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2020年8月26日 (水)

伝統的七夕

★森田さんの気象情報の中で、「伝統的七夕」の話をしていました。
現在の太陽暦での7月7日は、梅雨に入っている地域が多くて、星を見るチャンスは少ないよな。とは思っていました。
で、まあ、月遅れで七夕の祭りを行う地域も多くありますね。

あまり有名ではないけど、能代の七夕もそうです。大きなな鯱(しゃち)飾りのお城型の灯籠を引いて市内を回ります。弘前のねぷたと似てます。今はどうなっているか知りませんが、しゃち鉾が大きくて、電線より高い。で、電線をくぐる時はしゃち鉾を倒してくぐる、というのが面白くってね、子どものころ。太鼓の響きが腹に響いて、迫力がありましたよ。

さて話を戻して。伝統的七夕。
国立天文台のサイトにリンクします↓
https://www.nao.ac.jp/faq/a0310.html

質問3-10)伝統的七夕について教えて

 太陰太陽暦にもとづく七夕を「伝統的七夕」と呼んでいます。
 もともと七夕の行事は、7月7日といっても現在使われている暦ではなく、旧暦など太陰太陽暦の7月7日に行われていました。これは、月齢およそ6の月が南西の空に輝く夏の夜になります。現在の暦での7月7日は、たいてい梅雨のさなかで、なかなか星も見られません。そこで国立天文台では2001年から「伝統的七夕」の日を広く報じていくことにしました。
 太陰太陽暦は、明治6年に現在の暦が採用されるよりも前の暦で、現在は公には使われていません。このため、伝統的七夕の日は、太陰太陽暦による7月7日に近い日として、以下のように定義します。

二十四節気の処暑(しょしょ=太陽黄経が150度になる瞬間)を含む日かそれよりも前で、処暑に最も近い朔(さく=新月)の瞬間を含む日から数えて7日目が「伝統的七夕」の日です。

(後略。2030年までの伝統的七夕の日のリストがあります。ご覧ください)

2020年の処暑は8月23日でした。
処暑に最も近い朔は8月19日でした。
そこから数えて7日目は8月25日だったのですね。

これで一応、伝統的七夕がどんなものかわかったわけですが。森田さんはもう一つ、面白い話をしていました。

↓その内容は下の引用と同じです。
https://news.yahoo.co.jp/byline/moritamasamitsu/20200824-00194823/
明日(25日)の夜は伝統的七夕、天気は晴れ! 森田正光  8/24(月) 16:48

・・・
 現在でも、月遅れの8月7日に七夕祭りを行う地方がありますが、これは天気の面から見れば一見合理的だと思います。ただ、この場合も月の形に問題があります。実は七夕は、ただ単に星の位置だけではなく、その当日に出る月の形が極めて重要で、七夕の月は「上弦の月」、つまり半月でないといけないのです。それをふまえて、国立天文台は2001年から伝統的七夕の日を決めることにしたのです。国の機関とはいえ、実に素晴らしいはからいだと、私は思います。
 
  七夕は必ず「上弦の月」
・・・
 伝統的七夕は毎年、日付が変わるのでややこしいのですが、月が「上弦の月」という点は揺るぎません。伝統的七夕を求める方法では、二十四節気の「処暑(8月23日頃)」以前で、最も近い「新月」の日が7月1日となります。新月から数えて7日目が伝統的七夕、7月7日に当たるので、月の形は必ず上弦近く、つまり半月になるのです。さらに言うと、この半月というのが最も重要です。
 なぜなら、織姫星(こと座のベガ)と彦星(わし座のアルタイル)は、天の川銀河によってへだてられていますが、一年に一度だけ、この半月(上弦の月)の舟に乗って天の川を越えることが出来るからです。太陽暦の7月7日は月の形に統一性がありませんから、年によっては満月だったり新月だったりします。
 そうすると、天の川を越えるための月の舟が無いわけで、伝説の由来が成立しません。
・・・(後略)

私は知りませんでしたが、検索してみたら、七夕伝説には「織姫が月の船に乗って天の川を渡る」というのがあるのだそうです。ははぁ。太陰暦なら7日の月はほぼ半月なんですよね。昔の人はそこまでちゃんと見ていたんだ。
いや、知りませんでした。

↓ここから図を引用します。
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/08-topics01.html
20200825_2000tokyosora
織姫星はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイル、そして月。
七夕伝説の気分を味わってください。

0825_tuki 2020.8.25
TBSのNスタ、森田さんの気象情報から。

年月日    時刻    高度[°] 方位[°] 視半径[″]  月齢
2020/08/25 18:47:00  31.4  207.4   972.6    6.3

この時刻の月齢6.3ですね。少しだけ「舟」っぽいと言えます。

 

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