ダンゴムシ
2020.9.23
雨、時々、曇りといった天気の日。
線路柵の柱にダンゴムシがいっぱい。ぷちぷちした感じのものがダンゴムシです。
別の柱で。いっぱい。大きいのもちっちゃいのもいます。
おそらく、濡れたコンクリートの表面を舐めるというかかじるというかして、カルシウム分を摂取しているのだと思います。
たまに、カタツムリもこういう状況で集まっていますね。やはりカルシウムを摂っている。
↓Wikiにもそういう記述がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%82%B7
オカダンゴムシ
「カルシウムなどを補うためにコンクリートの表面も摂取する。 」
↓小学校5年生の研究です。
https://www.city.chiba.jp/kyoiku/gakkokyoiku/kyoikushido/documents/12_19.pdf
千葉県科学作品展優良賞ダンゴムシ・ワラジムシ大・実・験!PART2~食べ物と色の関係,生ゴミ分解への挑戦
カルシウム分として「煮干し」を与えて比較しています。
★先月、9月26日の朝日新聞読者投稿欄「ひととき」で、幼稚園児の息子さんが園庭から持ち帰ったダンゴムシを飼育している、という話が掲載されました。「ダンゴムシはかわいい」「雌がおなかに幼虫をたくさん抱えて歩いている姿は本当にけなげで、つい感情移入をしてしまいます。」と書いておられました。
妻と二人、ちゃんとカルシウム分を入れてあげているかなぁ、と話しました。
カタツムリの飼育などでは、貝殻を入れてやるのもいい。アサリやシジミの貝殻でいいのです。
★カルシウム分というのは貴重な資源でして、ザリガニはリサイクルしながら使っています。
脱皮前に「胃石」という石状のものを胃の中に作るのです。「オクリカンクリ」ともいいます。
これは、脱皮前に、殻からカルシウム分を回収して一つにまとめたもの。大事なカルシウムを捨ててしまわないようにしています。また、カルシウムの抜けた殻は脱皮しやすいとも聞きます。で、脱皮後にこれを溶かして殻を固くするのです。
↓オクリカンクリの写真が見られます。
https://blog.goo.ne.jp/mori15donguri0402/e/eee5653322805758c9e536849d2e36b5
オクリカンクリ(ザリガニの胃石)
↓「オクリカンクリ」という名前自体は以前から知っていました。ザリガニに関する本を読んだ時に得た知識。でもどういう言葉なのかは知りませんでした。日本語のどこかの方言かなぁ、などとも思っていましたが・・・。
オクリ‐カンキリ【oculi cancri ラテン】
(「カニの眼」の意)ザリガニ類の胃石いせき。炭酸石灰・燐酸石灰より成り、蘭方で利尿剤とされた。ざりがに石。→胃石
広辞苑第六版より引用い‐せき【胃石】ヰ‥
①ザリガニ・カニ類の胃の中にある、円板形の結石。炭酸カルシウムから成り、2個ある。脱皮の際カルシウムが過剰に捨てられるのを防止する。ざりがにいし。
②経口摂取したものに胃液が作用し、胃内で固形物となったもの。毛髪石・柿胃石の類。
動物の胃中に見出される石。
広辞苑第六版より引用
ocul-
►comb form 「眼」
[L (OCULUS)]
リーダーズ英和辞典第3版より引用
「かに座」は「Cancri」ですね。
なるほど。
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