さすがヒガンバナ
今年の彼岸は
9/19~9/22~9/25
でした。
で、ヒガンバナは?
例年より遅れているようでしたので、気になっていましたが。
2020.9.23
線路柵下の赤いヒガンバナが咲き始めていました。
今日は4輪でしたが、ジャスト・イン・タイム。
柵の横棒に左手で体重を預けて、腰を曲げて右手で横顔を撮影。
宗教的なことは抜きにして、絢爛たる姿ですよね。
ここのヒガンバナはずいぶん昔からありまして、何も手入れはしていませんが、自分で毎年秋の彼岸頃に咲く。そして自力でじわじわと生息範囲を広げてきました。大したものです。
さて、何年か前に黄色いヒガンバナを入手して鉢で育てているのですが。
これも去年よりだいぶ遅れていましたが
朝、見たら咲いていました。
白というか、黄色というか、ピンクっぽいというか。
雨に濡れて素敵な花です。
逆側からも
まだしばらく、楽しめそうです。
有難いことです。
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1082
彼岸花はどうやって季節を知るのですか?
上のページの回答をお読みください。
冬に低温に遭遇して、春化が始まるそうです。夏の高温期は開花には適さず、気温20℃くらいに下がってくると開花するようです。
今年は夏が高温で、長引きましたからね、遅れてしまったのかもしれません。
https://www.hana300.com/higanb.html
彼岸花
・学名
Lycoris radiata
Lycoris:ヒガンバナ属
radiata:放射状の舌状花をもつ・別名
「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ) ンスクリット語の「manjusaka」に由来。意味は「天上に咲く花」。
名古屋市立大学生物多様性気温研究センター↓
http://www.nsc.nagoya-cu.ac.jp/biodiv/pg97.html
ヒガンバナ(学名:Lycoris radiata)
1000個もの別名を持つとされるが、中でもマンジュシャゲ(曼珠沙華)は古い呼び名で、サンスクリット語のmanjusakaに由来する。個人的にはこの呼び名が好きであるが、こう呼ぶと年配の私としては山口百恵の歌を思い浮かべる。正岡子規の『曼珠沙華』という短編小説を思い浮かべる人は、かなりの文学通であろうか。木下利玄の「曼珠沙華一むら燃えて秋陽つよし そこ過ぎてゐるしづかなる径」という短歌は、子どもの頃に国語で習っただけなのに私の心に今も焼き付いている。あの強烈な花の赤さ故なのか。
・・・
(自然薯子)
上の山口百恵さんの歌の話で思い出しました。
コメントの中でこんなことを書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/post-1c9f.html
山口百恵さんの「曼珠沙華(まんじゅしゃか)」ですね。「恋する女はつみつくり」というフレーズが好きでした。「つみ」とは法律的な「罪」ではなく、この世の境を踏み越えた向こう側みたいな意味にとっています。一青窈さんにカバーしてもらえたら最高だなぁ、などと思っています。
曼殊沙華は1978年でしたかね。すごい歌でした。「魅入られる」という言葉がふさわしい。
この世ならざるところへ吸い出されるという感じのこの歌は、一青窈さんか、ちあきなおみさんでなければカバーできませんね。
youtube です。
https://www.youtube.com/watch?v=nr-yZN7u7Sw
https://www.youtube.com/watch?v=O3p96LPoI9g
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コメント
この記事へのコメントは終了しました。
今年はまだヒガンバナを見ていません。いつも通るお寺にそれはそれはたくさん咲くんですよ。鮮やかな赤とクリーム色のコントラストが綺麗ですね。
以前、元高校の現国の先生が主催する句会に参加していたのですが、その時作った句を直されたのを思い出します。私は彼岸花と書いたのですが、先生に曼珠沙華と直されました。その後先生はお亡くなりになってしまって、聞けずじまいでした。今でも花を見ると、何故、と思うんですよ。
百恵ちゃんの、曼珠沙華、は情念の歌ですよね。凄いです。私は、横須賀ストーリー、が好きです😌
投稿: 桔梗 | 2020年9月25日 (金) 19時57分
「情念」ということば、この頃は聞きませんね。「安珍・清姫伝説」を思い出します。黒い炎、とでもいうのか、破壊的な情熱。う~ん、最近の歌は心に刺さってこないですよね。
投稿: かかし | 2020年9月26日 (土) 14時57分