キハラゴマダラヒトリ
2020.8.18
きれいなガが死んでいたと妻が拾ってきました。
ヒトリガかな?
調べたらキハラゴマダラヒトリでした。
生きている時は、翅をきちんとたたんでいますので、腹部の黄色はほとんど見えない。
腹の赤い、アカハラゴマダラヒトリというのもいます。腹を見なけりゃわからない。
漢字で書くと「黄腹胡麻斑火盗」ですかね。
「ゴマダラ」は翅の黒い点々模様のことでしょう。
「ヒトリ」は「独り・一人」ではありません。
夏の夜に、灯火に集まるので「火を盗りにくる」というように命名したのでしょう。
↓ここに昆虫が夜、灯火に飛び込んできてしまう原因を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_9af9.html
2008年8月28日 (木) 等角ラセン
(対数ラセンは)等角ラセンともいいます。蛾は、灯火を見込む角度を一定に保ちながら飛行するのです。そうすると自然にこのラセンを描くことになります。
・・・
ラセンの中心から直線を引き、ラセンと交わった点で接線を引きます。すると、曲線上のどこであっても、中心からの線と、接線のなす角度が一定なのです。ですから「等角」ラセンなのですね。
・・・
おそらく、月夜に飛ぶ時に、月を見込む角度が一定であるように飛べば水平に飛べるのです。カブトムシなどもきっとそうでしょう。
地上でいくら飛んでも、月の角度が変わるわけじゃないですからね。
そういう性質があだとなって、人間が火を灯すと、そこへ飛び込んでしまわざるを得なかったのでしょう。かわいそうなことです。
「飛んで火に入る夏の虫」というのはみんな等角ラセンを描くのだと思います。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/08/post_b0d1.html
2008年8月28日 (木) 巻き貝シミュレーション
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