ナナメ上
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http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/08/post-4de50c.html
2021年8月16日 (月) ナナメ上 音頭
ここで「ズキンアザラシ」というのが出てきました。
名前を「真正面から」考えると「頭巾をかぶったアザラシ」かな、と思う。
ところが実際は鼻の袋をふくらませることができて、それが名前の由来というのでした。
で「真正面」からではなく「ナナメ上」という、なかなか優れた表現なのですね。
その後
2021.8.31
キンチャクガニというのが登場しました。
「巾着を持った蟹」かと、正面から考えると違うんだな。
イソギンチャクを挟んで持っているカニなのです。
↓詳しい解説です。一部引用。
https://www.chiba-muse.or.jp/UMIHAKU/kenkyu/yanagi/hokanoikimono/kinchakugani.html
必ずイソギンチャクを手に挟んでいます。このイソギンチャクは、一見、カニのハサミに“くっついている”ようにも見えますが、実はそんな生やさしいものではなく、カニは2つのハサミに、まさにイソギンチャクを挟んでいるのです。このカニのハサミはイソギンチャクをしっかり持つことができるようなつくりになっています。
ヤドカリの仲間でソメンヤドカリというのは、自分が入っている貝殻にイソギンチャクをくっつけて身を守っているのがいますが、キンチャクガニはハサミにくっつけているのではなく、挟んで持っているのだそうです。何だか大変そうな気もしますが。
↓参考:ソメンヤドカリの話
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400216_00000
イソギンチャクとヤドカリ
ミツツボアリというのも登場しました。蜜を入れる壺をつくっているアリか、と思うと「ナナメ上」を見なければならない。
9.8
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005400703_00000
ミツツボアリ
ミツツボアリは雨がふって、花がさいたときにみつを集め、仲間のおなかにたくわえます。そして、食べ物が少ない季節になると、このたくわえた食べ物を口うつしでもらって、生きのびるのです。
仲間の体を密壺にするのですね。
きっとまだ色んな生き物が登場するでしょう。楽しみです。
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