錯視:補遺
画像フォルダ内に見落としがありました。
これもなぁ、ちょっと信じがたい。
錯視の名前はわかりません。
「百聞は一見に如かず」といいますが、実は私たちの視覚はカメラで撮った写真とは違う。
脳で処理したものを「見た」と思っている。
目撃証言があると、証拠能力が強いと考えがちですが、これが意外と信用ならないというのは有名なこと。
自分が見たと思っていることが何なのか、考察して見なければなりません。
科学者が新発見をするときなども、これまでに誰も見たことのないものを発見する、と思いがちですが、多くの人が眼では見ていたのに概念がないものだから脳が把握できなかった。ということも多いのです。概念のない世界へ踏み込むことのむずかしさ、恐ろしさを感じます。
発見ってそんなものなのです。
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