七手半
2020.10.29
妙なタイトルになりました。
右から2つ目の葉を見てください。変じゃありませんか?
何気なく視線を走らせていて、私のパターン認識に何かが引っかかったんですね。
ん?ナンダとよく見れば
ほらね。葉が7.5枚、というか8枚のヤツデ、というか。
最初の写真で、右の大きな葉のそばに白い字で「9」と書きこんであります。この葉は9枚。
左の方にかすれ気味ですが「7」と書きこんであって、その数字の上と下の葉は、7枚に分かれていますよね。
ヤツデの葉は、中央に1枚、その両側に3,4枚になるのが普通。
1+2×3=7
1+2×4=9
ということで、中央があって左右対称という構造は「奇数」になるんですね。
ですから、ヤツデの葉が8枚というのはあまりないはず。8は葉の数ではなく「多い」という意味でしょう。
で、2番目の写真で大きくした葉。
ちょっと葉の発生時にバランスを崩しましたかね。
1+3+4(になりかかった)=7 というか 8というか。
端っこの小さい葉も、主脈がありますから、ちゃんとした葉となるはずだったんですが、大きくなれない半端な状態で止まってしまったみたいです。
たまには、植物だって、手違いを起こします。
「四捨五入の八つ手」ということにしましょうか。
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