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2021年2月 2日 (火)

棒の如きもの

もう2月。そろそろ完全に正月気分も抜けたかな、というところで「尾籠」なお話をいたします。苦手な方は読まずに飛ばしてください。。
今年の元日の朝刊コラム「天声人語」(朝日新聞デジタル 2021年1月1日 5時00分)で

・・・
▼〈去年今年(こぞことし)貫く棒の如(ごと)きもの〉高浜虚子。様々な問題は年をまたいで引き継がれる。今年こそ、緊張感のある政治を。

という文章があったのですね。元日早々、尾籠な想念に浸るかかし爺さん。
虚子さんが、元旦に便所にしゃがんだ。気持ちの良い棒のようなウンチがスルスルっと抜け出していった。おぉ爽快である、去年食ったものが、今年、元気に棒のように健やかに去っていった。今年は良い年となるだろう。
というような、解釈です。
(言っときますが、決してトイレではありません。便所です。念の為。時代柄)

↓ごめんなさい。実は以前にもほぼ同じことを書いたことがあります。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/12/index.html

2010年12月30日 (木) 皆様よいお年をお迎え下さい
  去年今年貫く棒の如きもの:虚子
なんて句に昔はなんだか「すごい」と思ったものですが、今はもう、「そう気張りなさんなよ、ゆったりどうぞ」という気分ですね。
かっこよいけど、意味不明、というのが正直なところ。
{元日の朝、棒のようなウンチがでて感動したという句じゃないか、なんてバカいって。怒られるだろうなぁ。}

↓でまあ、今回、検索して調べたら、立派な話がいっぱいあるのですが、近いところでおもしろい文章に出会いました。
https://dot.asahi.com/wa/2018122800021.html?page=3

虚子の名句に新説? 嵐山光三郎のウンコにまつわるいろいろ
2019.1.4 11:30週刊朝日

 では「つらぬく棒」とはなにか。棒を禅的観念とすると理屈っぽくなって俳味が欠ける。棒とはなにか別のモノである。虚子は便秘だったと察する。糞づまりでなかなか出なかったウンコが、ゴーンと鳴る除夜の鐘にあわせて、するするっと棒のように出たのだ。お出になりましておめでとうございます。

※週刊朝日  2019年1月4日号‐11日合併号

{3ページあるうちの最後のページへのリンクです。前へ戻ることもできます。}
私と同じようなことを考えた方がいらっしゃった。しかもそれが嵐山光三郎さんですよ。強い味方ができました。
私より6歳ほど年上でいらっしゃいます。私一人がとんでもないバカをやっているわけでもないか、とちょっと安堵。
まあ笑える話です。
{一部では有名なのかもしれませんが、高浜虚子という方も、時代もあるでしょうけどいろいろ差別的な問題も抱えていたかたのようです。子規、虚子とあがめずに、句を鑑賞してください。}

★ところで、尾籠な話はまだ続く。
ウンチというものはとても大事なものなんです。
去年の12月25日の朝日新聞朝刊の読者投稿欄「声」に7歳の小学生の投稿が載りました。10月に弟が生まれたのだそうです。
部分引用します。


・・・
 一番すきなところは、ほっぺたです。プニプニしていてハムスターみたいにやわらかくて、あったかくてきもちいいです。頭はミルクのにおいです。
 
 にが手なことが一つだけあります。おむつをかえることです。うんちのにおいがプーンとするのでがまんできません。でもお母さんはすいすいかえているので、わたしもいつかできるようになりたいです。

そうだね、ウンチはくさいね。でも、ひょっとするとお母さんは「まあ、いいウンチが出たわねぇ、元気 元気」って喜んでいたりしませんか。軟らかな棒状の茶色の臭いウンチは、赤ちゃんが元気な証拠。もし赤ちゃんが元気がなくって、下痢しちゃったり、匂いが生臭いような変な匂いだったりしたら、お母さんは心配しますよ。病気なんじゃないか、急変しやしないか、と。
プーンと臭くて元気なウンチは健康の証。嬉しくなる匂いなんですね。

★最近読んだ記事から↓
(それぞれの最終楽章)足し算命:2 悪性度の高さに耳を疑った(朝日新聞デジタル 2021年1月23日 3時30分)

 不意に猛烈な便意に襲われて目覚め、トイレに駆け込みました。2018年6月4日午前3時のことでした。大量の下痢で、異様な臭いが鼻をつき、便は真っ黒。胃からの大量出血だと悟りました。1時間後、再びトイレに。1度目より多い黒色便です。最近、腹痛はないので胃潰瘍(かいよう)ではない。胃がんだと腹をくくりました。
・・・

がん患者になったお医者さんの話なのですが、便から自分の状況に気づいたのです。

ウンチは大事。このごろは自分のウンチを見るチャンスが減りました。でもね、できれば自分のウンチの色を見て、匂いを感じてから流すのがいいのですよ。自分の健康状態がわかります。
尾籠な話ですみませんでした。

★参考に。
「うんちはすごい」加藤 篤 著、イースト新書Q、2018年11月20日

これは良書です。チャンスがあったらお読みください。災害時のトイレ問題なども扱っています。
加藤さんという方は「NPO法人日本トイレ研究所 代表理事」の方です。

★大づかみな言い方を一つ。
すべての生き物は、何かを取り入れて利用し、そして外へ捨てるという、物質の流れからエネルギーを汲み取って利用し生きるのです。エネルギーの流れの中に生じた「渦」のようなもの、それが生物なのです。
食べるも大事、排泄も大事。

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