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2020年7月

2020年7月31日 (金)

ベニバナトキワマンサク

0621_3benibanatokiwamansaku2 2020.6.21
ベニバナトキワマンサクがまた咲き始めました。

0702_4benibanatokiwamansaku 7.2
一度満開になって、終わった。で、鉢のサイズに対して繁りすぎたかな、と妻が剪定したんですね。
そうしたら、また咲き始めちゃった。

0704_3benibanatokiwamansaku 7.4
剪定という刺激が、開花の引きがねを引いてしまったらしい。
見る側としては、この素敵な花がまた見られるのですから嬉しいけど。
一旦、ほぼ緑になった葉が、一部赤っぽくなったりして。
負担が大きすぎませんように。また来年咲いてくれればいいよ。

ナガメ

0621_1nagame 2020.6.21
お、ナガメか、と撮影したのですが。
0621_1nagame2
上にカマキリの幼虫がいました。
双方、相手に気づいているかどうか。
普通の昆虫なら、カマキリにとって不足のない大きさですが。
ナガメ自体はそう匂いを出さないあるいは少ないカメムシですが、ナガメのこの配色は「警戒色」でしょ。
「襲うなよ」と主張しているわけですね。ま、どうなりましたか、わかりませんが。
0621_14nagame3
しばらくして戻ってきたら、距離が離れていました。何があったのかなかったのかはわかりません。

0623_28nagamekoubi1 6.23
ナガメが複数。上に2匹、下に2匹。です。
0623_28nagamekoubi2
両方とも交尾中のようでした。
0624_2nagame
ナガメの腹部下面を見たのは初めて。
なるほどね。こんな色でしたか。



グラジオラス

0620_11gladiolus1 2020.6.20
鮮やかな色が線路柵のところで展開しています。
去年は色が複数あったのですが、今年はちょっと少ない。
いいさ、すごい色の花を咲かせてくれたんだから。

ササグモ@ランタナ

0620_8sasagumo 2020.6.20
ランタナにササグモがいる、と、気軽に撮影したものです。花を訪れる昆虫を待ち伏せているんだな、と思っただけ。
PCで大きな画像を見て、ん?
  このクモ、腹部、あるんだよね。
触肢からして、オスであることは間違いないんですが。
そしてオスの腹は細いということもわかるんですが。
一瞬、このクモ、腹部を失ってるんじゃないか、と思ってしまった。
でも、よく見ると、ごく細い腹部があるようです。そりゃそうだよな、脚を失うくらいならまだしも、腹部を失ったら死にますね。
ちょっとどっきりしました。

0618_24ga1 2020.6.18
玄関ドアにとまっていたガ。
なんだろな。
ヒメハマキガとか、キバガとか、ガというのは種の数があまりに多くて、私には手に負えない。
どなたか、この写真で種が判定できる方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示くださいますよう。お願いします。

ツミ

0616_17tumi1 2020.6.16
日テレの夕方の番組です。
   休校中の小学校に”珍しい巣”
   「ツミ」どんな鳥?児童「びっくり」
とあります。「ツミ」とは日本で一番小さいとされる鷹の仲間。漢字で書くと「雀鷹」(小さい鷹という表現でしょうね)
で、その小学校というのが品川区立旗台小学校でして。
我が家から4kmくらいの距離かな。自動車ではすぐですし、かつての通勤路のそばなので、「近くの小学校」という感覚があります。
0616_17tumi2
「小さい」という字のそばに卵が見えますね。産卵が確認されたのが6月15日だったそうです。

このことを忘れていたら、再度、日テレのニュース↓
0727_12tumi1 7.27
ヒナが孵ったんですね、よかったよかった。3羽。7月15日だったそうで、ちょうど1カ月。
0727_12tumi2
いやもう、なんとも、かわいい。鋭い眼差し、尖った嘴。鷹ですねぇ。すごい。
校長先生へのインタビューも放送されましたが、ま、置いとくとして。
これはすごい教育になりました。子どもたちの心に確実に吸収されていくでしょう。
よかったね。
何よりも「本物」に接すること、これ以上のことはありません。

↓品川区教育委員会のサイトから
https://school.cts.ne.jp/hatano/
品川区立旗台小学校

本校に「ツミ」が明るい話題を運んでくれました。「ツミ」は日本最小の猛禽類の鷹です。丸太小池の真上の桜の樹上に巣を作りました。
 巣は、「ツミ」の鋭い嘴で折った桜の枯れ枝が主な材料です。正門にあるヒマラヤ杉の枝がゆりかごとなっています。6月15日、初めて巣の卵を2個確認しました。翌日、フジテレビ、日本テレビが撮影に来て、全国ネットで旗台小学校のニュースが放映されることになりました。その後、卵が4個確認されました。
 飼育委員会の6年生の児童が毎日観察を続けています。4個の卵をオス・メスが交互に温めています。オスが立ち上がって足で卵を回している姿も確認できました。このところ、雨が降り続き、また風も強い日が多かったため、巣が吹き飛ばされないかと心配していましたが、ついに、7月15日に雛が1羽かえりました。その後、次々に雛がかえり、現在3羽の雛がかえりました。かわいい雛の誕生に大喜びです。オスがえさを捕って巣に戻り、それをメスが3羽の雛にあげていました。無事巣立ってくれることを願っています。

2020年7月30日 (木)

コアシナガバチ

0620_7koasinagabati1 2020.6.20
悩んでいるのですが。フタモンアシナガバチの可能性もありかなぁ。と。
ただ、このハチ、身体が褐色っぽいですよね。フタモンアシナガバチはもっと黒い、と思うんですね。
で、まあ、確度は低いけど、コアシナガバチとします。
で、このハチ、今身づくろいしているところなんです。
別に歩くとかいうわけではないが動きが見える、とよく見たら左の翅をしごいてる。
0620_7koasinagabati2
翅もしごいていいるようだし、顔面もこすってないか?
体についたものをこすり落として、身軽に機敏に飛べるようにしているのかもしれません。

妻が撮影↓
0625_3koasinagabati1 6.25
何かの幼虫=イモムシを捕獲して、肉団子作りのようです。
0625_3koasinagabati2
こういうシーンが苦手な方も多いかと思います。ごめんなさい。
狩猟モードのアシナガバチは、チョウやガの幼虫を探して茂みの中や、葉の裏を丹念に探しながら飛び回ります。
そんな姿を、普通に見かける分には危険はないので、見ていても大丈夫ですよ。

ただ、巣に近づいてしまうとそれは巣や巣の中の幼虫を守ろうと警戒しますから、要注意。
姿が多いな、と思ったら、近くに巣がないか気をつけてみてください。
巣があったら、自治体に相談した方がいいかな。
私は先日、カエデの木の私の顔の高さ位に巣を発見して、さすがにこれはまずい、と自分で駆除しました。
まだ巣はそれほど大きくはなくて、巣に出入りするハチは5,6匹。
念の為、長袖を羽織って、殺虫剤のスプレーを利き手に持ち、内容量が十分あることを確認してから、巣の至近距離から吹き付けて全部落としました。女王蜂も落ちたようでしたので、今回はそこまで。

以前、何だったかな、鉢植えの木に巣を作った時は、大きなごみ袋を一気にかぶせて口を絞り、殺虫剤を袋の中に噴射して、口を縛ったまましばらく置いてから処分したこともあります。

相互に近づきすぎるのは具合が悪い。とはいえ、あまり気分の良いものではありませんでした。

タチアオイ

0618_18tatiaoi 2020.6.18
風車かな。そう見立てた場合、正面から風を受けた場合、反時計回りに回るようですね。
タチアオイの花の季節は終わりに近づいています。
今年の梅雨は長い。ため息が出ます。

ブッドレア

0618_16buddhleja2 2020.6.18
このブログではなじみのブッドレア。それを今回アップしたのは。
画面下の2つの花が「顔」に擬人化できることに気づいたためです。
口と2つの目があると、顔に見える、というパターン認識のせいです。
この後、再度撮影してみたのですが、なかなか顔パターンには見えなくて。
花の位置や角度の関係、光線の具合などのせいだったんでしょうね。おもしろかった。

サキグロムシヒキ

0618_11magarikemusihiki 2020.6.18
このアブ、記事を書き始めるまで、マガリケムシヒキだとばかり思いこんでいました。
「曲毛」の部分はこの距離では私のカメラで写るわけもなく、シオヤアブではないムシヒキアブと言えばマガリケムシヒキだろうと頭から思い込んでいたのです。
記事を書くにあたって、念のためと検索して、驚き、マイッタ。

https://www.g-hopper.ne.jp/free/fukuda/photo_zukan/hae/pz_magarikemushihiki-01.htm
マガリケムシヒキ
「♂は特に前脚の附節まで黄色い。小昆虫を捕らえて体液を吸う。」

http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/MushihikiAbu.html
「肢の脛節は黄褐色をしています」

冒頭のムシヒキアブの脚を見てください。黄色くない!
いやはや。
似た種としてはヒサマツムシヒキとかシロズヒメムシヒキとかあるようですが。
サキグロムシヒキだろうと、自信はないけど、暫定的にそうします。

上の写真は私が見た個体ですが、この日、妻も同じようなアブを見て撮影しました。
以下がそれです。
0618_27magarikemusihiki1 1
2匹が重なっている。普通、昆虫が二匹重なっていれば交尾だと思うわけですが。
どうも雰囲気が違いますね。
0618_27magarikemusihiki2 2
上の個体が下の個体を捕獲したんじゃないか?
0618_27magarikemusihiki3 3
まず間違いないと思います。交尾じゃない。捕食です。
2 の写真をもう一回見てください。
この2匹、同種かな?
同種だとしたら、上の個体がオスで下につかまったのがメスになりそうですが。
それはないんじゃない?メスがオスを捕獲することはあるでしょうけど。
下になっている個体の頭部の下のあたりに「白い毛」が見えますよね。で、この下の個体の腹端部は白くない。
となると上の個体はサキグロムシヒキのオスで。下の個体はシオヤアブのメスかもしれない。
う~む、ややこしいことになった。

ちょっと、確定できません。

↓過去記事を見てみました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/06/post-663057.html
2020年6月 9日 (火) マガリケムシヒキ
(脛節から先が黄色いから多分正しい。毛も曲がってるし)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-43d7.html
2018年5月18日 (金) マガリケムシヒキ
(多分正しい)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-43d7.html
2017年5月24日 (水) マガリケムシヒキ
(正しい)

ニジュウヤホシテントウ

0618_10nijuyahositentou 2020.6.18
ホオズキなどがあるもので、ニジュウヤホシテントウもよく見ます。
ベランダのナスやトマトではあまり見かけていない気がしますが、妻に訊かないとわからない。

0621_12nijuyahositentou 6.21
この星の数が本当に28あるのか、カウントしたことがあります。下に過去記事にリンクしますので、見てください。

0724_8nijuuyahositentou 7.24
みつかったか、と隠れようとしたところ。頭隠して尻隠さず。
さらにこの食痕のそばですからね、間違いないです。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-4a2b.html
2011年9月 7日 (水) ニジュウヤホシテントウ

フリーマーケット

朝日新聞の「しつもんドラえもん」という小さな連載で、フリーマーケットが取り上げられたんですね。
[しつもん!ドラえもん]3734 いちば編(7/21)
「いらなくなった古いものを持ち寄って売り買いする市場を何というかな。」

「こたえ」がフリーマーケット
「フランスの道路などで始まったとされ」とあるのですが「ノミ」には触れていない。

本来は「ノミの市=Flea Market」なんですよね。ガラクタ市ともいうかな。
日本人はLとRの発音の識別ができにくい。日本語のラ行は発音してみるとL音に近いと思うんですけどね。ローマ字を導入した時に、R音にしちゃったことも、ちょっとマズかったんじゃないか、と個人的には思いますが。今更変えられるわけでもなし。
日本フリーマーケット協会というところでは、敢えて「Free Market」にしているようです。(下でリンクします)。

↓Web上の辞書で解説をお読みください。
https://kotobank.jp/word/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88-621295
フリーマーケット

百科事典マイペディアの解説
 元来は蚤(のみ)の市 flea market。転じて,不用品を広場などに集めて交換・売買する青空市 free marketの意。〈物を大切に〉という考え方に基づいたシンプルなライフスタイルの発想が,省資源,環境問題,リサイクル運動などと結びついて,各地に広まっている。米国で始まり,1970年代に日本にもたらされた。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説
 ノミの市のこと。その起源は、パリ北郊の道路上で開かれる古物を売る臨時的特設市場(march aux puces)である。この名称はノミの俗意「くだらない」「おんぼろ」に由来すると思われる。アメリカでは1973年のオイルショックを機にガレージセールやスワップミートなどが見直され、自宅のガレージからしだいに規模を拡大し、公園などで開かれるフリーマーケット、あるいはオープンエアマーケットとよばれるものになった ・・・。
 日本でフリーマーケットということばが知られるようになったのは、1975年(昭和50)から76年にかけて新しい風俗として雑誌などで紹介されたのが始まりで、79年10月に大阪市内のフロンティアランドで日本初のフリーマーケットが開催された。その後日本フリーマーケット協会の設立とともに、各地へ広がった。・・・

http://freemarket-go.com/about.html
関西を中心にフリーマーケットを開催している日本フリーマーケット協会のホームページです。

フリーマーケットとは
 いわゆる「フリーマーケット」のルーツは、元来フランス各地で行われていた「蚤の市(Flea Market)」です。
・・・
 また、日本フリーマーケット協会では、本来「蚤の市」と訳される「Flea Market」を日本で開催するにあたり、誰もが気軽に参加出来るように親しみをこめて『Free Market』とし、独自性・エンターテイメント性を提案していくため、商標登録・サービスマーク等の登録を行っています。

★「えいごであそぼ」で昨年度までノミのチアガールがぴょんぴょん跳びながらアクセントの置き方などを示すコーナーがありましたが、あれも「ノミ」と認識されていたかなぁ。「フリー」という言葉は聞こえていましたが、それがノミに結びついたかどうか。最近はネコ蚤くらいしかノミは知られてないだろうし。私などは子どものころ、ノミに刺された経験が豊富なんですけどね。

2020年7月29日 (水)

カラーの実・種子

0626_5calla 2020.6.26
カラーの実がほぼ熟しましたね。

0703_11calla1 7.3
これ以上いくと、種子を見られなくなるかもしれない、と実を採取。
0703_11calla2
ほぐしてみたらこんな風。
0703_11calla3
種子です。
実生で育てることもできるそうですが、花が咲くまでに何年もかかる、とか。
じっくり成長を楽しもうという方にはいいでしょう。
早く花を楽しみたければ球根から、ですね。

カンナ

0618_7canna1 2020.6.18
わっといっぱい咲くわけではないのですが、じっくり咲き続けています。

0719_14canna1 7.19
実ができたのもあります。すべての花で結実するわけではない。
そういえば、このカンナも実生なんです。実を見つけて頂いてきて種子をまいたもの。

0720_7canna 7.20
まだ咲き続けていますよ。
鮮烈な色がこの一角を明るくしています。

アダンソンハエトリ

0618_5adansonhaetori1 2020.6.18
ボケててすみません。黒いクモで、白い模様がチカチカと動く、それはアダンソンハエトリです。
0618_5adansonhaetori2
玄関ドアの表面を走っていたので、どうにもピントが合わない。
この写真の個体はオスです。メスは茶色っぽい。
屋内性のハエトリグモなのですが、都会ではハエは少ない。特に屋内のハエは少ない。
ハエトリグモにとっては「冬の時代」ですね。ゴキブリの幼虫は狙い目でしょうが、このごろはゴキブリは薬剤で処分されてるでしょうし。屋外に出て小昆虫を探すしかないかな。蚊も少なくなったしなぁ。

オーシャンブルー

0618_3oceanblue 2020.6.18
今日の記事の流れでムベ、アガパンサスとくると、次はどうしてもオーシャンブルーが来るんです。
六郷用水沿いの遊歩道でならんでいるんですね。
小振りですが6月にもう花ですか。
オーシャンブルーは夏を越し、秋を越し、寒くなる頃まで咲くのです。
花期が長い。ランナーで増えるし、高く高く登っていくので、うっかり放置すると、電線などに絡んでしまうこともあり得ます。適宜、思い切って詰めてやった方がいいですね。そうすれば長く楽しめます。

アガパンサス

0618_2agapansus 2020.6.18
この花が好きで、我が家にも連れて来てあるのですが、まだ開花には至りません。
ムラサキクンシランという呼び名もあるようですね。端正でいい花ですよ。

https://www.hana300.com/agapan.html

・学名
 Agapanthus : アガパンサス属

 Agapanthus(アガパンサス)はギリシャ語の「agapa(愛らしい)+ anthos(花)」の組み合わせことば。
 花名も同様。

私的な話:たまにアガパンサスという名前を忘れることがあるんですよね。その時は「何だっけ、ホラ、絵本の犬、そうそうアンガスくん」と連想して思い出します。妙なものです。

ムベの実

0618_1mube 2020.6.18
毎年同じことを書くのですが。熟したムベの実を見たことがない。
区の管理下ですので、定期的に手入れされてしまうんですね。
藤棚みたいなところで稔ってくれればなぁ、などと思いますが、叶わない。
なんで「郁子」さんなのかもよくわからない。
謎を秘めた植物です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%99

10月に5〜7cmの果実が赤紫に熟す。この果実は同じ科のアケビに似ているが、果皮はアケビに比べると薄く柔らかく、心皮の縫合線に沿って裂けることはない。果皮の内側には、乳白色の非常に固い層がある。その内側に、胎座に由来する半透明の果肉をまとった小さな黒い種子が多数あり、その間には甘い果汁が満たされている。果肉も甘いが種にしっかり着いており、種子をより分けて食べるのは難しい。自然状態ではニホンザルが好んで食べ、種子散布に寄与しているようである。

https://www.hana300.com/mube00.html
郁子 (むべ)

2020年7月28日 (火)

今日は何の日

7月28日は「菜っ葉の日」

7月28日 菜っ葉の日
 7月28日は、「菜っ葉の日」です。「7」「2」「8」を「なっぱ」と読む語呂合せと、菜っ葉を食べて夏バテを防ごうというねらいから「菜っ葉の日」となりました。
 菜っ葉といわれて何が浮かびますか?「ほうれんそう」、「はくさい」、「キャベツ」「レタス」・・・。主に葉と茎を食用にする野菜のことを「葉茎菜(ようけいさい)」といいます。

★実は、今回の記事は昨日のスーパーのチラシから始まりました。

7/27はすいかの日
 すいかの縦しま模様を綱にたとえ、「なつのつな(夏の綱)」の語呂合わせで制定。

こういう記載があったのです。
「なつのつな」は回文ですね。すいかの縞を綱に例えるのもかなり苦しい気がしますが。
で、今日、調べていたら、総務省統計局のHPに「今日は何の日」があるのを見つけました。
↓これです
https://www.stat.go.jp/naruhodo/c3day.html

ここから、7/27日のところをクリックすると

7月27日 すいかの日
 7月27日は、「すいかの日」です。
 夏を代表する果物のすいかの縦縞模様を綱にたとえ、「7」「27」を「夏の綱」と読む語呂合わせから記念日に定められました。
 すいかと聞いて思い浮かぶのは、緑の地に黒い縞模様だと思いますが、このような品種が広まったのは昭和初期以降で、それまでは黒、無地皮だったようです。

という解説がありました。
ま、いいけどさ。やっぱ、苦しいなぁ。
で、ついでに今日 7/28のところをクリックしたら、「菜っ葉の日」がでてきました。
「7 菜」「2 two=つ」「8 葉」ねぇ。
これもかなり苦しいなぁ。
頑張ってください。

★私が子供のころ。まだ電気冷蔵庫もないころ。(おだいじんには「氷冷蔵庫」はあったな)
夏の暑い日の外出時に、バケツに水を張ってスイカを浮かべ、周囲にはトマトを浮かべ、大きめの布巾をかけて濡らしておく。そうすると、濡れ布巾からの水の蒸発でスイカやトマトが冷えるんですね。帰宅すると、さっそく、スイカにむしゃぶりついたものでした。古いでしょ。冷蔵庫のない生活なんて想像を絶するかな。

 

ビロードハマキ

0617_21birodohamaki1 2020.6.17
妻が撮影してきました。なんだか派手派手しい、見かけないガがいた、と。
0617_21birodohamaki2
これはビロードハマキだよ、と私。二人で見たことがあるのですが、ずいぶん前ですし、「調べる」という手間をかけたのは私。手間の分、私の方が記憶が濃い。

↓これ芋活という比較的新しいサイト。
https://www.imokatsu.com/imo-biroudohamaki.htm
幼虫・成虫の写真があります。

寄主植物 カエデ類(ムクロジ科)、クスノキ科、ツバキ科、バラ科、ブナ科、モクセイ科、ミカン科など

カエデ、クスノキ、ツバキ、ミカンなど、我が家近辺にはありますので、そういう意味ではもっと増えてもおかしくはないけど。あまり頻繁に見かけないですね。

↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/birodohamaki.html
ビロードハマキ(天鵝絨葉巻蛾)

↓よい写真あり
https://www.insects.jp/kon-gabiroudohamaki.htm

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/06/post-72c546.html
2019年6月27日 (木) ビロードハマキ(蛾)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-3542.html
2009年6月23日 (火) ビロウドハマキ(1)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-1f40.html
2009年6月23日 (火) ビロウドハマキ(2)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-8066.html
2009年6月23日 (火) ビロウドハマキ(3)

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-d88c.html
2009年6月23日 (火) ビロウドハマキ(4)

コモチラン

0617_5komotiran1 2020.6.17
コモチランが咲き始めました。
0617_5komotiran2
オシベの下部が板状になっているのが面白い。

毎年咲くのですが、花の茎がすごく長くて、花の重さで倒れてしまうのです。
今年も、でした。
結実に至ったことはありません。
球根がしっかりしているので毎年花は見られるんですけどね。

イエユウレイグモ

0617_1ieyuureigumo 2020.6.17
時々、ふわ~っと出現します。いくら我が家では殺虫剤をほとんど使用しないからと言って、室内でそう豊富に小昆虫がいるとも思えないんだけどな。ゴキブリの幼虫か?コバエはたまにいるけどそうそう見かけるものでもない。
昔のようにハエが飛び回るわけじゃないしなぁ。
何を食べてるんでしょう?でも毎年のように見かけますから、成長し生殖してるんでしょうね。不思議だ。

先日は浴室に現れまして、このままでは絶対シャワーをかけてしまう、と、妻を呼んで小さなケースに捕獲して、玄関の隅へ放してもらいましたが。その後どうなったのか、よくわかりません。

★全く別の話
「蝿帳」って知ってます?「はえちょう」あるいは少しなまって「はいちょう」です。
「蚊帳」=かや、はご存じでしょ。使うことはほとんどなくなったかと思いますが。

昔ね、秋田の、母の実家で使っていました。いや、東京の我が家でも金網で中が見える棚のようなのがあったな、そういえば。
調理した食品を食卓に配膳するまでの間、ハエがたからないように入れておくもの。
金属枠で高さ50cmくらいかな、金網を張った箱のようなものです。
で、食卓に配膳すると、今度は私やいとこたちなど、子どもたちがハエを見張る。そういう時代でした。
蝿を遮る帳(とばり)だから、はいちょう。
蚊を遮る帳(とばり)は、かや、なんですね。

はい‐ちょう【蠅帳】ハヒチヤウ
(ハイはハエの転)蠅などが入るのをふせぎ、また通風をよくするために紗や金網を張った、食物を入れる戸棚。また、食卓の上を覆う母衣蚊屋(ほろがや)状のもの。はえちょう。季語:夏
広辞苑第六版より引用

ほろ‐がや【母衣蚊屋】
竹または針金を骨とし、母衣の形に作った小さい蚊屋。幼児用。夏
広辞苑第六版より引用

と‐ばり【帳・帷】
室内に垂れさげて、室内を隔てるのに用いる布帛。たれぎぬ。たれぬの。履中紀「室よどのに入り―を開けて」。「夜の―につつまれる」
広辞苑第六版より引用

 

トウキョウヒメハンミョウ

0616w_6tokyohimehanmyou 2020.6.16
これが庭でやたらと増えました。歩くと足元からぷんぷんと飛び立ちます。
踏んづけることはないけれど、足元が気にかかる。

0618_12tokyohimehanmyou 6.18
トウキョウヒメハンミョウの特徴がきれいに撮れました。
すごい顎とかが撮れると更にいいのですが、位置が低くて、ちょと無理ですね。

0703_10tokyohimehanmyou 7.7
パッと見て4匹見えます。他に、葉の下などに逃げ込んだのもいました。
すごく多い、というだけのことです。

↓ここで庭の地面に開いた穴の写真を載せました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/05/post-2a466b.html
2020年5月18日 (月) トウキョウヒメハンミョウ

たくさん穴が開いていました。あそこから、成虫が出てきたのでしょう。
幼虫も成虫も小昆虫などを食べる肉食性。それだけの食料が供給されたんでしょうね、我が家の庭では。
いっぱいいるんだなぁ。

http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_e03b.html
トウキョウヒメハンミョウ

この空き地や庭にいるハンミョウはハンミョウ科に属し、漢方で使用するハンミョウは正しくはツチハンミョウで、全く別のツチハンミョウ科に属します。ツチハンミョウは有毒ですが、このハンミョウには毒はありません。

 

ハラナガツチバチ

0616w_2kinkeharanagatutibati0 2020.6.16
妻が撮ってきてくれました。
季節的な感覚にちょっとずれを感じるのですが、毛の感じからするとキンケハラナガツチバチかな。
0616w_2kinkeharanagatutibati1
タチアオイの花から出てきて花粉まみれ。
0616w_2kinkeharanagatutibati2
複数いたそうで、右の個体は花の付け根のところに関心を示している。そこが甘いのか、そこを食い破って盗蜜しようとしているのかはわかりません。
0616w_2kinkeharanagatutibati3
見てください、この姿。思わず笑ってしまいますね。ミツバチだったら脚で花粉をかき集めて花粉団子にするのですが、ハラナガツチバチはどうするのかな。
0616w_2kinkeharanagatutibati4
まぁ、頑張ってください。

で、季節的なずれ、と先に書いた話なのですが。
感覚的に、秋のキバナコスモスの花に来て、身体を曲げて花を抱くようにして蜜を吸う、という姿が強く頭の中にあるのです。盛夏の前、タチアオイの花にくるのかよ、と。
でも、調べてみたら、思い違いでしたね。

↓これは6/1のタチアオイの花で撮った写真を使った記事。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-f5a8.html
2015年6月19日 (金) ツチバチの仲間

↓これは7/19にタチアオイの花で。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/08/post-4d9e.html
2016年8月 2日 (火) ヒメハラナガツチバチ

タチアオイにクマバチ、というイメージは強いのですが、今年はクマバチは見たけどタチアオイでではなかった。
で、キンケハラナガツチバチをタチアオイで見たというわけです。
固定観念でものを見てはいけないですね。

ドロバチの仲間

0616_chibidorobati_ 2020.6.16
なかなかややこしいのですが。
これはチビドロバチではないかと思います。体が小さいし。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/chibidorobachi.htm

0719_20oohutaobidorobati 7.19
これはオオフタオビドロバチではないかと思う次第です。
体につやがあるんですよね。
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_hachi/oofutaobidorobachi.htm

なるべくわかりやすい虫に来てほしいよなぁ。
私は、虫に対して、マニアではなくファンでしかない爺さんなんだから。
新種へのあこがれもありません。普通種が遊びに来てくれればもうそれだけで嬉しいんです。

2020年7月27日 (月)

アゲハ

0616_14ageha 2020.6.16
ブーゲンビレアに飛来したアゲハ。
アオスジアゲハよりは悠然とした飛び方ですが、この時は落ち着いて蜜を吸うという状態ではありませんでした。

0617_19kaede2ageha 6.17
妻が、門のところのカエデをいじっていたら、目の前に飛来したのだそうです。
いやなかなかすごい写真ですね。
アゲハはたまに人の体の近くを飛ぶこともあって、頬に翅の風を感じることさえあります。

0705_3ageha 7.5
これも妻の撮影。2匹のアゲハが絡んでいるところです。
翅を平らに開いている方の個体の前に、翅がV字型になった状態の個体がいる。
おそらくメスをオスが追いかけていて交尾を求めているのでしょう。
命の盛んな季節です。

アオスジアゲハ

0616_7aosujiageha1 2020.6.16
ランタナの前に立っていたらアオスジアゲハが目の前で蜜を吸う。
とにかくシャッターを切り続けました。
翅は動いていますが、身体は止まっています。
0616_7aosujiageha2
かなりいい具合に全体が撮れました。
0616_7aosujiageha3
花から飛び上がった瞬間です。まだ口吻をしまいきれていません。
動きの激しいチョウです。高速連写にセットするゆとりがあればなぁ、とは思いますが、難しい。
大好きなチョウです。

ゼフィランサス

0616_5zephyranthes 2020.6.16
ゼフィランサスのつぼみ。

0617_2zephyranthes 6.17
咲き始めて

0618_6zephyranthes 6.18
この時は5輪咲いてくれました。
その後も、少し間をおきながら咲き続けています。

↓季節の花300から
「Zephyranthes(ゼフィランサス)は、ギリシャ語の「zephyros(西、西風)+ anthos(花)」が語源。」
この西風はやさしい風のことです。この花にふさわしいですね。

グラジオラス

0615_36gladiolus 2020.6.15
グラジオラスです。線路柵のちょっと内側。道路側からしか見られません。

0617_8gladiolus 6.17
咲き始めました。

0618_20gladiolus 6.18
咲きました。後姿しか見られませんが、鮮烈な色です。
去年は何色かの花が咲きましたが、今年はあまり勢いを感じていないので、どうなるやら。

ハラビロカマキリ幼虫

0615_27harabirokamakiri 2020.6.15
シルエットですが、腹部をきゅんと曲げて上げた姿はハラビロカマキリの幼虫のもの。

0713_13harabirokamakiri 7.13
脚に斑がありますよね。これもハラビロカマキリの幼虫に特徴的。

0716_12harabirokamakiri1 7.16
ものすごい角度で腹を曲げている幼虫を見かけました。
↓これ、なんだかよくわからないでしょ。
0716_12harabirokamakiri2
後ろへ回ったらこうなってしまったのです。腹から触角が生えているみたい。
腹しか見えないのですから。
0716_12harabirokamakiri3
じいさん、なんというアングルで撮るんだよ、と叱られた気分。ごめんなさい。

オオツマキヘリカメムシ or ツマキヘリカメムシ

0615_26ootumakiherikamemusi1 2020.6.15
タチアオイの茎に、カメムシがいっぱい群れていました。
0615_26ootumakiherikamemusi3
交尾中のもたくさん。あぶれたのもたくさん。
見たことはあるように思いますけど、私にとってあまりポピュラーなカメムシではない。

0616_10ootumakiherikamemusi1 6.16
翌日もいました。
0616_10ootumakiherikamemusi2
こんなにうじゃうじゃ。
0616_10ootumakiherikamemusi3
タチアオイの花の花粉を浴びてしまったようです。ハチかなにかが花粉を撒き散らしましたかね。
この後、ほとんど姿を見なくなりました。交尾のために集まったのでしょうか。

さて、これは何というカメムシか?
「オオツマキヘリカメムシ」か「ツマキヘリカメムシ」でしょう。どっちなんだかよくわかりませんが。
↓参考にしたサイトによると、
「オオツマキヘリカメムシの雄の尾端には、2個の瘤状突起があるのに対し、ツマキヘリカメムシにはない。」のだそうです。そう言われてもなぁ、よくわかりません。
どっちかです。
http://wolffia.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/hygia-lativentr.html
オオツマキヘリカメムシ(Hygia lativentris)(雄)

https://www.shizutan.jp/zukan/k_2080.html
ツマキヘリカメムシ
「オオツマキヘリカメムシとは一見しただけでは全く区別がつかないが、オスのおしりの先をよくみてみる。そこに、2つの小さな突起があればオオツマキヘリカメムシである。」

過去記事で、私はツマキヘリカメムシという記事を書いています。この時はオオツマキヘリカメムシとの類似には気づいていなかったんじゃないか。過去記事まで含めて、よくわからなくなりました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-6af5.html
2008年9月25日 (木) ツマキヘリカメムシ

「ツマキ」とは「褄黄」だと思うんですね。で、ツマグロヒョウモン、とかツマグロオオヨコバイとか、翅の「褄」の色を表現した名前にずっと接してきて、ここで「ツマキ」というのに、なんだか違和感を感じました。触角の先端部が黄色いということを表現しているのでしょうが、なんとなく、しっくりきませんでした。

2020年7月23日 (木)

ロケット先端のリング状の雲

7月20日にUAEの火星探査機「HOPE」を搭載したH2Aロケット42号機の打ち上げが成功したニュースは、どなたもご存知のことと思います。そのこと自体について書くことは特にありません。
ただ、ロケット打ち上げの時にいつも私が楽しみにしているのは、ロケットの先端を包むリング状の雲が現れるかどうか、なのです。
0720_4h2a
NHKのニュース画面から
今回はリング状の雲が現れましたね。
ロケットがぐんぐん加速していって、音速を越えるころに出現するものです。上空の水蒸気量などにより、現れないことも多いので、今回はどうかな、といつも気にしながら見ています。

↓東京新聞の記事にリンクします。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/43683
東京新聞(2020年7月20日 10時17分)
先端部にリング状の雲…三菱重工業がH2Aロケット打ち上げ アラブ首長国連邦の探査機搭載

ここにとてもクリアな写真があります。写真そのものを引用するのは気が引けますので、リンク先でご覧ください。
写真のキャプションは

・・・
UAEの火星探査機「HOPE」を載せ、打ち上げられるH2Aロケット42号機。急上昇により先端部にリング状の雲が現れた=20日午前6時58分、鹿児島県の種子島宇宙センターで(共同)
・・・

「急上昇により」とありますが、音速に近づいて音速を超えていくあたりで発生するものですので「ああロケットが今、音速を超えてゆく」と感じながら上昇を見てください。340 m/s ≒ 1200 km/h と考えてください。すごいでしょ。
写真を見ると、ロケット下部のブースターのところにも雲が現れているようです。ブースターのでっぱりが空気を圧縮しますので、その圧縮の後ろの膨張部に雲ができたのでしょう。

↓仕組みについての、過去記事。完璧に正しいとはいえませんが、粗筋は間違っていないと思います。どうぞ。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_82b8.html
2007年10月 1日 (月) 「かぐや」打ち上げ

★別件
人工衛星や隕石などが大気圏に突入する時に、よく「大気との摩擦」で発熱するという説明があります。いい説明じゃないですね。
「圧縮加熱」です。突入する物体の前面で空気を猛烈に圧縮するので、圧縮による加熱が発生するのです。ちょっと注をつけておきますね。
ガソリンエンジンはプラグでの火花放電で燃料に着火しますが、ディーゼルエンジンは空気を圧縮で加熱して燃料を噴射し、点火します。身近な所にも圧縮加熱はあるのです。

 

今日は何の日

今朝のNHKラジオで、伊藤みゆきさんが「最高気温の記録が更新された日です」と話しておられました。
私は伊藤さんの隠れファンでして、自分の言葉できちんと煽らず話す、なかなかこういう予報士さんはいない。
さて、気象庁のHPでランキングを調べてみました。なるほど、2018年7月23日でしたか、熊谷がトップに躍り出たのは。それまでは四万十市江川崎の41.0℃が長くトップの座にいたのでした。
伊藤さんがおっしゃるには、最低気温の記録は「-41.0℃」で、符号がプラスとマイナスですが、数値は同じだった、その対称性はなくなった、と。また、最低気温の記録が更新されることはまずないでしょう、とのことでした。

↓部分的にコピーしましたのでご覧ください。

最高気温の高い方から (各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)
1 埼玉県  熊谷    41.1 2018年7月23日
2 岐阜県  美濃    41.0 2018年8月 8日
〃 岐阜県 金山    41.0 2018年8月 6日
〃 高知県 江川崎 41.0 2013年8月12日
5 岐阜県  多治見 40.9 2007年8月16日

最低気温の低い方から (各地点の観測史上1位の値を使ってランキングを作成)
1 北海道 上川地方 旭川    -41.0 1902年1月25日
2 北海道 十勝地方 帯広    -38.2 1902年1月26日
3 北海道 上川地方 江丹別 -38.1 1978年2月17日
4 静岡県   富士山             -38.0 1981年2月27日
5 北海道 宗谷地方 歌登    -37.9 1978年2月17日

 

私の個人的な記憶では2013年の四万十市の記録が出た時のことを覚えています。

高知・四万十市で国内最高41.0度を記録
毎日新聞 2013年08月12日 14時06分(最終更新 08月12日 15時07分)
・・・
同庁によると、午後1時32分に高知県四万十市の江川崎で40.7度を記録。この後さらに気温が上昇し、午後1時42分に国内の観測史上最高となる41.0度を記録した。これまでの最高気温記録は40.9度(07年8月の埼玉県熊谷市.岐阜県多治見市)だった。四万十市江川崎では10、11日と2日連続で40度以上を記録しており、同じ地点で3日連続の40度超えも観測史上初という。
・・・

この時、夏休み中の地元の小学生がベニヤ板で「暑さ 日本一 41℃」という顔出しパネルを作った、というのを見ましたよ。楽しいニュースでしたっけ。あの子たち、今まだ十代かな、元気かな。こっちはよぼよぼになっただけだけどな。
ここで見られます↓
https://www.shimanto-kankou.com/kanko/leisure/ekawasaki.html

2020年7月22日 (水)

ミステリー列車

今朝、目覚まし用のラジオがスイッチオンになった時、NHKの「今日は何の日」が聞こえてきました。
7月22日の項目の一つが「1979年(昭和54年) ミステリー列車『999(スリー・ナイン)』運行」ということでした。
当時の国鉄がミステリー列車として「999号」を走らせたのだそうです。
そういえばそういう企画もあったな、と思い出しました。
検索してみたら「7月21日と22日」と書いたサイトもあるし、「22日と23日」としたサイトもありました。
ま「今日あたり」ですね。

↓で、Wikiの記述に笑ってしまった。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%88%97%E8%BB%8A
ミステリー列車

ミステリー列車(ミステリーれっしゃ)とは出発駅からの目的地をあえて乗客に案内させず、乗客にそれを予想させることを目的とした観光団体専用列車のことである。行き先不明列車とも呼ばれる。
・・・
また、1979年7月22、23日には松本零士の漫画・アニメ『銀河鉄道999』の劇場版の公開にあわせ、「銀河鉄道999号」というミステリー列車が上野駅 - 烏山駅(烏山線)で運行されたが、話題を呼んで同列車の切符の競争率は70 - 80倍になったといわれる[3]。終点の烏山駅には「アンドロメダステーション」の装飾もなされた。ただし、この年の元日に国鉄の東京北鉄道管理局が発売した新春記念きっぷ「縁起来富(えんぎきっぷ)」に、『銀河鉄道999』に登場するメーテルのイラストやロゴが描かれており、烏山線の宝積寺・大金駅が区間に含まれていたことや、烏山線内で定期列車の運転時刻変更の通知が事前に行われていたことにより推測可能となり、厳密なミステリー列車とはならなかった。

「行き先不明列車とも呼ばれる」のだそうで。
う~む。
今日発車した「GoToトラベル」ですが、これって「行き先不明列車」みたいですね。
どこへ辿り着くのか、誰にも分らなかったりして。とほほ。
エンジンも完全な状態じゃないまま発車したようだし。
「行方」をきちんと見ていないといけませんね。

★ところで。
朝日新聞の「声」欄に、「かたえくぼ」という皮肉の効いた一言を投稿する欄があるのですが。
7月16日のが楽しかった。

(かたえくぼ)Go To トラベル
2020年7月16日 5時00分
 ごっつうトラブル
 ――観光地
 (苫小牧・オリーブ)

これを読んで大笑いし、以来TVなどでコメンテーターの方が「トラベル」をうっかり「トラブル」と言い間違えてないか、と気になってしかたなくなりました。

今日、22日の声欄の一コマ漫画は、針 すなおさんの作品。
タイトルが「GoToトラブル事業」でして。安倍首相が運転士らしい。「ゴト ゴト ゴットン」と走るのだそうです。
う~む。この夏は先が見えないなぁ。

そういえば、「Go Toトラベル」キャンペーンから東京は外されましたけど、緊急事態宣言は解除されているわけですから、割り引きなしで例年の費用でいいや、という東京都民は旅行していいのですよね。論理的な整合性としてはそうなるんだろうな。

★とても昔のこと。
パソコンではなくマイコンと呼ばれていた時代。プログラム言語としてはBASICがありました。
当時のBASICは行番号順に実行されましたので、if文などで実行の順序を変えたいときや、サブルーチンを作って制御を移したい時などには「goto文」を使って、別の行番号へ飛ぶしかなかった。そうするとプログラムの実行過程を追うことが非常に面倒になり「スパゲティ・プログラム」などといわれたものでした。
「Go To Statement Considered Harmful」などと言われたものです。
古い話でした、スミマセン。

 

ベニシジミ

0615_30benisijimi1 2020.6.15
シルバーリーフの花に来ていたベニシジミ。
幼虫の食草というわけではないので、蜜を吸いに訪れたもの。
0615_30benisijimi2
口吻を伸ばしています。
0615_30benisijimi3
翅を開いたところを撮りたかったのですが、そう思うようにはいきませんでした。

子供のころ、ベニシジミやミドリシジミを見るとキラキラきれいで捕まえたくなったものです。
最近はヤマトシジミが圧倒的に多くて、それ以外のシジミチョウを見ることは少なくなりました。寂しいですね。
ベニシジミの幼虫の食草はスイバとかギシギシとかだそうで、我が家周辺の雑草園で繁殖してくれてもいいのにな。
一度、幼虫を見かけたことはあります。ずいぶん以前だけど。
↓これですね。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-f85d.html
2009年2月20日 (金) シジミチョウの幼虫(かな?)

ピンク色の幼虫が歩いていたのを撮影したもの。おそらくベニシジミの幼虫だったと思います。
ベニシジミって幼虫も赤いんだ、とびっくりしたことを覚えています。

↓参考サイト。
https://www.imokatsu.com/imo-benishijimi.htm

↓幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/benisijimi.html

アシナガグモ

0615_11asinagagumo1 2020.6.15
六郷用水の水路の水面のちょっと上に網を張ったアシナガグモ。
アシナガグモの腹面をこれまでちゃんと見たことはないのですが、ま、間違いないでしょう。
0615_11asinagagumo2
よく見かけるのはまっすぐに伸びた姿勢なのですが、この時はずいぶん脚を開いていました。
↓先日の記事。ここに掲載下アシナガグモはまっすぐ伸びてます。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-a85ef7.html
2020年7月16日 (木) アシナガグモ

繰り返しますが、くれぐれも、アシナガグモとアシダカグモを混同しないようにしてください。
アシダカグモは網を張りません。走り回っています。脚の動きは見えず、す~っと滑るように走ります。
アシナガグモを検索していると、いつのまにかアシダカグモに話がすり替わっていたりして、困ったことです。
どうぞ、よろしく。

ヒイラギナンテン

0615_10hiiraginanten 2020.6.15
ヒイラギナンテンの実です。
これはユズリハの実とは違って黒くはならなかったはずです。
これも六郷用水沿いで撮影。
いろんなものが植わっているんですよ。六郷用水沿いには。
これで虫がいれば私としては言うことなしなんだけど、多分、殺虫剤をたくさん撒いていると思います。
虫の姿はまず見かけないもんな。

ユズリハ

0615_9yuzuriha 2020.6.15
六郷用水の水路沿い。
ユズリハです。
花が終わってからそう経ってはいないようです。
熟すと黒い実になります。
↓よく利用する「季節の花300」
https://www.hana300.com/yuzuri.html
実の写真もありますのでご覧ください。

正月飾りにここのユズリハの葉を2枚もらってもいいかな、などと、ケチな夫婦は笑いながら話しています。
もう一カ所、ユズリハのある場所を知っているのですが、少し離れた場所ですし。ここがねらい目かな。

スイカ

0614_3suika 2020.6.14
小玉スイカなのですが。

0615_16suika 6.15
袋かけ。
排水口用のストッキングタイプのゴミ袋(もちろん未使用のもの)をかけました。
でもねぇ、大きくなれないんです。
育て方のせいか、天候のせいか・・・。

0712_22suika 7.12
収穫しました。小さかったけど。

0714_2suika 7.14
食べました。味はすごくよかったです。甘みもあるし、みずみずしいし。
私はスプーンを伏せた形で完璧に実を削ぎ落すという食べ方。残った皮はボール紙くらい。ペラペラ。
意地汚い食べ方で、大満足でした。

カメムシ

0612_18kamemusi2 2020.6.12
タチアオイで見かけた「こどもたち」。
0612_18kamemusi3
クサギカメムシの幼虫でしょう。一齢幼虫はちょっと見かけが違うので、これは二齢以上の幼虫。
↓参考
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kusagikamemusi.html
0612_19hoozukikamemusi
これはホオズキカメムシ。
ナス科やヒルガオ科(ヒルガオ、アサガオ、サツマイモなど)が大好きなカメムシです。
ホオズキカメムシの卵は認識しています。赤くてきれい。ただ、幼虫も見たはずなのですが、あまり鮮明な記憶がない。
↓参考
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/hoozukikamemusi.html

0615_29butihigekamemusi 6.15
ブチヒゲカメムシです。
ヒゲがブチだという名前でしょうが、背中の模様で間違いなくわかります。
ふと、幼虫がわからないな、と幼虫図鑑を見たら↓
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/butihigekamemusi.html
あれ、これは見たことがある。
ひょっとして、何か別のカメムシの幼虫として紹介したことがあるかもしれません。
成虫よりも体形が丸っこいのでちゃんと認識してなかったかも。
もしそうだったら、ここでまとめてお詫びします。ごめんなさい。

2020年7月21日 (火)

へたっています

「今時、寒かったり」「暑かったり」。
老身には堪えますねぇ。
最高気温が17日には20.6℃、18日には22.0℃。
最低気温の平年値より最高気温の方が低いんだもんな。
今の時期、普段は半袖ポロシャツを着ているのですが、腕が冷たくって、長袖を重ね着して過ごしたり、湯上りが寒くてジャージを出して羽織ったり。

それが昨日20日には最高気温が31.9℃。マイッタ。ふ~らりふらり、ですよ。
男ですからランニング姿になっていましたが、蒸し暑くて、ひどい気分でした。
熱中症になってはたまりませんので、大量に水を飲んで、昼食に作ったうどんの出汁をいつもより少ししょっぱくしたり。

今日は今のところ陽射しがないので、2階の部屋は温室状態にはなっていませんが。午後はどうなるんだろうな。
じいさんは、気がかりです。「いいさそれでも 生きてさ~えいれば♪」
では皆様、とにかく、ご自愛くださいますよう。

 

セイバンモロコシ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-f72c22.html
↑この記事に、ごんげんさんから、コメントを頂きました。
「セイバンモロコシでしょう」と。
で、そういうことにします。

更に、コメントの中で「ところで、結構食べられそうな実ですが、食べられないのでしょうか。」との問いかけ。

「大きくイネ科の雑草」の「実」だけを完熟で収穫して脱穀すれば基本的には食べられるはずです。
ゲッチョ先生=盛口 満さんの著書で、確か、いろんな穀物の原種に当たる雑草を食べてみた、という記述があったように記憶します。エノコログサ((ネコジャラシ)=粟の原種)の実を食べた、と書いておられたと思います。あれには笑いましたっけ。
ただ、食べてみるのは「実」だけにしてください。種子の発芽と初期の成長に必要なデンプンや栄養だけだと思いますので。
葉や茎などの植物体は、植物が生きて結実に至るために、哺乳類や昆虫による食害を避けようという有毒成分を作っている可能性があります。また、植物は菌類などとも常時戦闘状態にあるわけで、そういう成分を持っているかもしれません。
そういう生理活性のある物質は、コントロールして使えば薬用になるのかもしれませんが、素人はむやみと手を出さない(口に入れない)方がいいと思います。
と、私見です。

今後ともお気づきのことがありましたらどんどん教えてくださいますよう。お願いします。かかし拝。

1万1千10両

0713_3manryou 2020.7.13
マンリョウの花

0617_12senryou 6.17
センリョウの花

0626_25jyuuryou 6.26
ジュウリョウ
0626_25jyuuryou2
花のアップ。

ヒャクリョウというのもあるそうですが、我が家にはありません。
で半端に「1,1010」両になりました。
2進数の「11010」を10進数に直すと「26」になりますが・・・面白くもなんともないな、ワレナガラ。

↓検索すると、一両というのもあるんだそうです。
http://www.azami.sakura.ne.jp/hana/zoku/manryo.htm
万両・千両・百両・十両・一両

いろいろあるんだなぁ。

ヤマイモハムシ

0612_17yamaimohamusi1 2020.6.12
ヤマイモハムシが交尾しているのかな、と近寄ったのですが。
0612_17yamaimohamusi2
この時点では交尾にはなっていないようです。
オスがメスに交尾を求めているのではないか、と思うのですが、決定的なことはわかりません。
見届ける気分ではないので、ここまで。

クサギカメムシ

0612_16kusagikamemusi1 2020.6.12
交尾してました。体の大きい方がメスでしょう。
0612_16kusagikamemusi2
左がオスで、右がメス。

今年はカメムシ類が多いように思います。
天候のせいかな。ま、しょうがないけど。

コオニユリ

0612_10kooniyuri 2020.6.12
コオニユリのつぼみです。食用のユリ根を植えて栽培しているものです。

0626_10kooniyuri 6.26
つぼみが色づきました。

0627_8kooniyuri1 6.27
先端部が口を開こうとしています。

0628_1kooniyuri 6.28
咲き始めましたね。

0629_4kooniyuri1 6.29
開花、といっていいでしょう。他のつぼみも色づいてきた。
0629_4kooniyuri2
いいアングルでアップに。

0702_1kooniyuri 7.2
4輪咲いていて、もう一つつぼみがあります。
今年はこの5輪で終わりました。

花はオニユリと似ていますが、コオニユリの花は少し小ぶり。
オニユリにはムカゴがつきますが、コオニユリにはつきません。
コオニユリは実生だと花を咲かせるようになるまでかなりかかるとのことですが、ユリ根からですから、翌年から咲くと思います。
お試しください。

アスパラガス

0612_7asparagus
2020.6.12
家のアスパラガスは雄株です。ですからこの花も雄花です。

↓検索したら九州大学の発表が面白かった。
https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/81
アスパラガスの雌雄を分ける性決定遺伝子を世界で初めて発見
植物の性の進化、ダーウィンの予測を裏付け~ 有用な作物の育種に期待 ~
公開日:2017.01.17

・・・
 植物の多くは1つの花におしべとめしべをもつ両性花ですが、イチョウ、キウイフルーツ、アスパラガスなどは雄花のみをつける雄株と雌花のみをつける雌株に分かれます。これらの植物の性別はほ乳類と同様に性染色体によって制御されており、アスパラガスでは性染色体がXYのとき雄株、XXのとき雌株となります。アスパラガスの花は発生初期では雄花と雌花で違いはありませんが、発達するに従い雄花ではめしべの、雌花ではおしべの発達が停止します。そのため、Y染色体上にはおしべの発達を促進する遺伝子とめしべの発達を抑制する2つの性決定遺伝子が存在すると予想されていました。
・・・

そうなんだ、知らなかった。哺乳類と同じタイプの性決定だなんて。
哺乳類では、Y染色体上にあるSRY(Sex-determining region Y)という遺伝子が胚のオス化の引き金を引くという話は高校生物でもします。
アスパラガスについては上のリンク先などお読みください。
↓この研究、共同研究でして、奈良先端科学技術大学院大学にも同じ内容の発表がありました。

http://www.naist.jp/pressrelease/2017/01/003605.html
アスパラガスの雌雄を分ける性決定遺伝子を世界で初めて発見 植物の性の進化、ダーウィンの予測を裏付け ~ 有用な作物の育種に期待 ~ 
2017/01/16

 奈良先端科学技術大学院大学(学長:小笠原直毅)バイオサイエンス研究科の高山誠司客員教授(現東京大学)、村瀬浩司助教らの研究グループは基礎生物学研究所、徳島大学、東北大学、九州大学との共同研究により、全ゲノム(遺伝情報)や遺伝子の発現を網羅的に解析する手法を用いて、アスパラガスの雌雄を決める性決定遺伝子※1を世界で初めて発見しました。

↓これは東北大学
https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/11/press20171102-02.html
アスパラガスの全ゲノム構造を解明 アスパラガスの性決定遺伝子が明らかに
2017年11月 6日 10:00

後は必要でしたら、ご自分で探してください。
↓写真が気に入ったので。
https://academist-cf.com/journal/?p=4251
アスパラガスのよもやま話 – 性決定遺伝子の候補を中心に

ポータブルエアコン

宣伝ではありません、まず冒頭で宣言しておきます。

↓7月17日の朝日新聞にダイキン工業のポータブルエアコンなる製品の記事が載りました。

持ち運べるエアコン、ダイキンが開発 子育て女性ら、ほぼ手作り(朝日新聞デジタル 2020年7月17日 5時00分)
 家じゅうどこでもさわやかな冷気を――。ダイキン工業が片手で持ち運べるエアコンを開発した。
・・・
 新製品「ポータブルエアコン キャリミー」は高さ40センチの箱形で、上部には革の持ち手がついている。周囲より7度低い風が出る冷房専用機だ。・・・
・・・

さて、この記事を夫婦二人で読んでの話。
冷風が出る、それはいいとして。じゃ、冷風を作るために発生した「熱」はどうなるんだ?
エアコンで冷房すると室外機からは温風(熱風)が出ますよね。暖房で運転すれば室外機からは冷風が出る。
当たり前。
さて、このポータブルエアコンでは、温風はどうするんだ?
その熱でお湯でも沸かしてくれるのかなぁ、と私。
二人して悩みました。

★私が現役教師時代、定期テストの最後には必ず5点満点くらいの文章題を出しました。「これこれのことについて、君はどう考えるか、述べよ」というやつです。内容が合っていれば5点、間違っていても自分の考えをきちんと書いていれば3~4点、思考停止の答えは0点、です。
物理を教えていた時のあるテストでの問題。

「熱的に完全に外界と遮断された室内で、冷蔵庫を扉を開けたまま運転したら、室温はどうなるか。君の考えを述べよ。但し、簡単のために、湿度は0%として考慮しないものとする」

★さて如何でしょう?どんな答えを書きますか?
①:冷蔵庫を運転するのだから室温は下がる。だって、暑い日に冷蔵庫の扉を開ければ涼しいじゃん。
②:冷蔵庫の後ろには放熱板がある。庫内に冷気を送れば、庫外には暖気が出る。扉が開いているのだからそれが混ざって、室温は元のままだろう。

②が多いですね。ほぼ正解。現在よりエアコンの普及度は低かったですが、エアコンの室内への送気と室外への排気の関係を知っている生徒もそれなりにいますしね。
冷媒と呼ばれる気体物質を圧縮すると温度が上がる。それを気温まで冷やしてから膨張させると断熱膨張で温度が下がる。ここで生じた熱と冷を利用するのがエアコンであり、冷蔵庫です。「熱の移動」と考えてもいいです。
オゾン層破壊で問題になったフロンという気体は冷媒としての能力が優れていました。で、大量に使われたわけです。

さて、冷媒を使って熱を移動させ、冷気と暖気に分けたのだから、混ざれば元の温度になるのではないか。
まあね。
その熱の移動を行うために「電気エネルギー」を使いますよね。その電気エネルギーはどうなったでしょう?
冷蔵庫が消費した電力は、最終的に熱エネルギーになるのですよ。
ですから、閉鎖された室内で冷蔵庫を扉を開けたまま運転すると、結局室温は上がるのです。

③:冷蔵庫を働かせるために電気エネルギーを消費するので、室温は上がる。
ハイ。ここでは③を正解とします。5点です。

厳密な話をすると、ややこしいので、ここまで。

さぁ、困ったぞ。ダイキンのポータブルエアコンはどうなるんだ?

↓ダイキンのサイトを覗いたら
https://www.daikin-launch.jp/products/crowdfunding

本製品は部屋全体を冷房することはできません。
背面から温風が出るため、閉め切った場所で使われた場合は室温が上がります。

だそうです。やっぱりねぇ。元物理教師の悩みに答えてくれました。
ダイキンさんには5点あげます。

排熱に関するお声を受けて、ダクトアタッチメントを専用設計で開発し、付属品といたしました。排熱用吹き出し口に引っ掛けて、ダクトを接続することで、背面から出る排熱を逃がすことができます。

ということで、長時間使用とか、狭い場所での使用の時は、ダクトを接続して外へ排熱を出す必要があるようです。


★別件
夏、都会の住居でみんなが冷房を使うと、気温は上昇します。
1軒の家なら影響は無視できますが、都会だと無視できない熱が室外に放出されます。
木造住宅が少ない、道路は舗装されている。都会は暖まりやすいのですが、更に住宅からの熱放出も加わって、「熱の島」になっちゃうんですね。ヒートアイランド現象の一部ですね。東京の熱を南からの風が北へ吹いて運ぶ熱が加わって、埼玉県が熱くなる。
いろいろつながっているんですね。

2020年7月20日 (月)

タイヌビエか

↓この記事に「ごんげんさん」からコメントを頂きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-33a1b5.html
2020年7月13日 (月) セイバンモロコシ(かなぁ)

タイヌビエなどに似ているように思いますが。何でしょうかねえ・・・

それに対する私のRE

コメントありがとうございます。
つぼみの姿はタイヌビエによく似ていますね。私がセイバンモロコシか、と考えたのは、花の穂が赤紫に見えるからなんです。
その写真を掲載しませんでしたので、改めて探し出して記事を書こうかと考えています。今後ともよろしくお願いします。

で、写真です。
0612_24ineka 2020.6.12
花の感じはこう。少し赤紫色っぽい。

0618_17ineka 6.18
花の穂の姿はこう。

0716_7ineka 7.16
花のアップも撮ってみました。こんな具合です。

さて、やっぱり私には決められません。どっちかな。

↓参考。松江の花図鑑から
https://matsue-hana.com/hana/tainubie.html
タイヌビエ(田犬稗)

https://matsue-hana.com/hana/seibanmorokosi.html
セイバンモロコシ(西蕃蜀黍)

トキワツユクサ

0612_5tokiwatuyukusa 2020.6.12
トキワツユクサ。可憐な花です。
「ツユクサ」という名前ですが。
科: ツユクサ科 Commelinaceae
属: ムラサキツユクサ属 Tradescantia
種: トキワツユクサ T. fluminensis

0612_4tuyukusa
ツユクサ
トキワツユクサはこのツユクサとは似ていない。
科 : ツユクサ科 Commelinaceae
亜科: ツユクサ亜科 Commelinoideae
属 : ツユクサ属 Commelina
種 : ツユクサ C. communis

思い出して撮影
0712_10murasakituyukusa 7.12
ムラサキツユクサ
科: ツユクサ科 Commelinaceae
属: ムラサキツユクサ属 Tradescantia
種: ムラサキツユクサ
なるほど。トキワツユクサとムラサキツユクサは属まで同じで、よく似ているわけですね。
和名だけではわからないんだ。ちゃんと見ていませんでした。

ムラサキハナナ種子

0611_9murasakihananatane 2020.6.11
花の割に大きな実ができたと書きました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-46f19b.html
2020年7月 6日 (月) ムラサキハナナの実

やはり大きな種子ができていました。
かなりの部分がすでに落ちてしまったようです。勝手に繁殖域を広げていきます。
この種子をたくさん採取すると「ナタネ油」のような油が採れるらしいですけど、それほどの個数はないですね。

スミダノハナビ

0611_5sumidanohanabi 2020.6.11
我が家では「隅田の花火」が上がっています。観客は妻と私の二人きり。
いろんな虫が訪れますので、それも一緒に楽しんでいます。
ささやかな花火大会が続いておりますよ。

ブドウスカシクロバ・タケノホソクロバ

前の記事の続きです。

↓白山神社でタケノホソクロバの幼虫を発見した時の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2010/10/post-b7e8.html
2010年10月28日 (木) タケノホソクロバ幼虫

↓私って、ブドウスカシクロバの成虫も見たことがあったようで、その記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2013/06/post-8986.html
2013年6月11日 (火) ブドウスカシクロバ

前の記事では小学館の図鑑を参照しましたが。
もっと以前から使っている簡便な図鑑があります。

庭のイモムシ ケムシ」川上洋一 文・構成、みんなで作る日本産蛾類図鑑 編、東京堂出版
2011年8月に新刊本として購入したものです。

この本を今回、見返したら
ブドウスカシクロバには「毒」の表示はありませんでした。
タケノホソクロバには「毒」の表示があって、文中には
「コブからは白っぽい毒毛が放射状に生える。これにふれると激しい痛みを感じ、皮膚が赤くはれて強いかゆみが続く。」
とありました。
タケノホソクロバの成虫は無毒ですので、この本の「毒」という表示は幼虫の性質であると思えます。
ということは、ブドウスカシクロバの幼虫には(強い)毒はない、と考えていいのかな、と思います。
(この本は幼虫についての図鑑なので、毒の表示がないということは幼虫に毒性がないということだとも考えられます。)

この本の帯が楽しい。

動物のこどもは総じてカワイイ💛
アザラシの赤ちゃんもスズメガの赤ちゃんもたいして変わらないから。観てごらん!(ドクガの幼虫だけはカンベンね^^;)……やくみつる

アザラシとスズメガが一緒になっているのがおかしい。楽しくて役に立つ本です。

ブドウスカシクロバ

0611_1budousukasikuroba 2020.6.11
ブドウの葉についていた、と妻が連れてきました。
トゲトゲがあるので、もし有毒だとまずいから注意してくれ、と言ってから撮影。
調べてみたらブドウスカシクロバの幼虫でした。
↓幼虫図鑑では
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/budousukasikuroba.html
ブドウスカシクロバ
「毛は毒針だそうです」
という記述がありました。

「クロバ」というとタケノホソクロバを思い出します。この幼虫は竹の葉を直線的に食べるのですぐわかる。
で、この幼虫の毛はかなりきつい毒針毛です。かつて白山神社でこの幼虫がたくさん発生しているのに気づいて、公共の場所だからと注意を促したことがあります。
↓同じく幼虫図鑑
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/takenohosokuroba.html
タケノホソクロバ
「黒い斑点に見える部分が毒針毛が密生している部分であり,ここに触れると痛痒い。ドクガに次ぐ痒さであると思う。脱皮殻にも毒針毛が残っており,駆除の際には気をつける(成虫は無害)。」

小学館の「イモムシとケムシ」という図鑑も調べました。そうしたらどちらの幼虫にも一応「注意マーク」がついていましたが。

{ブドウスカシクロバ}ふれると、かぶれることがある。
{タケノホソクロバ} ふれるとかぶれて、かゆみがつづく。

微妙に記述に違いがある。この図鑑は論理性のある図鑑だと理解していますので、この記述の差は、被害の強度差ではないか、とも思えました。
どちらもかぶれるけれど、タケノホソクロバの方が危険度が高いのではないか。
私の憶測ですので信用しないでください。

こんなことを妻に話して、触らない方がいいよ。
で、結局、殺処分する気にもなれず、ブドウからは遠い場所に「島流し」。もう蛹化できる状態であるならそれもかまわないし、食草のバリエーションに入る草を見つけたら食べてもいいよ。と。
多分死んじゃっただろうな、とは思います。ゴメンナ、一緒には暮らしづらい。

ワタノメイガ

0609_10watanomeiga1 2020.6.9
タチアオイの葉を巻いたやつがいます。
ムクゲ、フヨウ、オクラそしてタチアオイ、などアオイ科の植物の葉がこんな風に巻かれていたら、まず間違いなくワタノメイガの幼虫の仕業です。
上にあげた植物はどれも我が家にある植物。当然「ワタ」の葉も巻きます。巻いて中で葉を食べます。
以前にも掲載したことがありますが大分経ちますので撮影。
0609_10watanomeiga2
ほどくと。ほら出てきた。黒い粒々はウンチです。
0609_10watanomeiga3
幼虫だけアップ。
体がかなり透けて見えますね。
葉を手に取って観察して、さてどうしようかな。踏みつぶす気にもならないし。
タチアオイの葉から少し離れたところの地面に置いておきました。
多分、タチアオイを探して歩き回り、多分、成功するでしょう。まあいいや。

0708_11watanomeiga 7.8
妻が、こんなガがいたわよ、と撮影してきました。
見覚えがあるよなぁ。
調べたら、案の定、ワタノメイガの成虫です。
いろんな昆虫と付き合っています。まさか上の幼虫が成虫になったやつじゃないよなぁ。
なんだか、トホホな気分でした。

↓過去記事。幼虫について。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-3608.html
2016年6月21日 (火) ワタノメイガ

↓過去記事。成虫。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/07/post-3608.html
2016年7月 8日 (金) ワタノメイガ

7月17日 東京の気温

↓先週金曜には15日の気温変化をお目にかけました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-ba4313.html
2020年7月17日 (金) 7月15日 東京の気温

「はっきり言って寒かった。最低気温の平年値が21.7℃の日なんですよ。」とぼやきました。

ところが、17日はもっと「寒かった」のです。
20200717tokyokion
最低気温は18.1℃で05:52に記録
最高気温は20.6℃で15:06に記録

この日の最低気温の平年値は22.0℃でした。
ということは、1日中、平年の最低気温以下、だったんですね~。サム。
上のグラフの水平な青い線が平年の最低気温を示しています。
一日の気温変動が2.5℃の範囲に収まる、というのもなぁ。
なんだかな、何にも言いようがないですね。
半袖でいたら肘の外側が冷たくなってしまって、長袖を重ね着して過ごしました。
夜も寒いから、布団1枚増やして、くるまって寝てました。
暑いのもきついけど、こんなに寒いのもなぁ。たまりません。

 

2020年7月17日 (金)

7月15日 東京の気温

20200715kion
見てください。
最低気温は17.7℃で23:59に記録
最高気温は22.0℃で08:27に記録
日付が変わってから18時間。20℃から22℃の間。
なんということだ。
はっきり言って寒かった。最低気温の平年値が21.7℃の日なんですよ。
昼間はずっと平年の最低気温くらいしかなかったわけです。
ちょっとなぁ、人間は重ね着してしのぐとかできるけど、虫たちや植物たちは大丈夫ですかね。調子狂っちゃうんじゃないかとちょっと気がかりです。

ランタナ

0609_3lantana1 2020.6.9
ふと気づいたら、あらまぁ、葉の真ん中に影が落ちている。
ま、それだけの写真なんですけど。一期一会。きれいだね。
0609_3lantana2
辺りを見たら、開花した花の影もありました。
意図的に撮れる写真ではなく、この時この場所にたまたま居合わせたということです。
植物も虫も人も、この時空を今ここで共有して「生きている」のです。

エダマメ・キュウリ

0608w_2edamame 2020.6.8
エダマメが食べられそうですね。
畔豆とも言いましたね。張った根が田の畔の補強になったのでしょうし、マメ科ですから、土の中に窒素分が増えて、田に流入するというような効果もあったかな。
私が子供のころは、八百屋さんでは、豆だけにして売るのではなく、茎ごと一株単位で買ってきましたね。で、子供=私などが、豆をとる作業を命じられた。おいしい豆が食べられるんですから、楽しい作業でしたね。
食用菊の舌状花をむしるのも子供の仕事だったな。いろいろ手伝いましたっけ。

0608w_3kyuuri
キュウリの雌花です。雄花より数が少ない。花の時から子房がミニキュウリ。
トゲトゲいっぱい。キュウリのトゲトゲが痛い、という経験はこの頃はあまりないのかな。
生のキュウリに味噌をつけてバリバリ食べるのは、おいしかったなぁ。

ビヨウヤナギ

0608_23biyouyanagi1 2020.6.8
花が終わりに差しかかって、花弁が後ろの方まで開ききっています。
花弁に包まれていたオシベの群れがむき出し。中のメシベは見えませんね。
0608_23biyouyanagi2
近づいてやっとめしべが撮影できました。

0609_2biyouyanagi 6.9
オシベの群れがスポッと落ちたようで、メシベが独り立って残っていました。
これから結実へ向かいます。
これからが「花の命」の仕上げの大仕事。
きれいな花の時だけ愛でるのは片手落ちかな、と私は思う。

トカゲ

0608_21tokage 2020.6.8
トカゲは敏感でしてね。視認して、おっ、と思ってカメラを向けると、逃げてしまう。
鳥もね、カメラ向けただけで飛び去ることが多いですが、トカゲもなかなか撮影しづらい。
アングル狙いをしている暇はない。とにかくシャッターを切るだけ。

0621_13tokage 6.21
珍しく全身像がとらえられました。直後、鉢の外に飛び出していってしまいましたけど。

0712_9tokage 7.12
あ、トカゲだと気づいたときはもう走り出していて、かろうじてこんな写真を得ただけ。
スピード感が出ている、と自賛しておきましょうか。

カナヘビはじっくり撮影させてくれるんですけどね。今年はまだカナヘビには会っていません。

オンブバッタ@ランタナ

0608_11onbubatta 2020.6.8
前の記事のクマバチを見ていた時、同じランタナにいたオンブバッタの幼虫。
ひどく幼い感じがします。孵化した場所からここまで登ってくるのは大変だったんじゃないか、などと余計な心配。
ま、なんでも食べるバッタですので、頑張って大きくなってください。

クマバチ@ランタナ

0608_10kumabati1 2020.6.8
庭のランタナの花にクマバチが来ました。
タチアオイの季節に、あの大柄な花の中に潜り込んで花粉を派手にまき散らすのをよく見るのですが、今年はそういうシーンは見ませんでした。
この小さな花の群れに大柄なクマバチ。個々の花はかなり深い。
0608_10kumabati2
クマバチの口では蜜のあるところまで届かないのではないか。
0608_10kumabati3
クマバチは花の外から盗蜜することでも知られていますが、ランタナの花ではそれも難しかろうと、思いますが。
花の付け根付近をクマバチが抱きかかえるようにしていたら、大抵、花の外からの盗蜜です。
さて、このクマバチ。結局どうだったんでしょうね。

0610_4kumabati 6.10
この日もランタナにクマバチが来ていました。
豪快にはばたいてのホバリング。多分、蜜は吸えてないと思います。
これは庭での撮影。ランタナの辺りまで来ると今度は向きを変えて外へ出ます。
そうしたら
0610_7kumabati
デュランタの花にクマバチがいました。ランタナではばたきが写った個体と同一かもしれません。
ランタナをあきらめて向きを変えたかな。
デュランタの花もクマバチ向きの花とは思えないのですが、さて、どうなったやら。


2020年7月16日 (木)

大気の川

↓昨日の記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-3fd556.html
2020年7月15日 (水) 西之島の噴煙

この最後で私は↓こんなことを書きました。
「雨量はmmで計測しますが、この間に日本全土に降った雨の質量はどのくらいのものなのでしょうね。誰か見積もってくれないかな。とんでもない重さの「水」が気体の水蒸気として空中を飛んで来る。それを運んでくるエネルギーはやはり太陽から供給されるもの。考え始めると気が遠くなりそうです。」

そうしたら、今朝の朝日新聞で、こんな記事↓がありました。

「大気の川」記録的豪雨もたらす 海水温高く、大量の水蒸気流入(朝日新聞デジタル 2020年7月16日 5時00分)
 ・・・
 「運ばれた水蒸気を水に換算すると毎秒約40万立方メートル。アマゾン川の約2倍に相当する大気の川だ」
 筑波大の釜江陽一助教(気象学)は気象庁の水蒸気データから、熊本県の球磨川が氾濫した4日午前3時ごろ、日本上空に長さ3千キロ、幅600キロにわたる帯状の大気の流れができていたと分析した。
 ・・・

何と、アマゾン川の2倍の水量だったそうです。比重1とすれば、40万トン/秒の水量です。
それが空気中を流れてくるんですよ。想像を絶しますね。
専門家ではない私にはもう、このことをお伝えする以上のことはできません。

↓テレビ朝日のニュースでも流れたようです。リンクしますので是非ご覧ください。動画もあります。
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000188488.html
アマゾン川の倍“大気の川”7月豪雨の要因か[2020/07/15 12:19]

「大気の川は通常、数時間で抜けますが、今回は10日以上も停滞しました。」とのことです。
気象の出来事が激しすぎます。しんどい時代を生きることになりました。

明るい日

大した話じゃありません。
茶だんすの上のデジタルの電波時計。
ふと気づいたら
2020.6.8
7:58分。
下の表示を見たら
0608_7nitigetu2
「8」と「月」が並んでました。
今日は「明るい」日なんだな。と馬鹿なことを思う。

調べてみたら、「8」と「月」が並ぶのは、今年の場合ですと
5/18, 6/8, 9/28, 12/28
この4日なんですね。
9月、12月には多分もう忘れてしまっているでしょう。話すなら今のうち。
たまたま明るい日に出会ってしまったという、のどかな年寄りのお話でした。

ネギコガ

もうネギ坊主も終わったし、片付けるか。
あれ、虫がいる、と妻。
0608_6negi2 2020.6.8
小さな半透明の幼虫が何匹かいます。
0608_6negi3
ほとんど模様の見えないのもいれば、かなりはっきりした模様のものもいる。
0608_6negi4
5~6mmか。
0608_6negi5
お、繭もあるぞ。網になっていますね。
0608_6negi6
中に蛹が入っています。
0608_6negi7
こんな状態の繭も。
特に成虫を見たいというほどのものでもなし、成虫になれるのならなってもいいよ、と外に放置。運のいいのは羽化していったでしょう。

ところで、これは何というガか。調べてみました。
「ネギを食草とするガ」で検索したら、トップでヒットしたのが次のサイト
http://yurinoki.main.jp/musi/negikoga.html

ネギコガ  (葱小蛾)   Acrolepiopsis assectella
分類:昆虫綱・チョウ目・アトヒゲコガ科
食草(幼虫):ネギ、タマネギ、ニラ、ニンニクなど

ネギコガ(葱小蛾):「葱につく小さな蛾」ですって。
それを妻に報せたら、大きな声でけらけら笑う。
安易な名前ねぇ。まるでそのまんまじゃないの。と。
マッタク。

↓ガの専門サイト。
http://www.jpmoth.org/Acrolepiidae/Acrolepiopsis_sapporensis.html

↓小学館の「イモムシとケムシ」という図鑑のネギコガの項。

ネギや土手に生えたノビルで見つかります。ネギでは葉の中空の部分、ノビルでは葉の間にもぐり、内側から表皮を残して葉を食べます。

帯には「3歳から高学年まで」とあるのですが。とてもとても。並みの虫好きではついて行けないほどのものです。
「幼い人にこそ本物を!」
良書です。そう、一生もの、ですね。どうぞ。

カマキリ

0607w_7kamakiri1 2020.6.7
妻が撮影してくれました。暗くなり始めていて、フラッシュ使用。
何か獲物を捕えて食べていますね。
0607w_7kamakiri2
獲物の翅が見えるのですが、何なのかははっきりしません。
カマキリファンとしては、こういう姿は嬉しい。大きくなるんだぞ。

0608_15kamakiri 6.8
うわぁ、睨まれてしまった。「何か用か?」と。
「いえいえ、とんでもない」と引きさがる。
この迫力がたまんないんだよなぁ、幼虫でも。痺れます。
カマキリ大好き夫婦です。

スイートピー

0607w_6sweetpea1 2020.6.7
スイートピーの実が弾けていました。
カラスノエンドウの実の弾け方と似ていますね。大きさはスイートピーの方が圧倒的に大きいけど。
0607w_6sweetpea2
残っていた種子。
この豆は食べられません。有毒です。
スイートなのは花の香りだけ。
また来年も種を蒔きます。

アシナガグモ

0607w_4asinagagumo1 2020.6.7
水面近くに水平な網を張って、身体を長く伸ばしたこの姿勢。まぎれもなくアシナガグモです。
水面近くを飛ぶ小昆虫を待っているのでしょう。

アシダカグモと混同しないでくださいね。語感が似ているものですから間違えやすい。
アシダカグモは日本で1,2位を争う大型のクモ。網は張らないですね。待機型。走る姿がものすごい。
ゴキブリなんかもあっさりつかまえます。CDくらいの大きさです。
南西諸島の方に「オオハシリグモ」というクモがいて、それが日本最大のクモだ、と聞きますが、私がそのクモに出会うことはまずありえない。日常生活で最大のクモはアシダカグモです。

余談
★黒木瞳さんが朝日新聞に連載エッセー「黒木瞳のひみつのHちゃん」を書き始めて第2回のこと。2014年4月10日分。
タイトルは
「虫も殺さぬ顔してますけど」

一人で家にいて、巨大なクモと遭遇してしまった話でした。
「虫とか昆虫とか、もちろん蜘蛛とか、私は全然怖くなくて、虫も人も共に生きるのよ、な~んていつもは平気のヘッチャラで娘にも言い聞かせている私なのだけれど。あまりの蜘蛛の大きさに私はビックリ仰天した。」
とのこと。
ゴルフクラブで追い出そうとしたり、新聞紙で追い出そうとしたり。
新聞で30分かかって追い出せたのだそうです。
最後にネットで調べて「足長蜘蛛」ではないか、と書いておられました。
これ、多分間違い。アシダカグモですね。で、そう思って、朝日新聞社に報告したのですが、レスポンスはありませんでした。残念だったな。

エッセーの最後の行に「教訓」があって。
「スタインベックがこう言った。“新聞は世界中で一番便利なものだ。読むことは出来ないが、他のことになら何にでも使える” アタシ、納得。」

アメンボ

0607w_3amenbo1 2020.6.7
買い物帰りの妻の撮影。
アメンボ本体がどこにいるのかわかりにくいですね。
浅い水底に影が映っています。
アメンボは自分で波を作っています。交尾の相手を求めているとか。何かの通信です。
0607w_3amenbo2
アメンボの後脚が水面を凹ませています。その凹みの表面は凸レンズの作用をしているようです。
0714suimen
あらっぽい概念図です。水面がアメンボの脚でくぼんでいるところ、のつもりです。
黒い丸がアメンボの脚で、水面をくぼませています。
全体としては水面はくぼみ、凹レンズのようなのですが、水面から脚までの曲面は凸レンズを構成する。
で、斜め方向では、水中の物が拡大されて見える、というようなことが起こり得るのですね。

2020年7月15日 (水)

ホタルブクロ

0606_15hotarubukuro 2020.6.6
ベランダで、いっぱい咲きました。嬉しかった。
この後、花は減り、今年は終わりかなと思っていたのですが。

0704_6hotarubukuro 7.4
わ、10輪くらい、また咲きました。びっくり。

0705_19hotarubukuro2 7.5
妻がしゃがんで撮ってくれました。
二度咲きというのか、どう表現するのかわかりませんが、嬉しいことです。
またしばらく楽しめそう。
ありがとうね。

↓ホタルブクロという名前についてですが
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%96%E3%82%AF%E3%83%AD
ホタルブクロ

和名は、子どもが本種の袋のような花にホタルを入れて遊んだことに由来する[1]。

https://www.hana300.com/hotaru.html
ホタルブクロ

名前は、
 「花の中に蛍を閉じ込めると、その明かりが外へ透けて見える」ところからきているらしい。
 また、提灯(ちょうちん)の古名を「火垂(ほたる)」といい、その提灯に似ているので「ほたる」、それが「蛍」になったとも。

こんな風に、捕獲したホタルを入れてみると、というように理解していたのですが。

 1月に夫の藤田宜永さんを亡くした小池真理子さんが、朝日新聞の土曜日のbeという版にエッセーを連載しておられます。連れ合いを亡くした哀しみが随所ににじみ出る文章で、切ない気持ちで読ませていただいています。
その7月11日のものを読んでいましたら、その文末のところに。

(月夜の森の梟)直木賞、夫婦同時の難しさ 小池真理子(朝日新聞デジタル 2020年7月11日 3時30分)
 ・・・
 互いに多忙をきわめていた時だったが、京都の北、花背の里に取材に行ったことがある。誰もいない小川のほとり。蛍が乱舞し、自生するホタルブクロの花にもぐりこんで、儚(はかな)いランプのように明滅していた。この世のものとは思えない美しさだったのに、その話を夫に教える機会がなかったことをさっき、唐突に思い出した。
 話さずじまいになったことは他にもたくさんある。ひとつ屋根の下、作家が二人。互いにしゃべり続け、書き続け、うち一人はひと足早く逝ってしまった。(作家)

そうなのか。蛍が自発的にこの花の中に入り込むことがあるのだ、と教えられました。
合掌

デュランタ

0607_5duranta 2020.6.7
つぼみがずらっと並んでいました。
タカラヅカという品種だと思います。で、花開く前ですから宝塚音楽学校の生徒さんたちですかね。

0608_19duranta 6.8
卒業したようです。花が並んでいました。

「ラン太」という猫を以前かわいがっていましたので、どうもデュランタというとその猫を思い出す。夫婦二人して鑑賞しています。

モミジバルコウ芽生え

0606_28momijibarukou 2020.6.6
線路柵下。最初に出てくる「子葉」(双葉というやつです)が、まだ残っています。
ちっちゃなヤツデみたいな本葉(ほんよう)は見間違うことなくモミジバルコウです。
ルコウソウ、モミジバルコウ、マルバルコウ、キバナルコウなどがこのあたりにあるはずでので、これから散歩の楽しみが増えます。

ダンダラテントウ幼虫@コオニユリ

0606_22dandaratentou1 2020.6.6
コオニユリのつぼみの脇にテントウムシの幼虫が見えました。
0606_22dandaratentou2
頑張ってこのくらい。
ナナホシテントウの幼虫ではないし、ナミテントウの幼虫でもなさそう。
そうなると、このあたりで見かけるテントウムシとしてはダンダラテントウが3番目の候補かな。
↓と、幼虫図鑑を見ました。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/dandaratentou.html
ダンダラテントウ

大丈夫そうです。確定。ご確認ください。

西之島の噴煙

小笠原諸島の西乃島が噴火しました。14日の報道では噴煙は約2600mの高さに達したとのことでした。

西之島で噴火 気象衛星も噴煙を捉える(6/14(日) 13:30配信)
ウェザーニュース
 気象庁は9時40分に小笠原諸島の西之島が噴火したと発表しました。噴煙の高さは火口上約2,600m。気象衛星ひまわりでも噴煙が東の方向に流れている様子が捉えられています。
 ・・・
 西之島では活発な火山活動が継続していて7日(日)に海上保安庁が行なった上空からの撮影でも、灰色の噴煙を高く上げていることが確認されました。先日12日にも噴火が観測されています。

7月に入って↓
   西之島の噴煙、8300メートルに達する 小笠原諸島(朝日新聞デジタル 2020年7月4日 16時30分)
という記事が出まして、成層圏近くまで上がったようでした。

そうしたら、TBSの森田さんの気象情報で、梅雨前線を押し上げる太平洋高気圧との関連で、噴煙の衛星写真が流れました。
0710_16hunen12020.7.10
「太」という字の左下に噴煙が茶色く写っています。
高気圧の中の風は時計回りです。そして高気圧内には雲が少なく、夏の晴天があります。
太平洋高気圧の北側のへりに沿って雲の帯は日本に大雨をもたらしている梅雨前線の雲。
0710_16hunen2
噴煙のそばのアップ。噴煙が時計回りに流されていくのが見えます。
気象衛星って、すごいものですね。
{昔話:気象衛星の画像が出始めた頃。それを見て、天気図そっくりじゃん、と思った記憶があります。}

20200711131000 7.11
7月11日13時10分の衛星写真です。気象庁のHPから私がコピーしたものです。
白い矢印で指したあたりに噴煙があるようです。ぎりぎりなんとか判別できるかどうか、という写真ですが、お目にかけます。
0711_1200tenkizu
同じ日の12時の天気図です。
梅雨前線が長江の河口あたりまで伸びています

朝日新聞デジタルから引用↓

活発な梅雨前線、中国本土まで 長江沿いも記録的豪雨
2020年7月8日 17時32分

 九州から東日本にかけての豪雨の原因になっているのが、活発な活動を続ける梅雨前線だ。この前線は中国本土まで延びており、長江の流域にも記録的な大雨をもたらしている。中国政府の発表によると、3日時点で洪水などによる死者・行方不明者は121人に上るという。
 ・・・
 梅雨前線は毎年、中国にもかかり、中国でもこの季節を「梅雨」と書き、「メイユイ」と読むという。

日本も中国も「大雨」。NHK↓

中国 長江流域など広範囲で大雨 死者・行方不明者141人(2020年7月12日 22時44分)
 ・・・
 12日正午までの死者、行方不明者は141人、避難した人は、延べ224万人に上っているほか、建物が倒壊するなどの被害は、2万8000棟となっています。
 ・・・

気象の出来事が過激化していますよね。これも温暖化の一つの現れなのかもしれません。
厳しい時代を生きることになりました。しぶとく参りましょう。

{雨量はmmで計測しますが、この間に日本全土に降った雨の質量はどのくらいのものなのでしょうね。誰か見積もってくれないかな。とんでもない重さの「水」が気体の水蒸気として空中を飛んで来る。それを運んでくるエネルギーはやはり太陽から供給されるもの。考え始めると気が遠くなりそうです。}

環水平アーク

0626_27tv1 2020.6.26
テレビ朝日の気象情報で。
一瞬「彩雲かな」と思いましたが違いました。環水平アークです。
0626_27tv2
東京の上空で、たくさんの人が見たようです。
0626_27tv3
解説。雲が広がっている場合、水平に伸びて見えるはずなのですが。
0626_27tv4
上下の雲は高度が低くて、環水平アークを発生させるような雲ではない。
それらの雲の間から、高高度の飛行機雲が見えたのですね、それも出来たてのものではなく、広がりつつある飛行機雲。
で、その飛行機雲を構成する氷晶がこの間水平アークを生じさせた。で、飛行機雲の部分にしか発生せず「水平」に見えなかったのです。
0626_27tv5
私は見逃しました。TVで見られて幸いでした。

↓参考サイト。
https://weathernews.jp/s/topics/202006/260075/
東京上空に虹色の雲「環水平アーク」が出現中
2020/06/26 11:24 ウェザーニュース

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%92%B0%E6%B0%B4%E5%B9%B3%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AF

環水平アーク
環水平アーク(かんすいへいアーク、英語:circumhorizon arc、circumhorizontal arc)とは、大気光学現象の一種で、太陽の下46度の水平線上の薄雲に虹色の光の帯が見えるもの。水平弧、水平環 とも呼ばれる。大気中の氷晶に太陽光が屈折して起こるもので、太陽高度が58°以上の時にしか出現しない[1]

 

2020年7月14日 (火)

ザクロ&ベゴニア

0606_13zakuro_begonia 2020.6.6
ここにはザクロとベゴニアが写っているのですが。
解説しません。識別してください。
なんでこういう同居関係になったんだか、よくわかっていません。

コマツナギ

0606_10komatunagi 2020.6.6
マメ科の花が大好きな私。コマツナギは私のお気に入り。なんたって私、駒繋小学校の卒業生だもんな。
見るからにマメ科らしい花でしょ。かわいい。

0711_6komatunagi1 7.11
気づいたら、実がなり始めていました。
小さな豆なんですよ。5mmくらいしかないですね。もっと大きくなるのかしら。これまで実についてほとんど気づいてきませんでしたので、よくわかりません。
0711_6komatunagi2
莢の長さが5mmくらいですから、種子はずいぶん小さいようですね。手に取って開けて見られるかどうか、わかりません。せめて1cmくらいにせいちょうしてくれればなぁ。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/post-0544.html
2018年6月19日 (火) コマツナギ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-c97109.html
2019年8月 2日 (金) コマツナギ

ネジバナ

0606_8nejibana2 2020.6.6
つぼみが立ち上がってきました。

0609_1nejibana 6.9
下の方から開き始めました。

0613_1nejibana 6.13
どんどん開いていきます。

0619_3nejibana 6.19
ネジの向きが逆ですね。右ネジ・左ネジ、定義によって変わるでしょうが、この2本が鏡像関係にあるネジであることはすぐわかります。ネジの向きは、ほぼ1:1であるということです。

0625_1nejibana 6.25
てっぺんまで咲き上がった姿。下の方の花はもう終わってきています。

0710_1nejibana 7.10
花は完全に終わり、実がネジになっています。
天気が良くなると、乾燥して種子を蒔くでしょう。

↓種子の写真があります。
https://matsue-hana.com/hana/nejibana.html

↓参考
https://jspp.org/hiroba/q_and_a/detail.html?id=1444
ネジバナのねじれる方向について

0615_17nejibana 6.15
この写真はこれより上の写真とは別の鉢。
上の方の写真は、毎年、同じ鉢に伸びてくる個体群。その種子が自発的な撒布で下のプランターに落ちたんですね。
で、周囲の葉をかき分けて花が立ってきたものです。かなりタフな植物です。

ヒメクチナシ

0606_7himekutinasi 2020.6.6
つぼみ。まだ硬い

0611_4himekutinasi 6.11
半開き。

0615_35himekutinasi 6.15
豪華な姿。
一重咲きのものでは実がなって、実が熟しても割れないので「クチナシ」というのだ、と聞きます。
我が家のは八重咲きで実はなりません。
代わりに、この季節オオスカシバが産卵に訪れて、幼虫が葉を食べ、にぎやかなことになります。

ルリマツリ

0606_6rurimaturi
2020.6.6
ルリマツリのつぼみが動き始めてますね。

0612_20rurimaturi 6.12
ほ~ら。独特なんですよ、このつぼみ。

0615_24rurimaturi 6.15
花弁には独特の光沢があって、好きな花です。
私共は和名で「ルリマツリ」と呼んでいますが、園芸的には学名から「プルンバゴ」と呼ばれていることもあるようです。
学名は「Plumbago auriculata」とか「Plumbago capensis」というようです。詳細はよくわからない。

↓参考に
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%AA

属名のPlumbagoはラテン語で「鉛」を、種小名auriculata(アウリクラータ)は「耳形の」を意味する[7]。シノニムはPlumbago capensisで、種小名capensisは「喜望峰産の」という意味である[1]。和名のルリマツリ(瑠璃茉莉)のルリは花の色、マツリはマツリカ(ジャスミン)に似た花の姿に由来する[10]。

 

タマサンゴ

0605_7tamasango 2020.6.5
別名「フユサンゴ」というくらいで、寒い時期にきれいな実をつけるのですが。
あれ?早くないかい?

0702_9tamasango 7.22
色づいちゃったぞ。
このまま3,4カ月もつとは思えないし。
ちょっと早いんじゃない?
何かあると「気候のせい」とかいいたくなるんですが。どうしたんでしょう?

↓参考
https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-tamasango_large.html
タマサンゴ(玉珊瑚)

タマサンゴ(玉珊瑚) は、夏に白い小花を咲かせ、花後に成る小さな赤い球形の果実が ホオズキ(鬼灯) または、ミニトマト(Mini Tomato)" に似た果実を鑑賞するナス科ナス属の非耐寒性常緑低木です。 葉はよく分枝して、互生して付きます。 夏に開花し結実することが多いので、「冬珊瑚」と聞くと違和感がありますが、主に寒くなると色づきが良くなることや、冬でも成ることからネーミングされました。

一般名:タマサンゴ(玉珊瑚)
学名:Solanum pseudo-capsicum(ソラナム)
別名:フユサンゴ(冬珊瑚),リュウノタマ(龍の珠)
分類名:ナス科ナス属
原産地:ブラジルなどの南米
草丈:20~50cm 花色:白 開花期:ほぼ一年中(出盛期:8~9月)  葉色:緑 結実期:9~12月 果実色:緑・黄・橙・赤 果実径:2cm

 

2020年7月13日 (月)

雨が続きます

気象情報で雨の降り方の形容をいつも耳にします。
この「雨の降り方と強さ」の形容は、気象庁の定義用語です。
聞いていればおおよそのことはわかりますが、確実な定義に触れることもよいのではないか、とご紹介します。

気象庁のHPから
ホーム > 知識・解説 > よくある質問集 > 雨・雪について
こう進むと
↓下のようなQ&Aがあり
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#6
「激しい雨」、「猛烈な雨」とは、どのくらいの雨を指すのですか?

 気象庁では、国民の皆様に雨の強さの程度を容易にご理解いただくために、雨の強さを「やや強い雨」、「強い雨」、「激しい雨」、「非常に激しい雨」、「猛烈な雨」の5段階に分類してお伝えしています。例えば「激しい雨」とは1時間に30ミリ以上50ミリ未満の雨でバケツをひっくり返したように降るイメージ、「猛烈な雨」とは、1時間に80ミリ以上の雨で息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずるイメージとなります。詳しくは、雨の強さと降り方を参照してください。

「参照」をリンクすると
↓ここにつながります。
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/amehyo.html
雨の強さと降り方

公共の共有物と考えて画面のコピーをとり、ここに掲載します。
0712ame
雨量の区切りを、大体のところでいいですから頭に収めておくと、判断の助けになるかと思います。

NHKの気象情報に登場するある男性気象予報士さん。
「はげしい」という言葉の「ha」のところに強勢をおくのが特徴。
それはそれでもいいですが、「非常に激しい」と一つの言葉として言わなければいけないときに、「非常に」と「激しい」の間に一拍をおいて、haを強く、いつもの「激しい」と同じようにおっしゃる。
それはいかんでしょう、というのが私の思い。違いがくっきり分かるように言わなければ、せっかくの定義が生きないでしょ。考え直してほしいな。

とにかく。身の安全を守りましょう。お互いに。

ビワ

0604_25biwa 2020.6.4
商品のビワの種を蒔いたもの。実生ですから、親と同じ味になるとは限らなかったのですが、これが何ともおいしい。

0617_9biwa 6.17
今年は強風の日が多かったり、冬が異常な高温だったりして不順でしたが、何とかある程度収穫がありました。

果肉は厚いし、甘いし、「当たり」ですね。毎年、楽しみます。たくさん採れ過ぎた時はジャムにしたりもします。

カンナ

0606_21canna 2020.6.6
カンナのつぼみ。

0611_2canna 6.11
おちょぼ口に紅を点したよう。

0612_3canna1 6.12
きれいだ。檀特(だんどく)という品種じゃないかと思っています。

0615_20canna 6.15
色が濃くなって、花の終わりへ。
目が覚めるような鮮やかな色で楽しませてくれました。
東京の寒さでは自力で冬を越してくれるようですよ。庭で自生しています。

イチゴの仲間

0605_6itigo_1 2020.6.5
勝手にやって来たイチゴの仲間。
花は咲かせるし。
0605_6itigo_2
真っ赤な実は生るし。
よくわかりませんが、イチゴの仲間であることだけは確か。
足元で頑張ってます。

ハボタン

0604_24habotan1
2020.6.4
ハボタンに実ができました。
0604_24habotan2

いかにもアブラナ科の棒状の実です。

0605_1habotan
6.5
名残の花まで咲きました。いろいろあるなぁ。

下にリンクしたWikiの記事で「ハボタンは自家不和合性を持つ」とあったので、一株だけしかない我が家では実はできないだろうと思っていました。
でも実ができた、となるとわからなくなってくる。
コマツナやムラサキハナナの花が同じ時期に咲いていましたから、訪花した昆虫が花粉を運んだのかな、とも思いました。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3

そのほか、ハボタンは自家不和合性を持つため、他のアブラナ属近縁種植物と交雑しやすく、種取りや品種改良では注意する必要がある(販売されている新品種の多くはキャベツ同様の一代雑種であり、種子を採っても同じものは育たない)。

↓季節の花300のサイトには↓「花・実・種子の写真」があります。
https://www.hana300.com/habota.html
何だかなぁ。普通に実ができてもいいのかなぁ。
このところの雨で、実が湿ったままです。乾燥したら種子が入っているのかどうか、調べてみます。

セイバンモロコシ(かなぁ)

さっぱりわかっていません。

0604_22humeihana1 2020.6.4
変なものを見ました。
茎の中ほどが裂けて、中からつぼみや花が盛り上がっていました。
「咲く」という状態にならないうちに、内部でつぼみが成熟し、内圧が高くなったのでしょうか。

0605_11humeihana1 6.5
これだとまだ納得のいく姿。
茎の先端で、葉があって、そこから下に裂け目があって、そこが開いて中からつぼみが現れる。
0605_11humeihana2
あまり違和感ないでしょ。
0605_11humeihana3
これ、やっぱ、変。

0608_12ineka 6.8
結局まあ、こんな風になりましたが。
さて、肝心なところで、これなんだろな。わかってません。教えてください。

ヤノネボンテンカ

0602_17yanonebontenka 2020.6.2
つぼみがいっぱいできました。開放花の季節に入るのかな、と思いましたが。
なかなか開放花は咲かない。閉鎖花だと咲いたかどうだかわからないうちに結実していきます。

0623_25yanonebontenka 6.23
やっと開放花が咲き始めました。でも、思ったほどわぁっとは咲かない。少しずつ咲く程度。
ある意味、季節感なく咲き続けましたからね。疲れているでしょう。ゆっくりどうぞ。

2020年7月10日 (金)

セマダラコガネ

0604_21semadarakogane1 2020.6.4
タチアオイのつぼみの間に挟まるようにして潜っていた甲虫。
0604_21semadarakogane2
引っ張り出すのはかわいそうと見ていたら、こんな格好をしました。
多分、セマダラコガネでしょう。
背面が見えれば確定的になったのですが、あいまいさを残したままお目にかけます。

シクラメン実

0604_5sikuramen 2020.6.4
花が終わり、ふと気づくと実が大きくなっていました。

0610_3cyclamin 6.10
実が自分で口を開いて、中の種子を出していました。
この種子はもちろん蒔いてみます。多分また実生で増えますね。そういう繁殖、好きだな。植物の生き方として一番自然ですものね。
植物も生き物として一緒に暮らす、というのがいいと思います。

白髭咲きアサガオ

0604_2sirohige1 2020.6.4
今年の白髭咲きアサガオ第1号です。昼の撮影。
ちゃんと咲いているところは見られませんでした。早朝に咲いたのでしょう。
ヒゲがありますね。これが名前の由来。
花の後ろの葉にV字型があります。これはアサガオの葉ではありませんね、タデ科の葉です。
0604_2sirohige2
はい。こういうことなのです。
ガレージ前の一部分にヒメツルソバが広がっています。舗装の隙間に根を張って伸びている。
去年この場所のそばの門柱で咲いた白髭咲きアサガオの種子がそこへ落ちたのでしょう。
グラウンドカバーになっているヒメツルソバの中で、何とか成長した。
蔓を巻きつけることもできずに、地面ぎりぎりの位置で、とにかく咲いてしまった。ということだと思います。
アサガオの葉は一枚しか見えませんね。
でも、頑張るんだ。

ドラゴンアイ・ハロ

0603_12dragoneye_hallo1 2020.6.3
TBSの夕方の気象番組「イノ天」、アナウンサーの井上さんと森田さんが登場。いろいろ面白い画像を届けてくれるので、楽しみにしています。
今回は「ドラゴンアイ」。「竜の瞳」かな。
0603_12dragoneye_hallo2
6月3日の午前中撮影の写真です。
どうやら、この日は、完全な「開眼」ではなかったようです。
下に引用する朝日新聞の記事によると、公式の開眼は7日だったようです。
私は山歩きなんかまるっきりダメですから、自力でこんな光景を見ることは絶対にできない。
TVのおかげで楽しませてもらっています。

0603_12dragoneye_hallo3
こちらは、イノ天から約1時間ちょい後のホラン・千秋さんと森田さんの番組。
この日、3日の正午ごろにハロという現象が見えたのだそうです。
ハロといってもガンダムに登場するハロではありません。
「暈(かさ)」と訳すのかな。太陽を囲む環です。
虹は太陽が観測者の後ろにある時の水滴への屈折・反射・屈折で生じますが、ハロでは屈折だけです。
上空の氷晶がプリズムとして働いて太陽光線を分光してできるものです。
詳しくは下にリンクするWikiでお読みください。

ドラゴンアイと違ってハロは私にも観測のチャンスはあるはずですが、普段あまり上を見上げない人だし、ハロは見たことないと思います。以前、環水平アークとか、彩雲は見たことがありますけどね。


↓新聞記事から引用
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14508819.html
雪解けで「開眼」 八幡平の鏡沼(朝日新聞デジタル 2020年6月10日 16時30分)

 岩手県と秋田県にまたがる八幡平(1613メートル)の山頂付近の鏡沼(直径約50メートル)で、雪解けの季節に見られる「八幡平ドラゴンアイ」が出現した。
 八幡平は山頂付近に雪が残っており、鏡沼を上から眺めると残雪が巨大な「竜の目」のように見える。沼中央部の雪が解けて雪がドーナツ状になると「開眼」とされ、今年は7日に開眼した。
 ・・・

↓ハロについて
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%88

カメムシ

0603_8kamemusi1 2020.6.3
タチアオイの花の中。多分クサギカメムシだろうというカメムシがいました。
カメムシも蜜を求めるのか、と見ていたら、奥にアリがいますね。
0603_8kamemusi2
しばらくしたら、アリが上がって来て、カメムシの腹端部を探る。
犬や猫は肛門腺からの匂いで血縁関係などがわかるのですが、昆虫ではそんな話はない。
でも、アリにとって何か匂ったのかもしれませんね。カメムシの匂いかな。
今回は、カメムシの方が出て行ってしまいました。

ハラビロカマキリ幼虫

0603_6harabirokamakiri 2020.6.3
カマキリかオオカマキリかというのは、なかなか見分けづらいのですが。
上の写真は自信をもってハラビロカマキリの幼虫である、と言えます。
脚のまだら模様と、腹を上へ反らせた独特の姿勢のおかげです。
0603_6harabirokamakiri1
別の場所で。
0603_6harabirokamakiri2
幼虫が振り返りました。なんだろ、と視線の先を見たらテントウムシがいました。ナミテントウかな、はっきりしませんが。
視界に動きが見えたのでしょう、で、振り返ってちゃんと見た。
自分には大きすぎるという判断だと思います、またすぐに視線をそらせて「待ち」の姿勢に入りました。

2020年7月 9日 (木)

モンシロチョウ@ランタナ

0602_16monsirotyou1 2020.6.2
目の前のランタナの花にモンシロチョウが飛来して蜜を吸おうとしています。
何度も書いているのですが、ランタナの花は見かけは小さいのですが、意外と花の奥が深い。
0602_16monsirotyou2
う~ん、と顔を突っ込むようにしています。
モンシロチョウがこんな風にして蜜を吸うのですから、シジミチョウなんかではちょっと無理っぽいかな。
アゲハなど大きなチョウは飛び回りながらひょいひょい口吻を伸ばして蜜を吸っていますけどね。
花とチョウの関係って、結構面白いものです。

カメムシ幼虫

0531_21kamemusi1 2020.5.31
アジサイ・スミダノハナビの花の下に虫が隠れています。
0531_21kamemusi2 
虫の部分だけトリミングするとこうなりました。
クサギカメムシの若齢幼虫じゃないかと思いますが。
背面などきちんと撮影したいけど、追い出すのはいかんでしょう。
おそらくそうだ、ということで満足することにしました。

オンブバッタ幼虫

0531_20onbubatta 2020.5.31
ベゴニアの葉にオンブバッタの若齢幼虫がいました。
オンブバッタは好みとしてはシソが好きですが、ま、とりあえずここに登ってみましたか。
で、この写真を撮った時、私の意識は当然バッタの方に向いていました。
何枚か撮って、PCで写真を見たら、あれ~!っとビックリ。
葉の表面がスゴイ!
0531_20onbubatta2
知らなかった。
おもしろいものですね。
これに関する記述が見つかりません。どなたかご存知でしたら教えてください。

テントウムシ2種 蛹

0531_19namitentousanagi 2020.5.31
「テントウムシの蛹」です。さて何テントウか。
多分、ナミテントウの蛹だと思います。

0608_20dandaratentou 6.8
これは?
ダンダラテントウの蛹だと思います。
どちらもアブラムシを食べるので、大事にしてやってください。
微妙な差ですが、違うということは確実ですね。

↓参考にした福光村昆虫記というサイト。
http://fukumitu.sakura.ne.jp/insect/syu_k/koucyu5_2.html
いつもお世話になるサイトです。便利ですよ。

ユウゲショウの実

この話、実は6年も前に書いたことがあるのです。
思い出して、再度お目にかけます。
0531_18yuugeshou1 2020.5.31
これが実。
0531_18yuugeshou2
水をかけて2分後。実の先端部が開いて種子が出てきました。
0531_18yuugeshou3
更に1分経過したらこうなりました。
0531_18yuugeshou4
おみごと。
雨滴撒布といいます。ちょっと珍しいと思いますが。
水に濡れると果実の内側が吸水して膨らみ、開くのでしょう。
乾けばまた閉じる。何度か繰り返すことができるようです。
雨が降れば種子を蒔く。どこへ流れつくかはわかりませんが、新しい生息域を求めて、種子を流すのです。
いろんな方法で種子を蒔くものですね。

↓過去記事。リンクがうまくつながっていないのもあります、ご承知おきください。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-8b54.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):1

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-5d73.html
2014年6月23日 (月) ユウゲショウ・種子(雨滴撒布):2

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-1cc7.html
2016年6月15日 (水) ユウゲショウ+雨滴撒布

ビヨウヤナギの葉

0531_17biyouyanagi1 2020.5.31
玄関を出て左、ビヨウヤナギがありまして。花に意識が行っていたのですが。
あれ?
0531_17biyouyanagi2
どうしたのかな?
葉芽の段階で、コンパクトな状態で折りたたまれていたときの「皺」なのかな?
大きくなれば平らになるのかな?
しばらく注意していましたが、平らにならないまま他の葉に隠されてしまって、意識から外れ、なんだか枯れちゃったのか見えなくなりました。

2020年7月 8日 (水)

アリ

0531_14ari 2020.5.31
たまに出くわす光景なのですが。
蜜のある花でもない。アブラムシがいるわけでもない。甘い液が吸える状況ではないような、傷もない葉の上で、アリが「陶酔」でもしているかのよう。じっと動かず、口を葉につけている。
見ただけではわからない、何かがあるのでしょうね、多分。と思うのですが、確かなことはわかりません。

アリですけど、アリの種というのも、よくわからなくてなぁ。クロヤマアリはわかる。通称アカアリというのがいますよね。アミメアリかな。たまにね、でかいクロオオアリを見れば、それはわかる。
そんなところしかわかりません。
で、写真のアリは何だろう?クロクサアリかな?わかりません。

シルバーリーフ

0531_4silverleaf1 2020.5.31
「銀の葉」ではなく「金の花」を楽しんでいます。
まさしく「菊の花」ですね。

0602_3silverleaf 6.2
管状花からシベが出ている花が増えました。

0612_2silverleaf 6.12
盛りの花、花の時期を終えようとする花、テッポウユリと重ねてみました。
玄関を出るとこういう眺め。時の流れを感じながら鑑賞しています。

ホソハリカメムシか

0530_27kamemusi 2020.5.30
タチアオイの花の外側にいたカメムシです。
ハリカメムシかホソハリカメムシか。並べて比較したことがないので、よくわからないのですが、一応ホソハリカメムシだろうということにします。結構よく見るんですよ、このカメムシ。
光線の加減で、影がくっきり。私って「影」も好きですね。

0629_6kamemusi 6.29
妻と二人で東京都知事選の期日前投票に行こうと、車を出したら、窓にとまっていまして、妻が一枚パチリ。
以前は投票所の前の道が多少の広さがあって、車で行って「歩行困難者」の標章を出して駐車し、投票に行っていたのですが。
今の投票所の前は狭い一方通行路でして。駐車したら通行妨害になりそうです。
で、出張所へ期日前投票に行きます。地下駐車場があるし、エレベーターですぐ行けるし。
今回は、COVID-19対策がいろいろなされていました。私は0.9mmの太いシャープペンシルを持参して記入しました。ちょっとした緊張感が漂っていましたね。職員の方々、立会人の方々に礼をして投票を済ませました。
本当に「最前線」の仕事は厳しいものですね。

0703_2kamemusi 7.3
ミズヒキのつぼみか花かから、吸汁しているようでした。「甘い汁を吸ってるな」。
政治家や権力者じゃないから、許す。

0705_16hosoharikamemusi 7.5
スミダノハナビというアジサイで。
例年よりカメムシが多い、という気がします。
家の中で見つけて、つまみだしましたが、特に「くさい」ということはなかったな。興奮させなければいいのです。

テントウムシ

2020.5.30
種も判別しがたいテントウムシが何匹かいました。このあたりのアブラムシを食い尽くした状態ではないでしょうか。
0530_25tentoumusi2
すぐそばに、アブラムシだらけのところも。
きっとこういうところもこれからテントウムシが狙うんでしょうね。
気づかれない場所で、激しい戦いが行われています。

ハキダメギク

0530_19hakidamegiku 2020.5.30
ハキダメギクって、花の時期が長いんですね。
初め、花が咲く前はナンダロ?と思っていたのですが、花が咲き始めたらハキダメギクと理解しました。
それからでもずいぶん経つよなぁ。

0620_12hakidamegiku 6.20
線路際で見かけました。最初のは庭ですので、かなり離れた場所。繁殖力は強いようですね。

↓侵入生物データベースです
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/80540.html
  国内移入分布 ほぼ全国
  侵入年代   1920年頃,1932年に報告

もう100も前にやって来て、全国に広まったようです。特に法的な扱いはないので、邪魔だったら普通に抜くなり刈るなりしてください。

↓写真はやはりこのサイト。
https://matsue-hana.com/hana/hakidamegiku.html
ハキダメギク(掃溜め菊)

ここでコゴメギクという似た植物へのリンクがあって、見ました。
似てますがやはりこの記事の花はハキダメギクだと思います。

ネギ坊主

0530_7negibouzu 2020.5.30
あまりきれいにまん丸くはなりませんでしたが、ネギ坊主です。
私などが小学生のころは街のあちこちに畑がありましたから、ネギ坊主などよく見かけたものです、
今は街中じゃ見られませんね。
食用のネギの根のところをプランターに植えて育ててみてください。
うまくいけば見られます。

↓Wikiから
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8D%E3%82%AE%E5%9D%8A%E4%B8%BB

 ネギ坊主(ネギぼうず)は、ネギ亜科の植物によく見られる聚繖花序のこと。数十輪から場合によっては千輪以上の小さな6弁花が、ほぼ球形に集まって咲く。
 食用のネギの花にあまり観賞価値は見出されないが、同じネギ属の植物の中にはアリアムまたはアリウムとして観賞用に栽培されるものもある。生け花やフラワーアレンジメントなどに利用され、色も紫色のものなどがある。

アリウムというのは結構よく見るようになりましたよね。なるほどあれは「園芸用ネギ坊主」なのか。
おもしろいなぁ。

「聚繖」って読めます?
聚繖
私は読めませんでした。予想としては「しゅうさん」でしょうが、初めて出会う言葉でした。
広辞苑第六版には「聚繖」はなくて


〔糸部12画/18画/6968・6564〕
〔音〕サン
[意味]
柄(え)の長い、きぬ張りの傘。きぬがさ。
広辞苑第六版より引用

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B1%E5%BA%8F
花序

集散(しゅうさん)花序 (英語: cyme)
主軸の先端に花がつき、少し下から横枝が出てその先に花がつくのが基本パターンである。また、この基本パターンが繰り返されたもの、すなわち、主軸ではさらにその下から横枝が出、横枝でも先端の下からさらに横枝が、ということを繰り返してできる花序を複集散花序という。

これでしょうね。きっと。
ややこしい字に出会ってしまいました。物識りになったゾ。

2020年7月 7日 (火)

ナス科の花

0530_6nasu 2020.5.30
本家 ナス。
ナス目 Solanales>ナス科 Solanaceae>ナス属 Solanum>ナス melongena
なかなか立派な実がなりまして、おいしくいただいています。

0530_8piment 5.30
ピーマン
ナス目で、花はナス科の花なんですが、トウガラシ属で、種としてはトウガラシで、その栽培品種ということなのだそうです。
ナス目 Solanales>ナス科 Solanaceae>トウガラシ属 Capsicum>トウガラシ C. annuum>栽培品種 ピーマン C. annuum var. 'grossum'

なかなかにむずかしい。
ま、おいしいからいいんですけど。

巨大スイカ

0703_12gastank 7.3
TBSの井上アナウンサーと森さんの気象番組の画面。
巨大なスイカが見えます。
これ、ガスタンクなんですって。

↓「滝沢スイカ」というのが名産品なのだそうです。
http://www.city.takizawa.iwate.jp/suika
滝沢市の名産品『滝沢スイカ』

↓で、ガスタンクの話。
http://www.city.takizawa.iwate.jp/life/work/sangyou/_9440.html
盛岡ガス(株)滝沢工場スイカガスタンク工事について

 滝沢市のシンボルのひとつである、盛岡ガス(株)滝沢工場のスイカのガスタンクのリニューアル工事が完了しました。
 2基ある丸いガスタンクのうち、スイカ模様のガスタンクは老朽化のため解体し、今までチャグチャグ馬コの絵が描いてあったガスタンクがスイカ柄にリニューアルされました。
 同社は、「スイカのガスタンク」で市のPRにご協力いただいており、ガスタンクのリニューアル後も、ガスタンクをスイカ模様に塗装していただくことになりました。
 2015年10月中旬に旧スイカのガスタンクは「リンゴの皮むき工法」という工法により解体撤去され、その後、今までチャグチャグ馬コの絵が描いてあったガスタンクにスイカの模様の塗装されました。
 2015年11月下旬に新しいスイカのガスタンクが披露され、新たな滝沢市のシンボルとしてお目見えしました。

とまぁ、こういうお話でした。しかしまあ、でかいスイカだ。食べでがありそうですね。

小玉スイカ

0530_4suika1 2020.5.30
小玉スイカの雌花です。こんな時から子房はスイカ模様なんですね。

0531_2suikamebana 5.31
雌花と
0531_2suikaobana
雄花です。

0606_9kodamasuika 6.6
妻は授粉に精を出す。これ、稔ると思います。
ま、そう大きくはならないでしょうが。楽しみではあります。
大事な実ですから袋掛けもしました。
排水口用のフィルター、ストッキングタイプとかいう、伸縮性のある袋をかけて大事に世話をしています。

タチアオイ

0529_4tatiaoi2 2020.5.29
3m近い高さです。伸び伸びと健やか。青空に映えるよな、と狙うんですが。アングルが厳しい。

0530_28tatiaoi 5.30
再挑戦。思いっきり伸びたらいい。そう、君はそういう花だ。

ブーゲンビレア

0529_3bougainvillea1 2020.5.29
今年は盛大に咲いています。
0529_3bougainvillea2
周りは苞で、中の3本が花。

0531_11bougainvillea 5.31
1本咲いた。

0606_5bougainvillea 6.6
2本になった。

0609_5bougainvillea 6.9
満開だ。

苞はまた苞葉ですから
0620_13bougainvillea1 6.20
確かにね
0620_13bougainvillea2
葉っぱですね、コレ。

実ができるのかどうか、よくわかりません。少なくとも我が家では結実したことはないと思います。
授粉の条件が厳しいのでしょう。

テレデート

今日は七夕。とはいえ、旧暦7月7日は今年の場合8月25日です。
新暦の今の時期は梅雨ですから、あまり星空を見るのに適しているとはいいがたい。
こういうのは旧暦でやった方がいいでしょうね。
高校生の頃かな、夏休みに母の実家によく行っていましたが、8月の夜に今の八峰町、当時の八森町茂浦の浜に寝っ転がっていると、天の川が本当にミルクをこぼしたように立ってましたよ。きれいだったな。

さて、7月4日付朝日新聞朝刊の「かたえくぼ」がすごく面白かった。

(かたえくぼ)七夕
 オンラインにしようか
 ――織姫・彦星
 (宮城・あんこ)

直接会ったら「濃密接触」になってしまう。マスクしてデートしてもあんまりなぁ。
スマホかなんかで、テレデート、としゃれこんでないかな。
雨が降ろうとなんだろうと、地上から見えようが見えまいが、天の川をまたぐ「日女(ひめ)」と「日子(ひこ)」の壮大なテレデートを思い浮かべてください。

2020年7月 6日 (月)

ベルマウス型放水路(PC画面から)

0526_7pc1 2020.5.26
PCの電源をONにした最初の画面。さすがにこれには「何だこりゃ?」

↓解説

   レディバワー貯水池のベルマウス型の放水路 (イギリス、ダービーシャー)
 レディバワー貯水池では、ほとんどのダムと同様に、放水路 (越流水路) が溢れた水を排水して、ダムや周辺地域への越流による被害を防止しています。レディバワー貯水池には、直径 24 m ある石造りの "ベルマウス" (ラッパ口) 型放水路が 2 つあります。通常は水面から乾いた状態で顔を出していますが、大雨や洪水が発生した際には威力を発揮し、水位を適切に保ちます。
 レディバワー貯水池は、普段は隠れて見えない "あるもの" で有名です。1940 年代、貯水池が完成した時に底に沈んだダーウェント村の遺跡が、乾期に水位が下がるとその姿を現します。残念ながら、2018 年にこの村が現れたとき、好奇心にかられて訪れたたくさんの人々に遺跡が破損されました。貯水池を管理しているピーク・ディストリクト国立公園の所轄当局は、見るだけで遺跡には触れないようにとの勧告をしています。

ある種のオーバーフローなんですね。知らなかった。
↓検索したら、構造がわかる写真がありました。
https://www.gizmodo.jp/2016/01/the_ladybower_reservoir.html
普段は大人しいけれど...? イギリスの貯水池にある、大きな大きな水の穴(2016.01.19 10:00)

ミツバチ

0528_10mitubati1 2020.5.28
タチアオイの花に突入していくミツバチ。
もちろん花の奥の蜜を狙っている。
0528_10mitubati2
オシベを押しのけて潜り込み、蜜を吸います。
0528_10mitubati3
結果として、こうなっちゃった。スゴ。
体中が花粉だらけ。この花粉をかきとって、蜜で練って花粉団子にして、後脚の花粉バスケットに入れて、持ち帰るのでしょうね。
見ている私も、笑いながら仕合わせ気分なのでした。

タチアオイ

0528_9tatiaoi3 2020.5.28
ピンクの八重咲きのタチアオイ。
「八重咲き」という一言で表現してしまいますが、異なる咲き方です。
おもしろいものですね。目の前に立っていますので、注目してしまいます。
この二種類の花の咲き方を言葉で表現したらどうなるのか。私には難しいな。

ジャガイモ

0528_4jagaimo 2020.5.28
ジャガイモのつぼみです。

0531_3jagaimo 5.31
この芽は食べてはいけない、という、まさしくその芽です。
食べるなら切り取ってしまうのがいいでしょう。我が家では遊びですから、また伸ばしてやろうかと。

0604_3jagaimo1 6.4
花が咲きました。
完璧に「ナス科です」という花ですね。
普段食べるときは、ジャガイモがナス科だということはあまり意識しませんが、やはり毒のことを考えると、ああナス科なんだなぁ、と納得です。
0604_3jagaimo2
鑑賞してください。きれいですね。

テントウムシ・卵

0527_12tentoumusitamago 2020.5.27
タチアオイの茎にテントウムシの卵。
テントウムシの種までは私には判別できません

0531_15tentoumusi1 5.31
孵化したようです。卵の中身が空っぽ。
0531_15tentoumusi2
そばにいた小さな幼虫。何匹かいましたから、おそらくこの卵から孵化したものだろうと思います。
さて、ナミテントウかなぁ。多分。

ムラサキハナナの実

0527_5murasakihananami 2020.5.27
やたらと長い実が私の行く手をさえぎる。私には「またぐ」という動作がありませんのでね、ステッキでそっと押して脇をすり抜けたのですが。
後で、妻に、あれ何だい?と訊いたら、ムラサキハナナの実よ、との答え。
そうだったか。あそこでムラサキハナナが咲いていたんだったっけ。なるほどなぁ。

0528_12murasakihananami 5.28
いっぱい稔っています。通りにくいったらありゃしない。
確かにね、アブラナ科の実ではあるんですが、花のサイズから考えて、実が大きすぎるでしょ。
タフな植物です。毎年素敵な紫の花をつけてくれるので楽しみなのですが、実をきちんと見たのは珍しいかな。

COVID-19 東京都感染者数の推移

こんなグラフを作ってみました

 「東京アラート」の話で、初めの時には、発令するかどうかの目安として「直近七日間平均の新規感染者数」という項目がありました。小池都知事はその発表の時「移動平均」という言葉を使ったように記憶しますが、その後あまり「移動平均」という言葉は出なくなりましたね。で、現在は新しい基準が発表されていて、「直近七日間平均の新規感染者数」というのは消えたようですね。
まぁ「そうなんだ」というだけですが。

で、東京の毎日の感染者数のデータを棒グラフで、その移動平均を折れ線グラフで描いて、推移の見え方が変わるかなぁ、とやってみました。

0705corona  7月5日まで

ここでの移動平均は、ある日の値として、その日とその日を含んだ前1週間の感染者数の平均です。
「この一週間はどうだったかな」ということですね。
このグラフから特に何か新しいことがわかるとは思えませんが、グラフを「均す」方法の一つとして、移動平均という方法があるということをお伝えしたかったのです。
私の「〇月の気温など」という記事で、気温や平年差、湿度などのグラフを掲載していますが、あのグラフでの平滑線は、やはり「この10日間はどうだったかな」という移動平均で描いているものです。

凸凹しているグラフを均すのに、普通「間を通るように」というように教わると思うんですよ。
気温の平年値などは(詳しいことはややこしいので省略ですが)ある日の気温の平年値として前後の日を含めて移動平均をとったりして平滑化しています。
でもね、「現在進行中」の出来事の状況を把握するためには「事後」の値を入れてからではおそいでしょ。先立つ一週間、とか先立つ10日間とか、「先立つ」値を使った方がいいのかな、と思うわけです。
グラフを見ると、折れ線の左側に棒グラフの凸凹が見えますね。「この一週間」という均し方のせいです。

ま、ぐちゃぐちゃ言いましたが、「この一週間の新規感染者数はどうだったかな」ということです。

NHKの情報ページです↓
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/?utm_int=detail_contents_news-link_001
ここに、
  新たに確認された感染者数
  都道府県別の感染者数
  都道府県ごとの感染者数の推移のグラフ(ご覧になりたい都道府県が選べます )
などがありまして、見やすいと思います。ご利用ください。

2020年7月 3日 (金)

ムラサキカタバミ

0527_2murasakikatabami 2020.5.27
こんな風にこんもりと密集して咲くと、雑草の域を超えて「園芸品種」ですね。
きれいですよ。

Wikiによりますと
「南アメリカ原産であるが、江戸時代末期に観賞用として導入されて以降、日本に広く帰化している。環境省により要注意外来生物に指定されている。他にも、北アメリカ、オーストラリア、熱帯アジアなどに帰化している。 」
とのこと。観賞用だったんですね。
カタバミのような実はあまり見かけていない気がしますが、たぶん似たようなものでしょう。
勝手にどんどん増えますものね。むしろ鉢植えにして観賞して、出て行かないようにした方がいいのかもしれませんね。

ムスカリ

0527_1muscari 2020.5.27
一応、種子が採れたので撮影しましたが、なんだかよくわからない黒い粒。(アゲハ幼虫のウンチみたいだ。)
表面がどうなっているかとか、わからないのでした。
親の株に近からず遠からずのあたりに蒔いておきました。
ムスカリが増えるのは大歓迎ですから。

バラ

0526_20bara 2020.5.26
密蔵院からの帰り。小さなバラが咲いていました。
小さいとはいえ、さすがバラ、こってりしていますね。
バラもアブラムシが付きやすいからなぁ、テントウムシに頑張ってもらわなきゃ。

ところでバラは薔薇。わたし薔薇って書けません。
NHK・Eテレ「にほんごであそぼ」で、「ほのか」さんがみごとな書を披露してくれました。
0527_17bara1 5.27
体全体で書いています。
0527_17bara2
ダイナミックで生命力あふれる字。3月にほのかさんの「檸檬」という字を記事に載せました。
書道というより、ある種の体操、ダンスなのかもしれない。ほのかさんの身体能力は非常に高い、というのを公開録画の舞台で見たことがあります。伸びやかに成長してください。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2020/03/post-29970f.html
2020年3月17日 (火) 檸檬
大きな筆を操って書き上げた「檸檬」。
整っているうえに大胆ですね。生命力が溢れています。こんな字が書けるなんて、すごいな。
枯れた味わいなどとは無縁。堂々と力強い。(個人的には、清水寺の管主よりいい字だ、と思う)。

ナミテントウ

0526_12namitentou 2020.5.26
タチアオイの花にいたナミテントウです。またもや「赤地黒斑紋」というタイプですね。
今年はこのタイプを見かけることがすごく多い。今までほとんど見かけることはなかったのにな、どうしちゃったのでしょう。
我が家のあたりでこのタイプが繁殖するようになったんでしょうね。
観察し続けます。

サツキ(采咲き。金采か)

0526_3satuki1 2020.5.26
前の記事と同じく、妻の撮影。
五月ですからサツキということにしておきます。花の前で、なんだか違和感を覚えたそうです。
0526_3satuki2
花弁が細い(!)
0526_3satuki3
これが普通のサツキ。ですよね。
0526_16satuki2
ウノハナを撮りに行った私も、この花を見てきました。
ほんとだ。どうなってるんだろ。

「花弁が細いサツキ」で検索して、画像を見たら、3番目に「かかしさんの窓」の写真が出てました。あらまぁ。
↓これです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-11e5.html
2016年5月31日 (火) サツキ

4年前に見たんだ。ひぇ~。まるっきり忘れてた。
この時も妻が見つけて撮影してきてくれて驚いて記事にしたのでした。
ここでは品種名は特定していません。
今回、品種名を特定しました。
「金采(きんさい)」という園芸品種のようです。
↓参考
https://nao-k.jp/satuki/hanagata/hanagata.html

さつきの花形
花びらの形による分類
采咲き
花びらがさらに細くなり、采配の形ににているもの

この説明の下に、「金采(きんさい)」へのリンクがあるのでお読みください。

そうか「采咲き」なんだ。アサガオの采咲きというのを咲かせたことがありまして、何回か記事にしました。
↓2つほどリンクします。なるほどね。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-10b6-4.html
2017年9月13日 (水) 采咲きアサガオ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2018/09/post-10b6.html
2018年9月 5日 (水) 采咲きアサガオ

ウノハナ

0526_2unohana1 2020.5.26
買い物帰りに妻が撮影してきました。午前中。六郷用水、密蔵院前の遊歩道の植え込み。
ウノハナの季節だったんですね。
0526_2unohana2
妻も「虫目」になってきた。テントウムシの幼虫を目ざとく見つけて撮ってきました。
遠目なのであいまいさは残りますが、ナミテントウの幼虫じゃないかな。
で、これを見た私、昼の散歩でさっそく同じウノハナを見に行きました。
0526_18unohana2
なるほど。
0526_18unohana3
思い切って接写。雄しべの形が面白いですね。
↓さすがのサイト。雄しべの姿がくっきり見られます。
https://matsue-hana.com/hana/utugi.html
ウツギ(空木)
「雄しべは10個。花弁よりやや短い。花糸の両側には狭い翼があり、上部は広がって、先端は歯牙状に鋭く突出する。」
0526_18unohana4
花が終わって実をつくり始めたものもありました。
逆立ち独楽みたいな感じの実への予感があります。

★さて、ここにウノハナが咲いていることに気づく人はほとんどいないような気がするんですね。
「夏は来ぬ」という歌はほとんど誰でも知っているでしょうが、ウノハナの実物を知っている人は少ないんじゃないか。
そうなると、おせっかいの虫がうずきまして。幼い子二人を水路際で遊ばせていたお母さんに「あれがウノハナなんですよ。歌の」と教えてしまいました。「そうなんですかぁ」とおっしゃっていただきまして、ウノハナを知る人が一人増えたな、と喜ぶ御節介爺でした。
{去年、この近くで竹の花が咲いた時、写真を撮っていて、通行の方に「竹の花が咲いていますよ」といったら「あらホントだ」と。二人位に教えてしまいましたっけ。}


↓蘊蓄がいっぱい。万葉にも歌があるんですね。そうなんだ。
https://www.hana300.com/utugi0.html
空木 (うつぎ)(卯の花(うのはな)、雪見草(ゆきみぐさ))


「夏は来ぬ」を検索したら、佐佐木信綱作詞でした。そうなんだ。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%8F%E3%81%AF%E6%9D%A5%E3%81%AC

 『夏は来ぬ』(なつはきぬ)は、佐佐木信綱作詞、小山作之助作曲の日本の唱歌である。1896年5月、『新編教育唱歌集(第五集)』にて発表。2007年に日本の歌百選に選出されている。
 卯の花(ウツギの花)、ホトトギス、五月雨、田植えの早乙女、橘、蛍、楝(おうち)、水鶏(くいな)といった初夏を彩る風物を歌い込んでいる。

「佐佐木」で思い出すのが、大学の化学科時代の無機化学の先生「佐佐木行美」先生。
自分は佐佐木信綱の(なんだったかな)親戚なので「佐々木」とは書かない「佐佐木」と書くように、とおっしゃってましたけね。楽しい講義でした。金属ナトリウムの液体アンモニア溶液を演示で見せていただいて、これが科学史の大学院の修論になったんですよ。思い出深い。

★ウノハナは近くにあって認識しているのですが、実はホトトギスという鳥をきちんと認識していません。
鳥は苦手じゃ。鳴き声の聞きなしが「テッペンカケタカ」とか「特許許可局」などであることは知っているし、テレビなどでその声を聞いたことはありますが、姿は知らない。情けないことです。

ラジオの早朝の番組で、地方のレポーターの方のレポートをうつらうつらと聞いていた時に。ウグイスの鳴き声の聞きなしとして「も~ ほっといてよ」というのがあるやに聞こえたんですけど。ホントにそういう聞きなしがあるんですか?おもしろいなぁ、と思ったんですが、検索に引っかからないなぁ。
http://www.koueki-suntory-aityou.jp/topics/1402.html
ここで「『も~う、起きろ!』と聞きなす人もいるようです。」という記述を見つけましたけど。

2020年7月 2日 (木)

ミツバチ

0525_11hati2020.5.5
これはミツバチでしょう。個人的にはニホンミツバチかなと思うのですが決定的ではありません。
花はスイカズラです。雄しべの花粉を採取しているのかな。
0525_11hati2
ハチだけをトリミング。
花粉団子をつけたミツバチ、というのが私は好きでして、なぜなのか、なんだか仕合わせ気分になるのです。
花の蜜は蜜胃に溜めて巣に持ち帰り、巣のハチに吐き出して渡し、濃縮していくのです。

「ざんねんな いきもの事典」今泉忠明 監修、高橋書店
p.148
はちみつはじつはミツバチのゲロ

・・・
花の蜜をおなかにためて帰った働きバチは、巣の中にいる働きバチに蜜をはきもどしてわたします。そのあとは順に巣のおくにあるはちみつ貯蔵庫までバケツリレーのように口移しで蜜を運ぶのです。
・・・

「ゲロ」という表現はちょときついかな。

https://kotobank.jp/word/%E8%9C%9C%E8%83%83-1826173
蜜胃(ミツイ)

デジタル大辞泉の解説
ミツバチが一時的に花の蜜を蓄える器官。胃の前部にあり、30~50ミリグラムの蜜を蓄えることができる。酵素により蔗糖(しょとう)がぶどう糖と果糖に分解される。蜜嚢。

↓山田養蜂場のサイト
http://honey.3838.com/lifestyle/meal.html

ミツバチの食事
主食ははちみつ、おかずは花粉
 ミツバチの食事は、はちみつと花粉。エネルギーをつくりだす糖を主成分とするはちみつは主食、タンパク質・ビタミン・ミネラルなどを含む花粉はおかずといえます。 また、ローヤルゼリーは、女王バチと女王バチ候補の幼虫だけが与えられる特別な食事です。

熟成されたおいしいはちみつ
 働きバチが花から集めた花蜜は、実は、はちみつではありません。巣へ持ち帰った花蜜が働きバチたちによって熟成・濃縮されて、はじめてはちみつとなるのです。まず、働きバチは、胃のそばにある「蜜のう」というところに花蜜を貯めて巣に帰り、巣の中で待っていた別の働きバチに口移しで蜜を渡します。このとき、働きバチの体内の酵素の働きで、花蜜の成分であるしょ糖が果糖とブドウ糖へと変化します。つぎに、 蜜を受け取った働きバチは、蜜を貯蔵するための小部屋へと運び、花蜜の水分を蒸発させるために羽ばたきで風を送ります。34℃前後という巣の中の高温も、はちみつへの熟成・濃縮を促進します。こうして完成したはちみつは、蜜ろうでフタをして貯蔵され、保存用の食料となります。

花粉だんごと蜂パン
 働きバチが、花の奥にある蜜を吸おうとして潜り込んでいるうちに、からだに生えている細かい毛に花粉が付いてしまいます。蜜を吸い終わった働きバチは、足にあるブラシに、いま吸ったばかりの花蜜をつけて湿り気を与えます。その後、空中に飛び立つと、自分のからだに付いた花粉をぬれたブラシでこすりながら少しずつ丸めて、後ろ脚の花粉籠(かご)というところに集め、一本の長い毛を串がわりに花粉だんごをつくります。こうして巣に持ち帰られた花粉だんごは、巣の中の働きバチにかみ砕かれ、巣房の底へと押し込まれます。そして、巣房がいっぱいになるくらいたまると、その上にはちみつが塗られて、蜂パンという保存食として蓄えられるのです。

ナミテントウ

0526_1namitentou1 2020.5.26
ナミテントウが羽化しました。
妻が蛹を見つけてきて、ケースに入れておいたものです。
0526_1namitentou2
これが蛹の脱け殻。
蛹でナミテントウとはわかっていましたが、こんな模様の個体とは思っていませんでした。
今年、比較的よく見かける、斑点がたくさんのタイプ。初め、妻はニジュウヤホシかと誤解したタイプですね。
つやつやですので、ナミテントウ。
0526_6namitentou1
充分に時間をおいてから放してやりました。
0526_6namitentou2
妻の手にとまった瞬間。ぶれましたが、カワイイ。
0526_6namitentou3
妻はアブラムシのいそうな場所へ連れて行って放してやったそうです。
虫さんと暮らす老夫婦。

カエデ・ホウセンカ

0525_3kaede_housenka 2020.5.25
妙な寄せ植え状態。草であるホウセンカはどんどん伸びるでしょうが、木であるカエデはゆっくり成長するでしょうね。
さて、まぁ、どうなっていくのか、見ていましょう。

ヤマトシジミ

0524_20yamatosijimi1 2020.5.24
ラベンダーの花にて。シソ科の花ですが、この写真で、花は咲いているのかな?
0524_20yamatosijimi2
詳しくない私には、蜜が吸えるような状態ではないのではないかと思えます。
花の色とか香りに誘われてやって来たのでしょうか。

キアゲハ:2

0604_1kiagehasanagi1 2020.6.4
ケースの蓋の裏で蛹になりました。
0604_1kiagehasanagi2
幼虫の時に体を支える糸を張るのですが、幼虫の最終脱皮の際に、どうやってこの糸の下をくぐって殻を後ろへ送るのか。
高度な技ですね。
脱いだ殻も腹端部に残っていません。
{例え話:ソックスを脱ぐときに、足を一瞬でも床から離してははいけない、常に一部でも床につけたままにせよ、という制限をつけたら、どうします?そういうことをやってのけているのだと思います。}

0613_2kiageha1 6.13
羽化。もう元気に出たいと騒いでいますので、蓋を開けたら飛んでいってしまうだろうとケースの外から撮影。
0613_2kiageha2
何やってんだよ、出たいんだよ。出るぞ~、早くしろ。
0613_2kiageha3
前翅をはばたいています。写っているのは後翅。直後、飛び出して、そのまま去っていきました。
嬉しい瞬間です。
越冬蛹の羽化じゃないので、大きいなぁ、と二人で大喜びしました。

 

キアゲハ:1

0524_17kiageha 2020.5.24
妻が、プランターのミツバにキアゲハの幼虫を発見。さっそく飼育下に入れます。寄生されたらいやなので。
キアゲハの幼虫の食草はセリ科植物です。ミツバ、セリ、ニンジン、パセリなど。家庭菜園で栽培していて、こういう幼虫を見つけたら、飼育してみるのもよろしいのではないかと、思いますが。終齢幼虫は大食いですから、人の口に入らなくなるかもしれませんけど。
三齢までは、こういう黒を基調とした色。鳥の糞への擬態、といわれます。アゲハもそうですね。

0525_2kiageha 5.25
翌日、脱皮しましたね。頭の右にくっついているのは、前の頭の脱け殻でしょう。

0530_1kiageha1 5.30
終齢幼虫です。縞模様。「横縞」です。為念。体軸に直行する縞は横縞ですので。

0531_1kiageha1 5.31
葉もまだあるくせに茎を食べてます。味は変わらないんでしょう。あごが強力。
静かな夜には、バリバリ咀嚼音が聞こえますよ。

0601_4kiageha1 6.1
「巨大な」ウンチ。初めのころのウンチは粉のようなのですが、終齢にもなるとでかい。
落ちるとコロンと音がする。
屋外で地面にコロンとしたウンチを見かけたら、その上に幼虫がいることがあります。
昆虫探しの一つのテクニックなのです。
0601_4kiageha2
茎をまともに縦に食ってる。スゴ。
ホント、終齢幼虫の食欲はものすごいので、飼育する時は充分に食料を用意してください。
足りないからと言って、市販品を与えないでください。無農薬といっても、つや出し剤など、薬物を使っていることは多いのです。商品の見栄えを良くするためにね。
市販品を与えて、幼虫を死なせてしまった、という苦い記憶は実はいろいろあるのです。
長く飼育をやってますのでね。
ソコントコ、ヨロシク。

2020年7月 1日 (水)

6月の気温など

202006kion 気温
15日の最高気温は32.6℃。
19日には最高気温が20℃を下回って19.8℃。
落差が大きい。辛い日々です。
202006heinensa 平年差
1~3月が異様に暖かく、4月は逆に寒かったのはもうわかってますが。
5,6月と月内での変動が大きい。
5月も6月も月初めと月末が低くて、中間で高い。似たようなパターンで推移しています。
7月は高くなりそうな予感。そして8月へ。コロナがなければオリンピックがあったはずの時期にどんな気温になるか、見ものですね。
202006situdo 湿度
湿度はじわ~っと上がってきています。
雨の季節はまだ続くでしょう。じとじとして、空気が肌にまつわりつくようで気持ち悪いですね。
扇風機やエアコンの使い方が微妙で、なかなか快適に過ごせない。
「歳」のせいか。いや今年という「年」のせいかもな。
できればもう少し「順」な推移を願いたいものです。

0630_10kousuiryou 2020.6.30
5/1~6/29の約2カ月間の総降水量です。
結構降ってます。今日7/1は災害級の雨がふってるしなぁ。
多摩川での降水量を見たら、昨日6/30の13:00から今日7/11の3:00までで28mmになっています。
多摩川の水位が上がるほどではありませんが、気になるところです。
なんとなく不安な季節の推移です。

 

ニンニクの収穫

0524_19ninniku 2020.6.24
すごいでしょ。
夕方、妻はベランダ菜園や庭菜園からいろいろと収穫してきます。
テーブルに並べて記念写真を必ず撮る。
かなりの量を収穫してますよ。
別にコロナとは関係なし。毎年の楽しい趣味です。
老夫婦の生活はあまりコロナの影響は受けていません。
もともと、ひっそりとした生活ですからね。
私には「社会とつながりたい」「社会に貢献したい」なんていう願望が一切ない。人間関係を切り捨てて、静かに虫と遊ぶ爺さんなのです。

ナナホシテントウ

0524_14nanahositentou1 2020.5.24
アブラムシいっぱいのところに、ナナホシテントウがいました。
上の方にもう一匹、黒いテントウムシらしき昆虫が見えましたが、写真はうまく撮れませんでした。
0524_14nanahositentou3
テントウムシの場合、体液を吸うのではなく、顎で噛んで食べるようですね。
0524_14nanahositentou4
アブラムシを食べてくれるのはいいけど、実際に目の前で食べているところ=「殺戮」を見るのは嫌だという人もいるかな。
でも、それが「生きる」ということなんですから、きちんと見届ける、ということが観察者の義務です。

ドクダミにて:ササグモ・ヒメヒラタアブ

0524_6sasagumo 2020.6.24
ドクダミにササグモがいました。昆虫が来るのを待っています。
0524_7himehirataabu
別のドクダミの花のところで、ヒメヒラタアブが来ていました。小さな花ですが、小さなアブの口には舐めやすいのかな。
ササグモとヒメヒラタアブが出会わないことを、願ってしまいました。ヒメヒラタアブの肩を持ってしまった。ササグモさんごめん。

ブドウ

0523_10budou 2020.5.23
花が終わり、子房が残っています。果実への予感。

0627_6budou 6.27
わぁ。
そろそろ袋かけをする頃かな。
実は、家庭でのこういう果実への袋かけに、意外なものが使えます。
台所の排水口用のゴミ袋が使い勝手がいい。雨に濡れても大丈夫。丈夫。通気性も十分。
紙で作るよりずっといいですよ。
口に入るものをゴミ袋で包むなんて許せない、というタイプの方もいらっしゃるかな。ごめんなさい。
私共夫婦はそういうことを全く気にしないものですから。

熟したブドウは生食もしますし、ジャムも作ります。
ジャムづくりには酸味のある果実がよい。市販品より砂糖を半分に減らして作って、おいしいですよ。

ムクゲにいた昆虫

前の記事で予告した話。6.24の写真の花の左上、花弁の縁に何かがいる。
黒いものも見える。
花の撮影中にこれに気づきまして、何だろう?と接近してみました。
0624_8mukuge2 2020.6.24
これです。
花弁を食べる虫かな、と思ったら違いますね。大きな顎、これ肉食性です。
穴の向こうに何かいるようです。
ピンボケですがほら、狙っていますよ。

実は、1週間くらい前に、この花が咲いた位置の下の方、1mちょいかな、離れたところで
↓こんなものを見たんです。
0618_23amimekusakagerou1 6.18
白い塊が動いています。
0618_23amimekusakagerou2
虫の体のようなものが見え、白いものを背負っているみたいでもある。

「アミメクサカゲロウ幼虫」で検索して、画像を見てください。上の写真のような、白いものを背負った写真が見られます。
アミメクサカゲロウというのをきちんと識別して見たことがないので、私はクサカゲロウという名前で済ませてしまっています。
ま、なんか、そういう昆虫の幼虫は、背中にいろんなものを背負って歩くのです。
下にリンクした過去記事では背負っているものは白くないんですが、似たようなやつです。

さて、このような白いものを背負ったクサカゲロウの幼虫を見ていましたので、このページ冒頭の写真は、いわゆるクサカゲロウの幼虫だろうと、判断します。
穴の向こうにアブラムシかなんかがいるんでしょうね、きっと。
知らないと嫌われてしまいそうな姿ですが、アブラムシを食べますので、大事にしてやって食ださい。

↓参考
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B5%E3%82%AB%E3%82%B2%E3%83%AD%E3%82%A6
クサカゲロウ

種によっては、幼虫は背面に鉤状の毛を持ち、そこに様々な植物片や捕食した昆虫の死骸などを引っ掛け、背負う行動を取る。この行動は琥珀に封入された個体の発見により、1億1千万年以上前には既に存在したことが知られている。[1]この行動はアリなどの攻撃から逃れるためのカムフラージュであると言う説もあるが、その効果は未だ明瞭にされていない。

↓過去記事
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-ba40-1.html
2009年9月28日 (月) クサカゲロウの幼虫

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2014/07/post-430d.html
2014年7月 9日 (水) クサカゲロウ幼虫

ムクゲ

0521_21mukuge 2020.5.21
ムクゲのつぼみ発見。
家の外の突き当り近く、アジサイ・スミダノハナビの上にかぶさるように繁っています。

0624_8mukuge1 6.24
スミダノハナビの上で咲きました。
実は、この写真の中に、次の記事のネタがあるんですが、今は言いません。ナンデショネ。

0626_19mukuge_niwa 6.26
庭の隅で頑張っているムクゲ。庭の中からは私は接近不能なので、塀の外から眺めます。
我が家のムクゲの花は真っ白。趣味の園芸のサイトを見たら「大徳寺白」という園芸品種かもしれません。
よく花の中央部が赤いタイプを見ますが、あれは「日の丸」という園芸品種だそうです。
いろいろあるんですね。

https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-171

‘大徳寺白’
Hibiscus syriacus‘Daitokujishiro’
涼しげな印象を与える一重の白花。

‘日の丸’
Hibiscus syriacus‘Hinomaru’
中心が赤色をした一重の白花。

‘鳥取花笠’
Hibiscus syriacus‘Tottorihanagasa’
半八重の赤紫花。花笠の名がつく品種は半八重。

 

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