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2020年12月16日 (水)

風配図

11/16ごろだったと思います、NHKの気象情報で 気象予報士の舟木さんが「風配図」というものを使って解説をしました。
私、風配図というものを初めて知りました。あわててカメラを引き寄せたのですが間に合いませんでした。
Huuhaizu
こういうものです。東京管区気象台作製の、東京の12月の風配図です。

↓検索して調べました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E9%85%8D%E5%9B%B3
風配図

風配図(ふうはいず)またはウインドローズ(wind rose)とは、ある地点のある期間における、各方位の風向および風速の頻度を表した図。その場所の卓越風や、その他風の特徴を知ることを主な目的として作成される。

その土地の風の傾向を知りたい場合、単純に数時間ごとの風向・風速のデータを一目するだけでは分からない場合がある。期間が長い場合は特にそうで、このようなときに風配図を作ると一目で風の傾向が分かる。

建築物を立てる際や土地利用を考える際などに用いられることがある。例えば、臭気が漏れる可能性のある畜産場や工場などを新たに作る際に風配図を用いて、住宅街の風上にならない土地を選定するといった予防措置が取れる。また、風力発電用の風車を立てる際に、年間を通して同一風向・一定以上の風力という安定した風が得られるような場所を探すのにも便利である。航空機は離陸・着陸ともに風上に向けて進行するため、滑走路建設にあたり、季節によって風向が変わることを考慮し年間を通じた風配図が用いられる。

なるほどね、建築関係で利用価値が高いんですね。私の知識範囲外でした。いいものを知った。

↓これは東京管区気象台が作成した、東京の風配図です。冒頭の図はここから引用しました。是非ご覧ください、なるほどこういうものか、と納得行きます。
https://www.jma-net.go.jp/tokyo/sub_index/fuuhai/fu662.htm

風配図
観測地点: 東京    統計期間:2007年11月1日-2010年
北緯: 35 度 41.5 分  東経: 139 度 45.1 分  観測所の高さ: 20 m  風速計の高さ: 35.1 m

注意:北風とは北の方向から吹いて来る風をいいます。
   資料は、3時間ごとの風を風向別に集計し、全体からの割合で表しています。
   静穏は、風速が0.2m/s以下の場合です。

通年で見ると、北北西の風が多いようです。
1~4月あたりは北北西の風が優勢。
5~8月は南南東から南の風。
9~12月はまた北北西の風。
東京に住むものとして、季節感がよく表れています。

いいものを知った。
↓これは大阪の風配図。
https://www.jma-net.go.jp/osaka/kikou/wind/all.html

↓株式会社 不動産環境センターのHP
「下の図は全国主要都市の風配図」があります。
http://taisaku.birukaze.com/category/2099391.html

★ところで、この風配図、もし教師現役時代に知っていたら、多分教材として使っただろうなぁ、と今更ながら思います。

・陸地と海水の比熱の違いが、海風・陸風・朝夕の凪などをうむ。
・大陸のそばの列島として、夏の太平洋高気圧、冬のシベリア高気圧などが、比熱の違いから説明できる。

こんな授業をやってましたからね。風配図は利用できます。どんな授業を組み立てられたかな。ちょっと想像の中で授業をしたくなる私なのでした。
私は自分を教育者だったとは思ってないんです。授業者だったと思っているんです。教室という現場で、生徒と一緒に授業を創り出す。これほどの楽しみがありましょうか。現場を離れた者を教師とは言いません。恩師・清田先生の教えです。
毎年生徒は変わる。生徒と創る授業というものが、毎年同じだなんてことはあり得ない。同じ授業をしたことなんてありません。

↓関連過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-aa73.html
2012年7月27日 (金) 浜風

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-a24b.html
2017年2月27日 (月) 比熱

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-4605.html
2017年2月27日 (月) 世界の気圧分布
ここで、「原理を把握すること、科学の面白さはそこにあります。」と書いています。
少数の原理から多様な現象が一貫した姿で見えてくる、これは科学の楽しさですね。

ちょっと前に書いた「カルマン渦」。風琴、虎落笛、川の流れに揺れる草、気象衛星から見える島のうしろの雲の渦。
同じ原理から統一的に見えるなんて、楽しいでしょ。

↓カルマン渦関係です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/02/post-43a8.html
2019年2月12日 (火) カルマン渦

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-1e243c.html
2020年11月10日 (火) 気象衛星画像から カルマン渦など

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