出した「おまけ」話です。
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