夕方の虹
2021.5.17
TBSのNスタ、午後6:44の画面です。左に森田さんがいて、右にホランさんがいます。
「東京・赤坂から 午後6時半ころ」の撮影だそうです。
虹というものは背中側から太陽光を受けて、その太陽光が進行して向かう点(対日点)から常に42°の角度で現れます。
ですから、太陽高度が低いほど虹は高く現れる。式にすると
虹を見上げる角度=42-太陽高度
こうですね。
この虹が現れたのが「6時半ころ」というと、もう日没直前でしょう、太陽高度は低いはず。
5/17の日の入り時刻は「18:41」でしたから、もうホントに日没直前ですね。
赤坂ですからもちろん地平線は見えませんが、もし「東京大平原」だったら、背中側の地平線に沈んでいく太陽光で出現した虹なんですね。
「こよみの計算」サイトで計算したら↓
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
こよみの計算
太陽の高度・方位
東京(東京都): Tokyo
年月日 時刻 高度[°]
2021/05/17 18:30:00 1.5
わぁ、太陽高度が1.5°だそうで。
虹の最高点は、地平線から約40°の高さだったようです。
これ以上高い位置に虹が出現することはほぼありませんね。
珍しい虹を見せてもらいました。
よかったよかった。
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