セスジスズメ幼虫:2
2021.8.17
「バカでかくなったわね」と、妻が身長を測ってやりました。
真っ直ぐになったら、10cmくらいありますかね。でかいなぁ。笑ってしまう。 8.18
腹脚で細い茎を抱くようにしています。この抱きつくような姿がかわいくてね、痺れます。
もう40年以上昔ですが、アゲハの幼虫を見つけて金網の飼育ケースに入れたら、腹脚で抱きつくような恰好で歩いていくのが目の前に見えまして、あまりのかわいさに妻が痺れてしまって、以来、チョウの飼育を始めることになった、という夫婦の歴史があるんです。
一匹、下に降りていました。
チョウやガの終齢幼虫は、蛹化する前に、成長した食草の場所を離れてウォンダリング(wandering)といってかなり遠くまで歩いていきます。成長した場所で蛹になると寄生者や捕食者に見つかりやすいのかな。何mも離れたところで、気に入った場所を探して蛹化します。
上の写真の一匹の他の幼虫もすぐ見えなくなりました。
きっとどこかで土にもぐって蛹になったのでしょう。 8.21
幼虫たちが去った後のホウセンカ。ほぼ丸坊主。つぼみが残っていたようで、花が咲いています。
これで枯れるかなと思ってたら。
なんのなんの、しぶとい。
つぼみを増やし、葉も伸ばし始め、再度開花へと向かうのでした。
すごいものですねぇ。改めてそのパワーに感動しています。
ところで、こいつらが羽化したら、その成虫にお目にかかれるかな。成虫は三角のジェット機みたいで、カッコイイんですよ。
↓幼虫図鑑ですが、ページの下の方に成虫の写真もあります。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/020926a1.html
セスジスズメ
↓みんなで作る日本産蛾類図鑑
http://www.jpmoth.org/Sphingidae/Macroglossinae/Theretra_oldenlandiae_oldenlandiae.html
セスジスズメ Theretra oldenlandiae oldenlandiae (Fabricius, 1775)
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