飛行機雲:追記
↓昨日の記事にコメントを頂きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-97a45f.html
2021年4月 6日 (火) 飛行機雲
↓コメントの一部を引用します
飛行機雲、見るのは好きなんですが心のうちはガッカリが半分。お天気が崩れるからです。
夕焼けの翌日は晴れ、というのはよく聞くのですが、長く伸びる飛行機雲は雨の予兆、というのもあります。
雲というものは、上空の湿度や温度、風などいろいろな状況を知らせてくれる「手紙」のようなものです。
{中谷宇吉郎の「雪は天からの手紙」という名言を借りました。}
飛行機雲が長く伸びて消えにくい時は上空の湿度が高いのです。また飛行機雲の流れ・移動は上空の風の状況を教えてくれます。
↓ウェザーニュースからその辺の事情を引用します。
https://weathernews.jp/s/topics/202004/220135/
飛行機雲ができるわけ 天気との関係は?
・・・
氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。
逆に、飛行機雲が現れていつまでも消えないときは、上空の空気が湿っているということになります。
このことを応用して、「飛行機雲が長く出来ると雨が近い」や「飛行機雲がだんだん広がると、天気が崩れる」という観天望気があります。
低気圧が接近するときは、地上よりも上空高いところから、湿った空気に覆われ始めることが多いのです。そのため、上空高いところが湿ってきて、飛行機雲が長く残ると雨が近づいているサインととらえることができます。
・・・
「観天望気」というのが、近年おろそかになってないか?予報士さん。衛星画像がメインになってしまって、天気図さえ利用頻度が下がっていますね。必ず空を見ましょうよ、と私はいいたい。気象情報の基本中の基本でしょ。観天望気。
空を見る。送られてくる手紙を読んでくださいね。
{ロケット打ち上げ前には必ず観天望気を行う、ということも聞いたことがあります}
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