花のようなお爺さん(人虫無害)
2020.10.12
門を閉めようとしていて、左手を門扉の上に置き、右手で戸締りしていたら、その左手がくすぐったい。
ナンダ?とみればミツバチです。
左手の小指と薬指の間に頭を突っ込んで潜っていこうとします。くすぐったいよぉ。
潜ろうとして脚を動かすのでなんともはや、くすぐったい。
そうしたら、チクっという感覚。かじったら蜜が出るかな?と思ったのでしょうか。
痛いほどじゃないけど、チクチクします。ミツバチにかじられるなんて初めてのことでした。
しばらくして出てきましたが
今度は中指と人さし指の間に潜り込もうとする。
少し緩めてやったらこんな具合に潜りました。
なんだかなぁ、蜜は出ないんだけどなぁ。
「この爺さん、花みたい」かなぁ。
またかじられましたよ。おいおい。
笑いながらしばらく見ていましたが、やがてあきらめて飛び去りました。
72年生きてきて、初めての経験でした。後で妻に話したら大笑いしていました。
まいった。
小学生のころ、大きなアリをつかまえて、指先の皮膚の厚いところに噛みつかせて、何匹ぶら下げられるか、なんて競ったことはあるんです。皮膚の薄いところをかじられるとどの程度の痛みかなんてことは知っているんですけどね。
線路の柵にアカトンボ。写真を撮っていたら、ふわっと浮き上がって
私の手の甲に着地。
なんだかなぁ。
この爺さんは人虫無害と見切られたか。
トンボはね、この習性を利用して指先にとまらせ、親指と人さし指で足を挟む「トンボつまみの技」というのがあるんですが。歳をとって「殺気」を発しない爺さんになったんだなぁ、とまあ。
ミツバチやアカトンボに「好々爺」と思ってもらえて、嬉しい限りです。
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