氷
2021.1.9
ベランダのバケツに張った氷です。
厚みが増して、割って持つことができるくらいになりました。
3mm近くありますかね。
水分子の H-O-H の角度は104.5度でそのままでは120度にならないのですが、凝結するときは周囲の分子との関係で120度になるようですね。
で、氷も六角形が基本になる。
↓参考
https://www.an.shimadzu.co.jp/support/science/020112/020112a.htm
雪の結晶(2)
水分子が凝集していくときには,水素結合という引き合う力が働くのですが,縦方向にも平面方向にも成長していく可能性があります。 平面方向へ成長していくときには,酸素の周りの3つの水素が等価になって結合の角度が120度になり六角形の基本構造を作るようです。
食塩の場合はイオン結合による結晶化ですが、最初から四角だったそうです。
先日のNHKの報道です↓
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210201/k10012841651000.html
「食塩の結晶できる瞬間」最新の顕微鏡で撮影に成功(2021年2月1日 6時03分)
最新の電子顕微鏡を使って、原子レベルで食塩の結晶ができる瞬間の珍しい映像を東京大学などの研究グループが撮影することに成功しました。
・・・
この結晶核は、およそ100個の原子が規則正しく並んでいるとみられ、何回、繰り返しても結晶核の形は四角形だったということです。
食塩の結晶は大きく成長しても四角形を基本とした直方体などの形をしていて、「食塩の結晶は、でき始めの瞬間から同じような形であることを確かめられおもしろかった。ほかの物質でも結晶ができる最初の様子をぜひ見てみたい」と話しています。
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