レジリエンス
なんだかなぁ。 2020.10.1
百万株単位のところへ「0.00」ですって。
いやぁ、平らかな一日でしたなぁ。社会的には大騒ぎでしたが。
たいら‐か【平らか】タヒラ‥
①高低のないさま。凹凸のないさま。平坦なさま。「波―でおだやかな海」
②安らかなさま。平和なさま。源氏物語[若菜上]「昔は人の心―にて」。「心中―でない」
③平穏無事なさま。源氏物語[葵]「―に事成りはてぬれば」。「―な日々を過ごす」
広辞苑第六版より引用
東証のシステムダウン。
↓ここで「レジリエント」の話を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-176e9f.html
2020年5月19日 (火) へこたれない レジリエント
頑丈で壊れにくいのではなく、弾力的で壊れにくいという意味。この記事での引用部分↓
レジリエンスとは、外乱やシステム内部の変動がシステムの機能に与える影響を吸収し、状態を平常に保つシステムの能力、あるいは、想定を超えるような外乱が加わった場合であっても機能を大きく損なわない、損なったとしても早期に回復できるシステムの能力を意味します。そのような能力を備えた技術社会システム実現のための学理と方法論に関する分野が、レジリエンス工学です。
「想定を超えるような外乱」が加わって、ダウンしちまった。レジリエンスの不十分なシステムだったんですね。
一応バックアップシステムなどあったようですが、再起動はできなかった。
動作するシステム部分と、データの保存領域とを分離しておく、とかもなかったようで。
ITもいいんですけど、一旦緩急ある時は、恐ろしいなぁ。
★自動車の自動運転中に、システムダウンしたらどうしましょ。
メカニカルに停止できるようにしておかないと大変なことになるんじゃない?
メカニカルなブレーキ。メカニカルなドア開閉。メカニカルな窓の開閉。
最低限そういうことは保証してほしいですよね。
自動車内部は60℃を超えるような温度にもなる。パソコンなんか60℃じゃ動作しないでしょう、多分。
半導体の熱に対する耐性は大丈夫ですか?
あまりにもエレクトロニクスに頼りすぎていますよね、現在でも。
古い、安定したメカニカルな技術を放棄しないでほしいな。
↓関連・参考
野口さん搭乗宇宙船 命名「レジリエンス」 困難に勝つ意味込め(NHK 2020年9月30日 12時09分)
10月末の打ち上げが決まった日本人宇宙飛行士の野口聡一さんが記者会見を開き、新型コロナウイルスなど困難な状況に打ち勝つという意味を込めて、搭乗する宇宙船を、「回復力」を意味する英語の「レジリエンス」と命名したことを明らかにしました。
・・・
野口さんはこの中で、新しい宇宙船を初めて運用する際には名前をつけることができることから、クルーで話し合って、新型コロナウイルスやミッションの中で起きる困難な状態に打ち勝つという意味を込めて、宇宙船を「回復力」を意味する英語の「レジリエンス」と命名したことを明らかにしました。
・・・
https://www.jstage.jst.go.jp/article/isciesci/60/1/60_3/_pdf/-char/ja
レジリエンス工学の誕生と展望
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/genshiryoku/genshiryoku_jishuteki/pdf/006_04_00.pdf
Resilience Engineering Research Center©K. Furuta レジリエンス概念の誕生•生態系のレジリエンス–システムの持続性の程度の指標であり、変化や擾乱を吸収し、状態変数間の関係を維持するシステムの能力を表す(Holling, 1973)•防災工学におけるレジリエンス–外乱に対して機能を維持しながら効率的に回復できるシステムの弾力的な性質(弾力性、回復力、しなやかさ)損害を避ける・損害を軽減する(robust)想定外の外乱に対応する(responsive)回復する(recovery)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%82%B8%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9_(%E6%9B%96%E6%98%A7%E3%81%95%E5%9B%9E%E9%81%BF)
「人事」カテゴリの記事
- 「父」からの脱出(2023.06.01)
- 子供達に、1番に笑ってほしい!そしたら大人は頑張れるんだ!!(2023.02.20)
- クリスマスの足袋(2022.12.25)
- 日食月食(2022.11.21)
- 朝日川柳欄から(2022.11.21)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント