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2021年4月

2021年4月30日 (金)

しつもん!ドラえもん 4千回

4000_0422 2021.4.22
面白かったり、発見があったり、そういう問い方はないだろう、ということもあったり、いろいろですが、この爺さんも毎朝「こたえ」を探して読んでいます。

今回4000回に際して特別企画がありまして

 ◇しつもん!ドラえもん4000回
 「しつもん!ドラえもん」は、22日で4000回になりました。きょうの紙面には「こたえ」以外に、8個の「文字」「数字」が隠れています。全部さがしにいこう!

さて見つかるかな。私が最初ざっと見たところでは7つ見つかった。妻も探してみて、いくつか見つからなかった。
繰り返し探して、ついに見つけました。
集めて並べたら
Doraemon
こうなりました。
なかなか大変でしたが、楽しい朝でした。
ご報告します。

★3000回の時の記憶はありますが、特別企画はなかったよなぁ、と私の私的データベースにグローバル検索をかけたら
2018年6月23日が3000回でした。

[しつもん!ドラえもん]3000 3000回編(6/23)
 標高3千m以上の山は国内に21あるんだよ。トップ3がそろっているのは何県?
[こたえ]山梨県
 富士山は3776m。2位は3193mの北岳、3位は奥穂高岳と間ノ岳の3190mだ。富士山と間ノ岳は山梨県と静岡県に、北岳も山梨県にある。

3000回を記念して、「3000」という数ににちなむ問題を「3000回編」として何回か出したようでした。

セキショウ

0331_38sekishou1 2021.3.31
地味ですねぇ。私が通りかかる時には虫が来ている様子もないしなぁ。
0331_38sekishou2
これが花の咲いている状態なのでしょう。

↓ここに花の接写写真があります。こうはなかなか撮れません。
https://matsue-hana.com/hana/sekisyou.html
セキショウ(石菖)

https://www.hana300.com/sekisy.html
石菖 (せきしょう)(石菖蒲(いしあやめ)、根絡(ねがらみ))

・里芋(さといも)科。
・学名
  Acorus gramineus
   Acorus : ショウブ属
   gramineus : イネ科のような

 Acorus(アコラス)は、ギリシャ語の「a(否定)+ coros(装飾)」が語源。「美しくない花」の意味から。
  (他にも諸説あり)

確かになぁ、「装飾のない花」ではありますが。そういう名前はちょっとかわいそうな気もします。

アシブトハナアブ

0331_35asibutohanaabu1 2021.3.31
シャッターを切った瞬間に飛び上がりまして、空中のぼやけた写真しか撮れなくて。
だめか、残念だったなぁ、と思ったら。
0331_35asibutohanaabu2
そばで一瞬止まってくれて。また飛んで行ってしまいました。
アリガトネ。

トカゲ

0331_28tokage 2021.3.31
トカゲが走りました。アッとおもってシャッターを切ったら上のように写りました。
今年は既に何回かトカゲを見かけました。
ですが去年からカナヘビを見かけていないなぁ。
ぜひ顔を出してほしいものです。カナヘビの方がじっくり撮影に応じてくれるしなぁ。

セキチクかなぁ

0331_15nadesiko 2021.3.31
妻が撮ってきました。
ナデシコだよなぁ、と思ってファイル名が「Nadesiko」なんですが。
いろいろ分からないことのみ多かりき、なのでして。

★私のイメージの中で、ナデシコというと秋の七草の一つという感覚があって、3月のナデシコというのに違和感を覚えてしまいました。調べてみると、真冬以外はいつ咲いていてもおかしくないみたいですね。

★七草の歌があったよな、と調べたら。
↓これですね。山上憶良なんだ。ふ~ん。

萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花
(山上憶良 万葉集 一五三八 巻八)
読み: はぎのはな おばな くずはな なでしこのはな おみなえし また ふじばかま あさがおのはな

ナデシコって、「瞿麦」、こんな表記があるのか。と広辞苑を引いたら

なでしこ【撫子・瞿麦】
ナデシコ科の一群の草本の総称。自生種のほか園芸品種も多い。また、その一種の多年草。秋の七草の一つ。日当りのよい草地・川原などに自生。高さ数十センチメートル。葉は線形。8~9月頃、淡紅色の花を開く。花弁は5枚で上端が深く細裂。種子は黒色で小さく、利尿に有効。カワラナデシコ。ヤマトナデシコ(同属のセキチクをカラナデシコと呼ぶのに対していう)。とこなつ。夏。万葉集[8]「吾がやどに蒔きし―」
広辞苑第六版より引用

更に調べると↓
https://www.kanjipedia.jp/kotoba/0001671200

瞿麦
なでしこ
ナデシコ科の多年草。
「瞿麦」は漢名からの誤用。 撫子(なでしこ)

https://kotobank.jp/word/%E7%9E%BF%E9%BA%A6-484690

く‐ばく【瞿麦】
1 セキチクの漢名。
2 ナデシコの種子。漢方で消炎・利尿薬などに用いる。

なんだかややこしいようです。
↓花300へ行ってみたら
https://www.hana300.com/sekich.html

石竹 (せきちく)(唐撫子(からなでしこ))
・・・
・花の周辺部はギザギザ。
・花の中央部から
 白いひげ状のものがひゅるるると伸びているのがとっても不思議。
・葉は細長く先端がとがっている。
・撫子(なでしこ)によく似ていて
 見分けがつきにくい品種もある。

あらら。記述と冒頭の写真を合わせると、ピッタリじゃないですか。
そうなんだ。セキチクなのか。
と、辿り着いた次第です。
もういっちょ
https://www.hana300.com/nadesi.html

・中国から平安時代に渡来した、「唐撫子(からなでしこ:石竹)」に対して、在来種を「大和撫子(やまとなでしこ)」と呼ぶ。日本女性の美称によく使われる。

広辞苑の解説にもありますが、唐撫子にたいしての大和撫子なんですね。女性の美称しか知らなかったなぁ。
参りました。

★私の極私的な感覚。
「撫子」というのを見ると、どうしても「撫牛子」が一緒に頭に浮かんでしまうんですよね。
撫牛子は「ないじょうし」、青森県弘前市の地名なのですが。
奥羽本線やら五能線にはずいぶん乗りましたので、この地名に親しみがあるんです。
脱線しました、ご容赦を。

2021年4月28日 (水)

東光院の内外で

0331_10tubaki2 2021.3.31
門の外。地蔵堂の隣。ここで初めてこういう紅白咲きのツバキを知ったのでした。
最近、あちこちで見かけるようになった気がしますが、私共にとってはやはりこの株が原点、大好き。

0331_13shakunage シャクナゲ(石楠花)
門の中。近くで見られるのはここが一番。
0331_13shakunage2
ツツジの仲間ですが、豪華で華やかですよね。見応えがあります。

https://www.hana300.com/syakun.html から引用

・漢字の「石南花」は中国産の別種だが、誤ってこれを用いて「しゃくなんげ」となり、しだいに「しゃくなげ」になった。(「石楠花」は漢名)。

 また、背丈がやや低い姿から、「尺なし(しゃくなし)」→「しゃくなげ」になったとの説もある。

ということです。

★ところで

躑躅

読めます?私は、一応読めましたが、ゼッタイ書けません。

NHK・Eテレの0655「すごい漢字」に出てきました。↓チャレンジしてください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-d85bf3.html
2019年7月 4日 (木) 0655 すごい漢字
①靨
②竓
③嚔
④儒艮
⑤躑躅
⑥総総
⑦鎹
⑧背黄青鸚哥
⑨鑢
⑩箆
⑪捏ね
⑫蝟
⑬瓩
⑭薇

答えはリンク先でどうぞ。


★朝日新聞デジタルの連載コラムから
(古田徹也の言葉と生きる)常用漢字「まん延」の理由(2021年4月22日)

・・・
 猪瀬直樹著『ペルソナ――三島由紀夫伝』(文藝春秋)の終盤に・・・「看板の墨文字が『市ケ谷駐とん地』となっている。……平仮名の『とん』の間の抜けた印象がたまらない」
・・・
 同様の間の抜けた印象を与える文字の並びは、現在でも公用文や報道記事などによく見られるものだ。

・・・
「ちゅうちょなく財政出動を」
「あっせん収賄」
「ねつ造」や「改ざん」
「まん延防止等重点措置」
・・・

 以上のような平仮名書きや、漢字との交ぜ書きが蔓延(まんえん)しているのは、内閣告示による「常用漢字」が公用文や新聞などの漢字使用の目安になっているからだ。しかし、そういうことになっているから「ちゅうちょ」や「まん延」といった表記を吟味せずに受け入れ、その不自然さや不格好さには目を瞑(つぶ)る傾向があるとすれば、それで本当によいのだろうか。むしろそのような姿勢は、この国の社会の悪(あ)しき特性を象徴しているとすら思える。

「捏造」は「捏ねて造る」のだし、「蔓延」は「蔓のように延び広がる」のですよね。

ミシシッピアカミミガメ

0331_9akamimigame 2021.3.31
妻が撮ってきたこの写真を見て、「アカミミ」があまりに鮮やかで一瞬、見誤りました。
こんなに赤かったっけ?と。
よくみればミシシッピアカミミガメ。間違いない。散るサクラの花びらを背に受けた姿は、風情がある、といってもいいのでしょうけれど。外来種ですからね、あまり好ましいことではない。

このカメの幼体が縁日などで「ミドリガメ」という名前で売られたんですよね。かわいいんです、子亀は。
で、小学生くらいの子が飼い始める。最初はいいんですけど、何せカメですから寿命が長い。
30年くらいは生きるでしょう。小学生が40歳になってしまう。本人が飼いきれなくなって親に頼んだり、どこかの水辺へ持っていって放したり。そのようにして放されたカメたちが増えてしまったのです。

ぜひお読みください。
↓侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 爬虫類 > ミシシッピアカミミガメ
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/30050.html

動物を飼育するということは、虫であれ鳥であれ、カメであれ、イヌであれネコであれ、相手の命に責任を負うということです。飼い始めたら、最後まで責任を持つべきです。その覚悟がないなら飼育などしない方がいい。
私共は猫ファンですが、70代夫婦にとっては猫の寿命の長さにはもう責任が負えなくなりましたから、飼いません。
1年を単位として付き合っていける虫たちとの生活を続けます。イモムシちゃんはかわいいですよ。カマキリさんの鋭いまなざしにはしびれますよ。

マツの花

0331_5matu 2021.3.31
花が咲いています。これはそれなりによく見る光景。そして松ぼっくりも知られています。
風媒花ですから、雄花から花粉が飛ぶのは杉と同じですが、量が圧倒的に違いますからね。マツ花粉症はないだろうな。
さて花粉が雌花に届いて、受粉してから種子が熟すのにどのくらいかかるかご存知ですか?

↓NHKの動画。素晴らしいですよ。いい教材です。是非ご覧ください。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005401275_00000

春、マツは花の季節を迎えます。枝の先のに、上に向かって長く伸びているものがあります。マツの花です。マツには、雄花と雌花があります。茶色は、雄花です。花粉を蓄えています。雄花の先を辿ると…雌花を見つけることができます。雌花は、たくさんのりん片からできています。枝を揺らすと、大量の花粉が飛び散ります。マツは風によって花粉が運ばれる「風媒花」です。花粉を顕微鏡で見ると、左右に風船のような袋があります。この袋で、マツの花粉は風に乗り遠くまで飛ぶことができるのです。花粉は、雌花のりん片の隙間から入り受粉します。雌花は時間をかけて成長し、マツカサと呼ばれる状態になります。今年の春受粉した雌花の下に、1年前に受粉したマツカサがあります。マツは種子ができるまで一年半もの月日を要します。秋、空気が乾燥してくると、マツカサはりん片を開きます。ひとつのりん片に、種子が2つ入っています。これがマツの種子です。

ついでですから、裸子植物仲間でポピュラーなイチョウとスギについてもリンクします。素晴らしい動画ですので、ぜひどうぞ。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005100132_00000
精子が泳ぐ イチョウの不思議

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005100081_00000
空を舞う スギ花粉の秘密

ハナミズキ

0331_4hanamizuki 2021.3.31
ハナモモの近く、並んではいませんけど。
青空との対比をお楽しみください。

一青窈さんの「ハナミズキ」いい歌ですね。名曲です。

https://www.hana300.com/hanami.html
花水木 (はなみずき)
(アメリカ山法師(やまぼうし))(Flowering dogwood)

・英名では「ドッグウッド」。
 花水木の樹皮を煎じて犬のノミ退治に使ったことから。

こういう解説がありました。Wikiでは
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%8A%E3%83%9F%E3%82%BA%E3%82%AD

ハナミズキは英語では「犬の木」を意味する「dogwood」と呼ばれる。この語の語源には諸説あるが、一説には17世紀頃に樹皮の煮汁がイヌの皮膚病治療に使用されたためと言われ、他には、木製の串を意味する英古語の「dag」「dog」を作る材料に使われる堅い木であったことからとも言われる。ただし、イヌの皮膚病治療に使ったとされる「dogwood」は、同じミズキ科の植物でもセイヨウサンシュユと考えられており、ハナミズキとは異なる。

こんなふうにも。

dogwòod
►n 〔植〕 ミズキの類の樹木,《特に》ハナミズキ,アメリカヤマボウシ (flowering dogwood),セイヨウミズキ《ユーラシア産》.
リーダーズ英和辞典第3版より引用

いろいろ入り乱れているようですので、その辺は注意深く、どうぞ。

ハナモモ

0331_2hanamomo 2021.3.31
何と言うか、華やか、ボリューム感たっぷり、それでいてべとついた感じのない美しさ。
きれいですよ~。
東光院の塀の外、六郷用水のところに植えられています。
名前を書いた板が立っていまして、そのおかげで名前を知ることができました。
見る人に名前を知ってもらうって、大事ですよね。ありがたいことです。

↓趣味の園芸から
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-106

ハナモモは、花を観賞するために改良されたモモです。サクラの花の咲く時期に前後して開花の最盛期を迎え、あでやかなピンクや赤、白の花が春の庭を彩ります。モモは古来より中国では災いを除き、福を招くとされてきました。日本への渡来は古く、弥生時代といわれています。『古事記』にもイザナギが黄泉の国から逃げ帰るときに悪鬼にモモを投げつけて退散させたとあることから、古い時代から栽培されていたことがうかがえます。その後、平安時代には3月3日の桃の節句が祝われ、モモの花が観賞されるようになりました。
このようにモモは太古から日本人に親しまれてきましたが、観賞用のハナモモとして改良が行われるようになったのは江戸時代に入ってからです。現在もハナモモの品種改良はあまり進んでおらず、栽培されている園芸品種には江戸時代に作出されたものが多くあります。
・・・

やはり「モモ」なんですね。

2021年4月27日 (火)

0331_1huji 2021.3.31
桜坂の桜の様子を遠くから見に行った妻の撮影。この時の藤は、つぼみでした。

しばらく行ってないけどどうなったかな、と見に行った妻
0422_1huji 4.22
もうほとんど終わっていたわ、とのこと。
藤の花にはよくクマバチなんかが来てぶんぶんと騒いでおもしろいんですけどね。
家に籠ってしまった今シーズンは見逃してしまいました。
足腰衰えてしまったろうなぁ。トボトボ爺さんになってきましたよ。

ブドウ

0330_40budou 2021.3.30
ブドウの若葉。そういう季節なんだな。

0331_34budou 3.31
小さいけど一人前。幼いものは動物も植物もかわいい、精一杯だもん。
これから葉がどんどん増えますよ。
そうすると、葉の縁に水滴が並ぶという美しい光景が見られると思います。
ごく短い期間にしか見られませんが、素敵なものです。
そして楽しみは秋。結構、食べられるんですよ。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-1a30.html
2017年5月30日 (火) ブドウの葉の縁に水滴

カリンの花

0330_27karin 2021.3.30
実生のカリン。丈は2mを越しました。
塀の外から私の身長で見えるくらいのところにつぼみのようなものがありました。
妻に伝えたら、妻は庭の中から、いろいろ雑然とした中をかき分けて接近していき
0330_27karin_w
ホントだ、つぼみよ、と撮影してきました。

0331_30karin 3.31
開花です。ここまで来るのに何年かかったかな。やっと花が咲きました。
0331_45karin
青空を背景に。
結局今年はこれ一輪で終わりましたが、来年もっとふえるかな。楽しみです。

 

ヤエムグラ

0330_25yaemugura 2021.3.30
ごく小さな花ですがこれだけ咲くとそれなりに目立ちます。(足元に注意していればね)

0405_6yaemugura 4.5
青い実です。

0409_10yaemugura 4.9
少し茶色っぽくなってきました。

0412_28yaemugura1 4.12
冒頭の写真よりも稚い実を見つけました。花殻がちょっぴり残っているのもありますね。
0412_28yaemugura2
かなり熟してきた実もありました。
そういえば種子を見たことがないようです。この実、ちょっとつまむとものすごく硬いです。

https://www.especmic.co.jp/bestmann/doc/060_weedseeds/weedseeds-017_yaemugura.html
詳しいです。
・単位重量あたりの種子数:約110粒/g1)
だそうで、小さい種子ですね。発芽率は非常に小さいそうです。
結構、勝手に増えてきているんだけどな。

イベリス&シバザクラ

0330_21iberis_sibazakura 2021.3.30
密蔵院前のフラワー・ポッドです。

白いのはイベリス。これは思い出せました。
↓過去に何回か書いてます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/01/post-2f00c6.html
2020年1月28日 (火) イベリス

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-9264.html
2019年4月 8日 (月) イベリス

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-b9b4.html
2012年5月 7日 (月) イベリス

で、もう一つの方が分からなくて悩んだ。
サクラソウじゃないしなぁ・・・
シバザクラってこんなだったっけ・・・
↓画像を調べて
https://greensnap.jp/category1/flower/botany/398/growth
このサイトでは
「ピンクと白のストライプがかわいらしい、こちらのシバザクラは「多摩川の流れ」という品種です。別名「キャンディーストライプ」とも呼ばれ、そのかわいらしさから女性にとても人気があります。」
こいう解説とともに、よく似た花が掲載されていました。

https://26p.jp/products/31464

https://shiny-garden.com/post-1200/
「ピンクに白い覆輪の入ったシバザクラ」
ここの写真がそっくり。

「多摩川の流れ」あるいは「「多摩の流れ」」という品種名で流通する人気品種であるらしい。
密蔵院の前は、大昔、多摩川の河川敷だったこともあるはずですから、適切な品種を植えておられるといえますね。

2021年4月26日 (月)

4月22日の天気について

4月22日の最小湿度が10%だった、と聞きまして、珍しく気象庁のHPで湿度の変化を調べてみました。
2021_0423_
上:気圧  中:気温  下:相対湿度

★まずは、下段の相対湿度のグラフを見てください。
22日の18時のあたりで、突然10%台から70%近くまで、ほぼ垂直に立ち上がっています。これはすごい。こういうこともあるんだなぁ。
何が起こったか。ですが、こんな短時間で地表付近の乾燥した空気が湿った空気に入れ替わってしまうというのはちょっと考えにくい。気温変化のせいではないか。

★中段の気温のグラフを見てください。18時のあたりで、20℃台から10℃台へ急激に下がっています。
これだ!
普通に気象情報で使っている「湿度」は「相対湿度」です。
空気が水蒸気を含むには限界量があります。これを飽和水蒸気量といいまして、温度によって変化します。
温度が高いほど飽和水蒸気量は多くなります。

相対湿度=((その時、実際に含まれている水蒸気量)/(その時の気温での飽和水蒸気量))×100

実際に含まれている水蒸気量が変わらなくても、気温が変わると相対湿度は変化します。分母が変わりますのでね。
気温が下がると、飽和水蒸気量が下がりますので、分母が小さくなって相対湿度が上がります。

↓分かりやすいかも。
https://www.heat-tech.biz/products-nh/nh-gj/science-of-the-drying/basic-knowledge-of-the-drying/property-of-the-humid-air/10957.html
このサイトのグラフにリンクします↓
https://www.heat-tech.biz/wp-content/uploads/2014/04/2-3j.png

地表付近に生活している私たちにとって、周囲の空気がそうそういっぺんに入れ替わるわけはない。
気温は変化しますけど。
そうすると、気温が上がれば湿度は下がり、気温が下がれば湿度が上がる、という関係をよく見かけることになります。
安定した天気の時、朝は気温が低くて湿度が高く、昼間は気温が上がって湿度が下がる、ということがよくあるのです。
中段の気温グラフと下段の湿度グラフは見事にそのことを示していますね。

さて、中段の気温のグラフは18時頃急激に下降している。それに伴って同じ時間帯に湿度が急激に上昇した。
何で気温が下がったのかな?

★上段のグラフを見てください。
18時頃から気圧がぐんぐん高くなっています。おそらく高気圧が覆ってきたのでしょう。その高気圧は北からの冷たい空気を持ち込んだのではないかな。で、気温が下がり、湿度が上昇した。
こういう関係だろうということがグラフから読み取れます。

22日18時の天気図です。
2021_0422_1800tenkizu
高気圧がゆっくり南下していますね。これが基本的な原因なのではないでしょうか。
この高気圧が上空に寒冷な空気を持ち込み、それに伴って地表付近の気温も下がった。そして湿度が上がった。と。

私は専門家ではないので、この推論が全面的に正しいかどうかはわかりません。でも大筋では正しいだろうと考えています。

 

ツバキとナツミカン

0330_19tubakinatumikan 2021.3.30
密蔵院の外を歩いていたら、上の方に見えました。
いつもは、境内に入ってそばで見るのでこういう風に見るのは珍しい。
ユニークな組み合わせで、なかなかに美しい光景なのでした。
実の出来ないツバキと、実を誇るナツミカン。
いろいろ考えさせられますね。

不明

0330_15humei1 2021.3.30
これなんでしたっけ?
0330_15humei2
見たことあるよなぁ。
すごく特徴的な姿なのですが。
ダメです。ぜひ教えてください。

立札

0330_12tatehuda1 2021.3.30
以前はなかったと思います。比較的新しいのが立ってました。
撮影してきて調べたのですが、要するにそういう名前の橋があった、というだけらしいです。
何か歴史上の出来事や人物の絡みではないようでした。ふ~ん、と見ておいてください。
0330_12tatehuda2
ワンポイント解説ですが、へぇそうなんだ、と思わせてくれます。こういうの好きです。
これを書いた人のセンスが伺われます。

↓参考にどうぞ。
https://www.uekipedia.jp/%E3%82%BF%E3%82%B1-%E3%82%B5%E3%82%B5%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%82%B6%E3%82%B5/
庭木図鑑植木ペディア>タケ・ササの種類>オカメザサ

オカメザサ/おかめざさ/阿亀笹
・庭園や公園の植込みに使われる多年生常緑竹。オカメ「ザサ」ではあるがタケの一種であり、タケとしては日本で最も背丈が低い。原産地はよく分かっていないが、西南日本(特に四国と九州)には野生があるとされ、関東地方以西に自生する。
・オカメザサ属のタケは本種のみであり、いわゆる一属一種の日本特産品である。学名は「Shibataea kumasaca Makino」で、植物学者の柴田桂太氏にちなむ。
・オカメザサという名は、かつて戎(えびす)神社等の酉の市で、この竹竿に縁起物の小さな熊手やヒョットコ、千両箱、そして阿亀(おかめ)の御面を吊り下げて販売していたことによる。こららは福を呼ぶ縁起物であり、オカメザサが庭園に多く使われるのは縁起を担いだという一面もあると思われる。
(後略)

ノボロギク

0330_9noborogiku1 2021.3.30
ん?見覚えがある。
0330_9noborogiku2
「黒い三角」だよね、うん、なんとかギク、だった。そう、ノボロギク、だ。
かわいそうに「襤褸(ぼろ)」だなんて。どうやらこれも牧野富太郎氏の命名らしいです。
ハキダメギク(掃溜菊)、オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)と並んで、かわいそうな名前の3植物。牧野先生の命名だそうです。
ヘクソカズラ(屁糞葛)というのもかわいそうな名前ですが、花はとってもかわいいですよね。これは牧野先生ではないそうです。
総苞片の先っちょが黒くて、これがかわいいという方も結構いるようです。目印になりますしね。覚えておいてください。

↓参考
https://matsue-hana.com/hana/noborogiku.html
ノボロギク(野襤褸菊)

↓ここの写真がすごい。いいマクロレンズを使っていらっしゃいます。
http://ffrro.seesaa.net/article/464257503.html
伊豆半島北東部、静岡県伊東市周辺の自然と暮らし
ノボロギク

セキショウ

去年これで悩んだんだよなぁという、悩んだ記憶は蘇りましたが、名前が思い出せない。
0329_24sekishou1 2021.3.29
これです。
花の穂になってるやつ。肉穂花序というやつですね。
0329_24sekishou2
見た記憶はちゃんとある。名前が出てこなくて。しばらく騒いでいて見つけました。
「セキショウ(石菖)」でした。

科 :ショウブ科 Acoraceae
属 :ショウブ属 Acorus
種 :セキショウ Acorus gramineus

ニワゼキショウは忘れないんですが、セキショウの方はね、地味だし。
どうやって我が家に来たのかまるっきりわからない。独りで勝手にやって来て、悩ませてくれます。

↓去年の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-51b758.html
2020年4月17日 (金) 教えてください、わからないんです

ここでの写真は3.24でしたから、今年とほぼ同じ。
コメントで教えていただきました。
そのコメント中のリンクが、分かりやすいし写真も豊富。
そのまま載せます。

投稿: kankikoh | 2020年4月18日 (土) 14時49分
セキショウのようです。山渓ハンディ図鑑野に咲く花の単子葉類を繰っていると行き当たりました。
https://matsue-hana.com/hana/sekisyou.html

2021年4月23日 (金)

「におい」の話:2  神様の足の裏のにおい

神様の足の裏のにおい

朝日新聞の連載から
(リレーおぴにおん)日本のにおい:9 「神様の足の裏」にも根拠あり(朝日新聞デジタル 2021年3月2日)

 熟成すると独特の刺激臭をもつチーズがあります。その香りは「神様の足の裏のにおい」などといわれます。好きな人にはたまらないので「神様の……」なのでしょう。
 ・・・
 例えば、イタリア料理に使うパルミジャーノ・レッジャーノはパイナップルのような香りですが、これは乳脂肪の分解によるプロピオン酸エチルなどの有機化合物です。「神様の……」はアミノ酸由来でイソ吉草酸という足の汗のにおい。こうして香りと根拠を一つひとつひもづけしていきました。
 ・・・

笑ってしまいました。元化学教師として「イソ吉草酸(isovaleric acid)」はよく知っています。酪酸(butyric acid)と並んで「悪臭物質」として知られます。
イソ吉草酸の正式名称は3-メチルブタン酸(3-メチルブタンさん、3-methylbutanoic acid)といいます。
酪酸にメチル基がついた構造です。鎖の短い脂肪酸は「臭い」んです。酢酸だって濃いと鼻を衝く臭気ですよ。
ところが、エタノールなんかとエステル化すると、果実の芳香になったりします。
酪酸エチルはパイナップルの香り、といいますね。
Wikiから
「イソ吉草酸自体にはチーズもしくは汗、足、加齢による口臭のにおいのような不快感を伴う刺激臭があるが、そのエステルは快い芳香を持つため香料として広く使われている。」
こうですもんね。
悪臭と芳香、その落差がすごく大きいので、高校の有機化学で結構よくやる実験なんですね。
面白い実験です。大抵、何かのエピソードが生まれます。においの落差のせいで。

それにしてもなぁ。「神様の足の裏のにおい」とは、いくらなんでもあまりかぎたいとは思えませんが。
むしろ、赤ちゃんの「乳臭い」吐息の方がましだなぁ。

↓過去記事。かなり詳しく書きました。興味のある方はどうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/valeric-acid.html
2012年7月 9日 (月) Valeric acid

↓以前の私のHPからの引用

生物学のための基礎化学(官能基)から
 こちらがイソ吉草酸。(本当は3-メチルブタン酸といいます)
 カノコソウ属植物(Valeriana)の根の精油中に存在します。「不快な変質チーズ臭」を有すると辞書にはありましたが、むしろ汗臭さのもととして有名だと思います。蒸れた靴、蒸れたTシャツ・・・などを想像してみてください。昔、i-吉草酸を使った実験をやったあと、同僚の独身教師が家に帰ったら母親に「あんたまた靴下かえてないんでしょっ!!早く脱ぎなさい!!」と叱られたそうです。汗でぬれたジャージをロッカーに入れたまま夏休みに入って、9月新学期、扉を開けたら臭気でノックアウト、などという状況を想像してみてください。
 ところがこのイソ吉草酸とエタノールが化合した「イソ吉草酸エチル」という物質はリンゴのような芳香がするのです。不思議です。実はこの実験をしていたわけです、上の話は。
 花束にはよくカスミソウを飾りにつけますが、カスミソウにはほんのわずかですが、イソ吉草酸の匂いが漂うのです。敏感な人は嫌うようです。この匂いのしないカスミソウの開発が研究されているようです。
 ところで、赤ちゃんの吐く息には、独特の乳臭さがあります。大人がそんな匂いを漂わせたら、総スカンですが、赤ちゃんは別。甘酸っぱい、発酵したような、乳臭さがかわいさを引き立てます。実はこの匂い、イソ吉草酸の匂いが入っているのです。そこで、欧米ではカスミソウを、「Baby’s breath」と呼ぶことがあるようです。粋なネーミングですね。

「赤ちゃんの香り」なんです。甘酸っぱいような香りですね。

↓Wikiから。リンクしませんが。

●酪酸(Butanoic acid)
体外へと分泌される皮脂にも含まれており、蒸れた足などから発せられる悪臭の原因物質の1つでもある。他に、同じく体外へと分泌される乳汁を原料としたバターやチーズなどにも含まれている。植物にも含まれ、例えば、銀杏の異臭の原因でもある。
酪酸エチル
酪酸エチル(らくさんエチル英: ethyl butyrate)は、酪酸エステルの一種。拡散性のあるバナナ・パイナップルのような果実香を持ち、食品香料などに用いられる。
主に食品香料として果物・バター・チーズ・キャラメル・ナッツ・洋酒のフレーバーに、28~1400ppmほど使用される

酪酸ブチル
酪酸ブチル(らくさんブチル英: heptyl butyrate)は、酪酸エステルの一種。新鮮なバナナ・パイナップルのような果実香を持ち、香料などに用いられる。
主に食品香料として果物・バター・ナッツ・洋酒のフレーバーに、チューインガムで150~1500ppm、その他用途で8.6~24ppmほど使用されるほか、口紅用調合香料にも少量使用される[1]。

●吉草酸(Pentanoic acid)
足の裏の臭いはこの異性体であるイソ吉草酸が原因である。

吉草酸エチル
リンゴ、アプリコット、モモなどフルーツ系、バター、ナッツ系の香料として4.2~15ppmほど、チューインガムにおいては260ppmほどの濃度で使用される。嗅覚閾値は吉草酸メチルより低いものの、加水分解で発生した遊離酸による悪臭が生じるため調合香料には不向きである[2]。

すごいでしょ。「におい」って不思議ですね。
あらゆる「におい」を嫌うような傾向って、不健全というか不健康だな、と思います。
生きることの豊かさを放棄してしまっては悲しいじゃありませんか。ね。

幼い葉、2種 ベランダで

妻のカメラをコピーしたら、なんだかよくわからないのがありまして。
これは何だい?
0329_21komatunagi 2021.3.29
コマツナギよ。
コマツナギは大好きなのですが、こんな葉で出発だったか。迂闊でした。
じゃ、これは?
0329_22nejibana
ネジバナね。
ネジバナも花が咲けば大騒ぎする私ですが、出はじめの姿は識別できませんでした。

これから先が楽しみですね。

★駒繋小学校の第19回卒業生なのになぁ。
0419_9monosasi
卒業時にもらった記念品。竹の30cm物差しです。
ふと何だか、検索したら↓

   学級数15、児童数480名(令和2年4月7日現在)

あらまあ。
私共団塊の世代ど真ん中のころは。
うろ覚えですが、1クラス50人超で、10クラスはあったんじゃないか。
一つの学年で500人を超えていたと思います。
それが団塊の世代、というものです。スゴイでしょ。
朝礼などというと、壮大なものですよ。「小さく前へならへ」と並ぶことはできるのですが、「体操の体形に開け」になると校庭全部に児童が広がるのに面積が不足気味だったんだから。
後に中学校の教員になったとき、私立高校の入試説明会に行って、名刺交換をしたら、その学校の理事の方がナント私の小学校時代の校長先生だった、ということがあります。ひとしきり思い出話をしてしまいました。印象深いことは

校長時代、児童と直接触れられるのは朝礼だけになってしまった。だから、朝礼で話す内容について全力を注ぎ、大学ノートに下書きをして念入りに話を練ったのだよ。その大学ノートが自分の校長時代で20冊くらいにもなったかな。

とのことでした。児童生徒と教室で直接に触れあう幸せ、というものをよくご存じの方でした。
教室に立つものを教師という、とは私の恩師の教え。私はそれを貫きました。
私の小学校時代の校長先生も、「現場」を大切になさった方でした。

古い話が増えるなぁ、年寄りは。

ベニシジミ

0329_14benisijimi 2021.3.29
ラッキー。ヤマトシジミに比べて圧倒的に数少ないベニシジミにこの時期に会えるなんて。
幼虫で越冬したはず。羽化して間もないのでしょうか。それにしてもラッキーでした。
食草はスイバ、ギシギシなどのタデ科だそうです。
我が家周辺にいっぱいあるヒメツルソバとかイヌタデもタデ科なんだけど、あれはダメかなぁ。
いくら食べてもいいんだけど。

ネコハエトリ&ササグモ

0329_10nekohaetori 2021.3.29
私の好きなネコハエトリ。まだ幼体かな。
ネコハグモとネコハエトリ。猫がらみの名前はこの2種の他はネコグモがいるだけです。
ネコグモは見たことがあるんだかないんだか。目にしたことはあるような気もしますが、自覚的には見ていませんね。

0418_5hotarubukurosasagumo 4.18
ササグモ。これも幼体でしょう。
ササグモは、花に乗って中央方向を向いて獲物を待つか、外方向を向いて獲物の飛来を待つか。そういう姿勢が多いのですけど。
上の写真はどうかな。植物はホタルブクロ。まだつぼみは出てきていないと思いますが。
構造的に花のように感じているのでしょうか。
0418_14sasagumo
これはブッドレアにて。
白く立っているのは新しい葉の裏側です。
で、ササグモとしてはこれを花と思ってないか?これ葉だよ。要するに、ただここに来た、というだけなのかも。
クモの行動を理解するのは難しい。獲物が来ますように。

カラー

0329_5calla 2021.3.29
カラーのつぼみ。

0401_26calla 4.1
咲いた。

0402_1calla 4.2
花が増えます。
2カ所にそれぞれ複数の株があって、全部で10輪くらい咲いてくれました。よかった。

0411_5calla 4.11
上からの典型的な姿。
滑らかな曲線が美しい。

0413_11calla1 4.13
へそ曲がりな私らしいアングル。四角いカラー。

0419_15calla 4.19
ひょっと見たら、四角いカラーが猫耳カラーになっていました。(猫好きのこじつけですが)

この花、いわゆる花弁がなくて、白いのは「苞」ですね。ミズバショウやカラーのは仏炎苞というのかな。
中央の黄色い棒が肉穂花序です。
↓コトバンクです。画像がありまして、分かりやすいです。
https://kotobank.jp/word/%E8%82%89%E7%A9%82%E8%8A%B1%E5%BA%8F-591300

チューリップ

線路柵下のチューリプは周囲の他の草に負けたようで、咲くことができませんでした。残念。
以下はベランダのプランターで栽培していたチューリップです。
0328_2tulip1 2021.3.28
まず黄色。
0328_2tulip2
上からのぞくことができるくらいの開き具合。

0330_5tulip2 3.30
ピークを過ぎていきます。
0330_5tulip1
赤い花が開こうとしています。

0401_2tulip1 4.1
咲きました。
今年はチューリップはこれで終わりました。ちょっと寂しかったかな。

2021年4月22日 (木)

カルガモ

0327_8karugamo1 2021.3.27
妻は結構カルガモをよく見かける人でして。
本当は子育て(育雛(いくすう))が見たいんですけどね。
0327_8karugamo2
今年は1羽しかいないようで、子連れの行進は見られません。
あれはとっても楽しいんですけどね。

ムベ

0327_6mube1 2021.3.27
妻の撮影。
私が行った時より花が増えていたようです。
0327_6mube2
ムベには雌花・雄花があるのだそうですが、きちんと識別できてません。
この行の上下の花は子房が見えないように思えますので雄花なんでしょうね。
0327_6mube3
きっと。
不確かです。ごめんなさい。

ツクシ

0326_19tukusi1 2021.3.26
庭のツクシを採ってきまして
0326_19tukusi2
卵とじにして食べました。
以前はよく多摩川の土手へツクシ採りに行ったりしたものですが、COVID-19 もありますし、今年は行きませんでした。
土手も整備されてしまいましたしね。

自家産のツクシで春の味覚を愉しみました。

ベニバナトキワマンサク

0325_17benibanatokiwamansaku 2021.3.25
真っ赤です。迫力があります。こんなに咲いたのは初めてだな。

0402_4benibanatokiwamansaku 4.2
いかにもベニバナトキワマンサクらしい写真を狙ってみました。

0403_11benibanatokiwamansaku 4.3
12:25。あれ?全部の花が一斉に萎れて終わるのかな?
妻に訊いたら。いけない、水不足よ。と。
天気がよくって水はけのよい土から水がぬけちゃったのだそうです。
早速水遣りにいきまして
0403_19benibanatokiwamansaku
17:19。シャキッとなっていました。
よかったよかった。
花の時期の終わりに向けて進んでいます。

ストック&ハボタン

先ずはストック
0325_10stock1 2021.3.25
花がほとんど終わりかけた頃の画像です。幼い棒状の実ができていました。
0418_12stock 4.18
花はありません。太くてすごく頑丈そうな実になっています。
これから熟していくんでしょうね。初めて見るので、どうなっていくのか楽しみにしています。
この実の近辺でナガメをよく見かけましたが、この頃ちょっとご無沙汰かな。

次はハボタン
0329_16habotan 3.29
これが実かい?というほどに、まだ実らしくなっていませんでした。
0418_13habotan 4.18
太さではストックに負けますが、立派な実がいっぱい。スゴ。

両方ともアブラナ科ですので、確かに立派な棒状の実をつくりました。
さて、完熟までどのくらいかかるのかな。

2021年4月21日 (水)

すがすがしい天気でした

4月20日。NHKの気象予報士さんが「すがすがしい」という言葉を使っているのを複数回、聞いたと思います。
NHKでは季語のことをかなり気にしているように思われます。そのせいで、「さわやか」は使いにくいんだろうな、と「思い遣る」爺さんです。

↓広辞苑を見ますと

さわ‐やか【爽やか】サハヤカ
(歴史的仮名遣サワヤカとも)
①すがすがしく快いさま。気分のはればれしいさま。爽快。<季語:秋>。源氏物語[柏木]「御心地、―になり果て給へりや」。「―な朝」
②はっきりしているさま。分明。源氏物語[総角]「―に承りにしがな」。「弁舌―」
③あざやかなさま。新しくさっぱりしたさま。太平記[14]「馬、物具誠に―に勢ひあつて出で立たれたり」

すがすが‐し・い【清清しい】
形すがすが・し(シク)
①さわやかで気持がよい。古事記[上]「我が御心―・し」。「―・い朝」
②事の運び方にとどこおりがない。栄華物語[月宴]「それにおぢて、―・しくもなしあげ奉り給はで」
③事にとりかかるのに、ためらいがない。いちはやい。あっさりしている。源氏物語[宿木]「思し立ちぬる事、―・しくおはします御心にて」

広辞苑第六版より引用

{広辞苑には記載がないですが、「すがすがしい」という言葉は夏の季語とされています。}
広辞苑では、「さわやか」と「すがすがしい」が循環的に解説されていますね。
要するにほぼ同じ意味の語なんですよ。
それなのに、「さわやか」を秋の季語とし、「すがすがしい」を夏の季語とする、ということが、そもそもおかしいと私は思うのです。
感性を勝手に束縛するなよな、というのが昔っからの私の持論でして、この2語には典型的に表れていると感じます。

というわけで、昨日の気象情報ではNHKとしては気を使ったんでしょうね。

★ところで、ふと思い出す。

「若葉」という歌
松永みやお作詞・平岡均之作曲で、昭和17年の作だということでした。
「若葉」ですから5月・初夏頃の若葉・新緑でしょうね。

1番は「あざやかなみどりよ」と始まります。さて
2番は「さわやかなみどりよ」と歌い出すんですね。

あらら。昔の歌ですよ。でも「さわやかなみどり」と言っています。秋の「若葉」なのかなぁ。
季語にうるさい人は文句つけないのかなぁ
と、まぁ、うるさい爺さんの文句なのでした。

ワカバグモ

0325_9wakabagumo1 2021.3.25
チロリアンランプの葉の上だったと思います。
よくわかりませんが、季節的にこれはまだ幼体じゃないかな。色が淡いし。
前の脚2対をそろえて、掲げているようでしたので、アングルを変えました
0325_9wakabagumo2
何だか威嚇のポーズのようにも見えますが、このクモの付近に威嚇されるべきものはいないと思う。
0325_9wakabagumo3
横から。私を脅しているわけでもなし。
よく見る姿は、もっと平らなんですが。

0413_9wakabagumo 4.13
線路柵下の雑然とした葉の間、ワカバグモが見えたので撮影。
何かを捕えて、捕食中のようでした。獲物が何かはわからない。
大事な食事中ですから邪魔しちゃマズイ、遠くから撮って退きました。

↓虫ナビから
https://mushinavi.com/

明るい緑色が綺麗なクモ。
成熟すると♂では頭胸部前方と脚は赤く色付く。♀では全身緑色である。
腹部後方には黒い毛が生える。
カニグモ科らしくない細長い体形をしている。

脚に色はついていませんでしたが、おそらく幼体ですから、これから変化するかもしれないし、この時点では雌雄はわかりません。

オランダミミナグサ

0325_8orandamiminagusa 2021.3.25
ミミナグサというよく似た種もあるのですが、オランダミミナグサだろうと判断します。
100年以上前に来た外来種だそうです。
かわいい雑草です。さほどのさばっているわけでもなし、楽しんでください。

↓参考
https://matsue-hana.com/hana/orandamiminagusa.html
オランダミミナグサ(阿蘭陀耳菜草)

イチゴ

0324_16itigo 2021.3.24
4個採れれば2個ずつ食べます。

0327_11itigo 3.27
3個ですから、1.5個ずつ食べます。
ちゃんと、必ず「半分」。

ちょっとずつですが、しばらく収穫が続くでしょう。
市販品のように甘くはないけれど、適度な酸味とイチゴの香りが楽しめます。
近年は、果物が甘くなり過ぎじゃないですか?酸味だって楽しい味わいなのに。

昔、一度イチゴの大食いをしてみたいと「どんぶりイチゴ」というのを楽しんだことがありますね。
個人の果物屋さんでは、夕方になるとイチゴなどは安くなる。
大量に買って、どんぶりに入れてつぶし、砂糖と牛乳を入れて、たっぷり楽しむ。
いやぁ、楽しかった。若くて元気がよかったなぁ。

ハナニラ+昆虫

0324_11hananira 2021.3.24
ものすごくいっぱいになりました。
日当たりのよい線路柵沿いです。

0325_6hananiraplus1 3.25
昆虫が訪花していました。
0325_6hananiraplus2
右下はルリマルノミハムシ。蜜を吸うのではなく、花粉を食べているのかな。
左上がよくわかりません。
0325_6hananiraplus3
ハチであることは間違いありませんが。種を同定することは私にはちょっと無理。
蜜や花粉に対してあまり関心がないのかな。でも花に来てるしな。よくわかりません。

ランタナ

0324_6lantana 2021.3.24
冬の間「棒」のようだったランタナの葉芽です。
これからぐんぐん緑が増えて、花の季節へ向かいます。
繁殖力は強いので、あまり増えては困るお家では管理をきつくしてください。
虫がつく、ということはあまりなくて、吸蜜に訪れるチョウもたくさん。きれいですよ。

2021年4月20日 (火)

八重桜・南殿:4月

0402_16naden1 2021.4.2
このあたりが最盛期。
0402_16naden2
結構、蕊もあるのです。

0407_9naden 4.7
去り行く花たち。

0410_7naden 4.10
たまに、こんな風に子房が膨らむことがあります。
でも熟しはしません。そのうち落ちてしまいます。
八重咲きって、ちょっとかわいそうな気もしてしまう私です。

八重桜・南殿:3月中

0324_4naden1 2021.3.24
つぼみいっぱい。
0324_4naden4
花の写真を整理しながらよく見たら、ハチかな、こっそりこっちを見てました。
撮影時は全く気づいていませんでしたが。

0325_4naden1 3.25
つぼみより花の方が数が多くなったかな。
0325_4naden4
大きく開くと、ほぼ白い花なんですが、初めは色が濃い。

0326_2naden2 3.26
これは意識して撮りました。白い花に黒い虫となれば私のぼんくらまなこにも見えます。
ルリマルノミハムシですね。
害虫として駆除しようという方も多いようですが、我が家ではまるっきり見逃しています。
この虫の食欲程度で植物がダメになることはありませんので。

サクラソウ

0324_2sakurasou 2021.3.24
園芸の方には詳しくなくって。
サクラソウとプリムラ、といわれてもなぁ。
プリムラって「サクラソウ属」という属名でしょ。
植物、それも園芸植物の分類にはついていけない私です。
かわいい花なんで、申し訳ないんですが。

アケビ

2021.3.24
アケビ自体は結構ポピュラーですが、花を見ると、他にこういう花は見たことないなぁ。
0324_1akebi2
妻の買い物帰りの撮影。
0324_1akebi3
マメ科とか、シソ科とか、科に共通な花の姿ってありますよね。
アケビはかなり独特ですよね。

調べてみたら↓
目  :キンポウゲ目 Ranunculales
科  :アケビ科 Lardizabalaceae
亜科 :Lardizabaloideae
連  :Lardizabaleae
属  :アケビ属 Akebia
種  :アケビ A. quinata

こういう分類でした。あまり近縁種がないのかな。
「quinata」って多分「5」に関わる名前だと思います。
「クインテット」というのがあるでしょ「五重奏」かな。
で、そう思うわけです。

テッポウユリ

0323_15teppouyuri 2021.3.23
我が家には以前からある実生のテッポウユリと、食用の百合根を育てているコオニユリと2種類のユリがあります。
写真はテッポウユリです。白い大柄な花が咲きます。つぼみはまだですが、ずいぶん伸びてきました。
咲くのは5~6月かな。
白い清純な花ですのに「鉄砲」というのはちょっと違和感があるのですが・・・
仕方ないか。

↓和英辞典から

てっぽうゆり【鉄砲百合】
【植】 an Easter lily; a trumpet lily.
新和英中辞典第5版より引用

trumpet lily」なんていう方がいいかなぁ。

2021年4月19日 (月)

「におい」の話:1

朝日新聞で
(リレーおぴにおん)日本のにおい
という連載をしています。
その第1回目から引用↓

(リレーおぴにおん)日本のにおい:1 ウイスキー、神社仏閣の香り 輿水精一さん
2020年12月8日 5時00分

 ウイスキーは醸造したものを蒸留し、10年、20年という時間、たるに入れて寝かせます。蒸留は香りを濃縮していく行為でもあり、さらにたるの中で、香りの複雑さが圧倒的に増していく。香りを楽しむことこそが、ウイスキーの最大の魅力だと思います。
 ・・・
 ブレンドウイスキーは時には30種類の原酒を混ぜてつくります。欠点のない繊細な香りがする原酒ばかりを集めても、線が細いものにしかならない。一見正反対な異質な酒を少量加えると、ぐっと深く奥行きのある味、香りになります。ちょっと変わったヤツが必要なんですよ。優等生ばかりを集めていてもいい酒になりません。

こんな話でした。

近年、「匂い」という言葉を、「臭い」と書いて「におい」と読ませることが普通になりましたね。
「におい」という言葉は含蓄があって奥深い意味を持っているんですがね。
「色」にも使いますよね。
それが「臭い」という表記ばかりになって、忌避の対象になってしまったような気がするのです。
「におい」はいけない、「におう」ものは避けよう。生活から「におい」を消し去ろう。
「におい」を悪者にして、「におい」は退治、追放。無臭や芳香ばかりがもてはやされる。
人は動物。生きている限り「におう」のです。匂わない人間なんていません。お化けじゃあるまいし。
匂いたくなければ生きていることをやめるしかないと思っています。

一見正反対な異質な酒を少量加えると、ぐっと深く奥行きのある味、香りになります。ちょっと変わったヤツが必要なんですよ。優等生ばかりを集めていてもいい酒になりません。

これがすっごく大事なことです。
マリリン・モンローが「シャネルの5番を身につけて寝る」という当意即妙な切り返しを行ったということで有名な「シャネルの5番」。これ、実は香水という概念にある意味で革命的なものだったのです。

↓ここから引用します
http://park.itc.u-tokyo.ac.jp/biological-chemistry/profile/essay/essay15.html
生物化学研究室 東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻
「ワイナート」2009年5月号に掲載されたコラムです

「もっとも人間的なもの、それは匂い・・」という言葉を残したココ・シャネルの創った香水のなかで一番有名なものは「シャネルNo.5」である。なぜシャネルNo.5は斬新でセンセーショナルなデビューをしたか。それは、良い香りを混ぜれば良い香水ができるという定説を打ち破り、アルデヒド類といった単独ではどちらかというと嫌な匂いを、ふんだんに使った初めての香水だったからだ。その後、香水には必ずといってもいいくらい臭い匂いを少しいれるようになった。そうすると香りの奥行きの深さが広がるのである。

よい香りだけでは深みがない。単独で濃いと悪臭になるものが、香水には必要なのです。

40代のころ、文系志望の3年生の選択化学という講座をつくったことがあります。
「色」とは何か、色素と顔料の違いは、洗剤・界面活性剤とは、化粧品とは、農薬とは、食品添加物とは、などなど、いろいろ実験しながらやったのですが。その化粧品の時に私が参考にしていた本から部分引用します。平仮名表記を漢字にしたり、ちょっと手を加えて読みやすくしました。


「現代香粧品学」岸 春雄 著 講談社サイエンティフィク 1980年発行 第2刷 より
p.30

 A.天然の動物性香料
a.麝香(じゃこう)Musk
 ジャコウジカのオスに特有な生殖腺嚢から分泌する香料であり・・・香気の化学成分は大環状ケトンの一種でムスコン(muscone)と呼ばれる物質である。

b.霊猫香(れいびょうこう)Civer
 野性の霊猫(ジャコウネコ)はアフリカ、南米、アジア(日本を除く)の山野に穴居する。オス、メスともに肛門および生殖腺嚢より霊猫香を分泌する。・・・香気の化学成分は大環状ケトンの一種でシベトン(civetone)と呼ばれる物質である。

c.ビーバー香(海狸香・かいりこう)Castoreum
 ビーバーはアジア、アフリカ、ヨーロッパの北部の湖中に生活し、オス・メスともに肛門近くの梨状の分泌嚢よりビーバー香を分泌する。香気成分はアルコールに可溶の樹脂状物質のほか、数種の芳香族ケトン、アルコールなどを含む。

d.龍涎香(りゅうぜんこう)Ambergris
 マッコウクジラの胃腸内にできる淡褐色の異物で、イカの多食による病的排泄物であるとされている。・・・香気成分はアンブレインのほか数種の芳香族ケトンを含んでいる。

「ケトン」という言葉がでてきますね。これは「・・・C=O」というグループで、アルデヒドもケトンです。このCOというグループをもつ物質は、濃いと大抵、刺激的な悪臭があります。シャネルが使ったのもアルデヒド。香りが引き立ったのですね。

最近おっそろしく評判が悪いのが「加齢臭」。その匂いのもとは「ノネナール」といわれています。
「ノナン」は炭素9個の鎖のこと。「ノネン」はそこに二重結合が入っているという意味。語尾の「アール」はアルデヒドの意味です。ハイ、オジサン・オバサン臭はアルデヒドなんだ。ふ~ん。ごく薄く香水に入れると引き立つ芳香になるかもしれませんよ。そんなことやった人はいないけど。

★今回の最後に「もう一発」
「糞臭・便臭」は、まさしく「くさい」ですが、その匂いのもとはスカトール。アルデヒドではないのですが・・・
↓Wikiから引用
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AB
スカトール

スカトール (skatole) は、複素環式芳香族化合物の一種で、インドール誘導体。毒性のある白色結晶。ギリシア語で糞を意味する skato から命名された。

性質
天然には、哺乳類の糞(消化管内でトリプトファンから分解される)、ビート、コールタールなどから単離され、強い糞臭を持つ。 低濃度では花の香りを呈し、実際にオレンジ、ジャスミンやある種のトロピカルフルーツの花の香気成分に含まれている。またこの物質は、多くの香水の香料や定着剤、タバコの香料および添加物[1]として使われている。

「多くの香水の香料」にも使われているのです。

↓広辞苑から、参考までに。

におい【匂】ニホヒ
①赤などのあざやかな色が美しく映えること。万葉集[10]「黄葉もみちばの―は繁し」
②はなやかなこと。つやつやしいこと。万葉集[18]「少女らがゑまひの―」
③かおり。香気。狭衣物語[3]「かうばしき―」。「香水の―」
④(「臭」と書く)くさいかおり。臭気。「すえた―」
⑤ひかり。威光。源氏物語[椎本]「つかさ位世の中の―も」
⑥人柄などの、おもむき。気品。源氏物語[幻]「かどかどしう、らうらうじう、―多かりし心ざま、もてなし、言の葉」
⑦(「臭」とも書く)そのものが持つ雰囲気。それらしい感じ。「庶民的な―」「犯罪の―」
⑧同色の濃淡によるぼかし。
 (ア)染色法また襲かさねの色目などで、上が濃く、下が薄い配色。上を濃くするのを普通とし、下を濃くするのを裾濃すそごという。
 (イ)匂縅においおどしの略。
 (ウ)女のかき眉の下の方の薄くぼかしたところ。
 (エ)日本刀の刃の、地肌との境目の部分に霧のようにほんのりと見える文様。最も大切な見所の一つ。
⑨芸能や和歌・俳諧などで、そのものに漂う気分・情趣・余情など。花鏡「一声の―より、舞へ移る境にて妙力あるべし」。去来抄「移り、―、響きはつけざまのあんばいなり」 →匂付においづけ。

◇「臭」は、好ましくないものに使うことが多い。

広辞苑第六版より引用

書きたいことがいろいろ絡まり合ってしまって、次回がいつになるかはわかりません。そのうち。また。

東京に空が無い

↓3月の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-549819.html
2021年3月10日 (水) 父よ

ここで、高村光太郎の詩集『道程』から引用しました。

   僕の前に道はない
   僕の後ろに道はできる
・・・
   僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
   僕から目を離さないで守る事をせよ
   常に父の氣魄を僕に充たせよ

なんだよ、これは自立し自律する独りの人間が、自分で自分の道を切り開いていこうという決意・意志の表明、ではないのか。
「父というものから自立していない息子なんて、様にならないよな。そういう父子関係って、私、嫌悪してます。」
こんなことを書きました。

高村光太郎という人がどうも信用ならないな、と思ったのですが。
智恵子抄にもまた妙な詩があった。

智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
・・・

こう書き出す詩です。有名ですね。で、この詩の題名、ご存知ですか?
「あどけない話」
というのです。
結語は「あどけない空の話である。」と。
そんな風に聞いていたのですか、「ほんとの空が見たい」という言葉を。
無邪気だ、幼いと。
情けないやつだな光太郎君は。
妻の言葉を全力で受けとめていないようですね。
時代もありますが、家父長制の権化みたいな人だったのではないか。妻に対しても君臨していたのではないか?
なんだかね、情けなくってね。哀しくなってしまったのでした。

言葉というものを甘く見るなよな。

八重ヤマブキ

0323_6yamabuki 2021.3.23
つぼみが口を開きました。

0329_6yamabuki 3.29
咲いた。花の前には幼い葉も。佳い眺めです。

0330_30yamabuki 3.30
花が増える。

0402_9yamabuki 4.2
豪華でしょ。この後は花がどんどん増えて、庭を明るくしてくれています。

★思い出:子供時代。空気鉄砲で遊びましたが、ヤマブキの茎の髄を「弾丸」にするんですよね。
茎をむいて、髄を取り出し、適当な長さに切って、口の中に含んで湿らせて使う。
筒の先端の弾が、後ろからの空気圧で発射されるのです。
この時、弾が軽く滑っては圧力が上がり切らない。押し込むほうも滑っては空気がぬける。
で、唾で湿らせて滑りにくくするわけですね。
後に、空気鉄砲の原理を習って、納得したわけです。

理科教師をやっていて、生徒が子供時代にたっぷり遊んだ経験を持っていると教えやすい。
昔経験したことはこういうことだったんだよ。あぁそうなのかぁ。とね。
「理科知識」なんて特になくても大丈夫。遊び経験の方が大事ですね。
また、実験などをやらせるときも、遊び経験の豊富な生徒は、上手に実験やりますよね。
子供時代はたっぷり遊んでください。大事なことです。

イチジク

↓ここで3/15、3/16の写真を使って「生まれたて」のような葉を掲載しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-dc0d20.html
2021年4月 2日 (金) イチジク

今回は、大きくなった葉たちと一緒に広がっていく幼い葉。
0323_2itijiku 2021.3.23
幼いものは皆かわいい。小さくても、ちゃんと「一人前」なんです。
植物も動物もね。そして当然、人もまた同じ。
幼いものは全力で育っていく。常に全力。元気いっぱい大声を上げて。愛でたいな。

キヌサヤ

0322_44kinusaya 2021.3.22
31個収穫。

0327_12kinusaya 3.27
29個収穫。

0413_20kinusaya 4.13
28個収穫。

このくらい採れると、家計を助けている、といっていいかな。
もちろんすぐに食べます。
売り物としては「わけあり品」かもしれませんが、団塊世代夫婦は、気にしない。もりもり食べます。
なんで、野菜や果物の「形」なんか気にするんだ?無駄を増やすだけじゃないですか。
食えるものは食う。雑食性のヒトなんですから。無駄を出さないのが地球にやさしいと思います。

ヤツデ

0322_33yatude 2021.3.22
ヤツデの実が色づいてきました。
花は毎年見るのですが、意外と実をちゃんと見ていない気がします。

0325_13yatude 3.25
ここまでくれば、熟した、といっていいでしょう。
花が咲いたら実が稔るまで。きちんと見届けたいと思います。

レンゲソウ

0322_32rengesou 2021.3.22
つぼみが膨らんでいます。

0325_21rengesou 3.25
開花直前

0327_14rengesou 3.27
咲いています。

0330_7rengesou 3.30
色と姿が大好き。

0401_24rengesou2 4.1
旗弁がぐるっと輪になって「冠」みたいになるのが面白い。

0402_23rengesou2 4.2
ヒメツルソバを背景に、横から撮ることができました。

0412_16rengesou_20210419100901 4.12
豆ができました。
もちろんマメ科ですから、マメができて当たり前なのですが、意外とちゃんとマメまで見ないことも多い。

マメ科植物の根にできる「根粒」が空気中の窒素を水溶性の化合物に変えてくれるので、緑肥として「レンゲ畑」が昔はよくありましたよね。

調べると、和名としてレンゲソウとゲンゲがあります。
ゲンゲが正式名だというのと、ゲンゲはレンゲが訛ったのだというのとあります。
どっちが正しいのかわからないのですが、私共夫婦は子どものころから「レンゲソウ」と言う名前で知っているので、レンゲソウとします。

↓写真がきれいなサイトにリンクします。
https://www.hana300.com/renges.html
蓮華草 (れんげそう)

↓マメ科の植物の基本について
https://staff.fukuoka-edu.ac.jp/fukuhara/keitai/fuji.html
フジとマメ科の蝶形花

2021年4月16日 (金)

月と火星の大接近

ウェザーニュースを見たら、
今夜16日(金)~あさって18日(日)は月と火星が大接近」という記事がありました。
↓これです。
https://weathernews.jp/s/topics/202104/150095/

今夜16日(金)~あさって18日(日)は月と火星が大接近
2021/04/16 10:58 ウェザーニュース

 今日16日(金)~18日(日)は月と火星が大接近します。双眼鏡で見ると、欠けた月の上に赤い火星が寄り添う様子を楽しむことができます。期間中、雨が降るところもあるため、最新の天気を確認してチャンスがある日に空を見上げてみてください。
 4月は日の入り後に西の空を見上げると、火星の姿を見ることができます。周囲にはオリオン座やぎょしゃ座の1等星が輝き、火星はこれらの星より少し暗い1.5等の明るさで輝きます。赤色の輝きを探して、西の空を見上げてみてください。
 17日(土)には、この火星と月が大接近!火星と月の角距離(天球上での見かけの距離で角度で表します)は1度を切ります。双眼鏡では同じ視野内で、月の上に赤い火星が寄り添う様子を楽しむことができそうです。
 ・・・
 次回、月が火星に接近するのは5月16日(日)です。

ウェザーニュースからの引用
20210416_18

↓国立天文台 暦計算室
http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/
ここの
今日のほしぞら/フレーム版
というところで、16日から18日の夜8時の星空を描かせたものです。
2021041616日

2021041717日

2021041818日

東京ではどうもあまり天気が良くなさそう。
もし夜晴れていたらご覧ください。
次回は5月16日です。どうぞ。

スイカズラ

0322_27suikazura
2021.3.22
スイカズラがつぼみを作り始めました。丸い粒がそうです。

0402_31suikazura2
4.2
つぼみがいっぱい。楽しみですね。つぼみは花の予感。花は実の予感。実は次世代の予感。
楽しみが続きます。それが命が生きるということ、かな。

0410_10suikazura2
4.10
お、咲きそうだ。

0411_7suikazura2
4.11
わ、咲いた。
0411_7suikazura3

咲き始めは白いんです。ですから敢えて言えば「銀銀花」です。
時間の経過で色が黄色くなってきます。

0413_18suikazura
4.13
ほらね。こうなると「金銀花」になります。
銀色から金色への「変化」を指して「金銀花」というのが本当なんでしょうが、並んで金銀というのもいいでしょ。

★どうもね。スイカズラというと。因幡晃さんの「忍冬(すいかずら)」を思い出してしまうんですよね。
↓最近の歌とは全然違う「めそめそ」ソングなんですけどね。
https://www.youtube.com/watch?v=Zay3pc3K68w
「心に刃をのせるのね・・・」

↓めそめそついでに思い出してしまったのが、もっと古いの。千葉紘子さんの歌。「初めてのお酒」
https://www.youtube.com/watch?v=q0BQSD-A2yA
同じ千葉紘子さんの「折り鶴」もいいですよ。検索してください。

古いなぁ。私の「若いころ」の歌です。

桜桃

0322_25outou0 2021.3.22
花の時期が終わって、子房の部分が花殻を脱ごうとしています。
セーターを脱ぐような姿です。

0326_11outou 3.26
稚い実ばかりになりました。

0408_23sakuranbo1 4.8
実が赤味を帯びてきましたよ。
0408_23sakuranbo2
先駆けた実もあるようで。
こうなると「さくらんぼ」と表現したくなりますね。
熟していく過程を楽しみましょう。

ヒメヒラタアブ&ヤエムグラ

0322_24himehirataabu1 2021.3.22
ヤエムグラの花の前にアブがいました。
ヤエムグラの花は2~3mmですから、アブの大きさがわかります。小型のアブですね。ヒメヒラタアブかな。
0322_24himehirataabu2
花盛りです。小さいけれどいっぱい咲くとそれなりに目立ちます。
もし見かけたらしゃがんで見つめてください。意外とかわいい素敵な花なんですから。
下を向いて脇見をしながら、歩きましょうね。植物の花の恵みに出会えますよ。
前向きに、ひたすら真っすぐ、なんてのは疲れる生き方でしょ。とぼとぼと参りましょう。

タチアオイ

0322_23tatiaoi 2021.3.22
葉の間につぼみが見えはじめました。
まだ全体が低いので、咲くのは先ですが、準備は始まっている。

0326_10tatiaoi 3.26
姿を現してきましたね。

0413_17tatiaoi 4.13
草全体が立ち上がって丈を伸ばし始めました。まだ1m程度ですが、最終的には私の背丈を超えますから2mを超えるくらいはいくでしょう。
大柄でイメージ的に「夏の花」という感じもしますが、むしろ「梅雨の花」のようです。
タチアオイが終わると梅雨があける、ともいいます。ま、6~8月が花期ですけどね。
あの大きな花に、大きなクマバチが潜り込んで、花粉を「撒き降らせる」のは見ものですね。

アメリカフウロ

0322_22americahuuro1 2021.3.22
アメリカフウロの花が咲き始めていました。これからぐんぐん増えるでしょう。
赤い葉は枯れたのではありません。赤と緑の規則性のようなものが把握できません。
季節性で赤いわけでもなさそう。新芽はみんな赤いのかというと、緑の葉と赤い葉が混在していたり。
でも、この赤い葉の存在でアメリカフウロ肉づくことも多いのは確かです。
0322_22americahuuro2
花は小さいのですがかわいいですよ。ヤエムグラの花よりは大きいけど。

0410_9americahuuro1 4.10
左下はつぼみ。上が稚(わか)い実です。
この写真の左上に妙なものが見えているのですが、それは後でちょっと触れます。
0410_9americahuuro2
拡大。下に種子ができて、熟し乾燥すると「バネ仕掛け」で種子を弾き飛ばします。
結構遠くまで行くのでしょう。自力で繁殖範囲を広げていきます。
0410_9americahuuro3
妙なもの、といったのがこの部分。
右に写っているのはアブラムシじゃないかな。妙に「顔」っぽい感じ。
左にははっきりしませんが、昆虫の「脚」らしきものが写っているように思います。
実には栄養が送られてきます。アブラムシがつきやすい。
そろそろアブラムシの姿も目立ってくるでしょう。

2021年4月15日 (木)

カエデ

0326_7kaede 2021.3.26
門の内側のカエデの木です。つぼみがいっぱいできていました。
緑になったな、と思っていたら一挙につぼみが出そろう。

0331_46kaede 3.31
咲き始めました。メシベが見えません。

0402_13kaede1 4.2
立ち上がったばかりのメシベは棒状。
0402_13kaede2
成熟してくるとこうなるんですね。
もうこの後は一気呵成。すごいです。

0409_12kaede 4.9
なかなかによい眺め。小さな門なのですが、その上にかぶさるようにしたいと育てました。
以前住んでいた家の門の上に結構大きなカエデがかぶさるようになっていまして、あれよかったなぁ、という二人の記憶。
で、池上本門寺の植木市で購入して育てています。
{あの時。妻が出かけて行きまして。私は家で待っていたら、軽トラックが入ってきた。お、配送かと出ていったら、カエデと一緒に妻も送り届けられてきまして、ビックリしたのでしたっけ。}

ウリハムシ

0322_20urihamusi 2021.3.22
ランタナの小さな緑の葉が出はじめたところで見かけました。
ウリではありませんから、多分食べたりはしない。越冬を終えた成虫が出てきて暖まっているのでしょう。
成虫はウリ科植物の葉を食べ、幼虫は根を食べる。
「ウリハムシ」で検索すると、昆虫関連サイトが出てきませんで、まずは「ウリ科の害虫」という話ばかり。
ヒトと利害が競合するので「害虫」扱いですが、「悪い虫」なんかじゃないです。懸命に生きているだけです。

ムラサキツユクサ

0322_19murasakituyukusa1 2021.3.22
家の勝手口ドアそばで早く咲きましたが、外でも咲き始めました。
0322_19murasakituyukusa2
この後はもう、ぐんぐんと花の数が増えていく。もうフォローしません。
何か、虫がらみのことでもあったら掲載しますけどね。

ナミテントウ交尾

0331_42namitentou1
2021.3.31
これ、ナミテントウの交尾です。
ナミテントウの模様の多様さを知らないと、まるで異種間の交尾みたいに見えますが、まさか、異種間では交尾はできません。交尾器が結合できないでしょう。これは同種です。
0331_42namitentou2

影響を与えないように注意しながらアングルを変えてみました。
0331_42namitentou3

ほぼ真横まで移動できました。
これほど模様の異なる個体の交尾は初めて見たかなぁ。
そっと邪魔しないように離れました。

↓写真が良い
http://yurinoki.main.jp/musi2/namitento-coll.html

いろいろなナミテントウ ☆ 体色・斑紋の違い
(ナミテントウは、幼虫の頃からアブラムシを食べてくれる益虫です。応援してください!)

ナミテントウには、黒地に赤や黄色の斑紋のタイプ、赤地や黄色地に黒い斑紋のタイプがあります。
赤や黄色一色のものもありますが、黒一色のナミテントウは見たことがありません。
赤地に黒い斑紋のタイプは、害虫の オオニジュウヤホシテントウ に似ていますので注意が必要です。
害虫の方は背面が短毛で覆われてツヤが無くくすんで見えます。益虫のテントウムシは毛がなくツヤツヤです。

↓模様の遺伝について
https://academist-cf.com/journal/?p=9132
テントウムシの斑紋パターンはどう決まる? – ひとつの遺伝子が多様な斑紋をつくる仕組み

ナミテントウとダンダラテントウ

0322_17namitentou1 2021.3.22
ナミテントウが輝いてます。翅に空や木の枝などが写っている。
0322_17namitentou2
別のアングルで。ナミテントウとしてはよく見るタイプの模様です。

0401_25namitentou1 4.1
また別の日。この時は眼の高さに近いところを歩いていたので
0401_25namitentou2
こんな写真が撮れました。
真正面から向き合ってしまった。ナミテントウの特徴を捉えるのに適した画像ではありせんが、珍しいことですのでお目にかけます。

0402_20dandaratentou 4.2
手がむずむずする。見ればテントウムシ。
これはダンダラテントウと判断しました。
何というのかな、正しい表現ではないのですが、「肩」みたいなところに赤い模様があるのを私は目印にしています。

どちらのテントウムシも餌はアブラムシ。成虫も幼虫も。
私自身は、しっかりこれ、とは見ていませんが、きっともういるんでしょうね。そういう季節です。

2021年4月14日 (水)

ツクシ・スギナ・ナズナ

0322_11tukusisuginanazuna 2021.3.22
なんというか、「3月」ですねぇ。
たまたま一緒になっているのを見かけて撮影。
雑草園の楽しみです。みんな元気だね。

コオニユリ

0322_12kooniyuri 2021.3.22
コオニユリの芽が出てきたと妻が言う。どれどれ。これか!
植えた人でなければ識別できませんね。
妻は食用の百合根を植えて楽しんでいる。一昨年あたりから花を楽しんでいるのでした。

0329_4kooniyuri 3.29
伸びてきましたよ。

0406_14kooniyuri 4.6
立派になってきた。後ろに遅れて出てきた株も見えます。
みんなで一緒に、咲いてください。花期は6~7月頃のはず。ゆっくり成長して、みんな揃って咲いたらいい。

零余子(むかご)を抱くのがオニユリ、抱かないのがコオニユリです。
スーパーで百合根を見かけたら、プランターにでも植えてみませんか。楽しいこと請け合いです。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-1af4e6.html
2019年7月19日 (金) コオニユリ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/07/post-af7fd7.html
2019年7月19日 (金) オニユリ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-a74790.html
2020年7月21日 (火) コオニユリ

ホオズキカメムシ

0322_16hoozukikamemusi 2021.3.22
なんだかちょっとボロボロな感じがします。冬眠からあけて出てきたばかりなのでしょう。
チロリアンランプの葉にいたものです。
チロリアンランプはアオイ科で、ホオズキカメムシが好むナス科ではありません。
出てきて葉の上で暖まっていたのでしょう。
私がホオズキカメムシをよく見るのはアサガオで、ですね。
ホオズキはナス科。ナス科植物が好きなようですが。アサガオなんかも大好物です。
前の記事でジャガイモを栽培中と書きましたが、そのうちジャガイモにも来るのでしょうか。困るな。

ところで冒頭の写真、翅が少しずれていて、腹部背面が少し見えています。
赤いですよね。ホオズキカメムシの背中は「ホオズキ色だ」と知った時の記事にリンクします。
↓ご覧ください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-a961.html
2011年5月11日 (水) ホオズキカメムシ

ジャガイモ

0322_10jagaimo 2021.3.22
ジャガイモが元気よ、と妻が言う。

0324_5jagaimo1 3.24
なるほど。艶がいい。土を買った時の袋で栽培しています。
鉢やプランターでなくてもいいわけだ。ここでも、なるほど。
0324_5jagaimo2
これは鉢植えにしてやったもの。頑張ってます。

0401_32nijuyahosi 4.1
ニジュウヤホシテントウが来ました。
そうだろうよなぁ。ジャガイモ、トマトに来るといえばもうニジュウヤホシテントウです。
オオニジュウヤホシテントウというのもいるのですが、私は特に識別していません。
ニジュウヤホシテントウの食痕は独特ですから、すぐわかります。
↓Wikiの解説
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%A4%E3%83%9B%E3%82%B7%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%A6

成虫も幼虫もナス科植物の葉を食べる。食べ方は独特で、葉裏から食って表の表皮を残し、太い横線を平行に並べたような独特の食痕を残す[7]。これは肉食性の昆虫として進化してきたテントウムシ科の中でニジュウヤホシテントウの属するマダラテントウ亜科だけが植物食に食性転換した進化の履歴を示すもので、本来は食物となる昆虫を捕食するときに獲物の表皮を破って内臓を口の中にすすり込むのに適しているが植物組織を噛み取るのには適していない鎌状の大顎の先端にフォーク状の突起を得て、これで葉の裏の表皮を破って葉肉の組織を口の中にすすり込むように摂食を行うためである[8]。

0405_9jagaimo 4.5
ジャガイモの花が見られそうと、また妻が笑う。
つぼみができてますね。
花が咲けば実が生るのが植物の基本。
ナス科の実ですからトマトと似ているそうです。
完熟前の実は有毒だそうですので、うっかり食べないでください。
食べるのは地下茎だけにしてください。

ツツジ

0322_6tutuji 2021.3.22
我が家のツツジです。つぼみができました。

0329_25tutuji 3.29
一週間後、咲きました。

0330_32tutuji2 3.30
光線の具合で色調が変わってしまうのですが、奥の方の後ろ向きの花。
今年はあまりたくさんは咲きそうにない。

この株は赤が濃いのですが、もう一株、カエデの木の下にピンク系の大柄な花が咲く株があるのですが、今年はまだつぼみが見えてきません。
どうしちゃったのかな。

2021年4月13日 (火)

ジュウニヒトエ

0322_4juunihitoe 2021.3.22
「人」の形がきちんと見えるようになりました。

0402_10juunihitoe 4.2
ずらっと並んですごいです。

0409_1juunihitoe 4.9
足元をブロックされてしまいました。
私には「またぐ」という動作がありませんので、仕方ない、庭の方へ行くときは踏みつぶさないように気をつけながら押しのけて出ていくことになります。
壮観ですよ。これを写真で再現することができません。

クレマチス

0320_34clematis 20201.3.20
塀の内側に生えています。ですから、伸び始めは日当たりが悪い。

0322_26clematis 3.22
かわいい姿ですが、日光不足かな。

そうこうするうちに、妻が外で見つけてきました。
0408_9clematis1 4.8
これってクレマチスだよね。そうなのよ、もう咲いてたの。
日当たり良好なんですね。
0408_9clematis2
咲き始めの姿。
我が家のも、塀から頭が出ればそれなりに日が当たって元気よく伸びると思います。
もうすぐだよね。

イチゴの仲間

0320_32hebiitigo 2021.3.20
これは以前から自生しているものでして、何となくヘビイチゴと呼んできたのですが。
ヘビイチゴの花は黄色なんですってね。そうするとヘビイチゴではないらしい。

0401_34itigo_ 4.1
あらら、これは新参者。黄色い花だ。これがヘビイチゴだろうか。

0407_11itigo 4.7
開いた姿。

0410_6itigo_ 4.10
また新たに開き始めたり。
参ったぞ。これがヘビイチゴ、なのでしょうね。

0403_6itigo 4.3
とすると、これは何だろう?
シロバナノヘビイチゴという種があるそうです。
参りましたね。結論は出せませんが、差し当たってシロバナノヘビイチゴということにしておきましょうか。
あ~ぁ。教えてほしい。

↓松江の花
https://matsue-hana.com/hana/hebiitigo.html
ヘビイチゴ

https://matsue-hana.com/hana/yabuhebiitigo.html
ヤブヘビイチゴ
↑ここには、花の比較があります。
やはり我が家の黄色い花のはヘビイチゴかな、とも思えます。

スイートピー

0322_3sweetpea1 2021.3.22
咲き始めの頃です。
0322_3sweetpea2
かわいいつぼみです。

0330_37sweetpea1 3.30
だんだんにぎやかになりました。
0330_37sweetpea2
いかにもマメ科という姿。きれいだな。

一度にわっと咲くわけではなく、次々と交代しながら4月に入っても咲き継いでくれています。

ポピー

0320_27poppy 2021.3.20
ポピーの花のシベを撮ってみました。

0322_28poppy 3.22
花びらは落ちて、後はもう実が熟すだけ。
上2枚の写真のメシベの柱頭にある筋、これが面白いんですね。
上2枚とも8本筋があるようです。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-b3f5.html
2017年5月 1日 (月) ポピー
「柱頭の筋を見てください。この花では7本ありますね。
この花では6本です。」
気づいたのは2016年だったようなのですが、検索に引っかからなかったのでこの記事にリンクします。
ここでは6,7本のようです。

↓岡山大学のHP
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/papaveraceae/nagamihinagesi/nagamihinagesi.htm

ナガミヒナゲシ Papaver dubium L.
・・・
花弁は4枚であり、雄しべは多数。中央部のめしべの柱頭は4本から8本の筋状であるが、7・8本のものが多いようである。・・・

生殖器官というものは保守的なものなのではないか、と書いたことがあります。この「筋」の「働き」は何なのか。上の表現だと、この筋が柱頭なのかなぁ。よくわかりませんが、本数にばらつきがあることは確かですので、ぜひ、今度ポピーを見ましたら、数えてみてください。もっとすごい変異があるかもしれませんよ。

2021年4月12日 (月)

この子らを世の光に

★朝日新聞に「ひと」という連載があります。
4月10日の「ひと」欄では、「障害者のアートに光を当てる画廊を経営する」杉本志乃さんが紹介されていました。
その文中に
「それは、障がい者など多様性のある人たちを世の中の光にすることです」
こういう言葉が出てきました。
「世の中の光」この言葉に聞き覚えのある方は少なくなったかもしれない、と思って、今回ここで取り上げることにしました。
↓滋賀県のHPから引用します。
https://www.pref.shiga.lg.jp/oumi/gakuen/103467.html

滋賀県立近江学園とは(2018年12月13日)

滋賀県立近江学園は昭和21年11月、大津市南郷に糸賀一雄氏らによって創設され、昭和23年4月「児童福祉法」の施行に伴い、県立の児童福祉施設となりました。
「この子らを世の光に」と人々に語りかけた糸賀氏は、池田太郎氏、田村一二氏らとともに知的障害児・者の療育に力をそそがれました。その後、昭和46年9月、現在の湖南市に移転後も糸賀氏らの心は受け継がれ、知的障害を持った子どもたちが豊かに育っていくよう支援しています。

私は昭和23年生まれ。私などの年代の人では「この子らを世の光に」という言葉はそれなりによく知られた言葉ではないでしょうか。

↓これも滋賀県のHPから
https://www.pref.shiga.lg.jp/oumi/yonohikarini/103707.html
この子らを世の光に(2018年4月16日)

『この子らを世の光に』と『この子らに世の光を』の違いについて
 「を」と「に」が逆になれば、この子どもたちは哀れみを求めるかわいそうな子どもになってしまいます。しかし、この子らは、みずみずしい生命にあふれ、むしろ回りの私たちに、そして世の人々に、自分の生命のみずみずしさを気づかせてくれるすばらしい人格そのものであります。
この子らこそ「世の光」であり、「世の光」たらしめるべく、私たちは努力しなければなりません。糸賀先生は最後の講義で「この子らを世の光に・・・」の言葉とともに、大きな福祉の思想を私たちに託して逝かれました。

無財の七施(むざいのななせ)
財産がなにひとつなくても出来ること

眼施(げんせ)・・・人にやさしいまなざしをもって接すること
和顔悦色施(わがんえつじきせ)・・・にこやかなほほえみをたたえた顔で接すること
言辞施(げんじせ)・・・言葉の美しさ、やさしい声で接すること
身施(しんせ)・・・勤労奉仕のこと
心施(しんせ)・・・感謝の心
牀座施(しょうざせ)・・・席をゆずってあげること
房舎施(ぼうしゃせ)・・・一宿一飯の施しということ

(中略)
糸賀先生はこの言葉の中に、「知的障害といわれる人たちを世の光たらしめることが学園の仕事である。知的障害を持つ人たち自身の真実な生き方が世の光となるのであって、それを助ける私たち自身や世の中の人々が、かえって人間の生命の真実に目覚め救われていくのだ」という願いと思いをこめられました。
(後略)

全文はリンク先でどうぞ。
糸賀さんの近江学園は知的障害者が対象ですが、私のような身体障害者にとっては宮城まり子さんの「ねむの木学園」も忘れ難いですね

↓朝日新聞デジタルから
https://digital.asahi.com/articles/ASN3Q736ZN3QUCLV00D.html
「障害ある子にも教育を」支援の先駆け、宮城まり子さん(2020年3月23日)

 日本の肢体不自由児養護施設の先駆けとなった「ねむの木学園」を創設した宮城まり子さんが亡くなった。93歳だった。歌手や俳優として活躍した後、障害がある子どもたちの福祉のために生涯をかけた。
 1927年に東京で生まれ、小学3年から大阪に。母親とは早くに死別した。
 20代で歌手としてデビュー。社会福祉への関心を高めたのは、55年に「ガード下の靴みがき」が大ヒットした直後だった。
 57年、「婦人公論」の取材で知的障害がある子どもを知った。59年、米国の俳優シャーリー・マクレーンさんの紹介で渡米、身体障害者に対する米国社会の積極的な理解に触れた。
 その後ミュージカルで脳性まひの女の子の役を演じることになり、役作りのために障害児の施設を訪れた。その際、当時は多くの重度障害児が「就学猶予」として義務教育の機会を与えられず、学校に通えないことを知った。
 「障害がある子もない子も教育を受け、愛されて当然。誰もつくってくれないから、自分でつくろうと決心しました」
 2018年の朝日新聞のインタビューに、当時の思いをこう振り返っていた。その思いを実現させたのが、1968年に完成したねむの木学園だった。
 ・・・
 私財を投じて立ち上げた学園は、肢体不自由児のための養護施設の先駆けとなった。養護施設として開園し、学ぶ場を確保するため、施設内に公立学校の「分校」も設けた。
 「すべての子どもたちに可能性がある」が信念だった。学園では、絵画や音楽、工芸などを積極的に教育に採り入れた。国内外で作品展「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」の開催を重ねるなど、子どもの個性を伸ばす活動に取り組み続けた。
 ・・・
 日本障害者協議会代表の藤井克徳さん(70)は「肢体不自由児に関する制度が未整備だった時代に、教育、生活の場をつくったのは先駆的だった。大規模な絵の展覧会なども通して、障害者問題を社会化したという点で、重要な役割を担った。1、2年前だったと思うがテレビで拝見し、お元気だと思っていただけに残念」と悼んだ。
(後略)

 私という身体障害者が教師として教壇に立つ。そのこと自体が生徒に与えるインパクトはそれなりのものがあったと思っています。弱い立場の人、手助けしなきゃならない人、何もできない人・・・と思っていた障害者が「先生」として目の前に立ち、その人に理科を教わる。人格形成途上の人たちの価値観形成に、何らかの影響を与えられたとしたなら、よろこびです。
私は「ほのかな光」になれただろうか。

事故や病気で障害者になった方がよくいうことが、「障害者になって何もできなくなってしまった」ように感じたということですね。そしてそこから自分にできることを探し求めてスポーツに打ち込み、パラリンピックにも出場する。そんな「成功物語」が感動を呼ぶのでしょう。私のような、人生の始まりから障害者だったものにとってはまるっきり挫折感がない。自分にできることを積み重ねて、この70年余りを生きてきただけです。ごく当たり前の人生を送って来ただけです。
どうもね、パラリンピックに付きまとう「成功物語への感動」というやつが嫌いでしてね、白けています。

もう一言。私は障害者であることをある意味で誇りに思い、それを利点として生きてきました。そんな私には「障害者」と書くことに抵抗感がないのです。「障害」を作っているのはいわゆる「健常者」の側でしょ。障害物を持っているのは健常者の方々でしょ。どっちが「障害者」なんでしょうか。そんな話を生徒には年度当初にしましたっけね。

 

スミレ

0320_22sumire 2021.3.20
私には撮れないアングル。妻がしゃがんで撮ってきてくれました。
庭や家の周囲のあちこちで咲き乱れています。
ツマグロヒョウモンの幼虫の食草です。
ツマグロヒョウモンの幼虫は、パンジーの葉も食べます。
ただし、注意点がありまして。
どこかでツマグロヒョウモンの幼虫を見つけて育ててみようと思って、市販のスミレやパンジーを与えると、薬品で処理されていることがあって、幼虫が死んでしまうことがあります。私共も経験者。
ですから、チョウの幼虫を育ててみるには、無農薬栽培の自家産食草を育てるのがまず大切。
見栄えをよくするための艶だしの薬品もいけません。
育てるとなったら、命を預かることなのですから、責任を持って「育て切る」覚悟が必要です。
よろしく、どうぞ。

ルリマルノミハムシ&ヒメマルカツオブシムシ

0320_17ruri_hime1 2021.3.20
ハナニラにて。両方の花にいる黒い丸いのがルリマルノミハムシ。
右の花にいる、もう一匹は
0320_17ruri_hime2
ヒメマルカツオブシムシです。
長い名前ですが、特徴を記述したらこうなったのでしょう、仕方ない。

0322_14rurimarunomihamusi 3.22
アリッサムの花にいたルリマルノミハムシ。
同じ日
0322_31rurimarunomihamusi
またしてもハナニラにもいました。
「瑠璃」とはいえ、ほとんど黒い虫です。丸っこくて、体の両側に後肢がはみ出して見えるのがわかりやすい特徴です。
花に黒い虫がいたら注視してみてください。

トキワハゼとムラサキサギゴケ

0320_16tokiwahaze 2021.3.20
トキワハゼです。
何の気なしに撮った一枚。上から。

0408_20tokiwahaze 4.8
この記事を書くために、もう一枚、頑張ったのがこれ。
鉢の前で右膝ついて腰をかがめてやっとの思いで一枚。ほぼ正面から。

さてどうしてこんなことになったかといいますと。
↓近くのマンションのところで
0330_10murasakisagigoke1 2021.3.30
ムラサキサギゴケを見たせいです。
地面を這うようにして伸びてきて花を咲かせる。その姿で私はムラサキサギゴケと判断しているのですが。
花をクローズアップすると
0406_6murasakisagigoke
「耳」がありますね、ウサギみたいな。

↓検索したら「そよ風のなかで Part2 」というブログで、よい写真を見つけました。
https://soyokaze2jp.blogspot.com/2014/10/blog-post_21.html
トキワハゼ(ムラサキサギゴケとの比較)

ここの5枚目と6枚目の写真を比べてみていただけるとよくわかります。
そういう特徴があったのか、と認識を新たにしました。
わかっているつもりでも、よく見なければなりませんね。

ミモザ

0320_8mimoza 2021.3.20
これはミモザ。私でもわかる。でも、正式な種名は知りません。
フサアカシアでしょうかね。
葉がオジギソウなどと似ているんですよね。
それと、マメ科の多くが夜に葉を閉じたりするから、オジギソウと似ているんですよね。
とにかくまあ、大きな木でたくさんの花で、見応えがありますよね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A2%E3%82%B6
ミモザ

ミモザ(英: mimosa、独: Mimose)
・オジギソウなどのマメ科オジギソウ属(英語版)(学名 Mimosa)の植物の総称。原義。葉に刺激を与えると古代ギリシアのミモス(mimos、パントマイムのもとになった身振り劇)のように動くことから。
・フサアカシア、ギンヨウアカシアなどのマメ科アカシア属の植物の俗称。イギリスで南フランスから輸入されるフサアカシアの切花を"mimosa"と呼んだことから。アカシア属の葉は刺激を与えても動かないが、葉や花の様態はオジギソウ属とよく似ることから誤用された。今日ではこの意味でよく用いられる。

カイドウ

0320_6kaidou1 2021.3.20
妻の撮影。これは何だ?と訊けば、カイドウよ。
私の認識力では、サクラとの識別が不完全。
0320_6kaidou2
サクラと違うことは分かるようですが、これがカイドウだ、というだけの「眼力」がないなぁ。
なんだかな、情けないこってす。

2021年4月 9日 (金)

ツツジ

0320_4tutuji1 2021.3.20
残念ながら、これはまだ我が家のツツジではありません。
買い物途中の妻のスナップ。
0320_4tutuji2
これも。
もうすぐ賑やかに華やかになりますね。
赤系の他に白いのもあるし。バリエーションが豊富。
我が家のツツジについては、また別立てで。

タンポポ

0320_1tanpopo1 2021.3.20
タンポポが咲いていました。非常に低い位置で咲いています。

0323_4onitabirako 3.23
オニタビラコかな。花が立っています。これはタンポポとは違う特徴。

0331_8tanpopo 3.31
妻が、低い位置で撮ってくれたタンポポ。
セイヨウタンポポのようです。総苞片がそっくり返っているのでそう判断しました。
私にはこういう低いアングルがなくて、上からしか見ていませんので、なかなか見分けがつきません。

0406_5tanpopo 4.6
線路柵のすぐ内側です。花は低い位置で咲き、実が熟す頃には茎が伸びてすっくと立ち上がるのです。
種子を風に乗せるためにでしょうね。
0406_7tanpopo
おなじみの綿毛。
0406_21tanpopo
ぐんと接近。
こういう小さくて軽い世界では「翼」ではなく「糸」で飛ぶんですね。
クモの子も糸を出して風を受けて遠くへ飛んで行く。
キク科の植物たちは種子の毛で飛んで行く。
生息範囲を広げることは、生物たちにとってとても大事なことなんです。

https://kids.gakken.co.jp/box/nazenani/pdf/07_syokubutu/X1080029.pdf
セイヨウタンポポとカントウタンポポはどうちがうの

https://inakasensei.com/japan-dandelion
二ホンタンポポとセイヨウタンポポの見分け方と違い

オランダミミナグサ

0319_16miminagusa 3.19
オランダミミナグサかミミナグサか、ちゃんと識別できていません。
ハコベではないということは確かですが。
いろんなのが咲き誇ってくれて、多様な(=雑然とした)庭なのです。
(雑草を抜かない、なんて信じられないでしょ。雑草を楽しんでいるものですから)

ナガメ

0319_12nagame
2021.3.19
ハボタンにて。ハボタンはアブラナ科ですから、好みの植物だろうというのは見当がつく。

0323_14nagame
3.23
2匹のナガメがストックにいました。
・この二匹の色調がわずかに違いますが、特に雌雄差ではなく、個体差だろうと思います。
・ストックの鉢はハボタンと並んでいます。なぜストックの方に?
 そうか、ストックはアブラナ科だったっけ。うかつなことでした。

0326_12nagame1  3.26
ストックの花で。ストックの「味」が気に入ったらしく、ハボタンの方では見かけなくなって、いつもストックにいます。
同じアブラナ科でも味が異なって、虫にとっての好みというのもあるんでしょうね。
太い棒状の実が熟しつつあるようです。栄養たっぷりなのかな。
 
0326_12nagame2 赤っぽい方の個体。

0329_15nagame 3.29
こちらは黄色っぽいですね。

0403_10nagame 4.3
ムラサキハナナで。
交尾していました。
画面の下の方がメスじゃないでしょうか。

↓幼虫図鑑のナガメのページ。堂々とした幼虫です。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/nagame.html

ムスカリ

0319_11muscaripoppy 2021.3.19
ムスカリの鉢にポピーが割り込んできました。
ポピーの繁殖力はすごいので、要注意かも。

0322_29muscari1 3.22
最盛期を過ぎていくところです。長く咲いてくれました。
0322_29muscari2
下の方では実にができ始めていました。

0331_47muscari 3.31
実を一つつまんで指先でほぐしたら、ごく小さな種子が出てきました。
私の手のひらの掌紋の筋と比較してください。どの程度の大きさかわかります。
また来年な。

2021年4月 8日 (木)

昨日のシロヘリクチブトカメムシに追加しました

↓この記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-f347c5.html
2021年4月 7日 (水) シロヘリクチブトカメムシ(追加あり)

今日、発見。2度見かけたことになります。追加しておきます。すみませんでした、ウソ書いちゃって。

コデマリ&ヒメマルカツオブシムシなど

0319_8kodemari2 2021.3.19
コデマリのつぼみです。

0329_8kodemari 3.29
もう咲きそう。

0330_23kodemari 3.30
咲きました。

0331_29kodemari2 3.31
花の上に細かく立ったオシベが独特の華やかさ。

0402_7kodemari 4.2
ヒメマルカツオブシムシが2匹。上のやつは腹が見えました。
0402_21abu_himemaru
左の奥はヒメマルカツオブシムシ。
右はホソヒメヒラタアブじゃないかな。ごく小さなアブです。種の同定は難しい。

ヒメマルカツオブシムシは、一般的には嫌われ者。
乾燥した動物性タンパク質を食べて成長するのです。鰹節を食べるというのが名前の由来かな。
でも、ウールのセーターに虫食い穴があったら、こいつの幼虫の仕業でしょう、多分。
乾燥したたんぱく質を食べて、よく生きられるものだ、水はどうするんだ、という気もしますが。
おそらくは代謝で生じる水でまかなうんでしょうね。すごい話です。
wikiによりますと

 年一化性で、幼虫で越冬する。3-4月に蛹となり、20-30日で羽化する。蛹は終令幼虫の脱皮殻の中に収まる。
 成虫は約10日間、その場にとどまり、そこで交尾と産卵を行う。その後に野外に出て、初夏に花を訪れ、花粉などを餌とする。特に白い花に集まり、マーガレットなどには頻繁に見られる。成虫の寿命は30-50日。
 卵は一雌あたり20-100個に達し、餌の間にばらばらに生み付けられる。幼虫は翌年の春まで6-8回、時に10回の脱皮をして成長し、その期間は300日を超える。その間、主として乾燥した動物性の繊維質を食べる。

なるほど、白い花に来ていますね。ハルジオンなどでもよく見ますよ。
成虫になって、何かを食べる前に産卵する、というのは、なんだかすごい話ですね。
幼虫時代から蛹の間に、成熟した卵や精子を作っていて、羽化時にはもう性的に成熟しているんですね。
大抵は、羽化して、色々食べて性成熟して、交尾・産卵に至るんじゃないのかな。
羽化した場所で交尾・産卵をおこなったら、近親交配が続くことになって、遺伝子の多様性の維持に問題があるのではないか。
成虫になって1カ月も生きて行動するのなら、広く産卵範囲を広げた方がいいのではないか。
植物も動物も遺伝子を混ぜ、常に生息範囲を広げていくのが、普通の生き方なんじゃないのか。
不思議な一生を送る昆虫なのです。なんだかよく理解できないところがあります。

シャガ

0319_7shaga1 2021.3.19
勝手口のそばです。
シーズンが始まりました。
0319_7shaga2
面白い花ですよね。アヤメ科です。
0319_7shaga3
つぼみがね、ちょっと板状なんです。これも独特の姿ですね。
このあとぐんぐん花が増えて、いっぱいです。
肉眼では花の群れがきれいなんですが、写真にすると、どうもうまく表現できない。難しいものです。

↓趣味の園芸によりますと

学名:Iris japonica
和名:シャガ(射干)  その他の名前:胡蝶花(こちょうか)
科名 / 属名:アヤメ科 / アヤメ属

「著莪」「射干」漢字表記からは花のイメージが湧きません。(古典を知らないからでしょうね)
英語で「Fringed iris」という呼び名があるらしくて、これだと「ふさのあるアヤメ」という感じでわかりやすいような気もします。

イチョウ

0319_6ityou 2021.3.19
鉢の実生イチョウ。毎年この時期になると、新芽の緑が楽しみ。
顔を出しました。

0322_9ityou 3.22
くしゃくしゃの葉が識別できます。

0326_5ityou 3.26
イチョウで~す。

そうだ、上の方のJRイチョウの木はどうなっているかな?
寄りかかって姿勢を安定させて、最大ズームで適当に撮る。
0325_2ityou1 3.25
わぁ、こうなってたか。
0325_2ityou2
葉の形になったのもあるぞ。
ファインダーもモニターも見てません。ただイチョウの木にカメラを向けてシャッターを切っただけ。
いい加減な撮影でものした画像です。

★私は東京都民ですが、東京都のシンボルマークはてっきりイチョウのデザインなのだと誤解していました。
Tokyoののデザイン化だそうです。
東京都の職員だったのに、迂闊なことでした。
関心のある方はどうぞ↓
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/tokyoto/profile/gaiyo/monsho.html

東京都紋章
Mon
 東京都紋章明治22年12月の東京市会で市のマークとして決定されたもので、昭和18年の東京都制施行に際し、東京都の紋章として受け継がれました。
紋章の意味は東京の発展を願い、太陽を中心に6方に光が放たれているさまを表し、日本の中心としての東京を象徴しています。
昭和18年11月2日付で告示され、東京都の正式な紋章とされました。

Symbol
シンボルマーク
 東京都シンボルマーク東京都シンボルマーク選考委員会が候補作品20点の中から一つを選定し、平成元年6月1日に、東京都のシンボルマークとして制定しました。
このシンボルマークは、東京都の頭文字「T」を中央に秘め、三つの同じ円弧で構成したものであり、色彩は鮮やかな緑色を基本とするものです。
これからの東京都の躍動、繁栄、潤い、安らぎを表現したものです。

私は紋章は「東」とか「京」の漢字のデザイン化かと思っていました。東京都民らしくなかったなぁ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF
東京都シンボルマーク

トウキョウヒメハンミョウ

0319_3tokyohimehanmyou 2021.3.19
足元の地面に小さな穴がいっぱい。
多分トウキョウヒメハンミョウの幼虫の巣穴です。
中に幼虫が潜んでいて、上を歩くアリなどを捕食するそうです。
毎年一時期わっと出現して消えてしまう昆虫です。
↓去年の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-2a466b.html
2020年5月18日 (月) トウキョウヒメハンミョウ

私は穴を掘ッくりかえして幼虫を見ようとは思わないので、幼虫の実物を見たことはありません。
↓写真がありましたのでリンクします。
http://photozou.jp/photo/show/1529632/137547864
トウキョウヒメハンミョウの幼虫 {5月20日}

アシブトハナアブ@スイートアリッサム

0318_11hanaabu 2021.3.18
腹部がよく見えなくて、脚もよく見えないし。
でも、アシブトハナアブではないか、と思っています。
スイートアリッサムは結構花期が長くて、いろいろな昆虫が訪花してくれます。
芳香が漂い、いい気分。アブは匂いに惹かれるのか、花の紫外線色に惹かれるのか、どっちかな。

2021年4月 7日 (水)

飛行機雲:追記

↓昨日の記事にコメントを頂きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/04/post-97a45f.html
2021年4月 6日 (火) 飛行機雲

↓コメントの一部を引用します

飛行機雲、見るのは好きなんですが心のうちはガッカリが半分。お天気が崩れるからです。

夕焼けの翌日は晴れ、というのはよく聞くのですが、長く伸びる飛行機雲は雨の予兆、というのもあります。
雲というものは、上空の湿度や温度、風などいろいろな状況を知らせてくれる「手紙」のようなものです。
{中谷宇吉郎の「雪は天からの手紙」という名言を借りました。}

飛行機雲が長く伸びて消えにくい時は上空の湿度が高いのです。また飛行機雲の流れ・移動は上空の風の状況を教えてくれます。
↓ウェザーニュースからその辺の事情を引用します。
https://weathernews.jp/s/topics/202004/220135/
飛行機雲ができるわけ 天気との関係は?

・・・
 氷の粒でできた飛行機雲は、空気が乾いているときは、すぐに周囲の空気と混ざって消えてしまいます。
 逆に、飛行機雲が現れていつまでも消えないときは、上空の空気が湿っているということになります。
 このことを応用して、「飛行機雲が長く出来ると雨が近い」や「飛行機雲がだんだん広がると、天気が崩れる」という観天望気があります。
 低気圧が接近するときは、地上よりも上空高いところから、湿った空気に覆われ始めることが多いのです。そのため、上空高いところが湿ってきて、飛行機雲が長く残ると雨が近づいているサインととらえることができます。
・・・

「観天望気」というのが、近年おろそかになってないか?予報士さん。衛星画像がメインになってしまって、天気図さえ利用頻度が下がっていますね。必ず空を見ましょうよ、と私はいいたい。気象情報の基本中の基本でしょ。観天望気。
空を見る。送られてくる手紙を読んでくださいね。
{ロケット打ち上げ前には必ず観天望気を行う、ということも聞いたことがあります}

3月の気温など

2021_03kion 気温
最高・最低とも平年値よりずいぶん高いのですが、最高気温の方は何となく全体として平年値の上昇カーブに添っているような感じもあります。でも最低気温の方はぐんぐん平年値から離れていきますね。ちょっととんでもないことのように思えます。
2021_03heinensa 平年差
こうやって見ると最高も最低も共に平年値からぐんぐん離れていってますね。
縦軸を7℃までに設定してあるのですが、広げなければならないのか?
このグラフを作り始めた頃は、最大値5℃くらいだったのではなかったっけ。
ある年、グラフが上限にぶつかって、あわてて7℃まで広げたという記憶、あいまいですが。
今度は7℃にぶつかるんだろうか。まいるなぁ。
2021_03situdo 湿度
乾燥した冬、という感じがしませんね。
2月は湿度が低かったけれど、1月は湿っぽい冬といえますし、3月も50%を挟んでの推移なので、結構湿っぽかったような気もします。

★ところで、平年値というのは30年間の移動平均なのですが、10年毎に更新されます。
前の10年を削って新たな10年をつけ加えた30年平均になります。
その新平年値は、今年の5月19日から使われるようになります。
いずれ別立てて記事を書こうと思いますが、ここでは、各月の平年値がどうなって、これまでとどう変わるのかの表を掲載します。
Newaverage
年間を通じて0.4℃ほど高くなります。温暖化が進行しているということです。

子どものころは冬が寒かった。「冬日」がいっぱい。氷が張り、霜柱が立ち、雪もずいぶん降りました、東京でも。
夏に「熱帯夜」なんてあまりなかった気もするし「猛暑日」なんてなかったんじゃない?
これから先どうなっていくのか、心配ですね。気象現象が激しくなっているという感じは既にしていますものね。

シロヘリクチブトカメムシ(追加あり)

0318_7kamemusi 2021.3.18
ジンチョウゲの葉の上にいたカメムシです
一見してクサギカメムシなどが属する 
   カメムシ目> カメムシ亜目>カメムシ科
のカメムシではないか、と思いました。
でも、体の両側が白いな、なんだか見たことがないカメムシかもしれない、とは思ったのですが。
{意外な展開が待っていました}

↓はじめ、虫ナビでシロヘリカメムシというのを見つけました。
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_siroheri.htm
シロヘリカメムシ

ここでの写真を見ると、体の両側が白いという特徴はいいのですが、「肩」が丸いんですよ。
私の写真のカメムシは肩が鋭く尖っている。

どうもちがうなあ、と。
↓昆虫エクスプローラというサイトへ行きましたら
https://www.insects.jp/konbunhankame2.htm
シロヘリクチブトカメムシ

これだっ。肩が尖ってる!
カメムシ目> カメムシ亜目>カメムシ科>クチブトカメムシ亜科
だそうで。ただ写真1枚だけでして、解説がない。

↓では、と「シロヘリクチブトカメムシ」で検索して見つけたサイト
https://www.shizutan.jp/zukan/k_1660.html
カメムシ科

シロヘリクチブトカメムシ
特徴:体長12~16mm。肩のあたりにするどくとがった角をもつ。背に入った白い水滴を落としたような模様と、両サイドの白いすじが濃い茶色のボディによく目立っている。

食べ物:幼虫、成虫ともにハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、イネツトムシ、シャクガなどのガの幼虫の体液を、ストローのような口で吸収する。

冬の状態:成虫。

解説通りですね。で
えっ!肉食性なの?!
カメムシの仲間で肉食性というと、サシガメ科しか知らなかったのですが・・・。
参りました。もの知らずでした。

↓幼虫図鑑を見たら
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/siroheri-kutibuto-kamemusi.html
シロヘリクチブトカメムシ

「アワヨトウの幼虫の体液を吸っている」5齢幼虫
「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)の葉の上で見つけた。ハグロハバチの体液を吸っている」成虫

こういう写真がありました。
そうだったのか。そうと知っていたらもう少ししつこく写真も撮ったんですけどね。
その後、お目にかかっていません。生息範囲を広げてきたカメムシのようですが。
我が家のジャングル状態のおかげで、こんな初めての昆虫にお目にかかれるとは。
「生物多様性の庭」なのでした。

★4月8日 追記
0322_15kamemusi 3.22
ブログ用の写真を収めたフォルダを眺めていたら、あれ?まだあった!
撮影時、名前がわからなくて、写真のファイル名を「カメムシ」としておいたものですから、見落としました。
これ以降は見かけていません(確かです)。

ランタナ

0318_6lantana 2021.3.18
冬の間、棒のようだったランタナの枝に新緑。
幼いものは皆かわいい。
これからぐんぐん緑が増えます。にぎやかになりますね。

シジュウカラ

0318_1sijukara1 2021.3.18
NHKのEテレ、0655で「声の主」という歌をやっていました。
第1弾はキジバト。デーデーポッポーとの聞き做し。
第2弾はシジュウカラ。トゥピ トゥピ トゥピーとの聞き做し。
私は昔「ツピチペ」という聞き做しを聞いたことがありますけど。

その声は我が家辺りでも時々聞きますが、姿をちゃんと見たことはなかった。写真を見たことはあるはずですが、記憶が薄い。
で、0655で姿が映り「お腹にはネクタイのような模様があります」とのこと。
そうだったのかぁ、知らなかったぞ、と呟いたら。
妻が笑う
0318_1sijukara2
見てこれ。これシジュウカラなのよね。
妻が作ったフェルト手芸の鳥。いつも茶だんすの上にいたんですけどね。
0318_1sijukara3
なるほどなぁ!
う~むぅ。もうゼッタイ忘れません。

2,3日して朝、シジュウカラの声が聞こえました。
君はネクタイ締めてるんだよね、と思わずつぶやいてしまいました。

桜の話題をいくつか

0317_18sidarezakura 2021.3.17
密蔵院前の枝垂桜。ソメイヨシノよりも長く花が楽しめます。

買い物帰りに妻が桜坂へ。
0330_1sakurazaka1 3.30
土日は混雑していたようですが、火曜日ともなると、人影はまばら。
画面下の赤いのは、桜橋の欄干です。坂の上を見上げたアングル。
車の通る路面はきれいですが、道の脇には落ちた花びらが溜まっているようです。
0330_1sakurazaka2
坂の両側は高くなっていて、車はほとんど通りませんから、散った花びらがそのまま。

0331_7rakka 3.31
東光院前の藤棚の下あたりから。六郷用水の水面が見えませんが、散った花びらで水面が完全に覆われているのです。
0331_7rakka2
ね。びっしり。
花筏というにはちょっと「密」過ぎますね。
はらはらと流れるから風情があるのでしょうに。

今度はテレビから。TBSの昼前の気象情報から。
ちょっと意表を衝かれました。
0331_49sakura 3.31
普通、「ソメイヨシノが開花」というと、標準木の花が5,6輪ですか、咲いたことを認定して宣言するわけですが。
標準木だって桜の木。
↓普段は報道されない標準木の満開画像。
0331_49sakura2
みごとです。
標準木だってもちろん満開になるんだよねぇ。いつも咲きはじめばっかり報道されるけど。
と、まあ、思わずニコニコしてしまった次第です。

梅の実

0317_15ume 2021.3.17
梅の実が大きくなってきた、と妻の撮影。そうか、もうこんなになったか。成長は早いですね。

昔は私も梅酒など飲んだものですが、酒やめてからもう30年以上になりますし。
梅干しや梅漬けを作ることもないし。梅の実からは遠くなりましたことよ。
近年はラッキョウの酢漬けを楽しんでいますけど。

2021年4月 6日 (火)

4月5日東京の気温

昨日の気温は変でした。朝より午後の方が寒かった。午前中は普通にしていたのですが、午後になって寒くて4月に入って初めて暖房を使いました。
気になったので、先ほど気象庁の記録を見ましたら

最低気温:24:00  8.5℃
最高気温:01:06 17.2℃

こんなでした。5日になった1時間後に最高気温が出て、6日との境目のところで最低気温が出ている。
ちょっとなあ。
2021_0405kiongraph
このグラフ見てください。
4日の昼頃から、今日6日の朝6時ごろまで、多少の上下をしながらも全体としては下がりっぱなしだったのでした。
15℃くらいも下がった。なんだかなぁ。きつい変化でした。風邪ひかないようにしなくちゃね。紛らわしくっていけません。
皆様、お身体をお大事になさってくださいますよう。

飛行機雲

0317_12hikoukugumo 2021.3.17
西の空を、見かけ上地平に向かって垂直に伸びた飛行機雲。まるで真っすぐ落ちていくみたい。
このブログでは何回も飛行機雲を取り上げていますので、もういいかと思いつつ、見事な軌跡に見とれました。
我が家は東側にはマンションがあって、朝から午前中にかけての空の出来事はほとんど見られません。
昼から夕方にかけて、雲や飛行機・ヘリコプター、月などが楽しめます。
私はバランスが悪いので、立ち歩いている時は上を見ることがほとんどありませんから、室内から西の空を座って眺めます。

ササグモ

0317_11sasagumo 2021.3.17
少し幼い感じのするササグモでした。空中に網を張るクモも見かけるようになりましたが、まだ幼体でカメラのピントがまるっきり合わない。成体になったらまたね、とパス。

0402_25sasagumojintyouge 4.2
ジンチョウゲの葉の上。向きは「外向き」。
0402_29sasagumo
ムラサキツユクサの花で。向きは「内向き」。
獲物を待つ姿勢に違いがあります。獲物が来やすい方向というのがあるのでしょうね、多分。
生得的な「生きる力」なのかな。すごいものです。
0402_26sasagumo
獲物はごく小さなハチでしょうか。
現場では黒っぽいものを抱えているとしか見えませんでした。何かを捕獲したのだ、と何枚か撮影して、ピントが合ったものを選んだのですが。
私の眼には、春になって小さな虫がプンプン飛ぶようになった、と見えていましたが、クモにとっては餌が増えて捕獲しやすくなってきたということです。
「春だなぁ」

ハナニラ

0317_10hananira 2021.3.17
ちょっと前に、ハナニラの花の模様のバリエーションのようなのを書きました。(下にリンクします)
今回もまた、模様の変化をお楽しみください。
花の成長過程でいろんな事が起こるのですね。
そういう変化(へんか・へんげ)を見つけて楽しむのもいいですよ。
花畑状態の全体を見るのもいいけど、個々の花たちの生きる姿も見てやって下さい。どうぞ。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-7e8538.html
2021年3月22日 (月) ハナニラ

カジイチゴ

0317_2kiitigo2 2021.3.17
カジイチゴの花。
今年は花の数は少なそう。葉は繁ってますし、勝手に繁殖域を広げていますけど。

wikiによると

カジイチゴ(構苺、梶苺、Rubus trifidus)は、バラ科キイチゴ属に属する植物。

目:バラ目 Rosales
科:バラ科 Rosaceae
亜科:バラ亜科 Rosoideae
属 :キイチゴ属 Rubus
種 :カジイチゴ Rubus trifidus

ということですので、キイチゴといっても間違いじゃないようです。
葉や花を楽しんでいます。

ネギ坊主

{}0316_24negi
2021.3.16
ネギのつぼみが立ってきました。

0330_6negibouzu
3.30
包みがほどけて中味が顔を出しました。

0402_15negi
4.2
大分、展開しましたが、まだ「坊主」というほどではないかな。
花の丸い塊がネギ坊主、です。
以前は東京でもあちこちに畑があって、ネギを栽培している畑もありました。
で、たまに、春、ネギ坊主を見かけたものですが、最近は「畑」がないもんな。
よかったら、食用のネギの根をプランターに植えてみませんか?
うまくいけばネギ坊主が楽しめます。
園芸品種としては「アリウム。ギガンテウム(アリウム・ギガンチューム)」というのがありますね。
大きくてカラフルで、観賞用です。
それもまたいいのですが、スーパーを種苗店にして、食用ネギの花を見るのも楽しいと思いますよ。

ねぎぼうず【葱坊主】
ネギの花序。春に茎の頂に、嚢状の苞葉ほうように包まれた白い花をかたまってつける。そのさまを坊主に見たてる。また、擬宝珠ぎぼしに似ているので、「葱の擬宝」ともいう。<季語:春>
広辞苑第六版より引用

↓「かぎけん花図鑑」の「アリウム・ギガンテウム」のページです。
https://www.flower-db.com/ja/flower:103

趣味の園芸↓
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-381

アリウム

アリウムの基本情報
学名:Allium
科名 / 属名:ネギ科 / ネギ属(アリウム属)

2021年4月 5日 (月)

書体

ある大手メーカーのかまぼこの板なんです。違和感!気分悪いなぁ。
0316_26sho_ 2021.3.16
0316suzu
私は自他ともに認める悪筆家。
とはいえ、小6の時には、一応、小さな書道教室に行ったんですがね。学校でも(当時の)書道は習ったのですけど。
悪筆は悪筆。黒板に板書しながら、悪筆をノートにとらせてワルイネ、などと呟きましたっけね。

さて本題に戻って。
私だって「永字八法」くらいは知っています

このかまぼこ板の左はらいは、本来右はらいの運筆でしょ。
気持ち悪い。
左右が入れ替わってて、落ち着かない、ヤダ。

文字なんてデザインそのものですから、どうデザインしたっていいですけど。
でもなぁ、漢字文化圏では一応、漢字の書き方に準じた方がよくないかなぁ。
頑固爺の不平不満です。

↓参考
永字八法
Eijihappo
掠(リャク、lüè)(図の6)
李溥光『永字八法解』 - 「犀角」
筆画の「撇」が長く現されたもの。「左はらい」のこと。
「掠」は「かすめる」こと。女性の長い髪を梳る(すく、くしけずる)ようにゆったりと左に払う。

磔(タク、zhé)(図の8)
李溥光『永字八法解』 - 「金刀」
筆画の「捺」。「右はらい」のこと。
「磔」は磔刑といえば「はりつけ」のことだが、「引き裂いて内臓を開く」意味もある。左への払い(掠)と異なり、肉を引き裂いて、金刀が骨まで達するように、力を入れてじっくりと右に払い、特に払い終わりは「掠」よりも力を入れて三角形を作る。

ムラサキハナナにて

0316_12murasakihanana 2021.3.16
足元のムラサキハナナの花を見たら、アブが飛んできました。
ホソヒラタアブかな。急いでカメラを向けて撮影。アブはすぐ飛び去りました。
部屋に戻って、PCで見たら、何やらもう一匹、黒い昆虫が写ってたんですね。
撮影時、現場では全く気づいていなかった。ゴメンネ。
きちんと撮ってないので、あいまいさは残りますが、おそらくルリマルノミハムシだろうと、思います。
気づいていればね、ちゃんと撮ってあげられたのにね。

棚田

0316_9pc 2021.3.16
PCのオープニングに出てきました。
わっ、これ等高線になってるジャン!説明を読むと。
「写真は、ベトナム北西部にあるムーカンチャイ県の美しい棚田です。ここは山岳地帯なので、急斜面にこのような田を作る必要がありました。」
なるほど。
水田ですね。水田ですから水面は水平。ということで、等高線になってしまう。
畑だとね、水平から少し傾けた方が水の流れがよくなって、畑を潤してくれるんでしょうけど。
「水は方円の器に遵う」のですが、水平であることはやめられない。

「ムーカンチャイ県 棚田」で検索して画像を見てください。いろいろ見られますよ。

スミレ

0315_23sumire 2021.3.15
庭やら鉢やら、あちこちでいっぱいスミレが咲いています。
特にスミレを好んで栽培しているというわけではないのですが。
スミレを好んでいるのはツマグロヒョウモンの幼虫。
ツマちゃんたちの為に、スミレは抜かない。
そういう季節がもうすぐきますね。

黄砂

0315_18kousa 2021.3.15
3月15日のTBSの昼前のニュースから。
北京の空がかすんでいます。
こうなったら健康にも影響がを及びそうですね。

0329_32kousakankoku5ch 3.29
3月29日のテレビ朝日、夕方の気象情報から
韓国ソウルがかすんでいます。

0330_35kousatokyo1 3.30
3月30日TBS夜7時前の気象情報から。
東京では10年ぶりに黄砂を観測したとのこと。
0330_35kousatokyo2
東京スカイツリーのてっぺんが「空の濁り」に接しているようですね。約600mくらい。
「濁り」の粒子が光を散乱しています。これはこれできれいではありますが、黄砂の粒子なのかも、となるとやっかいな気分ですね。

空がきれいなときの見え方です↓検索してたまたま出会った写真。
https://ganref.jp/m/umeken/portfolios/photo_detail/3007036
東京スカイツリー夜景

コップに水道水を入れて横からLEDライトとか、レーザー・ポインターなどの光線を入れてみてください。
何も起きませんよね。そこへ、牛乳を垂らしてみてください。光の道筋が見えるようになります。
直進する光は横からは見えないわけですが、牛乳の微細な脂肪の液滴が光を散乱して横から見えるようになるわけです。
{元理科教師はそんなことをすぐ考える}


↓気象庁の黄砂情報のページです。
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosa/fcst/
黄砂情報

↓同じく気象庁の黄砂に関する基礎知識
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/kosahp/4-4kosa.html

2021年4月 2日 (金)

アガパンサス

0315_21agapanthus 2021.3.15
これは六郷用水沿いの遊歩道から連れてきたんですが。
緑に繁るのですが、まだ花を咲かせるところまでいかない。
条件が悪いのかな。工夫してみましょう。

スズラン

0315_22suzuran 2021.3.15
写真を撮って、これは何かと妻に訊けば「スズランよ」と。
なるほどね。

0329_20suzuran 3.29
伸びてます。
私共は、植物が生きて成長していく姿を愛でるのが好き。
今、この時、という時空を共有して生きる「生物同士」という感覚がたまらない。
芽だとか、つぼみとか、実だとか、種子とか。みんな大好きです。
そして枯れていく姿もね。(自分に重ねてます)

イチジク

0315_20itijiku 2021.3.15
イチジクのかわいい葉。これだとあまりよくわかりませんが。

0316_23itijiku 3.16
「イチジクですっ」といっていました。
確かにこれはイチジクの葉ですね。
逆光に輝いて、きれいでしたよ。

ラナンキュラス

0315_19ranunculus 2021.3.15
ラナンキュラスのつぼみです。
ベランダに置いてあるので、毎朝、雨戸を開けると目の前に。

0325_1ranunculus 3.25
お、開き始めた。

0326_18ranunculus 3.26
わぁ。

0328_1ranunculus1 3.28
こんなにこってりした感じの花でしたっけ。いやぁ、豪華な花です。

0330_4ranunculus1 3.30
28日の写真のつぼみが咲きまして。
色が重なってしまって見分けにくいですが、大小並んで咲いてます。
0330_4ranunculus3
周囲でも咲いていまして、すごいんです。
雨戸を開けるのが楽しみでね。わぁお、と呟きながら毎日の変化を楽しんでいます。

ヒキガエル

0315_17hikigaeru1 2021.3.15
火鉢を転用したスイレンの鉢にヒキガエルがいました。
0315_17hikigaeru2
アズマヒキガエルではないかと思います。鼓膜と眼が近いので。
でもニホンヒキガエルと直接比較したことはないので不確実です。ご容赦を。

0322_8hikigaeru 3.22
池の方に来ていました。
でもねぇ、夏場の蚊の発生を考えるとさすがに殺虫剤を使わなければならないかもしれない。
あるいは、池を干すか。
ヒキガエルには申し訳ないけれど、我が家での繁殖はあきらめてもらうしかないのではないかな。

2021年4月 1日 (木)

ツタ

0315_14tuta1 2021.3.15
秋に真っ赤な小さな葉が目立つ程度で、特にきちんと見たことがなかったのですが。
ふと、鉄柵にくっついているのをみたら、すごいんだ。
0315_14tuta2
こんなです。粘着盤とでも言いますか。粘りでくっついていると思います。
決して吸盤ではない。
0315_14tuta3
新しい葉も出はじめ。
ちょっと引っ張ってみましたが、そうそう簡単に引きはがせるものではない。強力です。
何かタンパク質の「糊」かなんかでしょうね。

↓検索してみました。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2247
ツタの吸盤

・・・
この円盤を、例えば建物の外壁等に吸着させて茎を固定しています。この吸着の力は吸引ではなくて、何か粘着性の物質を出して貼付けているようです。
・・・

https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3163
ツタの吸盤の粘液

・・・
最初の論文(1)はEnglish Ivy (セイヨウキズタ)の吸盤吸着のメカニズムを詳しく調べた研究で、それによると吸盤の形成は4つの段階に分けられるるそうです。ただ単に吸(粘)着物質(glue-like substance) でくっ付くだけではなく、根の複雑な形態的変化(変形)を伴うそうです。二番目の論文は吸着物質の化学的本体を調べたものです。分泌される直径50〜80(nm)のナノ粒子(nanoparticles)を集めて分析しているのですが、それある種の糖タンパク質(Glycoproteins)であると結論しています。この粘着物質の立体的構造等については解析をすすめている様です。

ふと、思い出しました。植物ではなくて、海中の貝なんですが。
ムラサキイガイ(ムール貝ともいいますね)。
岩に強固に強固にくっつきます。しかも水中で。

↓いくつか検索してみました。これはやはり、たんぱく質ですね。
https://www.afpbb.com/articles/-/2929293
ムラサキイガイに学んだ合成接着物質、医療に応用 米研究
2013年2月19日 15:39 発信地:ボストン/米国 [ 北米 米国 ]

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu1962/33/10/33_10_660/_pdf/-char/ja
ムラサキイガイの接着物質-遺伝子とその発現

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%82%A4%E6%8E%A5%E7%9D%80%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%AF%E8%B3%AA
イガイ接着タンパク質

https://engineer.fabcross.jp/archeive/191114_hokudai.html
海水中で何度も使える強力な接着剤を開発――イガイやフジツボの分泌物を模倣 北海道大

★バイオミメティクスというのかな、接着剤にも応用されるようですね。
ヤモリの脚の研究から接着テープを開発したのも、バイオミメティクスの代表例にあげられますね。

で、戻って、ツタですが。きっと同じようにたんぱく質を利用した接着なのですよ。
生物の能力って、すごいものです。

ヤエムグラ

0315_12yaemugura 2021.3.15
ヤエムグラにつぼみができました。

0318_10yaemugura1 3.18
お、咲いてる。小さな花が脇にくっついて咲きます。
0318_10yaemugura2
花をちゃんと見ようとしても、小さくて。
0318_10yaemugura3
頑張って撮影。不鮮明で申し訳ない。
↓よい写真があります。
https://matsue-hana.com/hana/yaemugura.html
ヤエムグラ(八重葎)

果実は、私に言わせればオオイヌノフグリの実より、フグリっぽいのではないか。

↓Wiki
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%82%B0%E3%83%A9
ヤエムグラ

ヤエムグラ(八重葎、Galium spurium var. echinospermon)はアカネ科の越年草。道端の雑草としてごく普通にみられる。種子はひっつき虫の性質も持つ。

・・・
万葉集で和歌に詠まれた「やえむぐら」とは、本種を指している言葉ではなく「『むぐら』と総称される各種の雑草」もしくは「それらがよく茂った状態」のことである[1]。 また、小倉百人一首にも収録されている恵慶法師の作品、

八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり

に詠われている「八重むぐら」は、秋に繁茂するアサ科のカナムグラであると思われる[1]。
・・・

https://honda-n2.com/honkoku-ogura-hyakunin-isshu-47
百人一首の意味と文法解説(47)八重葎茂れる宿のさびしきに人こそ見えね秋は来にけり┃恵慶法師


我が家は「八重葎茂れる宿」なんですよ。春は来にけり。なのでした。(ぺんぺん草の生える家、だしなぁ。鄙びてます)

ポピー

0315_11poppy 2021.3.15
一瞬「なんだったっけ」と妻に訊いたら、妻曰く「ポピーでしょ」。あ、そうだったっけ、こんな葉だったっけ。
忘れていました。

0316_8poppy 3.16
ポツンと一輪咲きました。

0318_9poppy 3.18
増え始めます。
やたらと繁殖しますよ。かわいい花なので鑑賞していいのですが、抑制気味にね。
線路柵下でこれからどんどん咲きます。

カラスノエンドウ

0315_10karasunoendou 2021.3.15
小さな赤紫の花がいっぱいです。いちいち花をアップにはしません。

0319_13karasunoendou 3.19
お、実ができ始めた。ちょっとボケましたが左と右と、二つ写っています。

0329_13karasunoendou 3.29
こうなればもう、いかにも「豆」ですね。
「烏のエンドウ豆」になっています。

これが熟すと黒くなりまして、弾けて種子を飛ばすのです。
莢が二つに割れてそれぞれがねじれて種子を跳ね飛ばします。
後には何かの角のような感じの黒いものが残ります。
観察してください。

↓動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=2PL0GNyJ6JQ
カラスノエンドウの種弾き

トカゲ

0315_6tokage1 2021.3.15
長い尻尾だねぇ。
暖かくなって、姿を見せてくれました。
私には雌雄の判別はできないのですが、腹部が膨らんでいるような気がして、メスかなぁ、とも。
0315_6tokage2
頭部のアップ。カナヘビだと「第三の眼(頭頂眼)」とかいう話になりますが、トカゲではそれはないようですね。

0324_13tokage 3.24
隙間から半身を出していました。出ようとして私の存在に気づいて固まったかな、と思ったのですけど。
どうも違うみたい。日光浴だと思います。
遠く離れてそっと見ていても、動きがなかったので。


↓以前書いたカナヘビの頭頂眼の話。是非お読みください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-f1da.html
2011年8月18日 (木) 頭頂眼

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