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2020年12月15日 (火)

諏訪兼位先生

はやぶさ2のカプセルが無事に回収されました。
↓関連記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-ea85bb.html
2020年12月 5日 (土) はやぶさ2、間もなくカプセルの切り離しですね

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-bd5d61.html
2020年12月 5日 (土) はやぶさ2、カプセル分離成功

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/12/post-935bd5.html
2020年12月 7日 (月) はやぶさ2

★ふと私の脳裏に去来するのは諏訪兼位先生のこと。

諏訪兼位さん死去(朝日新聞デジタル 2020年3月18日 5時00分)
 諏訪兼位さん(すわ・かねのり=元名古屋大理学部長・地質学、元日本福祉大学長、歌人)15日、上腸間膜動脈塞栓(そくせん)症で死去、91歳。葬儀は近親者らで行った。喪主は妻佳子(よしこ)さん。
 岩石、鉱物学を研究した。戦争体験や時事、日常を詠み、92年と09年に朝日歌壇賞を受賞。

岩石・鉱物の学者であられると同時に、歌人でもありました。
初代の惑星探査機「はやぶさ」の帰還は2010年6月13日。そして11月16日に「カプセル内から回収された岩石質微粒子の大半がイトカワのものと判断した」という発表がありました。

そして12月12日の朝日歌壇には下のような歌が載ったのでした。

朝日歌壇(2010/12/12) 佐佐木幸綱選
イトカワの石採り帰りし「はやぶさ」よ決め手となりしか単硫化鉄:(名古屋市)諏訪兼位

今思うのは、諏訪先生がご存命だったらどんな歌をお詠みになっただろう、ということ。
宇宙の石に接する歓びを伺いたかったな、と。

私は歌とも地質学とも縁遠い身、せめて、はやぶさ2が持ち帰ったサンプルの分析結果を待ち、太陽系、地球が経てきた「とき」の長い長い流れを味わいたいと思います。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-649c74.html
2020年3月25日 (水) 諏訪兼位先生を悼む

★更に、思い出すのは、小惑星探査機「はやぶさ」が帰還した時に諏訪先生が朝日歌壇に投稿なさった歌。

朝日歌壇(2010/12/12)
佐佐木幸綱選
イトカワの石採り帰りし「はやぶさ」よ決め手となりしか単硫化鉄:(名古屋市)諏訪兼位

さすがですね。
地球の岩石を深く探求されて、ついに宇宙の石を見るに至った。おそらく大いに喜ばれたことだったでしょう。
深く感じ入りました。
諏訪先生は、地球に還られた。地球に遍在となられた。いえ、宇宙に遍在となられた、と感じます。
「君、石ころはかわいいよ」とか言われそうな気がします。

 

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