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2021年7月15日 (木)

カバキコマチグモ

写真はありません。

前の記事でムカデについて、嫌われ者だよなぁ、と思いながら書いていたら、記憶が唐突にハサミムシとつながりまして。
あまり好意的には見られないだろうし。
↓ちょっと前にハサミムシの記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/05/post-604aa5.html
2021年5月31日 (月) ハサミムシ

「↓読まない方がいいかな。丹念に世話をした卵から孵化した幼虫に母虫は食べられてしまうのです。」
こう書いてリンクを貼ったのですが、幼虫に食べられる母虫ということで、クモのカバキコマチグモをまた思い出しました。

↓カバキコマチグモ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%90%E3%82%AD%E3%82%B3%E3%83%9E%E3%83%81%E3%82%B0%E3%83%A2

 日本全土、朝鮮半島、中国に広く分布する。在来種中で最も毒が強く、国内のクモ刺咬症例の大半を占める毒グモでもある
 ・・・
 夏に雌は巣の中で100前後の卵を産み、孵化するまで巣の中で卵を守る。卵は10日ほどで孵化する。
 生まれた子グモは、1回目の脱皮がすむと一斉に生きている母グモにとりついて体液を吸い取ってしまう。この間、母グモは身動きができないわけではなく、敵が近寄れば威嚇して追い払おうとすることが観察されているが、子グモに対しては抵抗しない。母グモは30分程度で絶命し、半日程度で体液を吸い尽くされてキチン質を残すのみとなる[4]。

この習性は有名なのです。
カバキコマチグモを私は実際に見たことはないのですが、話としては知っています。
↓参考
https://www.spu.ac.jp/Portals/0/News%20file/sangaku/webkouza/01_WEBhahaoya.pdf
母親の最期に関わるムシたちの話

幼体は外敵に狙われやすい。母虫が自分を餌として与えれば幼体の生存率が上がる。結果的に種を繁栄させていく行動なのですね。適応度という概念で説明されることがらです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A9%E5%BF%9C%E5%BA%A6
適応度

★また記憶がムカデの方へ反転しまして。
ムカデって卵や幼生を保護するんだったよな、確か。
検索してみました。
↓写真がすごい。苦手な人は見ない方がいい。
http://blog.livedoor.jp/antroom/archives/51484212.html
2013年04月30日

産卵から親離れまで3ヶ月間の記録
タイに生息する、全長26cmの巨大オオムカデ。
3月に産卵してから度々紹介してきましたが、無事に親離れをしました。
そこで、産卵から親離れまでの3ヶ月間の記録をまとめました。

↓ここは写真はわずかですので、じっくり読めます。どうぞ
https://www.tokyo-zoo.net/topic/topics_detail?kind=news&inst=tama&link_num=21802
トビズムカデの子育て 2013/09/20

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