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2021年7月13日 (火)

TV 衛星画像

森田さんがまた、面白い画像を見せてくれました。
地球は西から東へ、北極方向から見ると反時計回りに自転しているわけですが。
自転軸が傾いていますので、北回帰線、南回帰線が生じるわけですね。
そういう図は中学校以来見てきたと思うのですが。
気象衛星からみると、太陽が海面に反射した輝きが見えるのですね。
気象衛星は赤道上空で日本に対して相対的に静止していますので、常に日本を正面に見ている。
そうすると、地球が西から東へ回転すると、太陽の反射光は東から西へ移動します。日は東から出ますもんね。
で、地球の自転軸は傾いていますので、面白いことが見られる。
0607_29sun1 2021.6.7
太陽の出る位置の変化が気象衛星から見られるのです。
↓これは春分の時
0607_29sun2
写真は左から右へと時間が経過していきます。すると、太陽の反射光が右から左へ=東から西へ、移動していくのですね。
すごいことですね。当たり前の出来事なのですが、実際に見てみようというのがすごい。
0607_29sun5
上段は冬至の日の写真。太陽の反射光が赤道より下(南)の方から出てきて移動していますね。
下段は「きょう」とあります。6/7の放送でしたので、6/21の夏至間近、といっていいでしょう。
そうすると太陽の反射光は赤道よりかなり上(北)から出てきます。
なるほどねぇ。概念的にはわかっているつもりですが、それが実際に目で見られるとは。初めて知りました。
森田さんに感謝。嬉しくって仕合わせ気分です。

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