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2021年5月 6日 (木)

カタバミ&ムラサキカタバミ

0407_15katabami 2021.4.7
カタバミがあちこちいっぱい咲いています。雑草の草むらを見ると、あちこちに小さな黄色が見えます。

0422_7murasakikatabami1 2021.4.22
ムラサキカタバミ。これは花の色からの命名ですね。
色の薄い大きい花が先に咲き、後から下の花が咲いたのがわかります。
ムラサキカタバミの花の開閉は、花弁の内外の細胞の成長で行われます。
外側が成長すると閉じ、内側の成長で開く。
繰り返すと、花が大きくなります。でも、どうやら色素量は増えないらしく色が薄くなってしまいます。
ということで、咲いてから日数が経った花と新しい花の違いがくっきり見えましたので、お目にかけます。

★別件で。
●家紋の片喰
↓片喰紋の話。図もあります、ご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F

片喰紋・酢漿草紋(かたばみもん)は日本の家紋の一種である。平安時代に車紋として使用された記録がある[10]。前述の通り繁殖力が強く、一度根付くと絶やすことが困難であることが、「(家が)絶えない」に通じることから、武家の間では、家運隆盛・子孫繁栄の縁起担ぎとして家紋の図案として用いられた。十大家紋の一つに数えられる。

戦国大名の長宗我部元親など土佐長宗我部家の「七つ酢漿草」や新陰流である上泉信綱の「酢漿草」、徳川氏譜代の酒井氏の「剣酢漿草」「丸に酢漿草」など、酢漿草紋を家紋とする戦国大名・武将も多い。江戸末期の豊後日田の儒学者である広瀬淡窓や大分県知事の広瀬勝貞などを輩出した商家廣瀬家も「丸に酢漿草」を用いていた。今太閤とも呼ばれた田中角栄の家紋も「剣片喰」である。旧宇部領主安芸福原氏の酢漿草紋に因み、山口県立宇部高等学校の校章デザインおよび同窓会呼称に採用されている。また、古代女性が鏡をカタバミの葉で磨いたという言い伝えに因み、日々の心の研鑚を願う思いから、私立江戸川女子中学校・高等学校が校章のデザインにも採用している。

カタバミって五弁花なのに、家紋になると「三」だなぁ、と思ったら、花をデザインしたんじゃないんですね。葉のデザインなんだ。迂闊なことでした。「子孫繁栄」だそうです。

「鏡をカタバミの葉で磨いた」という話も載っていますね。

https://www.hana300.com/kataba.html
片喰 (かたばみ)

・学名
  Oxalis corniculata
   Oxalis : カタバミ属
   corniculata : 角(つの)のある

 Oxalis(オキザリス)は、ギリシャ語の「oxys(酸っぱい)」が語源。葉や茎に蓚酸(しゅうさん)を含み酸味があることから。
・・・
・茎や葉には「蓚酸(しゅうさん)」(無色無臭の結晶。化学式は「(COOH)2」)というものを含んでいる。
 これが「酢漿草」の名前の由来。かむとすっぱいらしい。昔は真鍮で作った仏具や鉄製の鏡をこれで磨いていた。

oxalis

►n 〔植〕 カタバミ《オキザリス属[カタバミ属] (O-) の各種草本 (wood sorrel);カタバミ科》.
[L<Gk (oxus sour)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

最近「オキザリス○○」という名前のカタバミの園芸種がありますね。見かけたらカタバミの親戚だと思い出してください。
Wikiから引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E9%85%B8
シュウ酸

シュウ酸(シュウさん、蓚酸、英: oxalic acid)は、構造式 HOOC–COOH で表される、もっとも単純なジカルボン酸。二つのカルボキシ基を背中合わせにくっつけた分子である。IUPAC命名法ではエタン二酸 (ethanedioic acid)。1776年、カール・ヴィルヘルム・シェーレによりカタバミ (oxalis) から初めて単離されたことから命名された。

命名の由来にもなったように、植物に多く含まれる。漢字の「蓚」はタデ科のスイバを意味し、また中国語でも植物由来の「草酸」の名を持つ。タデ科(他にギシギシ、イタドリなど)、カタバミ科、アカザ科(アカザ、ホウレンソウなど)の植物には水溶性シュウ酸塩(シュウ酸水素ナトリウムなど)が、サトイモ科(サトイモ、ザゼンソウ、マムシグサなど)には不溶性シュウ酸塩(シュウ酸カルシウムなど)が含まれる。とろろが肌に付くと痒みを生じるのは、シュウ酸カルシウムの針状結晶が肌に刺さって刺激を受ける為である。

化学ではごく普通に扱う酸です。名前の由来からすると「カタバミ酸」といってもよかったのかもしれませんね。

★研磨剤として

Wikiや花300に蓚酸で金属鏡を磨いた、という記述がありますね。
ずいぶん以前の話ですが、ある高校で、体育祭が近づいたある日、生徒会の連中が化学室にやって来て
「先生、シュウ酸ありませんか?」と聞いてきた。「あるけどさ、何に使うんだい?」「表彰式で使うトロフィーを磨くんです。シュウ酸で磨くとすっごくきれいになるって聞いたんで」「そうか、それならまあいいか」と多少のシュウ酸をあげたことがあります。
「先生!よかったよ、あれ、すっごくきれいにピッカピカになった」
といって喜んでいましたっけね。
どこでその知識を仕入れてきたかは知りませんが、私自身いい経験になりました。

↓江戸川女子中学校・高等学校
https://www.edojo.jp/guidance/concept.html

ここに、この学校の「校章・エンブレム」の由来などがあります。なるほど、カタバミがデザインされていました。

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