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2020年6月 2日 (火)

ブルーインパルスの飛行

5月29日、ブルーインパルスが東京都心上空を編隊飛行しましたね。TVのニュースなどでやってましたから、皆さんご存知でしょう。
「新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝を伝えよう」というものでした。
「上空約1000m」を飛行したと伝えられました。そのように「1000m」というとずいぶん高い気がします。1kmですものね。
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TBSの夕方の「イノ天」、森田さんと井上さんが全国の定点カメラの画像など見ながらの気象情報。
この写真での話に、正直なところビックリしました。東京スカイツリーは634m。東京スカイツリーを2つ重ねると、1200mを超えるんですね。たしかに、そりゃそうだ。ただね、そういう風に表現してみると、1000m上空をジェット機が編隊飛行する、って結構低空なんだな、と感じられてくる。
同じ一つの出来事なのに、表現で感じ方が変わるんですね。これは私にとって新鮮な感覚でした。
人間の感覚の微妙なポイントを衝かれました。お見事でした。
0529_8blueinpulse3
他のメディアではあまり見なかった光景。
まるで、編隊が太陽目指して飛んでいるような。
私の中では、この画像を見ながら、歌が二つ蘇っていました。

一つは
「ハチのムサシは死んだのさ」
です。お日様に挑んで、焼かれて死んだのでしたっけ。

もう一つは
「勇気一つを友にして」
「みんなのうた」でしたっけ。イカロスの神話ですね。

何となく心揺さぶられる思い。
ところで、ひねくれジジイはそこで、ふとへそを曲げる。

5月18日でした。同じように「新型コロナウイルスの最前線で働く人たちに敬意を表し、一致団結を呼びかける」というカナダ空軍の催しで、ジェット機が墜落し、一人が亡くなられました。
まだ記憶に新しい。
心を揺さぶるものではありますが、常に危険と背中合わせである、ということは事実です。

COVID-19の荒れ狂う中で、心を揺さぶられるような催しなども、あります。
互いに支え合う、それは大事なことだ。危険と接している方々を励ます。それも非常に大事なことだ。
心揺さぶられます。
でも、それでもなお、そういうときに「自分の心は今、揺さぶられているぞ」ということを自覚しなければならない、と私は思うのです。
心揺さぶられ、感動すること自体は、悪いことではないのですが、場合によって悪用されてしまうことがあるのです。
第2次世界大戦、ドイツも日本も。国民の心を揺さぶり、一体感の中に快く浸る人々を流していった。
音楽であり、映画であり、健康であり、スポーツであり・・・。心揺さぶられます。その時、自分の心を覗きこんでみてください。
今自分は利用されてないかな、と。
毅然と正面を向く、って格好いいのですが、もろさをはらむ。時々、脇見したり、臍のぞきでもして、やわらかくなってください。
それが「しぶとさ」というものでしょう。

老爺心という言葉はないけれど、そんなもんです。
心の隅っこに、クリップで留めておいてくだされば、なによりです。

「きれいは きたない」ではありませんが「きもちいいは あぶない」のです。

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