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2020年11月17日 (火)

打ち上げは成功

朝日新聞デジタルからの引用です。

 野口聡一飛行士(55)ら4人を乗せた米国の民間宇宙船「クルードラゴン」が16日午前9時半ごろ(日本時間)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから飛び立ち、打ち上げは成功した。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士(55)ら4人を乗せた米国の新型民間宇宙船「クルードラゴン」が米東部時間15日(日本時間16日)、フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。宇宙船は約10分後、予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。国際宇宙ステーション(ISS)に向かう初の運用飛行で、4人は半年ほど滞在する。

「打ち上げは」とあって、「は」という限定の言葉が付いているのが気になりまして。
おそらく、この後、ISSにドッキングし、宇宙飛行士が乗り移る、ここまでいって限定詞なしの「成功」になるのかな?
あるいは現在ISSにいる人が、今回行った4人と交代して、無事帰還するまでが「成功」の範囲なのかな。
いろいろ考えますが、いろいろな報道では、あまりはっきりしません。

更にもう一つ。このスペースX社の宇宙船「クルードラゴン」の「売り」の一つに、コストを下げるため、打ち上げロケットの第1段を回収するんじゃなかったっけ。
それはどうなったのかな?第1段回収まで含めて「打上げ」なのではないか、とも思いました。

調べてみたら
YAHOO!ニュースで

また、クルードラゴン宇宙船を打ち上げたファルコン9ロケット一段目の回収に成功しました。

AstroArtsで

また、打ち上げに使用されたロケットの1段目は、打ち上げから約9分後に海上のドローン回収船に垂直着陸した。

こういう記述を見つけました。計画通り、宇宙船の軌道投入に成功し、第1段を回収し、「打ち上げは」成功したんですね。
これ、結構重要なことじゃないのかなぁ。と、不審に思った次第です。
後は今日これからのISSへのドッキングへと話が移っていくのでしょう。順調にいきますように。

★地上と宇宙では出来事が違うという話を一つ。
高速道路を走っているAという車がいるとします。その後ろを私がBという車を運転して追跡している。
Aを見つけたので、速度を上げて追いつき、Aと同じ速度で並んで走行すれば、相対的に停止状態になりますので、私はAの運転者と手を握ることができる。ハイ、ドッキング成功。

衛星軌道上をISSが飛んでいる。宇宙船がISSと同じ軌道でISSの真後ろについた。さてドッキングだ、と宇宙船が速度を少し上げてISSに追いつこうとする。
うまくいくかな?
衛星軌道上で速度を上げると、軌道の高度が上がっちゃうんですね。まずい。
速度変更が軌道の高さを変えることをきちんと計算に入れて接近してドッキングしなければならないのです。
あまり話題にはされないけれど、重要なことです。

↓わかりやすい解説です。部分引用します。
https://iss.jaxa.jp/iss_faq/inf/orb_docking.html

 両者が同一の軌道である場合には、両宇宙機は常に一定の距離を保ったまま、飛行します。このとき、ターゲットに追いつくために、チェイサが飛行速度を上げると、両者は一時的には近づきますが、飛行速度を増加したため、チェイサの軌道半径が大きくなり、意に反してターゲットから遠ざかってしまいます。

 

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