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2021年3月

2021年3月31日 (水)

ムラサキシラホシカメムシ

0314_11murasakisirahosikamemusi 2021.3.14
カメムシ目>カメムシ亜目>カメムシ科> カメムシ亜科>ムラサキシラホシカメムシ(ツヤマルシラホシカメムシ)

由緒正しいカメムシさんです。
ただね、別名がツヤマルシラホシカメムシなのですが、マルシラホシカメムシと紛らわしいのですよね。

↓虫ナビ
https://mushinavi.com/navi-insect/data-kame_murasakisirahosi.htm
ムラサキシラホシカメムシ

ここにマルシラホシカメムシへのリンクがあります。よかったらご覧ください。で、見比べてください。
正直なところ、よく似すぎていて、気持ちがぐらつきます。
今回のもマルシラホシカメムシの可能性を捨てきれないなぁ。
同時に並べてみればきっとわかるんでしょうけれど。そういう経験もないし。

ビワ

0314_8biwa1 2021.3.14
強い風が吹きまくった翌日。足元に、いっぱい何かが散らばっていました。
何かな?と見上げたら
0314_8biwa2
ビワの花殻でした。
子房が膨らんできてはいますが、まだ花の名残がある。それが落ちたんですね。

0322_18biwa 3.22
まだわずかにメシベが残っていたりしますが、もうほとんど実になりました。
これからじっくり成熟していく。楽しみですね。

アブ

0314_6abu 2021.3.14
ナミホシヒラタアブかな、と思いますが、定かではない。
ハナニラに頭を突っ込んでいましたが、蜜には届かないかも。花粉で我慢してください。

0315_3abu 3.15
クロヒラタアブかな。クロヒラタアブは比較的見慣れたアブのはずなのですが、なんだか、自信がない。
ナズナの花を舐めていました。

0317_8asibutohanaabu1 3.17
アシブトハナアブで間違いないとおもいます。
終わりかかったジンチョウゲの花。ジンチョウゲって、季節の関係もあるのでしょうけれどあまり昆虫を見かけない花ですね。
もう一枚、と思ったところで飛んでしまったのですが
0317_8asibutohanaabu2
真下に降りて落ちた花の前に着地。
花に近づいたわけではなかったけれど。
少しずつ昆虫の姿が増えてきて、昆虫ファンには楽しい季節です。

レンギョウ

0314_3rengyou 2021.3.14
今シーズンの掲載はこれで終わりにしましょう。
葉の緑が輝いています。花と葉の対照が見事。
これからは緑の季節に移っていきますね。ぐんぐん伸びてください。

ドクダミ

0312_6dokudami 2021.3.12
ふと気づいたら、足元にドクダミの葉が並んでいました。
線路柵のコンクリートと道路舗装の隙間なんです。
厳しい場所ですが、他の植物を圧しています。

ところで、生薬に使ったり、ドクダミ茶などにしたりする植物が、なんで「毒」というような名前を持っているのかな。
広辞苑を引いてナットク。

どく‐だみ【蕺草】
(毒を矯める・止める、の意。江戸時代中頃からの名称)ドクダミ科の多年草。雑草として各地に分布。茎は高さ15~35センチメートル。地下茎を延ばして広がる。葉は心臓形で悪臭をもつ。初夏、茎頂に、4枚の白色の苞ほうのある棒状の花序に淡黄色の小花を密生。全草を乾したものは生薬の十薬じゅうやくで、漢方で消炎・解毒剤などとして用い、葉は腫物に貼布して有効という。ドクダメ。菜しゅうさい。古名シブキ。夏。書言字考節用集「羊麻草、ドクダミ」
広辞苑第六版より引用

Dokudami
難しい字です。

東光院の方へ歩いていく途中に、八重のドクダミがあるんですけど。
あれもいいなぁ。

2021年3月30日 (火)

ナズナ

0314_1nazuna_20210330131601 2021.3.14
いかにもナズナらしい姿になりました。
これで実が熟したら「ペンペン」遊びができます。
茎を下の方から摘みとって、下の部分を指でつまんで持って、耳の近くでクルクル茎を回すと音がして楽しいのです。

https://hoiclue.jp/800009976.html
【自然あそび】ペンペン草を、ペンペンならすには?!

上の記事では実の茎を軸から少し剥がすように記述されていますが、私は親指と人さし指で輪を作って、実を下へしごく、というやり方で遊びましたね。どっちでもいいです。

遊ぶことは大事。いっぱい遊んでください。

カエデ

0312_10kaede 2021.3.12
門の所のカエデで、葉芽が緩み始めたのに気づきました。
木なので、私の眼の高さ近くで見られます。腰をかがめなくていいので助かります。

0316_15kaedeh1 3.16
これは、鉢植えのカエデ。葉が展開し始めていました。
0316_15kaedeh2
おっとぉ、左上では包まれていたつぼみが見えますね。

0319_15kaede1 3.19
門のカエデ。目の高さあたりでは葉が展開しそう。
と思ったら
0319_15kaede2
一番下の枝で、葉が開きその中からつぼみが顔を出しているではないですか。

0320_30kaede 3.20
すごい。4月に入ったらかなり早い時期に咲くでしょう。

草本では根の近くの方から先端の方へ、花が咲き上がっていくというのをよく見ますが、カエデの木でも、出来事が下の方の枝で早く進行しているようです。面白いものですね。

↓過去記事。2008年に本門寺の植木市で買ったということが書いてありました。記憶はもう薄くてわかりませんが。
初めて自分の目の前で見たカエデの花の話です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-44db.html
2009年4月20日 (月) カエデの花①

2009年4月20日 (月) カエデの花②

クサボケ

0312_19boke 2021.3.12
もうそろそろお終いかな。
鮮烈な色をご紹介して、今シーズンの終わりとしましょう。

我が家の庭はジャングル状態。虫や植物と「共に生きる」生活です。
季節の進行を虫や植物とともに感じながら生きています。

クンシラン

0312_11kunsiran 2021.3.12
つぼみが顔を出しました。

0322_2kunsiran 3.22
もうすぐだ。

0325_3kunsiran 3.25
おちょぼ口。かわいいですね。

0326_1kunsiran1 3.26
わぁ。開きましたよ。
0326_1kunsiran2
葯がついている6本がオシベです。画面下に細めの一本がありまして、これがメシベです。
これからしばらく大柄な美しい花が楽しめます。

ハボタン

0312_9habotan 2021.3.12
全体として赤紫色の株です。つぼみをいっぱい作りました。

0314_7habotan 3.14
咲き始め。

0320_24habotan 3.20
アブラナ科の花ですね。
0320_24habotan2
四長オシベです。二短とは言いませんけど。(一長一短でもなし)。

↓ここで四長オシベの話をしています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-c2c6cd.html
2021年3月25日 (木) ムラサキハナナ

0323_8habotan 3.23
上の写真の株の隣、全体として薄緑の株の方も、満開。
ハボタンの花を楽しんでいます。

https://www.hana300.com/habota.html

葉牡丹 (はぼたん)
(Flowering cabbage, Flowering kale, Decorative kale)
・開花時期は、 3/25 ~ 5/10頃。
・ヨーロッパ原産。17世紀に渡来。

・キャベツやブロッコリーの仲間。
 葉はキャベツにそっくり。
 「花キャベツ」という別名もある。
 2月頃から中央部が盛り上がってきて、4月頃からその先端に花をつける。

私は「ornamental cabbage」という名前で知っていました。

ご存知ですか?

曲突徙薪

マイッタ。知らなかった。猪突猛進の逆、みたいなものかなとも(情けなくも)想像したり。
「徙」この漢字も知らなかったし。

これ、朝日新聞の読者投稿欄「声」に投稿された中学生の投稿で見たのです。

↓一部を引用します
(声)この世で一番怖い物は何ですか(2021年3月28日)

 ・・・
 一番怖いのは「無知」ではないか。例えばお化けが怖いと思うのは、その姿、形、行動などを知らないからだと思います。テストを恐れるのはどんな問題や解答かがわからないから。怒られるのが怖いのは、どんな言葉で言われるのか、大事なものを奪われたり禁じられたりしないかなどがわからないからです。
 恐怖を解消するにはたくさんの知識が必要です。いろんなことを知っていると必然的に怖いと思うことが少なくなり、災難を未然に防ぐ「曲突徙薪(ししん)」にもなるのではないかと思います。

Photo_20210328155601
この字「徒」ではないんですね。初めてであった漢字です。漢字の世界は広い。
熟語の意味はというと↓
https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%9B%B2%E7%AA%81%E5%BE%99%E8%96%AA/

曲突徙薪の解説 - 三省堂 新明解四字熟語辞典
きょくとつ-ししん【曲突徙薪】
災難を未然に防ぐことのたとえ。煙突を曲げ、かまどの周りにある薪を他に移して、火事になるのを防ぐ意から。▽「突」は煙突の意。「徙」は移す、物を移動させること。「突とつを曲まげ薪たきぎを徙うつす」と訓読する。「徙薪曲突ししんきょくとつ」ともいう。

出典
  漢書かんじょ』霍光伝かくこうでん
句例
  曲突徙薪の心構えが必要だ
故事
  ある家で、かまどの煙突が突き出していて、そのそばに薪が積んであった。これを見たある人が煙突を曲げて、薪は別な所に移したほうがよい、そうしないと火事になるだろうと忠告した。しかし、その家の主人は言うことを聞かず、火事になってしまったというたとえ話から。

なるほどねぇ。私の場合、母の実家では長くかまどを使ってましたし、囲炉裏もありましたし。むき出しの「火」の使用を使うことはかなりありました。風呂も薪で焚いたしな。
秋に薪を「一棚二棚」というような単位で購入。トラックが運んできた薪を棚まで運んだり、薪割もしたことあるし。
そうなんだ。煙突のそばに可燃物を置くのは危険なんだ。そりゃそうだよなぁ。

投稿した中学生の「背伸び」に拍手します。何かのきっかけでこの言葉を知り、使ってみたかったでしょう。
背伸びは成長の原動力。思いっきり背伸びしてください。若い人が背伸びしなくなったら社会は発展しない。
元教師としてとても嬉しい気持ちになりました。
{わたくしごと:「知足安分」という熟語を知って、三省堂の高校生新聞だったかな、投稿しまして。掲載されたことがあります。トホ、半世紀以上昔の話だなぁ。}

2021年3月29日 (月)

★桜坂の話題から
0326_16sakurazaka1 2021.3.26
金曜日は買い物の日。以前は日曜日だったのですが。人出が少ないかな、と金曜にシフト。
その帰り道、桜坂を下るルートで帰宅。
いやぁ、すごい人出でした。かなり密。ここは花の下の宴はもともとないところですから、そういうのはないけど、人数は多い。桜坂上の信号のところから、桜橋までを画面に収めてあります。
桜橋の上にも人が並んでたし、坂の両脇もいっぱい。
私の車は、花粉の季節でもあるし、内気循環にしてありますので、ま、ウイルスを吸い込む可能性は低いでしょう。
それにしても、これから何日か先の状況に響くかもしれませんね。
0326_17sakurazaka
午後にも、ちょっと買い物の用事ができまして、帰りがけにまた桜坂を走ってみました。
午後3時くらいでしたが、人出はだいぶ減っていました。ただ、急に風が出てきて、ハラハラと花びらが舞う。
路面の白い点々は花びらです。
もう盛りを過ぎたんだな、いつまで持つんだろう、と話ながら帰宅しました。

★ズーム花見
0327_3mituzouin1 3.27
いつもの昼の散歩の足を少しだけ伸ばしてくるッと一回り。
密蔵院前の遊歩道に懸る枝垂桜。満開でした。
0327_7sakura
遊歩道を桜坂下の東光院の方へトボトボと。
藤棚の上にかかるソメイヨシノ。緑の屋根は東光院の屋根です。
藤棚の下は人でいっぱい。行きたくない。
で、この離れた場所から
0327_7sakura2
最大ズーム60倍。
ズーム花見をしました。
ここで引き返して、帰宅。
脚は大丈夫でしたが、少し腰が痛かったな。しばらく遠出してないもんな。
でも夜の入浴後は痛みは消えました。よかった。

この文章は、28日(日)に書いています。
空はどんより、春の嵐になりそうです。嵐という意味では「春3番」くらいになりますかね。
桜もかなり散ることでしょう。もう見に行く気はありません。TVで充分。
皆様、気持ちを緩ませ過ぎないようにご注意くださいますよう。お願いいたします。

ナンテン

0312_2nanten 2021.3.12
ナンテンの新しい葉。まだ赤い。「幼い」のですね。太陽の直射は強すぎる。で、赤い色で保護している。
前の記事で見たとおりです。

光合成の最初の段階では、光のエネルギーで水分子から水素原子を引っこ抜いています。
2 H2O + NADP+ → 2 NADPH2+ + O2
最初からO2ができるわけじゃない。途中で活性酸素が生成しやすい。それは危険だ。ですから太陽光が強すぎたり、葉がまだ幼かったりするときは、葉緑体を保護しなければならないわけです。

そんなことをちょとだけ頭の隅っこに置いて、春の赤い葉を眺めてください。

レッドロビン

0311_4redrobin1 2021.3.11
今の季節、真っ赤な生け垣を見かけますね。妻の撮影です。
0311_4redrobin2
見事に真っ赤っか。

★植物は緑色が普通ですが、何で赤いのでしょう?
植物が緑色に見えるのは葉緑素が太陽光のある波長の部分を吸収して利用し、吸収しなかった部分が見えているのですね。
緑の補色は赤のあたりです。ということは、葉緑素は赤の光を吸収して利用し、緑を吸収していない。
それなのに、葉が赤く見えるということは、どうしてなのか。
どうも、若い葉の未成熟な葉緑素を保護するために赤を吸収しているのであるらしいのです。

↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=2053

バラの枝の先にある芽(葉)が赤い色なのはなぜですか。

それではなぜ、若い葉がアントシアニンをたくさんもっていて赤色に見えるのでしょうか?若い葉は赤く見えますが、クロロフィールはゼロではありません。若い葉は光合成を進行させるための葉緑体を作り上げている段階ですが、まだ、太陽光の強い光、太陽光に含まれている紫外線による害作用を防ぐことはできません。ヒトが海水浴に行けば太陽光によって皮膚が日焼けでヒリヒリしますが、葉も同じように可視光、紫外線によって生ずる活性酸素による害作用を受けます。若い葉はこれらの光による害作用を充分に防ぐことができないため、アントシアニンによって太陽光を遮り、葉緑体が害作用を受けないようにしていると考えられます(ヒトの皮膚の日焼けを防ぐための“日焼け止めクリーム”のような役割)。しかし、葉が成長して、葉緑体に太陽光の害作用を防ぐ機能が充分に発達すると、アントシアニンによって太陽光を遮る必要がなくなるためにアントシアニンはなくなり、葉が緑に見えるようになります。

https://www.toho-u.ac.jp/sci/biomol/glossary/chem/dye.html

色素  (dye)
・・・
 物質の色が見える仕組みの一つは、色素による光の吸収である。図1は植物の緑色の原因であるクロロフィルの可視吸収スペクトルである。クロロフィルは、450 nm付近の青色光と、680 nm付近の赤色光を吸収し、500-600 nmの緑や黄色の光を吸収せずに反射する。この反射された光が、人間の目に緑色や黄色として認識される。つまり、吸収されない波長の光が、その物質の色となる。
・・・

こういうことなんですね。赤い色は若い葉の葉緑体を保護している。
レッドロビンなどは、特に赤い葉を作る性質が強いものを選んで強化したのでしょう。
高校の生物では、太陽光が強すぎる時に、葉緑体を移動させて、光を避けるように並べる、ということを学んだと思います。これは物理的な移動で太陽光を避ける。
赤い葉は、色素で化学的に保護する。
そういうことのようでした。


https://www.riken.jp/medialibrary/riken/pr/press/2001/20010316_1/20010316_1.pdf


弱光下では光を十分吸収できるように、葉緑体は、細胞の葉の表面側の壁に集まってきます。一方、強すぎる光の下では光による障害を裂けるために葉の表面と直行する壁、すなわち光線と平行な壁側に移動し、互いに寄り添って太陽の光線を避けます。この現象は、種子植物から緑色の藻類に至るまで、調べられた限りでは全ての植物で確認されており、植物の生存にとって非常に重要な生理現象であると考えられます。すでに19世紀から知られていましたが、そのメカニズムは良く分かっていません。

https://www.nins.jp/uploaded/attachment/1831.pdf
↑11ページにわかりやすい図があります。

https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005100113_00000
↑葉緑体の移動を動画で見られます。

ハクモクレン

0311_3hakumokuren1 2021.3.11
ハクモクレンとコブシは似ていますが、これはハクモクレンです。
0311_3hakumokuren2
花に傷みが見えますね。もう花のピークを過ぎようとしているのかな。
外出が少なくなって、頻繁には見られません。寂しいですね。

環状8号線を走ると街路樹のコブシが満開です。

オオキバナカタバミ

0316_17ookibanakatabami 2021.3.16
大きな花のカタバミが開花していました。
0316_20katabami
これはカタバミ。比較してみると、形は似ていますが、大きさが違う。
私はこれまでこんな大きなカタバミを見たことがない。
調べてみたら「オオキバナカタバミ」というらしい。
「大きい黄色の花のカタバミ」なんて、何だか芸のない名前だなぁ。(失礼、ゴメンネ)
伝統的な植物じゃないということではないか。

0317_9ookibanakatabami2 3.17
翌日も上から花を覗いてみたら、昆虫がいました。
よくわかりません、ハチとしか。
0317_9ookibanakatabami3
葉に斑点がある、ということでしたので、葉の写真を撮ってみました。
線路柵につかまりながらやっとこさ。
なるほどね。斑点はありますが、不規則な「汚れ」みたいな斑点ですね。
もうちょっと対称性があれば「模様」といいやすいんだけどな。
0317_16ookibanakatabami
これは家の前ではありません。買い物帰りの妻が見つけて撮ってきたもの。繁茂してますね。
タフそうな植物ですから、繁茂を助けない方がいいような気もします。

0322_21ookibanakatabami 3.22
家の前でも花の数が増えています。
ところで、どこからどうやってここへ来たのか、わからないなぁ。
一応、種子はつくるようですが、栄養繁殖もするらしい。イチゴやユキノシタなんかがよく知られている栄養繁殖ですね。
さて、どうやってやって来たんだい?
やはり種子を鳥とか犬猫がくっつけてきたのでしょうか。
突然出現した植物に戸惑っています。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AA%E3%82%AD%E3%83%90%E3%83%8A%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F

オオキバナカタバミ(大黄花片喰・大黄花酢漿草、学名:Oxalis pes-caprae)は、カタバミ科カタバミ属の多年草[6]。南アフリカ原産で、現在では世界各地の温帯に帰化植物として定着している。葉に紫褐色の斑点が多数見られることで他のカタバミと識別が可能[5]。春先に鮮やかな黄色の花を多数咲かせる。別名キイロハナカタバミ[3]。
・・・
日本では1890年代に観賞用に輸入されたものが野外に逸出し、1961年に鹿児島県で帰化状態にあることが確認された[8]。現在では、本州の関東地方・中央高地以南から九州まで広くみられる[3][7]。

https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/81080.html
侵入生物データベース > 日本の外来生物 > 維管束植物 > オオキバナカタバミ

侵入年代 明治中期以降,1961年に鹿児島県で定着が確認された.
影響 在来春植物とニッチを競合.鱗茎から栄養繁殖するため土壌の移動により広がる.一度定着するとはびこる
影響を受ける生物:在来の春の植物

防除方法 抜き取り,刈り取り(鱗茎は地中に残る).花がきれいなため駆除されずに残りやすい点を注意する.

 

ムラサキカタバミ

0315_5murasakikatabami 2021.3.15
ムラサキカタバミが咲いていました。
ちょっと早目かな、という気もするけれど、咲いたんですからいいんです。
夕方閉じて朝また開く。花びらの内側・外側の成長で開閉運動をします。

↓大分以前の記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-1c68.html
2012年6月 1日 (金) ムラサキカタバミ
「花が開くときには、花びらの内側がよく伸び、閉じるときには花びらの外側がよく伸びるのだ。」
「朝に開き夕方に閉じる開閉運動を約10日間繰り返すチューリップの花である。はじめて開いたチューリップの花と比べると、10日間も開閉を繰り返した花は、2倍くらいの大きさになるのも珍しいことではない。花は、開閉運動をしながら成長しているのだ。」

面白いですから、ぜひ観察して実測してみてください。

キタテハ

0310_15kitateha
2021.3.10
3月10日の最高気温は19.4℃、暖かさのせいでしょうか、キタテハの成虫を見かけました。
このチョウは成虫で越冬です。翅の裏の白い「く」の字が目印。
背面から陽射しを受けて日向ぼっこ。
もうすぐ春だよ。

ふと検索したら↓(部分引用です)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%83%86%E3%83%8F
学名 Polygonia c-aureum
「後翅の裏にはC字型の小さな模様があり、学名の「c-aureum」(金色の"C"の~)はここに由来する」

Polygonia って、「多角形の」とかいう意味じゃないかな。翅がゴツゴツしているせいか。
polygon は多角形だし、アメリカのペンタゴンは五角形だし。
で、金の元素記号Auは「aurum」からの命名だし。

2021年3月26日 (金)

春の嵐

↓月曜日にアップした記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2021/03/post-423778.html
2021年3月22日 (月) 3月13日の大雨

ここでは湿度の話だけにしたのですが。
正直なところ13日の天候は「春の嵐」でした。「大嵐」でもいい。
気象庁の記録を見たら
   雨量
3/13:65.0
3/21:46.5

21日もかなりの雨。
こういう「春の嵐」こそが「春一番」として気をつけなければならない気象現象だったんじゃないかなぁ。
現在、春一番の定義は
「立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風(8m/s以上)が吹き、気温が上昇する現象」
となっていて、
危険な嵐、という意味は削がれています。

最も早い春一番(朝日新聞デジタル 2021年2月5日 5時00分)
 気象庁は4日、関東で春一番が吹いたと発表した。1951年の観測開始以降、最も早い春一番となった。これまでの記録は1988年の2月5日だった。4日午後7時までに観測された最大風速は、東京都心8.6メートル、千葉市14.2メートル、横浜市10.9メートル。
 春一番は立春から春分までの間に、最大風速8メートル以上の南風を東京都心で観測するなどの条件を満たすと、気象庁が発表する。4日は、日本海上の低気圧の影響で関東では南からの風が強まった。

定義通りです。

検索すると出てきますが↓
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/jma-magazine/1603/index.html

 春になると日本付近を低気圧が発達しながら通過することが多くなり、船舶の遭難にもつながることから、漁業関係者の間では古くから春先に吹く強風を「春一」や「春一番」と呼んで警戒してきました。気象庁では、立春から春分までの間に、天気図のような気圧配置となって広い範囲で暖かい南よりの強めの風が吹いた際には、地方ごとに「春一番のお知らせ」を行っており、今年は2月13日に四国地方、14日は関東地方など各地でお知らせを行っています。
 3月も低気圧が日本海を発達しながら通過するようなときは「春の嵐」となり、各地の気象台では気象情報などを発表して強風や大雨などに注意・警戒を呼びかけることになります。また、強い南風が吹いて暖かい一日になったかと思うと、その翌日には一転して冷たい北風が吹く寒い日にもなりますので、気温の予報にも注目して体調の管理にお役立てください。

 ところで、3月1日は気象庁が天気図の作成・発表を開始した日です。1883年(明治16年)3月1日から毎日、天気図を作り続けています。直前の2月16日に1度天気図を試作していますが、業務としては3月1日が開始日になります。
 周囲を海に囲まれた日本では、低気圧や台風などにより船舶の安全が脅かされることが多く、安全を守るために暴風警報を発表することは重要な課題でした。そのため、明治維新後、国として測候所の開設に努めるとともに各府県に協力を呼びかけ、やっと天気図を描けるだけ数の観測所を確保できたのが1883年でした。

https://mirahouse.jp/month/200303.html

春一番(はるいちばん): 立春後に初めて吹く強い南風のことで,日本海で低気圧が急激に発達した時の現象です。管轄気象台により成立条件が異なり,関東地方では「立春から春分の間」「日本海に低気圧」「強い南寄りの風(8m/s~)が吹いて気温が上昇」が条件となります。この日本海にある低気圧は春を呼ぶ低気圧とも呼ばれ,春一番は例年2月下旬から3月上旬頃に吹き荒れます。
1859年3月17日,壱岐の漁船が強い突風で遭難し53名の人が亡くなる事故がありましたが,その後壱岐地方の漁師たちが,この頃の南風を春一(はるいち),春一番と呼んだのが起源です。

こんな具合で、危険をはらむ気象現象だったのです。そういう意味では
「3月13日の大雨」は、東京でも身の危険を感じるくらいの大雨でした。これこそ古い意味での「春一番」だったんじゃないかなぁ、などと考える次第です。
キャンディーズの1976年の「春一番」以来かなぁ、イメージが暖かくなってしまいました。
でも、春だからといって油断してはいけない、台風並みの嵐が春に吹き荒れることもあるのだということは肝に銘じておいた方がいいですね。

フタホシヒラタアブ かなぁ

0310_11abu 2021.3.10
ムラサキハナナに来ていました。
フタホシヒラタアブかコマバムツホシヒラタアブか。よくわかりません。
フタホシかなぁ。
かなり昆虫の姿が増えてきました。活動しやすい気温になってきたんですね。花も増えてきたし。
「虫の春」というような季語はないかいね。無粋かな。

ヒュウガミズキ

0310_10hyugamizuki1 2021.3.10
こういうのが立っていると助かる。覚えたつもりでもまあ必ず忘れますので。
0310_10hyugamizuki2
とても素敵な色。
0310_10hyugamizuki3
植物の分類というのはよくわかりません。花を見ただけでは「科」などよくわからない。園芸品種も多いし。
前の記事のユキヤナギとその前のボケは「バラ科」。
ヒュウガミズキは「マンサク科」。
ハナミズキは、「ミズキ科 / サンシュユ属(ヤマボウシ属)」。

個人的な好みもありますが、昆虫の方が分類はわかりやすいと思うな。

ユキヤナギ

0310_8yukiyanagi1 2021.3.10
雪をかぶったような状態になりましたね。まさに「ゆきやなぎ」です。
0310_8yukiyanagi2
個別に見た時は「小米花」かな。
近所の株がなくなってしまいまして、ちょっと離れたところへ行かないと見られなくなったのは残念です。

ボケ

0310_7boke1
2021.3.10
遊歩道沿いの植え込みのボケ。
白と赤と2色が基本。
0310_7boke3

ここのはクサボケじゃなくてボケだと思います。
0310_7boke2

混ざっちゃった、というのもありか。

↓趣味の園芸によりますと
https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-11

学名:Chaenomeles speciosa
和名:ボケ(木瓜)
科名 / 属名:バラ科 / ボケ属

ボケ属は、日本原産のクサボケ(Chaenomeles japonica)、中国のマボケ(C. cathayensis)とボケの3種からなる落葉低木類です。
ボケの渡来時期は、平安初期以前であるとされます。元禄年間(1688~1704年)の園芸書には、淀ボケや八重ボケなどの多少の品種が記録されている程度で、明治時代にもほとんど園芸品種は発達しませんでした。その後、大正時代に、新潟県新潟市と埼玉県川口市を中心としたボケのブームが起こり、‘東洋錦’や‘日月星(じつげつせい)’が作出されました。さらに昭和40年ごろから、数多くの品種が発表されるようになり、ボケの第二次ブームが起こりました。

結構ややこしいんですね。

サクラ

サクラの変化は速いので、過去の報告になります。
0310_2sidarezakura1 2021.3.10
密蔵院の枝垂桜。
0310_2sidarezakura2
花への予感。花を愛でるだけでなく、予感を楽しむのもいいんじゃないでしょうか。
0310_3sakura
奥の方にあって近づけない木です。遠くから鑑賞するしかありません。

自宅の桜桃や南殿を、毎日ひっそり楽しむのが安全で楽しい。
花と会話するかのごとくに顔を寄せて鑑賞しています。

★ところで、「櫻坂46」というのができているはずなんですが、桜坂へは来ないようですね。来たら大騒ぎになるんでしょうけど。
桜坂下あたりを遠くから眺める花見にでも行こうかな、とは思っております。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AB%BB%E5%9D%8246

櫻坂46(さくらざかフォーティーシックス、sakurazaka46)は、日本の女性アイドルグループである。2015年8月21日に秋元康のプロデュースにより、欅坂46(けやきざかフォーティーシックス)として結成され[3]、2020年10月14日より櫻坂46に改名し活動を行っている。[4][5]。

 

2021年3月25日 (木)

紅白ツバキ

0310_1kouhakutubaki1 2021.3.10
このごろ、この品種も少し増えたかな。
0310_1kouhakutubaki2
細かい紅白模様なので、遠目にはピンクのような感じもしますね。
花弁で赤い色素を合成する酵素の働きが、トランスポゾンという動く遺伝子の割り込みで働かなくなり、色のない部分が生じてしまうのでしょう。
花を見ながら遺伝子の働きを考える好材料です。

フキ

0309_5huki 2021.3.9
もう最盛期を過ぎるところでしょう。

0314_5huki 3.14
花らしい姿。我が家のは雄株だと思います。
稔れば、キク科らしい冠毛のある実ができるのだと思いますが、そういうの見たことないし。
ま、いいのですけどね。見ていて楽しいのですから。

桜桃:2

0316_18outou 2021.3.16
葉が展開し始めました。光合成をおこなって実に栄養を送らなくっちゃね。

0322_25outou 3.22
緑の稚い実が、オシベなどを脱ぎ捨てます。
展開した葉から送られてくる養分で、丸く成長し、やがて赤く熟します。
そういう「過程」を眺めるのが大好きです。(食べたい、という下心の上でね)

桜桃:1

0309_4outou 2021.3.9
花の間に葉芽が目立ってきました。

0312_3outou 3.12
花はほとんど終わったかな。

0314_4outou 3.14
いや、まだ最後の花がありました。
これから結実の季節へ向かいますね。

ムラサキハナナ

0309_1murasakihanana1 2021.3.9
「紫色の菜の花」ですね。
↓オシベがね
0309_1murasakihanana2
四長オシベなんです。菜の花と同じ
短いオシベがもう2本あるのですが、ちょっとうまく写らなかったな。
増え過ぎるでもなく、毎年、顔を見せてくれます。

↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=3063
アブラナの雄しべの長さ

カリン

0307_12karin 2021.3.7
種から育てているカリン。2mを超えましたが、まだ花の予感はないですね。
場所がなくて、小さなうちは日当たりが悪かったのですが、今は背が高くなり、陽光を浴びています。
まだ細いので、これからがっしりして来たら、花が望めるかな。あの花、きれいですよね。(実も期待しますけど)
じっくり待ちましょう。

2021年3月24日 (水)

ツクシ・スギナ

0307_3tukusi
2021.3.7
庭のツクシ。もう胞子放出のころですね。

0317_5sugina
3.17
写真ではうまく表現できないのですが、肉眼的には「スギナ林」になっています。
この場所では毎年恒例の眺め。
一度、ちょっと離れた場所にツクシが出たことがあります。きっと胞子が飛んで行って芽を出したのでしょう。
でも、定着は出来ませんでしたね。タフな植物が定着できないということは、我が家の庭は「過酷な」環境なのかな。

★ところで、高校の嘱託員をしていた時に、生物専門の嘱託の先生もいらっしゃいました。その先生から、ツクシの胞子の顕微鏡観察を教わったのです。生活環は知っていましたが、ツクシの胞子の面白い性質を知ったのは初めてでした。
スライドグラスにツクシの胞子を撒きます。顕微鏡で胞子を観察すると弾糸という糸に乗った様子が見えます。その時に、口を開いてハァーっと弱く息を吐きかけます。吹きかけるのではなく。吹けば飛びますからね。飛ばないように息をそっと吐きかける。そうすると呼気は湿ってますので、弾糸が水分を吸って丸くなるんです。しばらく見ていると、また弾糸が伸びてくる。
とても面白いもので、生徒の顕微鏡実習にも向いていますよ。

さて、嘱託員も2005年の3月で終わりましたが、その4月から元同僚の先生の小学4年生のお子さんと理科遊びをすることになりまして、その第1回に、ツクシの胞子の観察をやったのでした。U君とUおじさんの「理科おじさんの部屋」は3年間つづいたのでしたっけ。楽しかったな。

理科おじさんの部屋:第1回

・・・
1:ツクシの胞子(ほうし)を見てみよう

 季節ものですので、今を逃すと見られません。チャンス! で、Uおばさんが多摩川の河原へ行って、ツクシ採り。その胞子を観察することにしました。
 ツクシはスギナの胞子体といいます。通常の生活はスギナとして暮らし、胞子をばらまいて繁殖するためにツクシが出てきます。
 下の写真がツクシの胞子です。「弾糸」という糸が2本交差していて、その交差しているところに丸い胞子が乗っています。
Housi
 この弾糸はしめっているとクルクルっと胞子に巻き付いて、丸まってしまいます。乾燥すると伸びます。ツクシの「筆先」に納まっている時は、胞子は全部丸まってぎっちりと詰まっているのでしょう。いざ、胞子が成熟して、天気も良いし、胞子をばらまく時が来ると、カサが開いて、胞子が乾燥します。すると弾糸が伸びて風をはらんで遠くへ旅立つのです。こんな大きさのものにとっては、「糸」は風を受ける帆の役割を果たします。タンポポの種の毛もそうですね。クモの子が草の葉先につかまってお尻から糸を出し、風を受けて遠くへ旅立つのも同じです。ツクシの胞子もどんなところへ着地するかは全く分からないまま、生息地を広げるために旅立つのです。
 顕微鏡で覗きながら、胞子に息を吹きかけると弾糸がクルクルっと丸く巻き上がり、放置するとまた弾糸が伸びてくるようすが観察されます。
・・・

というわけなのでした。なつかしいものを発掘してきました。

↓Wikiの解説から
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%AE%E3%83%8A

スギナ(杉菜、接続草、学名:Equisetum arvense)は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。春先に出る胞子茎をツクシ(土筆、筆頭菜)とよぶ。
・・・
地下茎から地上へ出る胞子茎と栄養茎に分かれ、栄養茎をスギナ、春(3 - 4月)に出現する胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、ツクシの方は食用もされる[5]。ツクシは淡褐色の円柱形で中空、ハカマといわれる葉の変形物がつき、てっぺんに胞子穂がついている[5]。

早春、南向きの土手などに、他の植物に先駆けてツクシが地上から生えて、繁殖のため胞子を放出したあとは、胞子茎は枯れてしまう[5][7]。その後同じ場所に栄養茎(スギナ)が生える。栄養茎は高さは30センチメートル前後になり、緑色で光合成を行い、節に鞘状の変形葉がついて、枝が輪生する[5][7]。

↓NHKのミクロワールド。さすがに画像は最高。
「どうがを見る」をクリックすると、5分の動画が見られます。是非ご覧いただきたいと思います。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005100166_00000
ミクロワールド 飛び出す胞子 ツクシの秘密

↓高校の生物での観察です。
http://www.makasaka.net/seibutu/tukusi/tukusi.html
TOPページ > 高校せいぶつ実験 > ツクシの胞子の観察

ツクシの胞子の観察
ツクシ(スギナ)の胞子の形と運動を観察し、そのしくみを考察する。

 春先、がっこうの周辺にたくさん見られる「ツクシ」を掘りおこすと、暗褐色の地下茎があり、そこでスギナとつながっています。つまり、ツクシはシダ植物の一種の「スギナ」の胞子茎であり、いわゆるスギナは栄養茎(光合成を行う器官)で、ともに一つの植物なのです。シダ植物の生活は複雑で、次の図のように世代交代を行います。
   ・胞子は生殖細胞であり、スギナの胞子は4本の弾糸をもつ。
   ・ツクシの頭部は亀甲状の胞子葉に被われ、その裏に胞子のうがある。
・・・

わかりやすいです。最後のところに、生徒のスケッチが載っているのですが。
「スケッチは点と線で、大きく丁寧に書く。」という先生の指導通りに、点と線で描かれています。
これ大事なことでして、陰影を使ってはいけません。

https://www.sci.keio.ac.jp/gp/FE14F344_10978371.html

生物実験におけるスケッチは、生物の特徴や重要な構造と形態を表現するものである。デッサンとは異なり、見えたままを描くものではない。スケッチをすることで、対象の細部まで観察する姿勢が身につく。

こういうことなんです。

↓浜島書店
https://www.hamajima.co.jp/snavi/archives/movie/%E3%83%84%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%81%AE%E8%83%9E%E5%AD%90
ツクシの胞子

★またおまけ。
私は、大学教養学部時代の生物実習で、ホルマリン漬けのヒキガエルの解剖をやったのですが。
ヒキガエル2匹を使って徹底的に細部まで観察し、最後は骨格標本をつくる、というところまでやりました。
その時のテキストがまたすごい。図が一切ない、のです。観察すべき対象やどこをどう見るのか、などすべて言葉で書かれているのです。図があると学生はその図に頼ってしまい、自分の目の前の対象を自分の目で見なくなる、観察が甘くなる。言葉で表現されたものを自分で見よ、そして点と線だけでスケッチして提出せよ、という実習でした。
自分の手がホルマリン漬けで、ごわごわになり、皮膚の触覚がしばらくは失われるという過酷な実習でしたが、叩きこまれましたね。面白かった。
半世紀を超える昔の記憶です。

ホソヒラタアブ

0306_26hosohirataabu1 2021.3.6
桜桃の花の前でホバリングするホソヒラタアブ。花の吟味をしていますかね。
0306_26hosohirataabu2
き~めた、っと花にとまりまして。
0306_26hosohirataabu3
前脚でオシベを抱えて花粉を舐めています。
授粉作業ありがとう。たくさん舐めていいよ。

0309_13hosohirataabu1 3.9
シャコバサボテンにとまって、休息。
0309_13hosohirataabu2
「パタ」っと音でもしそうな感じで翅を閉じる。
小さいし遠いし、音がするわけはありませんが、何というか、動作が早いんです。
ゆっくりと翅を閉じる、というのではなく、一瞬で閉じた状態に変化している、のです。
なかなか面白いですよ。

モンシロチョウ

0306_24monsirotyou 2021.3.6
モンシロチョウが飛ぶ(スジグロシロチョウかも。でも飛んでいるときはわからない)
とにかくレンズを向けてシャッターを切る。
写っていましたよぉ。ひらひら飛んでいるのですが、写真だとまるでソアリングですね。
いい具合に写って嬉しい。

シランつぼみ

0306_23sirantubomi 2021.3.6
線路柵下で。つぼみができていることに気づきました。1つだけ。
複数枚撮影しましたが、どれも周囲にピントが合ってしまい、失敗作ですが、一応ご報告として掲載します。

0314_2siran 3.14
これは庭のシラン。影を見てください。袖を広げた人が立っているみたい。
影はくっきり。ピントの合いにくい被写体で、影に頼りました。

0320_25siran 3.20
このくらいになってくるとピントが合いやすくなります。よかった。
線路柵下でも庭でも、こういうつぼみがいっぱいです。
咲くのはいつかな。4月でしょうね、きっと。
楽しみに見続けます。

ダンダラテントウ

0306_21dandaratentou1 2021.3.6
ダンダラテントウも模様の変異の多いテントウムシです。
一応、私の目安としては、前翅(鞘翅)の一番前のところに、赤い筋状の模様がある、というところです。
0306_21dandaratentou2
ピンボケですが、横長の赤い模様がありますね、これのことです。

言葉での表現ではわかりにくいので、↓下の福光村昆虫記を見てください。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/DandaraTento_.html
ダンダラテントウ(段斑瓢虫)

↓ここを見るとまた頭が痛くなります。どうしましょ。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/dandaratentou.html

アジサイ・フェアリーアイ

0306_18fairyeye 2021.3.6
鉢からおろして地植えに。その際、すごく切り詰めまして、大丈夫かなとちょっと心配でしたが。
小さいけれどがっしりした葉がひしめき始めました。
これから丈が伸びていけば、立派な株になると思います。美しい花も咲くでしょう。期待しています。

2021年3月23日 (火)

トウガタイカ(透明なイカ)

↓ハフィントンポストの記事で見かけて、大喜び。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_60470db6c5b6af8f98bdee94
ハフポスト 2021年03月13日 13時00分 JST
あなたには見えますか?真の「透明なイカ」の姿が(動画)

ページを開くとメールマガジンの登録というのが出てきますが、閉じてしまって構いません。本文はちゃんと読めます。
「透明なイカ」です。面白いので是非ご覧ください。
ツイッターへの動画へのリンクが二つ、静止画像へのリンクが最後にありまして、ホントかよ、というイカです。
3
無色透明な体に、黒い点々がありますが、それはそれとして。
赤い矢印で指した先の丸い黒いもの、これが「眼」です。
0320_tougataika
飛び出した眼なのです。
↓イカの眼の構造図があって、わかりやすい。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/56829?page=3
人間と同じレンズ眼なのですが、視細胞の向きが人間の場合と反転しています。
視細胞が眼球内へ向いているので「盲斑」が生じません。
人間では、視細胞の向きは外向きなので、神経を集めて眼球をぬけて外へ出ないといけないので、そこに光に感じない盲斑が生じてしまいます。

さて、昔、40代のころ、文系の3年生の「生活化学」という授業を構築しまして楽しみました。
「白・黒そして色」「洗剤・界面活性剤」「食品添加物」「農薬」「化粧品」など。
この「白・黒そして色」というところで、「無色透明」「有色透明」などの話もしましたね。
で、その「透明」の話の応用として
ある定期テストで。
   「完全な透明人間がいる。この透明人間の『視覚』について論ぜよ」
というのですが、いかがでしょう。自分の考えを述べてあれば、結論的には間違っていても△がつきます。10点満点なら6点かな。

私が用意した答えは
  「可視光に対して完全に無色透明な透明人間がいたら、その透明人間は可視光領域での視覚を持たない」
というものです。
ものを見る、ということは色素によって光を吸収し、そのエネルギーで色素分子が変形し、その変形が神経に興奮を引き起こし、それを脳に伝えるということなのです。
網膜で光が吸収されたら、網膜の後ろには光が来ませんから、外部から観察していると、網膜から光が来ない=網膜が黒く見える、はずなんです。
ということは、透明人間が可視光でものを見るとしたら、外部で可視光で透明人間を見る観察者には、眼だけが黒く見えるはずなのですね。空間に眼だけが浮いているように観察されるでしょう。

結論:完全な透明人間が可視光でものを見ているということはない。
のです。

当時は教材としては透明なエビ(カクレエビでしたか)の写真を使って、体がほとんど透明なのに、眼だけは黒々としている、という話を解説でやりましたっけね。

40代の頃の授業のごく一部です。
「トウガタイカ」のおかげで、記憶が生々しく蘇りました。
まさに「透明イカの眼は黒く見える」のですね。このイカは可視光でものを見ています。

ツマグロオオヨコバイ

0306_15tumaguroooyokobai 2021.3.6
このころから、庭に出ると、プワァ~ンと虫が体の脇を飛んで抜けていくことが起きるようになりました。
この行動はツマグロオオヨコバイ。
今年も顔が見られて、楽しい。

0309_3benibanatokiwamansaku2 3.9
ベニバナトキワマンサクを覗きこんでいましたら、ツマグロオオヨコバイがいました。
上の写真でも下の写真でも葉の上にいますし、普通は葉で見かける虫ですが、この時は、赤いつぼみのようなものにくっついていました。特に汁を吸うとかではなく、たまたまそこにとまっただけだったのかな。

0320_12tumaguroooyokobai 3.20
2匹の影が見えたので、交尾かな、と見たら違いました。同じ方向を向いて並んでいます。

↓交尾の記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/04/post-6d00.html
2009年4月14日 (火) ツマグロオオヨコバイの交尾

交尾中にオスが羽を広げてぶんぶんと音を立てるんですよ。
それを見た聞いたという話です。

ホタルブクロ

0306_14hotarubukuro 2021.3.6
出てきたばかりですが、この葉の形は確かホタルブクロ。
去年は5月の終わりごろに咲いたのかな。
紫と白の2種類あったはず。結構タフな花ですから、楽しめますよ。

ベニバナトキワマンサク

0306_11benibanatokiwamansaku 2021.3.6
こういうのがいっぱい。これ葉芽か?花芽か?と戸惑いがありましたが。

0310_13benibanatokiwamansaku 3.10
つぼみを包んでいる、という感じですかね。

0317_4benibanatokiwamansaku 3.17
開花です。リボン状の花が楽しい。

0320_14benibanatokiwamansaku 3.20
クルクルクルクル、リボンを巻いてあるんですよぉ。
近くのマンションの植え込みに親木があります。木の手入れをしていた時に、枝を頂いてきて挿し木で育てました。

↓季節の花300によりますと
https://www.hana300.com/tokiwa.html

・満作(まんさく)科。
・学名
  Loropetalum chinense
      (常盤満作)

   Loropetalum:トキワマンサク属
   chinense:中国の

 Loropetalum(ロロペタラム)は、ギリシャ語の「loron(革紐)+ petalon(花弁)」が語源。
 革紐(かわひも)のような花弁に由来。

だそうです。紐のような花弁、なのですね。なるほど。

ジュウニヒトエ

0306_7juunihitoe 2021.3.6
すごい色合いでジュウニヒトエが立ち上がってきました。
足元の低い位置。私には「またぐ」という動作がないものですから、踏みつけないように注意しなければなりません。

0320_11juunihitoe1 3.20
足元に紫色が見えましたので、よく見たら
0320_11juunihitoe2
まだ草丈が低くて、花の全体は見えません。
0320_11juunihitoe3
もう一輪咲いているようでした。

シソ科・キランソウ属で、学名は「Ajuga nipponensis」といいます。で「アジュガ」と呼ぶ方もいらっしゃいます。
人型の花の姿を十二単に見立てたのでしょうけれど、華やかな着物、ではありません。
でも、面白いから、大切にしています。

桃の花

0305_13momo1 2021.3.5
線路向かいの家に桃の木があります。花が咲き始めていました。
0305_13momo2
思いっきりズーム。カメラの性能に感謝。とても近寄れる場所ではないので。

0311_7momo 3.11
「花の棒」みたいになるのが特徴のように思います。
TVで見かけた時も、こんな感じだったと。

0316_22momo 3.16
きれいな緑が増えて、花は終わっていきます。
この木に実がなるのかどうか、ちゃんと見てないしな、わかりません。

2021年3月22日 (月)

八重桜・南殿が開花しました

0315_4naden_20210322160401 2021.3.15
八重桜の南殿です。つぼみがたくさんできました。

0320_13naden 3.20
わぁ、もう咲きそうだ、と私の撮影。
0320_31naden2
妻も同じく、もう咲きそうだと。
妻の方が木に近づいて横から撮っています。私は遠くからズームで。

昨日は一日中雨で全く外へ出なかったのですが。
0322_7naden 3.22
今日、昼の散歩に出たら、開花!です。
我が家では、一輪咲けば開花宣言とします。

ご近所の河津桜、我が家の桜桃、ときて、南殿開花です。
ひっそりと「疎」な花見を楽しんでおります。優雅でしょ。

幾多

小言爺さんの不満たらたら、です。読まなくても結構です。人の不機嫌は他の人には不快ですからね。

朝日新聞の記事なんです。東京都日野市の元副市長の疑惑の報道で。
3月14日の、紙の新聞の報道では「日野市元副市長 幾多の疑惑」という見出しだったのです。
これを読んで、どうも気分悪い。いえ、事件の方にではなく、見出しの言葉に。語感がね。

「幾多」っていうかよ。
「幾多の困難を乗り超えて」という表現はありますが。
似た言葉で「数多(あまた)」というのもありますね。「引く手数多」とかね。

どっちもこの場合不適切なのではないだろうか。
「数々の疑惑」とか「疑惑多数」とか「複数の疑惑」とか。
そういう表現の方がいいんじゃないかなぁ、と思ったわけです。

紙の新聞を読んだ後、自室に上がってPCで記事チェック。毎日の習慣です。そうしたら。
日野元副市長に疑惑が次々 高額報酬得つつ退任後も関与
こうなっていました。「次々」に明らかになってきたという表現なら、時間的な経過を感じますね。いい表現だ。

朝日新聞デジタルの過去記事をそのまま保存している場所では、紙の新聞と同じタイトルで入っていました。これは東京面という地方面の記事なのです。それを全国版で見られるようにしたときに、編集部というのか校正担当というのかが、きっと訂正したんですよ。なんだか語感が変だと。
ま、それでよかったけど。言葉を商売にするというのも大変なことですよね。教師もある意味で言葉商売。鍛えられたと思います。(政治家ももっと言葉を鍛えろよな、といいたい)。

黄砂

花粉ではなくて、黄砂の話ですが。それも、その影響とかいうようなことではなく。
朝日新聞デジタルから↓

かすむ北京 黄砂、10年で最大(2021年3月16日 5時00分)

 中国北部で15日、黄砂の影響で深刻な大気汚染が起きた。中国の中央気象台によると、この10年で最大規模の黄砂だという。北京市によると、市内のPM10濃度は一時、世界保健機関(WHO)基準値の約160倍となる、1立方メートルあたり8千マイクログラムに達した。
 (後略)

「8千マイクログラム」ってイメージ湧きます?
「マイクログラム」は「μg」ですね。
「μ」は「10^(-6)」(10の6乗分の1)です。
それを単位にして、「8000」ですから「8×10^3」。
8×10^3 × 10^(-6) = 8×10^(-3)
これは「1000分の8g」=「8mg」ですね。
上皿天秤は100mgから測れますが、ま、8mgは無理。とはいえ、ミリグラムとなれば何となく知っている単位になりませんか。
公式にはマイクログラムで計測するのでしょうけれど、ちょっと「注」でもつけて、「8mg」と書いておけば、相当とんでもない量なんだということが、感覚的にわかるのではないかな、と元理科教師は思うのでした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/SI%E6%8E%A5%E9%A0%AD%E8%BE%9E
SI接頭辞

花粉光環:2

ほぼ毎日空を見上げるようにしています。
0314_9kahunkoukan 2021.3.14
「π(パイ)の日」に虹色の光の「円」を見ました。もちろん花粉光環ですが。
屋根の影に入って、少しずつ体をずらし、ぎりぎりのところで撮ったものです。

0315_15kahunkoukan1 3.15
この日も。前の日より少し淡いようです。時間的にはほぼ同じなんですけどね。
私は自分が花粉症じゃないものですから、きれいな輪を見て「楽しんで」しまいますが、花粉症の方は辛いでしょうね。
もうしばらく続きます。お大事になさってください。

花粉光環:1

0311_8kahunkoukan1 2021.3.11
夕方のTBSの気象情報で。
3月10日午前11時過ぎ横浜市で。
0311_8kahunkoukan2
午後1時ころ、川崎市で。
0311_8kahunkoukan3
午後1時前、東京都江戸川区で。
美しいものです。
お日様が虹色の輪で囲まれている。
この虹色の輪を生み出しているのがスギ花粉なんですね。
で「悪魔のリング」と呼ばれるのでしょう。
この10日に私は昼間散歩に出ましたけど、空を見るのを忘れました。ザンネン。

0311_2sun 3.11
11日に撮った写真がありますが。光環が薄っすらと見えるようなみえないような。微妙な具合。
真っ青に晴れわたっていないとクリアな光環は見られませんね。
青空なんだけど何となく白っぽい、という時はダメなようです。

↓花粉光環の生成する仕組みについて。参考に。
https://weathernews.jp/s/topics/201903/070155/
花粉光環とは?

https://www.ccs-inc.co.jp/guide/column/light_color/vol20.html
第20回 光環
・・・・・ 光の回折による発色現象 ・・・・・

ナミテントウ

0305_9namitentou 2021.3.5
線路柵にいたテントウムシ。この模様はナミテントウでしょう。
アングルを変えて頭部側からも撮りたかったのですが、じっと動かない。
暖かいとはいえ春先。動かしちゃ申し訳ないと、これ一枚にしました。

0306_10namitentou1 3.6
上のものとは異なる模様ですが、ナミテントウでしょう。
私自身の目ではアブラムシを確認していませんが、きっといるんですよね、ちっこいのが。
で、テントウ虫たちも活動を始めた。
0306_10namitentou2
この時は、正面顔が撮影できまして。
翅に周囲の光景が映っているのですが、なんだかこう、滑らかなテカテカ感が弱い。ザラついているような。
越冬中にすこし傷んだ、というようなことがあったのかなぁ。
よくわかりませんが、元気にアブラムシを食べてください。

ルリマルノミハムシ

0312_12hananira4 2021.3.12
ハナニラを見ていての「おまけ」。
ルリマルノミハムシですね。
早目の登場という気もしますが、この春の気候のせいかな。
体の脇に後脚の関節がはみだして見えることで、まず間違いなく識別できます。
ハムシですけど、葉以外に花や花粉も食べるのではないでしょうか。

ハナニラ

0312_5hananira1 2021.3.12
長くたくさん咲いてくれて、楽しんでいますが。
あれ?どうしたのかな?色の具合がなんだか変。
0312_5hananira2
程度が違うのも。
0312_7hananira
これは多分普通の花ですが、裏側に濃い筋がある。
これが表側に乱れた形で影響したのかな?
0312_12hananira1
色の系統の違う花でも。
0312_12hananira2
色々あるんだなぁ。
0312_12hananira3
毎年ハナニラを楽しんでいますが、こういう出来事に気づいたのは初めてでした。

細胞というものは、接している細胞や周囲の細胞から、「自分がどの位置の細胞でどういう仕事をするべきか」という情報を得ているはず(情報物質の濃度勾配とかでね)。
そのあたりが、乱れて、通常と違う細胞で色素を作る酵素の遺伝子が活性化した、というようなことなのだろうか、と非専門家の爺さんは想像してみたりします。

3月13日の大雨

東京では記録的な大雨でした。
世田谷区では13日午後5時50分までの24時間雨量が観測史上最大の114.0mm。
大田区ではマンションの浸水もあったようです。幸い我が家では目の前の道路に太い下水本管が通っているせいか、道路冠水もなく済みました。
ただ、猛烈な雨で線路向こうがかすんでしまう、とか、線路向こうの家の屋根に当たった雨が濃い水煙になって漂っている、というようなことがありましたね。雹が振ったという話も聞きましたが、我が家付近ではどうかな、意識しませんでしたが。

で、それはそれとして、気象庁の記録を見たら、湿度に呆れました。
20210314tokyo_situdo  2021.3.13
これです。丸一日、大部分が90%以上。
ナンテコッタ。
ため息をつくと、口から雲がでて、雨が降る。というような一日でしたね。
参りました。

2021年3月19日 (金)

ノメイガの仲間

0305_2watanomeiga 2021.3.5
たまたまひょっと見かけたのですが。
この形はノメイガの形だと思いました。
シロオビノメイガとか、マエアカスカシノメイガというのは知っていて、形が似ています。

虫ナビというサイトで見た↓ワタノメイガの画像。
https://mushinavi.com/photo/jp-ga/f-nomeiga_wata01.jpg
似ていると思って、ワタノメイガというファイルネームに。
フヨウやタチアオイの葉が巻かれていて、中に幼虫がいる、これはワタノメイガの幼虫だろう、と思っておりましたので、ついにその成虫を見たと思ったのです。

ところが。ガの専門サイトでワタノメイガを見ると↓
http://www.jpmoth.org/Crambidae/Pyraustinae/Haritalodes_derogata.html
ぐらつきます。違うみたいかな。
ノメイガ恐るべし。
決定できなくなってしまいました。
ガに詳しい方、どうぞ教えてください。

↓こういうのもありました。
https://insects.exblog.jp/24823788/

クマバチ@桜桃

0304_24outou_kumabati 3.4
桜桃の花にクマバチが来ていました。クマバチはよく花の外側から子房あたりをかじって盗蜜しますけど、この時は花の正面から頭を突っ込んでいました。花粉を運んでくれますね。
藤の花にはクマバチがよく来る。
タチアオイの大きな花に潜り込んでばたばたすると花粉が飛び散る、というような色々なことをやってくれるハチです。

ミツバツツジ

0304_14mitubatutuji 2021.3.4
ご近所。妻が咲いてたわよ、と教えてくれたので

0305_10mitubatutuji1 3.5
翌日、私も見に行きました。
花も好きなんですが
0305_10mitubatutuji2
こういう姿がまた大好きでして。
「暑くなってきた、セーターなんか脱いじゃえ」という感じで咲く。
季節感がいいでしょ。

アセビ

0304_11asebi 2021.3.4
青空を背景にするアセビ、というのはアングル的にはなんだか珍しいような気もしますが、妻の撮影です。
家の近くの何カ所かでアセビが見られるのですが、大抵は低めの位置で咲いているように思うのですけど。

0310_5asebi 3.10
このタイプの花の姿がかわいいですよね。
私はあまり散歩に出なくなったけど。電車に乗るのが嫌で、もう1年以上蒲田へも行ってないしなぁ。
地元の花も見てないなぁ。

白山神社

最近ほとんど行かなくなった白山神社。妻が買い物帰りに回って見たのだそうです。
0304_10hakusanjinja1 2021.3.4
コロナ禍が早く終息しますように。
左上のところをトリミングすると
0304_10hakusanjinja2
「白さん」となっていました。
0304_10hakusanjinja3
アマビエもいらっしゃいました。
かわいらしいアマビエさんですね。

↓参考
https://jinjamemo.com/archives/post-20181.html

嶺白山神社 / 東京都大田区
御祭神:菊理媛命・伊弉那岐命・伊弉那美命

御由緒
   当白山神社は、創立年代は不明ですが、寛文年間の創建と伝えられます。古来「女体権現社」として祀られ、明治期に白山神社に改称されました。「新編武蔵風土記稿」にも祭礼日9月4日の記載があり、かなり古くから地域の氏神様として尊崇の念を集めていたと考えられます。
・・・

ハーデンベルギア

0304_9hardenbergia1 2021.3.4
妻が撮ってきたのですが。
明らかにマメ科なんですけど、見たことないなぁ。
0304_9hardenbergia2
「木」ではないけど、つる性というのか。
0304_9hardenbergia3
こんな「絵」みたいな花も。
色々調べてハーデンベルギアではないか、というところへ辿り着きました。
初めて見ましたが素敵な花ですねぇ。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-344

  ハーデンベルギアの基本情報
学名:Hardenbergia violacea
和名:ヒトツバマメ  その他の名前:コマチフジ(小町藤)
科名 / 属名:マメ科 / ハーデンベルギア属

2021年3月18日 (木)

紅梅

0304_6ume 2021.3.4
近くの公園の紅梅。すっごいでしょ。
もう梅はほぼ終わりましたが、最盛期の強烈な色と青空の対比をお楽しみください。

花壇

0304_4kadan1 2021.3.4
凝ってます。
0304_4kadan2
ヒヤシンスとチューリップ。
突然こんなチューリップが現れたら、何だろう?と戸惑いますよね。
早咲き、変わり咲き。
園芸品種は苦手だな。

ネモフィラ

0304_3nemophila 2021.3.4
妻が撮ってきてくれました。私自身は近くで見たことがない。
その季節になるとTVでよく見ますよね。
国営ひたち海浜公園のネモフィラ。4~5月、いわゆるGW辺りでにぎわいますよね。
450万本とか。見渡す限り青い景色になりますね。
実は私、そういう一種類の植物で埋め尽くされた景色って嫌いなんです。
不自然です。ヒトの好みで「色」として使われただけで、生命感がないでしょ。
生態系というものは雑多・雑然が自然なんです。みんなそれぞれが自分の生命を生きている。
ヒトに色を提供するために生きているのではない。
チューリップの花を一面にまくというのも嫌い。生きてないでしょ。
ヒトも雑然としてた方がいいんですよ。一つの流れにみんながかたまってしまったら、おしまいになるんじゃないかな。

雑然。雑多。

大事にしたい。

https://hitachikaihin.jp/hana/nemophila/

当公園では毎年11月頃に20cm間隔で種播きを行っております。ご家庭でネモフィラを栽培される場合は、秋ごろ庭やプランターに種播きするか、春先に苗を購入されることをお勧めいたします。秋に種を播かれる方は、苗が冬季の強い低温や霜にさらされない様、十分ご注意ください。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-728

ネモフィラの基本情報

学名:Nemophila
和名:ルリカラクサ(瑠璃唐草)  その他の名前:ベビーブルーアイズ
科名 / 属名:ムラサキ科 / ルリカラクサ属(ネモフィラ属)
・・・
※科名:ハゼリソウ科で分類される場合もあります。

https://www.hana300.com/nemofi.html

・学名
  Nemophila insignis
   Nemophila :
       ネモフィラ属
   insignis : 目立った

 Nemophila は、ギリシャ語の「nemos(小さな森)+ phileo(愛する)」が語源。

 

ツルニチニチソウ

0304_2turunitinitisou 2021.3.4
妻の散歩から。

0310_4turunitinitisou 3.10
プロペラみたいな感じが特徴的。
近くのマンションの植え込みです。

0311_1turunitinitisou 3.11
庭を散歩中の私、あれ?紫の花が見える、ハナニラか?
他の植物の葉のかげに紫色の花。
ステッキの先でそっと覆っている葉などをよけたら、あら、ツルニチニチソウだね。我が家にも来てたのか。
で、妻に尋ねたんです。ツルニチニチソウを連れてきたんだね、と。
近所のマンションから連れてはきたけど、この場所じゃなかったと思う、とのこと。
よくわからないけど、ここにいます。

大田区の企画で、地域の花を配布しますが、我が家辺りはニチニチソウですので、頂いてきて栽培しています。
ご近所にもニチニチソウは増えました。
どちらもキョウチクトウ科です。

趣味の園芸から↓
ツルニチニチソウの基本情報
学名:Vinca
和名:ツルニチニチソウ(蔓日々草)  
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / ツルニチニチソウ属(ビンカ属)

ニチニチソウ(ビンカ)の基本情報
学名:Catharanthus roseus
和名:ニチニチソウ(日々草)  その他の名前:ビンカ
科名 / 属名:キョウチクトウ科 / ニチニチソウ属

キヌサヤ

0303_11kinusaya1 2021.3.3
キヌサヤが満開。濃い紫がきれい。
0303_11kinusaya2
実もでき始めています

0309_14kinusaya 3.9
充分に太ったところで収穫。
もちろん食卓に上がり、おいしく頂きました。

今回のは、ベランダで栽培している分。外にもあるのですが、日当たりや気温のせいかな、これから増えていきそうです。
まだしばらくは花と実が続きます。楽しいな。

ホウレンソウの花

0303_10hourenso3 2021.3.3
咲いてしまいました。種子から栽培したもの。
あまり判然としませんが。
0303_10hourensou1
こういう姿です。
0303_10hourensou2
つぼみかな。
妻が大笑いしながら「ホウレンソウの花が咲いたのよ」と。「はぁ?」という気分。

でまぁ、私も翌日撮影。
0304_15hourensou1 3.4
確かに、花ですが。
0304_15hourensou2
なんだかよくわからない。
レンズを近づけて接写していたら、なんだか花がムズムズするし、カメラのレンズが妙に汚れるし。
変な気分でした。
検索したら、雌雄異株のようで、上の写真の花は雄花のようですね。
で、白い塊に写ったりするのもあるので、それは花粉の塊の状態でしょう。
カメラレンズが近づいて接触して花粉が散って、レンズに付着したり鼻に吸い込んだりしたのではないでしょうか。
私はどうも、(ホウレンソウの)花粉症になってしまったかな。

↓北大のHP
http://lab.agr.hokudai.ac.jp/ikushu/gelab/spinach/Spinach_Sex.html

ホウレンソウに見られる多様な「性」

ホウレンソウ(Spinacia oleracea) は,雌雄異株として一般に知られていますが,実際には雄株および雌株の他に,様々な品種,系統および交雑後代から雌雄両方の機能を備えた間性株(雌雄同 株)が見出されます. このページでは、形態的特徴からホウレンソウの性について解説します。
(後略)

面白い話です。どうぞ。

2021年3月17日 (水)

キジバト

0303_19hato 2021.3.3
高いアンテナにとまっていました。逆光で模様などよくわかりませんが、多分キジバトだと思います。
右のハトの「眼」。キラッと光っていました。鋭い眼差しというべきか。

↓鳥を調べたいときによく利用するサイトです。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/detail/1411.html
キジバト

クレマチス

0303_7clematis 2021.3.3
これね、クレマチスじゃないかと思うんですが。
塀の内側、日の当たらないところで、かわいそうなのですが、なかなかいい場所がない。
大輪の花がすごいですよね。
私はその花を見て驚き、調べて「クレマチス」と覚えたのですが。
妻はクレマチスでも通じるけど、よく「テッセン」といいます。
妻にとってはテッセンという和名の方を先に覚えたのかな。いろいろあるんですね。
「テッセン」は「鉄線」らしい。「鉄仙」と当てたものも見ますが、どちらが本来なのかよくわかりません。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%9E%E3%83%81%E3%82%B9

テッセン(鉄仙)およびカザグルマ(風車)はクレマチス(センニンソウ属)に属する種の名前だが、園芸用のクレマチスを指して「鉄仙」や「カザグルマ」の名が使われることもある。

https://www.hana300.com/kurema.html

クレマチス
(鉄線(てっせん)、風車(かざぐるま))(Clematis)
・・・
・花びらの枚数が6枚のものは「鉄線」(てっせん)、8枚のものは「風車」(かざぐるま)と呼ばれるようだ。
 「クレマチス」はこの2つの総称。
 「鉄線」は、つるが細くて丈夫で針金のようであることから。
 ・・・
 (でも、7枚のものをときどき見かける。これって、どっち?)

テッセン【鉄線】
 植 clematis.
パーソナル和英辞典より引用

てっ‐せん【鉄線】
①鉄のはりがね。
②キンポウゲ科の落葉蔓草。中国原産。茎は針金のように強い。葉柄で他物に巻き付く。葉は対生し、長柄がある。初夏、葉腋に大きな白色または淡青紫色の6弁花を開く。雄しべは暗紫色。園芸品種が多い。観賞用。根は漢方生薬の「威霊仙」で、鎮痛薬。鉄線花。夏 →クレマチス。
広辞苑第六版より引用

「仙」なのか「線」なのかよく分からなくなりました。
私はクレマチスでいきます。

スミレとホオズキ

0303_5sumire_hoozuki 2021.3.3
この鉢はホオズキが主役です。右の緑がホオズキの芽。そこへスミレが入って来て咲いています。
いずれツマグロヒョウモンの幼虫のエサになるでしょう。

★別件
ツマグロヒョウモンで思い出したのですが。
全豪オープン三回戦で、大阪なおみ選手がチョウを放しましたよね。

3月14日の朝日歌壇の馬場あき子選で

三回戦豪州の蝶顔に来てなおみはやさしく空に放てり:(薩摩川内市)川野雄一

こういう歌が載りました。

私もあのシーンをニュースで見たのですが、多分あのチョウはツマグロヒョウモンのメスではないだろうか。
オーストラリアにツマグロヒョウモンがいるのかどうか知らないのですが、そう見えました。
Wikiを見たら
「アフリカ北東部からインド、インドシナ半島、オーストラリア、中国、朝鮮半島、日本までの熱帯・温帯域に広く分布する。」
とありましたので、大阪さんに来たチョウがツマグロヒョウモンであってもおかしくはない。
汗でも吸いに来ましたかね。
で、もう一つ驚いたことがありました。
大阪さんが、チョウをつまんでコートの端の方に連れて行って放したのですが、その「つまみ方」がすごかった。
チョウが嫌いでなくても、普通の人はチョウをつまむと言ったら親指と人さし指の先で翅をつかむと思うんですよ。
ところがね、大阪さんは、人さし指と中指の間に翅を挟んで持っていったようでした。
かなりのチョウ・ファンでいらっしゃる。
親指と人さし指でつまむと、力が強くて翅の鱗粉を落としてしまうようなことが起こりがちなのです。
人さし指と中指の間に翅をはさむと、それほど強い力ではなく、力を加える範囲も広いので、翅を傷めることなくチョウの行動を止めることができるのです。これはほとんど昆虫マニアのスタイルだよなぁ。
と、驚いたのでした。

オオカマキリ卵鞘

0303_2ookamakiriransho 2021.3.3
枯れて棒きれのようになったヤノネボンテンカにオオカマキリの卵鞘があるのを妻が見つけました。
さっそく枝を切り取って空きビンにさしてあります。
4月終わりかな、そろそろ孵化だ、という頃に外に置いてやりましょう。
それまでは安全な室内で過ごしてもらいます。

ムスカリ

0303_1muscari 2021.3.3
他の植物と同居しているムスカリが花の準備中。もうすぐですね。

0305_12muscari 3.5
下の方の花が開き始めました。

0307_7muscari 3.7
どんどん立ち上がってきましたよ。

0310_14muscari 3.10
10日の時点でこんな感じ。この花の姿がかわいくて大好きなんです。
でも、しゃがめないせいかな、香りを感じたことはないのです。
ムスカリという名前は、当然ムスク(麝香)に由来するはずですが。

↓季節の花300
https://www.hana300.com/musuka.html

・学名
  Muscari armeniacum
   Muscari : ムスカリ属
   armeniacum : 小アジアのアルメニアの

 Muscari(ムスカリ)は、ギリシャ語の「moschos ムスク(麝香:じゃこう)」から。花の香りに由来。

やっぱりそうですよね。香りの濃い種類や薄い種類があるらしいので、きっと香りの薄いタイプなんでしょう。
私にはそれでいいですけどね。

↓参考
http://phats-co.com/nosenotes/2020/04/28/%E9%A6%99%E6%96%99%E3%81%AE%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%97%E3%80%80%E3%83%A0%E3%82%B9%E3%82%AF%E7%B7%A8/

香料のはなし ムスク編
 ムスクは、オスの麝香鹿(じゃこうじか)の香嚢(こうのう)という部位から得られる分泌液を乾燥したもの。その香りでメスを引き寄せたり、縄張りを示したりしています。 香り自体は、アンモニアのような獣のような、不快な臭い。しかし、ごくわずかの量を香水に加えるだけで、豊かさと共に香りに広がりと持続性を与え、それぞれの香りの特徴を遠くに運ぶことができるのです。

ムスクは「オスの匂い」なんですよ。単独では使いづらい。でも甘い香りの香水に微量混ぜると、香りが引き締まるんですね。
芳香だけを集めた香水は甘ったるくて物足りない。単独だと悪臭と認識されるような香りを微量使っているのです。

桜桃

0301_11outou1 2021.3.1
桜桃の咲き始め。つぼみはピンクに見えますが、花はほぼ白ですね。
我が家の花見が始まります。騒ぎませんが。

0303_21outou 3.3
素敵でしょ。なんだか、心が浮きたつような。佳い姿。

0305_3outou1 3.5
いっぱい。
授粉おばあさんをやってたんじゃなかったっけ、と妻に「申し上げ」ましたら、そうだそうだと、筆を持って授粉に励んでおりました。ミツバチのようなおばあさんです。
0305_3outou2
二人して密にならない花見を楽しんでおりますよ。

★ところで、早咲きの河津桜はどうなったかといいますと。
0315_2kawadu 3.15
こうです。もう緑の塊りになっています。
★そして、庭の八重桜・南殿はというと
0305_5naden 3.5
まだこの状態が続いていますが、そろそろ膨らんでくるかな、と期待しています。

2021年3月16日 (火)

ベニバナトキワマンサク

0303_4benibanatokiwamansaku 2021.3.3
つぼみかな、と思ったのですが。
妻によると、これは葉だろうとのこと。
ふ~んそうなのか、と見ているところですが、確かになぁ、リボン状に咲くような感じではないようで。
咲くのを心待ちにしております。

山火事の季節性

0302_3yamakaji_jch 2021.3.2
今村さんの気象情報で。
山火事に季節的な変動があることを知りませんでした。
画面右上に「林野庁HPより」とありますので調べたらありました。

↓林野庁。TVでは棒グラフですが、このサイト内では折れ線グラフで示されています。これがオリジナルです。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/hogo/yamakaji/con_2.htm
更新日:令和3年2月22日
山火事のおきやすい時期はいつ?

 山火事の発生には季節的な特徴があります。
 山火事の約7割が冬から春(1月~5月)にかけて集中して発生しています。
 これは、冬は森林内に落ち葉が積もって燃えやすい状態になっていることや、風が強いこと、特に太平洋側は乾燥した状態になるといった自然条件が重なること、また、春先は、行楽や山菜採りのために山に入る人が増加するほか、農作業に由来する枯草焼きなどが山林に飛び火することも原因となっています。

(折れ線グラフ)
月別発生件数(平成27年~令和元年の平均)

(リンク)
山火事の直接的な原因にはどのようなものがあるの?

山へハイキングなどに出かける方は、たき火はしないこと。原因のページも見てください。
現代ではたき火に熟練した人が少なくなりました。火は怖いものです。

スノーフレーク

0301_8snowdrop 2021.2.28
咲き始めました。下向きに咲く花が多くてね。それはそれでかわいいし、鈴を釣り下げたような姿も素敵です。

0306_22snowdrop 3.6
上を向いた花がありました。
白い花びらの先端部に薄緑の模様があるわけですが、メシベも全く同じなんです。
白いメシベの先端に薄緑色がついている。
見えにくいところにお洒落を凝らしています。
江戸的な感覚だと、こういうのが「粋」っていうんじゃないですか。

https://www.muji.net/lab/living/110202.html

「江戸の粋」は裏に凝る

裏といえばまず思い出されるのが、江戸っ子の羽織に使われた裏地です。江戸時代には、贅沢を禁止する「奢侈禁止令」が何度も出され、身分によって着るものが厳しく制限されました。そこで、武士以上の経済力を持つようになっていた富裕な町人たちが奢侈禁止令に対抗してやったのは、羽織の裏地に凝ること。表地はお上のお触れに従って地味を装いながら、隠れた裏地に凝って贅を尽くしたといいます。裏だからこそ表現できる自由で、お上の「裏をかき」、江戸っ子の意地を通したのです。裏のおしゃれは江戸っ子好みの「粋」であり、ちらりと垣間見えるそれを見逃さず気づくことのできる人が「通」。逆に、それをひけらかすのは「野暮」と笑われたのだとか。隠れたところ、小さなところに心を尽くす、日本人特有の美的感覚と言えましょう。

白梅

0228_7ume1 2021.2.28
妻の撮影。満開ですね。
0228_7ume2
光の具合がすごくいい。暗い背景に花が輝いています。
上の花のところに、螺旋がありますね。
これ、何かの蔓の枯れたものが引っかかっているのでしょう。
私が時々書く、螺旋の巻き方の反転が見えているのです。

何度も記事にしていますが、↓ここの写真など見てください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/02/post_b065.html
2008年2月11日 (月) ねじれの解消

ねじれを解消するために巻き方を反転させた、という部分が今回の冒頭の写真に写りこんでいたわけです。

ムラサキツユクサ

0228_4murasakituyukusa 2021.2.28
勝手口のドアの右下。ムラサキツユクサのつぼみ。
外の線路柵付近にもいっぱいあるはずですが、そちらはまだつぼみもないのに、ここで咲きそう。

0301_5murasakituyukusa 3.1
きれいに咲きました。早咲きで何か不調な部分でも生じないかと心配しましたがそんなことはない。
完全です。

0307_4murasakituyukusa 3.7
2輪目も咲きました。う~ん、どうしてかな。

考えられることと言えば、光の環境かな。
勝手口の外の左上に常夜灯があります。ドアを挟んでその斜め下にムラサキツユクサがある。
植物に対して日が長くなったという効果を与えたかな。
日照そのものでは、外の方が強いはずなのです。
日照時間に影響したというのが妥当でしょうか。

道路に街路灯があるとき、その下の植物の花の、咲く時期や咲いている期間に影響を与えることはあるのです。
それかもしれませんね。

クサボケ

0228_1boke2 2021.2.28
咲き始めの時に、かじられたような欠損があったりしてちょっと心配していましたが、その後は順調。

0301_12boke 3.1
どんどん咲きます。

0303_4boke 3.3
濃い赤が鮮烈で、庭を明るくしてくれています。
庭の奥の方で桜桃が咲き、地面近くで蕗が咲き、塀のすぐ内側でレンギョウが咲いていますが、庭の真ん中あたりで堂々と咲くこのクサボケの存在感はすごいです。

2021年3月15日 (月)

惻隠

朝日新聞の経済蘭コラムで「経済気象台」というのがあります。
社外の筆者が書いているのだそうですが、そのなかに「惻隠」というペンネームで辛口の文章を書く方がいらっしゃいます。
3月3日は「公務員倫理とは何なのか」というタイトルの文章でした。
その内容はさておき。

「惻隠」という言葉、難しいですね。
「忖度」というのは何だか流行ってしまっていますが、「惻隠」をご存じですか?

そんたく【忖度】
(「忖」も「度」も、はかる意)他人の心中をおしはかること。推察。「相手の気持を―する」

そくいん【惻隠】
[孟子[公孫丑上]「惻隠の心無きは、人に非ざる也」]いたわしく思うこと。あわれみ。
→ そくいん‐の‐じょう【惻隠の情】

そくいんのじょう【惻隠の情】
人をいたわしく思う心。あわれみの気持ち。惻隠の心。「―を起こす」
広辞苑第六版より引用

「惻隠の情」というのは、自分の心の内にしまっておけばいいのでして、外に向けて要請したりするものではない。
政治家がこの言葉を使ったりしたら、それは要警戒ですね。

私の場合、中学か高校の漢文で「惻隠の情」というのを習ったと記憶します。
高校での漢文の先生が清田先生といい、すごい授業でした。
教科書が終わらないということで有名な先生でしたが、君たちには大学の学部の入り口までの力はつけた、とおっしゃっていましたっけね。
50人が入る教室で、机を後ろに全部詰めてしまって、前にできた空間で教科書を台本にした「演劇」を演じさせたりするんですよね。書かれている内容を、体を動かして理解する、というような、すごい授業だったなぁ。ズームインとか映画的なイマジネーションも使ってたっけ。思い出します。

レンギョウ

0227_10rengyou2 2021.2.27
きれいな「新緑」。
単に新緑だと夏の季語でしょ、と言われそうですので「新緑」としました。
季語がどうであろうと、これはレンギョウの今年の幼い葉芽。新しい緑であることに間違いはない。

0303_23rengyou2 3.3
わ~い。ですよね。新しい命が弾けてゆく、こんな素晴らしくてうれしいことはありません。
葉芽も元気よく開いていきます。

0304_25rengyou3.4
つぼみが力を蓄えています。

0306_3rengyou1 3.6
咲いた。

0310_18rengyou1 3.10
下を向いて咲くことが多いので、なんとか横向きの花を探して中を覗かせてもらいました。
ちゃんと蕊がそろっています。ただ、実を意識したことがないんです。単に不注意なのかもしれません。
検索すると、ちゃんと実の写真もありますから。
0310_18rengyou2
葉と花。きれいですね。

0312_8rengyou 3.12
緑と黄色の対比が鮮やかなんです。
庭の奥の方なので、むしろ塀の外からの撮影が多い。
昆虫の少ない季節、植物たちの「芽」を楽しんでいます。

しんりょく【新緑】
晩春や初夏の頃の若葉のみどり。<季語:夏>。「―の候」
広辞苑第六版より引用

クロッカス

0227_9croccus 2021.2.27
紫のクロッカスの中が撮れました。
真ん中に立っているのがメシベですね。柱頭が3裂するということですが、ここでは見えません。
メシベを支えるかの如くオシベが3本立っています。

こういう花の中って、ひょっとして太陽光で暖まっているんじゃないかな。
↓フクジュソウの花の中が暖かいというのは結構有名な話です。
https://kids.tokyo-shoseki.co.jp/kidsap/downloadfr1/htm/err40909/err40909/err44132-111.htm
フクジュソウの秘密と実験結果

で、クロッカスは?
紫だしなぁ、黄色い花のクロッカスの花の中の温度を測ってみるというようなこと、誰かやりませんかね。

ヘリコプター

0227_7heli 2021.2.27
頭上をヘリコプターが飛ぶとどうもカメラを向けたくなります。
露出はカメラ任せにしてあるので、適当に上向きにしてシャッターを切る。
今回の写真ではシャッタースピードは1/800秒でした。このくらいだと、ローターは少しだけぶれて写るという感じですね。
飛行機雲やらヘリコプターやら、やはり羽田が近いというせいなのでしょうね。
ま、うるさいと言えばうるさいけど、慣れました。

ハコベ

0227_4hakobe 2021.2.27
ん?足元に小さい白い花。
0227_6hakobe
ハコベだよねぇ、これ。
花びらの見え方について、記憶に混乱があります。5枚の花弁はそれぞれ深く分かれているんじゃなかったっけ。

0228_3hakobe 2.28
翌日、低い位置の花を頑張って撮影。そうか、まだ分かれていないだけなんだ。別れれば10枚に見える、というやつだな。
ハコベで確定、です。

0306_17hakobe3.6
こうなればね、迷うことはない。
今はもう、庭のあちこちで見かけるようになりました。

はこべ【繁縷】
ナデシコ科の越年草。山野・路傍に自生、しばしば群生する。高さ15~50センチメートル、下部は地に臥す。葉は広卵形で柔らかい。<季語>春、白色の小5弁花を開く。鳥餌または食用に供し、利尿剤ともする。春の七草の一つ。あさしらげ。はこべら。

はこべ‐ら【】
ハコベの古名。<季語>春
広辞苑第六版より引用

はこべ【蘩蔞】
【植】 (a) chickweed.
新和英中辞典第5版より引用

chickweed というのはなんだかかわいいですね。「ひよこぐさ」というのかな。

漢字がね、すごいですよね。

縷 
〔糸部11画/17画/6963・655F〕
〔音〕ル

①細く長く続く糸。「一縷・線縷」
②(糸のように細く長く)こまごま(と)。くどくど。「縷縷・縷言・縷説」
③ぼろ布。「襤縷らんる」
広辞苑第六版より引用


繁縷

蘩蔞


なんだかあまりすっきりと歓迎されていないような字ですね。かわいそうに。春の希望を担った、もっと爽やかな字にはできなかったのかな。

「さわやか」は秋の季語で、「すがすがしい」は初夏の季語なんですって。つまらない話だ。
感性を言葉で縛るなよな、といいたい。

{「スガスガしい」というと、政治用語になりそうだ}
{「カンカンがくがく」というのは?}

美富士橋から

0227_1fuji 2021.2.27
買い物帰りにこの美富士橋を通ると、妻は富士山を(見えれば)撮ります。
かすんでいますが「観測記録」にはなりますね。
0227_1fuji_densha1
で、橋といってもこの橋は川にかかった橋ではないのです。
JRの線路をまたぐ橋なんです。
ですから新幹線、横須賀線、貨物線など、いろいろ見られるんですね。相鉄線も乗り入れてましたっけね。
さて、赤いリュックサックを背負ったおばあさんが、ネットにくっついてカメラを構えている。
なにやってんだろうねぇ、と思われているに違いない、と本人が笑いつつ電車の写真も撮ってくる。
妻は「撮り鉄おばあさん」でもあるんですねぇ。
上下線のすれ違いをもうちょっとうまく撮りたかったそうですが、ちょっとずれた、と申しておりました。

2021年3月12日 (金)

ストック

0226_14stock 2021.2.26
この花、ホント不思議な花で。個々の花は開ききらないんですね。
花の集団として、きれいで香り高い。そばに立つといい香りがしますよ。

0307_6stock 3.7

「ストック」というと、「貯蔵」「在庫品」とか、「たくわえ」の意味かな、何でかなと思っていましたが
↓季節の花300
https://www.hana300.com/stock0.html
・「ストック」は英語名で「幹」や「茎」を意味し、しっかりした茎を持つことに由来する。

そういうことでしたか。
町会で花の頒布会があって、そこでたまたま頂いた花なんですけど、素敵な出会いになりました。

スミレ

0226_6sumire_ari 2021.2.26
プランターの隅っこにスミレがひっそり咲いていました。ツマグロヒョウモンのために、スミレは決して抜きませんので、意外なところに顔を出したりします。
よく見たら、アリが来ていました。
蜜があるかなぁ、と覗いている感じ。見ていたら、花に潜らず立ち去りました。
香りはなかったのかな。それとも、スミレの種子のエライオソームに期待したけど、なかったということでしょうか。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%83%A0

エライオソーム (Elaiosome) は、スミレやカタクリなどの植物の種子に付着している、やわらかい付着物で、種子をアリに運んでもらうために進化したもの。脂肪酸、アミノ酸、糖からなる化学物質を含んでいる。 この物質に誘引されたアリはエサとして種子を巣に持ち帰り、エライオソームのみを食べ、種子は巣の近くに捨てられる。 これによって種子は広く遠くに運ばれるのである。

 

ジンチョウゲ

0226_5jintyouge1 2021.2.26
咲き始め。
0226_5jintyouge3
道路にへたり込んで撮影。
私の場合、座るのはいいんですけど、立ち上がるのが大変でして。バランスを崩して転ばないように、一仕事になっちゃうんですね。

0301w5jintyouge 3.1
妻が撮ったのですが、花が増えてきました。
0301w5jintyouge2
ルリマルノミハムシも花に魅せられたか。あまり食べるなよ。

0306_6jintyouge 3.6
七分、八分咲きかな。香りが周囲に漂っています。
深呼吸してしまいますね。
気持ちいいや。

カジイチゴ

0226_3kajiitigo 2021.2.26
カジイチゴも、新緑をきれいに展開し始めました。思わず1まい撮ったら。
あれ?つぼみか?

0227_3kajiitigo 2.27
これ、つぼみですよね。
やっぱり「もうすぐ春ですねぇ」。

スミダノハナビ

0226_2sumidanohanabi 2021.2.26
アジサイ・スミダノハナビの葉芽が顔を出したところ。かわいいったらありゃしない。
幼い葉の、そのまた前の赤ちゃん、という感じでしょうか。

0304_17sumidanohanabi 3.4
こうなればもう、後はぐんぐん伸びて展開していきます。
成長する緑、って、見ていて気持ちいいですね。

ナミホシヒラタアブ

0225_16abuhananira 2021.2.25
ハナニラに来ていたアブ。ナミホシヒラタアブだと思うんですけど。
花の真ん中に口を突っ込んでいます。
主に蜜を舐めているのでしょう。花粉も食べられるのかな。口の構造は「舐める口」なのですが。

↓昆虫の口器の図が、ページの下の方にあります。
https://kotobank.jp/word/%E6%98%86%E8%99%AB-506352

ヒラタアブの幼虫は肉食性でアブラムシなどを食べていますけどね。
成長するにはたんぱく質が必要で、成虫では活動エネルギーがあればいい、ということでしょうか。

2021年3月11日 (木)

クロッカス

0225_14croccus1 2021.2.25
濃い紫色のクロッカスが一輪咲きました。
0225_14croccus2
黄色の花も明るくて素敵ですが、紫もまたいいなぁ。

0226_8croccus 2.26
この日はどんより曇っていて、気象庁の記録では日照時間0時間。今年の2月で日照時間が0時間というのはこの日だけでしたね。
で、陽射しがないと、花が開けない。つぼんだまんま耐えていました。

0228_6croccus 2.28
日照時間10.4時間の日。
伸び伸びと開いていました。
やっぱりお日様はいいよね。植物も気持ちよさそうに伸びをしますね。

ミツバチ

0225_12hati 2021.2.25
ニホンミツバチかな。黒い感じがするので。
ミツバチの本格的な活動はまだのようです。ハエやアブは結構見かけますけれど。
花がもっと増えないとね、ミツバチの出番が来ない。

0305_1mitubati1 3.5
スイレンの鉢の水面に虫が浮いている。アブかな?と思いましたが、よく見るとミツバチですね。
セイヨウミツバチでしょう。生きています。
0305_1mitubati2
指でそっとすくいあげて、手に乗せてみました。
しばらくじっとしていましたが、少し水がきれたら、動き始めました。
で、パンジーやアリッサムの咲いているプランターのところへ行って、花に乗せてやりました。
散歩して戻ってきたらいませんでしたので、歩いてどこかへ行ったか、ひょっとして飛ぶ力を回復したか。
元気だといいな。

ムラサキハナナ

0225_3murasakihanana 2021.2.25
周辺の植物に邪魔されて真っすぐ立ち上がれないままにつぼみを作りました。

0301_6murasakihanana 3.1
横になったままで一つ咲きました。後ろにつぼみがまた控えています。

0303_14murasakihanana 3.3
ほぼ完全開花ですね。縦になれなかったのがちょっとかわいそうですが。
紫色の菜の花、という感じですので、花そのものは他のアブラナ科とよく似ています。
紫の色が素敵です。

シラン

0225_2siran 2021.2.25
これはテラスのところのシランの芽。一斉に立ち始めました。

0305_8siran 3.5
線路柵下でもいっぱいです。写真を眺めていたら、つぼみがあるような気がして。

0307_9siran 3.7
やっぱりね。
花の季節が、そこまで、近づいています。
気温変動も激しいし、ゆっくりでいいからね。見ているよ。

ネコの話題二つ

0224_14neko3 2021.2.24
「ニャンHK」から。猫の銅像です。トルコだそうで。
忠犬ハチ公の映画を見て思いついたのだそうです↓
https://www.huffingtonpost.jp/2016/1005/tombili-cat_n_12349432.html
「ずっと街を見守ってやるニャン」トルコの名物猫、亡くなった後も同じポーズで佇む

「トンビリさん」で検索するとたくさんヒットしますよ。
実は、渋谷の忠犬ハチ公が亡くなったのは
「1935年(昭和10年)3月8日」だったのです。
今頃の季節だったんですね。

↓「世界ふしぎ発見!」です。トンビリさんの話も出てきます。
https://dogatch.jp/news/tbs/tbstopics_62333/detail/

0226_16asiato1 2.26
これもニャンHKから。キャスターは中川翔子さんの人形。人の人さし指と中指が後ろから入っていてキャスターの人形の脚になっています。
土器に猫の足跡がついていたという話題。

https://ameblo.jp/5342007/entry-12631839916.html

Cat News 55:「1400年前の足跡」
・2007年、兵庫県姫路市・見野古墳群で発見された土器の内側に猫の肉球と思わしき足跡🐾 仮に猫なら日本に猫が入ってきたのは奈良時代より遡る事に。

どういう経緯で足跡がついたのか。
土器がまだ柔らかいうちに、猫が脚を乗せたのか。
あるいは、この土器が穀物保存用か何かで、ネズミの食害を防ぐおまじないとして土器製作者がわざと猫に協力してもらって足跡をつけたのか。
なんとなく、意図的につけた、という気もしますね。

ネコと自然数

0224_14neko1 2021.2.24
いえ、別にネコが数学をやってるわけではなくて。
「『平井さんと猫』を見る猫」です。
0224_14neko2
これも。
実は同じ話題を去年の10月にもやっています↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/10/post-3bc715.html
2020年10月29日 (木) 0655から

「『平井さんと猫』を見る猫」となると、とめどがない「・・・『を見る猫』」はいくらでも続けられる。

で、やはり気になる。
数学の方でペアノの公理というのがあるんですね。
厳密な議論をするとややこしくなりますので、出だしのところだけにしますけど。
↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E6%95%B0

自然数を初めに厳密に定義可能な公理として提示されたものにペアノの公理があり(1891年、ジュゼッペ・ペアノ)、以下のように自然数を定義することができる。

・自然数 1 が存在する。
・任意の自然数 a にはその後者 (successor) の自然数 suc(a) が存在する(suc(a) は a + 1 の "意味")。
・異なる自然数は異なる後者を持つ。つまり a ≠ b のとき suc(a) ≠ suc(b) となる。(ある種の単射性)
・1 はいかなる自然数の後者でもない(1 より前の自然数は存在しない)。
・1 がある性質を満たし、a がある性質を満たせばその後者 suc(a) もその性質を満たすとき、すべての自然数はその性質を満たす。

「1」がある。
「続くもの」がある。

これが中心部です。
これで自然数が無限に発生してしまうわけです。止めようがないんだもん

・「平井さんと猫」の画像がある。
・「を見る猫」が存在する。

ハイ、止まらなくなりましたね。
最初があって、続くものがあればもう止まらない。
数学的帰納法というのが、これとほぼ等価な考え方ですね。
猫って、エライなァ。

2021年3月10日 (水)

父よ

有名な詩。高村光太郎の「道程」。
Eテレの「にほんごであそぼ」でも、メロディーをつけて歌っています。

↓短いバージョンと長いバージョンがあるようですが、短いバージョンを引用します。
https://ja.wikisource.org/wiki/%E9%81%93%E7%A8%8B

『道程』 作者:高村光太郎 大正3年(1914年)

・高村光太郎の「道程」には、一篇の詩の『道程』と、第一詩集の『道程』の2つがある。ここでは詩の『道程』を掲載する。
・また、詩の「道程」には、雑誌『美の廃墟』発表時の102行のものと、詩集『道程』収録時にそれを圧縮・改訂した9行のものがあり、通常「道程」と呼ばれる詩は、9行のものを指す。


詩集『道程』より(9行)

  僕の前に道はない
  僕の後ろに道はできる
  ああ、自然よ
  父よ
  僕を一人立ちにさせた廣大な父よ
  僕から目を離さないで守る事をせよ
  常に父の氣魄を僕に充たせよ
  この遠い道程のため
  この遠い道程のため
             (二月九日)

冒頭2行が有名なんですよね。実際、この言葉に励まされる人も多いのでしょう。
でも、それに続く言葉を知っている人は少なくないか?
私は思う。
「父」から自立してないのかよ、君は。
自律的に自分の道を拓いていくんじゃないのかよ。

父というものから自立していない息子なんて、様にならないよな。
そういう父子関係って、私、嫌悪してます。
「自立しなさいと、父として息子に申し上げる」ほうがいいんじゃない、という人物もいますがね。
どうも、この詩、気色わるいんですよね。

私は自分の人生から、自分の生き方の意識から、父を切り離し決別した男です。

飛行機雲

0224_12hikoukigumo1 2021.2.24
夕方4時半頃。雨戸を閉めようと外を見たら、西の空に飛行機雲。
2本に見えました。両側の翼から1本ずつか、と思ったのですが。
0224_12hikoukigumo2
ズームアップすると、右の翼から2本出ているのはくっきり。左の翼からも2本出ているような感じですね。
思いっきりズームアップして、トリミング。
0224_12hikoukigumo3
ハイ4本、くっきり見えました。
4つのエンジンそれぞれの排気から飛行機雲が生じていました。
羽田空港から飛び立った飛行機が西へ向かう時に、我が家から飛行機雲が見えるチャンスがあります。比較的頻繁にみていると言えますね。

↓楽しい話題。へぇそうなんだ、という話題もあります。是非お読みください。
https://weathernews.jp/s/topics/202004/220135/
飛行機雲ができるわけ 天気との関係は?

ホトケノザ

0226_10hotokenoza 2021.2.26
もういいかなとも思いつつ、にぎやかさに負けました。
肉眼的には花畑風にいっぱい咲いているところもあるのですが、写真に撮ると、うまく表現できません。

0303_6hotokenoza 3.3
見間違いようなくシソ科そのもの。
春の七草のホトケノザではありません。あれはキク科のコオニタビラコ。
お間違えないように。

キンカン

0224_11kinkan 2021.2.24
大分色濃くなってきました。

0303_24kinkan 3.3
こうなってくると鳥さんと競争になります。
早速収穫。全部ヒト用に採ってしまわず、それなりの量を採り残してあります。食べていいよ。
砂糖煮というのか、甘露煮をつくります。
散歩時には、残した分の手の届く実に手を伸ばしてちぎりとり、かじって楽しんでいます。
季節の味だ。楽しいな。

アブ いくつか

0224_6hosohirataabu 2021.2.24
地面近くをホバリングするホソヒラタアブ。
本体より影の方が目立ちますね。背景がのっぺり単調だと空中の被写体も撮ることが可能になります。
運次第。

0225_10abu 2.25
クロヒラタアブでいいのではないかと思うのですが。
腹部の白い筋がすごく細い。よく見かけるタイプはもう少し白い筋が太いような気がするのです。
白筋の細い別種があるのでしょうか、ご存知でしたら教えてください。

0228_5hutahosihirataabu 2.28
フタホシヒラタアブだと思います。これがまた悩ましい。
ナミホシヒラタアブというよく似た種があるんですね。
悩みながら、えいや、っと「フタホシ」と呟いてみたわけです。
異議あり!の方、コメントください。

ドラゴン橋

0224_1pc_opening 2021.2.24
PCのオープニング画面なんですが。
これには驚きましたね。アーチ橋なのでしょうけれど、龍ですよ。
すごい想像力だ。感服しました。
この橋の設計者のイマジネーションには頭が下がります。とにかくすごい。
で、知識が全くない。
↓検索結果を二つほど。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%B4%E3%83%B3%E6%A9%8B

ドラゴン橋
 ドラゴン橋(英語: Dragon Bridge)、ロン橋(ベトナム語:Cầu Rồng/梂蠬)は、ベトナム、ダナンのハン川に架かる橋である。
 橋の建設は、ベトナムの首相・グエン・タン・ズンなど多くの政府高官が出席した着工式が行われた2009年7月19日(近くのトアンフック橋の除幕式と同日)に始まった[1]。
 ロン橋は長さ666m、幅37.5mで、自動車用の6車線がある。橋は2012年の終わりまでに開通し、費用は1兆5000億ドン (8800万US$)を要する[2]。橋の設計は、アメリカに拠点を置くルイス・バーガー・グループ(英語版)が行った。
 メインスパンは2012年10月26日に完成した。橋はダナン解放38周年として2013年3月29日に開通した[3]。
 この近代的な橋は、レー・ディン・ズオン(Lê Đình Dương / 黎廷楊)/バックダン(Bạch Đằng / 白藤)交差点のハン川を横断し、ダナン市の他の主要道路とダナン国際空港を最短で結ぶ道を提供している。また、市の東端にあるミーケー・ビーチ(美渓海岸)やノンヌオック(Non Nước / 𡽫渃)ビーチへの直通ルートでもある。橋は、龍の形にデザインされている。

https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/16754

ダナンにあるロン橋は、2013年に開通した世界最大の綱橋で、ミーケビーチと市街地をつないでいます。全長は666mあり、現在ギネス世界記録を申請中です。ロン橋は色鮮やかな黄色の龍をモチーフにデザインされているめ、ドラゴンブリッジという名前でも広く知られています。

2021年3月 9日 (火)

寒い一日

3月8日の気温のグラフです。
20210308tokyokion
なんと、5.1℃から7.7℃まで、わずか2.6℃しか変化がなかった。
気象庁のアメダスでグラフが見られるようになったのですが、縦軸が気温変化の幅に従って変化するのですね。
そうすると、この「真っ平ら」感が表現できない。
で、グラフを自作しました。縦軸を0℃~20℃にして、生活感がある範囲にしたわけです。
東京の最高気温の平年値が1年で一番低いのは1月下旬の9.3℃ですから、一日中、冬の一番寒い日以下の温度で生活したわけです。
3月なんだけどなぁ。「三寒四温」の季節ではありますね。
日本・東京の冬は、圧倒的なシベリア高気圧の下に入るので、寒いけど天気自体は変化が少ない。
シベリア高気圧のパワーが落ちてくると、日本の南岸を低気圧が走るようになって、東京で雪が降ったりします。
そして春の進行とともに、天気は周期的に変化するようになる。
で、三寒四温が生じてくるわけです。
ここしばらくは、寒さ対応を忘れないようにして過ごしましょう。
冬物をしまうのはもうちょっと先がいいと思いますよ。

真っ白い心

朝、目覚まし用のラジオから「まっしろいこころ」という歌が流れてきました。
私は知らない歌ですが、聴いた途端に私の言語感覚がザラついてしまって、気分が悪かった。
何に引っかかったのかというと
「白い」は形容詞ですが、「真っ白」は形容動詞じゃないのかな、という点です。
「真っ白い心」ではなく「真っ白な心」じゃないの?ねぇ、そうだよね。
ということ。

グーグルで検索して見たんですよ
「阪田寛夫 まっしろいこころ」
と検索。そうしたら、グーグルの提案は
「もしかして: 阪田寛夫 真っ白のこころ 」
ときましたね。グーグルは形容動詞でもなく、単なる名詞として認識したのか。
いやはや。

歌自体は、阪田寛夫作詞、いずみたく作曲だそうです。昭和50年代くらいの歌ですか。よく知らないけど。

「だろ、だっ、で、に、だ、な、なら」と「かろ、かっ、く、い、い、けれ」とか「う、ない、ます、とき、ば、よ」とか。
習いましたよね。

これが正しい、というのはないのだろうと思うのですが、老人の私の語感に引っかかってしまったのでした。

↓参考まで(自分に都合のいいのを探し出して引用しました。悪しからず。)
学研国語大辞典
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E5%85%B8/content/66069_1558

まっしろ【真っ白】 形容動詞

形式名 活用形 下接語例
未然形 まっしろ・だろ {う}
連用形 まっしろ・だっ {た/ない}
    まっしろ・に
    まっしろ・で
終止形 まっしろ・だ {。}
連体形 まっしろ・な {とき}
仮定形 まっしろ・なら {ば}
命令形 ―

・連用形の欄は三つに分けた。そのそれぞれの用法は次のようである。
上段…助動詞「た」、助詞「たり」に続く。
中段…言いさすときに用いる。補助形容詞「ない」、補助動詞「ある」に続く。
下段…連用修飾語として用いる。
・-はその活用形がないことを示す。
・丁寧な言い方をするときは、「でしょ・でし・です・です・-・-」となる。
・「有能だ」のように、副詞的な連用修飾語として用いる「-に」の形のないものがある。
・「大幅だ」のように、連体形「-な」のほかに「-の」の形をとるものがある。

同じく学研国語大辞典で
https://sakura-paris.org/dict/%E5%AD%A6%E7%A0%94%E5%9B%BD%E8%AA%9E%E5%A4%A7%E8%BE%9E%E5%85%B8/content/61441_330

しろ・い【白い】 形容詞
形式名 活用形 下接語例
未然形 しろ・かろ {う}
連用形 しろ・く {ない/た}
    しろ・かっ
終止形 しろ・い {。}
連体形 しろ・い {とき}
仮定形 しろ・けれ {ば}
命令形 ―

・連用形の欄は二つに分けた。そのそれぞれの用法は次のようである。
上段…言いさすときや、連用修飾語として用いる。補助形容詞「ない」、助詞「て」「ても」に続く。
下段…助動詞「た」、助詞「たり」に続く。
・-はその活用形がないことを示す。
・連用形が「ございます」「存じます」に続くときはウ音便になる。「寒うございます」「白うございます」「うれしゅう存じます」など。

ハボタン

0223_6habotan 2021.2.23
やたらと細かいちりちりで、なんだか目がちらつくようです。構造が見えない。

0307_5habotan1 3.7
葉のふちがちりちりしているということがはっきり見えるようになりました。よかった。
0307_5habotan2
もう一つの株ではつぼみを準備中です。
花が咲くとアブラナ科であることがわかります。生殖器官というものは保守的なものです。でないと種を維持できませんものね。

ホソバヒメカゲロウ

0223_5hosobahimekagerou 2021.2.23
門を開けようとしたら脇からひらひらと飛んできて、門扉の柱にとまった昆虫。
ん?何だ、とよく見ればどうもカゲロウの仲間。クサカゲロウより小さかったです。
とにかく何枚か撮影して。どうしようかな、足止めを食らった感じでしたが、そーっと開いたらそのままとまっていましたので、外へ散歩に出ました。戻ってきたらもういませんでしたので、飛び去ったのでしょう。

さてPCで大きくして眺めて、アミメカゲロウ目で調べていったら、おそらくホソバヒメカゲロウと思われます。
アミメカゲロウ目>ヒメカゲロウ科 です。

↓写真がすごい。多分、私の判定で間違いないと思いますが、いかがでしょうか。
http://www.ishidashiki.sakura.ne.jp/mushi/sonota/kobetsu/hosobahimekagerou.html

シラヒゲハエトリ

0222_11sirahigehaetori1 2022.2.22
ブロック塀の表面にいました。まだ小さい。
0222_11sirahigehaetori2
この顔つきはシラヒゲハエトリ。
少しずつクモや昆虫が出てくるようになりましたか。暖かい陽射しがあればね。

ところで、この日は例の「猫の日」。
私が知る範囲では、猫がらみの名前のクモは3種。
ネコグモ、ネコハグモ、ネコハエトリ。
このうち、ネコグモは見たことがない、名前として知っているだけです。

ネコハグモは、葉を凹にして、網を張って潜む。
ネコハエトリは私が「賢者の顔」と思っている、大好きなクモ。

ま、どっちも、にゃんにゃん、とはいってくれませんが。

ビワ

0222_7biwa 2021.2.22
花の後、という姿ですね。

0304_22biwa 3.4
ビワです。と主張し始めました。
そう、君はビワだね。

ナズナ(ぺんぺん草)

0222_5nazuna_1 2021.2.22
白い花、小さい、なんだったっけ、葉の形はハコベじゃないよな。
0222_5nazuna_2
4弁のアブラナ科だ、そうか、ぺんぺん草が生えてきたか。

0224_7nazuna 2.24
ぺん。
うむ、やっぱり。

0225_1nazuna 2.25
ぺんぺんぺんぺん。
にぎやかになりました。
正式にはナズナですね。



書けないなぁ。「齊藤」さんが「笠」を被ったと覚えておけばいいかな。

子どものころ、草遊びをしましたっけね。
三角の実がずらっとたくさんついた茎を下の方で、摘み切ります。
先端付近を持って、もう一方の手の親指と人さし指を輪にして茎を軽く下へしごきます。
そうすると、実が茎に対して直角近くに立ちます。
で、茎の下の方を親指と人さし指で摘んで、耳元でクルクル回転させるんですね。
そうするとシャラシャラというかペンペンというか、音がして、楽しい。
他愛もない遊びです。草遊びなんてみんな他愛もないんですが、指先を自由に使うとか、匂い、触感、などを感じとることができるんですね。植物だって生き物だよな、とね。
都市化してしまうとこういう体験ができない。幼い子どもたちを、ぜひ、草っぱらの公園で遊ばせたいですね。

現在の公園は「ぺんぺん草も生えない」からなぁ。
草花がなければ虫も来ない。生きるということを知るすべが奪われているという気がします。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%82%BA%E3%83%8A

ぺんぺん草が生える:ナズナが荒廃した土壌であっても生育することから、荒れ果てた様子を指す。
ぺんぺん草も生えない:荒廃した場所で育つナズナでさえも生育しない様子から、転じて何も残っていない状態、一切合財が残らない状態を揶揄した表現で、「○○が通った後はぺんぺん草も生えない」のように用いる。

我が家は「ぺんぺん草が生える」庭です。

↓季節の花300から
https://www.hana300.com/nazuna.html

学名
  Capsella bursa-pastoris
   Capsella : ナズナ属
   bursa-pastoris
      : 羊買いの財布
       (実の形から)

 Capsella(カプセラ)は、ラテン語の「小箱」の言葉が語源。

やっぱり、実の形が印象的なんですね。

2021年3月 8日 (月)

3月6日と7日の気温

2021_0307kion3
気象庁のアメダスはこれまで一覧表表示だけだったと思います。自分でグラフ化していました。
HPが一新されまして、グラフ表示が見られるようになったのです。
横軸が2日分くらいです。
で、今回ご覧いただきたいのは、3月6日と7日の部分です。

3月6日の記録
最高気温 21.0℃・・・(参考)4/27の最高気温の平年値が21.0℃です。
最低気温  9.6℃・・・(参考)4/16の最低気温の平年値が 9.6℃です。
1カ月以上先の気温でした。日中は暑いくらい。

さて、翌7日
最高気温 10.3℃(00:41)・・・(参考)1/1の最高気温の平年値が10.3℃です。
最低気温  5.8℃(06:30)・・・(参考)3/27の最低気温の平年値が5.8℃です。
日付が変わってすぐに最高気温を記録し、朝のうちに最低気温が出てしまいました。
東京で最高気温の平年値が一番低いのは、1/18~1/27の9.3℃なのです。
グラフを見てください。11時~14時くらいの間、9℃前後です。
通常なら日最高気温が出る時間帯に真冬の気温、前日の最高気温より12℃くらいも低い午後だったのです。
参りました。気温落差が大きすぎますね。
身体を労わりましょう、我慢せず暖房を使いましょう。今の時期、風邪ひいても気軽に医者に行ける状態じゃないですからね。
自分の体は自分で守るしかない。
さすがに「疲労感」を覚えますけどね。

★遠回しギャグ。

「どじょっこふなっこ」

春になれば 氷(すが)こも解(と)けて
どじょっこだの ふなっこだの
夜が明けたと思うべな

夏になれば 童(わらし)こ泳ぎ
どじょっこだの ふなっこだの
鬼(おに)こ来たなと思うべな

秋になれば 木(こ)の葉こ落ちて
どじょっこだの ふなっこだの
舟(ふね)こ来たなと思うべな

冬になれば 氷(すが)こも張って
どじょっこだの ふなっこだの
天井(てんじょ)こ張ったと思うべな

頭の上天井できて、何だか世の中が窮屈だと思ったら「すが」が張ったせいでしたか。
「すが」が解けて春がきて明るくなるのはいつかいなぁ。

 

枝垂梅

0222_2sidareume1 2021.2.22
買い物帰りの妻の撮影。
枝が垂れた梅ですので、枝垂梅。
0222_2sidareume2
みごとな白梅ですね。
0222_2sidareume3
ほぼ真下から。

グーグルで「枝垂梅」を検索して画像を見ると、圧倒的に紅梅が多い。
白梅の枝垂れは珍しいのかな。

↓過去記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-8c99.html
2012年3月16日 (金) 高砂公園の梅

一本の木に紅白の花が咲いていた、という記事です。

ナツミカン

0221_10natumikan 2021.2.21
家の裏のナツミカンを収穫。
これの食べ方なんですが、私がやっている方法が「普通」なのかどうかわからないので書いてみます。

0223_8natumikan 2.23
夏みかんを地球儀に見立てた場合の赤道に沿って皮にナイフを入れます。深さは2~3mm。浅ければうまく皮がむけないし、深いと中の房が切腹する。経験で見込みます。
で、中身をつぶさないように注意しながら、親指で皮をむきます。と、2つの半球状のお椀ができます。
房の白い部分はナイフで削ぎ落し、房と房の間に、ナイフの背をある程度の深さまで通して、房を指で分離しやすくします。
直上の写真がその状態。後は適当に食べます。
いかがでしょう、これって皆さんと同じでしょうか。

一切の農薬を使っていませんから、皮でママレードを作ります。白い部分や種子からペクチンが出ますので、特に市販品のペクチンはいりません。大量にできますので、冷凍して長く食べます。
プレーンヨーグルトにママレードを入れてかき回し、牛乳を加えて頂きます。コーヒータイムの軽いおやつ。
これが私共の日常です。

ツクシ

0221_4tukusi 2021.2.21
ツクシが頭を出しました。妻が見つけて指先で少し土をどけてくれました。

0224_4tukusi 2.24
その脇にまた次のが頭を出しました。
で、このあたりばかりを注意して見ていたら

0225_5tukusi 2.25
別のところに既に伸びたツクシがあったのです。不注意だったな。思い込みはいけませんね。

0303_8tukusisugina 3.3
スギナも立ってます。この場所は、この後ホトトギスなんかが占めることになる地面、今は裸なのでこういうツクシなども見ることができます。食べるほどたくさんは出てこないと思います。

花粉光環が見えてるのかなぁ

0220_4sun 2021.2.20
昼の散歩のたびに、電柱の影から太陽周辺を見るんですけどね。
スギ花粉が飛散しているというのですが、なんだか空が白っぽくてうまく花粉光環になりませんね。
上の写真、なんだか気のせいか、極々薄い色の輪があるような気もして、掲載します。
別にスギ花粉の花粉光環を期待しているわけではないのですが。季節のものだから。
私自身は幸いにしてスギ花粉には感受性がありません。これまでのところ。

クロヒラタアブ

0219_8kurohirataabu 2021.2.19
虫がいると嬉しくて仕方ない。
スイレンの鉢の縁のところでクロヒラタアブがホバリング。
影が写ればいいや、と思ってシャッターを切ったのですが、虫本体も写りまして、ラッキー。
ハエ目の連中はタフです。まもなく、ハエ目以外もワッと出てくると思いますが。

モクレン モクレン

0219_2mokuren 2021.2.19
田園調布高校のモクレン。つぼみがいっぱいですね。大柄ないい花ですよね。楽しみです。
ハクモクレンとかコブシとかタイサンボクとか。仲間ですね。
3月に入って、コブシがもう咲いているかもしれない。そんな季節です。

★とんでもなく古い思い出。
私の高校時代(50年以上昔)。生徒会をやってたんですが。ある私立の女子高の生徒会から私共の学校の生徒会に文化祭の招待状が来まして。通常は家族しか入れないんです。招待状があれば入れる。もう、大喜び、役得。勇んで文化祭へ行きました。なんせ私共は男子高校でしたんで。
その文化祭の名前はマグノリア祭。
マグノリアって、木蓮とか、泰山木のことだというのをその時に知ったのでした。
古過ぎるな。

magnolia
►n
1 a 〔植〕 モクレン属 (M-) の各種の花木《モクレン・コブシ・タイサンボク・ホオノキなど;花は Louisiana, Mississippi の州花》.
b ピンク[紫]がかった白,淡いクリーム色.
2 〔植〕 ユリノキ (tulip tree).
[Pierre Magnol (1638–1715)フランスの植物学者]
リーダーズ英和辞典第3版より引用

 

2021年3月 5日 (金)

ブロッコリー

0218_22yushoku 2021.2.18
これは市販品です。自宅でブロッコリーの花を咲かせましたので、なんだか気になったのですが。
黄色くなった部分がありますね。花の準備が進んでいたのでしょう。
でももちろん食べてしまいましたが。ブロッコリーについて、目が鋭くなったかな。
市販品ですが、かなり長けたのもあるのですね。

カルガモ

妻の撮影
0218_11karugamo1 2021.2.18
手入れの行き届いた水路でエサはあるのかな。定期的に掃除してますからね、ここは。
0218_11karugamo2
水と一緒に何かを吸い込んで、水を漉し分けて出しているのでしょうか。
0218_11karugamo3
コイにエサをやる人はいると思いますので、そういうのがあるのかな。
コイに足を突かれることはないのかな。ふとそんなことを思ってしまった。
0218_11karugamo4
羽毛の手入れ。水をちゃんとはじくためには手入れは欠かせません。
カルガモの子育てが見られることもあるんですけど、今年はどうなりますか。人間が近すぎる気もしますね。

ノゲシ

0218_10nogesi 2021.2.18
ノゲシ(ハルノノゲシ)かなぁ。
季節的にはちょっと早い気もしますが。
葉はノゲシ風でしょ。自信がないけど。

ヒヤシンス

0218_8hyacinth 2021.2.18
地植えのヒヤシンスです。
よく水耕栽培しますよね。私も子どものころ水栽培して、根が瓶一杯になっていくのが面白くてたまりませんでした。
ちゃんと花が咲いたのですが、花が重くて倒れてしまった、という記憶があります。
上の写真は遊歩道沿いの場所で、通行人の方に見てもらうことを意識しておられますから、すごく凝っていらっしゃいます。
いつも楽しませていただいております。

↓参考
https://www.hana300.com/hiyasi.html

ヒヤシンス ”風信子、飛信子” (Hyacinth)
・・・
Hyacinthus(ヒヤシンサス)の名は、ギリシャ神話の美少年「ヒュアキントス」から。
 太陽神アポロンに愛されたヒュアキントス少年が円盤が頭に当たって死んだとき、血に染まった草の中から1本の花が咲いたのがヒヤシンスだったとのこと。
・・・
・「風信子」「飛信子」という和名あり。香りが風によって運ばれるさまを表している。
 「飛信子」なんかは「ヒヤシンス」の音からの当て字かと思う。

 

サボテンの花

0218_3saboten1 2021.2.18
これも妻の撮影。サボテンの花らしい。茎がトゲトゲでしょ。
0218_3saboten2
なんというか、不思議な花ですね。
品種はまるっきりわかりませんが、美しいものを見ました。心がなごみます。

ツバキ・2

昨日の最後の記事でツバキの花を並べましたが、まだ続きがありまして。
0218_14tubaki1 2021.2.18
説明するだけヤボですよね。
0218_14tubaki2
何だかよくわからないけど、ツバキらしい。
0218_14tubaki3
乙女椿。
{「にほんごであそぼ」で「恋そめし」という歌があって、「今をとめ、元をとめ、元々をとめ」という歌詞があって、アレ好きです。女性だからいくつになってもかわいいのでして、男が「元々ガキ」といっても面白くもなんともないもんな。チッ。}
0218_14tubaki4
妻は健脚。いろいろ見てきてくれます。お陰様でブログ用の写真の少ない時に大助かりです。

2021年3月 4日 (木)

寒冷前線通過 気温激変

気象庁のHPがリニューアルされました。私はアメダスと天気図をよく見に行くのですが、まだ慣れなくて戸惑いがあります。
過去の記録は、これまでと同じにたどれるので楽なんですけどね。
↓さて、これを見てください。
Amedas2021_0302_
上のグラフは3月2日を挟んだ気温変化のグラフです。表データから自分でグラフ化しなくても見られるのは便利です。
3月2日の午後、とんでもなく急激な気温降下が起こっています。

16:00 18.4℃
17:00 10.3℃
18:00 9.0℃
19:00 8.1℃

こんな変化なんです。ちょっとひどすぎますね。一体何なんだ!?
グラフ下段は風の変化で、折れ線は風速、グラフ範囲の上に風向が書き込まれています。

01:00~16:00 南風
17:00 北西
以降  北北西か北西の風

風向変化はこうです。
気温変化と風向変化がリンクしてますね。

ここで何が起こったのかというと、寒冷前線の通過、なのです。
2021_0302zensen
左が12時、右が18時です。
12時の時点では関東は寒冷前線の南側。前線に沿うようにして温暖前線の方へ向かっていく温暖な南風だったわけです。
それが18時では関東を寒冷前線が通過しきるところですね。
寒冷前線の北側では前線にほぼ垂直な感じの北よりの寒冷な風が吹くわけです。
ということで、気温変化と風向の連動が典型的な形で示されたということなのです。

もう、中学校の理科かなんかで、教材にしていただきたいような出来事でしたね。
もし使えるようなら使っていいですよぉ。教材に著作権はないものですから。

↓参考までに
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%8D%E7%B7%9A_(%E6%B0%97%E8%B1%A1)
前線 (気象)

https://www.hello-school.net/harorika020.htm
■ Hello School 中学理科(ハロ理科) No.20 前線と天気 ■

http://blog.livedoor.jp/aritouch/archives/3123273.html
science 天気 寒冷前線・温暖前線の通過と風向

 

ツバキ

全部、妻の撮影。余計なこと言いません。写真をお楽しみください。
0218_2tubaki1 2021.2.18
ほぼ普通。色が鮮烈ですね。
0218_2tubaki2
ものすごい八重。
0218_2tubaki3
紅白、源平咲きというのか。
0218_2tubaki4
純白。
0218_2tubaki5
これも紅白ですが、色の配分が違いますね。

買い物帰りにこれだけ見てくるとは、妻の眼はすごい。
{チャドクガの季節には殺虫剤散布とか大変なんだろうなぁ。我が家ではもう、年齢のせいでチャドクガ対応ができなくなりましたので、ツバキはやめにしました。}

フキ

0217_4huki 2021.2.17
花が咲いてますね。

0225_6huki 2.25
ほぼ満開かな。開いていない粒々も少し見えますけど。
何でも食べる夫婦ですが、フキはほとんど食べませんね。

★全くの別件
私の高校時代の数学の先生に「蕗」という姓の先生がいらっしゃいました。
放課後、私共がバスケットボールのシュートで遊んでいたら、先生が通りかかって。
お前ら、下手くそだなぁ。放物線というものは初速と角度が決まれば軌道は確定するんだ。といって、股下から両手で放り上げたんですよ。そしたらストレートに入ったんだな、これが。お前ら、二次関数をちゃんと勉強せい、と立ち去られたのですが。
大笑いしてしまいましたっけね。偶然とはいえ、すごいことが起こったものだと。

ジャコウウシ

0217_1jakouusi 2021.2.17
PCのオープニングに出てきました。
哺乳類の子どもが出てくると、ついニコニコして頬が緩んでしまう。
あどけないなぁ。親は迫力あるんですけどねぇ。
寒冷地に適応しているとはいえ、子どもはやっぱりおっぱい飲んで、親に温めてもらうんだろうなぁ、と想像してしまいます。
丈夫に育って頂戴ね。

0216_17ran1 2021.2.16
この蘭、何という蘭なのでしょうか。
0216_17ran2
鉢植えでしてね。ご近所の家にあったと思うのですが、なぜか線路柵の下のところに今は置かれています。
世話ができなくなってしまったということなのかなぁ。
住人の出入りの少ない地域ですので、地域全体として高齢化しています。
そのせいなのかな、とも思っていますが。寂しい。

蘭は園芸品種が多すぎて私は一切関りがない。
シランくらいしか知らん。(ごめんなさい)
シンビジュームとかいうのはこれかな。まるっきりわからないのでした。

ベニバナトキワマンサク

0216_9benibanatokiwamansaku 2021.2.16
赤い小さなつぼみがいっぱい並んでいます。

0219_3benibanatokiwamansaku 2.19
開花が近いようですね。あのリボン状の花が大好き。
この分だと、たくさん咲きそうですよ、楽しみです。

2月の気温など(東京)

2月いっぱいまでのグラフができました。
2021_02kion 気温
1月は冬日が9回ありまして、前の12月の3回、2月の1回と合わせて、今シーズンの冬日は13回。
比較的寒さのある冬だったんですが。2月は異様に暖かかった。最高気温はジグザグしながら直線的に上昇してしまった。
2021_02heinensa 平年差
平年との差を見るとよくわかります。
東京に関しては例年にない暖冬だったと思います。
月末に少し下がりはしましたが、寒いというほどでもない。
2021_02situdo 湿度
乾燥注意報も出ましたが、どちらかというと湿っぽい2月と言えるのではないでしょうか。

この先、春分を含む3月が気になります。
地球温暖化、というのが、日常に迫っている気もするんですよね。

2021年3月 3日 (水)

うれしいひなまつり

朝から頭の中をよぎる話。老人のいちゃもんなんですが・・・。

★2012年3月2日付の朝日新聞から

うたの旅人 捨てたいのに広まった 「うれしいひなまつり」サトウハチロー作詞

 東京都台東区の浅草橋一帯には、ひな人形の店が並ぶ。その一つ「吉徳(よしとく)」は、江戸時代中期の1711(正徳元)年から300年以上も続く老舗です。
 同社の資料室長で日本人形玩具学会の代表委員である小林すみ江さん(81)を訪ねると開口一番、「この歌は困るんです。みなさん、歌の通りだと思い込まれていて」と苦笑されました。
 歌詞では「お内裏(だいり)さまとおひなさま」とあるが、正しくは男雛(おびな)と女雛(めびな)で、男女の人形一対を指して内裏雛(だいりびな)と言うのです。また、赤い顔は右大臣でなく左大臣の方なのでした。
 実は、こうした歌詞の間違いを最も気にしていたのが、作詞した当のサトウハチロー(1903~73)でした。
 岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さん(74)はハチローの次男です。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話してくれました。
 四郎さんが大学生のころ、テレビからこの歌が流れるたびにハチローが「おい、四郎、スイッチ切れよ」と言われました。「できることなら、この歌を捨ててしまいたい」とも。
 しかし、歌は残りました。しかも、ハチローの思惑とは裏腹に、皮肉にもハチローが作詞した中で最もよく歌われる歌の一つとして。 

歌詞を変えるわけにはいかないんでしょうね。困ったことです。

★「およめにいらしたねえさまに」というのは、てっきり「来た」だと思っておりました。
敬愛する兄夫婦なのだとしたら、官女じゃ不足じゃないの?女雛様にしたらよかったのに。小姑になっちゃうよ。
と。
なんだか「およめにいったねえさま」だという話もあるらしいですね。
よくわからん「歌詞」です。

★「すましがお」というのもなぁ。

https://www.weblio.jp/content/%E3%81%99%E3%81%BE%E3%81%97%E9%A1%94
すまし顔
読み方:すましがお
別表記:澄まし顔

なんでもないという表情。すました顔。よそ行きの、つんと取り澄ますような表情や態度。

とり‐すま・す【取(り)澄ます】
[動サ五(四)]すました顔つきをする。きどる。「つんと―・す」

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E6%BE%84%E3%81%BE%E3%81%97%E9%A1%94/
すまし‐がお〔‐がほ〕【澄まし顔】 の解説
[名・形動]いかにも気取っている顔。とりすましている顔。また、そのさま。「写真撮影で澄まし顔になる」

とり‐すま・す【取(り)澄ます】 の解説
[動サ五(四)]すました顔つきをする。きどる。「つんと―・す」

とり‐すま・す【取り澄ます】
(自五)わざとすましたふうをする。きどる。
広辞苑第六版より引用

あまり、いい言葉じゃないような気がするんですよ。
「にこやかに」とか「なごやかに」とかの方がよかったんじゃない?

いやもう。単なるいちゃもんです。無視してください。

 

ヒキガエル

0216_18hikigaeru1 2021.2.16
植木鉢にヒキガエルがいました。繁殖期になって、冬眠を中断して出てきたのかな。
0216_18hikigaeru2
これがアズマヒキガエルなのか、ニホンヒキガエルなのか、よくわからなくなってしまいました。
0216_18hikigaeru3
↓去年の記事ですが。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-f5123b.html
2020年11月17日 (火) アズマヒキガエル

B.j.japonicus ニホンヒキガエル
体長7 - 17.6センチメートル (cm) [3][4]。鼓膜は小型で、眼と鼓膜間の距離は鼓膜の直径とほぼ同じ[2][3][4]。
B.j.formosus アズマヒキガエル
体長6 - 18 cm[4]。鼓膜は大型で[4]、眼と鼓膜間の距離よりも鼓膜の直径の方が大きい[2]。

さて、この判定方法で、今回のヒキガエルがどっちなのか、なんだかなぁ。
どっちでしょう。

サザンカ

0216_10sazanka 2021.2.16
もう終わったと思っていたら、妻が撮ってきました。
庭の中ではあるのですが、いろいろまたいで接近していかないと発見できない場所だったようです。

0219_5sazanka 2.19
私もやっとこさで見ることができました。
これが今シーズン最後だと思います。
きれいだね。

チューリップ

0216_4tulip 2021.2.16
葉がたくさん立ち始めました。
このチューリップは4月ころに開花するはず。
私共としては、低い位置の花だし、保育園の園児がお散歩に来た時に、チューリップの花を見て歌を歌ってくれたらいいな、と思うのですが。
4月は新年度。まだあまりお散歩には出てきてくれないんですね。で、なかなか楽しんでもらえない。

★別件
朝日新聞デジタルでこんな本の紹介を見ました。

(子どもの本棚)「でんしゃ くるかな?」 「きたー!」めくるよろこび(朝日新聞デジタル 2021年2月27日 5時00分)

 ■「でんしゃ くるかな?」
 動物たちと男の子が横一列に並び、キョロキョロしながら待っています。「くるかな? くるかな?」めくると電車がやってきて「きたー!」とみんな大よろこび。まためくると「ばいばーい」と電車を見送ります。
 期待し、実現し、余韻に浸る、うれしさの三拍子。・・・

 ★きくちちき作、福音館書店、税抜き800円、0歳から

我が家の前は東急線が走ります。お散歩に来た園児たちは、電車が来ると大喜びなんです。
以前から、駅のホームで見る電車とは全然違うんだろうな、とニコニコと二人で楽しく見ていました。
なるほどねぇ。やっぱり電車は幼い人たちのあこがれの的なんだ。納得。
園児たちの元気な声を聞くと、老人は楽しくなります。電車見たり、草花を摘んだり、思いっきり遊んでください。
車の来ない行きどまりですから、ゆっくりどうぞ。

ホトケノザ

0216_2hotokenoza1 2021.2.16
いつも思うのですが、私が仏さまになったら、この円い葉の上で日向ぼっこをしたいものだ、と。ぬくくくしながらあくびして。気持ちいだろうなぁ。
濃い赤紫が素敵。
0216_2hotokenoza3
シソ科の「口」のような花って、楽しいですよね。
0216_2hotokenoza4
花の位置が低いので、私にはなかなか接写ができません。
上から目線の写真で我慢してください。

桜桃

0216_8outou
 2021.2.16
桜桃のつぼみがふくらんできています。

0221_3outou 2.21
もう咲くんじゃないか、という雰囲気ですよね。

0224_3outou 2.24
咲き始めた、といってもいいのかな。

0228_2outou1 2.28
寒さが戻って来て、なかなか進行できずにいましたが。この日、咲いている、と言えそうな状態になっていました。
0228_2outou2
庭の中からは後姿しか見えなくて。
0228_8outou
塀の外から一枚。
中の黄色い蕊がちらっと見えます。
これからぐんぐん咲き進むでしょう。
密にならない老夫婦二人の花見を楽しみます。

TBS・夕方の森田さんの気象情報で。
0215_3niji1 2021.2.15
栃木県足利市、午後4時半頃の画像。虹が出たんですね。
調べてみたら、東京では、午後2時頃までザアザア降りの雨で、5時頃までパラつきましたので、虹は出ていなかったかも。
足利での降水の記録はないので、近くの佐野市で調べたら午後4時頃まで降っていて5時以降は降水が記録されていませんでした。これなら虹が出たのも納得です。で、夕方ですから、虹は高くなります。
0215_3niji3
内側が主虹、外側が副虹です。
色の並び順が逆転します。
そして、主虹の内側が明るくて、主虹と副虹の間が暗い、という典型的な出来事がきれいに写っています。

その理由なんですけどね。
主虹では太陽光線が反射1回屈折2回で出てくるのですが、副虹では反射が2回になりまして、そのせいで、主虹を作る水滴よりも上にある水滴からの光が眼に入ってきます。ですから、副虹が外側。
太陽光線に対して、主虹は40度くらい開きますが、副虹は50℃ちょい開きます。

この主虹と副虹の間の暗い部分には「アレキサンダーの暗帯」という名前が付いています。
この部分にある水滴群から出てくる光は、角度的に観測者の眼に入ってこないんですよ、で、暗くなります。

主虹の下の水滴群からの光は分光されてはいるのですが、それが観測者の目に入る時には、混ざってしまうのですね。全部の色が混ざると「白色光」になってしまうのです。そのために、主虹の下は白く明るくなります。
副虹の外側についても、出来事が逆さまになるだけで、議論は全く同じになりまして、副虹の外側も、やや白っぽく明るくなります。

2枚目の写真ではそこまできれいにわかります。結構珍しいのです、これだけ典型的な虹の写真は。

★さて、こういう現象の説明なんですが、結構、厄介です。
で、以前「案山子庵雑記」というHPを書いていたことがあって、その時にはかなり詳しい話を書きました。
どこかに残骸はないかな、と調べたら、pdfファイルにして、「かかしさんの窓」から閲覧できるようにしてありました。
↓これです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/files/sci_98.pdf
左クリックで読めますし、右クリックでダウンロードできます。
かなり長い説明ですので、じっくりどうぞ。(虹以外にもいろんな話題が入っていますので飛ばし読みしてください。)
小学生のU君との理科遊びですから、難しいことは書いてないのですが、めんどくさいとはいえます。

2021年3月 2日 (火)

0214_6kumo1 2021.2.14
巻積雲というのかな、雲の名前にはとんと疎いものでわからない。
{私「上」を見ることが非常に少ないんですよね}
で、なんだか、「穴」が開いてませんか?
トリミングすると
0214_6kumo2
もっと高層の雲が見えているのではないだろうか。
よくわからないのでありました。

去年の12月に「穴あき雲」という記事を書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-39d4f8.html
2020年12月23日 (水) 穴あき雲

日テレの気象情報画面です。雲に穴が開いています。
穴あき雲というのだそうです。
穴の中から何かが流れ落ちているような感じもしますね。これ、後から出てくる「尾流雲」だろうと思います。

↓Wikiによる説明。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%B4%E3%81%82%E3%81%8D%E9%9B%B2

穴あき雲
・・・
層状の雲を構成する雲粒が、氷点下にありながら凍結していない過冷却の状態にあって、ある一点で凍結が始まると、飽和水蒸気圧の差によって周囲の水滴が蒸発して氷晶表面に昇華し、氷晶が急速に成長する現象(ライミング)が発生する。そして、成長した氷晶は落下を始める。これにより、雲に円形の穴が空き、その中心付近から筋状の尾流雲が降りる[2]。尾流雲は氷晶からなることが多いので、羽毛のような巻雲の形状をしていることが多い。凍結開始のきっかけとしては、層状の雲が2層以上に重なっていて、上層の雲から落下してきた氷晶が過冷却雲層に達すること、などが指摘されている。
・・・

ここで見たのは本当に「穴だ!」という穴でしたが、今回の私のはちょっとぼんやりしているなぁ。

↓これは自分で見た穴ですが
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-1b822d.html
2020年11月16日 (月) 雲

何だ?コレ、という感じでした。
「穴が開いてら」
周囲はべったりなのに、どうしてここだけ開いているんだろう?

上空の空気の流れの可視化現象でしょうけど、よくわからないのでした。

河津桜

0214_5kawadu 2021.2.14
この時は、葉はまだ非常に少なかった。

0218_21kawadu 2.18
葉がぐんぐん増えます。緑は薄くて少し褐色っぽい葉です。

0226_11kawadu 2.26
葉が緑になり、花を見るには葉の間から、となりました。
花のピークを過ぎようとしています。ま、この辺でブログ記事にするのは終わりかな。
散歩で見に出かけますけどね。

ハナニラ

0225_11hananira 2021.2.25
鉢でハナニラが咲き始めました。線路柵下にも白いハナニラがあったはずですがそちらは、まだまだのようです。

0227_8hananira1 2.27
これが上の花の2日後だと思います。少し色が褪せたような気がします。
0227_8hananira2
これが咲きたてだと思います。

前の記事でカランコエは淡い色で咲いて濃くなっていくと書きましたが、ハナニラでは濃く咲いて褪せていく、という経過をたどるタイプのようです。花弁の中の色素を作る酵素の活性とかの問題なのでしょうね。
いろんなタイプがあるものです。

カランコエ

0214_1kalanchoe 2021.2.14
3輪並んでいます。真ん中が最初に咲いた花。

0223_1kalanchoe 2.23
3輪の後ろに2輪加わりました。
新しい花は色が薄いようです。
前列3輪の変化も比較してみてください。

0227_2kalanchoe 2.27
2枚目の写真までの5輪に、更に2輪、前方に加わりました。
やはりそうだ、新しい花は薄い黄色で咲いて、だんだん色が濃くなり、更に時の経過で花弁の中央片に濃い色を残して両側が褪せていく。こんな感じの変化でしょうか。

こういう見方をしたのは初めてだな。

オランダミミナグサ

0213_7orandamiminagusa1 2021.2.13
実はよくわかっていません。茎が少し赤っぽいのでオランダミミナグサかな、と思うのですが。
ミミナグサとどう違うのか。比較したことないしな。
0213_7orandamiminagusa2
咲いてもよさそうな感じなのですが、今のところまだ花を見ていません。
0213_7orandamiminagusa3
同じ鉢に一緒に生えているホトケノザ。
鉢にこんな雑草が生えていたら普通は抜いちゃうんでしょうね。
我が家では雑草を鑑賞していますけど。

クロヒラタアブ

0213_6kurohirataabu1 2021.2.13
足元の低い位置でクロヒラタアブがホバリング。少しずつアブの姿も増えてきたようです。
空中のアブにピントが合うとは思えませんが、影になら合うかもしれないと、撮影。
本体も影もぼやけてますね。仕方ない。
0213_6kurohirataabu2
しばらくうろついていたら、別の場所でまたクロヒラタアブと出会いました。
上の写真のものと同じ個体かどうかは私には識別できません。
停止していればまぁ、なんとかこのくらいの鮮明さでは写せる。
ハエだって飛行上手ですが、ハエのホバリングというのは見たことがないですね。
どういう行動特性なのでしょうね。

あと、ホバリングというとトンボがやりますね。目の前でホバリングなんかされると馬鹿にされたみたいな気分になるんですよね。
5,6歳のころ、目の前でオニヤンマにホバリングをやられて、手に捕虫網はないし、「ガキ、俺を捕れるか」と馬鹿にされたようで悔しかったという記憶は生々しいなぁ。

2021年3月 1日 (月)

スノームーンで「パール富士」

2月の満月が富士山頂から昇る。なかなか素敵な現象です。
Pearlfuji
動画から切り出した画像です。著作権があるでしょうから、利用価値のないほどに小さくしてあります。
下のリンクから動画をご覧ください。

↓ウェザーニュース
https://weathernews.jp/s/topics/202102/280055/

2月の満月「スノームーン」 各地で観測

 アメリカでは2月の満月は「スノームーン」と呼ばれるそうです。27日(土)夜は晴れているエリアが多く、今朝にかけて各地で明るい満月が見られました。
 ・・・
 ウェザーニュースでは、満月ライブカメラで「パール富士」の瞬間を捉えることもできました。

https://youtu.be/G4OK_ENbYhk

 「パール富士」は満月が山頂に乗っているように見える現象のことを言います。昇ってきた満月がちょうど富士山の頂上にかかった瞬間、真珠のようにキラッと輝く姿は、なんとも神秘的です。

 2月の満月、アメリカでは”Snow Moon”
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前を、動物や植物、季節のイベントなど実に様々につけていました。
2月は”Snow Moon(雪月)”です。・・・

では、どうぞ。

遠い世界に

1月23日(土)の朝日新聞別刷り「be」の「(今こそ!聴きたい)1960年代、70年代の旅の歌」というランキングが載っていました。その10位に入ったのが
五つの赤い風船というグループが歌った「遠い世界に」でした。1969年だったようです。
この歌、私、大好きでしたね。「オートハープ」という楽器の音にも痺れました。初めは12弦ギターかと思ったのですが違いましたね。コードでメロディーを奏でる、斬新だったな。

歌詞の一部です。
「暗い霧を吹きとばしたい」
「力を合わせて生きることさえ 今ではみんな忘れてしまった」
「だけど僕たち若者がいる」

当時、私は「若者」でした。68・69と大学闘争。閉塞感に覆われていましたっけ。
1966年でしたか、政界で「黒い霧」事件があったしな。頭の上に黒い霧がかぶさっていた。
いえ、現在だってそうじゃないのかな。頭の上には黒く重たい雲がずっしりと乗っているようだ。
コロナ禍の中で不快な差別的な言動も多い。今、みんなで力を合わせなくて、どうするの。いまでしょ、ここからでしょ。
「世間」? そんなもんヤだよ。
From this place, from now on.

で、今、高齢者になって、思うこと。
「だけど僕たち若者がいる」を、ちょっと書き換えて
「だけど君たち若者がいる」と歌いたい。
卒業の季節ですね。この歌詞の内容では卒業式で歌うわけにはいかないでしょうけれど、もし、卒業生がこの歌を歌ってくれたら「だけど僕たち若者がいる」のフレーズを聴いてうるうるになってしまいますね。多分私だけではなく、親たちも。

↓式では聴けないでしょうからWebで聴いてください
https://www.youtube.com/watch?v=qpCrermGkAY

極端な話、この歌がもし「国歌」だったら、胸を張って歌えるのにな、とも公言した私ですし。
そして、今、「だけど君たち若者がいる」と歌いながらニコニコ笑顔で人生を卒業していくのもいいな、と思うのです。
そういう歳なんですよ、実際。

私の「lifetime」が「end」に近づいているこの年齢で強く思うのはやはり「だけど君たち若者がいる」ですよね。
教師ってそういう職業だったしな。

↓過去記事ですが私の思い・想いがこもっています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/in-my-lifetime.html
2016年6月14日 (火) in my lifetime.

この中で書いた一部↓

★熊本地震の時に、私の心にグサッときたくとばがありました。
朝日新聞デジタル(2016年4月20日11時57分)
 人気漫画「ワンピース」の原作者で、熊本市出身の尾田栄一郎さん(41)も19日、公認サイトにメッセージを掲載した・・・。
子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!
・・・
避難所で小学生が元気に活動すると、みんな元気になりましたね。
そうなんです、子どもたちは私たちの未来なんですから。
子どもたちが笑顔で暮らせる地球、へ向けて歩き始めましょう。

災害も多い。避難所で過ごす時間が生じてしまったら、小中高の人たちを使ってあげてください。
小学生が元気なら、みんな心が柔らかくなる。
中高生には、避難所生活の細かい要望や不足を探し出すこと、そしてサポートをすることをお願いしましょう。
給水所へ空のポリタンを持ってやって来たお年寄りには、満タンのポリタンを持って帰るのは辛かろう、男子高校生でも使ってサポートしてください。男子高校生の特徴は、筋力の絶対値よりも、回復力なんですよ。
大人になると、疲れが翌日じゃなくて2日後にくるんだよな、などとぼやきますが、高校生の体力は翌日には回復します。その回復力たるや、恐るべし、畏るべし、なのです。

女子高校生は、赤ちゃんのいるお母さんや女性たちに、プライバシーや、授乳関係のことや、衛生・生理などのサポートもできるでしょう。
役所に災害担当の女性がたくさんいればいいけれど、おそらくそうはなっていないでしょうからね。

やれることをやってもらう。
そういう「君たちの一歩」が、生活空間を、ひいては社会を変えていくはずですよね。
Let us begin.

↓同じことを去年も書きましたね。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/04/post-0d3139.html
2020年4月13日 (月) つなぐ

今、COVID-19の流行の中、家にこもりながら、思うんです。
But let us begin.
そう、今始めなければいつ始めるんだい。始めなければ何も始まらない。

↓とりとめもなく過去記事にリンクしますす。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/sing-along-with.html
2016年6月23日 (木) Sing Along With JFK「ケネディと歌おう」

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/in-my-lifetime.html
2016年6月14日 (火) in my lifetime.

↓これを是非聞いてください。素晴らしいですよ。
https://www.youtube.com/watch?v=4DMURserfvA
Let Us Begin Beguine/John Fitzgerald Kennedy

・・・
Together let us explore the stars, conquer the deserts, eradicate disease, tap the ocean depths, and encourage the arts and commerce.
・・・
All this will not be finished in the first 100 days.Nor will it be finished in the first 1,000 days, nor in the life of this Administration, nor even perhaps in our lifetime on this planet.
But let us begin.
このすべてを、最初の100日間で達成することはできないでしょう。1000日でも難しいでしょうし、この在任期間中、あるいはこの地上に我々が生きている間には達成できないかもしれません。
それでも、始めようではありませんか。

最後の「But let us begin.」、これにしびれたのです。
「But let us begin.」そこには強い意志力が提示されていると思います。
 私は今回のオバマ大統領の演説に、この「But let us begin.」の響きを感じ取ったのです。ケネディ大統領のお嬢さんキャロラインさんが大使として日本に駐在している現在、この「今」であるからこそのフレーズという気もしました。

核廃絶へ向けて、まず一歩を踏み出そう。世代を超えてトーチを繋ぎ続けていこう。
Let us begin.

「1」がなければ、2も3・・・も続き得ないのです。Successorによる継承というものがありえないのです。
まず、1歩。
願ったり、祈ったりするのではなく、今、ここから、始めましょう。自分の足元から。
平和とは行動なのです。

高齢男性(ジジイ)の話というのは、おおよそダラダラと長いんだよな。偉そうな顔して演説ぶって、大したこたぁナイのによ。
案山子の自戒です。けど、また繰り返すだろうなぁ。

 

タネツケバナ

0213_5tanetukebana 2021.2.13
小さな白い花が咲いていました。
ん?なんだろう。アブラナ科です。小さなロゼットの中心から立ち上がっている。
葉は丸っこい。
棒状の実があれば確実にタネツケバナなんですが、この時点では実がないし、多分タネツケバナだろうと思いました。

0221_2tanetukebana 2.21
私はタネツケバナです、と自己主張しています。
影の方に先に目が行きましたね。棒状の実です。実物の方は立っているので注意して見ないと棒状かどうか見づらい。
ま、いいんです。確定しましたから。君はタネツケバナだね、と。

新芽

0213_3hototogisu 2021.2.13
これはホトトギスです。
0213_4siran
こちらはシランです。
どちらも素敵な花を見せてくれます。
春の愉しみは、花そのものもいいですが、花への予感にこそある、というべきかな。

アスパラガス・ブロッコリー

0213_1asparagus 2021.2.13
アスパラガスが立っていました。

0217_9broccoli 2.17
そのアスパラガスを収穫しました。
そして、花を咲かせてしまったブロッコリーですが、まだつぼみの小さいのがありまして、それも妻が収穫しました。
食べるために植えたのよね、と。
0217_10broccoli
で、夕食のサラダ。元気なサラダです。顎に応えます。でもバリバリ食べる。
市販品より硬いのはしょうがないですが、おいしいのです。
歯応えと新鮮な味を楽しむ。これを贅沢と言わずして何といいましょうか。

0218_17asparagus 2.18
収穫したアスパラガスのすぐ脇に、また次のアスパラガスが出てきました。
可愛い姿にほっこりしています。

ジンチョウゲ

0212_4jintyouge 2021.2.12
つぼみが大きくなってはきたのですが、まだ開きません。
雪の中で咲いていた記憶があるので、2月中に咲くかな、とも思いましたが、なかなか。
あの香りを楽しみにしています。

八重桜・南殿

0212_3naden 2021.2.12
ふくらみが増したような感じがします。
ご近所に河津桜があり、我が家に八重桜・南殿があり、桜桃があります。
いろんな品種の桜たちが、季節の進行を告げてくれます。
ゆっくり一緒に進みましょう。

夕方の空

0210_10yuuzora1628 2021.2.10
夕方4時半頃、部屋の雨戸を閉めようとした時の西の空。私の撮影。
高層の雲が明るくて、低い雲が黒いのかな。その低い雲の影が高層の雲に映っているのかな、とも思います。
0210_11yuuzora1725_1
妻の撮影。5時半ちょっと前。冒頭の写真から約1時間後。
日が低くなり、通過する空気層が長くなって赤い光が増し、その光と影が写っています。
きれいですね。
0210_11yuuzora1725_3
そこへ、西の方へ飛んで行く飛行機の飛行機雲。輝いています。
羽田が近いと言えば近いので、飛行機雲を見るチャンスは結構あります。

私は日中にはあまり上を見ません。右脚一本で重心をコントロールする身としては、上を見上げるとバランスを崩しやすい。必ず「支え」がないと危ない。雨戸を閉めるときは座り込んでいますから、じっくり空を見ていられるのですね。
下を向いて歩くのも悪くはないですよ。

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