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2021年3月15日 (月)

ハコベ

0227_4hakobe 2021.2.27
ん?足元に小さい白い花。
0227_6hakobe
ハコベだよねぇ、これ。
花びらの見え方について、記憶に混乱があります。5枚の花弁はそれぞれ深く分かれているんじゃなかったっけ。

0228_3hakobe 2.28
翌日、低い位置の花を頑張って撮影。そうか、まだ分かれていないだけなんだ。別れれば10枚に見える、というやつだな。
ハコベで確定、です。

0306_17hakobe3.6
こうなればね、迷うことはない。
今はもう、庭のあちこちで見かけるようになりました。

はこべ【繁縷】
ナデシコ科の越年草。山野・路傍に自生、しばしば群生する。高さ15~50センチメートル、下部は地に臥す。葉は広卵形で柔らかい。<季語>春、白色の小5弁花を開く。鳥餌または食用に供し、利尿剤ともする。春の七草の一つ。あさしらげ。はこべら。

はこべ‐ら【】
ハコベの古名。<季語>春
広辞苑第六版より引用

はこべ【蘩蔞】
【植】 (a) chickweed.
新和英中辞典第5版より引用

chickweed というのはなんだかかわいいですね。「ひよこぐさ」というのかな。

漢字がね、すごいですよね。

縷 
〔糸部11画/17画/6963・655F〕
〔音〕ル

①細く長く続く糸。「一縷・線縷」
②(糸のように細く長く)こまごま(と)。くどくど。「縷縷・縷言・縷説」
③ぼろ布。「襤縷らんる」
広辞苑第六版より引用


繁縷

蘩蔞


なんだかあまりすっきりと歓迎されていないような字ですね。かわいそうに。春の希望を担った、もっと爽やかな字にはできなかったのかな。

「さわやか」は秋の季語で、「すがすがしい」は初夏の季語なんですって。つまらない話だ。
感性を言葉で縛るなよな、といいたい。

{「スガスガしい」というと、政治用語になりそうだ}
{「カンカンがくがく」というのは?}

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