オンブバッタ
2020.7.13
オンブバッタがいっぱいいます。これは幼虫。 8.5
ハスの葉にいまして。角度的に「顔」が撮れるんじゃないかと試みたのですが、ボケましたね。(爺さんギャグ:とボケたやつだ。) 8.9
朝、雨戸を開けたら、内側の下のところに、オンブバッタの脱け殻が落ちていました。
壊れないようにそっとよけておいて、食事など朝のいろいろが済んだ後で撮影。くっきりさせたいと黒のベルトポーチに乗せて撮影。
完全変態のチョウの蛹の場合、蛹の形はシンプルで滑らかな曲面で覆われています。
その蛹の中で、翅や脚、触覚など体の各部を作り、羽化時には蛹の殻だけが残ります。
ところがバッタやカマキリなど不完全変態の昆虫では、動き回って活動する終齢幼虫の最終脱皮で成虫になるわけです。
終齢幼虫にも脚があり、触角があり、翅の芽がある。そのすべてを「脱ぐ」わけです。
上の写真を見ていただくと、脚のトゲトゲや、触角などもきれいに脱いでありま。
翅の芽の中で、成虫の翅は折りたたまれた状態で形成され、脱皮後に体液を圧送することで展開しますが、ちゃんと成虫の翅になる。これが不思議でしょうがない。狭い空間の中で、折りたたまれて密着したまま、完成品を形成する。すごくないですか?(花のつぼみも、コンパクトなつぼみの中で折りたたまれたまま花弁などを形成し、開花後の成長で花を開く。これもすごくないですか)
カマキリの最終脱皮だと、あの細い触角も完全な形で脱ぐんですよ。美しいんだなぁ、あれが。
昼に外へ出たら、ヤノネボンテンカの花にオンブバッタがいました。脱け殻を見つけた場所から、そんなに遠くはない。
今朝のあの脱け殻の主かなぁ。まったくわかりませんが、なんとなく親しみを覚えて撮影。ま、花を食べてもいいよ。
8.13
妻が撮影してきました。オンブバッタの脱け殻に気づいて撮影。
その後、ちょっと広く見たら
上の方に成虫がいた。
写真では全体は写っていませんが、2本の触角が見えますでしょ。成虫がいます。
こういう状況なら、下の脱け殻は、上の成虫のものだ、とほぼ確実に言えますね。
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