アメンボ
2020.4.25
六郷用水で、妻の撮影。
アメンボ本体より、浅い水底に映った影が面白い。
影とはいえ、アメンボの脚にこんな大きな円盤があるわけではない。
脚に生えた毛が水をはじいて水面にくぼみを作る、そのくぼみの表面張力で体重を支えるわけです。
で、水面にくぼみができると、レンズ効果で、くぼんだ部分が光を広げます。光を広げてしまうので、その部分からの光が下方では減って「影」となるわけです。
正確さに欠けますが、くぼみの影ができるイメージです。
最初の写真のアメンボ本体部分をトリミングしました。
虫の姿がわかります。
写真左下、白い上向きの矢印の指すあたり、黒い棒状の影がありますが、これがアメンボ本体の体の影です。
アメンボが波を立てていたそうです。
波が面白いと、妻は狙った。
↓ここの動画はおみごと。是非ご覧ください。
http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005402472_00000
えさを探す時だけでなく、プロポーズをする時もアメンボは波を使います。雄は、波紋を起こして雌を呼び寄せます。
カメムシ目のヨコバイとかウンカとか、そしてアメンボも振動を使ってコミュニケーションするのです。
セミが鳴くのもその一種かな。セミもカメムシ目ですからね。
波が重なって干渉模様を形成しています。物理の「波の干渉」の導入に使えるかも。
教材探しの「眼」がまだ尾を引いてますね。
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