オオカマキリ孵化
2021.4.21
オオカマキリが孵化した、という妻の呼び声で駆けつけると。なるほど。
もう体が固まっています。
卵鞘のほうはもうほぼ空っぽでした。
卵鞘から出てきたときは脚も出ていない「前幼虫」という状態なのですが、そういうのも見られませんでした。
↓この時の観察が詳しいです。是非どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-a1fd.html
2018年5月29日 (火) オオカマキリ孵化 5.11
あちこちへ散っていったので、思わぬところで、たまに見かけることがあります。 5.16
ずいぶんがっしりした感じになりました。思い入れが強いものですから、表現が人間的になります。 5.27
朝、雨の中テラスに出ていた妻が撮影してきました。ハサミムシを見かけたので撮影しようとしていたらすぐ脇にいた、とのこと。
脚とか触角抜きにしてトリミングしますと
こんな感じ。
これを見て、私が「あぁ、これ、水を飲んでいるんじゃん」といったら、妻は「ああ、そうかぁ。何だか平べったくなって体を伏せているみたいで変だなぁと思ったのよね」と、納得。
カマキリを飼育していた当時、飼育箱の金網に霧を吹いてやるとおいしそうに飲んでましたっけね。
雨の朝、葉に乗った雨滴を飲んでいたのですね。
なんだか、気分はほっこり。元気で大きくなってね。
★余談
猫が顔を洗う、という動作がありますよね。耳から顔のあたりを手で撫でて、その手を舐め取る。
色々な理由が挙げられますが、肉食動物として、狩りをするためには匂いを消さなければならないというのがあります。
実は、カマキリも顔を洗います。
昆虫を捕えて食べた後、カマの内側で複眼を拭きとっては口でカマを掃除する。丹念にやります。
また、触角をカマで引っかけて口元へ引き寄せ、口で触角を掃除します。
次の狩りに備えて汚れを落としているのでしょう。
肉食昆虫のカマキリは非常に清潔好きなのです。
それと対照的に、カブトムシは「不潔」ですね。甘い樹液や果実の汁に体ごと浸っても、掃除するすべがないので、べとべとになっている。
極端な話、体にカビが生えても気にしない。
いろいろ飼育したっけっけかなぁ。なつかしい。
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