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2021年5月20日 (木)

クレマチスの蔓

0412_29clematis1 2021.4.12
クレマチスが塀の内側から登ってきました。
これをみて、あれ?となってしまいました。
どういうことなのかというと。
0412_29clematis2
これ「抱きついている」ようですね。
茎から出た葉がまるで両手で抱きつくような格好になっています。

0428_17clematis2 4.28
なんだかなぁ。
クレマチスは「絡みつく」タイプ、といわれているように思いますが。
私が見たこの状況は「抱きつく」だよなぁ。
0428_17clematis34.28
つぼみです。花についてはまたいずれ書きます。

↓レファランス協同データベースです。
https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000140061
つる植物が支柱に巻き付くしくみが知りたい。

登攀の様式は植物によって異なり、その分類方法も資料によって微妙に異なるが、例えば『ブリタニカ国際大百科事典』は、つる植物を寄りつき器官によって次の5つのタイプに分けている。
①「ひっかかり類」・・・鉤状の器官で他の植物などにひっかかり植物体を支持する。アカネ、ヤエムグラ等。
②「巻きひげ類」・・・ブドウ、キュウリ、ヘチマ等。
③「付着盤類」・・・巻きひげの先端の小さな付着盤(吸盤)から出る粘着性の浸出物を使って他物の表面にくっつく。
 ツタ、ツリガネカズラ等。
④「気根類」・・・茎から出た不定根の先端が吸盤のような形態になり、体を固定する。ツタウルシ、キヅタ等。
⑤「巻きつる類」・・・茎頂の旋回運動が、適当な支持体に接触する機会を多くし、接触の刺激によって茎はゆるやかなコイル状となって支持体を巻き締める。アサガオ、ヤマフジ、ヤマノイモ等。

↓樹木図鑑
http://www.jugemusha.com/jumoku-n-TURU.htm

他のものを頼る方法に”巻きつき型”、”付着根型”、”巻きひげ型”、”寄りかかり(引掛け)型”などがある。

この4分類が普通なのかな。

↓ここでは
https://gardenstory.jp/gardening/353

●巻きつき植物
茎が支柱等のまわりにらせん状に巻きつくタイプ。右巻きと左巻きの種類にも分けられます。誘引がなくても巻きつくが、誘引した方が姿が美しい。(アサガオ、カロライナジャスミン、スイカズラ、ツルウメモドキ、ナツユキカズラ、フジなど)

●絡みつき植物
葉や茎の先端が巻きひげ状にクルクルと変形したものを「巻きひげ」と呼び、構造物や他の植物などに絡みつきながら伸びるタイプ。誘引がなくても絡みつくが、誘引した方が姿が美しい。(クレマチス、スイートピー、トケイソウ、ブドウ、フウセンカズラ、ナツヅタなど)

●寄りかかり植物
茎や枝から出る刺を引っ掛けながら伸びるタイプ。誘引がなくても伸びるが、誘引した方が姿が美しい。(ノイバラ、ブーゲンビリア、ツルグミなど)

●張りつき植物
気根や吸盤(茎の途中から出る小さな根)を出して、壁などに張り付きながら這い上がるタイプ。誘引しなくても伸びる。(ノウゼンカズラ、テイカカズラ、ツルアジサイ、ヘデラ・ヘリックス、ヘンリーヅタ、ツルマサキなど)

こう分類していて、クレマチスを「絡みつき植物」としています。
そうなのかなぁ。悩む。

これまで、ぼんやり見てきましたが、いろんな蔓性の植物があるのですねぇ。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%82%8B%E6%A4%8D%E7%89%A9
つる植物

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