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2021年1月 8日 (金)

イチョウ落ち葉

1130_14ityou1 2020.11.30
落ち葉です。おや、内から外向きに黄葉が進んで縁に緑がうっすらと残っています。途中で落ちたのかな。
1130_14ityou2
あれ、こちらは緑の帯を残して落ちたらしい。
黄葉が進むにもいろんなものがあるらしいですね。
今シーズンのイチョウは黄葉が進むのが遅かったと感じます。年を越してまだ落ち葉掃除をしています。
去年の秋が順調じゃなかったんでしょうね。

★ところで。
イチョウって漢字で書くと
鴨脚樹・銀杏・公孫樹
など、いろんな表記がありますよね。
銀杏はイチョウでもあるしギンナンでもあるし。
↓おもしろいものだと、広辞苑を引いてみました。

いちょう【鴨脚樹・銀杏・公孫樹】イチヤウ
(イテフの仮名を慣用するのは「一葉」にあてたからで、語源的には「鴨脚」の近世中国音ヤーチャオより転訛したもの。一説に、「銀杏」の唐音の転)
①イチョウ科の落葉高木。中国原産とされるが自生の有無は不明。高さ約30メートルに達し、葉は扇形で葉柄があり、秋、黄葉する。雌雄異株。春、新葉と共に黄緑色の花を生じ、雄花は穂状、雌花に2胚珠。受粉後、精子により受精。秋、黄色の種子を結び、内に白色硬質の核がある。これを「ぎんなん」といい、食用。材は緻密で美しく加工しやすい。〈元和本下学集〉 →公孫樹こうそんじゅ。
広辞苑第六版より引用

こうそん‐じゅ【公孫樹】
(老木でないと実らず、孫の代に実る樹の意)イチョウの漢名。
広辞苑第六版より引用

こう‐そん【公孫】
①王侯の孫。
②貴族の血統。
広辞苑第六版より引用

ぎん‐なん【銀杏】
(ギンアンの転。アンは唐音)イチョウの種子。外種皮は黄色、多肉で悪臭があり、内種皮は硬く、白色、稜線をもつ。食用。秋
広辞苑第六版より引用

ということでした。

★私の大学教養学部時代に
「鴨脚」君という友人がいました。
何と読むと思いますか?
ナント「イチョウ」君なのです。(イのところにアクセントを置いてください。植物だとチョウの方にアクセントがあると思いますが)
確かにね、イチョウの葉と鴨の脚、そうなんだぁ、と感心したものです。
イチョウは「語源的には「鴨脚」の近世中国音ヤーチャオより転訛」だそうで。この年になって知りました。
珍しいお名前の友人でした。

★生物教師としては有名な話
↓日本植物学会
https://bsj.or.jp/jpn/JPR/digital/icho1.php

イチョウの精子の発見
 平瀬作五郎のイチョウ精子発見の記事は、明治29年(1896年)10月20日に発行された植物学雑誌第116号に載っている。記事の内容は、学会例会での報告の要旨という形である。すなわち、「この四月の例会で報告したが、イチョウの花粉は、雌の木で成長し、運動する精子(精虫)を形成するというものであるが、前回は花粉管の中でしか見ることができなかったが、本年9月9日には精子が泳ぎだすことを見ることができ、精子であることを確証できた」というものである。
 ・・・

↓平瀬作五郎について
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%B3%E7%80%AC%E4%BD%9C%E4%BA%94%E9%83%8E
平瀬作五郎

↓NHK。素晴らしい動画があります。教育関係の方はぜひ利用してほしいと思います。
https://www2.nhk.or.jp/school/movie/outline.cgi?das_id=D0005100132_00000
精子が泳ぐ イチョウの不思議

春、4月。青々と芽吹くこの時期に、イチョウは花を咲かせます。イチョウには、雄花(おばな)をつける雄(おす)の木と、雌花(めばな)をつける雌(めす)の木があります。雄の木の若葉の根元には、雄花が垂れ下がっています。雄花から花粉が出てきました。花粉は小さく、風に吹かれて飛んでいきます。この花粉が、精子のもとになります。

雌の木の若葉の根元からは、雌花が上に向かって伸びています。これが、秋に実るぎんなんになります。雌花の先に、ぷっくりと液が出ています。飛んできた花粉をこの液で捕らえるのです。捕らえられた花粉は、しばらくすると、液とともに雌花の先にある穴から吸い込まれます。吸い込まれた花粉は穴の奥にある小さな部屋に入り、ここで、精子を作る準備をします。一方、精子と受精する卵(らん)は、その小さな部屋の下にある丸い部分で作られます。受精の準備が整うのは、およそ5ヵ月後です。

http://www.yatsuhigata-volunteer.jp/ni/201410/ni.html
特別展示:「樹木のくらし・一年の変化」
[ 2014年10月1日~11月30日 ]
このページの中ほど近く、かなり下へたどってください。よい図があります。
↓その図のURLです
http://www.yatsuhigata-volunteer.jp/ni/201410/ni-image/ichou_5.jpg

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