オスの三毛猫
前の記事で
「三毛はほとんどすべてがメスですので、それでミケランジェラになったのかな。」
こんな表現をしました。
三毛猫については過去記事がありまして↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-9e31.html
2017年2月23日 (木) オスの三毛猫「タケシ」
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-2455.html
2017年3月 3日 (金) 「三毛猫のオス」
いろいろリンクも張っていますので是非お読みください。
ごく単純化していうと。
猫は性染色体がXXだとメス、XYだとオスです(ヒトと同じ)。
Xが2本ないと、三毛になる可能性がありません。ですから通常オスは三毛にならない。
ところがXXYというような染色体異常が起きるとYがあるのでオスですが、Xが2本あるので三毛化する可能性が出てくる、ということなのです。他にも色々なことがありますけど、大雑把にはこれでいい。
↓以前には見つけていなかった「国立極地研究所」の資料です。
http://polaris.nipr.ac.jp/~archives/contents/takeshi.html
南極で越冬した猫、たけしのアーカイブです。たけしに関する資料は少なく貴重です。
第1次南極観測隊が出発する直前、ある人から託された一匹の三毛猫。雄の三毛猫は珍しく縁起がいいとされ、航海の安全を願って宗谷に乗せられました。そして観測隊の一員となった三毛猫は、永田武隊長の名前をもらい「たけし」と名付けられました。
たけしはペットとして活躍しましたが、樺太犬のように犬橇を引いて働いたり研究の対象とはされなかったために、残されている記録はわずかです。猫がいたことを知っている人は少ないのではないでしょうか。
最近になり整理・寄贈された資料から、新たにたけしの写真や映像が発見されました。
残念ながら永田隊長とたけしが一緒に写っている写真は、これまでに整理された極地研アーカイブの中には見つかっていません。
日本でただ1匹南極で越冬した猫、たけしの貴重な写真を一挙に公開します。
たけしは日本に帰ってきたのですが、その後、行方不明になってしまったそうです。
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