書体
ある大手メーカーのかまぼこの板なんです。違和感!気分悪いなぁ。
2021.3.16
私は自他ともに認める悪筆家。
とはいえ、小6の時には、一応、小さな書道教室に行ったんですがね。学校でも(当時の)書道は習ったのですけど。
悪筆は悪筆。黒板に板書しながら、悪筆をノートにとらせてワルイネ、などと呟きましたっけね。
さて本題に戻って。
私だって「永字八法」くらいは知っています
このかまぼこ板の左はらいは、本来右はらいの運筆でしょ。
気持ち悪い。
左右が入れ替わってて、落ち着かない、ヤダ。
文字なんてデザインそのものですから、どうデザインしたっていいですけど。
でもなぁ、漢字文化圏では一応、漢字の書き方に準じた方がよくないかなぁ。
頑固爺の不平不満です。
↓参考
永字八法
掠(リャク、lüè)(図の6)
李溥光『永字八法解』 - 「犀角」
筆画の「撇」が長く現されたもの。「左はらい」のこと。
「掠」は「かすめる」こと。女性の長い髪を梳る(すく、くしけずる)ようにゆったりと左に払う。
磔(タク、zhé)(図の8)
李溥光『永字八法解』 - 「金刀」
筆画の「捺」。「右はらい」のこと。
「磔」は磔刑といえば「はりつけ」のことだが、「引き裂いて内臓を開く」意味もある。左への払い(掠)と異なり、肉を引き裂いて、金刀が骨まで達するように、力を入れてじっくりと右に払い、特に払い終わりは「掠」よりも力を入れて三角形を作る。
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