orient occident
前の記事で、「日が昇る」話をしました。
記憶があいまいなのですが、朝のテレビ体操の前の語学番組の端っこで、かなぁ。
orient というのは「日の出るところ」というような意味のラテン語から来ていると聞いたように思います。
オリエントといえば、東洋、という風に理解していましたので、あら、そうなのか!とビックリ。
爺さんの自由研究で、調べた結果を並べます。
orient
►n
1 [the O-] 《詩》 東洋 (East),東邦《ヨーロッパからみた東方の諸国》,極東 (Far East),東半球 (Eastern Hemisphere);《詩》 東,東天.
{中略}
[OF<L orient- oriens rising, rising sun, east]
リーダーズ英和辞典第3版より引用Occident
1 [the]
a 西洋,欧米(諸国) (cf. ORIENT);西洋文明;《欧州中の》 西欧.
b 西半球.
2 [the o-] 《古・詩》 西方.
[OF<L occident- occidens setting, sunset, west; cf. OCCASION]
リーダーズ英和辞典第3版より引用オリエント【Orient】
(日の出の地 oriens ラテンに由来)
①東洋。東方諸国。
②ヨーロッパから見て、近東諸国。西洋史上、特に古代のエジプト・メソポタミアを指す。
↔ オクシデント
広辞苑第六版より引用オクシデント【Occident】
(日没の地 occidens ラテンに由来)西洋。西欧。欧米。↔ オリエント
広辞苑第六版より引用
なるほどねぇ。北極星が北を指す、のは有名ですが。
日の出る方向 というのがあったか。それはわかりやすいですよね。
季節によって出る方角はずれますけど、おおよそにおいて、太陽は東から出る、というのは正しい。
★思い出すこと
「日出処天子と日没処天子」です。
https://kotobank.jp/word/%E9%81%A3%E9%9A%8B%E4%BD%BF-60749
遣隋使(読み)けんずいし
日本大百科全書(ニッポニカ)「遣隋使」の解説
・・・
607年(推古天皇15、隋の大業3)の遣使には大礼(だいらい)小野妹子らが派遣され、このときは仏法を習得することを目的として沙門(しゃもん)数十人も同行したが、提出した天皇の国書に「日出ずる処(ところ)の天子、書を日没する処の天子に致す、恙(つつが)無きや云々」と、隋と対等の礼で書かれてあったために「蛮夷(ばんい)の書、無礼なる者有り、復(ま)たもって聞する勿(なか)れ」と煬帝を怒らせたという。
・・・
「oriet の monarch が occident の monarchに」なのですね。おもしろい。
monarch
►n
1 君主,主権者,帝王;最高支配者,王者
・an absolute monarch 絶対[専制]君主
[F or L<Gk (mon-, arkhō to rule)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
部分引用です。いや、妙なことを考えてしまいました。笑ってください。
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