満月
5月1日の朝日新聞夕刊にこういう記事が載りました。
(Photo Story)一緒に見たくて
・・・
4月27日は満月だった。東日本を中心に好天となり、「ピンクムーン」と呼ばれる美しい月が見られた。ピンク色ではないが、アメリカの先住民が月ごとの名を付けたという。
・・・
4月に咲く花の色が由来だと聞きます。
でね。
実は27日の朝のラジオで、聴取者の方からのメールを紹介していたのですが、「夕べ満月を見た」という話が複数紹介されました。
ん?それって26日の夜でしょ、望の前日だったはずだけど。と頭の中に?マーク。
理科年表で調べると
4/27 正午の月齢15.0 でした。
望の瞬間は4/27 12:32 でした。
ひょっとして旧暦のせいかな?と調べると、案の定
旧暦では「4/26」が「3/15」だったのです。
4/26の正午の月齢は14.0でした。この夜に「15日の月」をご覧になった方は、実はほんのわずか満月未満の月をご覧になったのです。
眼で見たら、満月の前後1日位区別はつきませんからね。「わぁ満月だ」でかまいません。
私は手元に理科年表が置いてあって、いろいろ参考にしますけど。
↓Web上できちんと知りたい方にどうぞ。国立天文台の「こよみの計算」です。
http://eco.mtk.nao.ac.jp/cgi-bin/koyomi/koyomix.cgi
こよみの計算では各地の日の出入り、月の出入り、惑星の出入り、夜明・日暮、南中時、高度と方位、月の満ち欠け・月齢などを調べることができます。「計算日時」、「計算地点」を選択し、「計算内容」で知りたい情報のGoボタンを押すと結果が出力されます。まずはお試しください。
なお、
正午月齢については「月の満ち欠けカレンダー」で、任意の時刻における月齢については「月の高度と方位」でお調べいただけます。
新月・満月の時刻などについては暦要項(朔弦望のページ)、あるいは今月のこよみをご利用ください。
とても便利ですし、正確で信頼できます。ご利用ください。
上のサイトから「月の満ち欠けカレンダー」などもあります。おもしろいですよ。
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