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2021年5月 5日 (水)

みずがめ座流星群

こんな記事がありましたので、連休中ブログ更新をお休みしておりますが、お知らせだけ致します。

↓朝日新聞

流星群、あすから見ごろ(2021年5月4日 5時00分)
 みずがめ座流星群が5~7日にピークを迎える。今年は月明かりも少なく、条件は良好という。国立天文台によると、長い軌跡を描く流れ星が多いのが特徴。みずがめ座が東の空に昇る夜明け前が観察しやすいという。5月いっぱいは多く現れる。

↓ウェザーニュース。「続きを読む」に進んでください。更に「特別メニュー」というのもあります。是非どうぞ。
https://weathernews.jp/s/star/eta-aquarius/?fm=dotop&fmdotop=2

↓国立天文台。基礎知識。
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/meteor-shower.html

流星群とは

流星(「流れ星」とも言います)とは、宇宙空間にある直径1ミリメートルから数センチメートル程度のチリの粒が地球の大気に飛び込んできて大気と激しく衝突し、高温になってチリが気化する一方で、大気や気化したチリの成分が光を放つ現象です。

彗星はこのようなチリの粒を軌道上に放出していて、チリの粒の集団は、それを放出した彗星の軌道上に密集しています。彗星の軌道と地球の軌道が交差している場合、地球がその位置にさしかかると、チリの粒がまとめて地球の大気に飛び込んできます。地球が彗星の軌道を横切る日時は毎年ほぼ決まっていますので、毎年特定の時期に特定の流星群が出現するわけです。
彗星の軌道

このとき、地球に飛び込んでくるチリの粒はみな同じ方向からやってきます。それぞれのチリの粒はほぼ平行に地球の大気に飛び込んできますが、それを地上から見ると、その流星群に属している流星は、星空のある一点から放射状に飛び出すように見えます。流星が飛び出す中心となる点を「放射点」と呼び、一般には、放射点のある星座の名前をとって「○○座流星群」と呼ばれます。

流星の出現数ですが、流星群の放射点が地平線付近にあるときには、チリが大気にななめから飛び込んでくるためにチリの数は少なく、流星はほとんど出現しません。流星群の活動の活発さが変わらないと仮定すると、放射点の高度が高くなるにしたがって流星の出現数は多くなります。

↓みずがめ座η流星群を生み出しているのはハレー彗星が残したチリだそうです。
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html


みずがめ座η(エータ)流星群
流星出現期間    極大
4月19日-5月28日  5月6日頃

5月の連休の頃に極大を迎える流星群です。母天体は、10月のオリオン座流星群と同じで、有名なハレー彗星(1P/Halley)です。

この流星群は、放射点の位置の関係で北半球の中・高緯度での観測は難しく、日本では明け方の1時間くらいしか見ることができません。南半球では、三大流星群のペルセウス座流星群に匹敵するほどの流星数が観察されることがあります。

極大は5月6日頃ですが、前後数日間は同じくらいの流星が観測できます。午前2時頃から夜が白み始める午前3時半頃という短時間が、観察のチャンスです。

 

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